JP3788098B2 - ステアリングコラムの支持装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明に係るステアリングコラムの支持装置は、自動車用の操舵装置を構成するステアリングコラムを車体に対して支持する為に利用する。
【0002】
【従来の技術】
自動車用の操舵装置を構成する為のステアリングコラムは、一般的に前後(或は上下)2個所位置で車体に対し支持している。この様なステアリングコラムの支持装置として、例えば実開平4−114872号公報には、図24〜26に示す様な構造のものが記載されている。この図24〜26に示した従来構造は、ステアリングホイールの上下位置を調節自在とする、チルト式ステアリングコラム装置に組み込むステアリングコラムの支持装置を示している。固定側ブラケット1は、ダッシュボードの下面等に於いて、車体に対し支持固定する。この固定側ブラケット1は、互いに平行な1対の鉛直壁2を有し、これら各鉛直壁2の互いに整合する位置に、それぞれ鉛直方向(図24の上下方向)に亙って1対の長孔3を形成している。
【0003】
一方、ステアリングシャフト4を挿通したステアリングコラム5の中間部には昇降側ブラケット6を固定し、この昇降側ブラケット6を、上記1対の鉛直壁2同士の間に挟持している。又、上記昇降側ブラケット6を左右方向(図24の表裏方向)に亙って貫通した昇降ロッド7の両端部を、上記1対の長孔3を通じて上記1対の鉛直壁2の外壁面から突出させると共に、その一端部にチルトレバー8を支持している。このチルトレバー8は、上記固定側ブラケット1と昇降側ブラケット6とを係脱させる為のものである。
【0004】
上記チルトレバー8が図24に示した状態にある場合には、このチルトレバー8の回動中心に固定され、上記昇降ロッド7の端部に螺合している図示しないナットにより、上記固定側ブラケット1の鉛直壁2の内側面が上記昇降側ブラケット6の外側面に押圧される。そして、上記固定側ブラケット1に対して上記昇降側ブラケット6が固定される。これと同時に、上記チルトレバー8の基端部に形成したストッパ9の端縁と、上記固定側ブラケット1に形成した突っ張り壁10とが衝合する。又、上記チルトレバー8を、図24の状態から、同図の時計方向に回動させた場合には、上記ストッパ9の端縁と上記突っ張り壁10とが離隔すると共に、上記押圧状態が解除される。そして、上記昇降側ブラケット6が昇降自在となる。
【0005】
又、上記ステアリングコラム5の前端部(図24の左端部)外周面には、揺動支持ブラケット11を設けている。この揺動支持ブラケット11は、鋼板等、弾性を有する金属板をプレス成形する事により、一体に形成している。この揺動支持ブラケット11の上縁部は、後方(図24〜25の右方)に向け直角に折り曲げる事により、車体に取り付ける為の取付部12を形成し、この取付部12の左右両端部に、取付ボルト挿通用の円孔13、13を形成している。又、上記取付部12の前縁から下方に垂下した支持部14の中央部には、ステアリングコラム5を挿通する為の円孔15を穿設している。そして、この円孔15の周縁部に複数(図示の例では4個)の支持舌片16、16を、隣り合う支持舌片16、16の円周方向端縁同士の間にそれぞれ切り割17、17を形成する事により、間欠的に設けている。又、これら各支持舌片16、16の内端縁には、これら各支持舌片16、16の内端縁から後方に向け直角に折れ曲がった円弧壁18、18を設けている。これら各円弧壁18、18は、合わさって支持円筒状部19を構成するが、自由状態に於けるこの支持円筒状部19の内径が、上記ステアリングコラム5の前部の外径よりも少し小さくなる様に、上記各円弧壁18、18を形成している。
【0006】
上述の様に構成する揺動支持ブラケット11の支持円筒状部19の内側には、上記ステアリングコラム5の前端部を、この支持円筒状部19を構成する各円弧壁18、18を直径方向外方に向け弾性変形させつつ押し込む。そして、押し込み後に、この支持円筒状部19の内側に上記ステアリングコラム5の前端部を弾性的に支持する。又、この状態でこのステアリングコラム5の前端部は、上記各円弧壁18、18が構成する上記支持円筒状部19により、(上記各切り割17、17部分を除き)ほぼ全周に亙って弾性的に抑え付けられる。更に、上記揺動支持ブラケット11は、上記取付部12の円孔13、13を下方から挿通したボルトにより、車体に固定する。
【0007】
