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JP3700612B2 - 車両駆動用モータの制御装置および制御方法 - Google Patents

車両駆動用モータの制御装置および制御方法 Download PDF

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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両駆動用モータの制御装置および制御方法に関し、特に、車両の後退を考慮した適切なトルクでモータを応答性良く制御できる車両駆動用モータの制御装置および制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両に設けられたエンジンと、このエンジンに同期して回転する発電機とを備えた車両であって、エンジンによって前後輪の一方、たとえば前輪を駆動し、発電機により発電された電力によってモータを駆動させ、このモータの駆動により前後輪の他方、たとえば後輪を駆動する四輪駆動車両が知られている(たとえば、特開2000−324612号公報参照)。これは、前輪をエンジンで駆動し、発進時に前輪がスリップすると後輪をモータで駆動して発進をアシストするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した四輪駆動車両では、たとえば、登り坂に停車している状態から発進する場合のように、車両が一旦後退して(以下、ロールバックと記す。)から発進する場合と、平地に停車している状態から発進する場合のように車両が後退することなくそのまま発進する場合とで、車両駆動用モータの出力トルクを相違させることで、発進性を向上させることが望ましい。このためには、車両駆動用モータの回転方向を検出することが必要とされる。
【0004】
ここで、モータの回転方向は、たとえば特開平7−222477号公報に開示されたように、モータの端子電圧または誘起電圧を検出することにより検出することができる。
【0005】
しかしながら、モータの端子電圧または誘起電圧を検出することにより当該モータの回転方向を検出し、この検出された回転方向に基づいて車両の発進状態に応じたモータ出力トルクのフィードバック制御を実行する構成では、運転者の要求に対する追従性に問題があった。
【0006】
すなわち、こうした四輪駆動車両では、エンジンが始動し、このエンジンの始動によって発電機が回転して発電し、この発電機の電力によってモータが駆動するが、モータが駆動するまでは当該モータの回転方向を検出することができないことから、検出された回転方向に基づいてモータをフィードバック制御したときは、既に車両が後退していることも少なくない。
【0007】
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、車両の後退等を考慮した適切なトルクでモータを応答性良く制御できる車両駆動用モータの制御装置および制御方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1) 上記目的を達成するために、請求項1記載の発明によれば、車両の起動を検出する起動検出手段と、前記起動検出手段により車両の起動が検出された場合に、車両を駆動するモータに界磁電流のみを供給する界磁電流供給手段と、前記界磁電流供給手段により界磁電流のみが供給されたときの前記モータの回転方向を検出する回転方向検出手段と、前記回転方向検出手段により検出されたモータの回転方向に基づいて、前記モータが発生するトルクを決定するトルク決定手段と、前記トルク決定手段により決定されたトルクに基づいて、前記モータを制御するモータ制御手段と、を有する車両駆動用モータの制御装置が提供される。
【0009】
また、上記目的を達成するため、請求項7記載の発明によれば、車両の起動を検出し、前記車両の起動が検出された場合に、車両を駆動するモータに界磁電流のみを供給し、前記界磁電流のみが供給されたときの前記モータの回転方向を検出し、前記検出されたモータの回転方向に基づいて、前記モータが発生するトルクを決定し、前記決定されたトルクに基づいて前記モータを制御する車両駆動用モータの制御方法が提供される。
【0010】
本発明では、車両の駆動源の全部または一部となるモータに界磁電流のみを供給することにより、モータの駆動前においても、モータの回転方向が検出可能となる。すなわち、モータに界磁電流のみが供給された状態で、車両のロールバックなどの外力によるモータの回転方向を検出する。
