JP3765465B2

JP3765465B2 - Oil-in-water emulsion composition

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Publication number: JP3765465B2
Application number: JP2000061600A
Authority: JP
Inventors: 隆明馬場
Original assignee: Shiseido Co Ltd
Current assignee: Shiseido Co Ltd
Priority date: 2000-03-07
Filing date: 2000-03-07
Publication date: 2006-04-12
Anticipated expiration: 2020-03-07
Also published as: TWI289457B; JP2001247427A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は尿素配合の乳化組成物に関する。さらに詳しくは、尿素の刺激を軽減しながらも優れた保湿効果を示し、非常にさっぱりとした使用感を有する尿素配合の乳化組成物に関する。
【０００２】
【従来の技術】
スキンケア用化粧料や皮膚外用剤等には、美肌状態を保ち、また肌荒れを防止、改善等のために、自然保湿因子（ＮＭＦ：natural moisturing factor）や保湿剤などが用いられている。そして自然保湿因子の中でも、尿素は角質層柔軟効果、肌荒れ改善効果を有するものとしてよく知られた成分である。
【０００３】
しかしながら尿素を配合した系では、時としてヒリつきなどの皮膚刺激を引き起こすという問題がある。このような場合、保湿剤を多配合することにより尿素によるひりつきを抑えるという方策がある。しかしながら、保湿剤を多配合すると、保湿剤自体の高い粘性や吸湿性のために、化粧料を皮膚に塗布した際のべたつきが大きく、使用性の低下がみられる。
【０００４】
他方、乳化型化粧料においては、乳化剤として界面活性剤が用いられているが、これは安全上、できるだけ低配合量が望まれている。
【０００５】
このような現況にあって、尿素配合組成物において、界面活性剤の配合量を低減した場合においても優れた乳化力を有し、かつ、保湿剤を多配合した場合であってもべたつきのない使用性のよい乳化製剤が望まれていた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、尿素を配合した乳化系組成物におて、界面活性剤を低配合しても優れた乳化力を有し、かつ尿素によるひりつきを抑え、保湿剤を多配合してもべたつきのない使用性のよい乳化製剤を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、（ａ）特定のポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体を０．０１〜５重量％、（ｂ）親水性非イオン性界面活性剤を０．０５〜１重量％、（ｃ）保湿剤を１０〜３０重量％、および（ｄ）尿素を１〜５０重量％配合してなる水中油型乳化組成物を提供する。
【０００８】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について詳述する。
【０００９】
本発明の乳化組成物に含まれる（ａ）成分としてのポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体としては、下記一般式（I）で表される共重合体が用いられる。
【００１０】
【化３】

【００１１】
一般式（I）中、各符号は以下の意味を示す。
【００１２】
Ｒ¹：それぞれ独立に炭素原子数１〜６のアルキル基、またはフェニル基；
Ａ¹、Ａ²：それぞれ独立に炭素原子数１〜６のアルキル基、フェニル基、または下記化４
【００１３】
【化４】

