JP3772433B2 - Door switch structure - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば機械設備の安全カバー、家具、クローゼットなどのドアの開閉を検知するためのドアスイッチの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種のドアスイッチとして、例えば機械設備などの開口部を開閉する安全カバーのような可動部材に吸着板を設け、この吸着板を吸着したときに可動部材の開閉を検知するスイッチ部を内蔵したものが知られており、その一例を図21に示す。このドアスイッチ1′は、設備ケース41側に取付けられるもので、前面に2対のヨーク4と、ヨーク4に挟まれた1対の磁石3と、1個のスイッチ用押し釦40とが夫々配置されており、ドア5aを閉じたときにドア5aに設けた磁性体などの吸着板9がヨーク4に吸着することで、ドア5aを閉じた状態で保持すると共に、吸着板9が押し釦40を押し込むことによって、内蔵されたスイッチ部(図示せず)を動作させて設備機器の接点の状態を切り替えるものであり、さらにドア5aを開いて吸着板9がヨーク4から離れたときには内蔵された復帰バネ(図示せず)の作用で押し釦40が元の位置に戻るようになっている。図21(b)中の22は端子カバーである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のドアスイッチの構造では、スイッチ部を動作させる押し釦40が1個しかなく、片開きドア(或いは片開き扉)の開閉の検知には有効であるが、図21(a)のような両開きドアの場合には、各々のドア5aの開閉を検知するために2個のドアスイッチ1′が必要となり、ドアスイッチ1′の数が増えて取付け作業性が悪くなるという問題がある。また、例えば機械設備の場合には、どちらか一方のドア5aが開けば中の機械が停止するような使い方が一般的であり、また機械設備以外でも、例えば家具、クローゼットの場合は、どちらか一方のドア5aが開けば、中の照明が点灯するような使い方が一般的であるが、このような使い方をしようとすれば、2個のドアスイッチ1′で「OR」回路を形成する必要があり、このためドアスイッチ1′の接続回路が複雑となり、配線作業が困難になるなど、非常に使い勝手の悪いものであった。
【0004】
本発明は、上記従来例に鑑みてなされたもので、1個のドアスイッチで2つの可動部材を保持でき、ドアスイッチの取付け作業性を向上させることができると共に、両方の可動部材の少なくとも一方が開いた時でもその開閉の検知を行なうことができ、ドアスイッチの接続回路を簡素化して配線作業性を大幅に向上させることができる使い勝手が良好なドアスイッチの構造を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、開口部2aを有する略有底箱形に形成された基台2内に、保持力を発生する1対の磁石3と、中央部に空隙をあけた状態で上記各磁石3を夫々挟持して、磁石3の保持力でもって基台2の開口部2aより突出した突出端面4aが基台2と対向配置された2つの可動部材5に設けられた吸着板9を夫々吸着するヨーク4と、上記ヨーク4間の空隙に位置して可動接点6を固着した可動接点板7が一端部に配置された棒状の操作子8を有し、吸着板9がヨーク4の突出端面4aに吸着されると操作子8の他端部が押圧されて可動接点6が固定接点10に接触又は離反するスイッチ部12と、上記操作子8を押圧前の状態に復帰させる復帰バネ13とを備えたドアスイッチの構造であって、上記操作子8の押圧される側の他端部にシーソー揺動自在のレバー14が装着され、レバー14が2個の分離したシーソー揺動自在のレバー片15から成り、この2個のレバー片15に押し釦部19が夫々取付けられ、両方のレバー片15が両方の押し釦部19を介して2つの可動部材5にて同時に押圧された時のみスイッチ部12が動作し、且つ少なくとも一方のレバー片5の押圧が解除された時に上記復帰バネ13によりスイッチ部12が復帰するように構成されていることを特徴としており、このように構成することで、両方の可動部材5を閉じると、各可動部材5の吸着板9がヨーク4に夫々吸着し、1個のドアスイッチ1で2つの可動部材5を夫々保持できるものとなる。またこのとき、両方のレバー片15が両方の押し釦部19を介して2つの可動部材5にて同時に押圧されることで、操作子8が押圧されてスイッチ部12が動作し、その後、片側の可動部材5又は両方の可動部材5を開くと、一方のレバー片5の押圧が解除されることで、復帰バネ13のバネ力によってスイッチ部12が押圧前の接点の状態に復帰することができ、従って、1個のドアスイッチ1で2つの可動部材5の開閉を検知することが可能となる。
【0006】
しかも上記レバー14が2個の分離したレバー片15から成り、この2個のレバー片15に押し釦部19が夫々取付けられているので、両方の可動部材5を閉じると両方の押し釦部19が同時に押圧されることで、2個のレバー片15を介して操作子8が押圧されてスイッチ部12が動作し、1個のドアスイッチ1で2つの可動部材5の開閉を検知することが可能となる。
【0007】
上記レバー片15と押し釦部19とを分離するのが好ましく、この場合、レバー片15の構造を簡略化でき、例えば強度を高めるために板金でレバー片15を形成可能となり、レバー片15が製造し易くなる。
【0008】
上記レバー14が操作子8により常に前方に押圧されているのが好ましく、この場合、レバー14の両方の先端部14aの押圧が解除された際のレバー14のぐらつきを防止することができる。
【0009】
