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JP3755071B2 - 面移動アクチュエータ - Google Patents

面移動アクチュエータ Download PDF

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JP3755071B2
JP3755071B2 JP28929296A JP28929296A JP3755071B2 JP 3755071 B2 JP3755071 B2 JP 3755071B2 JP 28929296 A JP28929296 A JP 28929296A JP 28929296 A JP28929296 A JP 28929296A JP 3755071 B2 JP3755071 B2 JP 3755071B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コイルへの通電により、各種の被駆動体を所定面内で任意の位置に移動させることが可能なアクチュエータに係り、とくにコイル側と、永久磁石側を平行状態を維持して相互に面移動自在とした面移動アクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、被駆動体をXY方向に移動する装置として、特開平7−46818号のXYステージが知られている。このXYステージは、所定平面内で移動自在に支持された移動テーブルを3個のボイスコイルモータでX方向、これに直交するY方向、並びに回転方向に駆動するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、軽荷重の被駆動部品を姿勢に関係なく(水平面に限らず垂直面や傾斜面内で)高速で動かす用途では、可動部分をできるだけ小型、軽量にする必要があるが、上記XYステージでは可動部分の小型化、軽量化に限界がある。また、可動コイル型のボイスコイルモータの場合、コイルに給電するための電線が必要となり、構造が複雑化する。
【0004】
本発明は、上記の点に鑑み、軽荷重の被駆動体を所定平面内で高速駆動可能で、外形の小型化、構造の簡素化、軽量化を図ることのできる面移動アクチュエータを提供することを目的とする。
【0005】
本発明のその他の目的や新規な特徴は後述の実施の形態において明らかにする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る第1の面移動アクチュエータは、複数のループ状コイルを有していて内周側のループ状コイルの外側に外周側のループ状コイルを同心的かつ平面的に配置してなる固定コイル体と、
各ループ状コイルにそれぞれ近接対向する永久磁石をベース板に固着した可動磁石体とを備え、
前記永久磁石は近接対向するループ状コイルと鎖交する磁束を発生するものであり、前記コイル体と前記磁石体とが平行状態を維持して相対移動自在であり、前記複数のループ状コイルの通電時に発生する推力は前記磁石体の移動平面内で少なくとも2方向の推力成分を有することを特徴としている。
【0007】
また、本発明に係る第2の面移動アクチュエータは、2個のループ状コイルを有していて内周側のループ状コイルの外側に外周側のループ状コイルを非磁性ホルダ内に同心的かつ平面的に配置してなる固定コイル体と、
各ループ状コイルにそれぞれ近接対向する永久磁石をベース板に固着した可動磁石体とを備え、
前記永久磁石は近接対向するループ状コイルと鎖交する磁束を発生するものであり、前記ホルダによって前記磁石体が各ループ状コイルの配置平面に対して平行に相対移動自在に支持されるとともに、各ループ状コイルの通電時に発生する推力は前記磁石体の移動平面内でX方向と該X方向に直交するY方向の推力成分を有することを特徴としている。
【0008】
前記第1又は第2の面移動アクチュエータにおいて、前記ループ状コイルの前記磁石体に対向する側の反対側に磁性体を固定配置し、前記磁石体との間で吸引力を発生させる構成としてもよい。
【0009】
また、前記磁石体を弾性部材で少なくとも2箇所で支持するか、あるいは少なくとも2方向より引っ張り又は押圧して各ループ状コイルの非通電時における前記磁石体を所定の相対位置に復帰させる構成としてもよい。
【0010】
さらに、前記磁石体の相対運動を検出する検出コイルを前記ループ状コイルに近接させて固定配置してもよい。
【0011】
