JP3763741B2 - 半信頼性再送信プロトコルに対するパケット破棄通知 - Google Patents
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Description
発明の背景
発明の分野
本発明は、一般的には、エアインタフェースを介して送信機及び受信機間のデータパケット送信を行うセルラー電気通信システム及び方法に関するものであり、特に、エアインタフェースを介してデータパケットの信頼性送信を行うことに関するものである。
本発明の背景及び目的
実質的に誤りから解放される方法で、大量のデジタルデータが送信されかつ受信されなければならないアプリケーションが多く存在する。電気通信及び衛星通信システムでは、特に、エアインタフェースを介するデジタルデータの送信ができる限り正確な方法で完了することが避けられない。しかしながら、デジタルデータの正確な送信及び受信は難しく、これは、エアインタフェースを介するデータ送信に利用される通信チャネルが誤り誘引要素の影響を受けるからである。例えば、このような誤りは、例えば、ノイズ及び歪みのようなチャネル内の過渡状態に起因する可能性があり、あるいは、誤りは、チャネル内の欠陥によって起因する周期的に発生する状態による可能性がある。過度状態あるいは欠陥の存在は、例えば、デジタルデータが正確に送信されないあるいは確実に受信できない結果をもたらす。
【0002】
デジタルデータは、たいていは、パケット(あるいはブロックあるいはフレーム)で送信され、この場合、各パケットは、フレームチェックシーケンスビットに続いて数バイトの情報を含んでいる。デジタルデータの送信及び受信において発生する誤りは典型的には、「ランダム」チャネル誤り、「バースト」チャネル誤りの2つがある。ランダムチャネル誤りは、1つのビット値が変更されている場合に発生し、一方、バーストチャネル誤りは、連続シーケンス中の隣接ビット値が変更されている場合に発生する。各データパケット内に含まれるフレームチェックシーケンスは、チャネル誤りがいつどこでデータパケットに含められたかを検出するために使用される。
【0003】
重要なことは、エアインタフェースを介して典型的な同時データ送信が動作している場合の誤りに関する問題に取り組むための方法を見つけることである。例えば、誤り訂正における2つの共通技術には、順方向誤り訂正(FEC)及び自動反復要求(ARQ)がある。FEC誤り訂正技術は、送信機に冗長情報を付加し、これは、送信誤りを訂正するために受信機によって使用される、一方、(ARQ)誤り訂正技術では、受信機は送信機から正しく受信されなかったデータパケットの再送信を要求する。典型的には、FEC及びARQを組み合わせた技術が、送信誤りを回復するために適用される。FECとARQの適用比率は、送信対象のデータタイプに依存する。例えば、音声のようなわずかな遅延しか許されないリアルタイムデータは、通常、FECだけで搬送される。一方、ファイル転送のような遅延に関する条件が緩慢なデータに対しては、通常、FEC及びARQの組み合わせが、転送成功確率を最大にするために使用される。
【0004】
既存データアプリケーションを検査する場合、様々な送信信頼性の条件を確認することができる。例えば、ファイル転送アプリケーションは、高信頼性のある送信が必要であり、これに対して、一時的に重要となるアプリケーション転送情報は適度な送信信頼性だけが必要となる。高信頼性及び適度な信頼性のアプリケーションは、同じ数だけ再送信され、適度な信頼性のアプリケーションの再送信は、より重要なデータの再送信に必要な容量のチャネルを利用することができる。加えて、インターネットでは、時間の制約がある情報の交換を行うアプリケーションの量は増加している。これには、例えば、ストック割当ブロードキャストアプリケーションや、プレイヤー間で位置更新データが交換されるインタラクティブビデオゲームが含まれる。
【0005】
FEC及びARQの両方を使用するセルラーサービスの信頼度は、現状では、データパケットがドロップされる前に許容される再送信数によって調整されている。例えば、現在の移動通信グローバルシステム(GSM)では、再送信カウンタが所定値を越えると、受信機及び送信機の両方は、自身のバッファ全体を解放し、すべてのカウンタ及びタイマが再初期化される。GSM再送信タイムアウト機構は、高データ信頼性を必要とする多くのアプリケーションを満足しないものである、これは、シーケンス外で受信されたデータパケットを含むすべてのデータパケットが再送信タイムアウトによって損失されるからである。別の方法には、無線リンクプロトコルのIS−95に対して採用されている方法がある。この方法では、データパケットは、多くても2回再送信される。その後、受信機は、どんなことがあろうと(データが破壊されていようがいまいが)そのデータパケットを送信機へ送信する。多くのパケットベースのシステムのような可変チャネルレートのシステムでは、許容される再送信数が直接有限遅延に反映されない。つまり、エアインタフェースを介してデータパケットを最適に送信するために、セルラーサービスに対する送信信頼レベルを設定する必要が生じる。
【0006】
それゆえ、本発明の目的は、再送信プロトコルに対して送信信頼性を設定することである。
本発明の要約