上記操作子8にレバー14をシーソー揺動自在に支持するレバー支持部8cを設け、レバー14を操作子8のレバー支持部8cから離反する方向に常に押圧するスプリング16を設けるのが好ましく、この場合、スプリング16にてレバー14とレバー支持部8cとを少し離して隙間Gを形成することにより、レバー14が傾いた場合でも、操作子8の押し下げ幅を小さくして操作子8が殆ど押し下げられないようにすることができ、従って、片側の可動部材5のみを閉じた際に誤ってスイッチ部12が動作することがなく、スイッチ動作の信頼性を高めることができるものである。
【0010】
上記一方の磁石3を挟む1対のヨーク4と他方の磁石3を挟む1対のヨーク4とが独立して設けられているのが好ましく、この場合、一方の可動部材5を開くときにこの可動部材5の吸着板9に吸着する一方のヨーク4が引張られて多少動いても、閉じられている側の可動部材5の吸着板9を吸着する他方のヨーク4は上記開かれる側の一方のヨーク4とは独立して設けられているので、一方の可動部材5に吸着された一方のヨーク4の動きが他方の可動部材5に吸着された他方のヨーク4に影響を与えることがなく、従って、一方の可動部材5を開いても他方の可動部材5が誤って開くことを防止できるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の参考例を図1〜図12に示す。図1の参考例では、例えば家具などの両開き式のドア5aを構成する2つの可動部材5を備えたものにおいて、家具本体の中央の1箇所に設置されるドアスイッチの構造を説明する。
【0012】
ドアスイッチ1は、図2に示すように、開口部2aを有する略有底箱形に形成された基台2と、基台2内に収納される磁石3、ヨーク4、スイッチ部12及び復帰バネ13とで主体が構成されている。
【0013】
上記基台2は、絶縁材料から成るケース20と蓋21とに分割されていると共に、ケース20の前面側に開口部2aが設けられ、ケース20の後面側に固定端子板11への配線を行なう端子カバー22が設けられる。この端子カバー22は、上方に開口した有底状の細長箱状に形成されており、その長さ方向の一端部に配線引き込み口80が設けられている。
【0014】
ケース20内には第1の部屋22aと第2の部屋22bとが形成されている。第1の部屋22a内には、1対の磁石ブロック24と、後述するレバー14などが収納されている。各磁石ブロック24は、夫々、保持力を発生する磁石3と、磁石3を挟持する1対のヨーク4とから成り、磁石3の保持力でもってヨーク4の基台2の開口部2aより突出した突出端面4aが両ドア5aに設けられた吸着板9を夫々吸着するようになっている。
【0015】
また、ケース20の第2の部屋22b内には、各磁石ブロック14に対応する1対のスイッチ部12が収納されている。各スイッチ部12は、夫々、固定接点10が固着された1対の固定端子板11と、可動接点6が固着された可動接点板7と、棒状の操作子8を構成するプランジャ8aとから成り、吸着板9がヨーク4の突出端面4aに吸着されたときにプランジャ8aが下降して可動接点板7の可動接点6が固定接点10に接触又は離反するようになっている。ここで、固定端子板11はケース20に係止されており、可動接点板7はプランジャ8aに係止されている。この可動接点板7は、可動接点6が固着されている両端部が固定接点10と接触又は離反する方向に反転可能な反転ばねで構成されており、本参考例では、可動接点板7の中央部7cにプランジャ8aが貫通する貫通孔7aが形成され、可動接点板7の長さ方向に沿う両サイドには略W字状の屈曲部7bが夫々形成されている。この屈曲部7bは、可動接点板7の長さ方向の両端部7d,7dを互いに連結するためのものであり、従って、可動接点板7の中央部7cがプランジャ8aにて下方に押し下げられたときには可動接点板7の長さ方向の両端部7d,dcが中央部7cより上方に位置した状態で保持され、可動接点板7の中央部7cが上方に押し上げられたときには可動接点板7が反転して可動接点板7の長さ方向の両端部7d,7dが中央部7cより下方に位置した状態で保持されるものである。
【0016】
上記プランジャ8aの一端部は、図2に示すように、復帰バネ13を介してケース20のバネ支持部20aに支持されており、この復帰バネ13によってプランジャ8aは上方に向かって常に付勢されている。プランジャ8aの他端部は第1の部屋22aと第2の部屋22bを仕切る仕切壁23の切欠き27を貫通して第1の部屋22a内に挿入されており、プランジャ8aの他端部側に細い小径部8bが形成され、この小径部8bがレバー14の中央部14cに形成された孔部14bを貫通しており、その小径部8bの先端がケース20に凹設された溝部20b内に挿入され、この溝部20bに沿ってプランジャ8aは上下方向に摺動自在となっている。
【0017】
上記プランジャ8aの他端部にはレバー14がシーソー揺動自在に装着されている。レバー14は、プランジャ8aが貫通する貫通孔14bが穿設されたU字状部14cと、U字状部14cの両端から突出して検知するドア5aで操作される一対の操作片14dとから成り、一方の操作片14dの先端は一方の磁石3近傍に配置され、他方の操作片14dの先端は他方の磁石3近傍に配置されている。またレバー14の下面側は、図3に示すように、プランジャ8aの小径部8bの根元両側に設けた1対の三角状のレバー支持部8cによってシーソー揺動自在に支持されている。さらに両方のドア5aを開いた状態から片側のドア5aのみを閉じた際には、スイッチ部12の接点の状態が変わらないようにするために、図3に示すように、ケース20の溝部20bの側面にはテーパー20cをつけて斜面状に形成してあり、レバー14の傾きによるプランジャ8aの押し下げ幅が少なくなるようにしてある。
【0018】
上記第1の部屋22aと第2の部屋22bは仕切壁23で仕切られており、この仕切壁23の略中央部にスイッチを動作させるための上記プランジャ8aが摺動自在に貫通する切欠き27が形成されている。
【0019】
ケース20の第1の部屋22a内の側壁の二箇所には突起28が突設されており、一方、蓋21にも上記突起28に対向する位置に同じ突起(図示せず)が突設されており、さらに各ヨーク4には上記突起28が挿入される孔4bが夫々形成されている。そして、蓋21の突起とヨーク4の孔4bとを位置合わせして蓋21をケース20に被せることによって、ヨーク4が突起28で抜け止めされることとなり、またケース20と蓋21の間にヨーク4を組み込んだ後に蓋21とケース20を熱着などで固着することで蓋21がケース20から容易に外れないようにすることができると共に、ヨーク4は突起28を支点として若干回転する自由度を持ってケース20と蓋21内に組み込まれるものである。なお、ヨーク4には磁石3の飛び出しを防止するためのダボ4cが形成されている。またダボ4cに代えてヨーク4の一端を内側に折り曲げて磁石3の飛び出しを防止するようにしてもよいものである。
【0020】
次に動作を説明すると、両方のドア5aを閉じたときには、図1(a)のように、両方のドア5aに設けた吸着板9が1対のヨーク4に吸着されることによって両方のドア5aは閉じた状態で保持される。このとき、レバー14の両方の先端部14aが同時に押圧されて、プランジャ8aが押し下げられることによって、プランジャ8aと係止している可動接点板7の中央部7cが下方に押されて、可動接点6と固定接点10とが開の状態となる。
【0021】
次に、片側のドア5aを開くと、図1(b)のように、レバー14の一方の先端部14aのみが開放される。このときレバー14に加えられていた片方の力が取り除かれることで、復帰バネ13のバネ力でレバー14の中央部14cとプランジャ8aとの係止部が上方に押されて、レバー14は開放されていない他方の先端部14aを支点として回転しながら、プランジャ8aを上方に移動させ、可動接点板7の中央部7cとプランジャ8aとの係止部が死点を通過した直後に、可動接点板7が反転して可動接点6と固定接点10が閉の状態に切り替えられる。またドア5aに取付けた吸着板9と基台2に設けたヨーク4とは磁石3の保持力によって吸着しているため、片側のドア5aを開くときにこのヨーク4が引張られて多少動くが、閉じられている側のドア5aの吸着板9を吸着するヨーク4は上記片側のドア5aのヨーク4とは独立して設けられているので、片側のドア5aのヨーク4の動きが他の片側のドア5aのヨーク4に影響を与えることがなく、従って、片側のドア5aを開いても他の片側のドア5aが誤って開くことがない。このことは以下においても同様である。
【0022】
さらに、図1(c)のように、両方のドア5aを開くと、レバー14の他方の先端部14aも開放されるために、レバー14は復帰バネ13のバネ力によって両方の先端部14aが同じ突出高さとなる。このときプランジャ8aはわずかに上方に移動するだけであるので、スイッチ部12の接点の状態(閉状態)は変化しないものである。その後、両方のドア5aを閉じると、再び図1(a)の状態に戻り、スイッチ部12は元の開状態に復帰する。
【0023】
しかして、上記のように両方のドア5aを閉じると、各ドア5aの吸着板9がヨーク4に夫々吸着し、1個のドアスイッチ1で2つのドア5aを夫々保持できるものとなり、ドアスイッチ1の数を減らして取付け作業性の向上を図ることができる。さらにスイッチ部12を動作させるレバー14の両方の先端部14aを両開きドア5aの吸着板9に夫々対向配置したことによって、1個のドアスイッチ1で2つのドア5aの開閉を検知することが可能となるので、従来のように2個のドアスイッチ1を用いたり、「OR」回路を形成したりする必要もなくなり、ドアスイッチ1の接続回路が簡単になり、スイッチの結線も簡略化して配線作業が容易となり、配線作業性が大幅に向上し、使い勝手が一層良くなる。また上記のような常時ON(NC)タイプのドアスイッチ1を用いれば、例えば家具、クローゼットの場合にあっては、どちらか一方のドア5aが開けば、中の照明がON、OFFするような使い方ができるようになる。なお、ドアスイッチ1は両開きドアだけでなく、片開きドアの開閉の検知にも有効であるのは勿論のことである。
【0024】
さらに、レバー14はプランジャ8aによって常に前方に押圧されているので、両方のドア5aが開いている場合のレバー14のぐらつきを防止することができる。つまり、レバー14をシーソー揺動自在にすると、両方のドア5aが開いている状態ではレバー14が固定されずにフラフラしている。これを防止するために、両方のドア5aが開いた時に復帰バネ13のバネ力によってプランジャ8aを介してレバー14の中央部14cをケース20の溝部20bの下端に押し付けることによって、シーソー揺動自在のレバー14がフラフラするのを防止できるようになる。また、両方のドア5aを開いた状態から片側のドア5aのみを閉じるとレバー14が傾き、プランジャ8aが下方に押されるが、このときスイッチ部12の接点状態が変わらないようにする必要がある。そこで、図3のようにケース20の溝部20bの側面にテーパー20cをつけて斜面状に形成すれば、プランジャ8aの押し下げ幅は僅かなものとなり、従って、スイッチ部12が誤って動作するのを防止できるようになる。
【0025】
