JP3740020B2 - 折り畳みコンテナー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、種々の物品の保管、輸送或いは搬送等に使用される折り畳みコンテナーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、額縁状の上部フレームと底部との間に配設される4枚の側壁のうち、一方の相対する側壁を上下に分割し、分割した側壁をヒンジで連結して折り畳み可能に構成し、また、もう一方の相対する側壁の上端部を上部フレームに枢着し、上方に回動可能に構成された折り畳みコンテナーが知られており、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーは、上部フレームにその上端部が枢着された側壁を、略垂直状態から、折り畳みコンテナーの内部方向に、略水平状態まで回動させ、次いで、上下に分割された側壁を、ヒンジ部分で折り畳むことにより、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーを、高さの低いコンパクトな状態に折り畳むことができるように構成されている。
【0003】
箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーを折り畳む際には、上述したように、先ず最初に、作業者が、上部フレームにその上端部が枢着された側壁の外壁面を、折り畳みコンテナーの内部方向に押圧して、略垂直状態から略水平状態まで回動させるが、箱型に組み立てられた状態の折り畳みコンテナーの上記側壁の下端部は、上記側壁が、簡単には、折り畳みコンテナーの内部方向に回動しないように、底部に係合されているので、この底部との係合状態を解除するために、上記側壁の外壁面を強く押さなければならない。このように、上記側壁の外壁面を強く押すと、上記側壁の中央部が、折り畳みコンテナーの内部方向に湾曲し、上記側壁と上部フレームとの枢支状態が外れたり、或いは、上記側壁と上部フレームとの枢支部材が損傷するという問題があった。
【0004】
上述した問題を解決するために、上部フレームの中央部に、下方に延在する薄くて長い爪を垂設し、一方、上部フレームにその上端部が枢着された側壁には、その上部中央部に凹部を形成するとともに、この凹部を架橋するように横軸を配設することにより、上記側壁の外壁面を、折り畳みコンテナーの内部方向に押圧した際には、上記側壁に配設された横軸が、上部フレームに形成された爪に当接し、上記側壁の湾曲を防止するように構成された折り畳みコンテナーが知られている(例えば、特開平11−147525号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の折り畳みコンテナーにおいては、上部フレームにその上端部が枢着された側壁の上部中央部に形成された凹部を架橋する横軸と、上部フレームの中央部に垂設された爪とにより、上記側壁の湾曲を防止するように構成されているが、上記側壁の横軸が、上部フレームの爪に当接した際に、横軸や爪が損傷するという問題があった。
【0006】
また、上部フレームにその上端部が枢着された側壁は、その上部中央部に凹部が形成されているとともに、この凹部を架橋する横軸が形成されているので、上記側壁を成形するための金型構造が複雑で高価なものとなるという問題があった。
【0007】
更に、上部フレームの中央部には、肉厚が薄く長い爪が垂設されているので、このような爪を成形するための金型構造が複雑になるとともに、爪にバリ等が発生し易くなるという問題があり、また、折り畳みコンテナーに収容される物品の出し入れの際に、物品が、上記爪に引っ掛かり、折り畳みコンテナーへの物品の出し入れ作業の作業性が低下するとともに、物品が損傷するという問題があった。
【0008】
