JP3753298B2 - 燃料供給系のモニタ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、内燃機関(以下、エンジンという)の燃料供給系の異常を検出する装置に関し、具体的にはエンジンの排気系に設けられた空燃比センサの出力に基づいて燃料供給系の異常を検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人による出願に係る特開平8-121226号公報には、排気ガス中の空燃比を検出するO2センサ、および燃料タンクと吸気管との間に設けられたパージ制御弁を備えたエンジンの燃料供給系の異常検出において、故障モニタを実施しているときに空燃比フィードバック係数のなまし値との関係で設定される異常判定パラメータKO2AVEが第1の判断値より低下したとき強制的にパージを停止し、その低下がパージの影響によるものであったかどうかの判定を行うことが記載されている。この技術によると、パージの影響によるものであったときは、その後の故障モニタを禁止する。そして所定時間が経過し空燃比フィードバック係数が第2の判断値より高くなるとパージの影響による誤判断のおそれはないとして故障モニタを再開する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
特開平8-121226号公報に記載される手法によると所定時間経過しないとモニターが再開されないのでモニターの頻度が低下する。また、変動の大きい空燃比フィードバック係数が所定の判断値より大きくなることに応じて故障モニタを再開するので、パージの影響がある場合でもモニターを再開してしまうおそれがある。したがって、この発明は、パージの影響がなく安定性の高い故障診断システムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、内燃機関の排気系に設けられた空燃比検出手段の出力に基づいて空燃比のフィードバック制御を行う空燃比制御装置を備える内燃機関の燃料供給系をモニタするモニタ装置であって、空燃比検出手段の出力に応じて空燃比フィードバック係数を算出する空燃比フィードバック係数算出手段と、空燃比フィードバック係数に基づいて異常判定パラメータを算出する異常判定パラメータ算出手段と、異常判定パラメータが第1の判断値に達することに応じてパージをカットするパージカット制御手段と、パージカット状態で異常判定パラメータが第2の判断値に達するとき、モニタを停止させるモニタ制御手段と、異常判定パラメータが第2の判断値に達することに応じて、第1の判断値に達したときの異常判定パラメータの値を初期値として、前記パージカットを行わなかった場合の異常判定パラメータ推測値を算出する算出手段と、を備え、前記モニタ制御手段は、異常判定パラメータ推測値が第2の判断値に達することに応じてモニタを再開させるという構成をとる。
【0005】
この発明によると、パージカット状態で異常判定パラメータが第2の判断値に達するとき、すなわち燃料供給系は正常でありパージの影響で異常判定パラメータが第1の判断値より低下したと判定されるとき、先に異常判定パラメータが第1の判断値に達したときの異常判定パラメータの値を出発値として異常判定パラメータ推測値の算出を開始する。この異常判定パラメータ推測値は、先に異常判定パラメータが第1の判断値に達した後、パージカットを行わないでそのまま異常判定パラメータのモニタを続ける動作をシミュレートするものである。
【0006】
こうして異常判定パラメータ推測値が第2の判断値に達するとき、パージの影響によって異常判定パラメータが第1の判断値より小さくなる状態を脱したと判断し、燃料系の故障モニタを再開する。
【0007】
このように、この発明は、異常判定パラメータが第1の判断値より小さくなった原因がパージの影響によるものかどうかの判定は、現実の時間の流れに従った異常判定パラメータに基づいて行い、燃料系の故障モニタを再開するかどうかの判定は、パージカットを行わなかったとしたときの異常判定パラメータ推測値に基づいて行う。現実の異常判定パラメータは、パージカットを行った結果の値になっているので、パージを再開した後、パージカットの影響のない値に達するにはかなりの時間を要する。この発明は、異常判定パラメータの推測値を用いることにより、燃料系の故障モニタを再開することができる状態を迅速に判定することができる。また、空燃比フィードバック係数およびそのなまし値よりも安定性の高い異常判定パラメータに基づいて故障モニタの再開を決定するので、安定したシステム動作が得られる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモニタ装置において、異常判定パラメータは、空燃比フィードバック係数の平均値に応じて決定される値であり、前記パージカット後に異常判定パラメータが第2の判断値に達しないとき、異常と判断する判断部を備えるという構成をとる。
