JP3781947B2 - 床面洗浄清掃機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗浄水を給水しながらブラシをモータで高速回転して床面を洗浄する洗浄機能と、洗浄によって生じた汚水を床面からスキージの吸引作用によって吸引する汚水吸引機能を備えた床面洗浄清掃機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
操作ハンドルを押してブラシヘッド部を移動させながら床面の洗浄を行う従来の一般的な床面洗浄清掃機は、例えば特開昭62−253020号公報に記載されているように、ブラシに向けて洗浄水を滴下しながらこのブラシをモータで回転させることによって、床面のブラッシング(洗浄)を行うと同時に、洗浄汚水をスキージでタンクに吸引回収するように構成されているが、この床面洗浄清掃機を本来とは異なる別の使い方をしたい場合、例えば、床面の汚れがひどい場合に、ブラッシングの際に床面上に散布した洗剤をブラッシングと同時に回収せずに、そのまま床面に滴下した状態のままにして、床面が綺麗に成るまでブラシによるブラッシングを続けて、床面が綺麗に成った時点で洗浄汚水を回収すると言った使い方をしたい場合には、この機械では対応することができない。
【0003】
そこで、例えば特表平10−513389号公報に見られるように、クリーナーヘッドに於けるブラシと集液ブレード(スキージ)とを互いにその高さを違えた状態で移動させて、ブラッシングを行う際は集液ブレードを引込めて汚水の回収を行わないようにし、汚水の吸引を行う時はブラシを引込めてブラッシングを行わないようにした装置が考えられた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のクリーナーヘッドは、ブラシによる洗浄と集液ブレードによる汚水の吸引とを切り換えて別々に行うことができるが、これ等洗浄と吸引を同時に行うものではないため、床面の汚れ具合によっては充分な洗浄効果を発揮できない場合があり、また、クリーナーヘッドを手動で前後させて操作する構成であるため、清掃の作業性が良くないと言った問題があった。
【0005】
従って本発明の技術的課題は、ブラシをモータで高速回転させて床面の洗浄を行う床面洗浄清掃機に、洗浄水の給水とブラシ洗浄及びスキージによる汚水の吸引を同時に行わせたり、汚水の吸引は行わずに給水と洗浄のみを同時に行わせたり、更には、給水と洗浄は行わずに汚水の吸引のみを行わせると言った、3通り又はいずれか2通りの使い方ができる機能を具備させることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1) 上記の技術的課題を解決するために、本発明では前記請求項1に記載の如く、洗浄水を給水しながらブラシをモータで高速回転して床面を洗浄する洗浄機能と、洗浄によって生じた汚水を床面からスキージの吸引作用によって吸引する汚水吸引機能を備えた床面洗浄清掃機であって、前後にスキージブレードを取付けたスキージフレームの略中央部分に、この中央部分を上下に貫いた状態で円盤形のブラシと駆動用モータとから成るブラシヘッド部を設けて、これ等スキージフレームとブラシヘッド部の位置を、相対的に上下にスライドできるように構成することにより、上記ブラシとスキージの位置関係を、ブラシとスキージを共に床面に接地させた床面洗浄吸水位置と、ブラシのみを床面に接地させてスキージを床面から離間させる床面洗浄位置と、スキージのみを床面に接地させ、且つ、洗浄水の給水を止めた状態でブラシを床面から離間させる汚水吸引位置の、計3通りの位置、又は、いずれか2通りの位置に切換自在に構成したため、ブラシとスキージの相対的な位置関係、即ち、ブラシヘッド部とスキージフレームの相対的な位置関係を切換るだけで、1台の床面洗浄清掃機を、通常の床面洗浄機と同じ床面洗浄吸水状態と、ブラシ洗浄のみを行う床面洗浄状態と、汚水の吸引のみを行う汚水吸引状態に切換えて運転することを可能にする。
【0007】
