JP3750298B2 - 天井埋込形空気調和機 - Google Patents
天井埋込形空気調和機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3750298B2 JP3750298B2 JP22375397A JP22375397A JP3750298B2 JP 3750298 B2 JP3750298 B2 JP 3750298B2 JP 22375397 A JP22375397 A JP 22375397A JP 22375397 A JP22375397 A JP 22375397A JP 3750298 B2 JP3750298 B2 JP 3750298B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- rib
- closing shaft
- ceiling
- air conditioner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- XECAHXYUAAWDEL-UHFFFAOYSA-N acrylonitrile butadiene styrene Chemical compound C=CC=C.C=CC#N.C=CC1=CC=CC=C1 XECAHXYUAAWDEL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229920000122 acrylonitrile butadiene styrene Polymers 0.000 description 4
- 239000004676 acrylonitrile butadiene styrene Substances 0.000 description 4
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、天井埋込形空気調和機に係わり、より詳細には、吸込グリル開閉部の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の天井埋込形空気調和機は、図1で示すように、化粧パネル1の中央に開閉自在な吸込グリル2を設け、同吸込グリル2の開閉支持部は、図8で示すように、前記吸込グリル2に係止した引掛金具30を、前記化粧パネル1に形成したフック部1eに引っ掛けてなるものや、図9で示すように、前記吸込グリル2に形成した軸受部2aと、前記化粧パネル1に形成した軸受部1fとに、軸31を挿通してなる構成であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、本構成では、清掃等のために吸込グリルを着脱する場合、前記吸込グリルの着脱がやり難いという問題点があった。本発明においては、上記の問題点に鑑み、吸込グリルの着脱がやり易い天井埋込形空気調和機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、化粧パネルの中央に開閉自在な吸込グリルを設けてなる天井埋込形空気調和機において、前記吸込グリルの一側に突設し、更にその先端を下方に延出した支持腕の先端に円柱状の開閉軸を設け、前記吸込グリルを収納する前記化粧パネルの開口部の近傍の背面に、前記開閉軸を軸の両側より挟持する複数のリブを設け、更に前記開閉軸に対し前記開口部側のリブは前記支持腕と同幅の切欠を設け、前記開口部より遠い側のリブの先端に開閉軸側に突出した凸部を設け、同凸部と前記化粧パネルの背面とで前記開閉軸を挟持した構成となっている。
【0005】
また、前記開口部側のリブと、前記開口部より遠い側のリブの先端の凸部との前記開閉軸側の付け根の隅に、前記開閉軸の軸半径と同等の曲面を形成した構成となっている。
【0006】
また、化粧パネルの中央に開閉自在な吸込グリルを設けた天井埋込形空気調和機において、前記吸込グリルの一側に突設し、更にその先端を下方に延出した支持腕の先端に円柱状の開閉軸を設け、前記吸込グリルを収納する前記化粧パネルの開口部の背面側周囲にフランジを設け、同フランジに前記支持腕と開閉軸とを挿通する開口孔を形成し、前記化粧パネル背面の前記開口部の近傍に前記支持腕と同幅の切欠を設けた第一リブを形成し、前記開閉軸を前記第一リブとにより挟持する第二リブを、前記フランジの開口孔の上縁より突設し、前記第二リブの前記開閉軸側に、前記開閉軸を前記化粧パネルの背面とにより挟持する段部を形成した構成となっている。
【0007】
また、前記開口部側の前記第一リブと、前記第二リブの段部との前記開閉軸側の付け根の隅に、前記開閉軸の軸半径と同等の曲面を形成した構成となっている。
【0008】
【発明の実施の形態】
以上のような構成にて、吸込グリルの着脱がやり易い天井埋込形空気調和機となる。
【0009】
【実施例】