【0009】
請求項2の発明によると、異常判定パラメータは空燃比フィードバック係数の平均値に応じて決定され、空燃比フィードバック係数およびそのなまし値よりも安定度の高いパラメータとなる。したがって、異常判定パラメータに基づくシステム制御の安定性が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】
次にこの発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1は、この発明を適用するエンジンの燃料供給系の全体的な構成を示す図である。エンジン1は、たとえば6気筒、4サイクルのエンジンであり、吸気管2の途中にスロットルボディ3が設けられ、その中にスロットル弁3’が配置されている。スロットル弁3’にはスロットル弁開度(θTH)センサ4が連結されており、スロットル弁3’の開度に応じた出力信号を電子コントロールユニット(ECU)5に送る。
【0011】
燃料噴射弁6は、エンジンの各気筒に設けられており、それぞれ燃料ポンプ7を介して燃料タンク8に接続されている。燃料噴射弁6の開弁はECU5から送られてくる信号によって制御される。
【0012】
スロットル弁3’の下流には管9を介して吸気管圧力(PBA)センサ10が設けられており、出力信号をECU5に送る。また、吸気管圧力センサ10の下流に吸気温(TA)センサ11が設けられ、出力信号をECU5に送る。
【0013】
サーミスタなどのエンジン水温(TW)センサ12がエンジン1のシリンダブロックに取り付けられており、出力信号をECU5に送る。エンジン回転数(NE)センサ13および気筒判別(CYL)センサ14は、エンジン1のカム軸またはクランク軸に取り付けられている。エンジン回転数センサ13は、エンジン1のクランク軸の120度回転ごとに所定のクランク角度位置で信号パルス(TDC信号パルス)をECU5に送り、気筒判別センサ14は、特定の気筒の所定のクランク角度位置で信号パルスを発生し、ECU5に送る。
【0014】
エンジン1の左右の気筒グループにそれぞれ設けられた排気管16L、16Rの合流部排気管17に三元触媒15が配置され、排気ガス中のHC、CO、NOxなどの成分の浄化を行う。空燃比検出器としてのO2センサ18Lおよび18Rが排気管16Lおよび16Rに設けられており、理論空燃比を境としてほぼディジタル的に値を変える出力を生成する。この出力はECU5に送られ、空燃比のフィードバック制御に用いられる。
【0015】
車速センサ23は、エンジン1を搭載した車両の速度Vを検出し、その出力をECU5に送る。発光ダイオードなどからなる表示器19は、ECU5によって燃料供給系の異常が検出されたときに点灯される。
【0016】
密閉された燃料タンク8の上部は、2ウェイバルブ20、キャニスタ21、およびパージ制御弁22を介して吸気管2に接続されている。パージ制御弁22は、ECU5によって開閉が制御される。燃料タンク8内で発生した蒸発ガスは、予め定めた圧力に達すると2ウェイバルブ20の正圧バルブを押し開いてキャニスタ21に流れ、活性炭に吸収され貯蔵される。ECU5からの信号に応じてパージ制御弁22が開かれると、キャニスタに蓄えられていた蒸発ガスは、吸気管の負圧により、キャニスタ21に設けられた外気取り込み口から吸入される外気と共に吸気管2に吸引される。
【0017】
外気の影響などで燃料タンク8が冷やされ燃料タンク内の圧力が低くなると、2ウェイバルブの負圧バルブが開き、キャニスタ21に蓄えられた蒸発ガスは、タンク8に戻される。このようにして、燃料タンク8内で発生した蒸発燃料が大気に放出されことが抑止される。
【0018】
ECU5は、各種センサからの入力信号を整形し、アナログ/ディジタル変換を行うなどの機能を持つ入力回路5aおよび中央演算ユニット(CPU)5bを備えている。CPU5bは、記憶手段(メモリ)5cの読み取り専用メモリ(ROM)部分またはバックアップ機能付きのRAM部分に格納されているプログラムにしたがってエンジン系統を制御するため、諸々の演算を実行する。メモリ5cは、通常のRAM部分を備えており、各種データおよび演算結果の一次記憶領域を提供する。
【0019】
