JP3696384B2 - 電動機の駆動装置 - Google Patents
電動機の駆動装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3696384B2 JP3696384B2 JP25105197A JP25105197A JP3696384B2 JP 3696384 B2 JP3696384 B2 JP 3696384B2 JP 25105197 A JP25105197 A JP 25105197A JP 25105197 A JP25105197 A JP 25105197A JP 3696384 B2 JP3696384 B2 JP 3696384B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- bridge circuit
- open
- drive device
- motor drive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D5/00—Power-assisted or power-driven steering
- B62D5/04—Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
- B62D5/0457—Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such
- B62D5/0481—Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such monitoring the steering system, e.g. failures
- B62D5/0484—Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such monitoring the steering system, e.g. failures for reaction to failures, e.g. limp home
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D5/00—Power-assisted or power-driven steering
- B62D5/04—Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
- B62D5/0457—Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
- Control Of Direct Current Motors (AREA)
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、各種のセンサからの信号に基づくコンピュータ制御により駆動される電動機の駆動装置に関する。
詳細には、車両に搭載されるパワーステアリング装置、四輪操舵装置等の電動機の駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電動機の駆動、例えば車両の電動パワーステアリング装置においては、運転者のステアリングホイールの操作に伴って発生する操舵トルクを操舵トルクセンサで検出し、操舵トルク信号や他のセンサからの信号に基づいて電動機を駆動する駆動信号(例えば、PWM信号)を発生し、この信号で駆動装置を介して電動機を駆動し、ステアリング系に操舵補助力を作用させるようにしている。
そして、電動機の駆動装置としては、接合形FETやMOSタイプFET(逆方向ダイオードを内蔵している)等の2つのスイッチング素子を直列に接続した回路を2つ並列に接続して構成されたブリッジ回路(Hブリッジ回路)で構成し、また2つの直列回路の接続点に電動機駆動用電源を供給し、各直列回路の2つのスイッチング素子の接続点を電動機に接続したものは知られている。
しかし、従来は、電動機の駆動装置は1系統しかなかった。
【0003】
また、エンジン等の制御に対してバックアップ用のCPUを備えて制御装置の2系統化は行われていたが、電動パワーステアリング装置のような電動機の駆動装置に対してのバックアップ機構はなく1系統で電動パワーステアリング装置の駆動を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のように電動機の駆動を1系統で行う場合や、単に電動機の駆動を2系統にした場合には以下のような課題がある。
【0005】
電動機の駆動を1系統で行う場合には、駆動装置の一部が故障した場合、その時点でシステム機能が停止してしまう課題がある。
【0006】
例えば駆動装置を構成するスイッチング素子がオフ故障(スイッチング素子がオフして通電しない状態で固定される故障)の時には、電動機に供給する電動機駆動用電源が通電できず電動機の駆動ができない課題がある。
【0007】
また、スイッチング素子がオン故障(スイッチング素子がオンして通電した状態で固定される故障)の時には、電動機に供給する電動機駆動用電源が遮断できず電動機の制御ができない課題がある。
【0008】
前述の課題を解決するために、電動機の駆動装置を単純に2系統に構成し、一方の駆動装置で電動機を駆動するとともに、他方の駆動回路の駆動を停止した場合には、電動機駆動用電源から他方の電動機駆動回路に電流が回り込んでしまう課題がある。
【0009】
また、他方の駆動装置を構成するスイッチング素子がオン故障した状態において、一方の駆動装置で電動機を駆動すると、他方の駆動装置が閉回路を形成し、電動機が発電作用をしてしまう課題がある。
【0010】
この発明はこのような課題を解決するためなされたもので、その目的は電動機の駆動装置を2系統備え、一方の駆動装置で電動機を駆動するとともに、一方の駆動装置が故障した場合には他方の駆動装置で電動機を駆動することによって電動機をなるべく停止することなく継続して駆動するととともに、駆動側の駆動装置から停止側の駆動装置への電流の回り込みの防止と、ブリッジ回路を形成するスイッチング素子のオン故障時に駆動装置による発電作用の防止をすることができる電動機の駆動装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本発明に係る電動機の駆動装置は、逆接ダイオードを内蔵した2対のスイッチング素子を備えるブリッジ回路と、該ブリッジ回路から電動機間を繋ぐ複数の電動機線と、を備え、電動機を可逆回転駆動するようにした電動機の駆動装置において、電源と電動機間にブリッジ回路を並列に2組設けてどちらか一方のブリッジ回路を介して電動機を回転駆動するとともに、一方のブリッジ回路と電動機間を繋ぐ全ての電動機線、および他方のブリッジ回路と電動機間を繋ぐ全ての電動機線にそれぞれ開閉スイッチを設けて一方のブリッジ回路と電動機間の開閉スイッチを閉成するとともに他方のブリッジ回路と電動機間の開閉スイッチ全てを開成したことを特徴とする。
【0012】
また、本発明に係る電動機の駆動装置は、一方・他方のブリッジ回路と電源間にそれぞれ開閉スイッチを設けて一方のブリッジ回路と電源間の開閉スイッチを閉成するとともに他方のブリッジ回路と電源間の開閉スイッチを開成したことを特徴とする。
【0013】
さらに、本発明に係る電動機の駆動装置は、電源と電動機間に複数のスイッチング素子を備えるブリッジ回路を並列に2組設けるとともに、該2組のブリッジ回路それぞれから電動機間を繋ぐ複数の電動機線と、が設けられ、一方のブリッジ回路と電動機間を繋ぐ全ての電動機線、および他方のブリッジ回路と電動機間を繋ぐ全ての電動機線に開閉スイッ チを設けて、一方のブリッジ回路と電動機間の開閉スイッチを閉成するとともに、他方のブリッジ回路と電動機間の開閉スイッチ全てを開成したことを特徴とする。
【0014】
また、本発明に係る電動機の駆動装置は、一方・他方のブリッジ回路と電源間にそれぞれ開閉スイッチを設けて一方のブリッジ回路と電源間の開閉スイッチを閉成するとともに他方のブリッジ回路と電源間の開閉スイッチを開成したことを特徴とする。
【0015】
本発明に係る電動機の駆動装置は、電源と電動機間にブリッジ回路を並列に2組設けてどちらか一方のブリッジ回路を介して電動機を回転駆動するとともに、それぞれのブリッジ回路と電動機間にそれぞれ開閉スイッチを設けて一方のブリッジ回路と電動機間の開閉スイッチを閉成するとともに他方のブリッジ回路と電動機間の開閉スイッチを開成したので、電動機の駆動を継続するとともに、他方のブリッジ回路のスイッチング素子がオン故障しても、このブリッジ回路による発電作用を防止することができる。
【0016】