先ず、図1乃至図5にて示す、本発明の一実施例について説明する。図1に示すように、天井面に下方を向いて設置した化粧パネル1の中央に吸込グリル2を、外周部四辺に異なる方向を向いた四つの吹出口7を設け、前記吸込グリル2の上面にフィルタ3を、上方にモータ5にて駆動される送風ファン4を設け、同送風ファン4の外周に熱交換器6を設け、前記送風ファン4にて、前記吸込グリル2より室内空気を前記フィルタ3にて濾過して吸込み、前記熱交換器6にて熱交換した空気を前記吹出口7より吹き出す。図2乃至図5に示すように、ABS(アクリルニトリルブタジエンスチレン)等の合成樹脂にて形成した前記吸込グリル2の一側の両端に突設し、更にその先端を同吸込グリル2の下方に延出した支持腕8を一体に形成し、同支持腕8の先端に円柱状の軸径dの開閉軸9を前記吸込グリル2の一側に平行に一体に形成する。一方、ABS(アクリルニトリルブタジエンスチレン)等の合成樹脂にて形成した前記化粧パネル1の前記吸込グリル2を収納する開口部1aの背面側周囲にフランジ10を設け、同フランジ10に前記支持腕8と前記開閉軸9とを挿通する開口孔11を形成し、前記化粧パネル1の背面の前記開口部1aの近傍に突出量hが前記軸径dの略半分であるリブ12を前記支持腕8の両側に一体に形成し、同リブ12の付け根に軸半径d/2の曲面13を形成し、前記リブ12と対向して前記開閉軸9を挟持するリブ14と同リブ14の先端より突出した突出量hが前記軸径dの略半分である凸部15とを前記化粧パネル1の背面に一体に形成し、前記凸部15の付け根に軸半径d/2の曲面16を形成する。
【0010】
上記構成において、前記化粧パネル1と前記吸込グリル2との組立て方について説明する。前記支持腕8と前記開閉軸9とを前記開口孔11に挿通し、前記リブ14と凸部15とに前記開閉軸9を押し付けて撓ませることにより、前記開閉軸9を前記リブ12の付け根の曲面13と前記凸部15の付け根の曲面16との間に回動自在に挟持させる。
【0011】
次に、図6にて示す、本発明の他の実施例について説明する。上記実施例とは、支持腕とリブの形成位置が異なる。前記支持腕8を前記開閉軸9の両端に設ける一方、前記凸部15を設けたリブ14を前記開閉軸9の両端に設け、前記開口部1a側のリブ12を前記開閉軸9の中央に設ける。このようにすることにより、前記開閉軸9が前記支持腕8により両端で支えられ、強度が向上する。
【0012】
次に、図7にて示す、本発明の他の実施例について説明する。上記他の実施例とは、リブの形成位置と形状が異なる。第一リブ17は上記他の実施例のリブ12と同様の位置に同様の形状で形成し、前記開閉軸9を前記第一リブ17とにより挟持する第二リブ19を、前記フランジ10の開口孔11の上縁より突設し、前記第二リブ19の前記開閉軸9側に、前記開閉軸9を前記化粧パネル1の背面とにより挟持する段部20を形成し、同段部20の付け根に軸半径d/2の曲面21を形成する。このようにすることにより、前記第二リブ19の長さを長くすることができ、前記化粧パネル1と前記吸込グリル2との組立て時、前記第二リブ19が撓み易くなり、組立て易くなる。
【0013】
前記開口部1aより遠い側のリブ14の先端の凸部15の突出量hまたは前記第二リブ19の段部20の段差量と、前記開口部1a側のリブ12の突出量hまたは前記第一リブ17の突出量hとを、前記開閉軸9の軸径dの略半分とすることにより、前記化粧パネル1を前記吸込グリル2に組立て易く、かつ、外れ難くすることができる。
【0014】
前記開口部1a側のリブ12または前記第一リブ17と、前記開口部1aより遠い側のリブ14の先端の凸部15または前記第二リブ19の段部20との前記開閉軸9側の付け根の隅に、前記開閉軸9の軸半径d/2と同等の曲面を形成することにより、前記開閉軸9が滑らかに回動するとともに、前記開閉軸9とリブとが磨耗し難くなる。
【0015】
前記吸込グリル2と前記支持腕8と前記開閉軸9とを一体に形成することにより、部品点数を少なくし、かつ、寸法精度を高くすることができる。
【0016】
前記化粧パネル1と前記リブ12、14または前記化粧パネル1と前記第一リブ17と第二リブ19とを一体に形成することにより、部品点数を少なくし、かつ、寸法精度を高くすることができる。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、吸込グリルの着脱がやり易い天井埋込形空気調和機となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明および従来の天井埋込形空気調和機の全体構成を示す断面図である。
【図2】本発明による天井埋込形空気調和機の一実施例の要部分解斜視図である。
【図3】本発明による天井埋込形空気調和機の一実施例の要部斜視図である。
【図4】本発明による天井埋込形空気調和機の一実施例の要部断面図で、吸込グリルが開いた状態を示す。
【図5】本発明による天井埋込形空気調和機の一実施例の要部断面図で、吸込グリルが閉じた状態を示す。