出力回路5dは、CPU5bによる演算結果に基づいて燃料噴射弁6、パージ制御弁22、表示器19のほか点火プラグその他に制御信号を送る。
【0020】
図2は、この発明の一実施例の燃料供給系故障モニタ装置の構成を示す機能ブロック図である。この図に示す機能ブロックは、具体的にはCPU5b、RAMおよびROMからなるメモリ5c、ROMに格納されるプログラムおよび各種の演算用のデータテーブルによって実現される。
【0021】
運転状態検出部31は、エンジン系統各部のセンサからの出力を入力回路5aを介して受け取り、運転状態に応じて空燃比フィードバック制御運転を行うかオープンループ制御運転を行うかを判別し、運転モードを示す信号を、エンジン回転数NE、吸気管圧力PBなどの情報とともに燃料噴射量制御部33に送る。この発明は、エンジンが空燃比フィードバック制御モードで運転されている状態を対象とするものなので、以下の説明は空燃比フィードバック制御モードを前提として行う。
【0022】
燃料噴射量制御部33は、次の式にしたがって燃料噴射弁の噴射時間TOUTを計算する。
【0023】
【数1】
TOUT=Ti×K1×KO2+K2
【0024】
ここでTiは、噴射時間TOUTの基準値であり、エンジン回転数NEおよび吸気管圧力PBをパラメータとするTiマップ(ECU5のROMに格納されている)から読み出される。K1およびK2は、各種のエンジンパラメータに応じて演算される補正係数および補正変数であり、エンジン運転状態に応じた燃費特性、加速特性などの最適化が図られるように設定される。
【0025】
KO2は、空燃比フィードバック補正係数であり、O2センサからの出力に応じてKO2算出部32で算出される。KO2は、図3(a)に示すような態様で変化する。すなわち、O2センサの出力レベルが一方から他方に、たとえばリッチからリーンに反転するとき、比例項(P項)の加算処理によって、空燃比が逆方向に、すなわちリッチに反転するようKO2を設定し、その後O2センサがリッチになるまで積分項(I項)の加算処理によって徐々にリッチになるようにKO2を設定する。また、リーンからリッチに反転する時は、逆方向に動作する。この設定手法は、従来よりよく知られており、この実施例では、エンジン回転数NEおよび吸気管圧力PBをパラメータとするテーブルから比例項および積分項が読み出される。
【0026】
KAV算出部35は、空燃比フィードバック係数KO2のなまし平均値KAVを算出する。KAVは、KO2の比例項加算が行われるごとに次の式によって算出され、図3(a)に点線で示すような態様で変化する。
【0027】
【数2】
KAV=KO2×CO2/100+KAV’ ×(1-CO2/100)
【0028】
ここで、CO2は、補正係数(空燃比フィードバック係数)KO2の変化に対する追従性を設定する変数であり、1から100のうち比較的大きな値に設定される。KAV’は、KAVの前回値であり、その初期値は、特定運転領域に突入する際の空燃比フィードバック係数KO2の値に応じて設定される。
【0029】
KO2AVE算出部36は、図4に示すフローに従って異常判定パラメータKO2AVEを算出する。まず、KO2のなまし値KAVが異常判定パラメータKO2AVEに経年変化判定用偏差ΔKO2AVE(たとえば0.0078)を加算した値より大きいか否かを判定し(401)、大きいときは次の式によりKO2AVEの値を更新する。
【0030】
【数3】
KO2AVE=KO2AVE+ΔKO2AVE/2
【0031】
また、ステップ401での判定がNOのときは、ステップ402に移り、なまし値KAVがKO2AVEの値から偏差ΔKO2AVEを減算した値より小さいか否かを判別し、小さいときは次の式によりKO2AVEの値を更新する。ステップ402での判定がNOのときは、処理を抜ける。
【0032】
【数4】
KO2AVE=KO2AVE-ΔKO2AVE/2
【0033】
この処理によると、なまし値KAVがKO2AVE±ΔKO2AVEの範囲内にあれば、異常判定パラメータKO2AVEの値は前回の値のまま維持され、範囲外になると上記の数3または数4の式にしたがって更新される。図3(b)は、KAVの値とKO2AVEの値との関係の例を示している。
【0034】
次に図5を参照してKO2AVEモニタ部42(図2)の機能を説明する。KO2AVEモニタ部42は、KO2AVEの値が第1判断値(たとえば、0.813)より小さくなるかどうかをモニタし、小さくなると、その時のKO2AVEの値をKO2AVEホールド用の記憶領域(メモリ5c内)に記憶させる。図5(d)は、KO2AVEの値をホールドするタイミングを示している。これと同時にKO2AVEモニタ部42は、パージカット制御部41にパージカット要求信号を送り、パージ制御弁22を閉じてパージを中止させる。図5(f)は、パージカットのタイミングを示す。