また、本発明に係る電動機の駆動装置は、電源と電動機間にブリッジ回路を並列に2組設けてどちらか一方のブリッジ回路を介して電動機を回転駆動するとともに、それぞれのブリッジ回路と電源間にそれぞれ開閉スイッチを設けて一方のブリッジ回路と電源間の開閉スイッチを閉成するとともに他方のブリッジ回路と電源間の開閉スイッチを開成したので、電動機を継続して駆動できるとともに、他方のブリッジ回路への電流の回り込みを防止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
なお、この発明は、回転子と固定子を1系統で構成し、回転子に電源供給する接触子は2系統を有する電動機と、この電動機を駆動するためのブリッジ回路を含む電動機駆動手段を2つ用いて、電動機の駆動停止を極力回避するものである。
【0018】
図1はこの発明を適用する電動式パワーステアリング装置の全体構成図である。
図1の電動式パワーステアリング装置1は、ハンドル2に一体的に設けられたステアリング軸3に自在継ぎ手4a,4bを備えた連結軸4を介してステアリングギヤボックス(図示せず)内に設けられたラック&ピニオン機構7aによって、機械的に連結され手動操舵力発生手段6が構成される。
【0019】
ステアリング軸3の回転運動は、ラック&ピニオン機構7aによりラック軸7の往復運動に変換される。
ラック軸7は、その両端にタイロッド8を介して転動輪としての左右の前輪9が連結され、手動操舵力発生手段6を介して、マニュアルステアリングで前輪9を転動させて車両の向きを変えている。
【0020】
手動操舵力発生手段6による操舵力を軽減するため、操舵補助力を供給する電動機10をラック軸7の同軸上に配置し、また同様にボールネジ機構11を同軸上に配置し、これを介し電動機の発生する操舵補助力を推力に変換してラック軸7に作用させる。
【0021】
ステアリングギヤボックス内には手動トルクを検出するための操舵トルクセンサ12を設け、トルク信号Tを電子制御手段15に供給する。
尚、操舵トルクセンサ12は、操舵の回転方向とトルク量に応じたトルク信号Tを出力する。
【0022】
また、車速センサ13により車両の速度を検出し、車速信号Vを電子制御手段15に供給する。
【0023】
電子制御手段15は、電動機制御手段と電動機駆動手段を備え、操舵トルクセンサ12が検出するトルク信号Tと車速センサ13が検出する車速信号Vに基づいて決定した電動機駆動信号(例えば、PWM信号)で電動機駆動手段(例えば、FETを用いたブリッジ回路)を介して電動機10をPWM駆動する。
【0024】
また、電子制御手段15は、FETを用いたブリッジ回路を含む電動機駆動手段を2つ並列に設け、一方のブリッジ回路を使用している時には他方のブリッジ回路に電流が流れないようにしている。
さらに、電子制御手段15は、一方のブリッジ回路が故障した時には、他方の電動機駆動手段に切り替える。
【0025】
図2は本発明に係る電動機の駆動装置の要部ブロック構成図である。
なお、本図の構成は、1つの電動機とブリッジ回路を含む電子制御手段を2つ設け、一方のブリッジ回路が故障した場合には、他方のブリッジ回路に切り替えて電動機の駆動を継続する電動機の駆動装置に関する。
【0026】
図2において、本発明の電動機の駆動装置を適用した電動パワーステアリング装置は、1つの操舵トルクセンサ12と、1つの車速センサ13と、2つの電子制御手段15a、15bと、1つの電動機10とから構成する。
なお、操舵トルクセンサ12と車速センサ13をそれぞれ2つ設け、操舵トルク信号および車速信号Vを別々に電子制御手段15a、15bに供給するように構成してもよい。
【0027】
電子制御手段A15aは、マイクロプロセッサを基本に構成し、電動機制御手段A17aと電動機駆動装置A16aと故障検出手段A18aとを備る。
電動機制御手段A17aは、操舵トルクセンサ12が検出するトルク信号Tの絶対値と方向、および車速センサ13が検出する車速信号Vに基づいて電動機制御信号Coを演算し、電動機駆動装置A16aに供給する。
電動機駆動装置A16aは、電動機制御信号Coに基づいて電動機10を駆動する電動機駆動信号Moを出力する。
【0028】
同様に電子制御手段B15bは、マイクロプロセッサを基本に構成し、電動機制御手段B17bと電動機駆動装置B16bと故障検出手段B18bとを備える。
電動機制御手段B17bは、操舵トルクセンサ12が検出するトルク信号Tの絶対値と方向、および車速センサ13が検出する車速信号Vに基づいて電動機制御信号Coを演算し、電動機駆動装置B16bに供給する。