【００１４】
（化４中、Ｒ²は水素原子、アシル基、または炭素原子数１〜６のアルキル基、ａは０〜５０の整数、ｂは０〜５０の整数。ただしａとｂが同時に０となることはない）
で示されるポリオキシアルキレン基を示し、ただしＡ¹、Ａ²の少なくとも１つは化４で示されるポリオキシアルキレン基；
ｍ：５０〜１０００の整数；
ｎ：１〜５０の整数。
【００１５】
上記において、Ａ²が化４を示すのが好ましい。またＲ¹はそれぞれメチル基を示すのが好ましい。
【００１６】
（ａ）成分は、末端に二重結合基を有するポリオキシアルキレン化合物と、このポリオキシアルキレン化合物の反応性末端基と反応するヒドロシリル基末端を有するシロキサン化合物とを反応せしめることによって製造することができるが、これに限定されるものでない。（ａ）成分は、例えば「シリコーンＳＣ９４５０Ｎ」（信越化学社製）等として市販されており、商業的に入手可能である。
【００１７】
（ａ）成分の配合量は、本発明組成物中、０．０１〜５重量％であり、好ましくは０．１〜１重量％である。
【００１８】
（ｂ）成分としての親水性非イオン性界面活性剤は、一般に化粧品に配合されるものが用いられる。これら界面活性剤は、本発明ではＨＬＢ９以上が望ましい。
【００１９】
親水性非イオン界面活性剤としては、ＰＯＥソルビタンモノオレエート、ＰＯＥソルビタンモノステアレート、ＰＯＥソルビタンモノラウレート、ＰＯＥソルビタンテトラオレエート等のＰＯＥソルビタン脂肪酸エステル類、ＰＯＥソルビットモノラウレート、ＰＯＥソルビットモノオレエート、ＰＯＥソルビットペンタオレエート、ＰＯＥソルビットモノステアレート等のＰＯＥソルビット脂肪酸エステル類、ＰＯＥグリセリンモノステアレート、ＰＯＥグリセリントリイソステアレート等のＰＯＥグリセリン脂肪酸エステル類、ＰＯＥモノオレエート等のＰＯＥ脂肪酸エステル類、ＰＯＥラウリルエーテル等のＰＯＥアルキルエーテル類、ＰＯＥオクチルフェニルエーテル等のＰＯＥアルキルフェニルエーテル類、ＰＯＥ・ＰＯＰセチルエーテル等のＰＯＥ・ＰＯＰアルキルエーテル類、テトラＰＯＥ・テトラＰＯＥエチレンジアミン縮合物類、ＰＯＥヒマシ油または硬化ヒマシ油誘導体、ＰＯＥミツロウ・ラノリン誘導体、ラウリン酸モノエタノールアミド等のアルカノールアミド類、ＰＯＥプロピレングリコール脂肪酸エステル、ＰＯＥアルキルアミン、ＰＯＥ脂肪酸アミド、ショ糖脂肪酸エステル、ＰＯＥニノルフェニルホルムアルデヒド縮合物、アルキルエトキシジメチルアミンオキシド、トリオリイルリン酸、ポリグリセリン脂肪酸エステル等が挙げられる。
【００２０】
（ｂ）成分の配合量は、本発明組成物中、０．０５〜１重量％であり、好ましくは０．１〜０．５重量％である。本発明では（ｂ）成分をこのように低配合としても優れた乳化効果を得ることができる。
【００２１】
（ｃ）成分としての保湿剤は、保湿剤として通常、化粧料に配合され得るすべてのものを含み得る。具体的には、例えばポリエチレングリコール、グリセリン、１，３−ブチレングリコール、エリスリトール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、ムコ多糖、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、キトサン等を挙げることができるが、これら具体例に限定されるものでないことはもちろんである。保湿剤は１種または２種以上を選択して用いることができる。
【００２２】
（ｃ）成分の配合量は、本発明組成物中、１０〜３０重量％であり、好ましくは１０〜１５重量％である。本発明では（ｃ）成分をこのように高配合としてもべたつき感がなく、優れた使用感（さっぱり感）を有する。
【００２３】
（ｄ）成分としての尿素は、化学式Ｈ₂ＣＯＮＨ₂で表され、化粧品、医薬品分野において用いられ得るものであれば任意に使用し得る。
【００２４】
（ｄ）成分の配合量は、本発明組成物中、１〜５０重量％であり、好ましくは３〜２０重量％である。本発明では（ｄ）成分をこのようにやや多めに配合してもヒリつき感がなく、低刺激性で、かつ優れた使用感（しっとり感）を有する。
【００２５】
本発明では、尿素配合製剤にポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体を配合することによって、界面活性剤の配合量を大幅に減量することが可能となり、保湿剤を多く配合してもべたつきのない使用性のよい乳化組成物を調製することができた。すなわち本発明は、尿素の刺激を軽減するために、保湿剤とポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体を配合し、少量の非イオン性界面活性剤で乳化することによってべたつきのない使用性のよい乳化製剤を調製する技術である。
【００２６】
本発明化粧料がとり得る剤型は特に限定されず、例えば水溶液系、可溶化系、乳化系、粉末分散系、水−油２層系、水−油−粉末３層系等、化粧料全般にわたって本発明を適用することが可能である。またその用途も、化粧水、乳液、クリーム、パック等の基礎化粧品や、口紅、ファンデーション等のメーキャップ化粧料、シャンプー、リンス、染毛剤等の頭髪用製品、日焼け止め等の特殊化粧品など、多くの種類の化粧品にわたる。
【００２７】
本発明化粧料には、上記した必須成分の他に、本発明の効果を損なわない範囲で通常化粧品や医薬品等の外用剤に用いられる他の成分、例えば、油分、湿潤剤、酸化防止剤、他の界面活性剤、防腐剤、アミノ酸、香料、アルコール、色剤、粉末、薬剤等を必要に応じて適宜配合することができる。
【００２８】