(2) また、本発明では前記請求項2に記載の如く、円盤形のブラシと駆動用のモータとから成るブラシヘッド部に対して、操作ハンドルの先端部を上下作動自在に連結する一方、スキージブレードを取付けたスキージフレームには、上記の操作ハンドルを下方に作動操作する際に、操作ハンドルの先端部側に接してテコの支点となるハンドル支点部を設けて、上記操作ハンドルの下方への作動操作に従って上記のブラシヘッド部をスキージブレードに対して上方にスライドさせて、ブラシを床面から離間するように構成したため、操作ハンドルの操作によってブラシを床面から離間させたり、これを接地させたりすることによって、1台の床面洗浄清掃機を床面をブラッシングしている状態と、ブラッシングを行わない状態に使い分けることを可能にする。
【0008】
(3) また、本発明では前記請求項3に記載の如く、スキージブレードを取付けたスキージフレームに、操作ハンドルの上下作動をガイドするガイド板を設け、このガイド板には操作ハンドルを床面に対して直立した位置に支持することができる支持部を設けると共に、スキージフレームと前記ブラシヘッド部の間には、上記操作ハンドルの操作に従って床面から離間したブラシを、離間した状態に係止することができ、また、この係止状態を任意に解除できるように構成した係止手段を設けたため、操作ハンドルを床面に対して直立した保管状態に支持できる一方、前記操作ハンドルの操作によって床面から離間させたブラシを、離間させた状態のまま、即ち、ブラッシングを行わない状態のまま汚水の吸引のみを行う状態で、床面洗浄清掃機を使用することを可能にする。
【0009】
(4) また、本発明では前記請求項4に記載の如く、前記スキージフレームとブラシヘッド部の間に設ける係止手段を、スキージフレームのガイド板に取付けたガイド筒と、根端部をブラシヘッド部側に取付け、且つ、先端部を上記ガイド筒の内部にスライド自在に嵌込んだスライド軸と、このスライド軸に回動自在に取付けられていて、前記操作ハンドルを下方に作動してブラシヘッド部を上方にスライドさせると、上記ガイド筒の上側に設けたストッパーに係止してスライド軸、即ち、ブラシヘッド部の上方への移動を途中で係止し、その後、上記の操作ハンドルを上方に作動してブラシヘッド部を降下させると、上記ガイド筒の側面に形成した係止溝に係止して、ブラシヘッド部の降下を前記ブラシが床面から少し離間した位置で係止する一方、上記の操作ハンドルを再び下方に作動してブラシヘッド部を上方にスライドさせた後、この操作ハンドルを再度上方に作動すると、上記のストッパーに係合回動されて上記係止溝に対する係止を解き、ブラシヘッド部の降下を可能にしてブラシを床面に接地させることができるロック用フック片とによって構成したため、ロック用フック片の働きによって操作ハンドルを上下に回動操作するだけで、ブラシを床面から離間した位置にロックしたり、このロックを解いて床面にブラシを接地させることを可能にする。
【0010】
(5) また、本発明では前記請求項5に記載の如く、前記ブラシヘッド部とスキージフレームの間に、スキージフレームを上方に引上げてスキージブレードを床面から離間した位置に係止することができ、また、この係止状態を任意に解除することができる仮り止め手段を設けたため、スキージブレードを床面から離間させて、汚水の吸引は行わずに床面のブラシ洗浄のみを床面洗浄清掃機に行わせることを可能にする。
【0011】
(6) 更に、本発明では前記請求項6に記載の如く、前記のブラシヘッド部を、夫々逆向き方向に回転する左右2つのブラシと、これ等2つのブラシを回転する左右2台のモータとによって構成したため、ブラシを2台のモータによってバランス良く回転して、強力なブラッシング効果を発揮することを可能にする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、上述した本発明に係る床面洗浄清掃機の実施の形態を図面と共に説明すると、図1は本発明の全体を説明した構成図、図2は床面洗浄機の正面図、図3はその底面図、図4は平面図であって、本発明はこれ等各図に示すように符号1で全体的に示した床面洗浄機と、この床面洗浄機1に対してホース13を介して接続した移動自在なタンク14(図1参照)によって構成されている。