上述の様に構成するチルト式ステアリング装置の場合、ステアリングホイールの高さ位置調節に伴ってステアリングコラム5が揺動する際には、支持円筒状部19を構成する各円弧壁18、18が弾性変形する。これと同時に、一部の円弧壁18の内周面とステアリングコラム5の外周面との間が滑る事で、上記ステアリングコラム5の円滑な揺動を許容する。又、上記支持円筒状部19に上記ステアリングコラム5の前端部を押し込んだ状態では、この支持円筒状部19がこのステアリングコラム5の前端部を、ほぼ全周に亙って弾性的に抑え付ける。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述の様に構成される従来のチルト式ステアリング装置の場合には、支持円筒状部19の内側に上記ステアリングコラム5の前部を挿通すべく、このステアリングコラム5の前端部を上記支持円筒状部19の内側に、揺動支持ブラケット11の後方側(図24〜25の右側)から挿入する場合には、このステアリングコラム5の前端縁と上記各円弧壁18、18の先端縁とが干渉し易い。この為、上記ステアリングコラム5の前部に上記揺動支持ブラケット11を組み付ける作業が面倒である。反対に、上記ステアリングコラム5を上記支持円筒状部19の内側に、上記揺動支持ブラケット11の前方側(図24〜25の左側)から挿通する場合には、上記ステアリングコラム5の後端部側から挿通した上記揺動支持ブラケット11を、上記各円弧壁18、18を直径方向外方に向け弾性変形させつつ、上記ステアリングコラム5の前部にまで移動させる必要がある。この為、やはり上記ステアリングコラム5の前部に上記揺動支持ブラケット11を組み付ける作業が面倒になる。
又、上記揺動支持ブラケット11を車体に対してボルトにより固定する必要があるが、この固定作業は、車体のうちで、車室とエンジンルームとを仕切るダッシュパネル近傍の、取付側である車室側からは奥まった狭い部分で行なう必要がある。この為、上記ステアリングコラム5の前部に上記揺動支持ブラケット11を組み付ける作業だけでなく、この支持ブラケット11を車体に支持固定する作業も面倒になる。
本発明のステアリングコラムの支持装置は、上述の様な事情に鑑みて発明したものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のステアリングコラムの支持装置は、ステアリングコラムの外周面に固定した被支持ブラケットと、車体側に固定した支持板部とから成り、これら被支持ブラケットと支持板部とを係合させる事により上記ステアリングコラムを上記車体に対して支持すべく、上記被支持ブラケットと支持板部とのうちの一方に、上記ステアリングコラムの軸方向に亙る被挟持板部を、上記被支持ブラケットと支持板部とのうちの他方に、この被挟持板部を上下両面側から弾性的に挟持する挟持部を、それぞれ設けている。この挟持部は、受板部と抑え板部とを備え、自由状態でのこれら受板部と抑え板部との上下方向の間隔を上記被挟持板部の厚さよりも小さくしている。そして、この挟持部を構成する上記受板部と抑え板部との上下方向の間隔を弾性的に広げつつ、これら受板部と抑え板部との間に上記被挟持板部を挿入し、これら受板部と抑え板部との間で上記被挟持板部を弾性的に挟持する事により、上記ステアリングコラムを上記被支持ブラケット及び支持板部を介して上記車体に支持する。
【0010】
更に、必要に応じて(請求項6に記載した様に)、上記挟持部を被支持ブラケット側に設けると共に、この挟持部に設けた、前側が凹面である折り返し部を、上記支持板部の後端縁に対向させる。そして、この折り返し部を形成した部分を塑性変形可能にして、この折り返し部に上記支持板部の後端縁が勢い良く突き当たった場合に、この折り返し部を後方に変位させつつ上記ステアリングコラムが前方に変位するのを許容する、エネルギ吸収構造を設ける。
【0011】
【作用】
上述の様に構成する本発明のステアリングコラムの支持装置の場合、被支持ブラケットと支持板部とのうちの一方に設けた被挟持板部を、これら被支持ブラケットと支持板部とのうちの他方に設けた挟持部により弾性的に挟持する事により、車体に対してステアリングコラムを支持できる。この作業は、上記被支持ブラケットを固定したステアリングコラムを軸方向に変位させるのみで、容易に行なえる。
又、支持板部は、単純な形状で、例えばダッシュパネルの一部を折り曲げる等、車体を構成する金属板自体により、或は車体に別の金属板を溶接固定する事により、予め車体に固定しておく事ができる。この為、狭い部分でボルト締め等の固定作業を行なう必要がない。
更に、エネルギ吸収構造を設けた場合には、衝突事故の際にステアリングホイールにぶつかった運転者の身体に加わる衝撃を緩和して、運転者の保護充実を図れる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1〜2は、請求項1〜3に対応する、本発明の実施の形態の第1例を示している。ステアリングコラム5の前端部外周面には、被支持ブラケット20を、溶接により固定している。この被支持ブラケット20は、軟鋼板等の金属板をプレス加工等により曲げ形成する事により一体に形成したもので、取付基部21と、この取付基部21の上端縁から後方(図1〜2の右方)に折れ曲がった挟持部22とから成る。このうちの取付基部21は、平板状で、ほぼ中央部に、上記ステアリングコラム5の前端部を内嵌自在な円孔を形成している。上記被支持ブラケット20は、この円孔内に上記ステアリングコラム5の前端部を内嵌した状態で、これら円孔の内周縁とステアリングコラム5の外周面とを全周に亙って溶接する事により、このステアリングコラム5の外周面に固定している。
【0013】