具体的には、例えば流動パラフィン、スクワラン、ワセリン等の炭化水素；アボガド油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、オリーブ油、ラノリン等の油脂類；ホホバ油、カルナバロウ、キャンデリラロウ等のロウ類、ジメチルポリシロキサン、メチフェニルシロキサン等のシリコーン類；カプリルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、コレステロール、フィトステロール等の高級アルコール類；カプリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、ラノリン脂肪酸、リノール酸、リノレン酸等の高級脂肪酸；エタノール等の低級アルコール；ブチルヒドロキシトルエン、トコフェロール、フィチン等の酸化防止剤；安息香酸、サリチル酸、ソルビン酸、パラオキシ安息香酸アルキルエステル、ヘキサクロロフェン等の抗菌剤等を配合することができる。
【００２９】
また、例えばパラアミノ安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル酸系紫外線吸収剤、サリチル酸系紫外線吸収剤、ケイ皮酸系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、糖系紫外線吸収剤、３−（４’−メチルベンジリデン）−ｄ−カンファー、３−ベンジリデン−ｄ、１−カンファー、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチルエステル、２−フェニル−５−メチルベンゾキサゾール、２、２’−ヒドロキシ−５−メチルフェニルベンゾトリアゾール、２−（２’−ヒドロキシ−５’−ｔ−オクチルフェニル）ベンゾトリアゾール、２−（２’−ヒドロキシ−５’−メチルフェニルベンゾトリアゾール、ジベンザラジン、ジアニソイルメタン、４−メトキシ−４’−ｔ−ブチルジベンゾイルメタン、５−（３，３−ジメチル−２−ノルボルニリデン）−３−ペンタン−２−オン等の紫外線吸収剤を配合することができる。
【００３０】
また、例えばグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、トレオニン、フェニルアラニン、チロシン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン、タウリン、アルギニン、ヒスチジン等のアミノ酸およびこれらのアルカリ金属塩と塩酸塩；アシルサルコシン酸（例えばラウロイルサルコシンナトリウム）、グルタチオン、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸等の有機酸；ビタミンＡおよびその誘導体、ビタミンＢ₆塩酸塩、ビタミンＢ₆トリパルミテート、ビタミンＢ₆ジオクタノエート、ビタミンＢ₂およびその誘導体、ビタミンＢ₁₂、ビタミンＢ₁₅およびその誘導体等のビタミンＢ類、アスコルビン酸、アスコルビン酸硫酸エステル（塩）、アスコルビン酸リン酸エステル（塩）、アスコルビン酸ジパルミテート等のビタミンＣ類、α−トコフェロール、β−トコフェロール、γ−トコフェロール、ビタミンＥアセテート等のビタミンＥ類、ビタミンＤ類、ビタミンＨ、パントテン酸、パンテチン等のビタミン類；ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル、γ−オリザノール、アラントイン、グリチルリチン酸（塩）、グリチルレチン酸およびその誘導体、ヒノキチオール、ビサボロール、ユーカルプトーン、チモール、イノシトール、サイコサポニン、ニンジンサポニン、ヘチマサポニン、ムクロジサポニン等のサポニン類、パントテニルエチルエーテル、エチニルエストラジオール、トラネキサム酸、アルブチン、セファランチン、プラセンタエキス等の各種薬剤等を配合することができる。
【００３１】
また、例えばギシギシ、クララ、コウホネ、オレンジ、セージ、ノコギリソウ、ゼニアオイ、センブリ、タイム、トウキ、トウヒ、バーチ、スギナ、ヘチマ、マロニエ、ユキノシタ、アルニカ、ユリ、ヨモギ、シャクヤク、アロエ、クチナシ、サワラ、ホワイトリリー等の植物の抽出物、色素、中和剤、酸化防止剤、香料、精製水等を配合することができる。
【００３２】
【実施例】
次に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれによりなんら限定されるものではない。なお、配合量は重量％である。
【００３３】
（実施例１〜２、比較例１〜３）
下記表１に示す組成のクリームを常法により得た。これを用いて実使用試験（しっとり感、さらさら感、ひりつき感）を行った。また皮膚コンダクタンス値を測定した。乳化安定性についても評価した。結果を表１に示す。
【００３４】
なお、表１中、「ポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体」は、上記一般式（I）中、Ｒ¹がメチル基、Ａ¹がメチル基、Ａ²が化２（ただし化２、Ｒ ² は水素原子を示し、ａは８〜１０の整数を示し、ｂは０であり、ｍは約５０〜６０の整数を示し、ｎは２〜５の整数を示す）に示す基のものを用いた（分子量約６０００）。
【００３５】
＜実使用テスト＞
女性専門パネル１０名により、試料を実際に肌に塗布してもらい、しっとり感、さらさら感（べたつきのなさ）、ひりつき感について、下記基準により評価した。
【００３６】
［しっとり感］
（評価基準）
○：８名以上が、しっとり感があると評価
△：３〜７名が、しっとり感があると評価
×：２名以下が、しっとり感があると評価
【００３７】
［さらさら感（べたつきのなさ）］
（評価基準）
○：８名以上が、さらさら感がある（べたつかない）と評価
△：３〜７名が、さらさら感がある（べたつかない）と評価
×：２名以下が、さらさら感がある（べたつかない）と評価価
【００３８】
［ひりつき感］
（評価基準）
○：８名以上が、ひりつき感がないと評価
△：３〜７名が、ひりつき感がないと評価
×：２名以下が、ひりつき感がないと評価
【００３９】
＜皮膚のコンダクタンス値＞
各試料を皮膚の特定部位に１日１回塗布し、３分間そのままにした後、精製水にて洗浄し、脱脂綿にて拭き取った。この走査を２週間繰り返し、塗布部位の皮膚コンダクタンスを測定した。
【００４０】
＜乳化安定性＞
各試料を５０℃で１ヵ月間保存した後、乳化の状態を目視で観察した。
（評価基準）
○ ：分離が全くみられず、良好な乳化状態であった
× ：分離がみられた
【００４１】
【表１】

