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JP3742562B2 - レンズ鏡筒のストッパ構造 - Google Patents

レンズ鏡筒のストッパ構造 Download PDF

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JP3742562B2
JP3742562B2 JP2001082093A JP2001082093A JP3742562B2 JP 3742562 B2 JP3742562 B2 JP 3742562B2 JP 2001082093 A JP2001082093 A JP 2001082093A JP 2001082093 A JP2001082093 A JP 2001082093A JP 3742562 B2 JP3742562 B2 JP 3742562B2
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Description

【0001】
【発明の技術分野】
本発明は、レンズ鏡筒のストッパ構造に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】
従来のコンパクトカメラのズームレンズの鏡筒構造として、3段繰出し鏡筒が知られている。従来の3段繰出し鏡筒は、カメラボディに固定される固定鏡筒と、その内側の繰出し鏡筒とがヘリコイド結合されていて、さらに繰出し鏡筒の内側の繰出し鏡筒の繰出し構造としてカム構造が用いられたものが知られている。また、全ての繰出し構造としてヘリコイド構造を用いたものも知られている。
【0003】
このような多段繰り出し式レンズ鏡筒は、鏡筒が通常使用位置よりも繰り出されて抜け落ちるのを防止するために、抜け止めリングを鏡筒に嵌めるなどの構造によっていた。しかし、鏡筒を分解するときには抜け止めリングを外さなければならず、分解が容易ではなかった。
【0004】
【発明の目的】
本発明は、多段繰出し式レンズ鏡筒に関す従来の問題に鑑みてなされたもので、鏡筒の抜け落ちを防止する、部品点数が少なく分解が容易なストッパ構造を提供することを目的とする。また、フレキシブルプリント基板など他の部材がストッパ構造に干渉するのを防止できるレンズ鏡筒のストッパ構造を提供することを目的とする。
【0005】
【発明の概要】
この目的を達成する本発明は、外周面に、カメラボディに固定される固定筒内周面に形成されたヘリコイドと螺合する雄ヘリコイドと、該雄ヘリコイドの間に雄ヘリコイドに沿って設けられた、光軸を軸心とするギヤ部を備え、該ギヤ部に噛み合うピニオンの回転により上記ヘリコイドに従って回転しながら光軸方向に移動するヘリコイド環と、前記ギヤ部の一方の終端の歯が当接してヘリコイド環の回転を規制するストッパ部材とを備えたレンズ鏡筒であって、前記ヘリコイド環の回転および光軸方向移動により回転しないで光軸方向移動するシャッタ装置が搭載された鏡筒と、前記ヘリコイド環の外周面に沿って光軸方向に配置され、折返部を経て上記シャッタ装置とレンズ鏡筒外の制御回路を接続するフレキシブルプリント基板とを備え、前記ヘリコイド環には、該ヘリコイド環が回転しながら光軸方向移動するときに前記ギヤ部の端部の歯が前記フレキシブルプリント基板と交差する前に該フレキシブルプリント基板と摺接して持ち上げて前記歯との干渉を防止する干渉防止突部を設けたこと、に特徴を有する。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。この実施の形態は、本発明を、沈胴式の4段ズームレンズ鏡筒に適用した実施形態である。
【0007】
このズームレンズ鏡筒は図1から図5に示すように沈胴式の4段鏡筒であり、カメラボディに固定される固定筒12と、固定筒12に支持されて光軸に沿って相対的に進退する4段の繰出し鏡筒として、第1外観筒17、第2外観筒23、第3外観筒(カム環)30および第4外観筒(レンズ支持筒)31を備えている。
このズームレンズ鏡筒は、固定鏡筒12に対して第1外観鏡筒17が、第1外観鏡筒17に対して第2外観筒23が、第2外観筒23に対して第3外観筒30がそれぞれヘリコイド繰出し構造によって結合されている。そして第4外観筒31は、第3外観筒30に対してカム構造によって連結されている。本実施の形態では、第1外観筒17および第2外観筒23を、ヘリコイドを有するヘリコイド環とは別個に形成し、さらにズームレンズ鏡筒が通常最も繰り出されるテレ端位置からさらに繰り出された位置(分解・組み立て位置)において第1外観筒17および第2外観筒23を着脱可能に形成してある。第4外観筒31の先端部に装着されたレンズバリヤ92、93は、第4外観筒31および第3外観筒30の、収納位置と撮影可能な最短繰出し位置(本実施例ではワイド端位置)との間の相対的な光軸方向移動により開閉駆動される。
さらに本実施の形態のズームレンズ鏡筒は、第2外観筒23および第3外観筒30を移動させるヘリコイド繰出し構造に、収納位置とワイド位置間において、第2外観筒23および第3外観筒30の回転は許容するが光軸方向には移動させない空転区間を設けてある。つまり本実施例では、収納状態からワイド位置方向への繰出しにおいて第2外観筒23および第3外観筒30は同一速度で回転するが相対的な光軸方向移動はしない空転区間を有する。この空転区間において、第1外観筒17は回転および光軸方向移動し、第4外観筒31は回転しないで第3外観筒30に対して相対的に光軸方向に移動して、第4外観筒31と第3外観筒30の相対的な光軸方向移動によりバリヤ92、93を開閉駆動する。
【0008】
このズームレンズ鏡筒のより詳細な全体構造について、先ず図1乃至図7を参照して説明する。図1は、このズームレンズ鏡筒を分解して主要部を示す斜視図である。なお、本明細書において、被写体側を前方、カメラボディ(フィルム)側を後方という。
【0009】
カメラボディ11に固定される固定筒12には、その内周面に雌ヘリコイド12aが形成されている。この雌ヘリコイド12aには、第1ヘリコイド環14の外周に形成された雄ヘリコイド14aが螺合している。一方、固定筒12の外側には、ズーミング用モータ15によって回転駆動されるピニオン16が位置しており、このピニオン16に、雄ヘリコイド14aの一部を切除し、切除部分の両側の雄ヘリコイド14aに沿って第1ヘリコイド環14の外周に形成したギヤ部14bが噛み合っている。第1ヘリコイド環14の前部には第1外観筒17が結合されている。
【0010】
第1ヘリコイド環14と第1外観筒17は、第1ヘリコイド環14の前端部に形成した結合部141および第1外観筒17の後端部に形成した結合部171の係合によって一体に回動するように結合される。第1外観筒17内には、該第1外観筒17と相対回動が可能で光軸方向には一緒に移動する(光軸方向への相対移動ができない)第1直進案内環18が支持されている。この第1直進案内環18は、直進案内突起18aが固定筒12の直進案内溝12bに係合することで、固定筒12に対して回転しないで光軸方向の直進移動(進退)のみ可能に支持されている。