又、上記挟持部22は、上記取付基部21の上端縁から、四分の一円弧状の湾曲部23を介して後方に向け直角に折れ曲がった受板部24と、この受板部24の後端縁(図1〜2の右端縁)中央部にその一端縁を連続させた、断面C字形の折り返し部25と、この折り返し部25の他端縁から前方(図1〜2の左方)に向けて延出した抑え板部26とを備える。この抑え板部26の先端縁部(図1〜2の左端部)には、上記受板部24から離れる方向に折れ曲がった、曲げ起こし部27を形成している。又、上記折り返し部25には、上記抑え板部26を上記受板部24に近づける方向の弾性を付与している。従って、自由状態でこれら抑え板部26と受板部24との互いに対向する面同士は、互いに当接若しくは近接対向する。更に、上記湾曲部23の左右両端部(図2の上下方向両端部)には補強リブ28、28を設けて、上記受板部24の曲げ剛性を確保している。
【0014】
これに対して、上記ステアリングコラム5の前端部を支持すべき車体(図示せず)側には、支持板部29を固定している。この支持板部29は、平板状で、上記ステアリングコラム5の中心軸に対しほぼ平行に配置している。そして、上記支持板部29の中央部後端縁寄り部分を、被挟持板部30としている。この様な、単なる平板状の支持板部29は、例えば上記車体を構成するダッシュパネル(図示せず)の一部を折り曲げる等、車体を構成する金属板自体により、或はこのダッシュパネル等の車体の一部に別の金属板を溶接固定する事により、予め車体に固定しておく。この様な支持板部29の被挾持板部30の厚さは、上記被支持ブラケット20の自由状態での、上記抑え板部26と受板部24との互いに対向する面同士の間隔よりも少し大きくしている。
【0015】
前述の様な被支持ブラケット20を固定した上記ステアリングコラム5の前端部を、上記支持板部29を固定した車体に対し支持するには、このステアリングコラム5を前方に変位させて、上記支持板部29の被挟持板部30を上記被支持ブラケット20の挟持部22により、弾性的に挟持する。この支持作業の際、先ず上記被挟持板部30の後端縁が、前記湾曲部23と前記曲げ起こし部27との間部分に突き当たる。この間部分の前端開口部の間隔は、上記被支持ブラケット20の自由状態でも、上記被挟持板部30の厚さよりも大きい。この為、上記被挟持板部30の後端縁を上記湾曲部23と前記曲げ起こし部27との間部分に突き当てた状態から、更に上記ステアリングコラム5を前方に押せば、前記受板部24と抑え板部26との間隔を押し広げつつ、これら両板部24、26同士の間に、上記被挟持板部30を押し込める。そして、押し込んだ状態では、上記抑え板部26が上記被挟持板部30を、上記受板部24に向け弾性的に抑え付けて、上記ステアリングコラム5を上記被支持ブラケット20及び支持板部29を介して、図示しない車体に支持する。これら一連の支持作業は、上記被支持ブラケット20を固定したステアリングコラム5を軸方向に変位させるのみで、容易に行なえ、従来構造の様に、狭い部分でボルト締め等の固定作業を行なう必要はない。尚、上記両板部24、26同士の間への上記被挟持板部30の押し込み作業をより容易に行なえる様にすべく、この被挟持板部30の後端縁の断面形状を、端縁に向かう程厚さ寸法が小さくなる様に、くさび状に形成する事もできる。
【0016】
尚、図1〜2に示したままの構造では、上記ステアリングコラム5の前端部が幅方向(図2の上下方向)にがたつく事を防止できない。この様ながたつきを防止する為に、上記支持板部29の一部で上記被挟持板部30の後端縁に対応する部分に、前記折り返し部25をがたつきなく嵌合自在な切り欠きを形成する事もできる(請求項7に記載した構造)。この場合に、この切り欠きの形状を、奥(図1〜2の左方)に向かう程幅が狭くなる様にし、上記折り返し部25の中間部両端縁をこの切り欠きの途中に食い込ませれば、上記がたつきを完全になくす事ができる。又、本発明を、上記ステアリングコラム5の前端部の支持に使用した場合には、このステアリングコラム5の前端部を若干の揺動変位自在に支持できる。従って、本発明のステアリングコラムの支持装置を利用して、前述の図24に示した様な、チルト式ステアリング装置を構成する事もできる。但し、本発明のステアリングコラムの支持装置は、必ずしもチルト式ステアリングコラム装置に限らずに実施できる。
【0017】
次に、図3は、請求項1〜3、8に対応する、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合には、被支持ブラケット20の挟持部22の内面と、支持板部29の被挟持板部30の外面との間に、ポリアミド樹脂、ポリ四弗化エチレン樹脂等の滑り易い材料により長コ字形に形成した滑り板31を挟持している。この様な滑り板31は、上記挟持部22を上記被挟持板部30に外嵌するのに先立って、この挟持部22の内側に装着しておくか、或はこの被挟持板部30に外嵌しておく。この様な滑り板31を装着する事により、上記挟持部22を上記被挟持板部30に外嵌する際にステアリングコラム5を押圧する為に要する荷重(力)を低減して、このステアリングコラム5の支持作業の容易化を図れる。又、上記滑り板31は、緩衝材としても作用して、上記挟持部22と被挟持板部30との嵌合部のがたつきをなくす。その他の構成及び作用は、上述した第1例の場合と同様である。
【0018】