【0013】
上記の床面洗浄機1は、上端部に操作ボックス3を取付けた操作ハンドル2と、この操作ハンドル2の先端部に連結したブラシRAとこれを高速回転するモータ8Mとから成るブラシヘッド部8と、ブラシRAの前後に汚水吸引用のスキージブレード10A,10Bを配設したスキージフレーム8′とによって構成され、また、上記操作ボックス3には図1乃至図4に記載されているように操作レバー3A,3Aと、ブラシ回転スイッチ3B,3Bと、前記タンク14側に設けたハギューム用モータ(図示省略)のON/OFFスイッチ3Cと、同じくタンク14内に収容した洗浄水を上記ブラシヘッド部8側に給水するポンプ(図示省略)用のON/OFFスイッチ3Dが設けられている。
【0014】
上記のブラシヘッド部8は、図2乃至図4に示すように左右一対のブラシRA,RAと、これ等のブラシRA,RAを相対的に内側に向けて回転する左右のモータ8M,8Mとを備えており、且つ、これ等左右のモータ8M,8Mは、ブラシヘッド部8の上面部に設けた左右の取付台8T,8Tにボルト止めされると共に、ブラシヘッド部8の全体は上記スキージフレーム8′の中央部に大きく形成した嵌込穴8X(図4参照)の内部に上下スライド自在に嵌込まれていて、スキージフレーム8′の底面側に突出した下側のブラシRA,RAを、前後と左右をスキージブレード10A,10B及びスカート(図示省略)で囲まれたブラシ室RA′(図3参照)内で互いに逆向き方向に高速回転して、床面をブラッシングする仕組に成っている。
【0015】
図1並びに図6に於いて、9は両端口9A,9Bを前記前後のスキージブレード10A,10Bに接続した吸引パイプで、11はこの吸引パイプ9と前記操作ハンドル2に取付けた通気パイプ12の下端口12Aの間を接続する接続ホース、13は通気パイプ12の上端口12Bと前記タンク14のバキューム装置(図示せず)との間を接続する吸引ホースであって、これ等各ホース及びパイプを通してバキューム装置の吸引作用を前後のスキージブレード10A,10Bの部分に及ぼして、床面上の洗浄汚水をタンク14内に設けた汚水タンクに吸引するように構成されている。
【0016】
同じく図1と図6に於いて、15は上記タンク14内に設けた洗浄水タンクの洗浄水を上記ブラシRA,RA側に送る給水ホースで、この給水ホース15を通して送水される洗浄水は、ホース先端部15Aを通って給水パイプ15Bから各ブラシRAの中央口RX内に給水される仕組に成っている。尚、図中16は電気コード、14Aと14Bは上記タンク14の上下のケース体、14X,14Rは移動用のキヤスターと車輪を示す。
【0017】
更に図中、4は上記操作ハンドル2の下端部に略T字状に取付けた操作基板、5,5はこの操作基板4の左右両側に略L字状に連設した回動板、20,20は前後のスキージブレード9A,9Bの間を跨ぐようにスキージフレーム8′の上面に取付けた全体が下向きの略コ字形状を成す左右のガイド板で、各ガイド板20,20の後端縁20A,20Aは略円弧状の曲面形状を成し、上記左右の回動板5,5の各先端部を、図4並びに図6、図7に示すように軸6,6を用いて上記ブラシヘッド部8の左右上面に突設したフランジ8″,8″側に回動自在に連結した上記の操作基板4が、上述したガイド板20,20の後端縁20A,20Aをその内側に囲い込むように設けられている。
【0018】
図1と図6乃至図11並びに図14に於いて、5Aは上記各回動板5,5の各側面長手方向に形成したガイド長孔、7は両回動板5,5のガイド長孔5A,5Aにその両端部を嵌込んだガイド軸で、操作ハンドル2の回動操作によってこのガイド軸7がガイド板20,20の後端縁20A,20Aに従ってガイド長孔5A,5A内を移動して、操作ハンドル2を図1に示した床面に対して直立する線HPの位置、即ち、保管位置に回動した時に、図14に示すようにガイド軸7の両端が各ガイド板20,20の後部上面に凹設した係止溝20V内に落ち込んで、操作ハンドル2が直立した保管状態を維持できるように構成されている。