【0011】
第1外観筒17は、内周面に周方向に延びる周方向溝172が、光軸方向に所定長離反して2本形成され、各周方向溝172に、第1直進案内環18の外周面に突設されたキー181が嵌合している。従って第1外観筒17は、このキー181および周方向溝172に拘束されて、第1直進案内環18に対して相対的に回転するが、光軸方向には一緒に進退するように規制されている。
従って、ズーミング用モータ15が回転すると、減速ギヤ列15a、ピニオン16およびギヤ部14bを介して第1ヘリコイド環14が回転し、該第1ヘリコイド環14、第1外観筒17および第1直進案内環18の結合体が光軸方向に進退する。その際第1ヘリコイド環14および第1外観筒17は、雌ヘリコイド12aと雄ヘリコイド14aのリードに従って回転しながら光軸方向に進退し、第1直進案内環18は回転しないで第1ヘリコイド環14および第1外観筒17と一緒に光軸方向に進退する。
上記結合部141と結合部171、およびキー181と周方向溝172は、第1ヘリコイド環14と第1外観筒17、第1外観筒17と第1直進案内環18が所定の相対回転角(組み立て・分解位置)にあるときに光軸方向移動させて係脱可能に形成されている。
また固定筒12に対する第1直進案内環18の光軸方向の移動位置が所定の間隔で段階的なズームステップとして、該第1直進案内環18と固定筒12にそれぞれ固定したブラシ19とコード板20によって検出される。なお、第1外観筒17の先端部には、飾り環174が固定される。
【0012】
第1直進案内環18の内周には雌ヘリコイド18bが形成され、この雌ヘリコイド18bには、第2ヘリコイド環21の外周に形成された雄ヘリコイド21aが螺合している。第2ヘリコイド環21は、その外周に一対の案内コマ21bを備え、各案内コマ21bは、第1直進案内環18に形成したコマ逃がし溝18cを通して、第1外観筒17の内周に形成したコマ案内溝17a(図6、8)に係合している。コマ逃がし溝18cは雌ヘリコイド18bと同傾斜の貫通長孔であり、コマ案内溝17aはズームレンズ系の光軸Oと平行な直線溝である。案内コマ21bは、コマ逃がし溝18cを貫通する部分は断面円形の円柱形状に形成されているが、コマ案内溝17aに嵌合する先端部分は、コマ案内溝17aが延びる方向に長い断面長方形の直進キー状に形成されている。
【0013】
第2ヘリコイド環21の前部には第2外観筒23が結合されている。第1ヘリコイド環14と第1外観筒17と同様に、第2ヘリコイド環21と第2外観筒23は、第2ヘリコイド環21の前端部に形成した結合部(凹部)211および第2外観筒23の後端部に形成した結合部(凸部)231の係合によって一体に回動および進退するように結合されている。結合部141、171と同様にこれらの結合部211、231も、第2ヘリコイド環21と第2外観筒23が特定の相対回転角(組み立て・分解位置)にあるときに係脱可能に形成されている。
【0014】
第2外観筒23内には、該第2外観筒23と相対回動が可能で光軸方向には一緒に移動する(光軸方向への相対移動ができない)第2直進案内環25が支持されている。この第2直進案内環25は、直進案内突起25aが第1直進案内環18の直進案内溝18dに係合することで、第1直進案内環18に対して光軸方向の相対直進移動のみ可能に支持されている。
【0015】
第2外観筒23は、内周面に周方向に延びる周方向溝232が、光軸方向に所定長離反して2本形成され、各周方向溝232に、第2直進案内環25の外周面に突設されたキー251が嵌合している。従って第2外観筒23は、このキー251および周方向溝232に拘束されて、第2直進案内環25に対して相対的に回転するが、光軸方向には一緒に進退するように規制されている。
【0016】
従って、ズーミング用モータ15が回転すると、減速ギヤ列15aおよびピニオン16を介して第1ヘリコイド環14および第1外観筒17が回転しながら進退し、第1直進案内環18が回転しないで光軸方向に進退するので、該第2ヘリコイド環21、第2外観筒23および第2直進案内環25の結合体が光軸方向に進退する。その際第2ヘリコイド環21および第2外観筒23は、案内コマ21bとコマ逃がし溝18cおよびコマ案内溝17aとの係合関係によって第1外観筒17に対して該第1外観筒17と一緒に回転しながら、かつ雄ヘリコイド21aと雌ヘリコイド18bのリードに従って第1外観筒17に対して光軸方向に相対的に進退し、第2直進案内環25は直進案内突起25aと直進案内溝18dとの係合に規制されて回転しないで第2ヘリコイド環21および第2外観筒23と一緒に進退する。
また、上記結合部211と結合部231、およびキー251と周方向溝232は、第2ヘリコイド環21と第2外観筒23、第2外観筒23と第2直進案内環25が所定の相対回転角(組み立て・分解位置)にあるときに光軸方向移動させて係脱可能に形成されている。
【0017】
第1直進案内環18と同様に、第2直進案内環25の内周面には雌ヘリコイド25bが形成され、この雌ヘリコイド25bには、第3外観筒(カム環)30の後端部外周に形成された雄ヘリコイド30aが螺合している。第3外観筒30は第2ヘリコイド環を兼ねており、その後端部の外周に一対の案内コマ30bを備え、各案内コマ30bは、第2直進案内環25に形成したコマ逃がし溝25cを貫通して、第2外観筒23の内周に形成したコマ案内溝23aに係合している(図8、図14)。案内コマ30bは、コマ逃がし溝25cを貫通する部分は断面円形の円柱形状に形成されているが、コマ案内溝23aに嵌合する部分はコマ案内溝23aが延びる方向に長い断面長方形状に形成されている。
コマ逃がし溝25cは雌ヘリコイド25bと同傾斜の貫通長孔であり、コマ案内溝23aは光軸Oと平行な直線溝である。
【0018】
第3外観筒30内には、該第3外観筒30と相対回動が可能で光軸方向には一緒に移動する(光軸方向への相対移動ができない)第3直進案内環33が支持されている。第3直進案内環33は、外周に複数の直進案内突起33aが形成され、各直進案内突起33aが第2直進案内環25内周の直進案内溝25dに係合することで、光軸方向の直進移動のみ可能となっている。
【0019】
従って、ズーミング用モータ15が回転すると、第1ヘリコイド環14および第1外観筒17が回転しながら光軸方向に進退し、第1直進案内環18が回転しないで第1ヘリコイド環14および第1外観筒17と一緒に光軸方向に進退し、第2ヘリコイド環21および第2外観筒23が第1外観筒17に対して同一回転速度で一緒に回転しながら光軸方向に相対的に進退し、第2直進案内環25が回転しないで第2ヘリコイド環21および第2外観筒23と一緒に進退するので、第3外観筒30および第3直進案内環33は、案内コマ30bとコマ逃がし溝25cおよびコマ案内溝23aの結合関係によって第2外装筒23と同一の回転速度で一緒に回転するとともに雄ヘリコイド30aと雌ヘリコイド25bのリードに従って第2外観筒23に対して光軸方向に相対的に進退し、第3直進案内環33は直進案内突起33aと直進案内溝25dの係合に規制されて回転しないで第3外観筒30と一緒に光軸方向に進退する。なお、第3外観筒30は、ヘリコイド30aが設けられた部分よりも前方部分が第2外観筒23から露出してレンズ鏡筒の外観を構成する。