電動機駆動装置B16bは、電動機制御信号Coに基づいて電動機10を駆動する電動機駆動信号Moを出力する。
【0029】
ただし、電子制御手段A15aと電子制御手段B15bは、同一構成、作用であり、電動機10に供給する電動機駆動信号Moは、全く等しい値である。
また、電動機駆動装置A16aと電動機駆動装置B16bにおいて、スイッチ駆動回路A20aとスイッチ駆動回路B20b、開閉スイッチPSW1と開閉スイッチPSW2、開閉スイッチFSW1と開閉スイッチFSW3、開閉スイッチFSW2と開閉スイッチFSW4、ブリッジ回路A19aとブリッジ回路B19bがそれぞれ対応し、さらにインターフェイス回路aとインターフェイス回路b、電流検出回路aと電流検出回路b、FETQ1とQ5、FETQ2とQ6、FETQ3とQ7、FETQ4とQ8、内蔵ダイオードD1とD5、内蔵ダイオード内蔵ダイオードD2とD6、内蔵ダイオードD3とD7、内蔵ダイオードD4とD8、電動機電流検出用抵抗raとrbとがそれぞれ構成、作用が同等に対応している。
【0030】
電動機制御手段A17aは、ROM等のメモリを有し、実験や理論計算等に基づいて設定した操舵トルクTおよび車速信号Vと対応する電動機制御量である電動機制御信号Coのデータを予めメモリに記憶しておき、デジタル変換されたトルク信号T及び車速信号V入力に対応したCoを選択して出力し、電動機駆動装置A16aに供給する。
【0031】
また、電動機制御手段A17aは、電流検出回路aによって電動機10に流れる電流を検出し、この電流信号Isaをフィードバックして電動機10に最適な電動機制御信号Coを電動機駆動装置A16aに供給し、ブリッジ回路A19aを介して電動機10を駆動する。
【0032】
電動機駆動装置A16aは、ブリッジ回路A19a、スイッチ駆動回路A20a、開閉スイッチFSW1、FSW2と開閉スイッチPSW1で構成する。
また、ブリッジ回路A19aは、インターフェイス回路aと4個のFET(内蔵逆方向ダイオードを含む)で構成したブリッジ回路と電流検出回路aと電動機電流検出用抵抗raで構成する。
【0033】
電動機駆動装置A16aは、電動機駆動用電源22(DC12V)から高電位側の電源を開閉スイッチPSW1を介してブリッジ回路A19aに供給し、インターフェース回路aに入力される電動機制御信号Coに基づいてブリッジ回路A19aを駆動制御し、出力された電動機駆動信号Moを開閉スイッチFSW1と開閉スイッチFSW2を介して電動機10に供給して電動機10を駆動する。
【0034】
ブリッジ回路A19aは、インターフェイス回路aと4個のFET(内蔵逆方向ダイオードを含む)で構成したブリッジと電流検出回路aと抵抗raで構成する。
インターフェース回路aに入力される電動機制御信号Coは、例えば電動機10の回転方向を制御する方向信号と電動機10の駆動量(駆動トルクと回転数)を制御するPWM信号から形成する。
【0035】
例えば、電動機10を左回転させる場合、方向信号によりFETのQ4をオン制御し、PWM信号のデューティ比によりFETのQ2のゲートを制御する。
さらに、電動機10を右回転させる場合、方向信号によりFETのQ1をオン制御し、PWM信号のデューティ比によりFETのQ3のゲートを制御する。
また、FETのQ1とQ4、またはFETのQ2とQ3を同時にオン制御して電動機10の入力端子間を短絡して、電磁制動をかけるよう制御することもできる。
【0036】
ブリッジ回路A19aは、ブリッジの回路の配線間の短絡や地絡などの故障時や、ブリッジ回路に用いるスイッチング素子自身の故障時において、抵抗raの両端に発生する電位を電流検出回路aで検出し、検出した電流検出信号Isaを故障検出手段A18aに供給する。
【0037】
スイッチ駆動回路A20aは、故障検出手段A18aからの検出信号Tsaに対応して、ブリッジ回路A19aと電動機10との間に設けた開閉スイッチFSW1と開閉スイッチFSW2および電動機駆動用電源22とブリッジ回路A19aとの間に設けた開閉スイッチPSW1とを駆動するスイッチ駆動信号Ssaを開閉スイッチFSW1と開閉スイッチFSW2および開閉スイッチPSW1に供給する。
【0038】
開閉スイッチFSW1と開閉スイッチFSW2および開閉スイッチPSW1は、電子式開閉スイッチまたは機械式開閉スイッチ(電磁式)からなる。
