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JP3709998B2 - 回転コネクタ - Google Patents

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JP3709998B2
JP3709998B2 JP27281494A JP27281494A JP3709998B2 JP 3709998 B2 JP3709998 B2 JP 3709998B2 JP 27281494 A JP27281494 A JP 27281494A JP 27281494 A JP27281494 A JP 27281494A JP 3709998 B2 JP3709998 B2 JP 3709998B2
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JP
Japan
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fixed
flat cable
connector
external harness
connection post
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Application number
JP27281494A
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JPH08111272A (ja
Inventor
昌宏 柴田
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Publication date
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  • Steering Controls (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、例えば、自動車のステアリングホイール(回転体)側に設けられた電装部品と、車体側に固定されたコラム(固定体)側に設けられた電装部品との間で電気信号、光信号あるいは電力等を伝送するために使用する回転体と固定体間の伝送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年の自動車には、衝突の際に乗員の顔面への衝撃を緩和させる補助装置としてエアバッグシステムを搭載したものがある。運転席用のエアバッグシステムでは、ステアリングホイール内にエアバッグモジュールが収容され、車両の衝突を検知してエアバッグモジュールを作動させるコントロールユニットが車体側に固定されている。また、車体側に固定された音響機器を作動させる操作スイッチを、ステアリングホイールに配置した自動車もある。このように乗員により回転操作されるステアリングホイールと、車両側に固定されるコントロールユニットや音響機器との間で電気信号などを伝送するために、回転コネクタが使用されている。
【0003】
従来、回転コネクタは、平型導体を絶縁体で被覆し、厚さが一定になっているフラットケーブルを固定体と回転体とにより形成される円環状の空間内に巻き重ねて収納しており、これらフラットケーブルは、その一端が回転体に他端が固定体に、夫々固定されている。
【0004】
図2に従来の回転コネクタの主要部を示す。
図2において、20′は回転体、21′は接続ポスト、25′はポストカバー、30′はフラットケーブル、60′は外部ハーネス、60a′、60b′はコネクタハウジングである。
フラットケーブル30′と外部ハーネス60′を回転体20′に形成された接続ポスト21′に組付けるには次のように行う。
【0005】
まず、フラットケーブル30′の固定端31′に、外部ハーネス60′の接続端子61′を接続する。これによって、フラットケーブル30′と外部ハーネス60′とが一体化される。
次に、接続ポスト21′に、外部ハーネス60′の先端を接続ポスト21′の下から通して、外部ハーネス60′を接続ポスト21′から引き出すと共に、フラットケーブル30′の固定端31′と外部ハーネス60′の接続端子61′との接続部を接続ポスト21′に固定する。この固定は、接続ポスト21′にポストカバー25′を取り付けることにより行う。
次に、外部ハーネス60′の先端にコネクタハウジング60a′、60b′を固定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の回転コネクタは、上述のように、回転体に形成された接続ポストに、外部ハーネスを通す作業を必要とするために、その作業が面倒であるという問題があった。また、外部ハーネスを接続ポストから引き出した後でなければ該外部ハーネスの先端にコネクタハウジングを固定することができないため、作業性が悪いという問題があった。
【0007】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、回転体の接続ポストに外部ハーネスを通す作業を必要とせず、また外部ハーネスの先端にコネクタハウジングを予め固定したコネクタ付外部ハーネスを使用して、作業性を向上させた回転コネクタを提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するためになされたもので、略筒形状の外胴部(11)とリング板形状の上フランジ部(12)を有する外周側ケース(10)と底板体(40)とで形成される固定体(100)と、該固定体(100)内にこの固定体と相対的に回転可能に配置され、前記上フランジ部(12)に係合する回転体(20)とにより形成される円環状の空間内に、フラットケーブル(30)が巻き重ねられて収納されており、これらフラットケーブルは、その一端が回転体(20)に、他端が固定体(100)に夫々固定されている回転コネクタであって、前記回転体(20)には接続ポスト(21)が設けてあり、該接続ポスト(21)の口縁部(21b)からフランジ部(22)の周端にかけて連続的なスリット開口部(23)を設けたことを特徴とする回転コネクタである。
【0009】
【作用】
本発明の回転コネクタによれば、回転体に設けてある接続ポストの口縁部からフランジ部の周端に連続的なスリット開口部を設けているため、フラットケーブルに一体化させた外部ハーネスを、連続的なスリット開口部から挿入して、フラットケーブル30′の固定端31′と外部ハーネス60′の接続端子61′との接続部を接続ポスト21′に容易に固定することができる。また、前記のように、回転体の接続ポストに外部ハーネスを通す作業を必要としないために、外部ハーネスの先端に予めコネクタハウジングを固定しておくことできる。このために作業性に優れた回転コネクタを得ることができる。