次に、図4は、請求項1〜3に対応する、本発明の実施の形態の第3例を示している。本例の場合には、ステアリングコラム5の前端部に固定した被支持ブラケット20aの上端部に被挟持板部30aを設けると共に、車体側に固定する支持板部29aの側に、挟持部22aを設けている。この挟持部22aは、この支持板部29aに、後端縁に達する1対の切れ目を形成した後、これら両切れ目同士の間部分を上方に向け略「へ」字形に曲げ起こす事により構成している。これら両切れ目同士の間部分に存在して曲げ起こされた部分が抑え板部26aとなり、これら両切れ目を挟む両側部分が受板部24aとなる。
【0019】
この様な本例の構造の場合には、上記被挟持板部30aを上記抑え板部26aと受板部24aとの間に、これら両板部26a、24a同士の間隔を弾性的に押し広げつつ差し込む事により、上記ステアリングコラム5を上記支持板部29aに、上記被支持ブラケット20aを介して支持する。尚、この被支持ブラケット20aの補強リブ28は、上記支持板部29aとの干渉を防止する為、上記1対の切れ目の間部分に対応する位置に設ける。その他の構成及び作用は、前述した第1例の場合と同様である。
【0020】
次に、図5〜7及び図8(A)は、請求項1〜3、6に対応する、本発明の実施の形態の第4例を示している。本例の場合には、衝突事故の際にステアリングホイールに衝突した運転者の身体に加わる衝撃を緩和する為、ステアリングコラム5を、衝撃エネルギを吸収しつつ前方に変位させる、衝撃吸収式ステアリングコラムの支持装置に、本発明を適用したものである。軟鋼板の如く、塑性変形自在な金属板により構成した被支持ブラケット20bは、前後両端部で、上記ステアリングコラム5に対し溶接固定している。
【0021】
上記被支持ブラケット20bの幅方向中間部2個所位置には、それぞれが前端縁側に開口する、スリット状の切り込み32、32を形成している。上記被支持ブラケット20bの幅方向両端部でこれら両切り込み32、32の外側部分には、上側平坦部33、33と、下側平坦部34、34と、これら両平坦部33、34同士を連続させる傾斜部35、35とを形成している。
【0022】
又、上記被支持ブラケット20bの幅方向中央部で上記両切り込み32、32の間部分には、下辺を構成する下板部36と、この下板部36の先端縁(図5〜6の左端縁)にその下端を連続させる略「S」字形の立ち上がり部37と、この立ち上がり部37の上端にその基端(図5〜6の右端)を連続させる抑え板部26bとを形成している。このうちの立ち上がり部37は、前側(図5〜6の左側)が半円筒状の凸面である基端側折り返し部38の上側に、前側を半円筒状の凹面とした折り返し部25aを形成している。本例の場合には、このうちの上側平坦部33、33が、前述した第1〜3例に於ける受板部24、24a(図1〜4)の役目を果たす。そして、上記上側平坦部33、33と上記抑え板部26bとが、挟持部22bを構成する。
【0023】
上述の様な被支持ブラケット20bを固定した上記ステアリングコラム5の前端部を、支持板部29bを固定した車体に対し支持するには、このステアリングコラム5を前方に変位させて、上記支持板部29bの被挟持板部30bを上記被支持ブラケット20bの挟持部22bにより、弾性的に挟持する。この結果、前述した第1例の場合と同様に、上記ステアリングコラム5の前端部を、上下方向に関する位置決めを図った状態で支持できる。
【0024】
衝突事故に伴って上記ステアリングコラム5に、前方に向かう衝撃的な荷重が加わると、このステアリングコラム5の中間部後寄り部分に固定した上部支持ブラケット49が車体から脱落し、このステアリングコラム5が前方に変位し始める。そして、上記支持板部29bの後端縁が上記折り返し部25aの内周面(前側面)に突き当たり、この折り返し部25aを後方に向け強く押す(実際には折り返し部25aの位置は変わらず、他の部分が前方に変位する)。この結果、上記基端側折り返し部38を前記下板部36の基端側に移動させる様に、この下板部36と前記立ち上がり部37とを塑性変形させつつ、上記ステアリングコラム5が前方に変位する。この様にステアリングコラム5が前方に変位する際、上記下板部36と立ち上がり部37との塑性変形に基づき、運転者の身体からステアリングホイールを介して上記ステアリングコラム5に加わった衝撃を吸収し、運転者の保護を図る。
【0025】
更に、本例の場合には、上記支持板部29bの上面に段差39、39を形成する事により、上記ステアリングコラム5の前端部の幅方向に亙る位置決めを図っている。即ち、上記支持板部29bの被挟持板部30bをプレスにより下方に押圧する事により、この被挟持板部30bを幅方向両側から挟む部分よりも少し下方にずらせて、上記被挟持板部30bの幅方向両側に段差39、39を形成している。上記抑え板部26bによりこの被挟持板部30bの上面を抑え付けた状態で、この抑え板部26bの幅方向両端縁と上記各段差39、39とが係合し、上記被支持ブラケット20bを固定した上記ステアリングコラム5の前端部が、幅方向にずれ動く事を防止する。
【0026】