前記磁石体の相対位置検出用に磁気式又は光学式センサを設ける構成としてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る面移動アクチュエータの実施の形態を図面に従って説明する。
【0013】
図1乃至図4で本発明に係る面移動アクチュエータの第1の実施の形態を説明する。この第1の実施の形態はコイル側を固定とし、永久磁石側をコイル側に対して平行状態を維持して面移動自在とした磁石可動型面移動アクチュエータを構成した例である。ここで、図1は第1の実施の形態の全体構成を示す平面図、図2は側断面図、図3は固定コイル体の平面図、図4は可動磁石体の平面図である。これらの図において、1は固定コイル体であり、図3のように樹脂等の非磁性材からなるホルダ2の内側平坦面(内側底面)に内周側のループ状コイル3及びその外側を周回する外周側のループ状コイル4を同心的かつ平面的に配置、固定したものである。なお、この例では内周側及び外周側のループ状コイル3,4は略方形ループをなす形状となっており、例えば自己融着性導線(いわゆるセメントワイヤー)を巻回したボビンレスコイルである。
【0014】
一方、10は可動磁石体であり、内周側のループ状コイル3に近接対向する第1群の永久磁石11,12及び外周側のループ状コイル4に近接対向する第2群の永久磁石13,14を図4のようにベース板15のコイル3,4への対向面に接着剤等で固着したものである。そして、可動磁石体10のベース板15はホルダ2の内側底面から突出した環状凸部2aの先端面である摺動部2bにて摺動自在に支持されている。この摺動部2bには低摩擦材のコーティングを設けるようにしてもよい。また、ホルダ2の側面部2c上端面に固定されたカバー部材5でベース板15は外れないように上から抑えられている(但し、摺動動作は妨げられない。)。これにより、可動磁石体10は各ループ状コイル3,4の配置平面(ホルダの内側底面)に対して平行な移動平面内で摺動自在で、かつ図2のようにループ状コイル3,4と永久磁石11,12,13,14間に一定間隙が保たれるように支持される。なお、ベース板15は鉄板等の磁性体板でもよいし、樹脂板等の非磁性板でもよいが、磁性体板の方が永久磁石11,12,13,14との間で吸着力が働き、永久磁石の脱落の危険が無い点で好都合である。
【0015】
ここで、第1群の2個の永久磁石11,12は、これらによる磁束が内周側のループ状コイル3と鎖交するもので、図1の如く内周側のループ状コイル3のX軸方向に沿った2箇所の直線状部分にそれぞれ近接対向する長方形板形状であり、その長手方向がX軸方向を向き、それぞれ厚み方向に磁化されている(片面単極着磁)。
【0016】
また、第2群の2個の永久磁石13,14は、これらによる磁束が外周側のループ状コイル4と鎖交するもので、外周側のループ状コイル4のY軸方向に沿った2箇所の直線状部分にそれぞれ近接対向する長方形板形状であり、その長手方向がY軸方向を向き、それぞれ厚み方向に磁化されている(片面単極着磁)。
【0017】
なお、第1群の2個の永久磁石11,12の磁極の極性は相互に反対であり、一方の永久磁石11のN極がループ状コイル3に対面している場合、他方の永久磁石12のS極がループ状コイル3に対面する。同様に、第2群の2個の永久磁石13,14の磁極の極性も相互に反対であり、一方の永久磁石13のN極がループ状コイル4に対面している場合、他方の永久磁石14のS極がループ状コイル4に対面する。これは、ループ状コイル3,4の上下、左右では各コイルを周回している電流の向きが可動磁石体10側から見て反対向きとなるためである。このような磁極配置とすることで、第1群の永久磁石11,12による推力(後述するようにフレミングの左手の法則に基づくものでY軸方向成分となる)は互いに強め合う向きに発生し、同様に第2群の永久磁石13,14による推力(後述するようにX軸方向成分となる)も互いに強め合う向きに発生する。
【0018】
なお、可動磁石体10のベース板15には小型、軽量の被駆動体20が固定されている。この被駆動体20は例えば、光学レンズ、プリズム等であり、光線を通過させる必要がある場合には、ホルダ2の底面部に透孔2dを、ベース板15の被駆動体20の位置する中央部分に透孔15aをそれぞれ形成しておく。
【0019】
前記ホルダ2の側面部2cの外側には、端子22a,22b,22c,22dを有する端子台21が取り付けられており、例えばループ状コイル3の引出線が端子22a,22bに、ループ状コイル4の引出線が端子22c,22dにそれぞれ接続されている。