【0011】
次に、検出されたモータの回転方向に基づきモータトルクが決定され、これに基づきモータを制御する。たとえば、前進の場合の回転を正転とすると、登り坂で発進する場合でロールバック状態となったときは、誘起電圧は負の値となる。このように、本発明は、モータ駆動前からモータ回転方向を検出しておき、モータ駆動開始時には、フィードフォワード制御を可能にすることにより、従来の制御方法より優れた応答特性を得ることができ、特に制御目標値を出力してから実際の出力値を目標値に合わせるのに要する時間を短縮することができる。
【0012】
(2)上記発明においては特に限定されないが、請求項2記載のように、前記界磁電流供給手段は、車両の傾斜度が所定以上の傾斜度であるとともに、車両の起動が検出された場合に、車両を駆動するモータに界磁電流のみを供給するよう構成することもできる。
【0013】
これにより、坂道での発進による後退および前進するときにのみ界磁電流を供給するので、電力の消費を低減することができる。
【0014】
(3)上記発明においては特に限定されないが、請求項3記載のように、前記発進検出手段は、車両のイグニッションスイッチのON/OFFを検出することで車両の起動を検出するよう構成することもできる。
【0015】
内燃機関を駆動源とするハイブリッド車などにおいては、内燃機関の点火用スイッチであるイグニッションスイッチをON/OFFすることが車両の始動/停止に相当するので、このイグニッションスイッチを共用することで別途の起動検出手段を設ける必要がなくなる。また、イグニッションスイッチのON/OFF信号のようにタイミングトリガ信号を用いることで、モータに界磁電流を流し続けるといったエネルギーロスおよび蓄電池の容量不足を防止することができる。
【0016】
(4)上記発明では特に限定されないが、請求項4記載のように、前記界磁電流供給手段として車載された蓄電池を用いることもできる。
車両には電装部品用電源として蓄電池が搭載されているのが一般的であることから、こうした蓄電池を界磁電流供給手段として共用することで別途専用の電流供給源を搭載する必要がなくなる。また、一般的に車載されている蓄電池は、12Vといった電圧で規格化されているのが一般的であることから、モータ制御回路の設計上においても新たな設計仕様を必要としない。
【0017】
(5)上記発明では特に限定されないが、前記モータは、界磁電流が供給され磁場を生成する電磁石を有することが好ましい。
また、前記制御手段は、前記モータの電磁石に供給する界磁電流および/または前記モータの電機子に供給する電機子電流を制御することが好ましい。
【0018】
【発明の効果】
請求項1乃至8記載の発明によれば、車両の全部または一部を駆動するモータに予め界磁電流のみを供給しておくことにより、モータ駆動前においても、モータの回転方向が検出でき、この検出されたモータの回転方向に基づいてモータが発生するトルクを決定し、このトルクに基づいてモータを制御することで、モータ駆動開始時にフィードフォワード制御を可能にすることにより、従来のフィードバック制御方法に比べ、著しく応答性を向上させることができ、特に制御目標値を出力してから実際の出力値を目標値に合わせるのに要する時間を短縮することができる。
【0019】
これに加えて、請求項2記載の発明によれば、坂道での発進による後退および前進するときにのみ界磁電流を供給するので、電力の消費を低減することができる。
【0020】
また請求項3記載の発明によれば、別途の発進検出手段を設ける必要がなくなり、また、モータに界磁電流を流し続けるといったエネルギーロスおよび蓄電池の容量不足を防止することができる。
【0021】
また、請求項4記載の発明によれば、別途専用の電流供給源を搭載する必要がなくなり、また、モータ制御回路の設計上においても新たな設計仕様を必要としない。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の車両駆動用モータの制御装置を四輪駆動車両に適用した実施形態を示すブロック図である。
【0023】
図1に示すように、本例の四輪駆動車両において、左右前輪1L,1Rはエンジン2によって駆動され、左右後輪3L,3Rはモータ4によって駆動される。エンジン2の出力は、トランスミッション5を介して左右の前輪1L,1Rに伝達されて当該左右の前輪1L、1Rを回転駆動させるとともに、同時に無端ベルト6を介して発電機7にも伝達され、発電機7を駆動する。
【0024】
この発電機7により発電された電力は、リレー、フューズ等が内蔵されたジャンクションボックス10を介してモータ4に供給され、また、この発電機7により発電された電力の一部は、発電機7とモータ4へ界磁電流を流す12V用バッテリ(BAT)20にも供給される。この12V用バッテリ(BAT)20が、本発明の界磁電流供給手段に相当する。なお、12V用バッテリ(BAT)20は、車両用電源としては一般的であり、車両の電装品電源として通常使用されているのでこれを共用することができる。
【0025】
本例では、モータ4の誘起電圧を検出する誘起電圧検出センサ21と、モータ4に供給される界磁電流を検出する界磁電流センサ22とが設けられており、これら誘起電圧検出センサ21および界磁電流検出センサ22からの信号は4WDコントローラ8へ送出され、この4WDコントローラ8によってモータ4が制御される。そして、この誘起電圧検出センサ21および界磁電流検出センサ22からの信号に基づきモータ4の回転方向が検出される。このうち誘起電圧検出センサ21が、本発明の回転方向検出手段に相当する。
【0026】
また、4WDコントローラ8は、モータ4に12V用バッテリ(BAT)20から界磁電流を流すためリレー23にも信号を送っており、モータ4の界磁電流制御および電機子電流制御を独立して行うことも可能となっている。すなわち、本例のモータ4は磁場を生成する磁石として電磁石を用い、かつ当該電磁石への界磁電流の供給制御と、電機子への電流の供給制御とを互いに独立して行えるよう構成されている。そして、発進前におけるモータ4の回転方向は、バッテリ20(界磁電流供給手段)からモータ4の電磁石に界磁電流を供給することで検出され、発進後のモータ4の制御は、4WDコントローラ8(モータ制御手段)からモータ4の電機子および/または電磁石へ駆動用電流を供給することで実行される。
【0027】
なお、この4WDコントローラ8が、本発明のトルク決定手段およびモータ制御手段に相当する。また、モータ4の出力は、減速機11およびクラッチ12を介して左右後輪3L、Rに伝達される。図1において、符号13は、デフレンシャルギヤを示す。
【0028】
4WDコントローラ8は、エンジン2を制御するエンジン・コントロール・モジュール(ECM)9にも接続されており、このエンジン・コントロール・モジュール(ECM)9は、エンジン回転センサ24およびアクセル開度センサ25からの入力信号を受けエンジン2の出力を制御する。
【0029】
次に動作を説明する。
図2は、本実施形態の制御方法を示すフローチャートであり、まず最初に車両は当初停止状態にあり、イグニッションスイッチ(IGN)はOFFの状態となっている。したがって、最初のステップS1において、イグニッションスイッチがONになったか否かをエンジン・コントロール・モジュール(ECM)9で判断し、ONの場合は次のステップに進み、OFFの場合はスタートに戻る。このイグニッションスイッチおよびエンジン・コントロール・モジュール(ECM)9が、本発明に係る発進検出手段に相当する。
【0030】
イグニッションスイッチがONの場合、ステップS2において、エンジン・コントロール・モジュール(ECM)9よりリレー23に信号を送り、当該リレー23をONにして12V用バッテリ(BAT)20からの電力をモータ4に供給する。そして、ステップS3において、12Vバッテリ(BAT)20よりモータ4の電磁石に、一定の界磁電流IFのみが流れるよう制御する。これにより、誘起電圧を計測するだけで、モータ4の回転方向を判定することが可能な状態となる。
【0031】
次に、ステップS4において、界磁電流IFが一定値以上流れているかを判断する。この界磁電流IFの測定は、界磁電流検出センサ22により行われ、エンジン・コントロール・モジュール(ECM)9により判断される。界磁電流IFが一定値以上流れていない場合は、ステップS3に戻り、界磁電流の制御を再度行う。
【0032】
界磁電流IFが一定値以上流れていることが確認できた場合は、ステップ5に進み、セルモータが始動されたらステップS6に進んで、エンジン2が始動したか否かの判定を行う。この判定は、エンジン回転センサ24の信号により行われる。エンジン2の始動が確認できた場合はステップS7に進むが、確認できなかった場合はステップS1に戻り、再度イグニッションスイッチの動作の確認から始める。
【0033】
ステップ6にてエンジン2の始動が確認されたら、いわゆるアイドリング状態になるが、次のステップS7において、イグニッションスイッチのON/OFFの状態を再確認する。これは、一旦エンジン2を始動した後、運転を中止する場合を考慮したもので、ここでイグニッションスイッチがOFFであることが確認された場合は、ステップS8に進み制御を終了する。これに対して、イグニッションスイッチがONの場合、すなわち、運転状態が継続している場合は、次のステップS9に進む。