【0020】
第3外観筒30内にはまた、その前方から順に、第1変倍レンズ群(第1サブ群S1、第2サブ群S2)L1を有する第4外観筒(レンズ支持筒)31と、第2変倍レンズ群L2を固定した後群レンズ枠32とが位置しており、この第4外観筒31と後群レンズ枠32が第3直進案内環33によって光軸方向に直進案内されている。具体的には、図9及び図10に示すように、第3直進案内環33を構成する3個の部分円筒状腕部33bには、その表裏(外周面と内周面)に光軸Oと平行な直進案内溝33c、33dが形成され、各直進案内溝33cには、第4外観筒31の内周に設けた直進案内突起(不図示)が摺動可能に嵌合し、各直進案内溝33dには、後群レンズ枠32の外周に設けた直進案内突起32aが摺動可能に嵌合している。
【0021】
第3外観筒30の内周面には、第4外観筒31および後群レンズ枠32用の有底カム溝35および有底カム溝36が形成されている。図12は、この有底カム溝35、36の展開形状を示している。有底カム溝35と有底カム溝36はそれぞれ周方向に等角度間隔で3組形成されており、第4外観筒31、後群レンズ枠32には、これらの有底カム溝35と有底カム溝36に嵌まるフォロア突起31a、32bが径方向に突出形成されている。
したがってこの第4外観筒31、後群レンズ枠32は、ズーミング用モータ15が回転して第3外観筒30が第1外観筒17、第2外観筒23と一緒に回転しながら光軸方向に相対的に進退し、第3直進案内環33が回転しないで第3外観筒30と一緒に光軸方向に進退すると、直進案内突起(図示せず)と直進案内溝33cとの係合関係により回転しないで、フォロア突起31a、32bと有底カム溝35、36との係合関係により第3外観筒30に対して所定軌跡で光軸方向に進退する。なお、第4外観筒31は、フォロア突起31aが突出形成された後端部よりも前方の部分が第3外観筒30から突出し、外部に露出してレンズ鏡筒の外観を構成する。
【0022】
上記ズームレンズ鏡筒は、固定筒12に対して、第1直進案内環18、第2直進案内環25、第3直進案内環33および第4外観筒31が回転しないで相対的に光軸方向に直進(直線)的に進退する構成である。
【0023】
図12において、有底カム溝35と有底カム溝36はそれぞれ、テレ端位置(T端)から収納位置(収納)までが通常使用領域であり、撮影時には、該通常使用領域のうちテレ端位置(T端)とワイド端位置(W端)の間でフォロア突起31aとフォロア突起32bを案内する。有底カム溝36は、このテレ端位置(T端)とワイド端位置(W端)の間に中間不連続位置36aを有している。有底カム溝35によって案内される第4外観筒31内の第1変倍レンズ群L1は、テレ端位置とワイド端位置の途中で、第1サブ群S1と第2サブ群S2を接近位置と離隔位置に移動させる切替機能を有しており、この第1変倍レンズ群L1における切替時に、第2変倍レンズ群L2は有底カム溝36の中間不連続位置36aを通過する。この中間不連続位置36aの区間は、実際のズーミング域として撮影には用いない(第3外観筒30を停止させない)ように制御される。
この有底カム溝35、36は、テレ端位置を越えた分解・組み立て位置までの領域を備えている。つまりこのズームレンズ鏡筒の組み立て、分解は、この分解・組み立て位置まで回動させた状態で行われる。
【0024】
「シャッタブロック」
第4外観筒31内には、シャッタブロック40が設けられている。シャッタブロック40内には、前方サブ群枠45と後方サブ群枠46が嵌まっている。前方サブ群枠45には第1サブ群S1が固定され、後方サブ群枠46には第2サブ群S2が固定されている。前方サブ群枠45(第1サブ群S1)と後方サブ群枠46(第2サブ群S2)は、正逆駆動モータ53によって駆動されるフォーカシングカム機構により、ワイド端とテレ端の間で光軸方向の相対位置が、ワイド用接近位置とテレ用接近位置の2位置に切り替えらる。そしてそれぞれの位置においてさらに、正逆駆動モータ53によりフォーカシングカム機構を介して光軸方向に進退され、フォーカシングに利用される。
シャッタブロック40内にはさらに、第2サブ群S2よりも後方に、シャッタセクター60を有するレンズシャッタ装置および絞りセクター62を有する絞り機構が設けられている。本ズームレンズ鏡筒では、シャッタセクター60は、任意の絞り値を決定する可変絞り機能とシャッタ機能とを兼用する羽根であり、シャッタレリーズ時に露出値に応じて該シャッタセクター60の開放量(絞り値)及び開放時間(シャッタスピード)が変化するように制御回路81を介して電気的に制御される。一方、絞りセクター62は、特にワイド側撮影距離での撮影開口径の最大値を規制するために設けられており、ズームレンズ鏡筒全体の繰出し状態に応じて機械的に開き量が変化する。つまり、ワイド撮影距離時にズームレンズ系の周辺部を撮影に用いないように開口の大きさを規制する。
【0025】
絞りセクター62を開閉させる絞駆動リング63は、その外周に被動突起63bを有し、該被動突起63bは、第3直進案内環33の部分円筒状腕部33b内周に形成した絞制御カム溝71に係合している(図10)。ズーミングに際し、第3直進案内環33とシャッタブロック40(絞駆動リング63)は光軸方向に相対移動する。すると、絞制御カム溝71に従って被動突起63bが周方向に移動され、絞駆動リング63が回動し、絞りセクター62の開度が変化する。
図11に示すように、絞制御カム溝71は、光軸Oと平行な直線状規制部71aと、光軸Oに対して傾斜する傾斜規制部71bと、第3直進案内環33の前端部に開口する規制解除部71cとを有しており、直線状規制部71aと傾斜規制部71bは、被動突起63bがほぼ遊びなく嵌まる幅となっている。
【0026】
、シャッタブロック40の電気部品とカメラボディ内の制御回路81(図13)は、シャッタブロック用FPC(フレキシブルプリント基板)80によって接続される。シャッタブロック用FPC80は、ズームレンズ鏡筒の繰出し及び収納動作によるシャッタブロック40と制御回路81の相対位置の変化に応じて折り畳み位置を変化させ、他の鏡筒構成部材と干渉を避けるようにZ字状に折り返され、各外観筒の間に収納されている。
【0027】
本実施の形態のシャッタブロック用FPC80は、ヘアピン状に折り畳まれた折り畳み部分801、802が、後方から前方に向かって、第1外観筒17と第1直進案内環18の隙間、第2外観筒23と第2直進案内環25の隙間に後方から前方に向かって挿入され、第2外観筒23と第2直進案内環25から出た折り畳み部分802は、第3外観筒30を跨いで第4外観筒31内に入り、一方の端部がシャッタブロック40に接続されている(図2参照)。
