JP3787465B2 - デバイス情報処理装置及びその制御方法並びに情報処理装置及びその制御方法並びに記憶媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークシステムにおけるデバイス情報を処理するデバイス情報処理装置及びその制御方法並びに情報処理装置及びその制御方法並びに記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ディレクトリサーバと種々のデバイスと種々のコンピュータとが接続され且つ前記ディレクトリサーバにデバイス情報が登録されているネットワークシステムにおいては、デバイスが自身のデバイス情報の全てをディレクトリサーバに対して登録/更新処理を行っていた。
【0003】
また、前記ネットワークシステムにおいては、コンピュータのアプリケーションは、ディレクトリサーバに登録されているデバイス情報のうち、参照しようとするデバイスのデバイス情報の全てを一様に同一間隔でディレクトリサーバに対して参照を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来例にあっては、デバイスは自身の全てのデバイス情報をディレクトリサーバに対して更新処理を行うため、更新する必要のないデバイス情報もディレクトリサーバへ送付しており、ネットワーク上のトラフィック負荷という観点から見れば無駄があるという問題点があった。
【0005】
また、コンピュータのアプリケーションは、参照しようとするデバイスのデバイス情報の全てを一様に同一間隔でモニタを行うので、変更されない、または稀にしか変更されないデバイス情報も全てパーソナルコンピュータに送付しており、ネットワーク上のトラフィック負荷という観点から見れば無駄があるという問題点があった。
【0006】
本発明は上述した従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ネットワーク上のトラフィック負荷を軽減することができるデバイス情報処理装置及びその制御方法並びに情報処理装置及びその制御方法並びに記憶媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明のデバイス情報処理装置は、デバイスから通知されてくるデバイス情報を情報処理装置へ送信する処理をするデバイス情報処理装置であって、デバイスの稼動状態を示す、変化するデバイス情報であるダイナミック情報及び当該ダイナミック情報より変更される頻度が低い、当該デバイスの構成を示すデバイス情報であるセミスタティック情報及び前記デバイスに固有の変更されないデバイス情報であるスタティック情報とを発行するデバイスから、当該デバイスにおける前記デバイス情報の変更に応じてそれぞれ通知されてくる前記ダイナミック情報及び前記セミスタティック情報、前記デバイスの電源投入に応じて通知されてくる前記スタティック情報を登録又は更新する登録更新手段と、前記セミスタティック情報及び前記ダイナミック情報を前記情報処理装置に定期的に通知し、かつ前記情報処理装置からの要求に応じて前記スタティック情報を通知する通知手段とを有し、前記セミスタティック情報を通知する間隔は、前記ダイナミック情報を通知する間隔より長いことを特徴とする。
【0010】
また、上記目的を達成するために本発明のデバイス情報処理装置の制御方法は、デバイスから通知されてくるデバイス情報を情報処理装置へ送信する処理をするデバイス情報処理装置の制御方法であって、デバイスの稼動状態を示す、変化するデバイス情報であるダイナミック情報及び当該ダイナミック情報より変更される頻度が低い、当該デバイスの構成を示すデバイス情報であるセミスタティック情報及び前記デバイスに固有の変更されないデバイス情報であるスタティック情報とを発行するデバイスから、当該デバイスにおける前記デバイス情報の変更に応じてそれぞれ通知されてくる前記ダイナミック情報及び前記セミスタティック情報、前記デバイスの電源投入に応じて通知されてくる前記スタティック情報を登録又は更新する登録更新ステップと、前記セミスタティック情報及び前記ダイナミック情報を前記情報処理装置に定期的に通知し、かつ前記情報処理装置からの要求に応じて前記スタティック情報を通知する通知ステップとを有し、前記セミスタティック情報を通知する間隔は、前記ダイナミック情報を通知する間隔より長いことを特徴とする。
【0012】
また、上記目的を達成するために本発明の情報処理装置は、デバイスが発行するデバイス情報として、変更される可能性があるデバイス情報であるダイナミック情報及び当該ダイナミック情報より変更される頻度が低いデバイス情報であるセミスタティック情報及び前記デバイスに固有の変更されないデバイス情報であるスタティック情報を取得する情報処理装置において、特定の周期で前記ダイナミック情報及び前記セミスタティック情報を検索する検索要求と、ユーザからの指示に応じて前記スタティック情報を検索する検索要求を発行する発行手段と、前記発行手段により前記検索要求を発行する周期が前記ダイナミック情報よりも前記セミスタティック情報が長くなるよう設定する設定手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】
また、上記目的を達成するために本発明の情報処理装置の制御方法は、デバイスが発行するデバイス情報として、変更される可能性があるデバイス情報であるダイナミック情報及び当該ダイナミック情報より変更される頻度が低いデバイス情報であるセミスタティック情報及び前記デバイスに固有の変更されないデバイス情報であるスタティック情報を取得する情報処理装置の制御方法において、特定の周期で前記ダイナミック情報及び前記セミスタティック情報を検索する検索要求と、ユーザからの指示に応じて前記スタティック情報を検索する検索要求を発行する発行ステップと、前記発行ステップにおいて前記検索要求を発行する周期が前記ダイナミック情報よりも前記セミスタティック情報が長くなるよう設定する設定ステップとを備えたことを特徴とする。
【0016】
また、上記目的を達成するために本発明の記憶媒体は、本発明の制御方法をコンピュータにより実行するためのプログラムを記憶したことを特徴とする。
【0035】
【発明の実施の形態】
まず、本発明の概要を説明する。