【0034】
ステップS9では、誘起電圧検出センサ21を用いてモータ4に生じた誘起電圧(HVB)の検出を行い、次のステップS10では、誘起電圧の正負の判定を行う。
【0035】
ここで、モータ4に生じた誘起電圧HVBは、
【0036】
【数1】
誘起電圧(HVB)=定数×界磁電流(IF)×回転数(N) …(1)
で求めることができ、回転数Nはモータ4の回転方向によってその符号の正負±が反転する値であり、よってこの誘起電圧HVBの正負を反転することにより、モータ4の回転方向(正転または反転)を判定することができる。したがって、誘起電圧が負である場合はロールバックの状態にあることを意味しているので、ロールバック発進時のモータトルク演算ステップS11に進み、それ以外の場合は、通常のモータトルク演算ステップS12に進む。
【0037】
このようにステップS11では、車両はロールバック状態にある。すなわち、エンジン2は始動しているが、車両は外力(たとえば、登り坂に停車しているときのように坂道を下がる方向に受ける力)により、後進状態にある。こうしたロールバック状態で通常のモータトルク演算を行うと、モータにかかる電機子の端子電圧が大きくなり、モータトルクが必要以上に大きくなる。このため、路面状態によってはグリップ限度を超えてスリップ状態となるおそれがある。これについて以下に説明する。下記式(2)は、電機子回路端子電圧(E)を求める演算式であり、式(3)はモータトルク(T)を求める演算式である。
【0038】
【数2】
Figure 0003700612
【0039】
【数3】
モータトルク(T)=定数×電機子電流(I) …(3)
式(2)において、ロールバック状態にあるときは、回転数(N)は負値を示す。この場合、回転数が通常状態、たとえば回転数(N)がゼロとして、電機子端子電圧(E)を算出すると、定数、界磁の磁束(φ)、電機子抵抗(R)はすべて正値であるため、電機子電流(I)は通常より大きく算出される。
【0040】
モータトルク(T)は、式(3)より明らかなように、電機子電流(I)に比例するため、モータトルク(T)が大きくなり過ぎるという問題を生じる。
【0041】
そこで、ステップS11のロールバック発進時のモータトルク演算においてはモータトルクが大きくなりすぎないよう目標トルクに合わせた演算を行う。
【0042】
次のステップS13では、アクセル開度(θ)の正負の判定を行う。アクセル開度(θ)が負値である場合は、アクセルを踏み込み発進状態にあることを意味し、それ以外の場合は、能動的発進指令が行われていない状態、すなわち、アイドル状態にあることを意味している。
【0043】
したがって、アクセル開度(θ)が負である場合には、ステップS14に進み電機子電流および界磁電流の制御を開始する。それ以外の場合にはステップS9に戻り誘起電圧の再検出を行う。
【0044】
ステップS15では、車両の走行状況を判定する。すなわち、ブレーキングにより車両が停止した場合等を想定し、車両停止となった場合にはステップS7に戻り、イグニッションスイッチのON/OFFの確認を行う。車両が停止していない、すなわち、走行状態にある場合はステップ9に戻り、再度誘起電圧の検出を行い制御を継続する。
【0045】
一方、ステップS10にてロールバック状態にないと判定された場合は、通常のモータトルク演算を行うステップS12に進み、その後はロールバック発進時の場合と同様の処理を行う。
【0046】
図3は、車両駆動用モータの制御に、従来のフィードバック制御を用いた場合と本例のフィードフォワード制御を用いた場合における車速の応答特性を示した図である。この図からも明らかなように、フィードフォワード制御を用いた方がフィードバック制御を用いた場合に比べ、目標車速に収束する時間が短く、かつその振幅も狭い。このことは、フィードフォワード制御の方がより優れた応答特性を有することを意味している。
【0047】
以上、本実施形態では、界磁電流の供給をイグニッションスイッチのON/OFF信号をタイミングトリガとして行ったが、この方法以外にも、たとえば、車両の傾斜度を検出する傾斜センサを備え、車両停止時に車両の傾斜度を検出して記憶しておき、次回発進時には、この傾斜度が所定値以上の傾斜度である場合にのみ界磁電流を供給する方法などが考えられる。この方法によれば、平坦地から発進する場合には、界磁電流を流すことなく電力消費量を低減できるという効果がある。
【0048】