【0028】
シャッタブロック用FPC80の他方の端部は、シャッタブロック40の前部からシャッタブロック外に引き出されている(図2、3、4)。カメラを小型化するためには、シャッタブロック用FPC80の引出し位置選択の自由度が低いため、第1ヘリコイド環14のヘリコイド14a、ギヤ部14b等に近接し、しかも第1ヘリコイド環14のヘリコイド14a、ギヤ部14bの軌跡上にシャッタブロック用FPC80が位置する。このとき、ギヤ部14bの端部がシャッタブロック用FPC80と交差してしまう場合がある(図36、図37、図38)。このような構成において、シャッタブロック用FPC80が撓むと、図37、図38に示したように、ギヤ部14bの端部の歯14b1がシャッタブロック用FPC80に引っかかってしまうおそれがある。そこで本実施の形態では、第1ヘリコイド環14に、ギヤ部14bの軌跡に沿って干渉防止用のリード14a1を突設してある(図34、図36)
さらにこの実施例では、ギヤ部14bの前方の終端に位置する歯14b1は、テレ端ストッパ101に当接してそれ以上回転しないように制限するストッパとして利用される(図33)。本実施例では、テレ端ストッパ101の進入許容するように、ギヤ部14bにストッパ進入空間14cを確保してある(図34)。
【0029】
「ズームレンズ鏡筒全体の動作」
上記構成のズームレンズ鏡筒は、ズーミング用モータ15を介してピニオン16を回転駆動すると、
第1ヘリコイド環14および第1外観筒17が回転しながら進退し、第1直進案内環18が回転しないで第1ヘリコイド環14および第1外観筒17と一緒に光軸方向に進退し、
第2ヘリコイド環21および第2外観筒23が第1外観筒17に対して同一回転速度で回転しながら光軸方向に相対的に進退し、第2直進案内環25が回転しないで第2ヘリコイド環21および第2外観筒23と一緒に光軸方向に進退し、第3外観筒30が第2外観筒23に対して同一回転速度で回転しながら光軸方向に相対的に進退し、第3直進案内環33が回転しないで第3外観筒30と一緒に光軸方向に進退し、
第4外観筒31が回転しないで光軸方向に相対的に進退(第3外観筒30は第4外観筒31に対して相対回転)するので、
最終的には、第3外観筒30内で光軸方向に直進案内されている第4外観筒31(第1変倍レンズ群L1)と後群レンズ枠32(第2変倍レンズ群L2)が、有底カム溝35と有底カム溝36に従う所定の軌跡で光軸方向に相対的に移動する。
【0030】
例えば、図2の鏡筒収納状態(沈胴状態)では、ズームレンズ鏡筒は略全体がカメラボディ11内に収納されており、この鏡筒収納状態からズーミング用モータ15を鏡筒繰出し方向に駆動させると、ズームレンズ鏡筒は図3のワイド端撮影位置へ繰り出される。ズームレンズ鏡筒は、さらにズーミング用モータ15を鏡筒繰出し方向に駆動させることによって、ワイド端撮影位置から図4のテレ端撮影位置まで繰出すことができる。
【0031】
本発明の実施形態では、通常の使用状態においてズームレンズ鏡筒がテレ端撮影位置からさらに繰り出されないように、第1ヘリコイド環14の回転を規制するテレ端ストッパ101を設けてある。このテレ端ストッパ101には、図33に示すように、第1ヘリコイド環14の最端部の歯14b1が当接して第1ヘリコイド環14の回転を阻止する構成である。
図34に、第1ヘリコイド環14の展開図を示した。図34において、下方が前方である。第1ヘリコイド環14は、雄ヘリコイド14aのリードに従って回転しながら進退するが、ギヤ14bは雄ヘリコイド14aに沿って形成されているので、テレ端ストッパ101は、このギヤ14bの軌跡上に位置し、固定筒12に外側から装着され、ねじ止めされている(図35)。このようにテレ端ストッパ101を固定筒12の外方から着脱可能に構成したので、組み立ておよび分解が容易になった。
なお、ギヤ14bの歯先円の直径は、第1外観筒17の外径より大きくなるように設定されている。
【0032】
そしてこのズームレンズ鏡筒は、テレ端ストッパ101を取り外した状態で、テレ端撮影位置からさらにズーミング用モータ15を鏡筒繰出し方向に駆動させると、第1ヘリコイド環14と第1外観筒17、第2外観筒23がさらに回転して図5に示す第1外観筒17および第2外観筒23の分解・組み立て位置まで繰出すことができる。この実施例では、第1ヘリコイド環14をテレ端位置から回転角8度回転させると、この分解・組み立て位置に至る。図6は、この分解・組み立て位置において第1、第2外観筒17、23を取り外した状態を示している。
【0033】
ズーミング用モータ15を繰出し方向とは逆の収納方向に駆動すると、分解・組み立て状態、テレ端状態から、ワイド端状態、さらに収納(沈胴)状態にズームレンズ鏡筒を変化させることができる。実際のズーミングは、ワイド端からテレ端までを複数の焦点距離ステップに分け、各焦点距離ステップでズーミング用モータ15を停止させてフォーカシングや露出を行うように、ステップワイズに制御される。このとき、前述した第1サブ群S1と第2サブ群S2の接離切替に相当する領域は撮影には用いないので、ステップを区切らず、第3外観筒30(ズーミング用モータ15)を停止させない。
【0034】
図14には、収納位置における第2外観筒23、第2ヘリコイド環21、第2直線案内環25および案内コマ30bの関係を、外方から見た展開図として示してある。この収納位置では、第2直進案内環25の外周面に円周方向に形成した抜け止めキー251が、第2外観筒23の内周面に周方向に形成した内周溝232に係合して、第2外観筒23と第2ヘリコイド環21とを相対回転可能にかつ光軸方向には一緒に移動するように規制している。抜け止めキー251は、同一円周上のほぼ直径方向に離間した位置に2個、さらに光軸方向に所定長離間した位置に、同一円周上のほぼ直径方向に離間した位置に2個の計4個からなる。また、案内コマ30bは、コマ逃がし溝25cの空転区間25c1に入っている。
【0035】
コマ逃がし溝25cの空転区間25c1は、第3外観筒30を空転させるための空転区間である。つまり、案内コマ30bが空転区間25c1に入ると、第2直線案内環25に対して第3外観筒30が回転しても案内コマ30bは空転区間25c1に沿って移動するので、回転しても光軸方向には相対移動しない。この空転区間25c1は、ズームレンズ鏡筒の収納位置とワイド端位置の間の区間に設けられている。
【0036】
この収納位置状態からズーミング用モータ15を繰出し方向に回転させ、テレ端位置に達したときの第2外観筒23、第2ヘリコイド環21、第2直線案内環25および案内コマ30bの関係を、図14と同様に展開して図15に示してある。このテレ端位置における第2外観筒23と第2直線案内環25は、各抜け止めキー251の一部分が周方向溝232から出て切れ目233に入っているが、各抜け止めキー251の一部は周方向溝232に入っているので、第2外観筒23は第2直線案内環25に対して光軸方向には移動しない(抜けない)ように、つまり相対回転はするが光軸方向には一緒に進退するように係合している。このテレ端状態からズーミング用モータ15を繰出し方向に回転させても、使用状態では、第1ヘリコイド環14のギヤ14bがテレ端ストッパ101に当接してそれ以上第1ヘリコイド環14を回転させることができない。