【0035】
こうしてパージが中止されると、吸気管に供給される燃料が少なくなるので、KO2は上昇を始める。ここでKO2AVEモニタ部42は、パージカットとほぼ同時にモニタ条件判断部43に信号を送り、パージカットによるKO2の上昇がとまり安定するまでの安定化時間、たとえば6秒程度の時間、モニタ許可フラグをリセットして故障モニタを停止することにより、KAVおよびKO2AVEの算出を停止する。このタイミングが図5(a)、(g)に示される。そして安定時間が経過した後に故障モニタを再開し、上述したKAVおよびKO2AVEの更新手法にしたがってKO2AVEの値が更新されて上昇する。こうしてKO2AVEが第2の判断値(たとえば、0.828)より大きくなると、KO2AVEモニタ部42は、KO2AVEが第1判断値より小さくなったのはパージによる影響であって燃料供給系に異常はないことを示すPGOKフラグをセットする。このタイミングが図5(e)に示される。
【0036】
一方、上記のパージカット(図5(f))から所定時間、たとえば30秒経過後にKO2AVEが第2判断値より大きい値に達しないときは、異常判定部45が燃料供給系に故障があると判定し、表示器19(図1)に故障表示を行う。
【0037】
パージの影響が大きい場合、KO2AVEモニタ部42は、PGOKフラグをセットすると同時にパージカット制御部41へのパージカット要求信号をリセットして、パージを再開させる(図5(f))。これとほぼ同時にモニタ条件判断部43は、KO2AVEモニタ部42からの信号に応答して燃料供給系の故障モニタを禁止させる。このタイミングが図5(a)に示される。これは、故障モニターを継続すると、パージ再開によって再びKO2AVEが第1判断値より小さくなり、再びパージカットが要求されることを防止するためである。
【0038】
また、KO2AVEモニタ部42は、前述した故障モニタの禁止直後から、パージ再開によるKO2の下降が止まり安定するまでの安定化時間、たとえば5秒程度の時間が経過した後、故障モニタ禁止時における異常判定パラメータ推測値KO2AVESの算出許可を示すKMCNDフラグをセットする。このタイミングが図5(b)に示される。
【0039】
ついで、KO2AVEモニタ部42は、KO2AVES算出部37に信号を送り、先にホールドされたKO2AVEの値を初期値として、推測値KO2AVESの算出を開始させる。KO2AVESの算出は、図4のフローに従って実行される。ここで、KAVの初期値として前述したパージ再開後安定化時間経過時のKO2の値を用いる。
【0040】
モニタ条件判断部部43は、こうして算出され更新されるKO2AVESの値が第2判断値より大きくなると、燃料供給系の故障モニタを再開させる。このタイミングが図5(a)に示される。このことは、異常判定パラメータ推測値KO2AVESが第2判断値より大きくなれば、パージの影響が小さくなったと判断することを意味する。
【0041】
一実施例では、モニタ条件判断部43は、図5(a)のタイミングで燃料供給系の故障モニタが禁止された後、所定時間、たとえば5分経過したときは、異常判定パラメータ推測値KO2AVESが第2判断値より大きくならなくても故障モニタを許可する。これによって、パージの影響が比較的大きい場合でも、迅速に故障モニタを再開することができる。
【0042】
なお、図5ではKO2を直線的な波形で模型的に示してあるが、実際には図3(a)に見られるようにKO2は、細かく変動する。図5でKO2の波形は、KAVおよびKO2AVEよりも変化が速く、パージカットによって急激に変化することが示されている。KAVは、KO2のなまし値としてKO2に追従し、KO2AVEは上述した2つの式の関係によってKAVにゆるやかに追従する。
【0043】
次に図6を参照して、この発明の一実施例における燃料供給系モニタの流れを説明する。図6のプロセスは、たとえば10ミリ秒ごとに実行される。まず、モニタ条件が成立しているかどうかを判定する(101)。このモニタ条件成立判定は、後述する図7のモニタ実施条件成立判定フローにおいてセットされている。ステップ101で故障モニタが禁止されている場合にはステップ102に進み、KMCNDフラグがセットされているかどうか判定する。前述のようにこのフラグは、パージ再開後の故障モニタ禁止時による異常判定パラメータ推測値KO2AVESの算出許可を示すフラグで、図7のステップ224でセットされ、ステップ203、225でリセットされる。
