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JP3773152B2 - 車両用蒸発燃焼式ヒータ - Google Patents

車両用蒸発燃焼式ヒータ Download PDF

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JP3773152B2 JP35604997A JP35604997A JP3773152B2 JP 3773152 B2 JP3773152 B2 JP 3773152B2 JP 35604997 A JP35604997 A JP 35604997A JP 35604997 A JP35604997 A JP 35604997A JP 3773152 B2 JP3773152 B2 JP 3773152B2
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幸司 高沢
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克志 高見
伸 斎藤
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  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両用蒸発燃焼式ヒータに関わり、特に、自動車の冷却水の加熱装置や暖房装置に好適な車両用蒸発式燃焼式ヒータに関する。
【0002】
【従来の技術】
冬季にエンジンの始動を短期間に可能とするための熱源又は走行中の車両室内暖房の補助熱源として、液体燃料を用いるヒータが使用されていた。また、電気自動車の暖房装置はバッテリの容量の制限により電力消費を少なくすることが要求される。そのため、暖房装置の熱源として液体燃料を用いるものが使用されている。
【0003】
このような車両用ヒータの従来例を図9に示す。車両用蒸発燃焼式ヒータに供給する燃料は図示していない燃料ポンプにより燃料タンクから燃料パイプ20を介して点火栓3の周囲に供給される。点火栓3の周囲の空間は燃焼室を形成する外管30と連通しており、燃料は点火栓3の周囲の空間から外管30に流れ込む。外管30の内面には蒸発媒体4が張り付けられている。蒸発媒体4はセラミックウール等で作られており内部に多数の連泡を有し毛細管現象により液体の燃料を保持する。
【0004】
外管30と同軸に内管31が配置されている。燃焼のための空気は空気供給ブロア16により内管31の内部に送り込まれる。内管31の先端部には保炎プレート32が固定されている。内管31の先端部と保炎プレート32との間には隙間が形成され、また、内管31には軸方向に多数のスリットが形成されている。外管30と内管31で形成される環状の燃焼室には蒸発媒体4から蒸発した燃料と、内管31と保炎プレート32との間の隙間および内管31のスリットから吹き出す空気とが混合されて燃焼する。
【0005】
燃料の着火は点火栓3により行われる。すなわち、点火栓3には螺旋形の発熱素子が設けられており、発熱素子に一定期間通電することにより発熱素子が高温に赤熱されて液体燃料から蒸発した燃料蒸気が着火する。
【0006】
保炎プレート32は環状の燃焼室に対してバッフルプレートとなり、燃料の完全燃焼を助け、また、炎が消えないように作用する。燃焼ガスは燃焼室からオリフィス29を通り矢印で示す燃焼ガス流33となり燃焼筒1の内側から外側を通り燃焼ガス排出管13より排出される。
【0007】
燃焼ガスから出た熱は車両用燃焼式ヒータを循環する水を加熱する。水は温風を発生する図示していない熱交換器と車両用蒸発燃焼式ヒータの間をポンプにより循環される。ポンプにより送られる水は冷却水入口パイプ14から外側導水管34と内側導水管35の間に入り、螺旋形状の仕切り部材36に案内されて内側導水管35の周囲を回り冷却水出口パイプ15より送り出される。燃焼ガスの熱は内側導水管35を介して水を加熱し、加熱された水は熱交換器で空気を加熱する。その加熱された空気は車室内に送られ車内の暖房が行われる。