また、開閉スイッチFSW1と開閉スイッチFSW2および開閉スイッチPSW1は、スイッチ駆動回路A20aからのスイッチ駆動信号Ssaによって、例えばHレベル信号によって駆動し、各々スイッチを閉成する。
【0039】
故障検出手段A18aは、発信回路、比較回路等から構成し、電流検出回路aからの電流検出信号Isaと電動機制御手段A17aからの電動機制御信号Coの比較により故障を検出し、検出信号Tsaを同じ電子制御手段系にあるスイッチ駆動回路A20aに供給して開閉スイッチFSW1、開閉スイッチFSW2および開閉スイッチPSW1を開成し、電動機10とブリッジ回路A19aとを遮断するとともに、電動機駆動用電源22とブリッジ回路A19aとの間を遮断する。
【0040】
また、故障検出手段A18aは、バックアップ用の電子制御手段B15bの故障検出手段B18bに故障検出の故障信号Tcaを供給し、電子制御手段B15bに備っている電動機駆動装置B16bを動作させ、開閉スイッチPSW2を閉状態にして電動機駆動電源22をブリッジ回路B19bに供給し、開閉スイッチFSW3と開閉スイッチFSW4を閉状態にして、ブリッジ回路B19bを駆動制御させて、電動機駆動信号Moを電動機10に供給する。
【0041】
さらに、故障検出手段A18aは、操舵トルクセンサ12や車速センサ13等の各種のセンサや部品およびCPUを含む各種の回路等の故障に対しても検出し、バックアップ用の電子制御手段B15bの故障検出手段B18bに故障検出の故障信号Tcaを供給し、電子制御手段B15bに切換て制御の継続を行う。
【0042】
また、故障検出手段A18aは、初期故障診断時に疑似信号を電動機駆動装置A16aに入力することにより、開閉スイッチPSW1、FSW1、FSW2の故障を検出し、故障信号Tcaを故障検出手段B18bに供給する。
【0043】
電動機10は、回転子と固定子には1系統で電源を供給し、回転子に電動機駆動用電源を供給する接触子は2系統を有する。
【0044】
電動機駆動装置A16aが正常時には、電動機駆動用電源22を開閉スイッチPSW1(閉成)を介してブリッジ回路A19aに供給し、PWM制御された電動機駆動信号Moを開閉スイッチFSW1(閉成)と開閉スイッチFSW2(閉成)を介して供給し、電動機10を駆動する。
この時、電動機駆動装置B16bの開閉スイッチPSW2、FSW3およびFSW4は開成されている。
【0045】
また、電動機駆動装置A16aが故障時には、電動機駆動用電源22を開閉スイッチPSW2(閉成)を介してブリッジ回路B19bに供給し、PWM制御された電動機駆動信号Moを開閉スイッチFSW3(閉成)と開閉スイッチFSW4(閉成)を介して供給し、電動機10を駆動する。
この時、電動機駆動装置A16aの開閉スイッチPSW1、FSW1およびFSW2は開成されている。
【0046】
通常は電動機駆動装置A16aによって、電動機10の駆動を行い、電動機駆動装置A16aが故障した場合(スイッチング素子自身の故障や内蔵ダイオードも含む)には、電動機駆動装置B16bに切り替えるとともに、電動機の駆動装置の故障をワーニングランプを点灯または点滅させたり、音声による警報で運転者に故障を知らせる。
【0047】
また、電動機駆動装置A16aによる通常の使用時には、バックアップ用の電動機駆動装置B16bの開閉スイッチPSW2を開状態にして、電動機駆動用電源22の電流を電動機駆動装置B16bに回り込まない様にする。
【0048】
例えば、電動機駆動装置B16bの開閉スイッチPSW2が閉成していると、電動機10が前輪9のセルフアライニングトルクのよって回転させられて発電作用をしている時には、GND→rb→D7→D8→PSW2→電動機駆動用電源22の経路で逆電流が流れる場合があり、電動機制御手段A17aによる制御が正確に行われない虞れがある。
【0049】
また、電動機駆動装置B16bが故障して電動機駆動装置A16aによる電動機10の駆動時には、バックアップ用の電動機駆動装置B16bの開閉スイッチFSW3と開閉スイッチFSW4を開成して、ブリッジ回路B19bが閉回路を構成して電動機10による発電作用が発生しないようにする。
例えば、FETQ5がオン故障していると、電動機10→FSW4→D8→Q5→FSW3→電動機10の閉回路が形成され、電動機10が発電作用をしてしまう。
【0050】
さらに、電動機駆動装置B16bが故障して電動機駆動装置A16aにより電動機10を駆動する場合には、開閉スイッチPSW2を開成する。
例えば、ブリッジ回路B19bのFETQ5が地絡していると、電動機駆動用電源22→PSW2→Q5→GNDの経路で電流が流れてしまう。
【0051】
もちろん、バックアップ時の電動機駆動装置B16b駆動時には、メインの電動機駆動装置A16aの開閉スイッチFSW1、開閉スイッチFSW2および開閉スイッチPSW1は開成し、電動機10とブリッジ回路A19aとを遮断するとともに、電動機駆動用電源22とブリッジ回路A19aとの間を遮断する。
【0052】
また、電動機駆動装置A16aと電動機駆動装置B16bは、故障検出手段A18aおよび故障検出手段B18bからの故障信号を受けた時には、電動機の駆動装置の故障をワーニングランプを点灯または点滅させたり、音声による警報で運転者に故障を知らせる。
【0053】
また、バックアップ用の電動機駆動装置B16bは、電動機駆動装置A16aと同じ構成、作用であり、バックアップ用の電動機駆動装置B16bが故障した場合は、開閉スイッチFSW3と開閉スイッチFSW4および開閉スイッチPSW2は開状態にし、メインの電動機駆動装置A16aの故障検出手段A18aに故障信号Tcbを供給する。
【0054】
なお、本実施例においては、電動機制御手段A17aの故障を故障検出手段A18aで検出し、故障信号Tcaを出力することにより電動機制御手段B17bに切り替えて電動機10を駆動するようにすることもできる。
【0055】
このように、本発明に係る電動パワーステアリング装置は、電源と電動機間にブリッジ回路を並列に2組設けてどちらか一方のブリッジ回路を介して電動機を回転駆動するとともに、それぞれのブリッジ回路と電動機間にそれぞれ開閉スイッチを設けて一方のブリッジ回路と電動機間の開閉スイッチを閉成するとともに他方のブリッジ回路と電動機間の開閉スイッチを開成したので、電動機の駆動を継続するとともに、他方のブリッジ回路への電流の回り込みを防止し、また他方のブリッジ回路のスイッチング素子がオン故障しても、このブリッジ回路による発電作用を防止することができる。
【0056】
図3は本発明に係る電動機の駆動装置の第2実施例ブロック構成図である。
なお、本図の構成は、1つの電動機と、駆動装置の故障を検出する1つの故障検出手段と、ブリッジ回路を含む電動機駆動装置を2つ設けた電子制御手段からなり、故障検出手段が一方の電動機駆動装置の故障を検出すると、故障信号を一方の電動機駆動装置にはそのまま、他方の電動機駆動装置には反転させて伝達する電動機の駆動装置に関する。
【0057】
図3において、本発明の電動機の駆動装置を適用した電動パワーステアリング装置は、操舵トルクセンサ12と、車速センサ13と、2つの電動機駆動装置A16a、16bと、故障検出手段18と、電動機制御手段17と、インバータ18cと、AND回路18dとを備えた電子制御手段15と、電動機10とから構成する。
【0058】
電子制御手段15は、マイクロプロセッサを基本に構成し、電動機制御手段17、電動機駆動装置A16a、電動機駆動装置B16b、故障検出手段18、インバータ18c、AND回路18dを備え、操舵トルクセンサ12が検出するトルク信号Tの絶対値と方向および車速センサ13が検出する車速信号Vに基づいて電動機制御信号Coを演算し、電動機駆動装置A16aおよび電動機駆動装置B16bに供給し、正常時に電動機駆動装置A16aで電動機制御信号Coに基づいて電動機10を駆動する電動機駆動信号Moを出力する。
また、故障時には、電動機駆動装置B16bで電動機制御信号Coに基づいて電動機10を駆動する電動機駆動信号Moを出力する。
【0059】
但し、電動機駆動装置A16aと電動機駆動装置B16bとは、同じ構成、作用を行い、電動機10に供給する電動機駆動信号Moは、全く等しい値である。
【0060】
電動機制御手段17は、図2で説明した電動機制御手段A17aと構成および作用が同じであるために、ここでは説明を省略する。
【0061】
また、インターフェース回路a、インターフェース回路b、ブリッジ回路A、ブリッジ回路Bと電流検出回路aの一部、電流検出回路bの一部、スイッチ駆動回路A20aの一部、スイッチ駆動回路B20bの一部についても、図2での電動機制御手段A17a中で説明した構成および作用が同じであるために、ここでは説明を省略する。
【0062】