また、本実施形態では、アクセル開度(θ)が負の場合、すなわち、発進指令が行われた場合のみに、フィードフォワード制御を開始することとしたが、ギア状態をも考慮して制御を開始する方法も考えられる。すなわち、登り坂発進の場合において、ギアが前進に入っている場合には、電機子電流および界磁電流の制御を開始し、車両を停止状態に保持し、アクセル開度(θ)が負値となって初めて車両を前進させるような制御を行う方法が考えられる。こうすることにより、登り坂発進における不用意なロールバックを防止することができる。
【0049】
なお、上述した実施形態では、たとえば登り坂などから車両が発進する場合に、車両が後退する例を用いて説明したが、下り坂などから車両が発進する際に、車両が前進する場合でも、同様の効果を有することはいうまでもない。
【0050】
また、上述した実施形態では、前輪がエンジンにより駆動され、後輪がモータにより駆動される四輪駆動車を例に挙げ説明したが、車両としては四輪駆動車のみならず、電気自動車、ハイブリッド自動車等にも本発明である車両駆動用モータの制御装置および制御方法を適用できる。
【0051】
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両駆動用モータの制御装置の実施形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態における制御手順を示すフローチャートである。
【図3】従来のフィードバック制御した場合と本発明のフィードフォワード制御をした場合の応答特性を比較した図である。
【符号の説明】
1L、R…前輪(左、右)
2…エンジン(ENG)
3L、R…後輪(左、右)
4…モータ
5…トランスミッション
6…無端ベルト
7…発電機
8…4WDコントローラ
9…エンジン・コントロール・モジュール(ECM)
10…ジャンクション・ボックス
11…減速機
12…クラッチ
13…デフレンシャルギヤ
20…12V用バッテリ(BAT)
21…誘起電圧検出センサ
22…界磁電流検出センサ
23…リレー
24…エンジン回転検出センサ
25…アクセル開度検出センサ

Claims (8)

  1. 車両の起動を検出する起動検出手段と、
    前記起動検出手段により車両の起動が検出された場合に、車両を駆動するモータに界磁電流のみを供給する界磁電流供給手段と、
    前記界磁電流供給手段により界磁電流のみが供給されたときの前記モータの回転方向を検出する回転方向検出手段と、
    前記回転方向検出手段により検出されたモータの回転方向に基づいて、前記モータが発生するトルクを決定するトルク決定手段と、
    前記トルク決定手段により決定されたトルクに基づいて、前記モータを制御するモータ制御手段と、を有する車両駆動用モータの制御装置。
  2. 車両の停止を検出する停止検出手段と、
    前記停止検出手段により車両の停止が検出されたときに、車両の傾斜度を検出する傾斜度検出手段と、を備え、
    前記界磁電流供給手段は、前記傾斜度検出手段により検出された車両の傾斜度が所定以上の傾斜度であるとともに、前記起動検出手段により車両の起動が検出された場合に、車両を駆動するモータに界磁電流のみを供給する請求項1記載の車両駆動用モータの制御装置。
  3. 前記起動検出手段は、車両のイグニッションスイッチのON/OFFを検出することで車両の起動を検出する請求項1または2記載の車両駆動用モータの制御装置。
  4. 前記界磁電流供給手段は、車載された蓄電池である請求項1〜3の何れかに記載の車両駆動用モータの制御装置。
  5. 前記モータは、界磁電流が供給され磁場を生成する電磁石を有する請求項1〜4の何れかに記載の車両駆動用モータの制御装置。
  6. 前記制御手段は、前記モータの電磁石に供給する界磁電流および/または前記モータの電機子に供給する電機子電流を制御する請求項5記載の車両駆動用モータの制御装置。
  7. 車両の起動を検出し、
    前記車両の起動が検出された場合に、車両を駆動するモータに界磁電流のみを供給し、
    前記界磁電流のみが供給されたときの前記モータの回転方向を検出し、
    前記検出されたモータの回転方向に基づいて、前記モータが発生するトルクを決定し、
    前記決定されたトルクに基づいて前記モータを制御する車両駆動用モータの制御方法。
  8. 前記モータは電機子と磁場を形成する電磁石とを有し、前記決定されたトルクに基づいて、前記モータの電磁石に供給する界磁電流および/または前記モータの電機子に供給する電機子電流を制御する請求項7記載の車両駆動用モータの制御方法。
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