【００４２】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、尿素を配合した乳化系組成物において、界面活性剤を低配合しても優れた乳化力を有し、かつ尿素によるひりつきを抑え、保湿剤を多配合してもべたつきのない使用性のよい乳化製剤が提供される。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an emulsion composition containing urea. More specifically, the present invention relates to an emulsified composition containing urea which exhibits an excellent moisturizing effect while reducing the stimulation of urea and has a very refreshing feeling.
[0002]
[Prior art]
For skin care cosmetics and skin external preparations, natural moisturizing factor (NMF) and moisturizing agents are used in order to maintain a beautiful skin state and prevent or improve rough skin. Among natural moisturizing factors, urea is a well-known component having a stratum corneum softening effect and a rough skin improvement effect.
[0003]
However, the system containing urea has a problem that it sometimes causes skin irritation such as tingling. In such a case, there is a method of suppressing the sticking caused by urea by blending multiple moisturizers. However, when a lot of humectants are blended, due to the high viscosity and hygroscopicity of the humectant itself, the stickiness when the cosmetic is applied to the skin is large, and the usability is reduced.
[0004]
On the other hand, surfactants are used as emulsifiers in emulsified cosmetics, and this is desired to be as low as possible for safety reasons.
[0005]
Under such circumstances, the urea blending composition has excellent emulsifying power even when the amount of the surfactant is reduced, and is not sticky even when multiple moisturizers are blended. An emulsified preparation with good usability has been desired.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and in an emulsified composition containing urea, it has excellent emulsifying power even when a surfactant is low-blended, and suppresses sticking due to urea, An object of the present invention is to provide an emulsified preparation having good usability without stickiness even when a plurality of humectants are blended.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention provides (a) 0.01 to 5% by weight of a specific polysiloxane-polyoxyalkylene copolymer, and (b) 0.05 to 5% of a hydrophilic nonionic surfactant. Provided is an oil-in-water emulsion composition comprising 1% by weight, (c) 10-30% by weight of a humectant, and (d) 1-50% by weight of urea.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail.
[0009]
Polysiloxane as component (a) contained in the emulsion composition of the present invention - polyoxyalkylene copolymer, a copolymer is needed use represented by the following general formula (I).
[0010]
[Chemical 3]