このテレ端ストッパ101を取り外すと第1ヘリコイド環14がフリーになり、ズーミング用モータ15をさらに繰出し方向に回転させることができる。
【0037】
テレ端ストッパ101を取り外して上記テレ端状態からさらにズーミング用モータ15を繰出し方向に回転させ、分解・組み立て位置に達した第2外観筒23、第2ヘリコイド環21、第2直線案内環25および案内コマ30bの関係を図16に、図14と同様に展開して示してある。この分解・組み立て位置では、各抜け止めキー251が周方向溝232から出て切れ目233に入っている。したがってこの分解・組み立て位置では、第2外観筒23を第2直線案内環25に対して光軸方向に移動させることができる。つまり、第2外観筒23を取り外し(図17)、また取り付けることができる(図16)。
【0038】
この分解・組み立て位置において第1、第2外観筒17、23を引き抜くと案内コマ21b、30bが露出するので(図6)、さらに案内コマ21b、30bを取り外すと(図7)、第3外観筒30、第2ヘリコイド環21、第1ヘリコイド環14をさらに繰出し方向に回転させて取り外すことができるようにヘリコイドが形成されている。つまり、このズームレンズ鏡筒の分解は、この分解・組み立て位置において行うことができる。
なお、このズームレンズ鏡筒は、カメラボディに組み付けられ、撮影可能な完成状態ではテレ端位置から分解・組み立て位置方向へは繰り出されないようにズーミング用モータ15の回転が制御されているが、修理等のために特別なコマンド入力等したときに、ズーミング用モータ15がテレ端位置を越えて分解・組み立て位置まで回転するように構成されている。
【0039】
本実施形態では、第2外観筒23および第2直進案内環25と同様に、第1外観筒17および第1直進案内18も周方溝172、内周溝の切れ目173および抜け止めキー181を備え、前記の分解・組み立て位置において第1直進案内18に対して第1外観筒17の分解・組み立て可能に形成されている。
【0040】
「レンズバリヤ」
第4外観筒31の先端部にはさらに、第1変倍レンズ群L1の前方の鏡筒開口を開閉するレンズバリヤ機構が設けられている。レンズバリヤ機構は、第4外観筒31の前部に固定される化粧板90、第4外観筒31の前壁部31bに光軸Oを中心として回動可能に支持されるバリヤ駆動環91、このバリヤ駆動環91と化粧板90の間にそれぞれ回動可能に枢支される一対の外側バリヤ92と一対の内側バリヤ93を備えている。化粧板90には、外側バリヤ92と内側バリヤ93を回動可能に支持する図示しない突起が設けられており、外側バリヤ92と内側バリヤ93は、この突起を中心として回動し、連動して化粧板90の開口を開閉する。各バリヤ92、93は、バリヤ付勢ばね94によって閉じ方向へ常時付勢されている。
【0041】
バリヤ駆動環91は、直径方向の二カ所に設けたバリヤ係合突起91aと、光軸方向の後方へ向けて延出する被動腕部91bとを有している。バリヤ係合突起91aは、外側バリヤ92または内側バリヤ93に係合して、バリヤ駆動環91の回転を該バリヤ92、93に伝達する。一方、被動腕部91bは、第4外観筒31の前部内周面の前壁部31bに形成した貫通穴(不図示)を貫通して第4外観筒31内に挿入されている。第3直進案内環33の部分円筒状腕部33bの先端部には、被動腕部91bに摺接可能に傾斜ガイド面33eが形成されている。
【0042】
バリヤ駆動環91は、駆動環付勢ばね95によって、バリヤ92及び93を開放する方向に回動付勢されている。この駆動環付勢ばね95は、バリヤ付勢ばね94よりも付勢力が強く、バリヤ駆動環91が駆動環付勢ばね95の付勢力によって回動可能なフリーな状態では、駆動環付勢ばね95の付勢力がバリヤ駆動環91、バリヤ係合突起91aを介してバリヤ92及び93に伝わり、該バリヤ92及び93をバリヤ付勢ばね94の付勢力に抗して開放位置に保持する。図3のワイド端と図4のテレ端の間の撮影状態では、上記の被動腕部91bと傾斜ガイド面33eが接触しておらずバリヤ駆動環91はフリー状態であり、バリヤ92及び93は開放位置に保持されている。
【0043】
ズームレンズ鏡筒が図3、図32のワイド端位置から図2、図31の収納位置に移動する過程で、第3直進案内環33の傾斜ガイド面(バリヤ駆動面)33e(図9)がバリヤ駆動環91の被動腕部91bに当接して摺接を開始し、該バリヤ駆動環91は、傾斜ガイド面33eの形状に従って駆動環付勢ばね95に抗する方向、すなわちバリヤ92、93の閉鎖方向回動を許容する方向に強制回動される。すると、バリヤ駆動環91による規制が解除された各バリヤ92、93は、バリヤ付勢ばね94の付勢力によって閉鎖位置まで回動し、閉鎖位置に保持される。
【0044】
ズームレンズ鏡筒がワイド端位置から収納位置まで移動する過程において、第3外観筒30に対して第2外観筒23、および第2外観筒23に対して第1外観筒17は、一緒に回転するが光軸方向には相対移動しない空転区間を有する。つまり、ズームレンズ鏡筒全体として収納位置に達する前、本実施例では第4外観筒31が第3外観筒30に対する収納位置に達する前に、第2外観筒23が第1外観筒17に対する光軸方向収納位置に達して空転区間に入り、第2外観筒23が第1外観筒17と一緒に回転しながら後退を開始し、その後第3外観筒30が第2外観筒23に対する光軸方向収納位置に達して空転区間に入り、第3外観筒30、第2外観筒23および第1外観筒17が一緒に回転しながら収納位置まで後退する。したがって、第3直進案内環33の傾斜ガイド面33eがバリヤ駆動環91の被動腕部91bに当接して摺接を開始するのとほぼ同時またはその後に第2外観筒23、第3外観筒30の順に空転区間に入り、第4外観筒31に対する第3直進案内環33の相対回転によって後退する第4外観筒31と第3外観筒30すなわち第3直進案内環33の光軸方向相対移動によってバリヤ駆動環91がバリヤ閉鎖方向に回動駆動される。
【0045】
ズームレンズ鏡筒が逆に収納位置からワイド端位置まで繰り出される過程では、第1、第2、第3外観筒17、23、30は一緒に回転しながら光軸方向に繰り出されるが、第2外観筒23および第3外観筒30は空転区間に位置するので第1外観筒17と一緒に回転しながら一緒にワイド端方向に繰り出され、第4外観筒31は回転しないで第3外観筒30に対して相対的にワイド端方向に繰り出される。この空転区間において、第3直進案内環33の傾斜ガイド面33eが被動腕部91bから離反する方向に移動するので、バリヤ駆動環91が駆動環付勢ばね95の付勢力によりバリヤ開方向に回動し、駆動環付勢ばね95の付勢力によってバリヤ92、93を開放位置まで回動させる。そして、ワイド端に達する前に、傾斜ガイド面33eは被動腕部91bから離反して、バリヤ92、93は完全に開放位置に移動している。