尚、上述の様にステアリングコラム5の前端部の幅方向に亙る位置決めを図る為の構造は、図7及び図8(A)に示す様な構造の他、図8(B)(C)に示す様な構造も考えられる。先ず、図8(B)に示した構造は、抑え板部26bの下面に係合溝40を、支持板部29bの上面に係合突条41を、それぞれステアリングコラムの軸方向(図8の表裏方向)に亙り形成したものである。ステアリングコラムの前端部を支持した状態では、上記係合溝40と係合突条41とががたつきなく係合し、上記ステアリングコラム5の前端部の幅方向に亙る位置決めを図る。又、図8(C)に示した構造は、抑え板部26bの幅方向中間部に、この抑え板部26bの前端縁に開口する切り欠き42を、ステアリングコラムの軸方向に亙り形成すると共に、支持板部29bの上面に合成樹脂、ゴム等により形成した係止片43を突設したものである。ステアリングコラムの前端部を支持した状態では、上記切り欠き42と係止片43とががたつきなく係合し、上記ステアリングコラム5の前端部の幅方向に亙る位置決めを図る。尚、これら図8(A)〜(C)に示した、幅方向に関する位置決めの為の構造は、図5〜7に示した第4例の構造に限らず、図1〜4に示した第1〜3例の構造でも実施できる。
【0027】
次に、図9〜10は、請求項1〜3、6に対応する、本発明の実施の形態の第5例を示している。本例の場合には、ステアリングコラム5の前端部に溶接固定した被支持ブラケット20cに設けた挟持部22cを構成する、受板部として機能する部分と抑え板部26cとの上下位置を、上述した第4例とは逆にしている。即ち、傾斜部35、35により互いに連続した上側平坦部33aと下側平坦部34a、34aとのうち、下側平坦部34a、34aが受板部として機能し、上記抑え板部26cと共に上記挟持部22cを構成する。又、上記被支持ブラケット20cを構成する取付基部21は、この被支持ブラケット20cの後端部に位置させている。又、上記各下側平坦部34a、34aの外側縁から下方に折れ曲がった脚片44、44の下端部を、上記ステアリングコラム5の側面に溶接固定している。
【0028】
又、上述の第4例に於ける立ち上がり部37(図5〜7)に対応する垂れ下がり部45を構成する基端側折り返し部38aの両側を仕切る切り込み32a、32aの基端縁から上記上側平坦部33aに連続させて、V溝状の凹溝46、46を形成している。更に本例の場合には、上記被支持ブラケット20cを固定した上記ステアリングコラム5の前端部を、車体に固定した支持板部29cに対し支持した状態で、上記各脚片44、44によりこの支持板部29cを両側から挟持して、上記ステアリングコラム5の前端部の幅方向に亙る位置決めを図っている。尚、上記支持板部29cの後端縁両端部には、それぞれ傾斜したガイド部47、47を形成して、上記各脚片44、44を上記支持板部29cの両側に進入させる作業を容易に行なえる様にしている。更に、本例の場合には、上記ステアリングコラム5の前端部を上記支持板部29cに支持した状態で、上記支持板部29cの後端縁と上記垂れ下がり部45を構成する折り返し部25bの内周面(前側面)とを互いに離隔させている。
【0029】
上述の様に構成する本例の場合、衝突事故の際には、上記支持板部29cの後端縁が上記折り返し部25bの内周面に突き当たってから、上記垂れ下がり部45の塑性変形が開始する。従って、運転者の身体がステアリングホイールにぶつかり、図5に示した上部支持ブラケット49が車体から脱落して、上記ステアリングコラム5が前方に変位し始める瞬間には、上記垂れ下がり部45が、このステアリングコラム5の変位に対する抵抗にならない。この為、このステアリングコラム5の変位開始を円滑に行なわせて、運転者の身体に加わる衝撃緩和をより有効に図れる。更に、上記垂れ下がり部45の塑性変形が進むと、前記各凹溝46、46部分が切り裂ける事により、上記ステアリングコラム5に対する上記折り返し部25bの変位を許容する。この際、上記垂れ下がり部45の塑性変形と上記各凹溝46、46部分を切り裂く事とにより、運転者の身体からステアリングコラム5に加わった衝撃エネルギを吸収する。その他の構成及び作用は、前述した第4例の場合と同様である。
【0030】
次に、図11は、請求項1〜3に対応する、本発明の実施の形態の第6例を示している。上述した第1〜5例が何れも、ステアリングコラム5の前端部を車体に支持していたのに対して、本例の場合には、ステアリングコラム5の中間部後寄り部分を車体に支持している。このステアリングコラム5の前端部は、例えば前述の図5〜7に示した様な構造、或は上述の図9〜10に示した構造により、車体に支持する。図9〜10に示した構造と組み合わせた場合に、ステアリングコラム5の前後方向に亙る位置決めは、ステアリングシャフト48の前端部と他のシャフトとの結合により、或は別途設けた位置決め手段により図る。その他の構成及び作用は、上述した第5例の場合と同様である。
【0031】
次に、図12〜17は、請求項1、2、4に対応する、本発明の実施の形態の第7例を示している。本例の場合には、挟持部22dを前方が開口したU字形に形成すると共に、この挟持部22dと被挟持板部30との間の上下方向に亙るがたつきを、板ばね50により防止している。又、これら挟持部22dと被挟持板部30との間の幅方向に亙るがたつきを、ピン組立体51、51により防止している。
【0032】
