JP3776489B2 - エンジン駆動式空気調和機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は水冷式エンジンにより駆動される圧縮機を具備する空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種空気調和機の系統図が図2に示されている。
水冷式エンジン1により駆動される圧縮機2、四方弁3、室外熱交換器4、絞り機構5、室内熱交換器6を冷媒配管で接続することによって冷凍サイクルが構成されている。
【0003】
冷房運転時、エンジン1によって圧縮機2が駆動されると、この圧縮機2から吐出されたガス冷媒は実線矢印で示すように、四方弁3を経て室外熱交換器4に入り、ここで室外フアン7により送風される外気に放熱することによって凝縮液化する。
【0004】
この液冷媒は絞り機構5を流過する過程で断熱膨張した後、室内熱交換器6に入り、ここで室内フアン8により送風される室内空気を冷却することによって蒸発気化する。しかる後、このガス冷媒は四方弁3を経て圧縮機2に戻る。
【0005】
暖房運転時には、四方弁3が上記と逆方向に切り換えられ、圧縮機2から吐出された冷媒は破線矢印で示すように、四方弁3、室内熱交換器6、絞り機構5、室外熱交換器4、四方弁3をこの順に経て圧縮機2に戻る。
【0006】
エンジン1を冷却することによって昇温した冷却水はラジェータ9に入り、ここで室外フアン7により送風される外気に放熱することによって降温した後、冷却水循環ポンプ10により付勢され、排ガス熱交換器11の伝熱管12を流過する過程で管外の排気ガスと熱交換した後、エンジン1に戻る。
【0007】
エンジン1から排出された排気ガスは排気管13に介装された排ガス熱交換器11及び排気マフラー14を経て放出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の空気調和機においては、エンジン1の負荷が増大すると、そのオイルパン1A内に貯溜されたオイルOの温度が燃焼熱や摩擦熱によって異常に上昇し、この結果、オイルOが劣化するとともにその潤滑性能の低下によってエンジン1の損傷を招くおそれがあった。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために発明されたものであって、その要旨とするところは、水冷式エンジンにより駆動される圧縮機、室外熱交換器、絞り機構、室内熱交換器を冷媒配管で接続してなる冷凍サイクルと、上記水冷式エンジンの冷却水をラジェータに循環させて放熱する冷却水回路を具備するエンジン駆動式空気調和機において、上記水冷式エンジンのオイルパン内に貯溜されたオイルの温度を検出する油温センサと、上記オイルパン内のオイルと上記冷却水回路を流過する冷却水の一部とを熱交換させる熱交換器と、上記油温センサで検出した油温が上昇して設定温度に達したとき開となって冷却水の一部を上記熱交換器に流す開閉弁を設けたことを特徴とするエンジン駆動式空気調和機にある。
【0010】
しかして、オイルパン内に貯溜されたオイルの温度が上昇して設定温度に到達したとき、開閉弁が開となり、冷却水の一部が熱交換器を流過することによってオイルパン内のオイルを冷却する。
【0011】
上記ラジェータと上記室外熱交換器とを熱交換可能に設置すれば、熱交換器において冷却水によって回収したオイルの熱をラジェータから室外熱交換器に伝達できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態が図1に示されている。
水冷式エンジン1のオイルパン1A内に貯溜されたオイルOの温度を検出する油温センサ20が設置されている。
そして、このオイルO中にはオイルOと冷却水とを熱交換させる熱交換器21が浸漬されている。
この熱交換器21の入口配管22は排ガス熱交換器11出口の冷却水配管23に接続され、熱交換器21の出口配管24はエンジン1出口の冷却水配管25に接続されている。
【0013】
入口配管22には開閉弁26が介装され、この開閉弁26はコントローラ27からの指令によって開閉されるようになっている。
そして、ラジェータ9は室外熱交換器4と熱交換可能に設置されている。
他の構成は図2に示す従来のものと同様であり、対応する部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
【0014】
しかして、空気調和機の運転時、油温センサ20によって検出されたオイルパン1A内に貯溜されたオイルOの油温がコントローラ27に入力され、ここで設定器28から入力された設定温度と比較される。
エンジン1の高負荷運転時等、油温センサ20の検出温度が上昇して設定温度に達したとき、コントローラ27は開閉弁26に指令してこれを開とする。
【0015】
すると、排ガス熱交換器11の伝熱管12を流過した冷却水の一部が冷却水配管23から入口配管22、開閉弁26を経て熱交換器21内に入り、この熱交換器21を流過する過程でオイルOから吸熱してこれを冷却した後、出口配管24を通って冷却水配管25に流入する。
【0016】
そして、エンジン1から流出した冷却水と一緒にラジェータ9に入り、ここで放熱するので、この熱はラジェータ9から熱伝導により室外熱交換器4に伝達され、また、ラジェータ9を流過した外気が室外熱交換器4を流過することによって室外熱交換器4を循環する冷媒に与えられる。
【0017】
油温センサ20の検出温度が低下して下限設定温度に到達したとき、コントローラ27は開閉弁26を閉じ、以後、冷却水は熱交換器21を流過しない。
【0018】
【発明の効果】
本発明においては、オイルパン内に貯溜されたオイルの温度が上昇して設定温度に達したとき、開閉弁が開となって、冷却水の一部が熱交換器を流過することによってオイルパン内のオイルを冷却する。
この結果、オイルパン内に貯溜されたオイルの温度の異常上昇を防止できるので、オイルの劣化及びその潤滑性能の低下によるエンジンの損傷を未然に防止できる。
【0019】
上記ラジェータと上記室外熱交換器とを熱交換可能に設置すれば、冷却水が熱交換器においてオイルから回収した熱をラジェータを介して室外熱交換器を循環する冷媒に与えることができるので、空気調和機の暖房運転時その暖房能力を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す系統図である。
【図2】従来のエンジン駆動式空気調和機の系統図である。
【符号の説明】
1 エンジン
1A オイルパン
2 圧縮機
4 室外熱交換器
5 絞り機構
6 室内熱交換器
9 ラジェータ
10 冷却水循環ポンプ
11 排ガス熱交換器
O オイル
20 油温センサ
21 熱交換器
22 入口配管
24 出口配管
26 開閉弁
27 コントローラ
28 設定器
Claims (2)
- 水冷式エンジンにより駆動される圧縮機、室外熱交換器、絞り機構、室内熱交換器を冷媒配管で接続してなる冷凍サイクルと、上記水冷式エンジンの冷却水をラジェータに循環させて放熱する冷却水回路を具備するエンジン駆動式空気調和機において、上記水冷式エンジンのオイルパン内に貯溜されたオイルの温度を検出する油温センサと、上記オイルパン内のオイルと上記冷却水回路を流過する冷却水の一部とを熱交換させる熱交換器と、上記油温センサで検出した油温が上昇して設定温度に達したとき開となって冷却水の一部を上記熱交換器に流す開閉弁を設けたことを特徴とするエンジン駆動式空気調和機。
- 上記ラジェータと上記室外熱交換器とを熱交換可能に設置したことを特徴とする請求項1記載のエンジン駆動式空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30227895A JP3776489B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | エンジン駆動式空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30227895A JP3776489B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | エンジン駆動式空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09126052A JPH09126052A (ja) | 1997-05-13 |
JP3776489B2 true JP3776489B2 (ja) | 2006-05-17 |
Family
ID=17907087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30227895A Expired - Fee Related JP3776489B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | エンジン駆動式空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3776489B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102451919B1 (ko) * | 2018-07-10 | 2022-10-06 | 현대자동차 주식회사 | 오일-냉각수 통합 제어 장치 |
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1995
- 1995-10-27 JP JP30227895A patent/JP3776489B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09126052A (ja) | 1997-05-13 |
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