さらに、図4に示すように、レバー14を常にプランジャ8aの三角状のレバー支持部8cから離反する方向に押圧するためのスプリング16を設けるようにしてもよい。この参考例では、レバー14とケース20の仕切壁23との間にコイルバネのようなスプリング16を介在させ、このスプリング16により図4(b)に示すように、レバー14とプランジャ8aのレバー支持部8cとの間に隙間Gを形成できるようになる。つまり、レバー14の中央部14cがプランジャ8aのレバー支持部8cでシーソー揺動自在に支持されていると、両方のドア5aを開いた状態で片側のドア5aのみを閉じるとレバー14が下に押されて図3の仮想線で示すように傾いた状態となる。このときプランジャ8aには図3のLで示す厚みがあるために、レバー14が下に押されるとプランジャ8aが下方に押し下げられることとなり、誤ってスイッチ部12が動作する恐れがある。そこで、片側のドア5aのみを閉じる際にレバー14が不用意に動かないようにするために、プランジャ8aのレバー支持部8cとレバー14とを少し離しておくことが考えられる。図4の参考例では、プランジャ8aのレバー支持部8cとレバー14とを少し離して隙間Gを形成したことによって、レバー14が傾いた場合でも、プランジャ8aが殆ど押し下げられず、誤ってスイッチ部12が動作する心配がなく、スイッチ動作の信頼性が高められるものである。
【0026】
さらに、ドアスイッチ1は上記参考例のような常時ONタイプのものに限られず、例えば図5に示すような常時OFF(NO)タイプのものであってもよい。このタイプのものは機械設備の用途が多く、どちらか一方のドア5aを開けば中の機械が停止するような安全な使い方に最適となる。すなわち、家具、クローゼットなどの扉の保持、開閉検知を行なうための住宅分野に用いられるだけでなく、機械設備分野にも広く利用できるものである。
【0027】
さらにドアスイッチ1として、図6に示すように、両切り接点タイプのものを使用できる。これはNO接点とNC接点の両方を持ち、ドア5aを開くことにより、ONする接点とOFFする接点とを持っている。尚、レバー14の作用は図5の場合と同様である。
【0028】
本発明の他の参考例を図7〜図9に示す。この参考例では、レバー14は、図8及び図9に示すように、平板状に形成され、中央部14cにプランジャ8aが貫通する貫通孔14bが形成されていると共に、レバー14の両方の先端部14aは中央部14cよりも夫々細長く形成されている。このレバー14の両方の先端部14aの上面側には、レバー14とは別部材の1対の平板状の押し釦18がレバー14に対して上下移動自在に夫々係止されており、各押し釦18とレバー14の先端部14aとの間にはコイルバネから成る押上げバネ30が夫々介在されている。各押し釦18は、上部に検知するドア5aにより操作される操作片18aが設けられていると共に、下部に押上げバネ30の上端部を支持するバネ支持凹所18bと、レバー14の先端部14a側に支持されるレバー支持凹所18cとが夫々形成されており、これにより各押し釦18は押上げバネ30のバネ力によって常に上方に向かってバネ付勢されている。尚、レバー14以外の他の構成は図2の参考例と同様である。
【0029】
しかして、両方のドア5aを閉じたときには、図7(a)のように、両方のドア5aに設けた吸着板9が1対のヨーク4に吸着されることによって両方のドア5aは閉じた状態で保持される。このとき、レバー14の両方の先端部14aに取付けた押し釦18が同時に押圧され、プランジャ8aが押し下げられることによって、プランジャ8aと係止している可動接点板7の中央部7cが下方に押されて可動接点6と固定接点10とが開の状態となる。
【0030】
次に、片側のドア5aを開くと、図7(b)のように、一方の押し釦18のみが開放され、復帰バネ13のバネ力でレバー14の中央部14cとプランジャ8aとの係止部が上方に押されて、可動接点板7が反転して可動接点6と固定接点10が閉の状態に切り替えられる。さらに、図7(c)のように、他の片側のドア5aを開くと、他方の押し釦18も開放されるために、復帰バネ13のバネ力によって両方の押し釦18は同じ突出高さとなる。このときプランジャ8aはわずかに上方に移動するだけであるので、スイッチ部12の接点の状態(閉状態)は変化しない。その後、両方のドア5aを閉じると、再び図7(a)の状態に戻り、スイッチ部12は元の開状態に復帰する。
【0031】
従って、レバー14の両方の先端部14aに押上げバネ30を介して押し釦18を配置したことによって、レバー14の形状が簡易となり、しかも押上げバネ30によってレバー14の復帰力を高めることができ、従って、レバー14の機能を長期に亘って持続できるようになる。また図1〜図3の参考例と同様、1個のドアスイッチ1で両開きドア5aを保持できると共に、両方のドア5aの開閉の検知を行なうことができるという効果、及びドアスイッチ1の取付作業性と配線作業性を大幅に向上させることができるという効果が得られ、さらに両方のドア5aが開いている際の押し釦18のぐらつきを防止することができるという効果を得ることができる。また、図10に示すように、レバー14をスプリング16により常にプランジャ8aのレバー支持部8cから離反する方向に押圧するようにしてもよく、この場合、図4(b)の参考例と同様、スプリング16によって片側のドア5aのみを閉じた際のプランジャ8aの押し下げ幅を小さくして、誤ってスイッチ部12が動作するのを防止できるという効果が得られる。なおドアスイッチ1は常時ONタイプのものに限られず、例えば図11に示すような常時OFF(NO)タイプのものであってもよく、また図12に示すように、両切り接点タイプのものを使用できる点は、図4〜図6の参考例と同様である。
【0032】