このうちの板ばね50は、弾性金属板を大略U字形に折り返す事により構成したもので、上下で対となる抑え板部52、52を有する。これら各抑え板部52、52には、それぞれ上記各ピン組立体51、51を挿通する為の透孔53、53を形成しており、これら各透孔53、53の両側部分を、それぞれ相手側の抑え板部52、52に向けて膨らませている。尚、図示の例では、上記各透孔53、53の両側の膨らみは、互いに位相をずらせている。この様な板ばね50は、上記挟持部22dの内面と上記被挟持板部30の上下両面との間で弾性的に挟持した状態で、この挟持部22dの内側に被挟持板部30をがたつきなく支持する。尚、この被挟持板部30に上記板ばね50を外嵌する作業を容易に行なえる様にする為、この被挟持板部30の後端縁部には面取り54、54を施し、板ばね50の開口端縁部には互いに反対方向に開いたガイド部55、55を形成している。
【0033】
又、上記各ピン組立体51、51は、それぞれ金属等の硬質材製のピン56と、ゴム等の弾性変形量が多い弾性材製のインナースリーブ57と、合成樹脂等の滑り易い弾性材製で比較的薄肉のアウタースリーブ58とから成る。このアウタースリーブ58は欠円筒状で、直径を弾性的に拡縮自在である。この様な各ピン組立体51、51を支持する為、上記挟持部22dを構成する受板部24及び抑え板部26の幅方向左右2個所位置で互いに整合する位置には、それぞれ円形の通孔59、59を形成している。上記各ピン組立体51、51は、上記板ばね50の透孔53、53を挿通し、これら各通孔59、59同士の間に掛け渡した状態で、上記挟持部22dに組み付ける。この状態で上記アウタースリーブ58の上下両端部外周面は、上記各通孔59、59の内周面に押し付けられて、上記挟持部22dに支持される。
【0034】
一方、上記被挟持板部30の幅方向左右2個所位置には、それぞれがこの被挟持板部30の後端縁に加工した切り欠き60、60を形成している。この被挟持板部30の幅方向に関する、これら両切り欠き60、60のピッチは、上記挟持部22dの幅方向に関する、上記各通孔59、59のピッチと等しくしている。又、上記各切り欠き60、60は、奥部を上記各ピン組立体51、51をがたつきなく内嵌自在なU字形の嵌合部とすると共に、開口部を開口端に向かう程幅が広くなるガイド部としている。
【0035】
上述の様な各部材から成る本例の構造を組み立てる場合には、上記板ばね50と上記各ピン組立体51、51とを、上記挟持部22dに、図12〜13に示す状態に組み付けておく。そして、この挟持部22dを上記被挟持板部30に、前述した第1例の場合と同様に、この挟持部22dを有する被支持ブラケット20dを固定したステアリングコラム5を前方に変位させて、支持板部29に設けた上記被挟持板部30を上記挟持部22dにより、上記板ばね50を介して弾性的に挟持する。この状態で上記各ピン組立体51、51は、上記各切り欠き60、60の奥部に形成した嵌合部に入り込んで、上記被支持ブラケット20dが上記支持板部29に対し、幅方向にがたつく事を防止する。尚、本例の場合には、上記被挟持板部30を上記挟持部22dにより、上記板ばね50を介して弾性的に挟持する為、この挟持部22dを構成する抑え板部26には、受板部24に向かう弾力を付与する必要はない。その他の構成及び作用は、前述した第1例の場合と同様である。
【0036】
次に、図18〜23は、請求項1、2、5に対応する、本発明の実施の形態の第8例を示している。本例の場合には、被支持ブラケット20eの上端部に形成した挟持部22eの内面に、ゴム等のエラストマーの如き弾性材製の緩衝材61を設け、この緩衝材61の内側に、支持板部29dの後端部に設けた被挾持板部30cを挿入している。本例の場合、上記挟持部22eは、前方が開口した横U字形で、奥端部(図18、22の右端部)は、前述の第1例の様に幅広にはなっていない。又、上記挟持部22eの中間部を構成する折り返し部25cの中央部には透孔62を、受板部24c及び抑え板部26dの中央部には円形の係合孔68、68を、それぞれ形成している。
【0037】
この様な被支持ブラケット20eは、ステアリングコラム5の前端部に、外嵌固定している。即ち、この被支持ブラケット20eの取付基部21に形成した取付孔72の周縁部に複数の舌片73、73を形成している。これら各舌片73、73の自由状態での最大内接円の直径は、上記ステアリングコラム5の前端部の外径よりも少し小さい。上記被支持ブラケット20eを上記ステアリングコラム5の前端部に外嵌固定する際には、上記各舌片73、73を弾性変形させつつ、このステアリングコラム5の前端部をこれら各舌片73、73の内側に押し込む。押し込んだ状態では、これら各舌片73、73の内周縁部が上記ステアリングコラム5の外周面に食い込み、このステアリングコラム5の前端部を上記被支持ブラケット20eに支持固定する。尚、この被支持ブラケット20eに対する上記ステアリングコラム5の固定構造は、本発明の要旨ではない。この部分の固定構造は、前述した各例の様な溶接であっても良い。
【0038】