本発明の実施形態は、ARQ誤り補正及びデータパケットの分解及び組立の両方を選択的に繰り返し利用する半信頼性再送信プロトコルを実現する電気通信システム及び方法に関するものである。この新規な半信頼性再送信プロトコルは、再送信タイムアウトを始動するディスカードタイマを含んでいる。つまり、再送信タイムアウトは、どのようなチャネルレートにも無関係であり、かつ破壊されたデータパケットのエアインタフェースを介する再送信に対して許容される最大遅延に基づいて定義することが可能である。送信機でデータパケットが受信される毎に、データパケットの送信時間を監視するディスカードタイマは初期化される。データパケット送信中にディスカードタイマが切れると、このデータパケットには、送信機で破棄されたことがマークされ、かつ受信機で破棄されるデータパケットを搬送する受信機によって受信される送信を補償するために、「移動受信ウインドウ」要求メッセージがその受信機へ送信される。ディスカードタイマの値は、ネットワークのサービス品質(QoS)レベルに依存して様々な方法で設定することができる。本発明の一実施形態では、ディスカードタイマ値は、パケット内に含まれるデータのタイプに対して許容される最大遅延に従って設定することができる。
実施形態の詳細説明
本願のいくつかの新規な技術を、実施形態を参照して説明する。しかしながら、この実施形態は、本明細書での新規な技術を使用して得られる多くの効果のいくつかの例を挙げているに過ぎないことが理解されるべきである。一般的には、本願の明細書で示される説明は、請求項で定義される様々な発明の範囲を限定するものではない。また、いくつかの説明は、本発明のいくつかの構成及び他の構成に適用することができる。
【0007】
開放型システム間相互接続(OSI)モデルは、メインフレーム環境の使用における国際標準化機構(ISO)によって1980年代の初頭に開発された。この規約では、端末及びモデムを含む他の装置と通信するメインフレームコンピュータに対して必要な処理及び機構を提供している。OSIモデルは、例えば、ファイル転送あるいは音声送信を実現するアプリケーションを実行するために、データ送信を3つの基本機能(プロセス、トランスポート及びネットワーク)に分割している。プロセス機能は、使用するアプリケーションに固有なプロトコルを使用し、一方、トランスポート機能は、ネットワークを介して信頼性のあるデータ送信を提供する処理機能とのインタフェースを実現する。例えば、トランスポート機能は、誤り検出及び訂正を提供し、かつデータのセグメントをシーケンス化するような他のタスクを提供する。そして、ネットワーク機能は、ネットワークを介してデータを宛先ノードへ実際に転送する機構を提供する。
【0008】
図1を参照すると、OSIモデルはプロセス機能、トランスポート機能及びネットワーク機能を示すとともにこれらの機能は、アプリケーション10、プレゼンテーション20、セッション30、トランスポート40、ネットワーク50、データリンク60及び物理70の7つの層に分けられる。各層は、上述及び以下に示す層へサービスを提供する。例えば、物理層70はデータリンク層60へサービスを提供し、一方で、データリンク層60はネットワーク層50と物理層70へサービスを提供し、以下同様に各層が隣接する層へサービスを提供する。しかしながら、各層は独立しているため、任意の層での機能交換をしたとしても、他の層への機能への影響は生じない。
【0009】
最下層である物理層70は、ネットワークを介してデジタルデータを送信用ビットストリームに変換することが可能な層である。データリンク層60は、2つの装置、例えば、送信機及び受信機間の通信信頼性を提供する。例えば、図2を参照すると、エアインタフェース240を介して送信機200から受信機250へデータが送信される場合、送信機200のネットワーク層50aは、典型的にはいくつかのデータパケット215からなるサービスデータユニット(SDU)210を送信機200のデータリンク層60aへ送信する。送信機200のデータリンク層60aは、SDU210を複数のプロトコルデータユニット(PDU群)220へ分割し、このプロトコルデータユニットは、例えば、1500バイト長のSDU210に対し、所定長、例えば、40バイト長を有している。これらのPDU220は、データリンク層60aの送信バッファ230に記憶され、エアインタフェース240を介してPDU220内のデジタルデータを送信用ビットストリームに変換するために送信機200の物理層70aを通して受信機250の物理層70bへ送信される。
【0010】
PDU220という表現は、例えば、送信機200のデータリンク層60aと受信機250のデータリンク層60bのような2つの同位プロトコル間のピアツーピア通信に使用されるデータユニットして参照され、一方、SDU210は、ネットワーク層50aのような高層から受信されるデータユニットとして参照されることが理解されるべきである。つまり、送信機200のデータリンク層60aがネットワーク層50aからSDU210を受信し、SDU210を複数のPDU220に分割すると、データリンク層60aは、受信機250でのPDU220をSDU210への再構築時にデータリンク層60bによって使用されるヘッダ情報225を各PDU220に付加し、これは、受信機250のネットワーク層50b上で処理することができる。
【0011】
送信機200の物理層70aが、エアインタフェース240を介してデータ215を含むPDU220を受信機250へ送信する場合、データ215を送信するために使用される送信機200と受信機250間の通信チャネル245には、その送信データ215にいくつかの誤りを含ませてしまう可能性がある。いくつかの種類の誤り検出及び訂正技術を、データ215の損失を防止するために送信機200及び受信機250で利用することができる。
【0012】
例えば、受信機の物理層70bは、送信誤りの訂正を試行するために順方向誤り訂正(FEC)を適用することができる。しかしながら、FEC後、受信機250の物理層70bでPDU220の1つに誤りが生じている場合、その破壊されているPDU220は破棄される。その後、データリンク層60bは、受信PDU220のシーケンス数をチェックすることによって破壊されているPDU220の損失を検出し、破壊されているPDU220を含むSDU210に付随するPDU220を正確に受信バッファ260に記憶する。続いて、データリンク層60bは、例えば、自動再送要求(ARQ)技術を使用して、誤り訂正を試行する。ARQ技術では、送信機200のデータリンク層60aによって、受信機250のデータリンク層60bは、受信機250によって正しく受信されないPDU220の再送信を要求する。PDU220が正しく受信されている場合、受信機250のデータリンク層60bは、応答確認メッセージ270を送信機200のデータリンク層60aへ送信し、PDU220を正しく受信したことを送信機200へ通知する。上述のFEC及びARQ誤り検出及び訂正技術の組み合わせが、ネットワークオペレータに依存して変形できることが理解されるべきである。
【0013】
いくつかの形態のARQが利用され、かつ特定PDU220が受信機250のデータリンク層60bで正しく受信されない場合、残っているデータ215の送信における不必要な遅延を防止するために、多くの既存システムは特定PDU220を再送信できる回数に制限を設けている。例えば、GSMでは、再送信カウンタが所定値を越えると、受信機250と送信機200の両方は、自身のバッファ230及び260全体を解放する。加えて、汎用パケット無線サービス(GPRS)システムでは、送信ウインドウが閉じられるといつでもタイマが初期化される。このタイマ期間には、データリンク層60の状況は、切断され、かつ再確立される。また、IS−95システムでは、データリンク層のPDU220は最大2回再送信され、2回目の再送信後、受信機250はPDU220(破壊されていようがいまいが)をネットワーク層50bへ解放する。しかしながら、上述の再送信システムのそれぞれでは、再送信は、(SDU210の重要性を考慮する)特定SDU210の再送信によって発生する遅延量に基づく代わりに、固定数の再送信後は不連続となる。加えて、GSM及びIS−95システムは、SDU210の制限を考慮しない。それゆえ、GSM及びIS−95システムでは、SDU210の1つのPDU220が破壊されているとしても、送信機200のデータリンク層60aは、SDU210の途中で再度送信を再開する可能性がある。
【0014】
それゆえ、本発明の実施形態に従う図3を参照すれば、再送信タイムアウトを始動する送信機200内にディスカード(discard)タイマ300を含む新規な半信頼性再送信プロトコルを実現することができる。この新規な半信頼性再送信プロトコルは、図2で併せて説明されるように、ARQ誤り補正及びSDUの分解及び組立の両方を実行するシステムで使用することができる。しかしながら、FEC及びARQの技術の特定の組み合わせで実現されるこの新規な半信頼性再送信プロトコルが、本明細書で説明される組み合わせに限定されないことに注意すべきである。
【0015】
新規のディスカードタイマ300の値は、そのタイマ300を実現するシステム内のサービス品質(QoS)レベルに依存して、様々な方法で設定できる。好ましくは、新規のディスカードタイマ300は、SDU210に含まれるデータ215のタイプに対して可能な最大遅延に従って設定される。例えば、2つのアプリケーションが自身のSDU210内のデータ215を送信し、かつそれらのアプリケーションの1つがもう1つのアプリケーションよりも高い優先度を有している場合、より優先度の高いアプリケーションによって送信されるSDU210は、もう一方のアプリケーションによって送信されるSDU210よりも長いディスカードタイマ300の値を有することになる。選択的には、遅延変数(不図示)がシステム内の各接続に割当られると、この遅延変数は、ディスカードタイマ300に対してデフォルト値を設定するために使用することができる。従って、再送信タイムアウトはどのようなチャネルレートにも影響を受けず、かつSDU210に対して許容される最大遅延の実値に基づいている。
【0016】
送信機200のデータリンク層60aによって、高層、例えば、ネットワーク層50aから受信され、少なくとも1つのPDU220に分解され、かつ送信バッファ230にSDU210が記憶される毎に、(SDU210の送信時間を監視する)新規のディスカードタイマ300が初期化される。本実施形態では、ディスカードタイマ300の値を含む専用フィールド208には、SDU210のヘッダ205を含ませることができる。この値は、例えば、SDU210を送信するアプリケーションによって設定することができる。ディスカードタイマ300が特定SDU210に対して経過すると、この特定SDU210には、送信機200の送信バッファ230で破棄されたものとしてマークされ、かつ受信機250の受信バッファ260で破棄される特定SDU210を搬送する受信機250によって受信されるPDU220を補償するために、「移動受信ウインドウ」要求メッセージ280が受信機250のデータリンク層60bに送信される。例えば、破棄されたSDU210のセグメントを搬送する、先頭及び最終PDU220以外のすべてのPDU220は受信バッファ260から解放される、これはこれらのPDU220が他のSDU210のセグメントを含んでいる場合である。つまり、受信機のデータリンク層60bは、破棄されたSDU210内に任意のPDU220の再送信を決して要求しない。
【0017】
いくつかのSDU210を1つのPDU220にまとめることをサポートする再送信プロトコルに対し、他のSDU210のセグメントを搬送するPDU220はタイムアウトせず、かつ破棄されるべきでないことに注意すべきである。加えて、「移動受信ウインドウ」要求メッセージ280の損失を防止するために、受信機250は、「移動受信ウインドウ」要求メッセージ280の受信が成功した後、応答確認メッセージ285を送信機200へ送信することができる。加えて、送信機200は、対応する再送信タイマ290を実現することができる。応答確認メッセージ285が受信される前に再送信タイマ290がタイムアウトする場合、送信機200は別の「移動受信ウインドウ」280を受信機250へ送信することができる。選択的には、受信機250で破棄されるべきPDU220に対する有効PDUの状態は、送信機200によって、例えば、後に送信されるPDU220上の情報に便乗させることによって定期的に通知することができる。
【0018】
別の実施形態では、アプリケーション層10上のデータ215を含む、アプリケーション層データユニット(ADU)(不図示)はSDU210のヘッダ205に符号化することができる。ADUは、典型的には、1つ以上のSDU210に分解あるいは連結される。それゆえ、ADUをSDU210のヘッダ205に符号化することによって、システムは「存続時間」値をADUへ割り当てることができ、これは、複数のSDU210に潜在的に及ばすことができる。この「存続期間」値は、ディスカードタイマ300を初期化するために、SDUヘッダ205の専用フィールド208で符号化することができる。加えて、データリンク層60は、バッファ230及び260内の同一のADUに属するすべてのPDU220に記憶することができる。つまり、特定の破壊されたSDU210に属するすべてのPDU220を破棄する代わりに、データリンク層60は「存続期間」値の期間に特定ADUに属するすべてのPDU220を破棄することができ、これは、半信頼性再送信プロトコルに、それぞれのSDU210内のADUマークに状況対処(context-sensitive)させることができる。
【0019】
加えて、更なる別の実施形態では、差分ヘッダ圧縮アルゴリズムを使用する接続に対しては、圧縮機及び解凍機の不必要な再同期を、対応するデータがない(ネットワーク層50ヘッダである)圧縮ヘッダを「移動受信ウインドウ」要求メッセージ280内に含ませることによって回避することができる。相対的に小さいサイズの圧縮ヘッダは、「移動受信ウインドウ」要求メッセージ280にわずかなオーバヘッドを与えることになるが、再同期情報交換が避けられるので、スループットは向上する。
【0020】
図4を参照すると、本発明のタイマベースの再送信タイムアウトの実施形態に含まれるステップ例を示すフローチャートが示される。本実施形態では、送信機200には2つのタイマが示されている。タイマT_discardはSDU210のタイムアウトを監視し、かつ図3に示される新規のディスカードタイマ300に対応する、一方、タイマT_intervalは着信SDU210間の時間間隔を監視している。
【0021】
送信機200のデータリンク層60aがネットワーク層50aからのSDU210を受信すると(ステップ400)、データリンク層60aはタイマT_discardがアクティブであるかをチェックする(ステップ405)。アクティブである場合、データリンク層60aはタイマT_intervalの現在の値のタイムスタンプ値を受信SDU210に発行し(ステップ410)、タイマT_intervalをリスタートする(ステップ415)。アクティブでない場合、データリンク層60aはタイマT_discardをタイマT_discardのデフォルト値で初期化し(ステップ420)、このデフォルト値には受信SDU210のヘッダ205に含まれる値にすることができる、更に、タイマT_intervalを初期化する(ステップ425)。タイマT_intervalが一旦初期化されると(ステップ415あるいはステップ425)、送信機200及び受信機250それぞれのデータリンク層60a及び60bは、SDU210が受信機250で正しく受信されることを補償するためにARQ関連機能を実行する(ステップ430)。タイマT_discardがまだ切れていない場合(ステップ435)、別のSDU210が、送信機200のデータリンク層60aによって受信され(ステップ438)、処理は、タイマT_discardが切れるまで(ステップ435)繰り返される(ステップ400)。
【0022】
タイマT_discardが一旦切れると(ステップ435)、データリンク層60aはSDU210送信が成功したか(ステップ440)、例えば、PDU220が搬送するSDU210のすべての応答確認がなされたかをチェックする。SDU210の送信が成功しなかった場合(ステップ440)、データリンク層60aはSDU210を破棄し(ステップ445)、「移動受信ウインドウ」要求メッセージ280を受信機250へ送信する(ステップ450)。要求メッセージ280が受信機250へ送信された後(ステップ450)、あるいはSDU210の送信が成功した場合(ステップ440)、送信機200のデータリンク層60aは送信機バッファ230にタイムスタンプが付けられたSDU210が存在するかをチェックする。存在する場合、データリンク層60aはSDU210のタイムスタンプ値でタイマT_discardをリスタートし(ステップ460)、次のSDU210を待機する(ステップ400)。存在しない場合、データリンク層60aはタイマT_intervalをリセットし(ステップ465)、次のSDU210を待機する(ステップ400)。
【0023】