【0046】
また、このズームレンズ鏡筒の収納位置からワイド端位置までの繰出し過程において、先ず第3外観筒30の空転区間が終了するので第3外観筒30の第2外観筒23に対する相対的繰出しが始まり、その後第2外観筒23の空転区間が終了するので第2外観筒23の第1外観筒17に対する相対的繰出しも始まる。
【0047】
前述のようにバリヤ92、93の開閉は、収納位置とワイド端位置間における第4外観筒31と第3外観筒30の相対的光軸方向移動に依存するストロークで行うので、第3外観筒30および第2外観筒23の一方または両方に空転区間を設けない構成もある。しかし、バリヤ92、93を開閉駆動するためのストロークを短く構成すると駆動トルクが大きくなるのでストロークは長い方が望ましいが、ストロークを長く構成すると、バリヤの開閉に要する第3外観筒30の回転角が大きくなり、カメラボディに対する第4外観筒31の突出量が多くなり過ぎてしまい、収納位置からワイド端位置までに必要なレンズ繰り出し量を越えてしまう。
第3外観筒30のヘリコイド繰出し構造にのみ空転区間を設けることもできるが、この場合は、収納位置からワイド端位置までのレンズ繰り出しに要する鏡筒回転角に対するストロークが小さくなるので、空転区間の回転角を大きくする必要がある。つまり、第3外観筒30に対する第4外観筒31の光軸方向の相対移動距離が長くなるので、シャッタブロック用FPC80の第3外観筒30を跨ぐ部分の遊びを多くしないとこの部分が突っ張ってしまう(図2、3)。
そこで本発明の実施例では、第2外観筒23および第3外観筒30にヘリコイド空転区間を設けて収納位置からワイド端位置までの回転角を大きくし、第4外観筒31を繰出すカムのリードが小さくても第3外観筒30に対する第4外観筒31の光軸方向相対移動距離を長くすることを可能にしてある。
【0048】
ヘリコイドの空転区間の構成について、図18乃至図27を参照して説明する。図18(A)は、第2直進案内環25を縦断して示す斜視図、図18(B)は第1直進案内環18を縦断して示す斜視図、図19は第2直進案内環25の展開図、図20乃至図22は第2直進案内環25と第3外観筒(カム・ヘリコイド環)30の関係を示す展開図、図23は第1直進案内環18の展開図、図24乃至図26は第1直進案内環18と第2ヘリコイド環21との関係を示す展開図である。図27(A)、(B)、(C)には、第1直進案内環18の雌ヘリコイド18b、ヘリコイド空転区間18b1および第2ヘリコイド環21の雄ヘリコイド21aの関係を展開して示してある。
【0049】
第2直進案内環25の内周面の雌ヘリコイド25bは、第2直進案内環25の後端部(カメラボディ側)付近に幅広(周方向に幅広)のヘリコイド空転区間25b1とされている(図19参照)。このヘリコイド空転区間25b1の光軸方向の長さと第3外観筒30の雄ヘリコイド30aの光軸方向長さとはほぼ一致させてある。つまり、雄ヘリコイド30aがこのヘリコイド空転区間25b1に入ると、雄、雌ヘリコイド30a、25bのフランク面による拘束が解除されて、第2直進案内環25と第3外観筒30とは光軸方向移動が規制されて相対回転自在な結合状態となる。コマ逃がし溝25cにも、このヘリコイド空転区間25b1における回転を許容するための空転区間25c1が形成されている。なお、ヘリコイド空転区間25b1は雄ヘリコイド30aを光軸方向には移動させないようにリード無しとしたが、光軸方向に僅かに移動させるように設定してもよい。また、ヘリコイド空転区間25b1のスラスト面25b2、および該スラスト面25b2と摺接する雄ヘリコイド30aの前後端面をフランク面として、これらもヘリコイド構造にすることもできる。
【0050】
ズームレンズ鏡筒が収納位置にあるときは、雌ヘリコイド25bにヘリコイド結合する雄ヘリコイド30aは、ヘリコイド空転区間25b1内に誘導されており、コマ逃がし溝25cに嵌る案内コマ30bは空転区間25c1内に誘導されている(図20)。この収納位置からズームレンズ鏡筒がワイド端方向に繰り出されると、第2直進案内環25に対して第3外観筒30、雄ヘリコイド30a、案内コマ30bがワイド方向(図において右方向)に相対的に移動する。雄ヘリコイド30aがヘリコイド空転区間25b1に拘束されているので、第3外観筒30は第2直進案内環25に対して相対回転のみし、空転区間境界位置に至る(図21)。空転区間境界位置では、雄ヘリコイド30aのフランク面は雌ヘリコイド25bのフランク面と接触している。
【0051】
ズームレンズ鏡筒が空転境界位置からさらにワイド位置方向に繰り出されると、第2直進案内環25に対して第3外観筒30は、雄ヘリコイド30aが雌ヘリコイド25bに拘束されているので、雌ヘリコイド25bのリードに従って回転しながら相対的に前進(図において上方に移動)し、ワイド端位置に達する(図22)。
【0052】
本実施の形態では第3外観筒30を雄ヘリコイド30a、第2直進案内環25を雌ヘリコイド25bとしたが、雄雌ヘリコイドの関係は逆にしてもよい。
【0053】
第2直進案内環25および第3外観筒30と同様に、第1直進案内環18と第2外観筒23および第2ヘリコイド環21も空転区間を有する。第1直進案内環18の内周面の雌ヘリコイド18bは、第1直進案内環18の後端部(カメラボディ側)付近が幅広(周方向に幅広)のヘリコイド空転区間18b1とされている(図23)。このヘリコイド空転区間18b1の光軸方向の長さと第2ヘリコイド環21の雄ヘリコイド21aの光軸方向長さとはほぼ一致させてある。つまり、雄ヘリコイド21aがこのヘリコイド空転区間18b1に進入すると、雄雌ヘリコイド21a、18bのフランク面による拘束が解除されて、第1直進案内環18とヘリコイド環21(及び第2外観筒23)とは光軸方向移動が規制された状態で相対回転自在な結合状態となる。コマ逃がし溝18cにも、このヘリコイド空転区間18b1に対応した、リードのない空転区間18c1が形成されている。
【0054】
ズームレンズ鏡筒が収納位置にあるときは、雌ヘリコイド18bにヘリコイド結合する雄ヘリコイド21aは、ヘリコイド空転区間18b1内に誘導されており、コマ逃がし溝18cに嵌る案内コマ21bは空転区間18c1内に誘導されている(図24、図27(A))。この収納位置からズームレンズ鏡筒がワイド端方向に繰り出されると、第1直進案内環18に対して雄ヘリコイド21aおよび案内コマ21bが、すなわちヘリコイド環21及び第2外観筒23がワイド方向(図において右方向)に相対的に移動する。この相対移動に際して、雄ヘリコイド21aはヘリコイド空転区間18b1内に、案内コマ21bは空転区間18c1に進入しているので、第2外観筒23および第2ヘリコイド環21は第1直進案内環18に対して相対回転のみし、空転区間境界位置に至る(図25、図27(B))。空転区間境界位置では、雄ヘリコイド21aのフランク面は雌ヘリコイド18bのフランク面に接触している。