本発明の実施形態を説明する。図13〜図17に示すように、プランジャ8aの上端面8eに2個の分離したレバー片15を介して2個の押し釦部19を夫々支持するようにしてもよい。ここでは固定接点10は可動接点6の上方に配置され、両方のドア5aが閉じた状態では可動接点6が固定接点10から離れる方向に可動接点板7が保持され、且つ少なくとも一方のドア5aが開いた状態では可動接点6が固定接点10に接触する方向に可動接点板7が反転するようになっている。他の構成は図8の参考例と同様である。図14及び図15に示すように、2つのレバー片15の中央には磁石3を挟持するヨーク4が貫通するヨーク貫通孔26が形成されており、各レバー片15のケース20側の側面及び蓋21側の側面にはケース20及び蓋21に夫々設けた軸孔33に回動自在に支持される軸部34が夫々突設されており、この軸部34を中心に各レバー片15はシーソー揺動自在となっている。また各レバー片15の外側の面には検知されるドア5aにより操作される押し釦部19が上方に向かって夫々突設されている。各レバー片15の内側の面にはプランジャ8aの他端部に設けた平坦なレバー支持部8cを上方から押圧する突起部35が夫々突設されている。さらに図15(b)に示すように、各レバー片15の押し釦部19とケース20の仕切壁23との間にはレバースプリング17が介在されており、これにより、押し釦部19は常に上方に向かってバネ付勢されていると共に、各レバー片15の突起部35は常に下方に向かってバネ付勢されている。なお、プランジャ8aのレバー支持部8cと仕切壁23との間には、復帰バネ13が介在されており、プランジャ8aは常に上方にバネ付勢されている点は上記各参考例と同様である。
【0033】
しかして、両方のドア5aを閉じたときには、図13(a)のように、両方のドア5aに設けた吸着板9が1対のヨーク4に吸着されることによって両方のドア5aは閉じた状態で保持される。このとき、2つのレバー片15に夫々設けた押し釦部19が同時に押し下げられ、プランジャ8aと係止している可動接点板7の中央部4cが上方に押されて可動接点6と固定接点10とが開の状態となる。次に、片側のドア5aを開くと、図13(b)のように、一方の押し釦部19のみが開放される。このとき、片方のレバー片15に加えられていた押圧が取り除かれることで、レバースプリング17のバネ力で片側のレバー片15のみが軸部34を支点として回転しながら、突起部35がプランジャ8aを下方に押し下げ、可動接点板7が反転して可動接点6と固定接点10が閉の状態に切り替えられる。さらに、図13(c)のように、他の片側のドア5aを開くと、他方の押し釦部19も開放されるために、レバースプリング17のバネ力によって両方の押し釦部19は同じ突出高さとなる。このときプランジャ8aはわずかに下方に移動するだけであるので、スイッチ部12の接点の状態(閉状態)は変化しない。その後、両方のドア5aを閉じると、再び図13(a)の状態に戻り、スイッチ部12は元の開状態に復帰する。
【0034】
このように、2個の分離したレバー片15に押し釦部19を夫々設けたことによって、レバー片15を樹脂などの安価な材料で形成できると共に、レバー片15と押し釦部19を組立て易く、そのうえケース20と蓋21を利用してレバー片15を回転自在に支持できるので、プランジャ8aにレバー支持部を設ける必要がなくなり、プランジャ8aの構造を簡略化できる。また図1〜図3の参考例と同様、1個のドアスイッチ1で両開きドア5aを保持できると共に、両方のドア5aの開閉の検知を行なうことができるという効果、及びドアスイッチ1の取付作業性と配線作業性を大幅に向上させることができるという効果が得られ、さらに両方のドア5aが開いている際の押し釦部19及びレバー片15のぐらつきを防止することができるという効果を得ることができる。
【0035】
なお、ドアスイッチ1は常時ONタイプのものに限られず、例えば図16に示すような常時OFF(NO)タイプのものであってもよいものであり、このタイプは設備機器などの用途が多く、ドア5aを開くと中の設備が停止するような使い方ができるようになる。また図17に示すように、両切り接点タイプのものを使用できる点は、図4〜図6の参考例と同様である。
【0036】
ところで、上記レバー片15の材質として、例えばプラスチックなどの成形品を用いてもよいが、強度を高めるために肉厚を大きくしなければならず、しかも2つのレバー片15の中央に磁石3を挟持するヨーク4が貫通するヨーク貫通孔26を形成した場合において、レバー片15の強度を確保するためにはレバー片15のヨーク貫通孔26を大きくすることができないという問題がある。
【0037】
そこで、図18に示すように、レバー片15の材質として板金などの金属を用いるようにすれば、レバー片15の強度を高めつつ、ヨーク貫通孔26を大きく確保できるものである。他の構成は図14と同様である。また図19に示すように、レバー片15と押し釦部19とを分離してもよいものであり、この場合、板金製のレバー片15の構造を簡略化してレバー片15の生産性を高めることができると共に、図20(a)〜(c)に示すように、2個の分離したレバー片15に押し釦部19を夫々取付けることで、板金のレバー片15と樹脂製の押し釦部19の組立てを容易に行なうことができるものとなる。