【図6】本発明による天井埋込形空気調和機の他の実施例の要部分解斜視図である。
【図7】本発明による天井埋込形空気調和機の他の実施例の要部分解斜視図である。
【図8】従来例による天井埋込形空気調和機の要部分解斜視図である。
【図9】他の従来例による天井埋込形空気調和機の要部分解斜視図である。
【符号の説明】
1 化粧パネル
1a 開口部
2 吸込グリル
3 開閉軸
8 支持腕
9 開閉軸
10 フランジ
11 開口孔
12 リブ
13 曲面
14 リブ
15 凸部
16 曲面
17 第一リブ
18 曲面
19 第二リブ
20 段部
21 曲面
d 軸径
h 突出量
Claims (4)
- 化粧パネルの中央に開閉自在な吸込グリルを設けてなる天井埋込形空気調和機において、
前記吸込グリルの一側に突設し、更にその先端を下方に延出した支持腕の先端に円柱状の開閉軸を設け、前記吸込グリルを収納する前記化粧パネルの開口部の近傍の背面に、前記開閉軸を軸の両側より挟持する複数のリブを設け、更に前記開閉軸に対し前記開口部側のリブは前記支持腕と同幅の切欠を設け、前記開口部より遠い側のリブの先端に開閉軸側に突出した凸部を設け、同凸部と前記化粧パネルの背面とで前記開閉軸を挟持してなることを特徴とする天井埋込形空気調和機。 - 前記開口部側のリブと、前記開口部より遠い側のリブの先端の凸部との前記開閉軸側の付け根の隅に、前記開閉軸の軸半径と同等の曲面を形成してなることを特徴とする請求項1に記載の天井埋込形空気調和機。
- 化粧パネルの中央に開閉自在な吸込グリルを設けた天井埋込形空気調和機において、
前記吸込グリルの一側に突設し、更にその先端を下方に延出した支持腕の先端に円柱状の開閉軸を設け、前記吸込グリルを収納する前記化粧パネルの開口部の背面側周囲にフランジを設け、同フランジに前記支持腕と開閉軸とを挿通する開口孔を形成し、前記化粧パネル背面の前記開口部の近傍に前記支持腕と同幅の切欠を設けた第一リブを形成し、前記開閉軸を前記第一リブとにより挟持する第二リブを、前記フランジの開口孔の上縁より突設し、前記第二リブの前記開閉軸側に、前記開閉軸を前記化粧パネルの背面とにより挟持する段部を形成してなることを特徴とする天井埋込形空気調和機。 - 前記開口部側の前記第一リブと、前記第二リブの段部との前記開閉軸側の付け根の隅に、前記開閉軸の軸半径と同等の曲面を形成してなることを特徴とする請求項3に記載の天井埋込形空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22375397A JP3750298B2 (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 天井埋込形空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22375397A JP3750298B2 (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 天井埋込形空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1163553A JPH1163553A (ja) | 1999-03-05 |
JP3750298B2 true JP3750298B2 (ja) | 2006-03-01 |
Family
ID=16803176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22375397A Expired - Fee Related JP3750298B2 (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 天井埋込形空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3750298B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100419202B1 (ko) * | 2001-11-27 | 2004-02-19 | 삼성전자주식회사 | 공기조화기 |
KR100600063B1 (ko) | 2004-11-08 | 2006-07-13 | 삼성전자주식회사 | 공기조화기 |
KR101271057B1 (ko) * | 2005-10-24 | 2013-06-04 | 삼성전자주식회사 | 공기조화기 |
KR100717340B1 (ko) | 2005-10-25 | 2007-05-10 | 삼성전자주식회사 | 공기조화기 |
KR101281369B1 (ko) * | 2006-01-23 | 2013-07-02 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기 |
