JP3769817B2 - 経路探索表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の現在位置を地図と共に表示装置に表示する走行位置表示装置、特に、目的地までの経路を探索し、探索経路を表示装置に表示する経路探索表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は従来の車載用の走行位置表示装置の概要を示している。
【0003】
図6において、1は方位センサであり、自動車の絶対走行方位を検出する地磁気センサ及び自動車の相対走行方位を検出する振動ジャイロが使用される。2は車輪の回転数に応じたパルスを発生する距離センサ、3はブレーキスイッチ、パーキングスイッチなどのオン・オフ信号、電源電圧監視用信号などの各種センサ信号である。4はGPS(Global Positioning System)レシーバであり、複数の衛星から送信される電波を受信して演算することにより、受信点の位置(緯度、経度)を求めることができる。5はCD−ROMドライブであり、地図データが記憶されたCD−ROM6から地図データを読み出す。
【0004】
7は車室内に設置される表示・操作部であり、地図及び自動車の現在走行位置、方位などを表示する液晶ディスプレイ7A、この液晶ディスプレイ7Aの前面に設けられたタッチパネル7Bとからなり、タッチパネル7Bには表示地図の拡大・縮小などを指示するためのスイッチ、経路探索を指示するスイッチ、液晶ディスプレイ7Aに表示された地名の中から目的地を選択するスイッチ、目的地の住所を入力するためのスイッチ、表示地図を指定する方向に移動するためのスイッチなどが具備されている。8は装置本体であり、この装置本体8はトランクルームなどに設置される。
【0005】
装置本体8の構成について説明すると、9は各種の演算を行うCPU(中央処理装置)、10はCPU9で行う各種演算のプログラムが記憶されたROM(リードオンリーメモリ)、11は方位センサ1、距離センサ2などのセンサ信号を処理するセンサ信号処理部、12は方位センサ1、距離センサ2、GPSレシーバ4、CD−ROMドライブ5などからのデータやCPU9での演算結果などを記憶するメモリ(DRAM)、13は装置本体8への電源供給が停止した際にも必要なデータを保持しておくためのバックアップ用メモリ(SRAM)、14は液晶ディスプレイ7Aに表示する文字、記号などのパターンが記憶されたメモリ(漢字、フォントROM)、15は地図データや自車の現在位置データなどに基づいて表示画面を形成するための画像プロセッサ、16は画像プロセッサ15で生成される地図データ、現在位置データ及び漢字、フォントROM14から出力される町名、道路名等の漢字、フォントを合成して液晶ディスプレイ7Aに表示する画像を記憶するメモリ(VRAM)、17はVRAM16の出力データを色信号に変換するためのRGB変換回路であり、変換された色信号がRGB変換回路25から液晶ディスプレイ7Aに出力される。18は通信インタフェースである。
【0006】
図7はCD−ROM6に記憶されているデータのフォーマットを示す図である。図7において、19はディスクラベル、20は描画パラメータ、21は図葉管理情報、22は図葉であり、この図葉22には背景データ、文字データ、道路データなどが記憶されており、日本全国の地形図を緯度、経度によって分割した単位地図ごとのデータが記憶されている。図葉22には広い地域を粗く記述したデータから狭い地域を詳細に記述したデータが設定されている。
【0007】
各図葉22は同一の地域を記述した地図表示レベルA、B、Cから構成されている。地図表示レベルA、B、CはAよりB、BよりCがより詳細に記述されている。また、各地図表示レベルA、B、Cは地図表示レベル管理情報と複数のユニットから構成されている。各ユニットは各地図表示レベルの地域を複数に分割した分割地域を記述したものであり、ユニットヘッダ、文字レイヤ、背景レイヤ、道路レイヤ、オプションレイヤなどから構成される。文字レイヤには地図に表示される地名、道路名、施設名などが記憶され、背景レイヤには道路、施設などを描画するためのデータが記憶され、また、道路レイヤには、図8に示すように、交差点を含む道路を記述する座標点(ノード)と線(リンク)に関するデータ、例えば、ノードのノード番号、緯度、経度、リンクのリンク番号、リンク距離などが記憶されている。図8において、丸印はノードを示し、ノード間の線はリンクを示している。また、黒丸のノードは交差点ノードを示している。なお、道路レイヤに記憶されたデータは地図表示には直接関与せず、マップマッチングなどの道路網情報として使用される。
【0008】
図7において、23は経路探索データであり、狭い地域を対象とした階層0から広い地域を対象とした階層nまで各階層毎に探索データが記録されている。各階層の探索データは、ノード接続データ24、リンク想定通過時間(リンクコスト)データ25、経路表示データ26から構成される。
【0009】
ノード接続データ24は、図9に示すように、各ノードa〜g、x、yがいずれのノードと接続しているかを示すデータであり、例えば、ノードcについてはノードa、d、f、yに接続していることを示すデータである。また、リンクコストデータ25は、図9に示すように、各ノード間のリンクのリンクコストを示すものであり、例えば、ノードaとノードcとの間のリンクのリンクコストは「5」であり、ノードaとノードbとの間のリンクコストは「20」であることを示している。上記リンクコストは、
リンクコスト=リンク距離/設定速度
から求められ、設定速度は道路種別と道路幅員に応じて設定される。経路表示データ26は経路探索により選択された経路を表示地図上に表示するためのデータが記録されている。
【0010】
以上の構成において、以下、その動作について図10に示す地図表示動作説明用のフロー図を参照しながら説明する。
【0011】
図6において、方位センサ1の出力及び距離センサ2の出力がセンサ信号処理部4を介してCPU9に送られる。CPU9では自車の現在位置の演算が行われ、現在位置の緯度、経度が求められる。また、CPU9ではGPSレシーバ4から通信インタフェース18を介して送られたデータに基づき現在位置の補正が行われる。このようにして求められた現在位置に基づき、現在位置に対応するユニットの地図がCD−ROMドライブ5によってCD−ROM6から読み出され、この地図データが通信インタフェース18を介してメモリ12(DRAM)に格納される(ステップS51)。
【0012】
DRAM12に格納された地図データの一部分はCPU9により読み出され、画像プロセッサ15で画像データに変換され、画像メモリ16(VRAM)に書き込まれる(ステップS52)。この際、DRAM12から読み出された地図データに文字コード、記号コードが含まれていると、これらの文字コード、記号コードに対応するパターンが漢字、フォントROM14から読み出される。
【0013】
画像メモリ16に格納された画像データがRGB変換回路17で色信号に変換され、液晶ディスプレイ7Aに送られ、現在位置を中心として所定範囲の地図、地名などの文字、学校などの記号が表示される(ステップS53)。また、自動車の走行に伴って順次求められる走行速度、走行方位に基づき、液晶ディスプレイ7Aに表示される現在位置が順次変更されていく。
【0014】
ステップS54ではCD−ROM6より道路レイヤに記録されている道路ネットワークデータを読み込み、ステップS55でこの道路ネットワークデータとCPU9で演算により求められた現在位置データにより自車の位置、方位を決定し、ステップS56で液晶ディスプレイ7Aに表示されている地図上の自車マークを表示する。
【0015】
次に経路探索動作について図11に示す動作説明用フロー図及び図12に示す動作説明図を参照しながら説明する。
【0016】
タッチパネル7Bの経路探索用スイッチを操作すると、経路探索の処理が実行される。まず、図11に示すように、ステップS61で目的地の設定が行われる。ステップS62では経由地を設定するか否かを選択する。ステップS62で経由地を設定することが選択された場合には、ステップS63で経由地を1箇所以上設定する。ステップS61やステップS63での目的地や経由地の設定は、例えば、住所をインプットすることにより、または液晶ディスプレイ7Aに表示されている地図上の地点を指定することにより行われる。ステップS64では経路探索を始めるか否かを判定する。この判定は表示・操作部7のタッチパネル7Bの経路探索用スイッチを操作したか否かで判定される。
【0017】
ステップS64で経路探索用スイッチが操作されたと判定されると、ステップS65に進み、経路探索が行われる、ここで、図12に示すように、現在位置をSとし、目的地としてG、経由地としてP1、…、Pnが設定されたとする。この際、経路探索は、まず、現在位置Sを出発点ノードx、経由地P1を目的地ノードyとして、図5に示すように、出発地ノード(現在位置ノード)xから目的地ノードyに至るすべての経路のリンクコストを加算し、最もリンクコストが低い経路を選択する。図5に示す場合は、リンクx→a→c→d→f→g→yのリンクコスト合計(10+5+5+5+5+5=35)が最も小さくなるため、リンクx→a→c→d→f→g→yを結ぶ経路が選択される。
【0018】
次に、経由地P1を出発点ノードx、経由地P2を目的地ノードyとして同様に経路探索を行う。以下、同様にして目的地Gまでの経路探索を行い、最終的に図12に示すように、現在位置Sから目的地Gまでの経路S→32→33→34→35→Gが選択される。そして、ステップS66において、ステップS65で選択された経路が液晶ディスプレイ7Aの表示地図上に、例えば、赤色で表示される。
【0019】
次に、経路再探索動作について図13に示す動作説明用のフロー図を参照しながら説明する。
【0020】
探索経路上を走行中に、ステップS71で自車位置が探索経路から外れたか否かが判定される。探索経路上を走行している際にはステップS71が繰り返されるが、自車位置が探索経路から外れ、ステップS71で探索経路から外れたと判定されると、ステップS72に進み、ある一定距離を走行したか否かが判定される。ステップS72で一定距離を走行したと判定された場合には、ステップS73で現在位置を出発点として経路探索を行う。経路探索の手順は図11、図12に示す場合と同様に行われる。そして、ステップS74ではステップS73で選択された経路が液晶ディスプレイ7Aの表示地図上に表示される。
【0021】
このように、上記従来例では、出発地、経由地、目的地を設定して経路探索を行うことができ、探索経路に沿って走行中に自車位置が探索経路から外れた場合には、ある一定距離を走行した後、再探索動作により現在位置を出発点として再び経路探索が行われる。ただし、経由地に到達しないうちに目的地に向かって走行しようとしても、経由地を通過したと判定されない限り、経由地に向かった経路を再探索し続けることになる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように従来例では、経路探索動作により各経由地を確実に通過していくような経路が探索されるので、経由地周辺を通過し、次なる経由地、または、目的地に向かって走行中でも、現在の経由地を通過しない限り、その経由地までの再探索動作が繰り返して行われるという問題があった。
【0023】
本発明は、上記従来例の問題を解決するものであり、ある地域を経由して目的地へ行きたい場合に、経由地そのものを通過しなくても、その周辺を通過することで次なる経由地を経由して目的地までの経路を探索することができ、したがって、経由地域の設定時に目安程度の位置を入力しておくだけでよく、経路探索の利便性の向上及びスピードアップを図ることができるようにした経路探索表示装置を提供することを目的とするものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、経由地域入力手段により経由地及びその範囲を指定し、経路案内中に判定手段によって自車位置が経由地周辺を通過したことが判定されると、経路探索手段によってその地点から次なる経由地を経由して目的地までの経路が探索されるように構成されたものである。
【0025】
これにより、経由地域の設定時に目安程度の位置を入力しておくだけでよく、経路探索の利便性の向上及びスピードアップを図ることができる経路探索表示装置が得られる。
【0026】
【発明の実施の形態】
本発明は、第1の経由地を含む経由地域内で行われた経路再探索処理の回数に応じて自車位置から第1の経由地までの経路および自車位置から第1の経由地の次に存在する第2の経由地までの経路の一方を表示手段に表示させる制御手段を具備したものであり、経路探索の際に経由地及びその範囲を設定することにより、経路探索を行って走行中に経由地周辺の通過が判定されると、経由地そのものを通過しなくても、その地点から次なる経由地を経由して目的地までの経路を探索することができるという作用を有する。
【0027】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本実施の形態における基本的構成については上記従来例と同様であるが、経路探索方式を異にするので、その経路探索表示装置を図1で機能的に示して説明する。なお、制御手段のハードウエア構成は、上記従来例と同様にCPUやROMなどであり、制御手段のソフトウエア構成は、以下で述べる。
【0028】
図1において、41は自車位置を検出する自車位置検出手段、42は道路地図データが記憶された記憶手段、43は目的地を入力する目的地入力手段、44は経由地及びその範囲を入力する経由地域入力手段(入力手段に相当)、45は自車位置検出手段41で検出された自車位置から経由地域入力手段44で入力された経由地を経由して目的地入力手段43で入力された目的地までの経路を探索する経路探索手段、46は自車位置検出手段41で検出された自車位置が経路探索手段45で探索された探索経路から外れたときに自車位置から目的地までの経路を再探索することを経路探索手段45に指示する再探索指示手段、47は自車位置検出手段41で検出された自車位置が経由地域入力手段44で入力された経由地周辺を通過したことを判定し、その地点から目的地までの経路を探索することを経路探索手段45に指示する判定手段、48は記憶手段42から読み出された道路地図と自車位置検出手段41で検出された自車位置と経路探索手段45で探索された探索経路を表示する表示手段である。
【0029】
以上の構成において、以下、経由地及びその範囲(経由地域)を設定して経路探索を行う動作について図2に示すフロー図を参照しながら説明する。
【0030】
図2において、図11に示した従来例と異なる点は、経由地を設定するか、経由地域を設定するかという点であるので、ここでは、経由地域の設定を中心に説明する。
【0031】
目的地入力手段43から目的地の設定が行われると(ステップS1)、経由地域を設定するか否かを選択する(ステップS2)。ステップS2で経由地域を設定することが選択された場合には、経由地域入力手段44から経由地域を1箇所以上設定する(ステップS3、S4)。経由地域の設定は、経由地の設定と経由地域の範囲指定により行う。ステップS3では経由地域の基準点となる経由地を設定する。これは従来例の経由地の設定と同様に行われる。
【0032】
ステップS3で経由地域の基準点となる経由地が設定されると、ステップS4で上記基準点をもとに経由地域の範囲を指定する。基準点からの距離を指定し、基準点を中心とした円状の範囲を経由地域とする方法や、基準点を含む地図を表示手段(液晶ディスプレイ7A)48に表示させ、表示画面上で円状、楕円状、長方形状、その他、任意の形状に経由地域を指定する方法などにより経由地域の範囲指定が行われる。指定された経由地域は周辺地図と色を変えるなどにより容易に区別できるようにしておく。そして、経路探索の開始が選択されると(ステップS5)、経路探索手段45で経路探索が行われる(ステップS6)。経路探索は、経由地域の基準点である経由地を用いることで従来例と同様に行われ、表示手段48に表示された地図上に経路が表示される(ステップS7)。
【0033】
次に、経路探索を行い、走行中に自車位置が経由地域を通過したことを判定する動作について図3に示すフロー図を参照しながら説明する。
【0034】
探索経路に沿って走行中、判定手段47で自車位置が経由地域内に存在しているか否かが判定される(ステップS11)。ステップS11で自車位置が経由地域内に存在すると判定されたときには、経由地域内を一定距離走行したか否かが判定される(ステップS12)。ステップS12で一定距離を走行したと判定されると、自車位置が経由地上にあるか否かが判定される(ステップS13)。ステップS13で自車位置が経由地上にあると判定された場合には、経由地の通過が完了し、かつ探索経路上に自車位置が存在するので、そのまま探索経路に沿って走行すれば、次なる経由地を経由して目的地まで到達することができ、本動作は終了する。
【0035】
ステップS13で経由地上にないと判定されたときには、自車位置が探索経路上を走行しているか否かが判定される(ステップS14)。探索経路上を走行していると判定された場合には、ステップS13に戻る。ステップS14で探索経路上を走行していないと判定された場合には、再探索指示手段46、経路探索手段45による再探索動作に進む(ステップS15、S16)。まず、ステップS15で経路再探索の回数がカウントされる。再探索回数があらかじめ決められている設定値M以下の場合には、ステップS16に進み、経路再探索動作が行われる。経路再探索動作は図13に示した従来例と同様に行われる。再探索回数が設定値Mを越えた場合には、経由地域を通過したと判定され、経路探索手段45により現在走行位置から次なる経由地域を経由して目的地までの経路を探索する(ステップS17)。
【0036】
ステップS15で再探索回数が設定値Mを越えることの意味は、これ以上経由地に近づく意志がない、つまり、経由地域を通過したと見なせることを意味する。したがって、上記設定値Mが小さ過ぎると、まだ経由地に向かって走行している段階で、次なる経由地への経路探索を始めてしまうことになる。これとは逆に、上記設定値Mが大き過ぎると、既に次なる経由地を目指して走行中にもかかわらず、まだ前回の経由地への経路探索を継続してしまうことになる。そのため、設定値Mは経由地域の範囲などに応じて適当な値に設定する必要がある。
【0037】
図4、図5は本実施の形態を視覚的に図示したものである。図4においては、出発点S、目的地G、経由地域27、28の基準点となる経由地29、30を設定し、経路探索を行ったときの探索経路31を実線で示している。点線は、自車位置が経由地域27内に存在していると判定されてから経由地域27を通過したと判定されるまでの走行軌跡32を示している。また、鎖線は経由地域27を通過したと判定された地点33から次なる経由地30までの探索経路34を示している。
【0038】
図5は図4に示した経由地域27内での動作をより詳しく説明するものである。経由地域27内に存在することが判定されてから探索経路を外れて一定距離を走行し、地点35で経路の再探索動作が開始されたとする。経路の再探索により、地点35から経由地29までの探索経路36が探索されたとする。さらに経路から外れて走行し、地点37で再び経路の再探索動作により経路38が探索されたとする。この段階では、まだ経由地域を通過したと判定されていないため、経由地29に向けての経路が再探索される。このようにして、地点33に達した時点で経由地域に入ってからの再探索回数が設定値Mを越えた場合、地点33が経由地域27の通過点であると判定される。そして通過点33を出発点として、次なる経由地域の基準点である経由地30に向かう経路が探索される。
【0039】
このように、本実施の形態によれば、出発点から目的地まで走行する際に、通りたい地域がある場合に、経由地域としてその地域を入力して、経路探索を行うことができる。経由地そのものを通過しなくても、経由地域を通過したことが判定されれば、次なる経由地への経路探索を自動的に行うことができる。したがって、経由地域の設定時に経由地の位置をそれほど正確に入れる必要がなく、目安程度の位置を入力しておくだけでよいことになる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ある地域を経由して目的地に行きたい場合に、経由地及びその範囲を設定することにより、その経由地そのものを通過しなくても、その周辺を通過することで次なる経由地を経由して目的地までの経路が探索されるので、経路探索の利便性の向上及びスピードアップを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による経路探索表示装置を示す機能ブロック図
【図2】同経路探索表示装置における経路探索動作説明用のフロー図
【図3】同経路探索表示装置における経由地域通過判定動作説明用のフロー図
【図4】同経路探索表示装置における経路探索動作の説明図
【図5】同経路探索表示装置における経由地域通過判定動作の説明図
【図6】従来の走行位置表示装置を示すブロック図
【図7】同走行位置表示装置のCD−ROMのフォーマットを示す図
【図8】同走行位置表示装置のCD−ROMに記憶された道路データを示す図
【図9】同走行位置表示装置における経路探索動作の説明図
【図10】同走行位置表示装置における地図表示動作説明用のフロー図
【図11】同走行位置表示装置における経路探索動作説明用のフロー図
【図12】同走行位置表示装置における経路探索動作の説明図
【図13】同走行位置表示装置における経路再索動作説明用のフロー図
【符号の説明】
41 自車位置検出手段
42 記憶手段
43 目的地入力手段
44 経由地域入力手段
45 経路探索手段
46 再探索指示手段
47 判定手段
48 表示手段
Claims (4)
- 第1の経由地を含む経由地域内で行われた経路再探索処理の回数に応じて自車位置から第1の経由地までの経路および自車位置から第1の経由地の次に存在する第2の経由地までの経路の一方を表示手段に表示させる制御手段を備える経路探索表示装置。
- 前記制御手段は、前記経路再探索処理の回数が予め定められた回数以上であれば、自車位置から第1の経由地の次に存在する第2の経由地までの経路を表示させ、他方、前記経路再探索処理の回数が予め定められた回数より小さければ、自車位置から第1の経由地までの経路を表示させることを特徴とする請求項1に記載の経路探索表示装置。
- 前記制御手段は、経由地域と他の地域とを異なる色で表示させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の経路探索表示装置。
- ユーザ操作に応じて前記経由地域を示すデータを前記制御手段に入力する入力手段を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の経路探索表示装置。
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