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のうち請求項1記載の発明は、開口部を有する略有底箱形に形成された基台内に、保持力を発生する1対の磁石と、各磁石を夫々挟持して磁石の保持力でもって基台の開口部より突出した突出端面が基台と対向配置された2つの可動部材に設けられた吸着板を夫々吸着する2対のヨークと、可動接点を固着した可動接点板が一端部に配置された棒状の操作子を有すると共に吸着板がヨークの突出端面に吸着されると操作子の他端部が押圧されて可動接点が固定接点に接触又は離反するスイッチ部と、上記操作子を押圧前の状態に復帰させる復帰バネとを備えたドアスイッチの構造であって、上記操作子の押圧される側の他端部にシーソー揺動自在のレバーが支持され、レバーが2個の分離したシーソー揺動自在のレバー片から成り、この2個のレバー片に押し釦部が夫々取付けられ、両方のレバー片が両方の押し釦部を介して2つの可動部材にて同時に押圧された時のみスイッチ部が動作し、且つ少なくとも一方のレバー片の押圧が解除された時に上記復帰バネによりスイッチ部が復帰するように構成されているから、両方の可動部材を閉じると、各可動部材の吸着板がヨークに夫々吸着することで、1個のドアスイッチで2つの可動部材を夫々保持できるものとなり、従って、ドアスイッチの数を減らして取付け作業性の向上を図ることができる。また両方の可動部材を閉じたときには、レバーの両方の先端部が同時に押圧されることで、操作子が押圧されてスイッチ部が動作し、その後、片側の可動部材又は両方の可動部材を開くと、レバーの一方又は両方の先端部の押圧が解除されることで、復帰バネのバネ力によってスイッチ部が押圧前の接点の状態に復帰することができ、従って、1個のドアスイッチで2つの可動部材の開閉を検知することができる。つまり、2つの可動部材の少なくとも一方が開いた時でも1個のドアスイッチでその開閉の検知を行なうことができるので、従来のように2個のドアスイッチを用いて「OR」回路を形成する必要もなく、従って、ドアスイッチの接続回路を簡略化でき、配線作業性を大幅に向上させることができ、使い勝手が良好なものとなる。しかもレバーが2個の分離したシーソー揺動自在のレバー片から成り、この2個のレバー片に押し釦部が夫々取付けられているから、両方の可動部材を閉じると両方の押し釦部が同時に押圧されることで、2個のレバー片を介して操作子が押圧されてスイッチ部が動作し、1個のドアスイッチで2つの可動部材の開閉を検知することが容易となる。さらに、2個の分離したレバー片に押し釦部を夫々取り付けることによって、レバー片を樹脂などの安価な材料で形成できると共に、レバー片と押し釦部とを組立て易くできるものである。
【0039】
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の効果に加えて、レバー片と押し釦部とを分離したから、レバー片の構造を簡略化でき、例えば強度を高めるために板金でレバー片を形成可能となり、レバー片が製造し易くなる。
【0040】
また請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の効果に加えて、レバーが操作子により常に前方に押圧されているから、レバーの両方の先端部の押圧が解除された際のレバーのぐらつきを防止することができる。
【0041】
また請求項4記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の効果に加えて、操作子にレバーをシーソー揺動自在に支持するレバー支持部を設け、レバーを操作子のレバー支持部から離反する方向に常に押圧するスプリングを設けたから、スプリングにてレバーとレバー支持部とを少し離して隙間を形成することにより、レバーが傾いた場合でも、操作子が殆ど押し下げられないようにすることができ、従って、片側の可動部材のみを閉じた際に誤ってスイッチ部が動作することがなく、スイッチ動作の信頼性を高めることができる。
【0042】
また請求項5記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の効果に加えて、一方の磁石を挟む1対のヨークと他方の磁石を挟む1対のヨークとが独立して設けられているから、一方の可動部材を開くときにこの可動部材の吸着板に吸着する一方のヨークが引張られて多少動いても、閉じられている側の可動部材の吸着板を吸着する他方のヨークは上記開かれる側の一方のヨークとは独立して設けられているので、一方の可動部材に吸着された一方のヨークの動きが他方の可動部材に吸着された他方のヨークに影響を与えることがなく、従って、一方の可動部材を開いても他方の可動部材が誤って開くことを防止でき、使い勝手が良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)〜(c)は本発明の参考例を示す動作説明図である。
【図2】 同上のドアスイッチの分解斜視図である。
【図3】 同上のレバーのシーソー揺動状態の説明図である。
【図4】 (a)は他の参考例の断面図、(b)は(a)の要部拡大図である。
【図5】 他の参考例の一部断面図である。
【図6】 更に他の参考例の一部断面図である。
【図7】 (a)〜(c)は更に他の参考例の動作説明図である。
【図8】 図7のドアスイッチの分解斜視図である。
【図9】 図7の押し釦の動作説明図である。
【図10】 更に他の参考例の一部断面図である。
【図11】 更に他の参考例の断面図である。
【図12】 更に他の参考例の断面図である。
【図13】 (a)〜(c)は本発明の実施形態の動作説明図である。
【図14】 図13のドアスイッチの分解斜視図である。
【図15】 (a)(b)は図13の押し釦の動作説明図である。
【図16】 更に他の実施形態の断面図である。
【図17】 更に他の実施形態の断面図である。
【図18】 更に他の実施形態の分解斜視図である。
【図19】 更に他の実施形態の分解斜視図である。
【図20】 (a)〜(c)は図19の押し釦の動作説明図である。
【図21】 (a)は従来のドアスイッチが取付けられる設備機器の斜視図、(b)はドアスイッチの斜視図である。
【符号の説明】
1 ドアスイッチ
2 基台
2a 開口部
3 磁石
4 ヨーク
4a 突出端面
5 可動部材
6 可動接点
7 可動接点板
8 操作子
9 吸着板
10 固定接点
12 スイッチ部
13 復帰バネ
14 レバー
14a 先端部
15 レバー片
16 スプリング
18 押し釦
19 押し釦部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to the structure of a door switch for detecting the opening and closing of doors of, for example, safety covers, furniture, closets and the like of mechanical equipment.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as this kind of door switch, for example, a suction plate is provided on a movable member such as a safety cover that opens and closes an opening of mechanical equipment and the like, and a switch portion that detects opening and closing of the movable member when the suction plate is sucked Is known, an example of which is shown in FIG. This door switch 1 'is attached to the
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the structure of the conventional door switch, there is only one
[0004]
The present invention has been made in view of the above-described conventional example, and can hold two movable members with one door switch, improve the workability of mounting the door switch, and at least one of both movable members. It is possible to detect the opening and closing of a door switch even when it is opened, and to provide a door switch structure that is easy to use that can greatly improve the wiring workability by simplifying the connection circuit of the door switch. To do.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, the present invention provides a pair of
[0006]
And above The
[0007]
The
[0008]
It is preferable that the
[0009]
The
[0010]
Preferably, the pair of
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention Reference examples are shown in FIGS. FIG. In the reference example For example, the structure of a door switch installed at one central position of the furniture body will be described in the case where two
[0012]
As shown in FIG. 2, the
[0013]
The
[0014]
In the
[0015]
A pair of
[0016]
As shown in FIG. 2, one end of the
[0017]
A
[0018]
The
[0019]
[0020]
Next, the operation will be described. When both the
[0021]
Next, when the
[0022]
Further, as shown in FIG. 1C, when both the
[0023]
When both
[0024]
Further, since the
[0025]
Furthermore, as shown in FIG. 4, a
[0026]
Furthermore, the
[0027]
Further, as the
[0028]
Other of the present invention Reference example Is shown in FIGS. this Reference example 8 and 9, the
[0029]
When both
[0030]
Next, when the
[0031]
Therefore, by arranging the
[0032]
Of the present invention An embodiment will be described. As shown in FIGS. 13 to 17, two
[0033]
When both
[0034]
Thus, by providing the
[0035]
The
[0036]
By the way, as a material of the
[0037]
Therefore, as shown in FIG. 18, if a metal such as a sheet metal is used as the material of the
[0038]
【The invention's effect】
As described above, the invention according to
[0039]
Also Claim 2 The described
[0040]
Also Claim 3 The invention described in
[0041]
Also Claim 4 The invention described in
[0042]
Also Claim 5 The invention described in
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 (a) to (c) are examples of the present invention. Reference example It is operation | movement explanatory drawing which shows.
FIG. 2 is an exploded perspective view of the above door switch.
FIG. 3 is an explanatory diagram of a seesaw rocking state of the lever of the above.
FIG. 4 (a) is the other Reference example (B) is the principal part enlarged view of (a).
FIG. 5 Reference example FIG.
FIG. 6 is still another Reference example FIG.
FIG. 7 (a) to (c) are still other Reference example FIG.
FIG. 8 is an exploded perspective view of the door switch of FIG.
FIG. 9 is an operation explanatory diagram of the push button in FIG. 7;
FIG. 10 is still another Reference example FIG.
FIG. 11 is still another Reference example FIG.
FIG. 12 is still another Reference example FIG.
FIG. 13 (a) to (c) Of the present invention It is operation | movement explanatory drawing of embodiment.
14 is an exploded perspective view of the door switch of FIG.
FIGS. 15A and 15B are operation explanatory diagrams of the push button of FIG.
FIG. 16 is a cross-sectional view of still another embodiment.
FIG. 17 is a cross-sectional view of still another embodiment.
FIG. 18 is an exploded perspective view of still another embodiment.
FIG. 19 is an exploded perspective view of still another embodiment.
FIGS. 20A to 20C are operation explanatory diagrams of the push button of FIG.
FIG. 21A is a perspective view of a facility device to which a conventional door switch is attached, and FIG. 21B is a perspective view of the door switch.
[Explanation of symbols]
1 Door switch
2 base
2a opening
3 Magnet
4 York
4a Projecting end face
5 Movable members
6 Movable contacts
7 Movable contact plate
8 controls
9 Adsorption plate
10 Fixed contacts
12 Switch part
13 Return spring
14 Lever
14a Tip
15 Lever piece
16 Spring
18 push buttons
19 Push button
Claims (5)
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