【0019】
図7乃至図11と図14に於いて、21は上記操作ハンドル2の回動操作に従って軸6,6を支点にして下側に回動する左右の回動板5,5の下側通路上に位置するように、上記スキージフレーム8′上に設けたハンドル支点軸であって、図1に示した作業位置(ラインHA)から図9のライン位置HB及び図10に示すライン位置HCまで操作ハンドル2を降下作動すると、上記ハンドル支点軸21によるテコの働きによって、回動板5,5がブラシヘッド部8をスキージフレーム8′に対して上方にスライドして、ブラシRAを床面FRより離間できる仕組に成っている。
【0020】
また、図7乃至図14に於いて、22は上記各ガイド板20の外側面に縦型に取付けたガイド筒、23は下端部を軸23Aによって上記ブラシヘッド部8側のフランジ部8″に取付け、上端側を上記ガイド筒22の内部にスライド自在に挿通したスライド軸で、スライド軸23の側面には軸25を用いてロック用フック片26が回動自在に取付けられ、また、ガイド筒22の外側面とスライド軸23のガイド縁23′には、夫々係止溝22Aと23Bが開口形成され、且つ、ガイド筒22の上部内側には上記ロック用フック片26の移動通路に面してストッパー22Bが設けられている。
【0021】
上記のガイド筒22とスライド軸23によって構成される係止手段は、上記操作ハンドル2の回動操作によって床面FRから離間させたブラシRAを、離間した状態に係止することができると共に、この係止状態を同じく操作ハンドル2の操作に従って解除して、ブラシRAを床面FR上に降下接地できるように構成したものであって、図9の(イ)図に示した状態から図10の(イ)図に示したライン位置HCまで操作ハンドル2を回動操作させると、同図の(ロ)図に示すようにロック用フック片26の上端がストッパー22Bに係止するため、テコの原理によるブラシヘッド部8、即ち、ブラシRAの床面FRからの離間を途中(図面の場合は17mm)で制止する。
【0022】
次いで、図10の(イ)図の状態から図11の(イ)図に示すように操作ハンドル2を作業位置ラインHAまで上昇回動すると、同図の(イ)図に示すようにブラシヘッド部8が降下し、且つ、同図の(ロ)図の如くロック用フック片26が回動してその先端をガイド筒22の係止溝22Aに係止するため、ブラシRAを床面FRから少し離間(図面では5mm)させた状態にロックすることができる。
【0023】
上記のロックを外して再びブラシRAを床面に接地させる場合は、再び操作ハンドル2を図10の(イ)図に示した最降下ラインHCの位置まで降下回動して、テコの原理によってブラシヘッド部8を再び上昇スライドさせると、図12の(イ)図に示すようにロック用フック片26がストッパー22Bに横向きに回動し、次いで、この状態から再び操作ハンドル2を図1並びに図11に示した作業位置ラインHAまで押し上げ回動すれば、スライド軸23が降下して横向きに回動されているロック用フック片26が図12の(ロ)図から(ハ)図の如く縦状態に回動して、スライド軸23の降下スライドを可能にするため、ブラシRAを図9、図13、図14に示すように床面FRに接地させたブラッシング状態にすることができる。
【0024】
更に図中、30は図13に示すようにアーム31を介して上記ブラシヘッド部8側に設けたマグネット、32はこのマグネット30に対向させてスキージフレーム8′の上面に取付けた鉄片であって、スキージフレーム8′の全体を手動で引き上げると、上記の鉄片32がマグネット30に吸着されて、図8、図14に記載のようにスキージフレーム8′、即ち、前後のスキージブレード10A,10Bを床面FRから離間させた位置に支持することができ、また、この離間状態は、同じく手作業にてスキージフレーム8′をブラシヘッド部8に対して取っ手等を用いて押し下げて上記マグネット30の吸着を外すことによって、スキージブレード10A,10Bを床面FRに接地させた元の状態に戻すことができるように構成されている。
【0025】
尚、図中8Rは上記スキージフレーム8′の後部に取付けたガイド車輪、8Zは同じくスキージフレーム8′の底面に取付けたキャスターであり、また、図2に於いて20Wは左右のモータ8M,8Mを固定する固定板を示し、更に、図5は上述したブラシRAに代えてパッドRBを上記のブラシヘッド部8に取付けて使用する場合の、交換時の状態を説明した説明図である。また、図14に於いてRSはブラシRAを取付けたモータ8Mの回転軸である。
【0026】
本発明は以上述べた如き構成であるから、図6に示すようにブラシRAと前後のスキージブレード10A,10Bを床面FRに接地させて、ブラシRAをモータ8Mで回転しながら給水パイプ15Bから洗浄水を吸水し、且つ、前後のスキージブレード10A,10Bに対して吸引作用を及ぼせば、給水と洗浄と吸引の作業を同時に行うことができるため、作業時間の短縮と、作業中に洗剤で足を滑らせたり、靴や衣類、或は、周辺を洗浄汚水で汚すことなく、床面をきれいな状態に洗浄することができる。
【0027】
また、図7の如くブラシRAを床面FRから離間した状態に支持してモータ8Mによるその回転を停止し、更に、洗浄水の給水を停止して前後のスキージブレード10A,10Bに対して吸引作用を及ぼせば、床面上の汚水を吸引することができ、而かも、ブラシRAが床面FRから離間しているため、汚水の吸引を少い操作力で軽快に行うことができる。
【0028】
更に、図8の如くスキージブレード10A,10Bを床面FRから離間した状態にして、給水しながらブラシRAによる洗浄のみを行えば、床面FRに対するブラシRAの接地荷重の増加によって、汚れが激しい床面の洗浄を効果的に行うことが可能となる。
【0029】
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明に係る床面洗浄清掃機によれば、1台の床面洗浄機を(1)給水/洗浄/吸引を同時に行う使い方、(2)給水/洗浄を同時に行う使い方、(3)吸引のみを行う使い方、の3通りの使い方、又は、いずれか2通りの使い方ができるため、床面洗浄のいろいろな使用状態に適応できるものであって、床面に対するブラシの昇降の切換を、操作ハンドルを上下に操作するだけで簡単に行えるようにした点と相俟って、床面を洗浄する清掃機として洵に画期的なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る床面洗浄清掃機の全体を説明した構成図である。
【図2】 本発明の正面図である。
【図3】 本発明の底面図である。
【図4】 本発明の平面図である。
【図5】 ブラシとパッドを交換している状態を説明した説明図である。
【図6】 本発明が洗浄運転と吸引運転を同時に行っている状態を説明した説明図である。
【図7】 本発明が吸引運転のみを行っている状態を説明した説明図である。
【図8】 本発明が洗浄運転のみを行っている状態を説明した説明図である。
【図9】 (イ)図は操作ハンドルを少し下げた状態の本発明の構成図、(ロ)図はその時の係止部材の状態を説明した断面図である。
【図10】 (イ)図は操作ハンドルを下方に押し下げてブラシを床面から離間させた状態の本発明の構成図、(ロ)図はその時の係止部材の状態を説明した断面図である。
【図11】 (イ)図は押し下げたハンドル軸を再び押し下げてブラシを床面から離間させてロックしている状態の本発明の構成図、(ロ)図はその時の係止部材のロック状態を説明した断面図である。
【図12】 (イ)図、(ロ)図、(ハ)図はブラシを床面から離間させた状態からロックを解いて床面に接地する迄の係止部材の動きを順番に説明した説明図である。
【図13】 ブラシの昇降を係止する係止手段とスキージブレードを床面から離間した状態に係止する仮り止め手段の構成を説明した一部断面側面図である。
【図14】 スキージブレードを床面から離間させた時の状態を拡大して示した一部断面側面図である。
【符号の説明】
1 床面洗浄機
2 操作ハンドル
RA ブラシ
FR 床面
8 ブラシヘッド部
8M モータ
8′ スキージフレーム
10A,10B スキージブレード
21 ハンドル支点軸
22 ガイド筒
22A 係止溝
22B ストッパー