【0055】
ズームレンズ鏡筒が空転境界位置からさらにワイド位置方向に繰り出されると、第1直進案内環18に対して第2外観筒23および第2ヘリコイド環21は、雄ヘリコイド21aは雌ヘリコイド18bに拘束されているので、雄雌ヘリコイド21a、18bおよびコマ逃がし溝18cのリードに従って回転しながら前進(図において上方に移動)し、ワイド端位置に達する(図26、図27(C))。
【0056】
この実施例では、第2外観筒23を空転させるだけではバリヤの開閉をするのに不十分であるため、第3外観筒30にも空転区間を設けてある。第3外観筒30の空転量は、繰出し量を抑えることと繰出しのバランスを調整することを目的に設定してある。
さらにこの実施形態では、第3外観筒30を空転させるヘリコイド空転区間25b1の回転角よりも、第2外観筒23およびヘリコイド環21を空転させるヘリコイド空転区間18b1の回転角の方を大きく設定してある。第3外観筒30と第2外観筒23とが同時に空転区間からヘリコイド区間に切り替わると負荷が急増するので、この負荷の急増を緩和することができる。
【0057】
すでに説明したように本実施例では、この第3外観筒30および第2外観筒23の空転運動および第4外観筒31の光軸方向相対移動により、レンズバリヤを開閉する。このようにこのズームレンズ鏡筒では、第4外観筒31が収納位置とワイド端位置の間を移動するストロークと、第3外観筒30および第2外観筒23が収納位置とワイド端位置の間の空転区間で空転する回転角の二つの作用によってバリヤ駆動環91をバリヤ閉鎖位置とバリヤ開放位置とに駆動するので、第4外観筒31のストロークの短さを補うことができる。
【0058】
図28(A)には第1直進案内環18の雌ヘリコイド18bのヘリコイド空転区間18b1付近を拡大して示してある。第1直進案内環18は、通常合成樹脂の射出成形により形成される。そのための金型を放電加工の電極により加工すると、例えばヘリコイド空転区間18b1の角部には、いわゆるカッターRと呼ばれる丸みがついてしまう(図28(B))。ヘリコイド空転区間18b1の角部にこのようなカッターRがつくと、ヘリコイド空転区間18b1のスラスト面18b2、18b2の周方向長が短くなり、雄ヘリコイド21aとの接触面積も小さくなるので、雄ヘリコイド21aに干渉し、またスラスト面18b2による雄ヘリコイド21aのスラスト方向規制力が弱く不安定になってしまう。そこで本実施例では、ヘリコイド空転区間18b1の光軸方向に離反した前後のスラスト面18b2それぞれに沿って周方向溝18eを形成し、この周方向溝18eによりカッターRを削除した(図28(C))。周方向溝18eの幅(光軸方向幅)は、カッターRを削除できる幅、すなわち、ほぼカッターRの半径程度に設定する。
【0059】
この実施例では、第1直線案内環18の周方向溝18eと同様の周方向溝25eが、第2直進案内環25のヘリコイド空転区間25b1の前部および後部のスラスト受け面に沿って形成されている。
【0060】
また、雄ヘリコイド21aがこのヘリコイド空転区間18b1から雌ヘリコイド18bに入るときに、第2ヘリコイド環21と第1直進案内環18が軸ずれしたり傾いたりしていると、雄ヘリコイド21aの端面がスラスト面18b2に当接して雌ヘリコイド18bに進入できない場合がある。そこで本発明の実施形態では、第1直進案内環18および第2直進案内環25の後端部付近の内周面に、ブレ防止部として、内向きフランジ状の嵌合部(凸状部)18f、25fを周方向に突設形成してある(図18(A)、(B))。これらの嵌合部18f、25fには、収納位置まで後退した第2ヘリコイド環21、第3外観筒30が摺接可能な状態で隙間が無く嵌る(図29)。そして、第2ヘリコイド環21、第3外観筒30は、それそれ嵌合部18f、25fと摺接しながら空転区間を回転する。したがって、空転区間における第2ヘリコイド環21、第3外観筒30のガタも防止される。
【0061】
このように嵌合部18f、25fによって雄ヘリコイド21a、30aの直径方向の位置が規制されるので、雄ヘリコイド21a、30aがヘリコイド空転区間18b1、25b1から雌ヘリコイド18b、25bに滑らかにかつ確実に進入できる。進入したらその後、ヘリコイド作用により、第2ヘリコイド環21、第3外観筒30を、ワイド端位置(図30)からテレ端位置またテレ端位置からワイド端位置まで回転しながら進退させることができる。
【0062】
なお、本実施の形態では第1直進案内環18および第2直進案内環25の周面に嵌合部18f、25fを突設したが、第2ヘリコイド環21、第3外観筒30の外周面に嵌合部18f、25fと同様に作用する突起などを形成する構成でもよい。また、ヘコイド空転区間18b1、25b1の底面をヘリコイド18b、25bとの境界部から徐々に高くして収納位置手前でヘリコイド18b、25bの底面とヘリコイド21a、30bの頂面との遊びを無くす構成も可能である。
【0063】
【発明の効果】
以上の説明から明らかな通り本発明は、ヘリコイド環に設けられたギヤの端部のギヤにストッパ部材を当接させて回転繰出しを規制する鏡筒において、ヘリコイド環のギヤ部の終端部の移動軌跡がフレキシブルプリント基板と交差しても、干渉防止部材によってフレキシブル基板がヘリコイドやギヤ部の終端の歯と干渉するのを排除できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したズームレンズ鏡筒の実施形態を示す、構成部材の分解斜視図である。
【図2】同ズームレンズ鏡筒の収納状態の上半断面図である。
【図3】同ズームレンズ鏡筒のワイド端撮影状態の上半断面図である。
【図4】同ズームレンズ鏡筒のテレ端撮影状態の上半断面図である。
【図5】同ズームレンズ鏡筒を繰り出した状態の斜視図である。
【図6】図5から鏡筒外観部材の一部を取り外した状態のズームレンズ鏡筒の斜視図である
【図7】図6よりもさらに分解した状態のズームレンズ鏡筒の斜視図である
【図8】第1外観筒と第2外観筒の単体斜視図である。
【図9】第3直進案内環の単体斜視図である。
【図10】第3直進案内環とシャッタブロックの関係を表す分解斜視図である。
【図11】第3直進案内環の絞制御カム溝を示す、該第3直進案内環の展開図である。
【図12】カム環のカム溝形状例を示す、該カム環の内面の展開図である。
【図13】図2ないし図4に全体構造を示すズームレンズ鏡筒の制御系を示すブロック図である。
【図14】同ズームレンズ鏡筒の収納位置における第2外観筒、第2ヘリコイド環、第2直線案内環および案内コマの関係を示す展開図である。
【図15】同ズームレンズ鏡筒のテレ端位置における第2外観筒、第2ヘリコイド環、第2直線案内環および案内コマの関係を示す展開図である。
【図16】同ズームレンズ鏡筒の分解・組み立て位置における第2外観筒、第2ヘリコイド環、第2直線案内環および案内コマの関係を示す展開図である。