【0036】
本発明によれば、ディレクトリサーバと種々のデバイスと種々のコンピュータとが接続され、前記ディレクトリサーバにデバイス情報が登録されているネットワークシステムにおいて、そのデバイス情報の登録/更新/参照処理を行う場合、以下の処理を行う。
(1)ディレクトリサーバへ登録するデバイス情報を、次のように分類する
・スタティック情報(変更しない情報):デバイス構成情報
・セミスタティック情報(稀に変更する情報):デバイスオプション情報
・ダイナミック情報(頻繁に変更する情報):デバイスステータス情報
(2)ディレクトリサーバには、SLP(Service Location Protocol)ディレクトリエージェントが存在し、ネットワーク上に接続された各デバイス情報の登録/更新及び参照処理を行う。
(3)ネットワークデバイスには、SLPサービスエージェントが存在し、自身の各デバイス情報を監視し、ディレクトリサーバ上の各デバイス情報を以下のタイミングで更新する。
【0037】
・電源投入時には、スタティック情報/セミスタティック情報/ダイナミック情報をディレクトリサーバへ登録する。
【0038】
・その後の定常時では、セミスタティック情報/ダイナミック情報を設定されたタイミングでディレクトリサーバへ登録/更新する。
【0039】
・デバイス情報の登録/更新タイミングは、それぞれユーザにより設定/変更される。
(4)パーソナルコンピュータ上のアプリケーションには、SLPユーザエージェントが存在し、次の処理を行う。
【0040】
・ディレクトリサーバへの情報検索を行う。
【0041】
・スタティック情報/セミスタティック情報/ダイナミック情報に対してそれぞれ適切な間隔で参照を行う。
【0042】
・前記参照間隔は、スタティック情報/セミスタティック情報/ダイナミック情報毎にそれぞれユーザにより設定される。
【0043】
上述したような処理により、次のような作用が現れる。
(1)デバイス情報をスタティック情報/セミスタティック情報/ダイナミック情報に分け、スタティック情報は電源投入時にのみ登録して定常時にも変更のあるセミスタティック情報/ダイナミック情報と一緒に登録/更新しないようにすることにより、定常時にスタティック情報がデバイスからディレクトリサーバへ向けてネットワーク上へ送出されないため、ネットワーク上のトラフィック負荷が軽減される。
(2)スタティック情報以外のデバイス情報を、稀に変更のあるセミスタティック情報と頻繁に変更のあるダイナミック情報とに分け、セミスタティック情報が頻繁に変更のあるダイナミック情報と一緒に登録/更新しないようにすることにより、セミスタティック情報が頻繁にデバイスからディレクトリサーバへ向けてネットワーク上へ送出されることがなくなるため、ネットワーク上のトラフィック負荷が軽減される。
(3)スタティック情報/セミスタティック情報/ダイナミック情報の登録のタイミングをユーザによってそれぞれ設定可能であり、前記(1)と(2)により各々個別にデバイス情報の登録/更新が行えるため、ネットワーク上のトラフィック負荷を抑えたまま適切なタイミングでデバイス情報の登録/更新を行うことができる。
(4)パーソナルコンピュータ上のアプリケーションからディレクトリサーバに登録されているデバイスに関する各デバイス情報の参照は、スタティック情報/セミスタティック情報/ダイナミック情報の3つそれぞれに対して参照間隔を適切に設定することにより、全ての前記デバイス情報を同時に参照する必要がなくなるため、ディレクトリサーバからパーソナルコンピュータへ向けてのネットワーク上のトラフィック負荷が軽減される。
【0044】
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本実施の形態に係るデバイス情報処理装置であるデバイス情報登録システムが動作可能なネットワークシステムの構成を示す図である。同図において、101はカラープリンタ、102はMFP(Multi Function Peripheral:ネットワークプリンタとしても使用可能なコピー機)、103及び104はモノクロプリンタ、105はネットワーク接続されたスキャナであり、それぞれSLPサービスエージェントのプログラムが実行可能なデバイスである。111はデスクトップ型のパーソナルコンピュータ(以下、デスクトップ型PCと記述する)、112はディレクトリサーバ機能を有するデスクトップ型のパーソナルコンピュータ(以下、ディレクトリサーバPCまたはディレクトリサーバと記述する)、113はノート型のパーソナルコンピュータ(以下、ノート型PCと記述する)、120はファイアウォール(Fire Wall)であり、これらのデバイスは全てネットワーク対応デバイスである。
【0045】
デスクトップ型PC111とノート型PC113は、本実施の形態のSLPユーザエージェントのプログラムが実行可能なデバイスであり、後述するようにSLPディレクトリエージェントに対してデバイス情報を問い合わせる。また、ディレクトリサーバ112は、本実施の形態のSLPディレクトリエージェントのプログラムが実行可能なデバイスであり、後述するようにデバイス101から105に関する情報が格納されており、デスクトップ型PC111或いはノート型PC113からのユーザ情報検索の問い合わせを受け付け、その結果を返す。
【0046】
これらのデバイスは、LAN(ローカルエリアネットワーク)等のネットワーク100を介して接続され、それらのデバイス情報は各デバイスのエージェント機能により、ディレクトリサーバPC112に登録されている。また、それぞれのデバイスは、ネットワーク100を介してデータの送受信が可能であり、各種サービスを提供している。
【0047】
これらのデバイスのうち、カラープリンタ101、MFP102、モノクロプリンタ103、デスクトップ型PC111、ディレクトリサーバPC112及びファイアウォール120は2階(2F)に、モノクロプリンタ104及びスキャナ105は1階(1F)にそれぞれ設置されている。ノート型PC113は、現在は1階からネットワーク100に接続しているが、必要に応じて取り外されることもある。
【0048】
また、これらのデバイスを相互に接続するネットワーク100は、ファイアウォール120を介してインターネット(Internet)130に接続され、このインターネット130を介して他のネットワーク140とも接続されている。