23 スライド軸
26 ロック用フック片
30 マグネット
Claims (6)
- 洗浄水を給水しながらブラシをモータで高速回転して床面を洗浄する洗浄機能と、洗浄によって生じた汚水を床面からスキージの吸引作用によって吸引する汚水吸引機能を備えた床面洗浄清掃機であって、
前後にスキージブレードを取付けたスキージフレームの略中央部分に、この中央部分を上下に貫いた状態で円盤形のブラシと駆動用モータとから成るブラシヘッド部を設けて、これ等スキージフレームとブラシヘッド部の位置を、相対的に上下にスライドできるように構成することにより、上記ブラシとスキージの位置関係を、ブラシとスキージを共に床面に接地させた床面洗浄吸水位置と、ブラシのみを床面に接地させてスキージを床面から離間させる床面洗浄位置と、スキージのみを床面に接地させ、且つ、洗浄水の給水を止めた状態でブラシを床面から離間させる汚水吸引位置の、計3通りの位置、又は、いずれか2通りの位置に切換自在に構成したことを特徴とする床面洗浄清掃機。 - 円盤形のブラシと駆動用のモータとから成るブラシヘッド部に対して、操作ハンドルの先端部を上下作動自在に連結する一方、スキージブレードを取付けたスキージフレームには、上記の操作ハンドルを下方に作動操作する際に、操作ハンドルの先端部側に接してテコの支点となるハンドル支点部を設けて、上記操作ハンドルの下方への作動操作に従って上記のブラシヘッド部をスキージブレードに対して上方にスライドさせて、ブラシを床面から離間するように構成したことを特徴とする請求項1記載の床面洗浄清掃機。
- スキージブレードを取付けたスキージフレームに、操作ハンドルの上下作動をガイドするガイド板を設け、このガイド板には操作ハンドルを床面に対して直立した位置に支持することができる支持部を設けると共に、スキージフレームと前記ブラシヘッド部の間には、上記操作ハンドルの操作に従って床面から離間したブラシを、離間した状態に係止することができ、また、この係止状態を任意に解除できるように構成した係止手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の床面洗浄清掃機。
- 前記スキージフレームとブラシヘッド部の間に設ける係止手段を、スキージフレームのガイド板に取付けたガイド筒と、根端部をブラシヘッド部側に取付け、且つ、先端部を上記ガイド筒の内部にスライド自在に嵌込んだスライド軸と、このスライド軸に回動自在に取付けられていて、前記操作ハンドルを下方に作動してブラシヘッド部を上方にスライドさせると、上記ガイド筒の上側に設けたストッパーに係止してスライド軸、即ち、ブラシヘッド部の上方への移動を途中で係止し、その後、上記の操作ハンドルを上方に作動してブラシヘッド部を降下させると、上記ガイド筒の側面に形成した係止溝に係止して、ブラシヘッド部の降下を前記ブラシが床面から少し離間した位置で係止する一方、上記の操作ハンドルを再び下方に作動してブラシヘッド部を上方にスライドさせた後、この操作ハンドルを再度上方に作動すると、上記のストッパーに係合回動されて上記係止溝に対する係止を解き、ブラシヘッド部の降下を可能にしてブラシを床面に接地させることができるロック用フック片とによって構成したことを特徴とする請求項3記載の床面洗浄清掃機。
- 前記ブラシヘッド部とスキージフレームの間に、スキージフレームを上方に引上げてスキージブレードを床面から離間した位置に係止することができ、また、この係止状態を任意に解除することができる仮り止め手段を設けたことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の床面洗浄清掃機。
- 前記のブラシヘッド部を、夫々逆向き方向に回転する左右2つのブラシと、これ等2つのブラシを回転する左右2台のモータとによって構成したことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の床面洗浄清掃機。
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