【0020】
この第1の実施の形態において、外周側のループ状コイル4に矢印P方向の電流を流すことにより、第2群の永久磁石13,14の磁束との間でフレミングの左手の法則に基づくX軸方向の推力が発生し、可動磁石体10を図1のX+方向に動かすことができる。電流の向きを反転して矢印Q方向とすれば可動磁石体10をX−方向に動かすことができる。
【0021】
また、内周側のループ状コイル3に矢印R方向の電流を流すことにより、第1群の永久磁石11,12の磁束との間でフレミングの左手の法則に基づくY軸方向の推力が発生し、可動磁石体10を図1のY+方向に動かすことができる。電流の向きを反転して矢印S方向とすれば可動磁石体10をY−方向に動かすことができる。
【0022】
さらに、外周側のループ状コイル4に矢印P方向、かつ内周側のループ状コイル3に矢印R方向の電流をそれぞれ流せば、X軸のX+方向への推力成分とY軸のY+方向への推力成分との合成力によりA方向(45度方向)へ可動磁石体10を移動させることができる。従って、ループ状コイル3,4に通電する電流値及び電流の向きを制御することで、推力のX軸方向成分及びY軸方向成分を任意に設定して可動磁石体10の移動平面(コイル3,4の配置平面に対して平行)となるX−Y平面上の任意の方向、任意の位置に可動磁石体10を自由に移動させることが可能である。
【0023】
この第1の実施の形態によれば、次の通りの効果を得ることができる。
【0024】
(1) 内周側のループ状コイル3の外側に外周側のループ状コイル4をホルダ2内に平面的に配置してなる固定コイル体1と、各ループ状コイル3,4と鎖交する磁束を発生する第1群及び第2群の永久磁石11,12,13,14をベース板15に固着した可動磁石体10とを備え、各ループ状コイル3,4に電流を流すことで、フレミングの左手の法則に基づく推力で可動磁石体10をX軸及びY軸方向に駆動する構造である。このため、各ループ状コイル3,4と各永久磁石11,12,13,14とが面対向する構造で、X軸方向の推力を発生する外周側のループ状コイル4及び第2群の永久磁石13,14からなるX軸方向のアクチュエータ部分と、Y軸方向の推力を発生する内周側のループ状コイル3及び第1群の永久磁石11,12からなるY軸方向のアクチュエータ部分とが同一平面上に構成されることになり、小型に構成することができ、また簡素な構造とすることが可能で、軽量化を図ることができる。
【0025】
(2) 各永久磁石11,12,13,14を小型で高性能の希土類磁石で構成することで、可動磁石体10を軽量化し、かつ大きな推力を発生可能であり、X−Y平面を高速動作させることができる。
【0026】
(3) 通電する必要の無い可動磁石体10が動く構造であり、コイル可動型のように可動部分に通電する必要がなく、取り扱いが簡単であり、構造の簡素化ができる。
【0027】
図5及び図6で本発明の第2の実施の形態を説明する。ここで、図5は第2の実施の形態の底面図、図6は側断面図である。この場合、固定コイル体1が有するループ状コイル3,4の可動磁石体10に対向する側の反対側に環状磁性体30を固定配置している。すなわち、固定コイル体1のホルダ2の外側底面に、環状磁性体30が固着されている。この環状磁性体30は例えば鉄板等であり、前記可動磁石体10側の各永久磁石11,12,13,14との間に吸引力(図6の矢印B方向の力)を発生させ、可動磁石体10の位置を安定させるものである(とくに可動磁石体10の上下方向のがたつき防止に有効である。)。
【0028】
なお、その他の構成及び作用効果は前述の第1の実施の形態と同様であり、同一又は相当部分に同一符号を付して説明を省略する。
【0029】
図7及び図8で本発明の第3の実施の形態を説明する。ここで、図7は第3の実施の形態の平面図、図8は側断面図である。この場合、固定コイル体31のホルダ32は内側底面から突出した環状凸部32aの先端面である摺動部32bで可動磁石体10を摺動自在に支持することは第1の実施の形態と同様であるが、ホルダ32の側面部32cと環状凸部32aとの間隔がやや広く形成されていて、この間隔を利用して可動磁石体10の4角を側面部32c側に引っ張る(吊る)弾性部材(引っ張りばね又はゴム等)35が配設されている。すなわち、図7では側面部32cの内側の4個の角部と可動磁石体10のベース板15の4角とをそれぞれ接続する弾性部材35が合計4箇所設けられている。