【0008】
なお、サーモスタット37および温度ヒューズ38、38は車両用蒸発燃焼式ヒータの外側に取付けられており、直列に接続されている。車両用燃焼式ヒータが空焚き等の事故により異常に加熱されるとサーモスタット37または温度ヒューズ38、38のいずれかの導通が切れ、コントローラがそれを検知すると燃料ポンプが停止されて燃料供給が止まるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の車両用蒸発燃焼式ヒータは、蒸発媒体4が外管30の全内周に渡って配置されており、その体積が大きいため、着火から蒸発媒体4が加熱されて定常燃焼となるまでの時間が長くなる。従って、暖房効果を得るための燃焼立ち上がり時間が長くなってしまうという問題があった。
【0010】
また、燃焼筒1内には通常オリフィス29が1個配置されており、燃料を完全に燃焼させるためには、燃焼筒1の長さを長くしなければならなかった。さらに、水を加熱するための熱交換部も内側導水管35の表面だけから熱を伝えるため熱交換効率を十分に確保するためには内側導水管35も長くする必要があった。このためヒータ全体の大きさが大きくなり、狭いエンジンルーム内に配置する場合設置場所が限定される。あるいは、安全性を犠牲にして設置場所を決めなければならなかった。そして、ヒータを小型にすると熱交換効率が低下するという問題があった。
【0011】
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、着火から定常燃焼状態となるまでの燃焼立ち上がり時間を短くすることができる車両用蒸発燃焼式ヒータを提供することにある。
【0012】
本発明の他の目的は小型でしかも熱交換効率を高くすることができる車両用蒸発燃焼式ヒータを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の車両用蒸発燃焼式ヒータは、燃焼筒と、前記燃焼筒で囲まれた燃焼室と、燃料蒸発媒体と、前記燃焼室に空気を導入する空気導入孔と、点火栓とを含む蒸発燃焼式ヒータであって、前記燃焼筒に固定された支持部材と、前記支持部材に嵌着され、前記燃焼室の縦壁面を形成するリング形状の燃料蒸発媒体とを備え、前記空気導入孔は前記支持部材内を斜めに延びて貫通し前記燃料蒸発媒体の表面近傍に旋回流を生じさせる1次空気導入孔と、前記燃焼筒の前記蒸発媒体近傍の円周上に設けられた2次空気導入孔と、前記燃焼筒の中央付近の円周上に設けられ燃焼ガスと蒸発した燃料との混合ガスにさらに空気を加える3次空気導入孔とからなることを特徴とする。
【0014】
また、本発明の車両用蒸発燃焼式ヒータは、前記車両用蒸発燃焼式ヒータにおいて、前記点火栓が発熱部を有し、前記発熱部は前記支持部材に設けられた孔と前記燃料蒸発部を挿通し、前記発熱部と前記支持部材との間にリング状の隙間が設けられており、前記隙間に燃料が流出する燃料導入孔が開口しているものである。
【0015】
さらに、本発明の車両用蒸発燃焼式ヒータは、燃焼ガスの1次燃焼室下流側に配置され燃焼ガスと被加熱媒体とで熱交換を行う熱交換部において、前記1次燃焼室と隣接する燃焼ガス下流側に2次燃焼室を設けその下流側に第1の燃焼ガス集合部を設け前記1次および2次燃焼室の周囲に第2の燃焼ガス集合部を設け第1の燃焼ガス集合部と第2の燃焼ガス集合部とを複数の連結パイプで連結し前記第2の燃焼ガス集合部から燃焼ガスを排出すると共に前記1次燃焼室、2次燃焼室、第1の燃焼ガス集合部、複数の連結パイプおよび第2の燃焼ガス集合部の周囲に被加熱媒体流路を形成したことを特徴とする。
【0016】
また、本発明の車両用蒸発燃焼式ヒータは、前記車両用蒸発燃焼式ヒータにおいて、前記1次燃焼室を覆うケーシングに前記熱交換部に設けられたフランジを締着することにより車両用蒸発燃焼式ヒータを一体に形成する構造とし、前記フランジに出口側の温水および出口側の燃焼ガスを接触させるように構成したものである。
【0017】
