JP3765746B2 - ディスク再生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
高音質、小型、軽量などの利点からポータブル型のCDプレーヤやMDプレーヤが広く普及している。これらのプレーヤは、対応するディスク、すなわちCDプレーヤはCD(コンパクトディスク)、MDプレーヤはMD(ミニディスク)を再生できるが、1つのディスク再生装置でCDおよびMDの両方を再生できればなお便利である。
【0003】
CD(8cmCD)とMDの両方を再生できるディスク再生装置としては、図8に示すように、下部ケース81上にMD用ターンテーブル82とCD用ターンテーブル83とを左右に並べて配置し、この2つのターンテーブル82,83間に光ピックアップ84を設けたものが考えられる。
【0004】
このディスク再生装置では、下部ケース81上の片側(図8では左側)でMD用ターンテーブル82にMDを装着してMDを再生でき、下部ケース81上の反対側(図8では右側)ではCD用ターンテーブル83にCDを装着してCDを再生できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなディスク再生装置では、MDとCDとを左右に並べて配置する構造であるから、平面面積が大きくなり、装置が大型化する問題点がある。これは、ポータブル型のディスク再生装置を考えた場合、大きなデメリットである。また、ターンテーブルを回転させるモータが2個必要になり、コストアップの問題点がある。
【0006】
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、平面面積を小さくして小型化を図ることができ、かつコストダウンを図ることができるディスク再生装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のディスク再生装置は、MD(ミニディスク)である第1のディスク回転用の第1のターンテーブルを上面に設けた下部ケース上に、8cmCD(コンパクトディスク)である第2のディスク回転用の第2のターンテーブルを備えて昇降自在で、下降すると前記第2のターンテーブルが前記第1のターンテーブルに重なり、上昇すると前記第2のターンテーブルが前記第1のターンテーブルから上方に分離される第2のターンテーブルメカ部、第2のディスク押さえ用のクランパを有するクランパメカ部、第1のディスク保持用のカートリッジホルダが設けられ、前記カートリッジホルダに、装置外部の操作つまみに連結されたスライダが取付けられ、このスライダのスライド状態に応じて前記第2のターンテーブルメカ部、前記クランパメカ部、前記カートリッジホルダが操作されることにより、第1のディスク再生状態あるいは第2のディスク再生状態に前記第2のターンテーブルメカ部、前記クランパメカ部、前記カートリッジホルダが切替え設定されることを特徴とする。
【0009】
上記のディスク再生装置において、前記スライダには、第2のターンテーブルメカ昇降部、第2のターンテーブルメカ引掛け部およびクランパ押し部が形成される。また、前記第2のターンテーブルメカ部は前記スライダの前記第2のターンテーブルメカ昇降部に係合され、前記スライダのスライドに伴い昇降する。さらに、前記第2のターンテーブルメカ部は前記第2のターンテーブルを含む主要部が上方に回動自在であり、前記スライダが第1の状態にスライドされて第2のターンテーブルメカ部が上昇したとき、同時にスライダに形成された前記第2のターンテーブルメカ引掛け部が前記第2のターンテーブルメカ部の主要部に係合される状態となり、その状態で前記カートリッジホルダが上方に回動されると、前記第2のターンテーブルメカ引掛け部により、前記カートリッジホルダと一体に前記第2のターンテーブルメカ部の主要部が上方に回動される。
【0010】
また、前記カートリッジホルダは前記下部ケース上に前記第2のターンテーブルメカ部を間に挟んで上下方向に回動自在に設けられ、カートリッジホルダの一部は他部に対して外側にスライド可能で、その一部は前記スライダに連結され、このスライダが第2の状態にスライドされると前記一部は、第2のターンテーブルに装着される第2のディスクに対して障害とならないように外側にスライドされる。さらに、前記クランパメカ部は前記カートリッジホルダの上面部下面に上下方向に回動自在に取付けられ、バネによりカートリッジホルダ側(上方)に回動される一方、前記スライダが第2の状態にスライドされると、そのスライダに形成された前記クランパ押し部により下方に押し下げられる。
【0011】
また、前記第2のターンテーブルメカ部の主要部は、上昇すると、上方に位置する前記カートリッジホルダの上面部内側に形成された収容部に、同カートリッジホルダによる第1のディスク保持に対して障害とならないように格納され、前記クランパメカ部はバネによりカートリッジホルダ側に回動されると前記収容部に格納される。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に添付図面を参照して本発明によるディスク再生装置の実施の形態を詳細に説明する。図1ないし図7は本発明のディスク再生装置の実施の形態を示す図で、図1は全体の分解斜視図、図2はMD装着状態での各部品の関係を横から見た図、図3は図2を正面から部分的に見た図、図4は図2をカバーを開けた状態で示す図、図5はCD装着状態での各部品の関係を示す横から見た図、図6は図5を正面から部分的に見た図、図7は図6をカバーを開けた状態で示す図である。
【0013】
これらの図、特に図1を参照して、10は四角形の薄い下部ケース(ベース部と言うこともできる)で、上面にはMD用ターンテーブル11および光ピックアップ12が配置される。この下部ケース10上には、カバー20が上方に回動自在に設けられる。このカバー20は、後端部両側に設けられた突出片21に開けられた穴22に、下部ケース10後端両側面内側に設けられた軸13を嵌合させることにより、下部ケース10に、その後端部を支点に上方に回動自在に取付けられる。このカバー20の上面部内面には、後述するカートリッジホルダ30等を下方に押すための板バネ23が左右一対取付けられる。また、カバー20の後端部垂直面中央には、後述するスライダ40の操作軸41を外部に導出させるための横長の穴24が形成される。
【0014】
このようなカバー20と下部ケース10間には、MDを保持するためのカートリッジホルダ30が設けられる。このカートリッジホルダ30は、後端両側部に設けられた穴31に前記下部ケース10の軸13を嵌合させることにより、下部ケース10に、カバー20と同様に、後端部を支点に上下方向に回動自在に取付けられる。
【0015】
このカートリッジホルダ30の、両側部を除く部分の上面部32は上方に突出しており、その内側(下側)は、後述するCDターンテーブルメカ部50およびクランパメカ部60の収容部33となっている。すなわち、MD再生時は、CD再生用のCDターンテーブルメカ部50およびクランパメカ部60は不要であり、それらがカートリッジホルダ30のMD保持部に対して障害とならないように前記収容部33に格納するのである。
【0016】
カートリッジホルダ30は、その大部分を構成する左側カートリッジホルダ34と、カートリッジホルダ30の一部を構成する右側カートリッジホルダ35からなる。右側カートリッジホルダ35は、上面部35aに設けられた3本の軸36を、左側カートリッジホルダ34に形成した3つの長穴37に挿入保持することにより、左側カートリッジホルダ34に対して左右にスライド自在に取付けられる。さらに、右側カートリッジホルダ35は、前記3本の軸36のうち1本(軸36a)が後述するスライダ40に穴部42で固定されることにより、このスライダ40に連動して左右にスライドされる。すなわち、右側カートリッジホルダ35は、スライダ40に連動して左側(左側カートリッジホルダ34側)にスライドされると、左側カートリッジホルダ34とともに正規のカートリッジホルダ30を構成するが、この右側カートリッジホルダ35にはその内側にMDのシャッタを開くためのメカなどが取付けられていて、CD再生時にはCDに対して障害となるので、CD再生時にはCDに対して障害とならないように、スライダ40に連動させて右側(外側)にスライドさせるのである。なお、この実施形態の説明で、右、左側、後方などの、位置や方向を表わす言葉が使用されているが、これは、特に図1を参照して本発明の実施の形態のディスク再生装置が容易に理解されるように便宜的に使用されているのであって、この言葉に本発明の技術的範囲が限定されるものではない。
【0017】
カートリッジホルダ30のうち左側カートリッジホルダ34には、スライダ40が左右にスライド自在に取付けられる。このスライダ40は逆L形の金属板からなり、水平板40aが左側カートリッジホルダ34の上面部34aに重なり、垂直板40bは、左側カートリッジホルダ34の後端の縁から左側カートリッジホルダ34の下側に垂れ下がる。水平板40aには長穴43が形成され、この長穴43に、左側カートリッジホルダ34の上面部に突設された軸38が係合される。これにより、スライダ40は左側カートリッジホルダ34に対して左右にスライド自在に取付けられている。一方、垂直板40bからは後方に操作軸41が突出され、この操作軸41は前記カバー20に形成された穴24を介してカバー20の後側外部に導出される。そして、操作軸41には、カバー20の後側外部で操作つまみ25が取付けられる。また、垂直板40bには、スライダ40のスライドに伴い後述するCDターンテーブルメカ部50を昇降するための階段状穴44(CDターンテーブルメカ昇降部)が左右一対形成される。ここで、階段状穴44は、斜め部の上端、下端に水平部分を設けたような形状の穴であり、これに軸を挿入して穴が左右に動くと、斜め部により軸を昇降させることができる。