【0030】
なお引っ張りばね又はゴム等の弾性部材35の代わりに、圧縮ばね又はゴム等の弾性部材36を用いることができ、この場合、図7の仮想線のように、ホルダ32の側面部32cの内壁面と、可動磁石体10のベース板15の側端面との間に弾性部材36を合計4箇所配設して、可動磁石体10を中央に向けて押圧するようにしてもよい。
【0031】
なお、ホルダ32は可動磁石体10に固定された被駆動体20が光学レンズ、プリズム等であり、光線を通過させる必要がある場合には、ホルダ32の底面部に透孔32dを形成しておく。その他の構成は前述の第2の実施の形態と同様であり、同一又は相当部分に同一符号を付して説明を省略する。
【0032】
この第3の実施の形態によれば、弾性部材35又は弾性部材36を設けたことで、可動磁石体10の位置の安定化を図って、振動、衝撃に対する動作の安定性を確保でき、また各ループ状コイル3,4の非通電時に可動磁石体10をホルダ中央の原点位置に自動復帰させることができる。なお、その他の作用効果は前述した第2の実施の形態と同様である。
【0033】
図9は本発明の第4の実施の形態を示す。この場合、可動磁石体10の運動を検出するループ状検出コイル33,34を固定コイル体1のループ状コイル3,4に近接させて固定配置している。具体的には、ループ状検出コイル33は内周側のループ状コイル3の下層に、ループ状検出コイル34は外周側のループ状コイル4の下層にそれぞれ配置され、ホルダ2の内側底面にコイル3,4とともに固着されている。その他の構成は前述の第1の実施の形態と同様であり、同一又は相当部分に同一符号を付して説明を省略する。
【0034】
この第4の実施の形態によれば、可動磁石体10側の各永久磁石の移動速度、位置等を検出コイル33,34の誘起電圧を用いて検出することができる。その他の作用効果は前述した第1の実施の形態と同様である。
【0035】
図10乃至図12で本発明の第5の実施の形態を説明する。ここで、図10は第5の実施の形態の平面図、図11は要部拡大平面図、図12は要部断面図である。この場合、可動磁石体10のベース板15のコイル3,4への対向側に位置検出用の磁気式リニアスケール磁石40を固着するとともに、図12のように位置検出用磁気式リニアスケール磁石40に近接対向することが可能な位置のホルダ32内側底面上にMRセンサ(磁気抵抗効果素子内蔵)41が固定配置されている。ここで、位置Uに配置された磁気式リニアスケール磁石40とMRセンサ41の組がX軸方向の位置検出用の磁気センサを構成し、磁気式リニアスケール磁石40とMRセンサ41が近接対向したときの可動磁石体10のX軸方向位置をMRセンサ41の内部抵抗変化で検出できる。同様に、位置Vに配置された磁気式リニアスケール磁石40とMRセンサ41の組がY軸方向の位置検出用の磁気センサを構成し、磁気式リニアスケール磁石40とMRセンサ41が近接対向したときの可動磁石体10のY軸方向位置をMRセンサ41の内部抵抗変化で検出できる。
【0036】
なお、可動磁石体10の動作位置を磁気式リニアスケール磁石40とMRセンサ41の組で測定し、そのデータを用いてフィードバック制御(ループ状コイル3,4に流す電流値、電流方向の制御)を実行することで、X−Y平面上の任意位置へ可動磁石体10を移動させることが可能である。
【0037】
なお、その他の構成及び作用効果は前述の第3の実施の形態と同様であり、同一又は相当部分に同一符号を付して説明を省略する。
【0038】
図13は上記第5の実施の形態で用いた検出用永久磁石40とMRセンサ41の組の代わりに使用可能な可動磁石体10の光学式位置検出センサを示す。この場合、光学式センサを構成する発光素子42と受光素子43との間を可動磁石体10のベース板15に形成されたスリット(又は穴)44が位置することができるようになっている。受光素子43は発光素子42からの光線がベース板15で遮られるかスリット44を通過して当該受光素子43で受光されたかによって(更に受光量の多少によって)ベース板15の位置、すなわち可動磁石体10の位置を検出可能である。
【0039】
図14及び図15で本発明の第6の実施の形態を説明する。ここで、図14は第6の実施の形態の平面図、図15は第6の実施の形態で用いる永久磁石を示す平面図である。この場合、第1の実施の形態で用いたような片面単極着磁の永久磁石を複数個ベース板に固着して可動磁石体を構成する代わりに、図15のような片面2極着磁の1個の方形枠状永久磁石50を用いている。ここで、永久磁石50は2つの長辺部51,52が内周側のループ状コイル3に近接対向(第1の実施の形態における第1群の2個の永久磁石11,12に相当)し、2つの短辺部53,54が外周側のループ状コイル4に近接対向(第1の実施の形態における第2群の2個の永久磁石13,14に相当)する配置となり、一方の長辺部51と短辺部53のコイル対向面が例えばN極であれば他方の長辺部52と短辺部54のコイル対向面が例えばS極となる。つまり、2つの長辺部51,52の磁極の極性は相互に反対であり、同様に2つの短辺部53,54の磁極の極性も相互に反対となる。これは、ループ状コイル3,4の上下、左右では各コイルを周回している電流の向きが可動磁石体10側から見て反対向きとなるためである。このような磁極配置とすることで、2つの長辺部51,52の磁極による推力(Y軸方向)は互いに強め合う向きに発生し、同様に2つの短辺部53,54の磁極による推力(X軸方向)も互いに強め合う向きに発生する。
【0040】
なお、その他の構成は前述の第1の実施の形態と同様であり、同一又は相当部分に同一符号を付して説明を省略する。
【0041】
この第6の実施の形態によれば、第1の実施の形態の作用効果に加えて、1個の方形枠状永久磁石50をベース板15に固着することで可動磁石体10を構成でき、いっそうの構造の簡素化を図ることができ、また永久磁石50とベース板15との固着強度を高めることができる。このような片面2極着磁の方形枠状永久磁石50は燒結磁石で作製可能であるが樹脂磁石等の複合磁石として容易に作製することができる。
【0042】
図16及び図17で本発明の第7の実施の形態を説明する。ここで、図16は第7の実施の形態の平面図、図17は側断面図である。この場合、内周側及び外周側のループ状コイルが円形であり、これに合わせて内周側及び外周側のループ状コイルに近接対向する各永久磁石も円弧状となっている。これらの図において、61は固定コイル体であり、図17のように樹脂等の非磁性材からなる偏平円筒状外形を持つホルダ62の内側平坦面(内側底面)に内周側の円形ループ状コイル63及びその外側を周回する外周側の円形ループ状コイル64を同心的かつ平面的に配置、固定したものである。
【0043】
一方、70は可動磁石体であり、内周側の円形ループ状コイル63に近接対向する第1群の円弧状永久磁石71,72及び外周側の円形ループ状コイル64に近接対向する第2群の円弧状永久磁石73,74を円形ベース板75のコイル63,64への対向面に接着剤等で固着したものである。そして、可動磁石体70のベース板75はホルダ62の内側底面から突出した円環状凸部62aの先端面である摺動部62bにて摺動自在に支持されている。また、ホルダ62の側面部62c上端面に固定されたカバー部材65でベース板75は外れないように上から抑えられている(但し、摺動動作は妨げられない。)。これにより、可動磁石体70は各円形ループ状コイル63,64の配置平面(ホルダの内側底面)に対して平行な移動平面内で摺動自在で、かつ図17のように円形ループ状コイル63,64と永久磁石71,72,73,74間に一定間隙が保たれるように支持される。なお、ベース板75は鉄板等の磁性体板でもよいし、樹脂板等の非磁性板でもよい。
【0044】
ここで、第1群の2個の円弧状永久磁石71,72は、これらによる磁束が内周側の円形ループ状コイル63と鎖交するもので、図16の如く内周側の円形ループ状コイル3のX軸方向に沿った2箇所の円弧状部分にそれぞれ近接対向する円弧板形状であり、その長手方向がX軸方向を向き、それぞれ厚み方向に磁化されている。
【0045】
また、第2群の2個の永久磁石73,74は、これらによる磁束が外周側の円形ループ状コイル64と鎖交するもので、外周側の円形ループ状コイル64のY軸方向に沿った2箇所の円弧状部分にそれぞれ近接対向する円弧板形状であり、その長手方向がY軸方向を向き、それぞれ厚み方向に磁化されている。
【0046】