図5を参照すると、図4のフローチャートと併せて説明される2つのタイマT_discard及びタイマT_intervalの動作例が示される。第1SDUが受信されると、タイマT_discard及びタイマT_intervalの両方が初期化される。その後、第2SDU210がタイマT_discardが切れる前に受信されると、タイマT_intervalは停止し、受信した第2SDU210にタイマT_intervalの値でタイムスタンプが付加され、更に、タイマT_intervalがリスタートされる。タイマT_discardが一旦切れると、SDU210を搬送する応答確認されたすべてのPDU220が破棄され、タイマT_discardが第2SDU210のタイムスタンプ値でリスタートされる。これ以上送信するSDU210が存在しない場合、タイマT_intervalが停止される。
【0024】
少量のSDU210を搬送する接続のに対して、タイマT_discardの頻繁な操作を避けるために、受信機250からPDU220の応答確認が得られる毎に、SDU210のタイムスタンプは更新されることが好ましい。SDU210が一旦応答確認されると、そのタイムスタンプ値は削除され、かつシーケンス内に次の未応答確認されたSDU210に付加される。それゆえ、タイマT_discardは、受信機250から既に応答確認されているSDU210に対しては動作しない。
【0025】
本願の新規な概念は広範囲に適用するように変形及び変更できることが当業者に認識されるであろう。従って、特許の構成要件の範囲は、説明される特定形態の技術に限定されるものではなく、添付の請求項によって定義されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 開放型システム間相互接続モデルを形成する7層を示すブロック図である。
【図2】 エアインタフェースを介する送信機から受信機へのデータパケットの送信を示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施形態に従う再送信タイムアウトの始動に基づくタイマを利用する半信頼性再送信プロトコルを示す図である。
【図4】 本発明の半確認付き再送信プロトコルの実現例におけるステップを示すフローチャートである。
【図5】 本発明の半確認付き再送信プロトコルを含むタイマの動作例を示す図である。
Claims (36)
- 選択的に自動再送信要求を繰り返し利用する半信頼性再送信プロトコルを使用して、データパケットを送信する電気通信システムであって、
複数の前記データパケットを含むサービスデータユニットを受信するデータリンク層を内部に有する送信機であって、前記データリンク層が、前記サービスデータユニットを少なくとも1つのプロトコルデータユニットに分割する送信機と、
前記送信機の内部に、前記サービスデータユニットの再送信タイムアウトを監視するディスカードタイマであって、前記データリンク層で前記サービスデータユニットが受信される場合に所定値で初期化されるディスカードタイマと、
エアインタフェースを介して前記送信機から前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットを受信し、かつ該少なくとも1つのプロトコルデータユニットが正常に受信されていると判定した後、該エアインタフェースを介して前記送信機へ応答確認メッセージを送信する受信機とを備え、
前記サービスデータユニットは、前記応答確認メッセージが前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットに対して送信されず、かつ前記ディスカードタイマが切れている場合、前記送信機及び前記受信機によって破棄される
ことを特徴とする電気通信システム。 - 前記送信機は、更に、
前記サービスデータユニットを前記データリンク層へ送信するネットワーク層と、
前記データリンク層から前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットを受信し、前記エアインタフェースを介して該少なくとも1つのプロトコルデータユニットを前記受信機へ送信する物理層と
を備えることを特徴とする請求項1に記載の電気通信システム。 - 前記受信機は、更に、
前記エアインタフェースを介して前記送信機から前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットを受信する物理層と、
前記物理層から前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットを受信し、正常に受信されている該少なくとも1つのプロトコルデータユニットのそれぞれに対する前記応答確認メッセージを送信し、かつ該少なくとも1つのプロトコルデータユニットを前記サービスデータユニットに組み立てるデータリンク層と
を備えることを特徴とする請求項1に記載の電気通信システム。 - 前記送信機は、更に、
前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットそれぞれに対して前記応答確認メッセージが受信されるまで、あるいは前記ディスカードタイマが切れるまで、該少なくとも1つのプロトコルデータユニットを記憶する送信バッファと
を備えることを特徴とする請求項1に記載の電気通信システム。 - 前記送信機は、更に、
前記ディスカードタイマが切れ、かつ前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットそれぞれに対する前記応答確認メッセージが受信されない場合、前記受信機へ「移動受信ウインドウ」要求メッセージを送信する手段と
を備えることを特徴とする請求項1に記載の電気通信システム。 - 前記受信機は、更に、
前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットを記憶する受信バッファを備え、該少なくとも1つのプロトコルデータユニットは、前記「移動受信ウインドウ」要求メッセージが受信される場合に前記受信バッファから削除される
ことを特徴とする請求項5に記載の電気通信システム。 - 前記送信機は、更に、
前記「移動受信ウインドウ」要求メッセージの受信時間を監視する再送信タイマを備え、前記再送信タイマは該「移動受信ウインドウ」要求メッセージが前記送信機によって送信される場合に初期化され、該送信機は該再送信タイマが切れ、かつ「移動受信ウインドウ」応答確認メッセージが該送信機で受信されない場合に該「移動受信ウインドウ」要求メッセージを該受信機へ再送信する
ことを特徴とする請求項6に記載の電気通信システム。 - 前記サービスデータユニットは、それに付随するヘッダを有し、前記ヘッダは前記ディスカードタイマに対するデフォルト値を記憶する専用フィールドを有している
ことを特徴とする請求項1に記載の電気通信システム。 - 前記デフォルト値は、前記データパケット内のデータに対して許容される最大再送信遅延に基づいている
ことを特徴とする請求項8に記載の電気通信システム。 - 前記データリンク層での前記サービスデータユニットの到着時間と該データリンク層での次のサービスデータユニットの到着時間間の時間間隔を監視する前記送信機内のインターバルタイマを更に備え、前記インターバルタイマは、該サービスデータユニットが該データリンク層によって受信される場合に初期化され、前記次のサービスデータユニットは、該次のサービスデータユニットが該データリンク層によって受信され、かつ前記ディスカードタイマが切れていない場合の該インターバルタイマの現在値のタイムスタンプが付加される
ことを特徴とする請求項1に記載の電気通信システム。 - 選択的に自動再送信要求を繰り返し利用する半信頼性再送信プロトコルを使用して、エアインタフェースを介してデータパケットを受信機へ送信する送信機であって、
複数の前記データパケットを含むサービスデータユニットを受信するデータリンク層であって、前記サービスデータユニットを少なくとも1つのプロトコルデータユニットに分割するデータリンク層と、
前記サービスデータユニットの前記受信機への再送信タイムアウトを監視するディスカードタイマとを備え、
前記ディスカードタイマは、前記データリンク層で前記サービスデータユニットが受信される場合に所定値で初期化され、
前記サービスデータユニットは、前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットそれぞれに対する応答確認メッセージが受信されず、かつ前記ディスカードタイマが切れている場合、前記データリンク層によって破棄される
ことを特徴とする送信機。 - 前記サービスデータユニットを前記データリンク層へ送信するネットワーク層と、
前記データリンク層から前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットを受信し、前記エアインタフェースを介して該少なくとも1つのプロトコルデータユニットを受信機へ送信する物理層と
を更に備えることを特徴とする請求項11に記載の送信機。 - 前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットそれぞれに対して前記応答確認メッセージが受信されるまで、あるいは前記ディスカードタイマが切れるまで、該少なくとも1つのプロトコルデータユニットを記憶する送信バッファと
を更に備えることを特徴とする請求項11に記載の送信機。 - 前記ディスカードタイマが切れ、かつ前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットそれぞれに対する前記応答確認メッセージが受信されない場合、受信機へ「移動受信ウインドウ」要求メッセージを送信する手段と
を更に備えることを特徴とする請求項11に記載の送信機。 - 前記「移動受信ウインドウ」要求メッセージの受信時間を監視する再送信タイマを更に備え、前記再送信タイマは該「移動受信ウインドウ」要求メッセージが前記送信機によって送信される場合に初期化され、該送信機は、該再送信タイマが切れ、かつ「移動受信ウインドウ」応答確認メッセージが該送信機で受信されない場合に該「移動受信ウインドウ」要求メッセージを再送信する
ことを特徴とする請求項14に記載の送信機。 - 前記サービスデータユニットは、それに付随するヘッダを有し、前記ヘッダは前記ディスカードタイマに対するデフォルト値を記憶する専用フィールドを有している
ことを特徴とする請求項11に記載の送信機。 - 前記デフォルト値は、前記データパケット内のデータに対して許容される最大再送信遅延に基づいている
ことを特徴とする請求項16に記載の送信機。 - 前記データリンク層での前記サービスデータユニットの到着時間と該データリンク層での次のサービスデータユニットの到着時間間の時間間隔を監視するインターバルタイマを更に備え、前記インターバルタイマは、該サービスデータユニットが該データリンク層によって受信される場合に初期化され、前記次のサービスデータユニットは、該次のサービスデータユニットが該データリンク層によって受信され、かつ前記ディスカードタイマが切れていない場合の該インターバルタイマの現在値のタイムスタンプが付加される
ことを特徴とする請求項11に記載の送信機。 - 選択的に自動再送信要求を繰り返し利用する半信頼性再送信プロトコルを使用して、エアインタフェースを介してデータパケットを送信機から受信機へ送信する方法であって、
複数の前記データパケットを含むサービスデータユニットを、前記送信機内のデータリンク層によって受信する工程と、
前記データリンク層によって、前記サービスデータユニットを少なくとも1つのプロトコルデータユニットに分割する工程と、
前記サービスデータユニットが前記データリンク層によって受信される場合に、前記送信機内の、前記サービスデータユニットの再送信タイムアウトを監視するディスカードタイマを所定値で初期化する工程と、
エアインタフェースを介して前記少なくとも1つのプロトコルデータを前記送信機から前記受信機へ送信する工程と、
前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットが正常に受信されていると判定した後、前記エアインタフェースを介して前記受信機から前記送信機へ応答確認メッセージを送信する工程と、
前記応答確認メッセージが前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットに対して送信されず、かつ前記ディスカードタイマが切れている場合、前記サービスデータユニットを前記送信機及び前記受信機によって破棄する工程と
を備えることを特徴とする方法。 - 前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットそれぞれに対して前記応答確認メッセージが受信されるまで、あるいは前記ディスカードタイマが切れるまで、該少なくとも1つのプロトコルデータユニットを前記送信機内の送信バッファに記憶する工程を
更に備えることを特徴とする請求項19に記載の方法。 - 前記破棄する工程は、更に、
前記ディスカードタイマが切れ、かつ前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットそれぞれに対する前記応答確認メッセージが受信されない場合、前記送信機から前記受信機へ「移動受信ウインドウ」要求メッセージを送信する工程と
を備えることを特徴とする請求項19に記載の方法。 - 前記破棄する工程は、更に、
前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットを前記受信機内の受信バッファに記憶する工程と、
前記「移動受信ウインドウ」要求メッセージが受信される場合に前記受信バッファから前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットを削除する工程と
を備えることを特徴とする請求項21に記載の方法。 - 前記破棄する工程は、更に、
前記「移動受信ウインドウ」要求メッセージが前記送信機によって送信される場合に再送信タイマを初期化する工程と、
前記再送信タイマが切れ、かつ「移動受信ウインドウ」応答確認メッセージが前記送信機によって受信されていない場合に、前記「移動受信ウインドウ」要求メッセージを前記受信機へ再送信する工程と
を備えることを特徴とする請求項22に記載の方法。 - 前記サービスデータユニットが前記データリンク層によって受信される場合にインターバルタイマを初期化する工程と、
前記データリンク層によって次のサービスデータユニットを受信する工程と、
前記データリンク層によって受信される前記次のサービスデータユニットへタイムスタンプを付加する工程とを更に備え、前記タイムスタンプは、前記ディスカードタイマが切れていない場合の該インターバルタイマの現在値である
ことを特徴とする請求項19に記載の方法。 - 前記サービスデータユニットに付随する前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットそれぞれに対する前記応答確認メッセージが前記送信機で受信される場合、あるいは前記ディスカードタイマのタイマ期間が満了する場合に、前記ディスカードタイマを停止する工程と、
前記次のサービスデータユニットに対して前記ディスカードタイマを前記タイムスタンプ値で再初期化する工程と
を更に備えることを特徴とする請求項24に記載の方法。 - 選択的反復自動再送信要求方法を繰り返し利用する半信頼性再送信プロトコルを使用して、エアインタフェースを介してデータパケットを送信機から受信する受信機であって、
前記エアインタフェースを介して、複数の前記データパケットを含むサービスデータユニットを分割したプロトコルデータユニットの少なくとも1つを前記送信機から受信する手段と、
前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットが正常に受信されたことを判定した後、前記エアインタフェースを介して応答確認メッセージを前記送信機へ送信する手段と、
前記選択的反復自動再送信要求方法を使用して、正常に受信されていない前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットのそれぞれの再送信を要求する手段と、
前記応答確認メッセージの送信前に、前記サービスデータユニットの前記再送信タイムアウトを監視するディスカードタイマが切れている場合、前記送信機から移動受信ウインドウ要求メッセージを受信する手段と、
前記移動受信ウインドウ要求メッセージの受信において、前記サービスデータユニットを破棄する手段とを備え、
前記サービスデータユニットは、それに付随するヘッダを有し、前記ヘッダは前記ディスカードタイマに対するデフォルト値を記憶する専用フィールドを有している
ことを特徴とする受信機。 - 前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットを記憶する受信バッファを更に備え、前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットは、前記移動受信ウインドウ要求メッセージの受信において、前記受信バッファから削除される
ことを特徴とする請求項26に記載の受信機。 - 前記デフォルト値は、前記データパケット内のデータに対して許容される最大再送信遅延に基づいている
ことを特徴とする請求項26に記載の受信機。 - 選択的に自動再送信要求を繰り返し利用する半信頼性再送信プロトコルを使用して、エアインタフェースを介してデータパケットを受信機へ送信機から送信する方法であって、
複数の前記データパケットを含むサービスデータユニットを、前記送信機内のデータリンク層で、少なくとも1つのプロトコルデータユニットへ分割する工程と、
前記サービスデータユニットが前記データリンク層によって受信される場合に、前記サービスデータユニットの前記受信機への再送信タイムアウトを監視するディスカードタイマを所定値で初期化する工程と、
前記エアインタフェースを介して、前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットを前記送信機から前記受信機へ送信する工程と、
前記ディスカードタイマ切れの前に、前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットのそれぞれに対して、応答確認メッセージが受信されない場合、前記サービスデータユニットを破棄する工程と
を備えることを特徴とする方法。 - 前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットそれぞれに対して前記応答確認メッセージが受信されるまで、あるいは前記ディスカードタイマが切れるまで、該少なくとも1つのプロトコルデータユニットを前記送信機内の送信バッファに記憶する工程を更に備える
ことを特徴とする請求項29に記載の方法。 - 前記破棄する工程は、更に、
前記ディスカードタイマ切れにおいて、前記送信機から前記受信機へ移動受信ウインドウ要求メッセージを送信する工程を備える
ことを特徴とする請求項29に記載の方法。 - 前記破棄する工程は、更に、
前記移動受信ウインドウ要求メッセージの送信において、再送信タイマを初期化する工程と、
前記受信機からの移動受信ウインドウ応答確認メッセージの受信前に、前記再送信タイマが切れる場合、前記受信機へ前記移動受信ウインドウ要求メッセージを再送信する工程と
を備えることを特徴とする請求項31に記載の方法。 - 前記送信機内のデータリンク層によって、前記サービスデータユニットの受信において、インターバルタイマを初期化する工程と、
前記データリンク層によって、次のサービスデータユニットを受信する工程と、
前記データリンク層によって受信された前記次のサービスデータユニットにタイムスタンプを付加する工程とを更に備え、前記タイムスタンプは、前記ディスカードタイマが切れていない場合の前記インターバルタイマの現在値である
ことを特徴とする請求項29に記載の方法。 - 前記サービスデータユニットに付随する前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットそれぞれに対する前記応答確認メッセージが前記送信機によって受信される場合、あるいは前記ディスカードタイマのタイマ期間が満了する場合、前記ディスカードタイマを停止する工程と、
前記タイムスタンプの値で、前記次のサービスデータユニットに対する前記ディスカードタイマを再初期化する工程とを更に備える
ことを特徴とする請求項33に記載の方法。 - 選択的反復自動再送信要求方法を利用する半信頼性再送信プロトコルを使用して、エアインタフェースを介してデータパケットを送信機から受信する方法であって、
前記エアインタフェースを介して、複数の前記データパケットを含むサービスデータユニットを分割した少なくとも1つのプロトコルデータユニットを前記送信機から受信する工程と、
前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットが正常に受信されていることを判定した後、前記エアインタフェースを介して応答確認メッセージを前記送信機へ送信する工程と、
前記選択的自動再送信要求方法を使用して、正常に受信されていない前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットのそれぞれの再送信を要求する工程と、
前記応答確認メッセージの送信前に、前記サービスデータユニットの前記再送信タイムアウトを監視するディスカードタイマが切れている場合、前記送信機から移動受信ウインドウ要求メッセージを受信する工程と、
前記移動受信ウインドウ要求メッセージの受信において、前記サービスデータユニットを破棄する工程とを備え、
前記サービスデータユニットは、それに付随するヘッダを有し、前記ヘッダは前記ディスカードタイマに対するデフォルト値を記憶する専用フィールドを有している
ことを特徴とする方法。 - 前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットを、前記受信機内の受信機に記憶する工程を更に備え、前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットは、前記移動受信ウインドウ要求メッセージの受信において、前記受信バッファから削除される
ことを特徴とする請求項35に記載の方法。
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