【0044】
ステップ102でKMCNDフラグがセットされているとステップ103に進み、KMCNDフラグがセットされていなければ、KAV算出タイマーをセットして(136)、処理を終了する。
【0045】
一方、ステップ101においてモニタ許可フラグがセットされていると、KO2のなまし値KAVが初期化されているかどうかをKAVフラグによって判定し(103)、初期化がすんでいればそのままステップ107に進み、初期化がすんでいなければ、ステップ106において現時点の空燃比フィードバック係数(補正係数)KO2を初期値としKAVフラグを1にセットしてステップ107に進む。
【0046】
ステップ107においてO2センサの出力が反転したと判定すると前述の数2の式にしたがってKO2のなまし値KAVを算出すると共にKAVフラグをセットする(110)。ステップ107においてO2センサの出力が反転していなければステップ111に進む。ステップ111は、ステップ136でセットされるKAV算出期間が経過したかどうかを判定する。この期間は、たとえば2秒に設定され、したがって2秒間にわたってなまされ更新されたKAVに応じてステップ113以降の処理が実行される。設定された時間が経過していないときは、処理を終了する。
【0047】
KAV算出時間が経過していると、PGOKフラグが1にセットされているかどうかを判定する(113)。このフラグは、ステップ127で1にセットされるもので、当初は0なので異常判定パラメータKO2AVE算出ルーチン115に進む。ルーチン115では、前述した数3および数4の式にしたがって異常判定パラメータKO2AVEを算出する。ついで、図5(f)に関連して説明したパージカット要求フラグPGREQが1にセットされているかどうか判定し(116)、セットされていなければ、現時点のKO2AVEの値を異常判定パラメータ推測値KO2AVESの初期値としてメモリにホールドし(117)、ステップ118に進む。パージカット要求フラグPGREQが1にセットされていれば、そのままステップ118に進む。
【0048】
ステップ118では、異常判定パラメータKO2AVEが上限値、たとえば1.190を超えているかどうかを判定し、超えているときは燃料供給系に異常があることを意味するので、パージカット要求フラグPGREQを0にセットし、かつ強制パージカットフラグFMPGを0にセットして(119)、フュエル系異常を示すフラグを1にセットし(120)、FSDDフラグを1にセットし(121)、KAV算出タイマーをセットして(136)処理を終了する。FSDDフラグは、フュエル系および失火の連続モニタを行う場合、異常を検出した運転サイクルでは、その後に正常が検知されても正常の故障モニタに復帰させないようにするためのフラグである。
【0049】
ステップ118でKO2AVEが上限値以下であるときは、ステップ123に進み強制パージカットフラグFMPGが1にセットされているかどうかを判定する。FMPGは、後に説明する図7のフローにおいてパージ要求フラグPGREQが1にセットされている(227)ときに1にセットされる(229)。
【0050】
当初は強制パージカットが行われていないので、ステップ128に進み、異常判定パラメータKO2AVEが第1判断値(図5参照)より小さいかどうかが判定される(128)。小さいときは、燃料供給系に異常がある可能性があることを意味し、前述したFSDDフラグが1にセットされているかどうかを判断する(129)。このフラグが1にセットされていれば、すでにフュエル系の異常が検知されていることを意味するので、ステップ119以下のフローを経て処理を抜ける。FSDDフラグが1にセットされていないときは、パージカット要求フラグPGREQを1にセットし(130)、KAV算出タイマーをセットして(136)処理を終了する。
【0051】
ステップ128でKO2AVEが第1判断値以上であるときは、燃料供給系正常の判断を行い、フュエル系正常フラグをセットし(131)、KAV算出タイマーをセットして(136)処理を終了する。
【0052】
ステップ123で強制パージカット中であるときは、30秒程度の予め決められた時間の経過を待つためのステップ124および125に進む。ステップ124でカウンタをインクリメントし、ステップ125でカウント値がたとえば30秒に相当する値に達したかどうかを判定し、達していなければKAV算出タイマーを設定して処理を終了し、次の処理サイクルで再びステップ124に至る。こうして予め設定された時間が経過すると、ステップ126で異常判定パラメータKO2AVEが第2判断値(図5参照)以上の値になったかどうか判定する。KO2AVEが第2判断値以上になっていれば、図5に関連して述べたようにKO2AVEが第1判断値より小さくなったのは、パージの影響によるものであって、燃料供給系の故障によるものではなかったと判断する。