さらに、本発明の車両用蒸発燃焼式ヒータは、前記車両用蒸発燃焼式ヒータにおいて、前記フランジの出口側の温水と接触する部分に温水温度検知サーミスタを配置し、前記フランジの出口側の燃焼ガスと接触する部分に温度ヒューズを配置し、これらの配線を前記ケーシング内部に配置したものである。
【0018】
さらに、本発明の車両用蒸発燃焼式ヒータは、前記各車両用蒸発燃焼式ヒータにおいて、前記2次燃焼室に偏心オリフィスを多段に配置したものである。
【0019】
さらに、本発明の車両用蒸発燃焼式ヒータは、前記各車両用蒸発燃焼式ヒータにおいて、前記連結パイプの入口に連接して燃焼ガスガイドを設けた請求項3から6に記載したものである。
【0020】
さらに、本発明の車両用蒸発燃焼式ヒータは、前記各車両用蒸発燃焼式ヒータにおいて、前記連結パイプの出口にオリフィスを設けたものである。
【0021】
さらに、本発明の車両用蒸発燃焼式ヒータは、燃焼室の縦壁面にリング形状の燃料蒸発媒体を配置し、前記燃料蒸発媒体に囲まれた面に旋回流を生じさせる燃焼用空気導入孔を開口し、前記燃焼室外周面に前記燃料蒸発媒体表面に対して平行に近接して流れる空気流を生じさせる燃焼用空気導入孔を設け、前記燃料蒸発媒体上部に燃料を供給し、燃焼ガスの1次燃焼室下流側に配置され燃焼ガスと被加熱媒体とで熱交換を行う熱交換部において、前記1次燃焼室と隣接する燃焼ガス下流側に2次燃焼室を設けその下流側に第1の燃焼ガス集合部を設け前記1次および2次燃焼室の周囲に第2の燃焼ガス集合部を設け第1の燃焼ガス集合部と第2の燃焼ガス集合部とを複数の連結パイプで連結し前記第2の燃焼ガス集合部から燃焼ガスを排出すると共に前記1次燃焼室、2次燃焼室、第1の燃焼ガス集合部、複数の連結パイプおよび第2の燃焼ガス集合部の周囲に被加熱媒体流路を形成するように構成したものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例である車両用蒸発燃焼式ヒータを図面を参照して説明する。図1は本発明の実施例である車両用蒸発燃焼式ヒータを示す断面図であり、図2(a)は同車両用蒸発燃焼式ヒータの部分を示す断面図、図2(b)は図2(a)に示す部分の左側面図、図2(c)は図2(a)に示す部分の右側面図である。車両用蒸発燃焼式ヒータに供給する燃料は図示していない燃料ポンプにより燃料タンクから燃料パイプ20を介して点火栓3の周囲に供給される。
【0023】
支持部材2は燃焼筒1に固定されており、その構造が図2に詳しく示されている。支持部材2の中央には図1に示す燃焼温度検知サーミスタ18を挿通させる孔が設けられており、上部には点火栓3を挿通させる孔が設けられている。さらに支持部材2の正面の凹みにはリング状の蒸発媒体4が嵌着されている。
【0024】
点火栓3は電流により熱を発生する抵抗体が円筒形のステンレスで被覆された発熱部3aを有しており、発熱部3aは図1および図6に示すように支持部材2の孔と蒸発媒体4とを挿通する。発熱部3aは蒸発媒体4に対しては隙間なく嵌め込まれているが支持部材2との間にはリング状の隙間が生じている。
【0025】
その隙間に図2(a)に示すように燃料パイプ20から送られた燃料が流出する燃料導入孔24が開口している。蒸発媒体4はセラミックウールを固めて作られており内部に多数の連泡を有している。燃料は支持部材2の孔から蒸発媒体4の上部に流れ込みさらに蒸発媒体4の下部に流れ蒸発媒体4は毛細管現象により液体の燃料を保持する。
【0026】
支持部材2には捩じれた状態で斜めに延びる1次空気導入孔6が5個貫通している。なお、図1および図2の断面では分かりやすくするため1次空気導入孔6の全長を描きだしている。燃焼筒1には蒸発媒体4の表面近傍の円周上に2次空気導入孔7が等間隔に設けられ、燃焼筒1の中央付近の円周上に3次空気導入孔8が等間隔に設けられている。空気供給ブロア16はこれらの1次空気導入孔6、2次空気導入孔7および3次空気導入孔8から空気が噴出するように空気を送り込む。
【0027】
図2(b)の矢印で示すように1次空気導入孔6から流出する空気は旋回流25となる。蒸発媒体4から蒸発した燃料と、1次空気導入孔6から流出する空気により初期の燃焼が行われる。燃焼の制御は空気供給ブロアの上部に配置されたコントローラ19により行われる。コントローラ19は車両からの操作信号および温水温度検知サーミスタ17、燃焼温度検知サーミスタ18の信号が入力され、燃料ポンプ、空気供給ブロア16および点火栓3を制御する。
【0028】
燃料の着火は点火栓3により行われる。すなわち、点火栓3の抵抗体に一定期間通電することにより発熱部3aが高温に赤熱される。その後、燃料ポンプから点火栓3の回りに液体燃料が供給され蒸発媒体4に浸透される。同時に空気供給ブロア16から空気が送られ燃焼用空気が送り込まれる。そして、点火栓3の回りに浸透した燃料が蒸発して赤熱した発熱部3aで着火される。
【0029】
図6に燃料および燃焼用空気の供給径路が詳しく示されている。また、図7に燃料の着火の状態が示されている。点火栓3で発生した炎は図7(a)〜(d)に示すように渦巻き状に広がり蒸発媒体4の全面を覆うようになる。この火炎により蒸発媒体4の表面からの燃料蒸発量が増大し燃焼量が増大するがその燃焼量に見合うように供給燃料および燃焼用空気量が増やされる。蒸発媒体4はリング状に形成されてその体積が小さく、それに含まれる液体燃料が少なく蒸発が速いため燃焼立ち上がり時間を短くすることができる。
【0030】
2次空気導入孔7から供給される空気は図7に示すように蒸発媒体4の表面に沿って流れ蒸発媒体4の表面にカーボンが堆積するのを阻止し、また、蒸発した燃料を燃焼させる。燃焼ガスおよび蒸発した燃料の混合ガスは図1に示す燃焼筒1内をさらに左方向に流れ3次空気導入孔8から流出する空気と混合して燃焼する。
【0031】
定常燃焼状態でコントローラ19は車両からの操作信号および温水温度検知サーミスタ17、燃焼温度検知サーミスタ18の信号により、燃料ポンプ、空気供給ブロア16の動作を制御する。
【0032】
燃焼筒1内の1次燃焼室で発生した燃焼ガスはインナーパイプ21、燃焼ガス集合板21a、連結パイプ11、燃焼ガス集合筒21bおよび外筒23で構成される熱交換部12で冷却水を加熱する。インナーパイプ21内に3段に配置された偏心オリフィス5はインナーパイプ21内の2次燃焼室を流れる気流を乱し未燃焼の燃料を短い距離で完全燃焼させる。
【0033】
燃焼ガスはインナーパイプ21から燃焼ガス集合板21aで囲まれた第1の燃焼ガス集合部9に集まり、連結パイプ11を通り燃焼ガス集合筒21bで囲まれた第2の燃焼ガス集合部10に流れ、燃焼ガス集合筒21bに連なる燃焼ガス排出管13から排出される。燃焼ガスの流れは図1において黒矢印で示されている。
【0034】
冷却水は外筒23の上部に設けた冷却水入口パイプ14から外筒23に入り、同じく外筒23の上部に設けた冷却水出口パイプ15から排出される。外筒23内の、冷却水入口パイプ14と冷却水出口パイプ15の間には下端部に隙間を有する仕切板41が設けられている。仕切板41によって、冷却水入口パイプ14から入った冷却水は燃焼ガスの流れを囲む部材の周囲全体をくまなく通過してから冷却水出口パイプ15から排出される。また、仕切板41の上端には小さな切り欠きが設けてあり、冷却水入口パイプ14から外筒23へ入った空気はその切り欠きを通って冷却水出口パイプ15から排出させることができる。冷却水の流れは図1において白矢印で示されている。
【0035】
熱交換部12の詳細が図3〜図5に示されている。図3は図1と同様に熱交換部12の縦断面を示している。熱交換部12を覆う外筒23に固着されたフランジ40は図1に示すケーシング42に締着されて車両用蒸発燃焼式ヒータが一体に形成される。すなわち、熱交換部12とケーシング42に覆われた部分は別々に組み立てることができる。また、温度検知サーミスタ17はフランジ40の内側の温水出口側に配置され、温度ヒューズ39はフランジ40の排気ガス出口部の外側に配置され、これらの配線はケーシング42の内部に配置される。従来のものは図9に示すように、温度ヒューズ38およびサーモスタット37が熱交換器の外部に取付けられているのでこれらの配線の保護および防水のためにカバーが必要であり、外観寸法も大きくなり、また、コストも大きくなっていた。この問題が上記の構造により改善された。
【0036】
図4に詳しく示すように連結パイプ11は、インナーパイプ21の中心に対向する側半分だけが燃焼ガスガイド11aとして第1の燃焼ガス集合部9内に延びており、また、連結パイプ11の出口側にはオリフィス26が設けられている。燃焼ガスガイド11aを設けたことによって、インナーパイプ21から連結パイプ11への燃焼ガスの流れが燃焼ガスガイド11aを迂回して流れるようになり、第1の燃焼ガス集合部9内全体に燃焼ガスの流れを生じさせている。また、オリフィス26は燃焼音を消音する。
【0037】
図5に密斜線で示す燃焼ガス通路27はインナーパイプ21および連結パイプ11で囲まれ、その外側が粗斜線で示す冷却水通路22となっている。この構成によりヒータ長さ方向の単位長さ当たりの熱交換面を大きくすることができる。また、前述したように短いインナーパイプ21内で燃料が完全燃焼されるので熱交換部を小さくすることができる。熱交換部で加熱される水はエンジン冷却水であるがその水は図示していない熱交換器で空気を加熱する。その加熱された空気は車室内に送られ車内の暖房が行われる。
【0038】
図8にこの発明の他の実施例を示す。この実施例の車両用蒸発燃焼式ヒータは図1に示した車両用蒸発燃焼式ヒータにおいて、インナーパイプ21の内部に後部燃焼筒28が配置されている。後部燃焼筒28に偏心オリフィス5が3段に配置されており、後部燃焼筒28に燃焼筒1からの燃焼ガスが導入される。後部燃焼筒28から第1の燃焼ガス集合部9に燃焼ガスが流される。他の構成は図1に示したものと同様であるが、熱交換部に取付けられた温度ヒューズ39はコントローラ19に接続されており熱交換部の過熱により溶断して燃料の供給を停止させる。この例では燃焼室と冷却水通路が2重の壁面で仕切られている。
【0039】
【発明の効果】
本発明の車両用蒸発燃焼式ヒータによれば、運転開始時の燃焼立ち上がり時間を短くすることができる。また、熱交換部の単位体積当たりの熱交換効率を高め、ヒータ全体を小形にすることができる。さらに、燃焼音の低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である車両用蒸発燃焼式ヒータを示す断面図である。
【図2】図2(a)は同車両用蒸発燃焼式ヒータの部分を示す断面図、図2(b)は図2(a)に示す部分の左側面図、図2(c)は図2(a)に示す部分の右側面図である。
【図3】同車両用蒸発燃焼式ヒータの部分を示す断面図である。
【図4】図3におけるA部詳細図である。
【図5】図3におけるB−B断面図である。
【図6】同車両用蒸発燃焼式ヒータの部分を示す断面図である。
【図7】図6において左から見た点火状態を示す図である。
【図8】本発明の他の実施例である車両用蒸発燃焼式ヒータを示す断面図である。
【図9】図9(a)は従来の車両用蒸発燃焼式ヒータを示す断面図、図9(b)は同車両用蒸発燃焼式ヒータを示す側面図、図9(c)は図9(b)におけるC−C断面図である。
【符号の説明】
燃焼筒
2 支持部材
3 点火栓、3a 発熱部
4 蒸発媒体
5 偏心オリフィス
6 1次空気導入孔
7 2次空気導入孔
8 3次空気導入孔
9 第1の燃焼ガス集合部
10 第2の燃焼ガス集合部
11 連結パイプ、11a 燃焼ガスガイド
12 熱交換部
13 燃焼ガス排出管
14 冷却水入口パイプ
15 冷却水出口パイプ
16 空気供給ブロア
17 温水温度検知サーミスタ
18 燃焼温度検知サーミスタ
19 コントローラ
20 燃料パイプ
21 インナーパイプ、21a 燃焼ガス集合板、21b 燃焼ガス集合筒
22 冷却水通路
23 外筒
24 燃料導入孔
25 燃焼用空気旋回流
26 オリフィス
27 燃焼ガス通路
28 後部燃焼筒
29 オリフィス
30 外管
31 内管
32 保炎プレート
33 燃焼ガス流
34 外側導水管
35 内側導水管
36 仕切り部材
37 サーモスタット
38 温度ヒューズ
39 温度ヒューズ
40 フランジ
41 仕切板
42 ケーシング

Claims (11)