本発明の目的は、上述した従来の折り畳みコンテナーが有する課題を解決することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した日田目的を達成するために、上部フレームと、底部と、上部フレームにその上端部が枢支されたはね上げ側壁と、上下に分割された分割側壁とからなる折り畳みコンテナーにおいて、第1には、前記上部フレームが、水平部と内側垂直部と外側垂直部とから略逆U字状に形成されており、また、前記はね上げ側壁が枢支される前記上部フレームの前記水平部と内側垂直部と外側垂直部とにより形成される空間部には、中央部補強リブが形成されており、更に、前記中央部補強リブが位置する前記上部フレームの内側垂直部の下端には、衝合突起が突設されているとともに、前記はね上げ側壁が略垂直状態においては、前記衝合突起が、前記はね上げ側壁を構成する略逆J字状の中央領域連結板部材の先端部に対峙するように構成したものであり、第2には、前記はね上げ側壁を構成する略逆J字状の中央領域連結板部材に、中央リブを形成したものであり、第3には、前記衝合突起が、前記略逆J字状の中央領域連結板部材に形成された一対の中央リブ間に位置するように構成したものである。
【0010】
【実施例】
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定されるものではない。
【0011】
折り畳みコンテナーは、上部フレーム1と、底部2と、上部フレーム1にその上端部が、後述する構成により枢支された、折り畳みコンテナーの内側方向に回動可能に構成された側壁(以下、この側壁を「はね上げ側壁」という。)3と、上下に分割されているとともに、適当なヒンジ4aを介して連結された側壁(以下、この側壁を「分割側壁」という。)4とから構成されている。分割側壁4は、ヒンジ4aを挟んで上方に位置する上部分割側壁4’と、ヒンジ4aを挟んで下方に位置する下部分割側壁4”とから構成されており、上部分割側壁4’の上端部は、上部フレーム1に適当なヒンジを介して枢支されており、また、下部分割側壁4”の下端部は、底部2に適当なヒンジを介して枢支されている。
【0012】
図1に示されている箱型状態の折り畳みコンテナーの略垂直状のはね上げ側壁3を、図2に示されているように、折り畳みコンテナーの内部方向に回動させて、略水平状態とし、次いで、分割側壁4を構成する上部分割側壁4’と下部分割側壁4”を連結しているヒンジ4aを、折り畳みコンテナーの内部方向に移動させて、上部分割側壁4’と下部分割側壁4”とを重ねることにより、箱型状態の折り畳みコンテナーを、高さの低いコンパクトな状態に折り畳むことができるように構成されている。
【0013】
次に、図3〜図5を用いて、はね上げ側壁3の湾曲防止手段について説明する。
【0014】
上部フレーム1は、水平部1aと、水平部1aの両縁から、それぞれ下方に延在する内側垂直部1bと外側垂直部1cとから構成されており、長手方向に垂直な断面形状が、略逆U字状に形成されている。
【0015】
1dは、はね上げ側壁3が枢支される側の上部フレーム1の水平部1aと内側垂直部1bと外側垂直部1cとにより形成される空間部に、所定の間隔を置いて形成された板状の雌リブであり、雌リブ1dの内側垂直部1bの下端1b1より下方に位置する部分には、嵌合孔1d1が穿設されている。
【0016】
1e1は、上部フレーム1の水平部1aと内側垂直部1bと外側垂直部1cとにより形成される空間部の中央部に形成された板状の中央部補強リブであり、同様の補強リブ1e2が、中央部補強リブ1e1を挟んで、適当な位置に、適当数、形成されている。中央部補強リブ1e1及び補強リブ1e2は、その下端が、上部フレーム1の内側垂直部1bの下端1b1より下方に突出しないように構成されている。なお、本実施例においては、中央部補強リブ1e1を挟んで、それぞれ2個ずつ補強リブ1e2が形成されており、全部で4個の補強リブ1e2が示されている。
【0017】
5は、中央部補強リブ1e1が位置する上部フレーム1の内側垂直部1bの下端1b1に突設された衝合突起であり、その高さは、5mm程度以下に形成されている。また、衝合突起5の肉厚は、少なくとも、上部フレーム1の内側垂直部1bの肉厚と同じで、上部フレーム1の内側垂直部1bの肉厚より厚くすることが好ましい。
【0018】