なお、第1群の2個の永久磁石71,72の磁極の極性は相互に反対であり、一方の永久磁石71のN極が円形ループ状コイル63に対面している場合、他方の永久磁石72のS極が円形ループ状コイル63に対面する。同様に、第2群の2個の永久磁石73,74の磁極の極性も相互に反対であり、一方の永久磁石73のN極が円形ループ状コイル64に対面している場合、他方の永久磁石74のS極が円形ループ状コイル64に対面する。これは、円形ループ状コイル63,64の上下、左右では各コイルを周回している電流の向きが可動磁石体70側から見て反対向きとなるためである。このような磁極配置とすることで、第1群の永久磁石71,72による推力(Y軸方向成分となる)は互いに強め合う向きに発生し、同様に第2群の永久磁石73,74による推力(X軸方向成分となる)も互いに強め合う向きに発生する。
【0047】
なお、可動磁石体70のベース板75に固定された被駆動体20が、光学レンズ、プリズム等の光線を通過させる必要があるものの場合には、ホルダ62の底面部に透孔62dを、ベース板75の被駆動体20の位置する中央部分に透孔75aをそれぞれ形成しておく。
【0048】
この第7の実施の形態の動作原理は第1の実施の形態と実質的に同じであり、全体形状を円盤形状とする場合に好都合な構造である。
【0049】
図18及び図19は本発明の第8の実施の形態を示す。ここで、図18は第8の実施の形態において一部の部材を省略して示す平面図、図19は正断面図である。この場合、内周側及び外周側のループ状コイルは円形であるが、これに対応する永久磁石として片面2極着磁の1個の円形枠状永久磁石を用いている。これらの図において、固定コイル体81は樹脂等の非磁性材からなる偏平円筒状外形を持つホルダ82と2個の円形ループ状コイル63,64を有するが、ホルダ82は図19のようにホルダ本体部83とホルダ蓋体部84とを接着剤等で固着一体化したものであり、ホルダ蓋体部84の内側平坦面(内側天井面)に内周側の円形ループ状コイル63及びその外側を周回する外周側の円形ループ状コイル64が同心的かつ平面的に配置、固定されている。
【0050】
一方、可動磁石体90は磁性又は非磁性の円形ベース板95に1個の片面2極着磁の円形枠状永久磁石100をベース板95のコイル63,64への対向面上に接着剤等で固着したものである。そして、可動磁石体90のベース板95はホルダ本体部83の内側底面から突出した円環状凸部83aの先端面である摺動部83bにて摺動自在に支持されている。これにより、可動磁石体90は各円形ループ状コイル63,64の配置平面(ホルダ蓋体部84の内側天井面)に対して平行な移動平面内で摺動自在で、かつ図19のように円形ループ状コイル63,64と円形枠状永久磁石100間に一定間隙が保たれるように支持される。
【0051】
前記円形枠状永久磁石100は、図18に示すように2つの小径部101,102が内周側の円形ループ状コイル63に近接対向(第1の実施の形態における第1群の2個の永久磁石11,12に相当)し、2つの大径部103,104が外周側の円形ループ状コイル64に近接対向(第1の実施の形態における第2群の2個の永久磁石13,14に相当)する配置となり、一方の小径部101と大径部103のコイル対向面が例えばN極であれば他方の小径部102と大径部104のコイル対向面が例えばS極となる。つまり、2つの小径部101,102の磁極の極性は相互に反対であり、同様に2つの大径部103,104の磁極の極性も相互に反対となる。これは、円形ループ状コイル63,64の上下、左右では各コイルを周回している電流の向きが可動磁石体90側から見て反対向きとなるためである。このような磁極配置とすることで、2つの小径部101,102の磁極による推力(Y軸方向)は互いに強め合う向きに発生し、同様に2つの大径部103,104の磁極による推力(X軸方向)も互いに強め合う向きに発生する。
【0052】
なお、可動磁石体90のベース板95に固定された被駆動体20が、光学レンズ、プリズム等の光線を通過させる必要があるものの場合には、ホルダ82を構成するホルダ本体部83及びホルダ蓋体部84にそれぞれ透孔85を、ベース板95の被駆動体20の位置する中央部分に透孔95aをそれぞれ形成しておく。また、ホルダ本体部83の外側底面に円環状磁性体30を固着し、永久磁石100との間で吸引力を発生して可動磁石体90の位置を安定化するようにしている。
【0053】
この第8の実施の形態の作用効果は、前述した第6の実施の形態と同様であるが、さらに全体形状を円盤形状とする場合に好都合な構造となっている。
【0054】