【図17】同ズームレンズ鏡筒の分解・組み立て位置における第2外観筒、第2ヘリコイド環、第2直線案内環および案内コマの関係を第2外観筒を取り外した状態で示す展開図である。
【図18】 (A)は、同ズームレンズ鏡筒の第2直進案内環25を縦断して示す斜視図、(B)は同ズームレンズ鏡筒の第3直進案内環18を縦断して示す斜視図である。
【図19】同ズームレンズ鏡筒の第2直進案内環を示す展開図である。
【図20】同ズームレンズ鏡筒の収納状態における第2直進案内環25の雌ヘリコイドと第3外観筒30の雄ヘリコイドの関係を示す展開図である。
【図21】同ズームレンズ鏡筒が空転区間境界位置まで繰り出されたときの第2直進案内環25の雌ヘリコイドと第3外観筒30の雄ヘリコイドの関係を示す展開図である。
【図22】同ズームレンズ鏡筒がワイド端位置まで繰り出されたときの第2直進案内環の雌ヘリコイドと第3外観筒の雄ヘリコイドの関係を示す展開図である。
【図23】同ズームレンズ鏡筒の第1直進案内環を示す展開図である。
【図24】同ズームレンズ鏡筒が収納状態にあるときの第1直進案内環と第2外観筒23および第2ヘリコイド環との関係を示す展開図である。
【図25】同ズームレンズ鏡筒が空転区間境界位置にあるときの第1直進案内環と第2外観筒23および第2ヘリコイド環との関係を示す展開図である。
【図26】同ズームレンズ鏡筒がワイド端位置に繰り出されたときの第1直進案内環と第2外観筒23および第2ヘリコイド環との関係を示す展開図である。
【図27】同ズームレンズ鏡筒の第1直進案内環の雌ヘリコイド、ヘリコイド空転区間および第2ヘリコイド環の雄ヘリコイドの関係を展開して示す図であって、(A)は収納状態、(B)は空転区間境界位置、(C)はワイド端位置にあるときの様子を示す図である。
【図28】(A)は第1直進案内環の雌ヘリコイド、ヘリコイド空転区間の形状を模式的に示す図、(B)は金型制作の際に生じる問題を説明する図、(C)はこの問題を解決する本発明の実施の形態を示す図である。
【図29】同ズームレンズ鏡筒の第1直進案内環および第2直進案内環の後端部付近の内周面に周方向に延びる凸状部を形成した実施形態の収納状態の上半断面図である。
【図30】同ズームレンズ鏡筒の第1直進案内環および第2直進案内環の後端部付近の内周面に周方向に延びる凸状部を形成した実施形態のワイド端撮影状態の上半断面図である。
【図31】同ズームレンズ鏡筒において、レンズバリヤが閉じられた状態のシャッタブロック付近を拡大した上端断面図である。
【図32】同ズームレンズ鏡筒において、レンズバリヤが開かれた状態を示す、図24と同様の上端断面図である。
【図33】同ズームレンズ鏡筒のテレ端ストッパ構造を示す、第1ヘリコイド環および第1外観筒の斜視図である。
【図34】同ズームレンズ鏡筒の第1ヘリコイド環の展開図である。
【図35】同ズームレンズ鏡筒をテレ端状態にして下方から示す斜視図である。
【図36】同ズームレンズ鏡筒のフレキシブルプリント基板が第1ヘリコイド環のギヤに干渉するのを防止する構造を示す、第1ヘリコイド環および第1外観筒の斜視図である。
【図37】フレキシブルプリント基板が第1ヘリコイド環のギヤに干渉する場合の様子を示す斜視図である。
【図38】フレキシブルプリント基板が第1ヘリコイド環のギヤに干渉する場合の様子を拡大して示す斜視図である。
【符号の説明】
L1 第1変倍レンズ群
L2 第2変倍レンズ群
O 光軸
S1 第1サブ群
S2 第2サブ群
11 カメラボディ
12 固定筒
12a 雌ヘリコイド
12b 直進案内溝
14 第1ヘリコイド環
14a 雄ヘリコイド
14a1 干渉防止突部
14b ギヤ
14b1 端部の歯
14c ストッパ進入空間
141 結合部
15 ズーミング用モータ
16 ピニオン
17 第1外観筒
17a コマ案内溝
171 結合部
172 内周溝
173 内周溝の切れ目
18 第1直進案内環
18a 直進案内突起
18b 雌ヘリコイド
18b1 ヘリコイド空転区間
18b2 スラスト面
18c コマ逃がし溝
18d 直進案内溝
18e 周方向溝
181 抜け止めキー
19 ブラシ
20 コード板20
21 第2ヘリコイド環
21a 雄ヘリコイド
21b 案内コマ
211 結合部
23 第2外観筒
23a コマ案内溝
231 結合部
232 内周溝
233 内周溝の切れ目
25 第2直進案内環
25a 直進案内突起
25b 雌ヘリコイド
25b1 ヘリコイド空転区間
25c コマ逃がし溝
25d 直進案内溝25e 周方向溝
25f 嵌合部
30 第3外観筒(カム環)
30a 雄ヘリコイド
30b 案内コマ
31 第4外観筒(レンズ支持筒)
31a フォロア突起
31b 前壁部
32 後群レンズ枠
32a 直進案内突起
32b フォロア突起
33 第3直進案内環
33a 直進案内突起
33b 部分円筒状腕部
33c 33d 直進案内溝
33e 傾斜ガイド面
35 36 有底カム溝
36a 中間不連続位置
40 シャッタブロック
80 シャッタブロック用FPC(フレキシブルプリント基板)
81 制御回路
81A 焦点距離情報
81B 被写体距離情報
81C 被写体輝度情報
91 バリヤ駆動環
91a バリヤ係合突起
91b 被動腕部
92 外側バリヤ
93 内側バリヤ
94 バリヤ付勢ばね
95 駆動環付勢ばね
101 ストッパ

Claims (2)

  1. 外周面に、カメラボディに固定される固定筒内周面に形成されたヘリコイドと螺合する雄ヘリコイドと、該雄ヘリコイドの間に雄ヘリコイドに沿って設けられた、光軸を軸心とするギヤ部を備え、該ギヤ部に噛み合うピニオンの回転により上記ヘリコイドに従って回転しながら光軸方向に移動するヘリコイド環と、前記ギヤ部の一方の終端の歯が当接してヘリコイド環の回転を規制するストッパ部材とを備えたレンズ鏡筒であって、
    前記ヘリコイド環の回転および光軸方向移動により回転しないで光軸方向移動するシャッタ装置が搭載された鏡筒と、
    前記ヘリコイド環の外周面に沿って光軸方向に配置され、折返部を経て上記シャッタ装置とレンズ鏡筒外の制御回路を接続するフレキシブルプリント基板とを備え、
    前記ヘリコイド環には、該ヘリコイド環が回転しながら光軸方向移動するときに前記ギヤ部の端部の歯が前記フレキシブルプリント基板と交差する前に該フレキシブルプリント基板と摺接して持ち上げて前記歯との干渉を防止する干渉防止突部を設けたこと、を特徴とするレンズ鏡筒のストッパ構造。
  2. 前記ギヤ部の終端部には、前記ストッパ部材と前記終端の歯との接触幅が広くなるようにストッパ進入空間が設けられ、前記干渉防止突部は、前記ヘリコイド環が回転しながら光軸方向移動するときに前記ストッパ進入空間と前記フレキシブルプリント基板とが交差する前に該フレキシブルプリント基板と摺接して持ち上げて前記終端の歯との干渉を防止する請求項1記載のレンズ鏡筒のストッパ構造。
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