上部分割側壁4’が枢支される側の上部フレーム1の両端部付近には、上部フレーム1の内側垂直部1bを奥部垂直壁6aとする凹部6が形成されており、奥部垂直壁6aには、枢支ピン7が嵌入可能な透孔6bが穿設されている。
【0019】
はね上げ側壁3の上部水平フランジ3aの中央部領域には、適当な間隔を置いて、上部が半円形状の板状で、且つ、上部水平フランジ3aの長手方向に直交する垂直リブ8が立設されている。また、一対の垂直リブ8の上部中央部付近から垂直リブ8の外側端部(折り畳みコンテナーを箱状に組み立てた際に、外側に位置する部分)を連結するように、略逆J字状の中央領域連結板部材9が形成されている。10は、所定の幅の間隙を形成するように、上部水平フランジ3aの中央部に立設された、垂直リブ8と同一形状の一対の中央リブであり、この中央リブ10の間隙に、上述した上部フレーム1の内側垂直部1bの下端1b1に突設された衝合突起5が位置するように構成されている。11は、垂直リブ8に隣接して、垂直リブ8より、はね上げ側壁3の中央寄りに形成された、垂直リブ8と同一形状の補強リブであり、必要に応じて、適宜、形成することができる。
【0020】
12は、上述したはね上げ側壁3の上部水平フランジ3aに立設された垂直リブ8に対して、はね上げ側壁3の側部寄りに立設された、垂直リブ8と同一形状の嵌合軸支持リブであり、垂直リブ8と嵌合軸支持リブ12との間には、上述した上部フレーム1に形成された雌リブ1dが挿入可能な間隙が形成されている。また、嵌合軸支持リブ12の垂直リブ8側の側壁面には、該側壁面に垂直な嵌合軸13が突設されており、嵌合軸13の先端と垂直リブ8の側壁面との距離は、上部フレーム1に形成された雌リブ1dの厚さより、短くなるように構成されている。
【0021】
14は、嵌合軸支持リブ12より、はね上げ側壁3の側部寄りに立設された、垂直リブ8と同一形状の側部寄りリブであり、嵌合軸支持リブ12と側部寄りリブ14とは、上述した略逆J字状の中央領域連結板部材9と同様の端部領域連結板部材15で連結されている。16は、はね上げ側壁3の側部垂直リブ3bを、上方に延在することにより形成された、垂直リブ8と同一形状の端部リブであり、側部寄りリブ14と端部リブ16とを連結するように、上述した枢支ピン7が嵌入可能な円筒体17が架橋されている。
【0022】
上部フレーム1に、はね上げ側壁3を取り付けるには、先ず最初に、上部フレーム1に形成された雌リブ1dを、はね上げ側壁3の垂直リブ8と嵌合軸支持リブ12との間に形成された間隙に挿入し、更に、上部フレーム1に形成された雌リブ1dを、雌リブ1dの厚さより狭い間隙を有する、はね上げ側壁3の嵌合軸支持リブ12に突設された嵌合軸13の先端と垂直リブ8の側壁面との間隙に嵌入するとともに、嵌合軸13を、上部フレーム1に形成された雌リブ1dに穿設された嵌合孔1d1に挿通する。次いで、枢支ピン7を、上部フレーム1の奥部垂直壁6aに穿設された透孔6b及びはね上げ側壁3の側部寄りリブ14と端部リブ16とを連結するように架橋された円筒体17に嵌入することにより、はね上げ側壁3を、上部フレーム1に枢支する。このように、はね上げ側壁3が、上部フレーム1に枢支された状態においては、上部フレーム1の内側垂直部1bの下端1b1に突設された衝合突起5が、はね上げ側壁3の一対の中央リブ10間に位置する略逆J字状の中央領域連結板部材9の先端部9aに対峙するように構成されている。なお、分割側壁4を構成する上部分割側壁4’と下部分割側壁4”の上部フレーム1及び底部2への取り付けは公知であるので、その詳細な説明は省略する。
【0023】
箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーを折り畳む際には、上述したように、作業者が、上部フレーム1にその上端部が枢着されたはね上げ側壁3の外壁面を、折り畳みコンテナーの内部方向に押圧して、はね上げ側壁3を、略垂直状態から略水平状態まで回動させるが、このはね上げ側壁3の上方への回動作業の際に、はね上げ側壁3の中央部が、折り畳みコンテナーの内部方向に湾曲しようとしても、はね上げ側壁3の一対の中央リブ10間に位置する略逆J字状の中央領域連結板部材9の先端部9aが、上部フレーム1の内側垂直部1bの下端1b1に突設された衝合突起5に当接するので、はね上げ側壁3の中央部の折り畳みコンテナーの内部方向への湾曲が阻止され、従って、上部フレーム1に形成された雌リブ1dの嵌合孔1d1から、はね上げ側壁3の嵌合軸支持リブ12に突設された嵌合軸13が抜け出るようなことが防止できる。