【0010】
【実施例】
以下、本発明を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に用いる回転コネクタの一実施例を示す。
【0011】
この回転コネクタは、図1に示すように外周側ケース10、回転体20、ポストカバー25、フラットケーブル30、底板体40、エンドサポート50、コネクタ付き外部ハーネス60等から構成されている。
【0012】
外周側ケース10は、略筒形状の外胴部11と、この外胴部11の上方開口を閉塞するリング板形状の上フランジ部12とを有する。また、外胴部11の外周面には、後述するフラットケーブル30の外端部32を収納する収容室13が形成されている。
【0013】
底板体40は、内胴部42と下フランジ部43とを有する。内胴部42には、回転体20と摺接する中心孔44が形成してある。また、内胴部42の外周面には、後述するフラットケーブル30の外端部32を収納する収納室41が形成してある。下フランジ部43は、内胴部42の下端に一体に形成してある。
この底板体40と前記外周側ケース10とで固定体100を構成する。
【0014】
回転体20は、内胴部24とフランジ部22を有する。フランジ部22には、略筒形状の接続ポスト21が突設されている。接続ポスト21には、接続ポスト21の上端口縁部21bからフランジ部22の外周端にかけて連続的に開口したスリット開口部23が形成されている。
なお、接続ポスト21には、フラットケーブル30の内端やコネクタ付き外部ハーネス60の接続端末部61が固定できる把持部(図示せず)、コネクタ付き外部ハーネス60を接続ポスト21の側面側に折り曲げ固定するためのケーブル押さえ溝21aや、ポストカバー25を係止する係止穴部(図示せず)が設けてある。
【0015】
上記構成からなる回転コネクタを組み立てるには次のように行う。
まず、外部ハーネス64にコネクタハウジング62、63を接続して、コネクタ付き外部ハーネス60を製造する。
【0016】
次に、フラットケーブル30の固定端31に、コネクタ付き外部ハーネス60の接続端子61を接続する。これによって、フラットケーブル30とコネクタ付き外部ハーネス60とが一体化される。
【0017】
次に、コネクタ付き外部ハーネス60を接続ポスト21に設けられたスリット開口部23から通すことによって、フラットケーブル30の固定端31とコネクタ付き外部ハーネス60の接続端子61との接続部を、回転体20に形成した接続ポスト21に固定する。
なお、上記のフラットケーブル30の固定端31とコネクタ付き外部ハーネス60の接続端子61との接続部を、回転体20に形成した接続ポスト21に固定するには、ポストカバー25を使用する。
【0018】
次に、回転体20の上方から外周側ケース10を被せる。これによって回転体20のフランジ部22の周縁が、外周側ケース10の上フランジ部12に係合する。
また回転体20の下方側には、底板体40を配置する。この底板体40は前記外周側ケース10の下端面に係合させ、外周側ケース10にビス等で固定される。したがって外周側ケース10と底板体40とは一体的に固定され両者は固定体100を構成する。
【0019】
この固定体100と前記回転体20とで形成される空間部にフラットケーブル30が配置され、該フラットケーブル30の外端部32は、外周側ケース10に形成された収容室13と、底板体40に形成された収納室41とが作る空間内に収納されている。この収容室13、41において、フラットケーブル30の外端部32には、車体側の電装部品に接続されたリード線(図示せず)が接続され、車体側の電装部品と電気的に接続される。
【0020】
なお、フラットケーブル30の内端側には、フラットケーブルの座屈を防止するためにエンドサポートが取り付けられる。
外周側ケース10、回転体20、ポストカバー25、底板体40、エンドサポート50は、合成樹脂などで成形される。
【0021】
上記構成の回転コネクタは例えば自動車に組み込んで使用するものであり、外周側ケース10と底板体40とから構成される固定体100を車体側に固定し、回転体20にステアリング軸(図示せず)を挿通することにより、ステアリング軸の回転に対応して回転体20が回転し、この回転によってフラットケーブルが巻き締まり、巻き緩みを繰り返すものである。
【0022】
なお、本発明の回転コネクタの組み立て作業の順序は上記実施例に限定されるものではない。
【0023】
【発明の効果】
上述のように、本発明によれば、回転体に設けてある接続ポストの口縁部からフランジ部の周端にかけて連続的なスリット開口部を設けたので、フラットケーブルに一体化させた外部ハーネスを、連続的なスリット開口部から挿入して、フラットケーブルの固定端と外部ハーネスの接続端子との接続部を接続ポストに容易に固定することができる。また、回転体の接続ポストに外部ハーネスを通す作業を必要としないために、外部ハーネスの先端に予めコネクタハウジングを固定しておくことできる。このために作業性に優れた回転コネクタを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】従来の回転コネクタの主要部を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 外側ケース
20 回転体
21 接続ポスト
21b 口縁部
22 フランジ部
23 スリット開口部
30 フラットケーブル
40 底板体
50 エンドサポート
60 コネクタ付外部ハーネス
100 固定体

Claims (1)

  1. 略筒形状の外胴部(11)とリング板形状の上フランジ部(12)を有する外周側ケース(10)と底板体(40)とで形成される固定体(100)と、該固定体(100)内にこの固定体と相対的に回転可能に配置され、前記上フランジ部(12)に係合する回転体(20)とにより形成される円環状の空間内に、フラットケーブル(30)が巻き重ねられて収納されており、これらフラットケーブルは、その一端が回転体(20)に、他端が固定体(100)に夫々固定されている回転コネクタであって、前記回転体(20)には接続ポスト(21)が設けてあり、該接続ポスト(21)の口縁部(21b)からフランジ部(22)の周端にかけて連続的なスリット開口部(23)を設けたことを特徴とする回転コネクタ。
JP27281494A 1994-10-12 1994-10-12 回転コネクタ Expired - Lifetime JP3709998B2 (ja)

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