【0049】
図2は、一般的なパーソナルコンピュータの内部構成を示すブロック図である。同図において、200はPC(パーソナルコンピュータ)であり、図1におけるデスクトップ型PC111、ディレクトリサーバPC112及びノート型PC113と同等である。PC200は、SLPユーザエージェントソフトウェア(以下、デバイス上に実装されるSLPサービスエージェントソフトウェアと合わせて、これらをSLPエージェントソフトウェアと記述する)が稼動するデバイスである。
【0050】
PC200は、CPU(中央処理装置)201を備えている。このCPU201は、ROM(リードオンリーメモリ)202またはHD(ハードディスク)211に記憶された、或いはフロッピーディスクドライブ(FD)212から供給されるSLPエージェントソフトウェアを実行し、シテムバス204に接続される各デバイスを総括的に制御する。
【0051】
203はRAM(ランダムアクセスメモリ)で、CPU201の主メモリ、ワークエリアとして機能する。205はキーボードコントローラ(KBC)で、キーボード(KB)209や不図示のポインティングデバイス等からの指示入力を制御する。206はCRT(陰極線管)コントローラ(CRTC)で、CRTディスプレイ(CRT)210の表示を制御する。207はディスクコントローラ(DKC)で、ブートプログラム、種々のアプリケーション、編集ファイル、ユーザファイル及びネットワーク管理プログラム等を記憶するHD(ハードディスク)211及びフロッピーディスクドライブ(FD)212とのアクセスを制御する。208はネットワークインタフェースカード(NIC)で、LAN(ローカルエリアネットワーク)220を介してネットワークプリンタ、他のネットワーク機器或いは他のPC(パーソナルコンピュータ)と双方向のデータのやり取りを行う。
【0052】
尚、本実施の形態においては、LAN220は、図1におけるネットワーク100と同じものである。
【0053】
図3は、本実施の形態に係るデバイス情報処理装置であるデバイス情報検索システムにおいて、SLPサービスエージェントソフトウェアが稼動するデバイスの内部構成を示すブロック図である。同図において、300はデバイスであり、図1におけるカラープリンタ101、MFP102、モノクロプリンタ103,104及びスキャナ105と同等である。デバイス300は、ROM(リードオンリーメモリ)302若しくはハードディスク(HD)311に記憶された、或いはフロッピーディスクドライブ(FD)312より供給されるSLPエージェントソフトウェアを実行するCPU(中央処理装置)301を備え、システムバス304に接続される各機器を総括的に制御する。
【0054】
303はRAM(ランダムアクセスメモリ)で、CPU301の主メモリ、ワークエリア等として機能する。305はユーザインタフェースコントローラ(UIC)で、ユーザインタフェース(UI)309への表示、ユーザインタフェース(UI)309からの指示入力を制御する。306はファンクションコントローラ(FUNCC)で、各デバイス毎の特有の機能であるファンクション(FUNC)310を実現/制御する。プリンタであればプリントエンジンコントローラとプリントエンジン、スキャナであればスキャンエンジンコントローラとスキャンエンジンである。MFPであれば、デバイス300は各機能毎のファンクションコントローラ(FUNCC)306とファンクション(FUNC)310をそれぞれ持つ。
【0055】
307はディスクコントローラ(DKC)で、種々のアプリケーションプログラム、データファイル、そしてネットワーク管理プログラム等を記憶するハードディスク(HD)311及びフロッピーディスクドライブ(FD)312とのアクセスを制御する。308はネットワークモジュール(NM)で、LAN(ローカルエリアネットワーク)320を介して、他のネットワーク機器或いは他のパーソナルコンピュータと双方向にデータのやり取りを行う。尚、本実施の形態においては、LAN320は図1におけるネットワーク100と同じものである。
【0056】
尚、デバイスは種々の構成を取り得るので、図3はあくまでも一例である。
【0057】
図4は、本実施の形態に係るデバイス情報処理装置におけるディレクトリサーバとデバイスとユーザパーソナルコンピュータ(以下、ユーザPCと記述する)のモデル図である。同図において、400はLAN(ローカルエリアネットワーク)、410はユーザPC、420はディレクトリサーバ、430はデバイスである。これらのユーザPC410、ディレクトリサーバ420及びデバイス430は、LAN400に接続されている。
【0058】
ユーザPC410は図1におけるデスクトップ型PC111及びノート型PC113と同等である。また、ディレクトリサーバ420は図1におけるディレクトリサーバ112と同等である。また、デバイス430は図1におけるカラープリンタ101、MFP102、モノクロプリンタ103,104及びスキャナ105と同等である。また、LAN400は図1におけるネットワーク100と同等である。
【0059】
デバイス430はSLPサービスエージェント431がデバイス情報の登録要求をディレクトリサーバ420のSLPディレクトリエージェント422に対してLAN400を介して行い、SLPディレクトリエージェント422は前記デバイス情報をデータベース(DB)421へ登録する。ユーザPC410上のアプリケーション412は、SLPユーザエージェント411を使用してディレクトリサーバ420上のSLPディレクトリエージェント422に対してデータベース(DB)421内の情報の検索要求をLAN400を介して行い、その検索結果を受信する。
【0060】
図5は、本実施の形態に係るデバイス情報処理装置におけるディレクトリサーバ112に格納されるデバイス情報の一例を表形式で表現した図である。ディレクトリサーバ112において、データベース(DB)421の情報は、物理的にはハードディスク211に格納されている。
【0061】
図5において、500はディレクトリ登録情報であり、このディレクトリ登録情報500において、1行がデバイス1台を表わしている。各列は、デバイス名称501、デバイスのネットワークアドレス502、デバイスのサービスタイプ503、デバイスの属性(1)504から属性(5)508、登録情報更新デバイスアドレス509を表わす。
【0062】
図5に示されたデータについて、例えば、表の2行目に登録されているデバイスを例にとって具体的に説明すると、カラー君という名称のデバイスが、ネットワークアドレスがservice:prn−clor.canon.co.jpであり、そのデバイスはプリント機能を持っていて、属性としてdevelopの範囲で使用可能であり、2階に設置されており、A4サイズの紙をサポートしており、オプションとしてカセットが付与されており、現在のデバイスステータスがレディ状態であり、登録情報更新デバイスがservice:prn−clor.canon.co.jpであることが分かる。
【0063】
本実施の形態においては、図5に示された2行目から4行目までのデバイスは、それぞれ図1におけるカラープリンタ101、MFP102及びモノクロプリンタ103に相当し、6行目から7行目までのデバイスは、それぞれ図1におけるモノクロプリンタ104及びスキャナ105に相当するものとする。
【0064】
尚、図5に示した情報はあくまでも一例であって、ディレクトリサーバ112に格納する情報としては、更に別の付加情報があっても良い。
【0065】
図6は、本実施の形態に係るデバイス情報処理装置におけるディレクトリサーバ420のSLPディレクトリエージェント422の処理動作の流れを示すフローチャートである。これらの一連の処理の判断と実行は、ハードウェア的にはディレクトリサーバ420内部のCPU201によって行われる。
【0066】
ディレクトリサーバ420が起動すると、図6において、まず、ステップS601でSLPディレクトリエージェント422の前処理を行う。次に、ステップS602へ進んでSLPディレクトリエージェント422、SLPサービスエージェント431からのパケットメッセージを受信したか否かを受信するまで判断する。
【0067】
そして、前記ステップS602においてパケットメッセージを受信したと判断され且つそのメッセージが登録メッセージの場合は、ステップS603へ進んでデータベース421へデバイス情報を登録した後、ステップS608へ進む。また、前記ステップS602においてパケットメッセージを受信したと判断され且つそのメッセージが検索メッセージの場合は、ステップS604へ進んでデータベース421内のデバイス情報を検索した後、ステップS608へ進む。また、前記ステップS602においてパケットメッセージを受信したと判断され且つそのメッセージが更新(削除)メッセージの場合は、ステップS605へ進んで更新/削除を要求されたデバイス情報に対する更新/削除の権限(アクセス権)があるか否かを判断し、前記権限があると判断された場合は、次のステップS606へ進んで更新/削除処理を行った後、ステップS608へ進み、また、前記権限がないと判断された場合は、前記ステップS606をスキップしてステップS608へ進む。更に、前記ステップS602においてパケットメッセージを受信したと判断され且つそのメッセージが前記メッセージ以外のその他のメッセージである場合は、ステップS607へ進んでその他のメッセージに適した処理を行った後、ステップS608へ進む。
【0068】
このステップS608では、前記各メッセージ処理の結果をメッセージの発信元へ送信し、次のステップS609でSLPディレクトリエージェント422の外部からディレクトリサーバの停止要求がされているか(ディレクトリサーバを停止するか)否かを判断する。そして、前記ステップS609において前記ディレクトリサーバを停止しないと判断された場合は前記ステップS602へ戻り、再度受信パケットを待つ。また、前記ステップS609においてディレクトリサーバを停止すると判断された場合は、ステップS610へ進んでSLPディレクトリエージェント後処理を行った後、本処理動作を終了する。
【0069】
図7は、本実施の形態に係るデバイス情報処理装置におけるデバイス430のSLPサービスエージェント431の処理動作の流れを示すフローチャートである。これらの一連の処理の判断と実行は、ハードウェア的にはデバイス430内部のCPU301によって行われる。
【0070】
デバイス430のSLPサービスエージェント431が起動すると、図7において、まず、ステップS701でSLPサービスエージェント431の前処理を行う。次に、ステップS702へ進んでディレクトリサーバ420を探索する。次に、ステップS703へ進んでディレクトリサーバ420が見つかったか否かを判断する。そして、前記ステップS703においてディレクトリサーバ420が見つからないと判断された場合は前記ステップS702へ戻り、また、ディレクトリサーバ420が見つかったと判断された場合はステップS704へ進んでデバイス情報を登録する。このステップS704におけるデバイス情報登録処理の詳細については、図8を用いて後述する。
【0071】
次に、ステップS705でSLPサービスエージェント431の停止要求がされているか(SLPサービスエージェント431を停止するか)否かを判断する。そして、ステップS705においてSLPサービスエージェント431を停止しないと判断された場合は前記ステップS704へ戻り、再度デバイス情報を登録する。また、前記ステップS705においてSLPサービスエージェント431を停止すると判断された場合は、ステップS706へ進んでSLPサービスエージェント後処理を行った後、本処理動作を終了する。
【0072】
図8は、図7のステップS704におけるデバイス情報登録処理の動作の流れを示すフローチャートである。
【0073】
まず、ステップS801でスタティック情報の登録/更新処理が可能なタイミングであるか否かを判断する。このタイミングはデバイス430のユーザが設定することができる。そして、前記ステップS801においてスタティック情報の登録/更新処理が可能なタイミングであると判断された場合は、次のステップS802へ進んで、後述するステップS807においてディレクトリサーバ420へ登録要求するデータにスタティック情報を追加した後、次のステップS803へ進む。また、前記ステップS801においてスタティック情報の登録/更新処理が不可能なタイミングであると判断された場合は、前記ステップS802をスキップしてステップS803へ進む。
【0074】
このステップS803では、セミスタティック情報の登録/更新処理が可能なタイミングであるか否かを判断する。このタイミングはデバイス430のユーザが設定することができる。そして、前記ステップS803においてセミスタティック情報の登録/更新処理が可能なタイミングであると判断された場合は、次のステップS804へ進んで、後述するステップS807においてディレクトリサーバ420へ登録/更新要求するデータにセミスタティック情報を追加した後、次のステップS805へ進む。また、前記ステップS803においてセミスタティック情報の登録/更新処理が不可能なタイミングであると判断された場合は、前記ステップS804をスキップしてステップS805へ進む。
【0075】
このステップS805では、ダイナミック情報の登録/更新処理が可能なタイミングであるか否かを判断する。このタイミングはデバイス430のユーザが設定することができる。そして、前記ステップS805においてダイナミック情報の登録/更新処理が可能なタイミングであると判断された場合は、次のステップS806へ進んで、後述するステップS807においてディレクトリサーバ420へ登録要求するデータにダイナミック情報を追加した後、次のステップS807へ進む。また、前記ステップS805においてダイナミック情報の登録/更新処理が不可能なタイミングであると判断された場合は、前記ステップS806をスキップしてステップS807へ進む。
【0076】
このステップS807では、前記ステップS802、ステップS804及びステップS806においてそれぞれ要求されたデバイス情報の登録/更新を行う要求パケットを作成し、ディレクトリサーバ420へ送出した後、本処理動作を終了する。
【0077】
図9は、本実施の形態に係るデバイス情報処理装置におけるユーザPC410のSLPユーザエージェント411の処理動作の流れを示すフローチャートである。これらの一連の処理の判断と実行は、ハードウェア的にはデバイス200内部のCPU201によって行われる。
【0078】
ユーザPC410のSLPユーザエージェント411が起動すると、図9において、まず、ステップS901でSLPユーザエージェント411の前処理を行う。次に、ステップS902へ進んでディレクトリサーバ420を探索する。次に、ステップS903へ進んでディレクトリサーバ420が見つかったか否かを判断する。そして、前記ステップS903においてディレクトリサーバ420が見つからないと判断された場合は前記ステップS902へ戻り、また、ディレクトリサーバ420が見つかったと判断された場合は、次のステップS904へ進む。
【0079】
このステップS904では、パケットメッセージを受信したか否かを判断する。そして、前記ステップS904においてパケットメッセージを受信したと判断され且つそのメッセージが検索応答メッセージの場合は、ステップS905へ進んで検索パケット受信処理を行った後、ステップS907へ進む。また、前記ステップS904においてパケットメッセージを受信したと判断され且つそのメッセージが検索応答メッセージ以外のその他のメッセージの場合は、ステップS906へ進んでその他のメッセージに適した処理を行った後、ステップS907へ進む。また、前記ステップS904においてパケットメッセージを受信しないと判断された場合は、直接ステップS907へ進む。
【0080】
このステップS907では、アプリケーション412からのデバイス情報検索要求があるか否かを判断する。そして、前記ステップS907においてアプリケーション412からのデバイス情報検索要求があると判断された場合は、次のステップS908へ進んで検索要求パケット作成/送出処理を行った後、次のステップS909へ進む。尚、このステップS908における検索要求パケット作成/送出処理の詳細については、図10を用いて後述する。
【0081】
また、前記ステップS907においてアプリケーション412からのデバイス情報検索要求がないと判断された場合は、前記ステップS908をスキップしてステップS909へ進む。
【0082】
このステップS909では、SLPユーザエージェント411の停止要求があるか(SLPユーザエージェント411を停止するか)否かを判断する。そして、前記ステップS909においてSLPユーザエージェント411を停止しないと判断された場合は前記ステップS904へ戻り、また、停止すると判断された場合は次のステップS910へ進み、SLPユーザエージェント後処理を行った後、本処理動作を終了する。
【0083】
図10は、図9のステップS908におけるユーザPC410の検索要求パケット作成/送出処理の動作の流れを示すフローチャートである。
【0084】
まず、ステップS1001で現在がスタティック情報の参照タイミングに該当するか否かを判断する。そして、前記ステップS1001において現在がスタティック情報の参照タイミングに該当すると判断された場合は、次のステップS1002へ進んで後述するステップS1007においてディレクトリサーバ420に対して検索要求するためのパケットデータに前記スタティック情報を追加した後、次のステップS1003へ進む。また、前記ステップS1001において現在がスタティック情報の参照タイミングに該当しないと判断された場合は、前記ステップS1002をスキップしてステップS1003へ進む。
【0085】
このステップS1003では、現在がセミスタティック情報の参照タイミングに該当するか否かを判断する。そして、前記ステップS1003において現在がセミスタティック情報の参照タイミングに該当すると判断された場合は、次のステップS1004へ進んで後述するステップS1007においてディレクトリサーバ420に対して検索要求するためのパケットデータに前記セミスタティック情報を追加した後、次のステップS1005へ進む。また、前記ステップS1003において現在がセミスタティック情報の参照タイミングに該当しないと判断された場合は、前記ステップS1004をスキップしてステップS1005へ進む。
【0086】
このステップS1005では、現在がダイナミック情報の参照タイミングに該当するか否かを判断する。そして、前記ステップS1005において現在がダイナミック情報の参照タイミングに該当すると判断された場合は、次のステップS1006へ進んで後述するステップS1007においてディレクトリサーバ420に対して検索要求するためのパケットデータに前記ダイナミック情報を追加した後、次のステップS1007へ進む。また、前記ステップS1005において現在がダイナミック情報の参照タイミングに該当しないと判断された場合は、前記ステップS1006をスキップしてステップS1007へ進む。
【0087】
このステップS1007では、前記ステップS1002、ステップS1004、ステップS1006においてそれぞれ追加された検索すべきデバイス情報の検索要求パケットを作成し、ディレクトリサーバ420へ送出した後、本処理動作を終了する。
本発明において重要なことは、図6のステップS604,608及び段落0085,0086において説明したように、セミスタティック情報及びダイナミック情報をそれぞれ異なる周期で定期的に通知することである。
【0088】
次に、デバイス情報の登録/更新タイミング及び参照タイミングの設定方法について説明する。
【0089】
図11は、デバイス430の表示パネルにおけるデバイス情報の登録/更新タイミングの設定画面の一例を示す図である。同図において、1100はデバイス情報の登録/更新タイミングの設定画面で、情報タイプを表示する列1101と登録/更新タイミングを表示する列1102とからなり、ユーザが登録/更新タイミングを表示パネル上またはリモート操作により変更する。
【0090】
図11に示す例では、スタティック情報は、電源オン時に登録される。また、セミスタティック情報は、電源オン時にディレクトリサーバ420へ登録され、オプションが追加された場合等に発生するデバイス構成変更時にディレクトリサーバ420に対して新たに登録し直される(更新される)。更に、ダイナミック情報は、電源オン時にディレクトリサーバ420へ登録され、その後、値が変化した時点でディレクトリサーバ420に対して新たに登録し直される(更新される)。
【0091】
尚、図11は、あくまでも一例であり、例えば、登録/更新タイミングは「5分間隔」等の周期が設定可能であっても良い。
【0092】
図12は、ユーザPC410の表示画面におけるデバイス情報参照タイミングの設定画面の一例を示す図である。同図において、1200はデバイス情報参照タイミングの設定画面で、特定のデバイスを選択してその名称を表示するデバイス名称1201と、情報タイプを表示する列1202と、参照タイミングを表示する列1203とからなり、ユーザが各デバイスにおけるそれぞれの情報タイプの参照タイミングを変更する。
【0093】
図12に示す例では、ユーザPC410はカラー君に対してスタティック情報はユーザが指示を出した場合にディレクトリサーバ420へ検索要求を送出する「手動」、セミスタティック情報は5時間に1回、ダイナミック情報は10分に1回ディレクトリサーバ420へ検索要求を送出する。
【0094】
尚、図12は、あくまでも一例であり、例えば、参照タイミングは「参照しない」等が設定可能であっても良い。
【0095】
図13は、記憶媒体の一例であるCD−ROMのメモリマップを示す図である。同図において、9997はネットワークデバイス情報登録制御プログラムを記憶してある領域、9998はインストールプログラムを記憶してある領域、9999はディレクトリ情報を記憶してある領域である。
【0096】
前記ネットワークデバイス情報登録制御プログラムがPC200にインストールされる際には、まず、インストールプログラムを記憶してある領域9998に記憶されているインストールプログラムがシステムにロードされ、CPU201によって実行される。次に、CPU201によって実行されるインストールプログラムが、ネットワークデバイス情報登録制御プログラムを記憶してある領域9997からネットワークデバイス情報登録制御プログラムを読み出して、ハードディスク211に格納する。
以上詳述したように、本実施の形態によれば、動的情報を、ダイナミックに変化する情報(ダイナミック情報)とセミスタティックな情報(セミスタティック情報)として管理することにより、動的情報を単に一纏めに一律に取得するのではなく、ダイナミック情報とセミスタティック情報とで区別して登録しておき、変更の頻度に応じた時間間隔でサーバ装置側から探索要求元へ前記情報を通知することができる。
また、発行手段が検索要求を発行するタイミングをダイナミック情報とセミスタティック情報とで異なるように設定するので、変化の激しさに応じた通知間隔を設定して、効率的なサーバ装置から検索要求元へ情報の通知を行うことができるので、ネットワーク上のトラフィック負荷を軽減することができる。
また、スタティック情報は、デバイスが電源が投入されているのに応じて通知されてくるものであり、ダイナミック情報とセミスタティック情報は、デバイスから当該情報のが変更に応じて通知されてくるものであるから、スタティック情報は、デバイスの電源投入時に確実にサーバ装置に登録され、デバイスの状態が変化した場合には、ダイナミック情報またはセミスタティック情報が通知され、従って、ネットワーク上のトラフィック負荷を軽減することができる。
更に、ダイナミック情報とセミスタティック情報とで通知のタイミングを換えることができる。
【0097】
尚、本発明は、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ等)から構成されるシステム或いは統合装置に適用しても、1つの機器からなる装置に適用しても良い。
【0098】
また、前述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード(制御プログラム)を記憶し記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPUやMPUを含む)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることはいうまでもない。
【0099】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0100】