また、はね上げ側壁3の折り畳みコンテナーの内部方向への湾曲が阻止されるので、上部フレーム1の奥部垂直壁6aに穿設された透孔6b及びはね上げ側壁3の側部寄りリブ14と端部リブ16とを連結するように架橋された円筒体17に嵌入された枢支ピン7が折り曲がるようなことが防止できる。
【0024】
上述したような、はね上げ側壁3の折り畳みコンテナーの内部方向への湾曲を阻止するはね上げ側壁湾曲阻止手段を構成する、はね上げ側壁3側の阻止部材が、上述した従来の折り畳みコンテナーのような折れ易い横軸ではなく、略逆J字状の中央領域連結板部材9として構成されているので、上部フレーム1の内側垂直部1bの下端1b1に突設された衝合突起5に当接しても、中央領域連結板部材9が損傷するようなことがない。
【0025】
また、はね上げ側壁3の折り畳みコンテナーの内部方向への湾曲を阻止するはね上げ側壁湾曲阻止手段を構成する、上部フレーム1の衝合突起5は、従来のように、薄くて長い爪に形成されていないので、はね上げ側壁3に形成された中央領域連結板部材9が当接しても、損傷するようなことがないし、更には、折り畳みコンテナーに収容される物品の出し入れの際に、物品が、衝合突起5に引っ掛かり、折り畳みコンテナーへの物品の出し入れ作業の作業性が低下するというようなことも防止でき、従って、折り畳みコンテナーに収容される物品の出し入れ作業の作業性が向上する。
【0026】
更に、上部フレーム1の衝合突起5が当接するはね上げ側壁3の中央領域連結板部材9には、中央リブ10が形成されているので、上部フレーム1の衝合突起5が当接する中央領域連結板部材9部分が補強されるので、従って、上部フレーム1の衝合突起5が当接する中央領域連結板部材9部分が損傷するようなことが防止できる。
【0027】
更にまた、上部フレーム1の衝合突起5は、はね上げ側壁3の中央領域連結板部材9が対峙する突出量を有していればよいので、従来の爪のように、薄くて長くする必要がなく、従って、衝合突起5の損傷が防止できるとともに、衝合突起5にバリ等が発生するようなことがない。
【0028】
なお更に、はね上げ側壁に凹部を形成するとともに、この凹部を架橋するように横軸を配設した従来の折り畳みコンテナーのように、はね上げ側壁湾曲阻止手段が複雑な構造を有していないので、金型構造が簡素化され、従って、金型の製造コストの低減化を実現することができる。
【0029】
更になお、上部フレーム1の衝合突起5は、中央部補強リブ1e1が位置する上部フレーム1に形成されているので、はね上げ側壁3の中央領域連結板部材9が、上部フレーム1の衝合突起5に当接した際に、上部フレーム1の内側垂直部1bが、折り畳みコンテナーの内部方向に湾曲するようなことがなく、従って、確実に、はね上げ側壁3の折り畳みコンテナーの内部方向への湾曲を防止することができる。
【0030】
更には、はね上げ側壁3に形成された一対の中央リブ10の間隙に、上部フレーム1の内側垂直部1bの下端1b1に突設された衝合突起5が位置するように構成されているので、はね上げ側壁3の上部フレーム1に沿った方向のガタを止めることができる。この場合、上部フレーム1に形成された衝合突起5の肉厚(内側垂直部1bに対して垂直方向の肉厚)を、内側垂直部1bの肉厚より厚くする方が、より確実に、ガタを防止することができる。
【0031】
なお、上述した実施例には、上部フレーム1に形成された衝合突起5が、1個、突設された例が示されているが、このような衝合突起5は、複数個、突設することもできる。例えば、上部フレーム1の中央に1個と、該中央に突設された衝合突起5を挟んで、それぞれ、1個ずつ、合計、3個の衝合突起5を突設することもできるし、中央に位置する衝合突起5を省略して、2個の衝合突起5を突設することもできる。また、上述した実施例には、上部フレーム1に形成された衝合突起5が、上部フレーム1の中央部に突設されている例が示されているが、必ずしも、中央部に限定される必要はなく、はね上げ側壁3が配設されている上部フレーム1の両端部付近に突設することもできる。