[0011]
In the general formula (I), each symbol has the following meaning.
[0012]
R ¹ : each independently an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, or a phenyl group;
A ¹ , A ² : each independently an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, a phenyl group, or the following formula 4
[0013]
[Formula 4]

[0014]
(In Formula 4, R ² is a hydrogen atom, an acyl group, or an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, a is an integer of 0 to 50, b is an integer of 0 to 50, provided that a and b are 0 at the same time. Never)
Wherein at least one of A ¹ and A ² is a polyoxyalkylene group represented by the formula 4;
m: an integer of 50 to 1000;
n: An integer from 1 to 50.
[0015]
In the above, it is preferable that A ² represents Chemical formula 4. R ¹ preferably represents a methyl group.
[0016]
The component (a) can be produced by reacting a polyoxyalkylene compound having a double bond group at the terminal with a siloxane compound having a hydrosilyl group terminal that reacts with the reactive terminal group of the polyoxyalkylene compound. Yes, but not limited to this. The component (a) is commercially available, for example, as “Silicone SC9450N” (manufactured by Shin-Etsu Chemical Co., Ltd.), and is commercially available.
[0017]
(A) The compounding quantity of a component is 0.01-5 weight% in this invention composition, Preferably it is 0.1-1 weight%.
[0018]
(B) the hydrophilic nonionic surfactant as the component is generally intended to be blended in cosmetic products is needed use. These surfactants are desirably HLB 9 or more in the present invention.
[0019]
Examples of hydrophilic nonionic surfactants include POE sorbitan monooleate, POE sorbitan monostearate, POE sorbitan monolaurate, POE sorbitan fatty acid esters such as POE sorbitan tetraoleate, POE sorbite monolaurate, and POE sorbite monolaurate. POE sorbite fatty acid esters such as oleate, POE sorbite pentaoleate, POE sorbite monostearate, POE glycerin fatty acid esters such as POE glycerin monostearate, POE glycerin triisostearate, POE fatty acid esters such as POE monooleate POE alkyl ethers such as POE lauryl ether, POE alkyl phenyl ethers such as POE octylphenyl ether, POE / POP cetyl POE / POP alkyl ethers such as ether, tetra-POE / tetra-POE ethylenediamine condensates, POE castor oil or hardened castor oil derivatives, POE beeswax / lanolin derivatives, alkanolamides such as lauric acid monoethanolamide, POE propylene glycol fatty acid Examples thereof include esters, POE alkylamines, POE fatty acid amides, sucrose fatty acid esters, POE ninorphenyl formaldehyde condensates, alkyl ethoxydimethylamine oxides, trioliyl phosphoric acid, polyglycerin fatty acid esters, and the like.
[0020]
(B) The compounding quantity of a component is 0.05 to 1 weight% in this invention composition, Preferably it is 0.1 to 0.5 weight%. In the present invention, an excellent emulsifying effect can be obtained even when the component (b) is thus low blended.
[0021]
The humectant as the component (c) can include everything that can be usually blended in cosmetics as a humectant. Specific examples include polyethylene glycol, glycerin, 1,3-butylene glycol, erythritol, sorbitol, xylitol, maltitol, mucopolysaccharide, hyaluronic acid, chondroitin sulfate, chitosan, etc., but are limited to these specific examples. Of course, it is not done. One or more humectants can be selected and used.
[0022]
(C) The compounding quantity of a component is 10-30 weight% in this invention composition, Preferably it is 10-15 weight%. In the present invention, even when the component (c) is highly blended as described above, there is no stickiness and an excellent feeling of use (freshness).
[0023]
Urea as the component (d) can be arbitrarily used as long as it is represented by the chemical formula H ₂ CONH ₂ and can be used in the cosmetics and pharmaceutical fields.
[0024]
(D) The compounding quantity of a component is 1-50 weight% in this invention composition, Preferably it is 3-20 weight%. In the present invention, even if the component (d) is added in a slightly large amount, there is no tingling feeling, low irritation, and an excellent feeling of use (moist feeling).
[0025]
In the present invention, by blending a polysiloxane-polyoxyalkylene copolymer with a urea blended preparation, it becomes possible to greatly reduce the blending amount of the surfactant, and even when a large amount of moisturizing agent is blended, there is no stickiness. An emulsion composition with good usability could be prepared. That is, in the present invention, in order to reduce the irritation of urea, a moisturizing agent and a polysiloxane-polyoxyalkylene copolymer are blended and emulsified with a small amount of a nonionic surfactant, so that it is easy to use without stickiness. This is a technique for preparing an emulsified preparation.
[0026]
The dosage form that the cosmetic of the present invention can take is not particularly limited. For example, an aqueous solution system, a solubilization system, an emulsification system, a powder dispersion system, a water-oil two-layer system, a water-oil-powder three-layer system, etc. It is possible to apply the present invention over a wide range. It is also used for basic cosmetics such as lotions, emulsions, creams, packs, makeup cosmetics such as lipsticks and foundations, hair products such as shampoos, rinses and hair dyes, and special cosmetics such as sunscreens. Across a variety of cosmetics.
[0027]
In addition to the essential components described above, the cosmetic of the present invention includes other components that are usually used in external preparations such as cosmetics and pharmaceuticals within a range that does not impair the effects of the present invention, such as oils, wetting agents, antioxidants, Other surfactants, preservatives, amino acids, fragrances, alcohols, colorants, powders, drugs and the like can be appropriately blended as necessary.
[0028]
Specifically, for example, hydrocarbons such as liquid paraffin, squalane and petrolatum; fats and oils such as avocado oil, camellia oil, macadamia nut oil, olive oil and lanolin; waxes such as jojoba oil, carnauba wax and candelilla wax, dimethylpolysiloxane , Silicones such as methylphenylsiloxane; higher alcohols such as capryl alcohol, lauryl alcohol, myristyl alcohol, cetyl alcohol, cholesterol, phytosterol; capric acid, myristic acid, palmitic acid, stearic acid, behenic acid, lanolin fatty acid, linoleic acid Higher fatty acids such as linolenic acid; lower alcohols such as ethanol; antioxidants such as butylhydroxytoluene, tocopherol and phytin; benzoic acid, salicylic acid, sorbic acid, alkyl paraoxybenzoic acid Ester, it can be blended antimicrobial agent such as hexachlorophene, and the like.
[0029]
Further, for example, paraaminobenzoic acid ultraviolet absorbers, anthranilic acid ultraviolet absorbers, salicylic acid ultraviolet absorbers, cinnamic acid ultraviolet absorbers, benzophenone ultraviolet absorbers, sugar ultraviolet absorbers, 3- (4′- Methylbenzylidene) -d-camphor, 3-benzylidene-d, 1-camphor, urocanic acid, urocanic acid ethyl ester, 2-phenyl-5-methylbenzoxazole, 2,2'-hydroxy-5-methylphenylbenzotriazole 2- (2′-hydroxy-5′-t-octylphenyl) benzotriazole, 2- (2′-hydroxy-5′-methylphenylbenzotriazole), dibenzalazine, dianisoylmethane, 4-methoxy-4′-t -Butyldibenzoylmethane, 5- (3,3-dimethyl-2-norbornylidene)- An ultraviolet absorber such as 3-pentan-2-one can be blended.
[0030]
Further, for example, amino acids such as glycine, alanine, valine, leucine, threonine, phenylalanine, tyrosine, aspartic acid, asparagine, glutamine, taurine, arginine, histidine, and alkali metal salts and hydrochlorides thereof; acyl sarcosine acid (for example, lauroyl sarcosine sodium) ), Glutathione, citric acid, malic acid, tartaric acid, organic acids such as lactic acid; vitamin A and its derivatives, vitamin B ₆ hydrochloride, vitamin B ₆ tripalmitate, vitamin B ₆ dioctanoate, vitamin B ₂ and its derivatives, vitamin B _12, vitamin B such as vitamin B ₁₅ and its derivatives, ascorbic acid, ascorbic acid sulfate ester (salt), ascorbic acid phosphate ester (salt), vitamin C such as ascorbic acid dipalmitate, alpha-Doo Vitamins such as ferrol, β-tocopherol, γ-tocopherol, vitamin E acetate, vitamin D, vitamin H, pantothenic acid, pantethine; nicotinamide, benzyl nicotinate, γ-oryzanol, allantoin, glycyrrhizin Acid (salt), glycyrrhetinic acid and its derivatives, hinokitiol, bisabolol, eucalptone, thymol, inositol, saikosaponin, carrot saponin, hechisaponin, muclodisaponin, saponins, pantothenyl ethyl ether, ethinyl estradiol, tranexamic acid, Various drugs such as arbutin, cephalanthin, and placenta extract can be blended.
[0031]
Also, for example, borage, clara, corn, orange, sage, yarrow, mallow, assembly, thyme, suki, spruce, birch, horsetail, loofah, maroonie, yukinoshita, arnica, lily, mugwort, peonies, aloe, gardenia, sawara, white Extracts of plants such as lily, pigments, neutralizers, antioxidants, fragrances, purified water and the like can be blended.
[0032]
【Example】
EXAMPLES Next, the present invention will be described more specifically with reference to examples, but the present invention is not limited thereto. In addition, a compounding quantity is weight%.
[0033]
(Examples 1-2, Comparative Examples 1-3)
A cream having the composition shown in Table 1 below was obtained by a conventional method. Using this, actual use tests (moist feeling, smooth feeling, and feeling of sticking) were conducted. The skin conductance value was also measured. Emulsification stability was also evaluated. The results are shown in Table 1.
[0034]
In Table 1, “polysiloxane-polyoxyalkylene copolymer” means that in the above general formula (I), R ¹ is a methyl group, A ¹ is a methyl group, and A ² is a chemical formula 2 (however, chemical formula 2, R ² represents a hydrogen atom, a represents an integer of 8 to 10, b represents 0, m represents an integer of about 50 to 60, and n represents an integer of 2 to 5). Used (molecular weight about 6000).
[0035]
<Real use test>
Samples were actually applied to the skin by 10 women-specialized panels, and the moist feeling, smooth feeling (non-stickiness), and feeling of stickiness were evaluated according to the following criteria.
[0036]
[Moist feeling]
(Evaluation criteria)
○: Evaluated when 8 or more people feel moist △: Evaluated when 3-7 people feel moist ×: Evaluated when 2 or less people feel moist [0037]
[Feeling smooth (no stickiness)]
(Evaluation criteria)
○: Eight or more people rated as smooth (not sticky) △: Three to seven people rated as smooth (not sticky) ×: Two or less people were smooth (not sticky) And evaluation price [0038]
[Feeling]
(Evaluation criteria)
○: Eight or more people evaluated that there was no feeling of sticking △: Three to seven people evaluated that there was no feeling of sticking ×: Two or less people evaluated that there was no feeling of sticking [0039]
<Skin conductance value>
Each sample was applied to a specific site on the skin once a day and left for 3 minutes, then washed with purified water and wiped with absorbent cotton. This scan was repeated for 2 weeks, and the skin conductance at the application site was measured.
[0040]
<Emulsification stability>
After each sample was stored at 50 ° C. for 1 month, the state of emulsification was visually observed.
(Evaluation criteria)
○: No separation was observed, and the emulsion was in a good emulsified state. X: Separation was observed.
[Table 1]