  1. 燃焼筒と、前記燃焼筒で囲まれた燃焼室と、燃料蒸発媒体と、前記燃焼室に空気を導入する空気導入孔と、点火栓とを含む蒸発燃焼式ヒータであって、
    前記燃焼筒に固定された支持部材と、前記支持部材に嵌着され、前記燃焼室の縦壁面を形成するリング形状の燃料蒸発媒体とを備え、前記空気導入孔は前記支持部材内を斜めに延びて貫通し前記燃料蒸発媒体の表面近傍に旋回流を生じさせる1次空気導入孔と、前記燃焼筒の前記蒸発媒体近傍の円周上に設けられた2次空気導入孔と、前記燃焼筒の中央付近の円周上に設けられ燃焼ガスと蒸発した燃料との混合ガスにさらに空気を加える3次空気導入孔とからなることを特徴とする車両用蒸発燃焼式ヒータ。
  2. 前記点火栓は発熱部を有し、前記発熱部は前記支持部材に設けられた孔と前記燃料蒸発部を挿通し、前記発熱部と前記支持部材との間にリング状の隙間が設けられており、前記隙間に燃料が流出する燃料導入孔が開口している請求項1の車両用蒸発燃焼式ヒータ。
  3. 燃焼ガスの1次燃焼室下流側に配置され燃焼ガスと被加熱媒体とで熱交換を行う熱交換部において、前記1次燃焼室と隣接する燃焼ガス下流側に2次燃焼室を設けその下流側に第1の燃焼ガス集合部を設け前記1次および2次燃焼室の周囲に第2の燃焼ガス集合部を設け第1の燃焼ガス集合部と第2の燃焼ガス集合部とを複数の連結パイプで連結し前記第2の燃焼ガス集合部から燃焼ガスを排出すると共に前記1次燃焼室、2次燃焼室、第1の燃焼ガス集合部、複数の連結パイプおよび第2の燃焼ガス集合部の周囲に被加熱媒体流路を形成したことを特徴とする車両用蒸発燃焼式ヒータ。
  4. 前記1次燃焼室を覆うケーシングに前記熱交換部に設けられたフランジを締着することにより車両用蒸発燃焼式ヒータを一体に形成する構造とし、前記フランジに出口側の温水および出口側の燃焼ガスを接触させるように構成した請求項3の車両用蒸発燃焼式ヒータ。
  5. 前記フランジの出口側の温水と接触する部分に温水温度検知サーミスタを配置し、前記フランジの出口側の燃焼ガスと接触する部分に温度ヒューズを配置し、これらの配線を前記ケーシング内部に配置した請求項4の車両用蒸発燃焼式ヒータ。
  6. 前記2次燃焼室に偏心オリフィスを多段に配置した請求項3から5に記載した車両用蒸発燃焼式ヒータ。
  7. 前記連結パイプの入口に連接して燃焼ガスガイドを設けた請求項3から6に記載した車両用蒸発燃焼式ヒータ。
  8. 前記連結パイプの出口にオリフィスを設けた請求項3から7に記載した車両用蒸発燃焼式ヒータ。
  9. 燃焼室の縦壁面にリング形状の燃料蒸発媒体を配置し、前記燃料蒸発媒体に囲まれた面に旋回流を生じさせる燃焼用空気導入孔を開口し、前記燃焼室外周面に前記燃料蒸発媒体表面に対して平行に近接して流れる空気流を生じさせる燃焼用空気導入孔を設け、前記燃料蒸発媒体上部に燃料を供給し、燃焼ガスの1次燃焼室下流側に配置され燃焼ガスと被加熱媒体とで熱交換を行う熱交換部において、前記1次燃焼室と隣接する燃焼ガス下流側に2次燃焼室を設けその下流側に第1の燃焼ガス集合部を設け前記1次および2次燃焼室の周囲に第2の燃焼ガス集合部を設け第1の燃焼ガス集合部と第2の燃焼ガス集合部とを複数の連結パイプで連結し前記第2の燃焼ガス集合部から燃焼ガスを排出すると共に前記1次燃焼室、2次燃焼室、第1の燃焼ガス集合部、複数の連結パイプおよび第2の燃焼ガス集合部の周囲に被加熱媒体流路を形成するように構成した車両用蒸発燃焼式ヒータ。
  10. 前記1次燃焼室を覆うケーシングに前記熱交換部に設けられたフランジを締着することにより車両用蒸発燃焼式ヒータを一体に形成する構造とし、前記フランジに出口側の温水および出口側の燃焼ガスを接触させるように構成した請求項9の車両用蒸発燃焼式ヒータ。
  11. 前記フランジの出口側の温水と接触する部分に温水温度検知サーミスタを配置し、前記フランジの出口側の燃焼ガスと接触する部分に温度ヒューズを配置し、これらの配線を前記ケーシング内部に配置した請求項10の車両用蒸発燃焼式ヒータ。
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