【0018】
これに対して、左側カートリッジホルダ34の上面部34aに重なったスライダ40の水平板40aには、側縁部の一部から下方にL形に垂れ下がってCDターンテーブルメカ引掛け部45が設けられるとともに、平面部の一部を下方に突出させてクランパ押し部46が形成される。これら引掛け部45および押し部46は、左側カートリッジホルダ34の上面部34aに形成された長穴39を介して左側カートリッジホルダ34の上面部下方に突出される。さらに、スライダ40の水平板40a前縁部には左右一対凹部47が形成される。これに対して、左側カートリッジホルダ34の上面部34aには、スライダ40のスライドに伴い前記左右一対の凹部47に弧状先端部が選択的に係合される板バネ71がネジ72により固定される。この板バネ71の弧状先端部が、スライダ40のスライドに伴い左右一対の凹部47に選択的に係合されることにより、スライダ40は、左側にスライドされた状態、または右側にスライドされた状態に固定される。
【0019】
下部ケース10の上面に設けられたMD用ターンテーブル11と左側カートリッジホルダ34間には、上下に昇降自在にCDターンテーブルメカ部50が設けられる。このCDターンテーブルメカ部50は、CD用ターンテーブル51と、ターンテーブルホルダ52と、水平支持板53と、基部垂直板54とからなり、CD用ターンテーブル51がターンテーブルホルダ52に回転自在に保持され、ターンテーブルホルダ52が水平支持板53の先端にネジ55で固定され、水平支持板53の後端部がシャフト56とワッシャ57で基部垂直板54の上端部に上方に回動自在に取付けられる。ここで、水平支持板53は、基部垂直板54との間に当接部を有することにより、水平状態より下方へは回動しないようになっている。
【0020】
そして、基部垂直板54が下部ケース10の後端部内に昇降自在に保持されている。さらに、基部垂直板54には、後側の面に左右2本、軸58が設けられており、この軸58が下部ケース10の後端垂直面に開けられた縦長の穴14を貫通した後、スライダ40に形成された2つの階段状穴44にそれぞれ挿入される(2つの階段状穴44を形成したスライダ40の垂直板40bは、組立てられた状態では、下部ケース10の後端垂直面の後側に位置する)。したがって、CDターンテーブルメカ部50は、スライダ40が左右にスライドされると、階段状穴44と軸58とによって昇降駆動され、下降状態ではCD用ターンテーブル51がMD用ターンテーブル11の上に重なり、上昇状態ではCD用ターンテーブル51がMD用ターンテーブル11からその上方に分離される。
【0021】
このようなCDターンテーブルメカ部50の上方に位置して左側カートリッジホルダ34の上面部下面には、クランパメカ部60が上下方向に回動自在に取り付けられる。このクランパメカ部60は、クランパ61と、クランパホルダ62と、支持片63とからなり、クランパ61がクランパホルダ62に回転自在に保持され、クランパホルダ62が支持片63の先端にネジ64で固定され、支持片63の後端部が左側カートリッジホルダ34の上面部下面取付け部68にシャフト65とワッシャ66で上下方向に回動自在に取付けられる。このようなクランパメカ部60は、支持片63の取付け部63aと左側カートリッジホルダ34の上面部取付け片69間に張設されたバネ67により左側カートリッジホルダ34側に引張られて(上方に回動されて)、カートリッジホルダ30の収容部33に格納されるが、スライダ40が右方向にスライドされると、このスライダ40に形成されたクランパ押し部46が支持片63に当接して、この支持片63を下方に回動させることにより、クランパ61が押し下げられる。
【0022】
このように構成されたディスク再生装置においては、図1において、操作つまみ25を右側にスライドさせるとCD再生状態となり、操作つまみ25を左側にスライドさせるとMD再生状態となる。
【0023】
これらを詳細に説明すると、いま、操作つまみ25を右側にスライドさせると、一体にスライダ40が右側にスライドする。すると、スライダ40に形成されたクランパ押し部46がクランパメカ部60の支持片63に当接して、この支持片63を下方に回動させるので、クランパ61が押し下げられる。また、スライダ40と一体に右側カートリッジホルダ35が右側(外側)にスライドするので、後述する装着されたCDに対して右側カートリッジホルダ35が障害にならなくなる。
【0024】
さらに、スライダ40が右側にスライドすると、このスライダ40に形成された階段状穴44と、この階段状穴44に挿入された軸58とによりCDターンテーブルメカ部50が下降される。したがって、CDターンテーブルメカ部50のCD用ターンテーブル51が、下部ケース10上のMD用ターンテーブル11に重なる。その結果、下部ケース10内の図示しないモータでMD用ターンテーブル11を回転させれば、このMD用ターンテーブル11を介してその上のCD用ターンテーブル51が回転されることになる。
【0025】
そして、このような状態で図7に示すようにカバー20を開け、カートリッジホルダ30を上方に回動させれば、CD用ターンテーブル51に図示しないCDを装着することが可能となり、その後図5および図6に示すようにカバー20を閉じ、カートリッジホルダ30を下方に水平状態に回動させれば、クランパ61が押し下げられているので、このクランパ61がCD用ターンテーブル51上のCD上に重なり、CDを押さえつける。そして、そのような状態で下部ケース10内のモータを動作させてCDを回転させながら、CDに記録されている情報を光ピックアップ12で読取ることにより、CDの再生が行われる。
【0026】
一方、図1で操作つまみ25を左側にスライドさせると、一体にスライダ40が左側にスライドする。すると、スライダ40と一体に右側カートリッジホルダ35が左側(内側)にスライドするので、右側カートリッジホルダ35は左側カートリッジホルダ34とともに正規のカートリッジホルダ30を構成する。
【0027】
また、スライダ40が左側にスライドすると、スライダ40に形成されたクランパ押し部46がクランパメカ部60の支持片63から外れるので、クランパメカ部60がバネ67により上方に回動され、クランパメカ部60はカートリッジホルダ30の収容部33に格納される。
【0028】
さらに、スライダ40が左側にスライドすると、このスライダ40に形成された階段状穴44と、この階段状穴44に挿入された軸58とによりCDターンテーブルメカ部50が上昇される。したがって、CD用ターンテーブル51はMD用ターンテーブル11から上方に分離され、このCD用ターンテーブル51を含むCDターンテーブルメカ部50の主要部(CD用ターンテーブル51、ターンテーブルホルダ52および水平支持板53)は、前記クランパメカ部60と同様にカートリッジホルダ30の収容部33に格納される。
【0029】
さらに、スライダ40が左側にスライドすると、このスライダ40に設けたCDターンテーブルメカ引掛け部45が図2および図3に示すように、上昇したCDターンテーブルメカ部50の水平支持板53の下に係合される。したがって、図4に示すようにカバー20を開け、カートリッジホルダ30を上方に回動させると、CDターンテーブルメカ部50の主要部(CD用ターンテーブル51、ターンテーブルホルダ52および水平支持板53)も、前記引掛け部45によって、カートリッジホルダ30の収容部33に格納された状態でカートリッジホルダ30と一体に上方に回動する(もちろん、カートリッジホルダ30に取付けられたクランパメカ部60も収容部33に格納された状態でカートリッジホルダ30と一体に上方に回動する)。これにより、カバー20を開け、カートリッジホルダ30を上方に回動させれば、CDターンテーブルメカ部50およびクランパメカ部60に邪魔されることなく、カートリッジホルダ30にMDを挿入することが可能となる。その後、カバー20を閉め、カートリッジホルダ30を下方に水平状態に回動させれば、カートリッジホルダ30に挿入されているMDを下部ケース10上のMD用ターンテーブル11に装着させることができる。そして、モータによりMD用ターンテーブル11およびそれに装着されたMDを回転させながら、MDに記録されている情報を光ピックアップ12で読取れば、MDの再生が行われる。
【0030】
以上のように、上記のディスク再生装置では、CD再生時は、MD用ターンテーブル11の上にCD用ターンテーブル51を重ね、そのCD用ターンテーブル51にCDを装着させる。したがって、平面面積は、MDあるいはCD1枚分程度でよく、小型化を図ることができる。また、モータは1つのみ備えてMD用ターンテーブル11を回転させればよいので、コストダウンを図ることができる。さらに、上記のディスク再生装置によれば、装置外部の操作つまみ25の操作でCD再生状態とMD再生状態とにメカを簡単に切替えることができる。
【0031】
なお、上記の実施の形態では、露出状態のディスクであるCDと、カートリッジ収納形式のディスクであるMDとを選択的に再生する場合について説明したが、本発明のディスク再生装置は、露出状態およびカートリッジ収納形式の同様の他のディスクを再生することができる。さらに、本発明のディスク再生装置は、再生に加えて録音可能とすることができる。
【0032】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明のディスク再生装置によれば、平面面積を小さくして小型化を図ることができるとともに、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディスク再生装置の実施の形態を示す図で、全体の分解斜視図。
【図2】本発明によるディスク再生装置の実施の形態を示す図で、MD装着状態での各部品の関係を横から見た図。
【図3】本発明によるディスク再生装置の実施の形態を示す図で、図2を正面から部分的に見た図。
【図4】本発明によるディスク再生装置の実施の形態を示す図で、図2をカバーを開けた状態で示す図。
【図5】本発明によるディスク再生装置の実施の形態を示す図で、CD装着状態での各部品の関係を示す横から見た図。
【図6】本発明によるディスク再生装置の実施の形態を示す図で、図5を正面から部分的に見た図。
【図7】本発明によるディスク再生装置の実施の形態を示す図で、図5をカバーを開けた状態で示す図である。
【図8】従来の考えられるディスク再生装置を示す斜視図。
【符号の説明】
10 下部ケース
11 MD用ターンテーブル
25 操作つまみ
30 カートリッジホルダ
40 スライダ
50 CDターンテーブルメカ部
51 CD用ターンテーブル
60 クランパメカ部
61 クランパ
Claims (7)
- MD(ミニディスク)である第1のディスク回転用の第1のターンテーブルを上面に設けた下部ケース上に、
8cmCD(コンパクトディスク)である第2のディスク回転用の第2のターンテーブルを備えて昇降自在で、下降すると前記第2のターンテーブルが前記第1のターンテーブルに重なり、上昇すると前記第2のターンテーブルが前記第1のターンテーブルから上方に分離される第2のターンテーブルメカ部、
第2のディスク押さえ用のクランパを有するクランパメカ部、
第1のディスク保持用のカートリッジホルダが設けられ、
前記カートリッジホルダに、装置外部の操作つまみに連結されたスライダが取付けられ、このスライダのスライド状態に応じて前記第2のターンテーブルメカ部、前記クランパメカ部、前記カートリッジホルダが操作されることにより、第1のディスク再生状態あるいは第2のディスク再生状態に前記第2のターンテーブルメカ部、前記クランパメカ部、前記カートリッジホルダが切替え設定されることを特徴とするディスク再生装置。 - 前記スライダには、第2のターンテーブルメカ昇降部、第2のターンテーブルメカ引掛け部およびクランパ押し部が形成されることを特徴とする請求項1に記載のディスク再生装置。
- 前記第2のターンテーブルメカ部は前記スライダの前記第2のターンテーブルメカ昇降部に係合され、前記スライダのスライドに伴い昇降することを特徴とする請求項2に記載のディスク再生装置。
- 前記第2のターンテーブルメカ部は前記第2のターンテーブルを含む主要部が上方に回動自在であり、前記スライダが第1の状態にスライドされて第2のターンテーブルメカ部が上昇したとき、同時にスライダに形成された前記第2のターンテーブルメカ引掛け部が前記第2のターンテーブルメカ部の主要部に係合される状態となり、その状態で前記カートリッジホルダが上方に回動されると、前記第2のターンテーブルメカ引掛け部により、前記カートリッジホルダと一体に前記第2のターンテーブルメカ部の主要部が上方に回動されることを特徴とする請求項2または3に記載のディスク再生装置。
- 前記カートリッジホルダは前記下部ケース上に前記第2のターンテーブルメカ部を間に挟んで上下方向に回動自在に設けられ、カートリッジホルダの一部は他部に対して外側にスライド可能で、その一部は前記スライダに連結され、このスライダが第2の状態にスライドされると前記一部は、第2のターンテーブルに装着される第2のディスクに対して障害とならないように外側にスライドされることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載のディスク再生装置。
- 前記クランパメカ部は前記カートリッジホルダの上面部下面に上下方向に回動自在に取付けられ、バネによりカートリッジホルダ側(上方)に回動される一方、前記スライダが第2の状態にスライドされると、そのスライダに形成された前記クランパ押し部により下方に押し下げられることを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載のディスク再生装置。
- 前記第2のターンテーブルメカ部の主要部は、上昇すると、上方に位置する前記カートリッジホルダの上面部内側に形成された収容部に、同カートリッジホルダによる第1のディスク保持に対して障害とならないように格納され、前記クランパメカ部はバネによりカートリッジホルダ側に回動されると前記収容部に格納されることを特徴とする請求項2ないし6のいずれかに記載のディスク再生装置。
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