JP4818058B2 (ja) * | 2006-10-12 | 2011-11-16 | 三洋電機株式会社 | 空気調和装置 |
JP4433076B2 (ja) * | 2008-02-05 | 2010-03-17 | ダイキン工業株式会社 | 空調室内機 |
JP6338060B2 (ja) * | 2014-11-11 | 2018-06-06 | 株式会社富士通ゼネラル | 天井埋込型空気調和機 |
CN105987490B (zh) * | 2015-02-06 | 2019-04-09 | 佛山市南海南洋电机电器有限公司 | 一种易拆卸的机壳及使用该机壳的风幕机 |
CN208832686U (zh) | 2017-01-30 | 2019-05-07 | 三菱电机株式会社 | 天花板埋入型空调机的室内机以及具备其的天花板埋入型空调机 |
CN107355972B (zh) * | 2017-08-30 | 2023-04-07 | 广东美的制冷设备有限公司 | 装饰板及空调器 |
-
1997
- 1997-08-20 JP JP22375397A patent/JP3750298B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1163553A (ja) | 1999-03-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4432474B2 (ja) | 遠心送風機の羽根車及びそれを備えた遠心送風機 | |
JP3750298B2 (ja) | 天井埋込形空気調和機 | |
JP6704190B2 (ja) | ターボファン | |
KR100596254B1 (ko) | 분리형 공기조화기의 실내기 | |
JPH07260194A (ja) | 空気調和装置のグリル着脱構造 | |
JP2001133032A (ja) | 天井埋込形空気調和機の風向変更装置 | |
CN212390592U (zh) | 空调器的壳体及具有其的空调器 | |
JP4240668B2 (ja) | 天井埋込形空気調和機 | |
JP2001074271A (ja) | 空気調和機 | |
JP7394282B2 (ja) | ターボファン | |
CN211177078U (zh) | 空调室内机及空调器 | |
JPH0861690A (ja) | 空気調和機の化粧パネル | |
JP2001147028A (ja) | 天井埋込形空気調和機 | |
JP4739893B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JPH11281077A (ja) | 天井埋込形空気調和機 | |
JP3508461B2 (ja) | 天井埋込形空気調和機 | |
JP2004084999A (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP2000018634A (ja) | 空気調和機 | |
JPS6153617B2 (ja) | ||
CN213300267U (zh) | 天花机 | |
AU2006333868B2 (en) | Indoor unit of air conditioner, cover member thereof, and method for embedding indoor unit in wall | |
JP3862077B2 (ja) | 空気調和機の室内機及び空気調和機の室内機の組立方法 | |
CN113865071A (zh) | 空调器的壳体及具有其的空调器 | |
JP2000111084A (ja) | 天井埋込形空気調和機 | |
JP3038841U (ja) | 空気調和機の室内ユニット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050630 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050712 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050909 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051115 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051128 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081216 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091216 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |