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JP3712993B2 - センスアンプ回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メモリ装置において読み出しデータを検出するためのセンスアンプ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
SRAM、DRAM、ROM等のメモリ装置において、高速かつ安定に動作するセンスアンプ回路が求められている。特に、システムLSIの高集積化に伴い高密度化が求められるSRAMでは、メモリセルの小面積化や低電圧化でセル電流が小さくなっても高速かつ安定な読み出し動作が求められる。
【0003】
特開平11−283377号公報には、フルラッチ型センスアンプ回路の一例が示されている。これは、メモリセルの記憶データを表すビット線対の電位変化に応じて出力ノード対の電位差を増幅するためのCMOSラッチと、出力ノード対からビット線対への電位のフィードバックを遮断するためのビット線切り離し回路とを備えたものである。ビット線切り離し回路は、ビット線対とCMOSラッチとの間に介在したPMOSトランジスタ対で構成されている。このPMOSトランジスタ対は、CMOSラッチを活性化する時に当該CMOSラッチをビット線対から切り離すことで、当該CMOSラッチの負荷を減らす役割をしている。つまり、ビット線対の電位変化に応じた微小な電位差が出力ノード対に生じた時点でCMOSラッチをビット線対から切り離して活性化することにより、当該CMOSラッチの高速増幅動作を可能にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記ビット線切り離し回路を構成するPMOSトランジスタ対は、ラッチ活性化後の増幅速度を増加させる働きがある一方で、当該PMOSトランジスタ自身の抵抗成分のためにデータ転送遅延の原因となる。この抵抗成分を小さくしようとするとトランジスタサイズを大きくしなければならないが、大きくすると切り離しをするときのカップリングノイズが大きくなる等の副作用がある。したがって、従来は一定のデータ転送遅延時間を犠牲にせざるを得なかった。
【0005】
本発明の目的は、ビット線切り離し回路の従来の効果を維持しながら、センスアンプ回路の高速性及び安定性を向上させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係るセンスアンプ回路は、ラッチを構成するMOSトランジスタのゲート電極又はソース電極がビット線切り離し回路を介さずに直接ビット線に接続された構成を採用したものである。しかも、ビット線対の電位変化に応じた微小な電位差が出力ノード対に生じた時点で、前記ラッチがビット線切り離し回路によりビット線対から切り離されかつ当該ラッチが活性化されるように構成した。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係るセンスアンプ回路の第1の構成例を示している。図1において、10はVccプリチャージ回路、20はビット線切り離し回路、30はCMOSラッチ、40はVccプリチャージ回路、50は差動増幅器、60はVssプリチャージ回路、70は出力ラッチ、80は遅延回路、81はOR回路、82はインバータ、90はラッチ制御回路、BL,/BLはビット線対、CTRLは切り離し制御信号、CTRLMは遅延制御信号、Va,/Vaは初段出力ノード対、Vb,/Vbは第2段出力ノード対、Votはセンス出力である。ビット線対BL,/BLは電源電圧Vccに、初段出力ノード対Va,/Vaも電源電圧Vccに、第2段出力ノード対Vb,/Vbは接地電圧Vssにそれぞれプリチャージされるようになっている。
【0008】
ビット線切り離し回路20は、初段出力ノード対Va,/Vaからビット線対BL,/BLへの電位のフィードバックを遮断できるように、ビット線対BL,/BLとCMOSラッチ30との間に介在した2個のPMOSトランジスタ21,22で構成されている。
【0009】
CMOSラッチ30は、ビット線対BL,/BLの電位変化に応じて初段出力ノード対Va,/Vaの電位差を増幅するように、PMOSラッチを構成する2個のPMOSトランジスタ31,32と、NMOSラッチを構成する4個の直列NMOSトランジスタ33,34,35,36とを備えている。PMOSトランジスタ31,32の各々のゲート電極はビット線切り離し回路20の後段の初段出力ノード対Va,/Vaにクロスカップルされている。NMOSトランジスタ34,35の各々のゲート電極はビット線切り離し回路20を介さずに直接ビット線対BL,/BLにクロスカップルされ、かつNMOSトランジスタ33,36の各々のゲート電極はビット線切り離し回路20の後段の初段出力ノード対Va,/Vaにクロスカップルされている。
【0010】
差動増幅器50は、初段出力ノード対Va,/Vaの電位変化に応じて第2段出力ノード対Vb,/Vbの電位差を増幅するように、2個のPMOSトランジスタ51,52と、2個のNMOSトランジスタ53,54とで構成されており、両PMOSトランジスタ51,52の各々のゲート電極で初段出力ノード対Va,/Vaの電位を受けるようになっている。
【0011】
出力ラッチ70は、入出力がクロスカップルされた2個のNORゲート71,72で構成されている。
【0012】
ラッチ制御回路90は、1個のPMOSトランジスタ91と、3個のNMOSトランジスタ92,94,95と、遅延回路93とで構成されている。CMOSラッチ30中の2個の直列NMOSトランジスタ33,34の中間接続ノードにNMOSトランジスタ94が、CMOSラッチ30の中の残り2個の直列NMOSトランジスタ35,36の中間接続ノードにNMOSトランジスタ95がそれぞれ付加接続され、これら付加接続されたNMOSトランジスタ94,95の各々が、4個の直列NMOSトランジスタ33〜36からなるNMOSラッチの活性化より遅れて活性化されるように構成されている。
【0013】
図1の構成によれば、NMOSラッチにおいて、直列接続されたNMOSトランジスタ34,35が、ビット線対BL,/BLの電位変化に高速に追従できる。また、NMOSトランジスタ33,36のゲート電極も、ビット線切り離し回路20の遅延時間後、ビット線対BL,/BLの電位変化に追従し、正帰還をかけながらゲート電位が変化するので、従来よりビット線対BL,/BLの電位変化に対する高速追従が可能になる。
【0014】
さて、正帰還のラッチは高速性の点では最も優れた増幅技術であるが、ソース電極の電荷を急速に引き抜くとトランジスタペア間のわずかなアンバランスの影響を非常に大きく引き出してしまう欠点を有している。そのため、従来は、センスアンプ回路の活性化を2段階に分け、始めはソース電位をゆっくりした勾配で変化させ、ある程度初期増幅が完了した時点で前記ソース電極の電荷を急速な勾配で引き抜く制御が行われていた。しかしながら、もちろん、2段階に分ける分、遅延時間も発生する。つまり、センスアンプ回路の誤動作と増幅遅延時間はトレードオフの関係にあった。
【0015】
そこで、図1によれば、NMOSラッチに2個のNMOSトランジスタ94,95が付加されている。これにより、ビット線切り離し回路20の遅延時間を経なくても、NMOSラッチを構成するNMOSトランジスタ34,35のゲート電極にビット線対BL,/BLの電位変化が直接入力されているので、従来よりも前記遅延時間分は早く活性化できる。この早く活性化できる分を初期増幅に割けば、後段の急峻なソース電位引き込みを行うセンスアンプ動作開始時刻は、従来と比較して早くできる。したがって、高速性と安定性を兼ね備えたセンスアンプ回路を提供することが可能である。
【0016】
また、図1の構成によれば、出力ラッチ70の前段に差動増幅器50を設けたことにより、初段増幅の高速化のためにかなり急峻にソース電位をVssレベルに引っ張り、結果的に初段出力ノードVa,/Vaが中間電位を切る低いレベルに引き込まれた場合でも、PMOSトランジスタ51,52とNMOSトランジスタ53,54とのスタティック動作により少々のノイズはフィルタされる結果、出力ラッチ70の誤動作を防止できる。
【0017】
図2は、本発明に係るセンスアンプ回路の第2の構成例を示している。図2中のビット線切り離し回路20は、初段出力ノード対Va,/Vaからビット線対BL,/BLへの電位のフィードバックを遮断できるように、2つの直列NMOSトランジスタ23,24で構成された第1のMOSトランジスタ対と、他の2つの直列NMOSトランジスタ25,26で構成された第2のMOSトランジスタ対とを備えている。一方の直列NMOSトランジスタ23,25の各々のゲート電極はビット線対BL,/BLに接続され、かつ他方の直列トランジスタ24,26の各々のゲート電極は遮断タイミングを表す制御信号(ワンショット信号)CTRLDに接続されている。図2中の100は、CTRLからCTRLDを生成するためのワンショット回路である。図2中のCMOSラッチ30は、ビット線対BL,/BLの電位変化に応じて初段出力ノード対Va,/Vaの電位差を増幅するように、PMOSラッチを構成する2個のPMOSトランジスタ31,32と、NMOSラッチを構成する2個のNMOSトランジスタ37,38とを備えている。PMOSトランジスタ31,32の各々のソース電極はビット線切り離し回路20を介さずに直接ビット線対BL,/BLにクロスカップルされ、かつその各々のゲート電極はビット線切り離し回路20の後段の初段出力ノード対Va,/Vaにクロスカップルされている。
【0018】
図2中のビット線切り離し回路20の特徴は、ビット線対BL,/BLの差動電位をVccレベルから中間電位にレベルシフトする役割と、電位差自身を初期増幅する役割とを持っている点にある。このビット線切り離し回路20でレベルシフトされた電位は、より効果的にCMOSラッチ30の増幅動作を助けることが可能である。従来は、CMOSラッチを活性化させると、まずはビット線対BL,/BLの電位がVccレベル付近であるためにNMOSラッチしか動作しないし、このNMOSラッチも感度の比較的低いところでしか初期動作できないので、実質は差動電位をレベルシフトしているだけである。それに比較して、図2の構成は、CMOSラッチ30を活性化する前に、従来とは違い、ビット線切り離し回路20で劣化した差動電位ではなく、ビット線対BL,/BL自体の電位を直接レベルシフトできるので、より高速かつ正確にレベルシフトができ、その後にCMOSラッチ30を活性化するときには感度が良い中間レベル付近で動作することが可能となる。
【0019】
図3は、図1又は図2のセンスアンプ回路の第1の部分変形例を示している。この変形例は、前記第2段出力ノードVb,/Vbの次段に、更に第3段出力ノード対Vc,/Vcを設けたものである。図3において、110は差動増幅器、120はVccプリチャージ回路、130は出力ラッチである。初段出力ノード対Va,/Vaは電源電圧Vccに、第2段出力ノード対Vb,/Vbは接地電圧Vssに、第3段出力ノード対Vc,/Vcは電源電圧Vccにそれぞれプリチャージされるようになっている。差動増幅器110は、第2段出力ノード対Vb,/Vbの電位変化に応じて第3段出力ノード対Vc,/Vcの電位差を増幅するように、2個のNMOSトランジスタ111,112と、2個のPMOSトランジスタ113,114とで構成されており、両NMOSトランジスタ111,112の各々のゲート電極で第2段出力ノード対Vb,/Vbの電位を受けるようになっている。出力ラッチ130は、入出力がクロスカップルされた2個のNANDゲート131,132で構成されている。図3の構成によれば、図1又は図2中の出力構成より確実に出力ラッチ130の誤動作を防止できる。
【0020】
図4は、図1又は図2のセンスアンプ回路の第2の部分変形例を示している。この変形例では、差動増幅器110中のNMOSトランジスタ111,112の各々のゲート電極と、第2段出力ノード対Vb,/Vbにクロスカップルされたソース電極とで当該第2段出力ノード対Vb,/Vbの電位を受けるようになっている。図4の構成によれば、NMOSトランジスタ111,112は、ゲート電位とソース電位が共に逆方向に変化するので高速なスイッチングが可能である。この構成であれば、両方のNMOSトランジスタ111,112が同時にオンすることは決してなく極めて安定な動作が可能であるため、次段の出力ラッチ130を構成するNANDゲート131,132の論理反転の閾値レベルはかなり浅くしても大丈夫である。その分、高速動作を実現できる。
【0021】
図3又は図4中の初段出力ノード対Va,/Vaが2個のNANDゲート131,132のクロスカップルで構成された出力ラッチ130に直接接続された場合を想定すると、出力ラッチ130の2入力が瞬間でも同時に“L”レベルに達すると当該出力ラッチ130の誤動作が生じる。電位レベルの関係でCMOSラッチは実質的にNMOSラッチのみで増幅することになるため、初段出力ノードVa,/Vaは略中間電位レベルまで大きく下降することがあり得るのである。この問題を起きにくくするためには、NANDゲート131,132の論理反転の閾値レベルを深めに設定することなどが通常行われるが、遅延時間の増大に繋がる。上記のとおり図1〜図4中の出力構成は、この課題を解決し得るものである。
【0022】
なお、図1〜図4ではビット線対BL,/BLが電源電圧Vccにプリチャージされるタイプで説明したが、もちろん、ビット線対BL,/BLが接地電圧Vssにプリチャージされるタイプにも同様な考え方が適用できる。例えば、図1中のCMOSラッチ30において、PMOSトランジスタ31,32をNMOSトランジスタ構成に、NMOSトランジスタ33〜36をPMOSトランジスタ構成にそれぞれ置き換えればよい。
【0023】
【発明の効果】
以上説明してきたとおり、本発明によれば、ラッチを構成するMOSトランジスタのゲート電極又はソース電極がビット線切り離し回路を介さずに直接ビット線に接続された構成を採用したので、ビット線切り離し回路の従来の効果を維持しながら、センスアンプ回路の高速性及び安定性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るセンスアンプ回路の構成例を示す回路図である。
【図2】本発明に係るセンスアンプ回路の他の構成例を示す回路図である。
【図3】図1又は図2のセンスアンプ回路の第1の部分変形例を示す回路図である。
【図4】図1又は図2のセンスアンプ回路の第2の部分変形例を示す回路図である。
【符号の説明】
10 Vccプリチャージ回路
20 ビット線切り離し回路
21,22 PMOSトランジスタ
23,24,25,26 NMOSトランジスタ
30 CMOSラッチ
31,32 PMOSトランジスタ
33,34,35,36 NMOSトランジスタ
37,38 NMOSトランジスタ
40 Vccプリチャージ回路
50 差動増幅器
51,52 PMOSトランジスタ
53,54 NMOSトランジスタ
60 Vssプリチャージ回路
70 出力ラッチ
71,72 NORゲート
80 遅延回路
81 OR回路
82 インバータ
90 ラッチ制御回路
91 PMOSトランジスタ
92 NMOSトランジスタ
93 遅延回路
94,95 NMOSトランジスタ
100 ワンショット回路
110 差動増幅器
111,112 NMOSトランジスタ
113,114 PMOSトランジスタ
120 Vccプリチャージ回路
130 出力ラッチ
131,132 NANDゲート
BL,/BL ビット線対
CTRL 切り離し制御信号
CTRLD ワンショット信号
CTRLM 遅延制御信号
Va,/Va 初段出力ノード対
Vb,/Vb 第2段出力ノード対
Vc,/Vc 第3段出力ノード対
Vcc 電源電圧
Vot センス出力
Vss 接地電圧

Claims (9)

  1. メモリ装置において読み出しデータを検出するためのセンスアンプ回路であって、
    ビット線対の電位変化に応じて出力ノード対の電位差を増幅するためのラッチと、
    前記出力ノード対から前記ビット線対への電位のフィードバックを遮断するためのビット線切り離し回路とを備え、
    前記ラッチを構成する少なくとも2つのMOSトランジスタの各々のゲート電極が前記ビット線切り離し回路を介さずに直接前記ビット線対に接続され
    前記ビット線対の電位変化に応じた微小な電位差が前記出力ノード対に生じた時点で、前記ラッチが前記ビット線切り離し回路により前記ビット線対から切り離されかつ前記ラッチが活性化されるように構成されたことを特徴とするセンスアンプ回路。
  2. 請求項1記載のセンスアンプ回路において、
    前記ビット線切り離し回路は、前記ビット線対と前記ラッチとの間に介在したMOSトランジスタ対を備え、
    前記ラッチは、前記ビット線対が電源電圧にプリチャージされる場合にはNMOS導電型を、前記ビット線対が接地電圧にプリチャージされる場合にはPMOS導電型をそれぞれ有する第1及び第2のラッチトランジスタ対を備え、
    前記第1及び第2のラッチトランジスタ対は互いに直列接続され、前記第1のラッチトランジスタ対は互いに直列接続された第1及び第2のトランジスタを、前記第2のラッチトランジスタ対は互いに直列接続された第3及び第4のトランジスタをそれぞれ有し、前記第2及び第3トランジスタの各々のゲート電極は前記ビット線切り離し回路を介さずに直接前記ビット線対にクロスカップルされ、かつ前記第1及び第4トランジスタの各々のゲート電極は前記出力ノード対にクロスカップルされたことを特徴とするセンスアンプ回路。
  3. 請求項2記載のセンスアンプ回路において、
    前記第1のトランジスタと前記第2のトランジスタとの中間接続ノードと、前記第3のトランジスタと前記第4のトランジスタとの中間接続ノードとにそれぞれ1個の付加トランジスタが接続され、
    前記付加トランジスタの各々が前記第1及び第2のラッチトランジスタ対の活性化より遅れて活性化されるように構成されたことを特徴とするセンスアンプ回路。
  4. メモリ装置において読み出しデータを検出するためのセンスアンプ回路であって、
    ビット線対の電位変化に応じて出力ノード対の電位差を増幅するためのラッチと、
    前記出力ノード対から前記ビット線対への電位のフィードバックを遮断するためのビット線切り離し回路とを備え、
    前記ラッチを構成する少なくとも2つのMOSトランジスタの各々のソース電極が前記ビット線切り離し回路を介さずに直接前記ビット線対に接続され
    前記ビット線対の電位変化に応じた微小な電位差が前記出力ノード対に生じた時点で、前記ラッチが前記ビット線切り離し回路により前記ビット線対から切り離されかつ前記ラッチが活性化されるように構成されたことを特徴とするセンスアンプ回路。
  5. 請求項記載のセンスアンプ回路において、
    前記ビット線切り離し回路は、互いに直列接続された第1及び第2のMOSトランジスタ対を備え、
    前記第1のMOSトランジスタ対は互いに直列接続された第1及び第2のトランジスタを、前記第2のMOSトランジスタ対は互いに直列接続された第3及び第4のトランジスタをそれぞれ有し、前記第1及び第4のトランジスタの各々のゲート電極が前記ビット線対に接続され、かつ前記第2及び第3のトランジスタの各々のゲート電極が遮断タイミングを表す制御信号に接続されたことを特徴とするセンスアンプ回路。
  6. 請求項記載のセンスアンプ回路において、
    前記ラッチは、前記ビット線対が電源電圧にプリチャージされる場合にはPMOS導電型を、前記ビット線対が接地電圧にプリチャージされる場合にはNMOS導電型をそれぞれ有するラッチトランジスタ対を備え、
    前記ラッチトランジスタ対の各々のソース電極が前記ビット線切り離し回路を介さずに直接前記ビット線対にクロスカップルされ、かつ前記ラッチトランジスタ対の各々のゲート電極が前記出力ノード対にクロスカップルされたことを特徴とするセンスアンプ回路。
  7. 請求項1又は4に記載のセンスアンプ回路において、
    前記出力ノード対の電位変化に応じて第2段出力ノード対の電位差を増幅するための第1の差動増幅器を更に備え、
    前記第1の差動増幅器は、前記ビット線対のプリチャージ電位と実質的に同じレベルにプリチャージされた前記出力ノード対の電位を、当該出力ノード対のプリチャージレベルでカットオフする導電型を持つMOSトランジスタ対の各々のゲート電極で受け、かつ当該出力ノード対のプリチャージレベルとは逆の電位にプリチャージされた前記第2段出力ノード対の電位差を増幅するように構成されたことを特徴とするセンスアンプ回路。
  8. 請求項記載のセンスアンプ回路において、
    前記第2段出力ノード対の電位変化に応じて第3段出力ノード対の電位差を増幅するための第2の差動増幅器を更に備え、
    前記第2の差動増幅器は、前記第2段出力ノード対の電位を、当該第2段出力ノード対のプリチャージレベルでカットオフする導電型を持つMOSトランジスタ対の各々のゲート電極で受け、かつ当該第2段出力ノード対のプリチャージレベルとは逆の電位にプリチャージされた前記第3段出力ノード対の電位差を増幅するように構成されたことを特徴とするセンスアンプ回路。
  9. 請求項記載のセンスアンプ回路において、
    前記第2段出力ノード対の電位変化に応じて第3段出力ノード対の電位差を増幅するための第2の差動増幅器を更に備え、
    前記第2の差動増幅器は、前記第2段出力ノード対の電位を、当該第2段出力ノード対のプリチャージレベルでカットオフする導電型を持つMOSトランジスタ対の各々のゲート電極と、当該第2段出力ノード対にクロスカップルされたソース電極とで受け、かつ当該第2段出力ノード対のプリチャージレベルとは逆の電位にプリチャージされた前記第3段出力ノード対の電位差を増幅するように構成されたことを特徴とするセンスアンプ回路。
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