[0042]
【The invention's effect】
Above according to the present invention as described in detail, it had contact to the emulsifying system composition containing urea, a surfactant having an excellent emulsifying power be low blending, and suppress the tingling by urea, moisturizing Provided is an emulsified preparation that is easy to use and does not become sticky even when multiple agents are added.

Claims

(A) 0.01 to 5% by weight of a polysiloxane-polyoxyalkylene copolymer represented by the following general formula ( I ), and (b) 0.05 to 1% by weight of a hydrophilic nonionic surfactant. (C) An oil-in-water emulsion composition comprising 10 to 30% by weight of a humectant and (d) 1 to 50% by weight of urea.

In the general formula ( I ), each symbol has the following meaning.
R ¹ : each independently an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, or a phenyl group;
A ¹ , A ² : each independently an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, a phenyl group, or the following chemical formula 2

(In Chemical Formula 2, R ² is a hydrogen atom, an acyl group, or an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, a is an integer of 0 to 50, b is an integer of 0 to 50, provided that a and b are 0 simultaneously. Never)
Wherein at least one of A ¹ and A ² is a polyoxyalkylene group represented by Chemical Formula 2;
m: an integer of 50 to 1000;
n: An integer from 1 to 50.

The oil-in-water emulsion composition according to claim 1, which does not contain a lipophilic surfactant.