又、上記緩衝材61は、上板部63と下板部64との後端縁同士を、半円筒状の連結部65により連続させたもので、このうちの上板部63の前端縁には、断面コ字形の係止部66を形成し、下板部63の前端部は、下方に向けて湾曲した湾曲部67としている。又、上記上板部63の上面及び上記下板部64の下面で、上記各係合孔68、68と整合する位置には、それぞれこれら各係合孔68、68に嵌合自在な係合突部69、69を形成している。又、上記連結部65の外周面中央部で、前記透孔62と整合する位置には、この透孔62に嵌合自在な突出部70を形成している。そして、この突出部70の中央部分に、上記連結部65の内外両周面同士を連通させる通孔71を形成している。更に、互いに対向する、上記上板部63の下面と上記下板部64の上面とは、中央部が膨らんだ部分円筒面状の凸面としている。従って、これら上板部63の下面と下板部64の上面との間隔は、前後方向中央部で最も狭くなっている。
【0039】
上記緩衝材61は、前記被支持ブラケット20eの挟持部22eの内周側に嵌合支持する。嵌合支持した状態で、上記緩衝材61の係止部66は抑え板部26dの前端縁に係合し、同じく湾曲部67は受板部24cの前端部に当接し、同じく係合凸部69、69は上記各係合孔68、68に嵌合し、同じく突出部70は上記透孔62に嵌合する。又、この様に緩衝材61を挟持部22eの内周側に嵌合し、且つこれら各部材が自由状態で、上記上板部63の下面で前後方向中央部と下板部64の上面で前後方向中央部との間隔は、次述する被挾持部30cの板厚よりも小さい。
【0040】
上記被挾持板部30cは、後端縁の幅方向(図22〜23の上下方向)中央部に、後方に突出する係合突片74を形成している。この係合突片74の基端部の幅寸法は、上記緩衝材61に設けた通孔71にほぼがたつきなく挿入自在な大きさにしている。又、上記係合突片74の先端部を含む、上記被挾持板部30cの後端縁部は、プレスによる面押し、或は切削加工等により、後端縁に向かう程厚さが小さくなる、断面くさび状に形成している。この理由は、上記被挾持板部30cの後端縁を上記緩衝材61を構成する上板部63の下面と下板部64の上面との間に挿入し易くする為であり、特に上記係合突片74の先端縁は、この係合突片74を上記通孔71に挿入し易くする為である。この為、この係合突片74の先端部の幅寸法は、先端に向かう程小さくなる様にしている。
【0041】
本例の構造を組み立てる場合、図18〜19に示す様に、前記被支持ブラケット20eと上記緩衝材61とを前記ステアリングコラム5の前端部に、予め組み付ける。上記被支持ブラケット20eと緩衝材61とを組み合わせる作業と、この被支持ブラケット20eを上記ステアリングコラム5に固定する作業との前後は問わない。次いで、図18に矢印で示す様に、このステアリングコラム5を後方から前方に移動させて、予め車体側に支持固定しておいた、上記支持板部29dの後端部に設けた被挾持板部30cを、上記緩衝材61を構成する上板部63と下板部64との間に押し込む。この押し込み作業に伴って、上記緩衝材61及び前記挟持部22eが弾性変形し、上記被挟持板部30cが上記上板部63と下板部64との間に入り込む事を許容する。上記押し込み作業は、上記係合突片74の基半部が上記通孔71に入り込むまで行なう。
【0042】
この被挾持板部30cを上記緩衝材61内に押し込んだ状態で、上記被支持ブラケット20eは、この支持板部29dに対して、上下方向、左右方向、前方への変位を阻止された状態で支持される。又、上記緩衝材61が、支持部で振動に基づく異音が発生する事を防止する。その他の構成及び作用は、前述した第1例の場合と同様である。
【0043】
【発明の効果】
本発明のステアリングコラムの支持装置は、以上に述べた通り構成され作用するので、組み付け作業の容易化を図り、操舵装置のコスト低減に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す側面図。
【図2】図1の上方から見た図。
【図3】本発明の実施の形態の第2例を示す側面図。
【図4】同第3例を示す側面図。
【図5】同第4例を示す側面図。
【図6】図5の左端部を上方から見た図。
【図7】一部を省略して図5の左方から見た図。
【図8】幅方向の位置決めを図る為の構造の3例を示す、それぞれ図5のX−X断面に相当する図。
【図9】本発明の実施の形態の第5例を示す側面図。
【図10】図9の上方から見た図。
【図11】本発明の実施の形態の第6例を示す側面図。
【図12】同第7例を示す、部分切断側面図。
【図13】同平面図。
【図14】図12の左方から見た図。
【図15】被支持ブラケットと被挟持板部と板ばねとを、組み合わせ以前の状態で示す平面図。
【図16】板ばねの側面図。
【図17】ピン組立体を構成するピンとインナースリーブとアウタースリーブとを組み合わせ以前の状態で示す側面図。
【図18】本発明の実施の形態の第8例を、組み付け途中の状態で示す側面図。
【図19】支持板部を省略して図18の左方から見た図。
【図20】緩衝材を取り出して示す平面図。
【図21】図20の下方から見た側面図。
【図22】組み立てた状態を示す部分平面図。
【図23】支持板部のみを取り出して示す平面図。
【図24】従来構造の1例を示す部分切断側面図。
【図25】図24のY部拡大図。
【図26】一部を省略して示す、図25のZ−Z断面図。
【符号の説明】
1 固定側ブラケット
2 鉛直壁
3 長孔
4 ステアリングシャフト
5 ステアリングコラム