【0053】
したがって、ステップ127に進み、上述の判断を示すPGOKフラグを1にセットし、ステップ124および125で使用するカウンタをリセットし、パージカット要求フラグPGREQを0にセットする。ついで、ステップ131に進み、燃料供給系が正常であることを示すフュエル系正常フラグをセットし、KAV算出タイマーを設定して(136)、処理を終了する。
【0054】
次の処理サイクルでステップ113に至ると、今度はPGOKフラグが1にセットされているので、異常判定パラメータ推測値KO2AVESを算出するルーチンに入る(114)。このルーチンでは、パージカット要求フラグPGREQが1にセットされる直前の処理サイクルにおいてステップ117でメモリにホールドされた異常判定パラメータKO2AVEを初期値として上述の数3および数4の式にしたがって推測値KO2AVESの算出を行う。
【0055】
図7は、モニタ実施条件成立を判断するフローである。図6の処理が10ミリ秒ごとに実行されていたのに対し、図7の処理は、たとえば200ミリ秒ごとに実行される。
【0056】
図7のフローにおいて、ステップ201のモニタ許可フラグは、ECU5の集中管理部が諸々のプロセスを管理する中で燃料供給系のモニタを許可するときにセットするフラグである。モニタが許可されているときは、エンジン回転数NE、吸気管圧力PB、エンジン水温TW、吸気温度TAなどが適正な範囲内にあるかどうかを判断する(216)。これらのパラメータが所定の範囲内にあり適正と判断されると、空燃比フィードバック制御モードでの運転中かどうかを空燃比フィードバック制御モードフラグにより判断する(217)。
【0057】
ステップ201、216、217で判定がNOの場合は、TMCNDタイマーに所定の時間、たとえば2秒をセットする(202)。ステップ217でフィードバック制御中と判定されると、ステップ218に進み、ステップ202で設定された時間が経過したかどうかが判定される。この時間は、運転モードの安定化を待つためのものである。
【0058】
ステップ218で所定時間が経過したと判定されると、PGOKフラグが1にセットされているかどうか判定する(219)。PGOKフラグは、図6のステップ127で1にセットされるフラグで、図5(e)にそのタイミングが示されている。前述のようにこのフラグは、異常判定パラメータKO2AVEが第1判断値より小さくなったのはパージの影響によるもので、燃料供給系自体に異常はないことを示す。したがって、このフラグがセットされると、異常判定パラメータ推測値KO2AVESが第2判断値より大きくなるかどうかの判定プロセスに入る。
【0059】
ステップ219においてPGOKフラグが0にセットされていると、ステップ211に進み、ステップ220で参照されるTKMCNDタイマーに前述の所定値をセットし、ステップ223で参照される停止時間タイマーに前述の時間、たとえば5分をセットする。次回以降の処理サイクルでPGOKフラグがセットされ、ステップ219からステップ220のフローに入る場合に備えるためである。
【0060】
ついでパージカット要求フラグPGREQが1にセットされているかどうかを判定し(227)、1にセットされていなければパージカット後安定化タイマーTFMPGSをセットし(232)、故障モニタ条件成立フラグをセットして(231)、処理を終了する。パージカット要求フラグPGREQに1がセットされていると、ステップ229に進み、強制パージカットフラグを1にセットし(229)、パージを停止させる。ついでステップ230でパージカット後の安定化時間TFMPGS、たとえば6秒間、が経過したかどうか判定する。パージカット後安定化時間TFMPGSが経過するまではモニタ条件を不成立とすることにより、パージカットにより空燃比がリーン側に移行することによって空燃比補正係数KO2が上昇し、このKO2の上昇が終了して安定するまで各算出処理を停止させ、誤診断を防止する。パージカット後の安定化時間TFMPGSが経過していればモニタ条件成立とし(231)、経過していないときはモニタ条件不成立とする(206)。
【0061】