また、本実施の形態に係る記録装置は、記憶媒体に格納された制御プログラムをコンピュータが読み出して実行することにより、上述した本実施の形態の機能が実現されるものであるが、本発明はこれに限定されるものではなく、前記制御プログラムの指示に基づきコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等の実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した本実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0101】
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、CD−R(Compact Disk Recordable)、磁気テープ、不揮発性メモリカード、ROMチップ等を用いることができる。
【0102】
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現され得る。
【0103】
尚、本発明は、前述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体から、そのプログラムをパソコン通信等の通信ラインを介して要求者に配信する場合にも適用できることはいうまでもない。
【0104】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、ネットワーク上のトラフィック負荷を軽減することができるという特有の効果を奏する。
【0105】
また、本発明の記憶媒体によれば、上述した本発明のネットワークシステムにおけるデバイス情報処理装置を円滑に制御することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るデバイス情報処理装置(デバイス検索システム)が動作可能なネットワークシステムの構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るデバイス情報処理装置における一般的なパーソナルコンピュータの内部構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るデバイス情報処理装置におけるデバイスの内部構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るデバイス情報処理装置におけるディレクトリサーバとデバイスとユーザPCのモデル図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るデバイス情報処理装置におけるディレクトリサーバが持つデバイス情報の一例を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係るデバイス情報処理装置におけるディレクトリサーバのSLPディレクトリエージェント処理動作の流れを示すフローチャートである。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係るデバイス情報処理装置におけるデバイス上のSLPサービスエージェント処理動作の流れを示すフローチャートである。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係るデバイス情報処理装置におけるデバイス上のSLPサービスエージェントのデバイス情報登録処理ステップの処理動作の流れを示すフローチャートである。
【図9】本発明の第1の実施の形態に係るデバイス情報処理装置におけるユーザPC上のSLPユーザエージェント処理動作の流れを示すフローチャートである。
【図10】本発明の第1の実施の形態に係るデバイス情報処理装置におけるユーザPC上のSLPユーザエージェントの検索要求パケット作成/送出処理ステップの処理動作の流れを示すフローチャートである。
【図11】本実施の形態に係るデバイス情報処理装置におけるデバイスのデバイス情報登録/更新タイミング設定画面の一例を示す図である。
【図12】本実施の形態に係るデバイス情報処理装置におけるユーザPCのデバイス情報参照タイミング設定画面の一例を示す図である。
【図13】本実施の形態に係るデバイス情報処理装置における検索ソフトウェアの記憶媒体におけるメモリマップを示す図である。
【符号の説明】
100 ネットワーク
101 カラープリンタ
102 MFP(Multi Function Peripheral:コピー機であるが、ネットワークプリンタとしても使用可能なもの)
103 モノクロプリンタ
104 モノクロプリンタ
105 スキャナ
111 デスクトップ型のパーソナルコンピュータ(デスクトップ型PC)
112 ディレクトリサーバ機能を有するデスクトップ型のパーソナルコンピュータ(ディレクトリサーバPC:ディレクトリサーバ)
113 ノート型のパーソナルコンピュータ(ノート型PC)
120 ファイアウォール(Fire Wall)
130 インターネット(Internet)
140 他のネットワーク
200 PC(パーソナルコンピュータ)
201 CPU(中央処理装置)
202 ROM(リードオンリーメモリ)
203 RAM(ランダムアクセスメモリ)
204 システムバス
205 キーボードコントローラ(KBC)
206 CRT(陰極線管)コントローラ(CRTC)
207 ディスクコントローラ(DKC)
208 ネットワークインタフェースカード(NIC)
209 キーボード(KB)
210 CRTディスプレイ(CRT)
211 HD(ハードディスク)
212 フロッピーディスクドライブ(FD)
220 LAN(ローカルエリアネットワーク)
300 デバイス
301 CPU(中央処理装置)
302 ROM(リードオンリーメモリ)
303 RAM(ランダムアクセスメモリ)
304 システムバス
305 ユーザインタフェースコントローラ(UIC)
306 ファンクションコントローラ(FUNCC)
307 ディスクコントローラ(DKC)
308 ネットワークモジュール(NM)
309 ユーザインタフェース(UI)
310 ファンクション(FUNC)
311 HD(ハードディスク)
312 フロッピーディスクドライブ(FD)
400 LAN(ローカルエリアネットワーク)
410 ユーザPC
411 SLPユーザエージェント
412 アプリケーション
420 ディレクトリサーバ