図20及び図21は本発明の第9の実施の形態を示す。これらの図において、111は固定コイル体であり、その非磁性ホルダ112は図21に示すように内周側及び外周側のループ状コイル3,4を平面的に配置、固定した台座部112aと該台座部112aより一段低くなった外縁脚部112bとからなっている。そして、可動磁石体10のベース板15の四隅と前記外縁脚部112bの四隅とがベリリウム銅、燐青銅等の弾性材質の金属線からなる弾性部材115で連結されている。すなわち、可動磁石体10のベース板15は、四箇所においてホルダ112に対して弾性部材115で弾性的に支持されている(吊られている)。その他の構成は前述した第1の実施の形態と同様であり、同一又は相当部分に同一符号を付して説明を省略する。
【0055】
この第9の実施の形態において、固定コイル体111側のループ状コイル3,4に通電することで、弾性部材115の弾性力に抗して第1群の永久磁石11,12及び第2群の永久磁石13,14を持つ可動磁石体10を、固定コイル体111のコイル配置平面となる台座部112aに対し平行状態を維持してX−Y方向に移動させることができる。また、コイル3,4への通電をオフとすれば、可動磁石体10は弾性部材115により原点位置に復帰する。
【0056】
なお、第6乃至第7の実施の形態の場合においても、可動磁石体の位置安定化のための磁性体を第2の実施の形態と同様に配置する構成とすることができる。
【0057】
また、第6乃至第8の実施の形態の場合においても、可動磁石体の位置安定化及びループ状コイルの非通電時での可動磁石体の原点位置復帰のための弾性部材を第3又は第9の実施の形態と同様に設ける構成とすることが可能である。第3及び第9の実施の形態では、弾性部材は4箇所に設けたが、最低2箇所以上に設ければ足りる。
【0058】
さらに、第6乃至第9の実施の形態の場合においても、可動磁石体の移動速度、位置等を検出用に検出コイルを第4の実施の形態と同様に設ける構成とすることができる。
【0059】
また、第6乃至第9の実施の形態の場合においても、可動磁石体の位置検出のために第5の実施の形態の如き磁気的又は光学的な位置検出手段を設ける構成とすることが可能である。
【0060】
本発明の各実施の形態では、複数のループ状コイルを有するコイル体側を固定、永久磁石を有する磁石体側を可動として説明したが、用途に応じて磁石体側を固定、コイル体側を可動とし、コイル体側に被駆動体を設けた構造とすることもできる。
【0061】
また、本発明の各実施の形態では、磁石体が水平面を移動する如き説明を行ったが、コイル体を垂直面、傾斜面に配置することで磁石体は垂直面、傾斜面内でコイル体に対し平行状態で相対移動することが可能である。
【0062】
本発明に係る各実施の形態では、内周側及び外周側のループ状コイルを独立した別個のコイルとしたが、内周側及び外周側のループ状コイルを、中間にタップ(引出線部分)を引き出して連続的に1個のコイルとして巻線し、巻線後にタップを切断して内周側及び外周側の2個のコイルに電気的に分離する構造とすることもできる。
【0063】
以上本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当業者には自明であろう。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る面移動アクチュエータは、複数のループ状コイルを有していて内周側のループ状コイルの外側に外周側のループ状コイルを平面的に配置してなるコイル体と、各ループ状コイルと鎖交する磁束を発生する永久磁石をベース板に固着した磁石体とを備え、前記コイル体と前記磁石体とが平行状態を維持して相対移動自在であり、前記複数のループ状コイルの通電時に発生する推力は前記コイル体又は磁石体の移動平面内で少なくとも2方向の推力成分を有する構成であり、前記磁石体又はコイル体を前記移動平面内の任意の位置に駆動することが可能である(前記コイル体と磁石体の相対位置関係を特定の移動平面内で任意に設定できる)。
【0065】
また、各ループ状コイルと各永久磁石とが面対向する構造であり、2方向の推力成分を発生する機構が同一平面上に構成されることになり、小型に構成することができ、また簡素な構造とすることが可能で、軽量化を図ることができる。
【0066】
さらに、磁石体に小型軽量で高性能の永久磁石を設けることで、可動磁石体を軽量化し、かつ大きな推力を発生可能として、移動平面を高速動作させることができる。
【0067】
また、通電する必要の無い磁石体が動く構造を採用した場合には、コイル可動型のように可動部分に通電する必要がなく、取り扱いが簡単となり、構造の簡素化ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る面移動アクチュエータの第1の実施の形態の全体構成を示す平面図である。
【図2】同側断面図である。
【図3】第1の実施の形態における固定コイル体の平面図である。
【図4】第1の実施の形態における可動磁石体の平面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示す底面図である。
【図6】同側断面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態を示す平面図である。
【図8】同側断面図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態を示す要部拡大断面図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態を示す平面図である。
【図11】第5の実施の形態の要部拡大平面図である。
【図12】第5の実施の形態の要部断面図である。
【図13】第5の実施の形態で使用可能な光学式位置検出センサを示す側断面図である。
【図14】本発明の第6の実施の形態を示す平面図である。
【図15】第6の実施の形態で用いる永久磁石を示す平面図である。
【図16】本発明の第7の実施の形態を示す平面図である。
【図17】同側断面図である。
【図18】本発明の第8の実施の形態において一部の部材を省略して示す平面図である。
【図19】第8の実施の形態を示す側断面図である
【図20】本発明の第9の実施の形態を示す平面図である。
【図21】第9の実施の形態を示す側断面図である
【符号の説明】
1,31,61,81,111 固定コイル体
2,32,62,82,112 ホルダ
3,4,63,64 ループ状コイル
5,65 カバー部材
10,70,90 可動磁石体
11,12,13,14,50,71,72,73,74,100 永久磁石
15 ベース板
20 被駆動体
21 端子台
30 環状磁性体
33,34 検出コイル
35,36,115 弾性部材
40 磁気式リニアスケール磁石
41 MRセンサ
42 発光素子
43 受光素子
44 スリット

Claims (6)

  1. 複数のループ状コイルを有していて内周側のループ状コイルの外側に外周側のループ状コイルを同心的かつ平面的に配置してなる固定コイル体と、
    各ループ状コイルにそれぞれ近接対向する永久磁石をベース板に固着した可動磁石体とを備え、
    前記永久磁石は近接対向するループ状コイルと鎖交する磁束を発生するものであり、前記コイル体と前記磁石体とが平行状態を維持して相対移動自在であり、前記複数のループ状コイルの通電時に発生する推力は前記磁石体の移動平面内で少なくとも2方向の推力成分を有することを特徴とする面移動アクチュエータ。
  2. 2個のループ状コイルを有していて内周側のループ状コイルの外側に外周側のループ状コイルを非磁性ホルダ内に同心的かつ平面的に配置してなる固定コイル体と、
    各ループ状コイルにそれぞれ近接対向する永久磁石をベース板に固着した可動磁石体とを備え、
    前記永久磁石は近接対向するループ状コイルと鎖交する磁束を発生するものであり、前記ホルダによって前記磁石体が各ループ状コイルの配置平面に対して平行に相対移動自在に支持されるとともに、各ループ状コイルの通電時に発生する推力は前記磁石体の移動平面内でX方向と該X方向に直交するY方向の推力成分を有することを特徴とする面移動アクチュエータ。
  3. 前記ループ状コイルの前記磁石体に対向する側の反対側に磁性体を固定配置し、前記磁石体との間で吸引力を発生させた請求項1又は2記載の面移動アクチュエータ。
  4. 前記磁石体を弾性部材で少なくとも2箇所で支持するか、あるいは少なくとも2方向より引っ張り又は押圧して各ループ状コイルの非通電時における前記磁石体を所定の相対位置に復帰させる請求項1,2又は3記載の面移動アクチュエータ。
  5. 前記磁石体の相対運動を検出する検出コイルを前記ループ状コイルに近接させて固定配置した請求項1,2,3又は4記載の面移動アクチュエータ。
  6. 前記磁石体の相対位置検出用に磁気式又は光学式センサを設けた請求項1,2,3,4又は5記載の面移動アクチュエータ。
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