6 昇降側ブラケット
7 昇降ロッド
8 チルトレバー
9 ストッパ
10 突っ張り壁
11 揺動支持ブラケット
12 取付部
13 円孔
14 支持部
15 円孔
16 支持舌片
17 切り割
18 円弧壁
19 支持円筒状部
20、20a、20b、20c、20d、20e 被支持ブラケット
21 取付基部
22、22a、22b、22c、22d、22e 挟持部
23 湾曲部
24、24a、24b、24c 受板部
25、25a、25b、25c 折り返し部
26、26a、26b、26c、26d 抑え板部
27 曲げ起こし部
28 補強リブ
29、29a、29b、29c、29d 支持板部
30、30a、30b、30c 被挟持板部
31 滑り板
32、32a 切り込み
33、33a 上側平坦部
34、34a 下側平坦部
35 傾斜部
36 下板部
37 立ち上がり部
38、38a 基端側折り返し部
39 段差
40 係合溝
41 係合突条
42 切り欠き
43 係止片
44 脚片
45 垂れ下がり部
46 凹溝
47 ガイド部
48 ステアリングシャフト
49 上部支持ブラケット
50 板ばね
51 ピン組立体
52 抑え板部
53 透孔
54 面取り
55 ガイド部
56 ピン
57 インナースリーブ
58 アウタースリーブ
59 通孔
60 切り欠き
61 緩衝材
62 透孔
63 上板部
64 下板部
65 連結部
66 係止部
67 湾曲部
68 係合孔
69 係合突部
70 突出部
71 通孔
72 取付孔
73 舌片
74 係合突片
Claims (8)
- ステアリングコラムの外周面に固定した被支持ブラケットと、車体側に固定した支持板部とから成り、これら被支持ブラケットと支持板部とを係合させる事により上記ステアリングコラムを上記車体に対して支持すべく、上記被支持ブラケットと支持板部とのうちの一方に、上記ステアリングコラムの軸方向に亙る被挟持板部を、上記被支持ブラケットと支持板部とのうちの他方に、この被挟持板部を上下両面側から弾性的に挟持する為の受板部と抑え板部とを備え、自由状態でのこれら受板部と抑え板部との上下方向の間隔を上記被挟持板部の厚さよりも小さくした挟持部を、それぞれ設け、この挟持部を構成する上記受板部と抑え板部との上下方向の間隔を弾性的に広げつつ、これら受板部と抑え板部との間に上記被挟持板部を挿入し、これら受板部と抑え板部との間で上記被挟持板部を弾性的に挟持する事により、上記ステアリングコラムを上記被支持ブラケット及び支持板部を介して上記車体に支持するステアリングコラムの支持装置。
- 受板部の基端縁と抑え板部の基端縁とが折り返し部を介して連続しており、この受板部の先端縁にこの抑え板部から離れる方向に折れ曲がった湾曲部が、この抑え板部の先端縁に上記受板部から離れる方向に折れ曲がった曲げ起こし部が、それぞれ形成されており、被挟持板部を挟持する部分の開口部となるこれら湾曲部と曲げ起こし部との間部分のうちで、上記折り返し部から遠い側部分の間隔が、上記受板部と抑え板部との自由状態でも上記被挟持板部の厚さよりも大きい、請求項1に記載したステアリングコラムの支持装置。
- 受板部及び抑え板部自体に、互いに対向する面同士の間隔を弾性的に縮める方向の弾力が付与されている、請求項1〜2のうちの何れか1項に記載したステアリングコラムの支持装置。
- 受板部と抑え板部との互いに対向する面同士の間に板ばねを装着する事により、これら受板部と抑え板部との間で互いに対向する面同士の間隔を弾性的に縮める方向の弾力を付与している、請求項1〜2のうちの何れか1項に記載したステアリングコラムの支持装置。
- 受板部と抑え板部との互いに対向する面同士の間に弾性材製の緩衝材を装着する事により、これら受板部と抑え板部との間で互いに対向する面同士の間隔を弾性的に縮める方向の弾力を付与している、請求項1〜2のうちの何れか1項に記載したステアリングコラムの支持装置。
- 挟持部を被支持ブラケット側に設けると共に、この挟持部に設けた前側が凹面である折り返し部を、支持板部の後端縁に対向させており、この折り返し部を形成した部分を遡性変形可能にして、この折り返し部に上記支持板部の後端縁が突き当たった場合に、この折り返し部を後方に変位させつつステアリングコラムが前方に変位するのを許容する、請求項1〜3のうちの何れか1項に記載したステアリングコラムの支持装置。
- 支持板部の一部で被挟持板部の後端縁に対応する部分に、開口部の幅寸法が受板部の後端部に一端部を連続させた折り返し部の幅寸法よりも大きく、奥端部の幅寸法がこの折り返し部の幅寸法よりも小さい切り欠きが形成されており、この切り欠きの幅方向両端側内側縁の中間部に上記折り返し部の両端縁部を係合させる事により、この切り欠きにこの折り返し部をがたつきなく内嵌している、請求項1〜6のうちの何れか1項に記載したステアリングコラムの支持装置。
- 被挟持板部の上下両面及び後端縁と、受板部の上面及び抑え板部の下面及び折り返し部の前面との間に、滑り易い材料により造られた滑り板を挟持している、請求項1〜3のうちの何れか1項に記載したステアリングコラムの支持装置。
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