421 データベース(DB)
422 SLPディレクトリエージェント
430 デバイス
431 SLPサービスエージェント
500 ディレクトリ登録情報(デバイス情報)
501 デバイス名称
502 デバイスのネットワークアドレス
503 デバイスのサービスタイプ
504 デバイスの属性(1)「scope」
505 デバイスの属性(2)「location」
506 デバイスの属性(3)「paper size」
507 デバイスの属性(4)「option」
508 デバイスの属性(5)「device status」
509 登録情報更新デバイスアドレス
Claims (11)
- デバイスから通知されてくるデバイス情報を情報処理装置へ送信する処理をするデバイス情報処理装置であって、
デバイスの稼動状態を示す、変化するデバイス情報であるダイナミック情報及び当該ダイナミック情報より変更される頻度が低い、当該デバイスの構成を示すデバイス情報であるセミスタティック情報及び前記デバイスに固有の変更されないデバイス情報であるスタティック情報とを発行するデバイスから、当該デバイスにおける前記デバイス情報の変更に応じてそれぞれ通知されてくる前記ダイナミック情報及び前記セミスタティック情報、前記デバイスの電源投入に応じて通知されてくる前記スタティック情報を登録又は更新する登録更新手段と、
前記セミスタティック情報及び前記ダイナミック情報を前記情報処理装置に定期的に通知し、かつ前記情報処理装置からの要求に応じて前記スタティック情報を通知する通知手段とを有し、
前記セミスタティック情報を通知する間隔は、前記ダイナミック情報を通知する間隔より長いことを特徴とするデバイス情報処理装置。 - 前記セミスタティック情報は、稀に変更される情報であり、前記ダイナミック情報は、頻繁に変更される情報であることを特徴とする請求項1に記載のデバイス情報処理装置。
- 前記登録更新手段により登録更新されるタイミングを変更するタイミング変更手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載のデバイス情報処理装置。
- デバイスから通知されてくるデバイス情報を情報処理装置へ送信する処理をするデバイス情報処理装置の制御方法であって、
デバイスの稼動状態を示す、変化するデバイス情報であるダイナミック情報及び当該ダイナミック情報より変更される頻度が低い、当該デバイスの構成を示すデバイス情報であるセミスタティック情報及び前記デバイスに固有の変更されないデバイス情報であるスタティック情報とを発行するデバイスから、当該デバイスにおける前記デバイス情報の変更に応じてそれぞれ通知されてくる前記ダイナミック情報及び前記セミスタティック情報、前記デバイスの電源投入に応じて通知されてくる前記スタティック情報を登録又は更新する登録更新ステップと、
前記セミスタティック情報及び前記ダイナミック情報を前記情報処理装置に定期的に通知し、かつ前記情報処理装置からの要求に応じて前記スタティック情報を通知する通知ステップとを有し、
前記セミスタティック情報を通知する間隔は、前記ダイナミック情報を通知する間隔より長いことを特徴とするデバイス情報処理装置の制御方法。 - 前記セミスタティック情報は、稀に変更される情報であり、前記ダイナミック情報は、頻繁に変更される情報であることを特徴とする請求項4に記載のデバイス情報処理装置の制御方法。
- 前記登録更新ステップにて登録更新されるタイミングを変更するタイミング変更ステップを有することを特徴とする請求項4又は5記載のデバイス情報処理装置の制御方法。
- デバイスが発行するデバイス情報として、変更される可能性があるデバイス情報であるダイナミック情報及び当該ダイナミック情報より変更される頻度が低いデバイス情報であるセミスタティック情報及び前記デバイスに固有の変更されないデバイス情報であるスタティック情報を取得する情報処理装置において、
特定の周期で前記ダイナミック情報及び前記セミスタティック情報を検索する検索要求と、ユーザからの指示に応じて前記スタティック情報を検索する検索要求を発行する発行手段と、
前記発行手段により前記検索要求を発行する周期が前記ダイナミック情報よりも前記セミスタティック情報が長くなるよう設定する設定手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置。 - 前記設定手段は、前記情報処理装置に表示される設定画面を介した入力に応じて設定を行い、
前記発行手段は、前記デバイス情報が登録されたサーバ装置から前記デバイス情報を前記設定手段が設定したタイミングで発行することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。 - デバイスが発行するデバイス情報として、変更される可能性があるデバイス情報であるダイナミック情報及び当該ダイナミック情報より変更される頻度が低いデバイス情報であるセミスタティック情報及び前記デバイスに固有の変更されないデバイス情報であるスタティック情報を取得する情報処理装置の制御方法において、
特定の周期で前記ダイナミック情報及び前記セミスタティック情報を検索する検索要求と、ユーザからの指示に応じて前記スタティック情報を検索する検索要求を発行する発行ステップと、
前記発行ステップにおいて前記検索要求を発行する周期が前記ダイナミック情報よりも前記セミスタティック情報が長くなるよう設定する設定ステップとを備えたことを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - 前記設定ステップは、前記情報処理装置に表示される設定画面を介した入力に応じて設定を行い、
前記発行ステップは、前記デバイス情報が登録されたサーバ装置から前記デバイス情報を前記設定ステップにおいて設定したタイミングで発行することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置の制御方法。 - 請求項4乃至6,9,10のいずれかに記載の制御方法をコンピュータにより実行するためのプログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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