【0032】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0033】
はね上げ側壁の折り畳みコンテナーの内部方向への湾曲を阻止するはね上げ側壁湾曲阻止手段を構成するはね上げ側壁側の阻止部材が、リブを連結する連結板部材として構成されているので、上部フレーム側の阻止部材が当接しても、はね上げ側壁側の阻止部材が損傷するようなことがない。
【0034】
はね上げ側壁の折り畳みコンテナーの内部方向への湾曲を阻止するはね上げ側壁湾曲阻止手段を構成する上部フレーム側の阻止部材が、補強リブが位置する上部フレームに形成されているので、はね上げ側壁側の阻止部材が、上部フレーム側の阻止部材に当接した際に、上部フレームが、折り畳みコンテナーの内部方向に湾曲するようなことがなく、従って、確実に、はね上げ側壁の折り畳みコンテナーの内部方向への湾曲を防止することができる。
【0035】
はね上げ側壁の折り畳みコンテナーの内部方向への湾曲を阻止するはね上げ側壁湾曲阻止手段を構成する上部フレーム側の阻止部材が、上部フレームの内側垂直部の下端に突設された衝合突起として構成されているので、従来の折り畳みコンテナーの爪のように、薄くて長く形成されていないので、従って、衝合突起の損傷が防止できるとともに、衝合突起にバリ等が発生するようなことがない。
【0036】
上部フレーム側の阻止部材としての衝合突起が、中央部補強リブが位置する箇所に形成されているので、より、確実に、且つ、効果的に、はね上げ側壁の折り畳みコンテナーの内部方向への湾曲を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は箱型に組み立てられた状態の本発明の折り畳みコンテナーの斜視図である。
【図2】図2は本発明の折り畳みコンテナーの折り畳み途中の斜視図である。
【図3】図3は本発明の折り畳みコンテナーの上部フレームの一部とはね上げ側壁の分解斜視図である。
【図4】図4は本発明の折り畳みコンテナーの上部フレームとはね上げ側壁とが連結された状態の部分斜視図である。
【図5】図5は本発明の折り畳みコンテナーの上部フレームとはね上げ側壁の中央部分のはね上げ側壁に垂直な部分垂直断面図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・上部フレーム
2・・・・・・・・底部
3・・・・・・・・はね上げ側壁
4・・・・・・・・分割側壁
5・・・・・・・・衝合突起
9・・・・・・・・中央領域連結板部材
Claims (3)
- 上部フレームと、底部と、上部フレームにその上端部が枢支されたはね上げ側壁と、上下に分割された分割側壁とからなる折り畳みコンテナーにおいて、前記上部フレームが、水平部と内側垂直部と外側垂直部とから略逆U字状に形成されており、また、前記はね上げ側壁が枢支される前記上部フレームの前記水平部と内側垂直部と外側垂直部とにより形成される空間部には、中央部補強リブが形成されており、更に、前記中央部補強リブが位置する前記上部フレームの内側垂直部の下端には、衝合突起が突設されているとともに、前記はね上げ側壁が略垂直状態においては、前記衝合突起が、前記はね上げ側壁を構成する略逆J字状の中央領域連結板部材の先端部に対峙するように構成されていることを特徴とする折り畳みコンテナー。
- 前記はね上げ側壁を構成する略逆J字状の中央領域連結板部材には、中央リブが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の折り畳みコンテナー。
- 前記衝合突起が、前記略逆J字状の中央領域連結板部材に形成された一対の中央リブ間に位置するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の折り畳みコンテナー。
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