ステップ219でPGOKフラグが1にセットされていると、ステップ220に進み、パージ再開によるKO2の下降が止まると推定される安定化時間、たとえば5秒間が経過したかどうかを判定する(220)。図5に見られるように、PGOKフラグが1にセットされると同時にパージカット要求フラグPGREQが0にセットされ、パージが再開されると、パージの影響によりKO2が下降するので、その下降が収まるまでKAV算出を中止し、誤診断を防止する。ステップ220での判定がYESであると、KO2AVESが第2判断値(図5参照)以上になったかどうかの判定を行う(222)。この判定がYESであれば、PGOKフラグ(図5(e))を0にセットし、前述したKMCNDフラグを0にセットする(225)。
【0062】
ついで強制パージカットフラグFMPGを0にセットする(205)。そして、PGOKフラグを0にセットする(225)ことにより、次の処理サイクルにおいてステップ219からステップ211のフローに入り、ステップ231でモニタ条件が成立する。
【0063】
ステップ220で所定の時間が経過していないときは、KAVフラグを0にセットし(221)、前述のKMCNDフラグを0にセットする(203)。ステップ222で判定がNOのときは、燃料供給系モニタ停止の限度として設定された、たとえば5分間が経過したかどうか判定し(223)、経過していればステップ225に移り、モニタ条件が成立し(231)、燃料供給系の故障モニタが再開される。ステップ223で停止時間が経過していないときは、KO2AVES算出処理を示すKMCNDフラグを1にセットして(224)、ステップ205に進んでFMPGフラグを0にセットし、モニタ条件不成立の判定をして(206)処理を終了する。
【0064】
以上にこの発明を具体的な実施例について説明したが、この発明は、このような実施例に限定されるものではない。
【0065】
【発明の効果】
請求項1の発明によると、燃料系の故障モニタを再開することができる状態を迅速に判定することができる。また、請求項2の発明によると、空燃比係数およびそのなまし値よりも安定性の高い異常判定パラメータに基づいて故障モニタの再開を決定するので、安定したシステム動作が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されるエンジン・システムの全体的な構成を示すブロック図。
【図2】この発明の一実施形態の燃料供給系の故障モニタ装置の全体的な構成を示すブロック図。
【図3】KO2、KAVおよびKO2AVEの関係を示す波形図。
【図4】異常判定パラメータKO2AVEを算出するプロセスを示す流れ図。
【図5】この発明の一実施形態における動作のタイミングを示す図。
【図6】この発明の一実施形態における燃料供給系の故障モニタのプロセスを示す流れ図。
【図7】この発明の一実施形態におけるモニタ実施条件の成立判断をするプロセスを示す流れ図。
【符号の説明】
32 KO2算出部(空燃比フィードバック係数算出手段)
36 KO2AVE算出部(異常判定パラメータ算出手段)
37 KO2AVES算出部(推測値算出手段)
41 パージカット制御部
42 KO2AVEモニタ部(モニタ制御手段)
43 モニタ条件判断部(モニタ制御手段)
Claims (2)
- 内燃機関の排気系に設けられた空燃比検出手段の出力に基づいて空燃比のフィードバック制御を行う空燃比制御装置を備える内燃機関の燃料供給系をモニタするモニタ装置であって、
前記空燃比検出手段の出力に応じて空燃比フィードバック係数を算出する空燃比フィードバック係数算出手段と、
前記空燃比フィードバック係数に基づいて異常判定パラメータを算出する異常判定パラメータ算出手段と、
前記異常判定パラメータが第1の判断値に達することに応じてパージをカットするパージカット制御手段と、
パージカット状態で前記異常判定パラメータが第2の判断値に達するとき、前記モニタを停止させるモニタ制御手段と、
前記異常判定パラメータが前記第2の判断値に達することに応じて、前記第1の判断値に達したときの異常判定パラメータの値を初期値として、前記パージカットを行わなかった場合の異常判定パラメータ推測値を算出する推測値算出手段と、を備え、
前記モニタ制御手段は、前記異常判定パラメータ推測値が前記第2の判断値に達することに応じてモニタを再開させるようにしたモニタ装置。 - 前記異常判定パラメータは、前記空燃比フィードバック係数の平均値に応じて決定される値であり、前記パージカット後に前記異常判定パラメータが前記第2の判断値に達しないとき、異常と判断する判断部を備える請求項1に記載のモニタ装置。
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