故障検出手段18は、発信回路、比較回路等から構成し、検出信号Tsaをスイッチ駆動回路A20aおよびインバータ18cに供給するとともに、検出信号TscをAND回路18dに供給して電動機駆動装置A16aおよび電動機駆動装置B16bの駆動または停止を制御する。
また、故障検出手段18が故障を検出した場合には、電子制御手段15から電動機の駆動装置の故障をワーニングランプを点灯または点滅させたり、音声による警報で運転者に故障を知らせる。
【0063】
故障検出手段18から供給される検出信号Tsaおよび検出信号Tscは、電動機駆動装置A16aまたは電動機駆動装置B16bの故障に対応して以下のように形成する。
【0064】
電動機駆動装置A16aおよび電動機駆動装置B16bがともに正常な場合には検出信号Tsaおよび検出信号Tscがともに、例えばHレベルの信号を出力する。
【0065】
電動機駆動装置A16aが故障で、電動機駆動装置B16bが正常な場合には検出信号TsaがLレベル、検出信号TscはHレベルの信号を出力する。
一方、電動機駆動装置A16aが正常で電動機駆動装置B16bが故障の場合には、検出信号TsaがHレベル、検出信号TscがLレベルの信号を出力する。
さらに、電動機駆動装置A16aおよび電動機駆動装置B16bがともに故障の場合には、検出信号Tsaおよび検出信号TscがともにLレベルの信号を出力する。
【0066】
電動機駆動装置A16aおよび電動機駆動装置B16bがともに正常な場合、スイッチ駆動回路A20aにはHレベルの検出信号Tsaが供給され、開閉スイッチPSW1、FSW1およびFSW2が閉成されて電動機10が駆動される。
【0067】
一方、この状態で、AND回路18dにはインバータ18cを介してHレベルの検出信号Tsaの反転信号Tsb(Lレベル)とHレベルの検出信号Tscが供給される。
AND回路18dで論理積演算されたLレベルの検出信号Tsdがスイッチ駆動回路B20bが供給されると、開閉スイッチPSW2、FSW3およびFSW4は開成されて電動機駆動装置B16bによる電動機10の駆動が禁止される。
【0068】
電動機駆動装置A16aが故障の場合、スイッチ駆動回路A20aにはLレベルの検出信号Tsaが供給され、開閉スイッチPSW1、FSW1およびFSW2が開成されて電動機駆動装置A16aによる電動機10の駆動が禁止される。
【0069】
一方、電動機駆動装置A16aが故障で電動機駆動装置B16bが正常の場合、AND回路18dにはインバータ18cを介してLレベルの検出信号Tsaの反転信号Tsb(Hレベル)とHレベルの検出信号Tscが入力されるため、論理積演算されたHレベルの検出信号Tsdがスイッチ駆動回路B20bに供給され、開閉スイッチPSW2、FSW3およびFSW4は閉成されて電動機駆動装置B16bによる電動機10の駆動が実行される。
【0070】
また、電動機駆動装置A16aが正常で、電動機駆動装置B16bが故障の場合、Hレベルの検出信号Tsaがスイッチ駆動回路A20aに供給され、開閉スイッチPSW1、FSW2およびFSW3が閉成されて電動機駆動装置A16aによる電動機10の駆動が実行される。
一方、同時にAND回路18dにはインバータ18cを介してHレベルの検出信号Tsaの反転信号Tsb(Lレベル)とLレベルの検出信号Tscが入力されるため、論理積演算されたLレベルの検出信号Tsdがスイッチ駆動回路B20bに供給され、開閉スイッチPSW2、FSW3およびFSW4は開成されて電動機駆動装置B16bによる電動機10の駆動が禁止される。
【0071】
次に、電動機駆動装置A16aおよび電動機駆動装置B16bがともに故障の場合、スイッチ駆動回路A20aにはLレベルの検出信号Tsaが供給され、スイッチ駆動回路B20bにもLレベルの検出信号Tsdが供給されることにより、開閉スイッチPSW1、FSW1、FSW2、PSW2、FSW3およびFSW4の全てが開成され、電動機駆動装置A16aおよび電動機駆動装置B16bによる電動機10の駆動が禁止される。
【0072】
電動機10は、回転子と固定子には1系統で電源を供給し、回転子に電動機駆動用電源を供給する接触子は2系統を有する。
【0073】
図2で説明したように、電動機駆動装置A16aが正常時には、電動機駆動用電源22を開閉スイッチPSW1(閉成)を介してブリッジ回路A19aに供給し、PWM制御された電動機駆動信号Moを開閉スイッチFSW1(閉成)と開閉スイッチFSW2(閉成)を介して供給し、電動機10を駆動する。
この時、電動機駆動装置B16bの開閉スイッチPSW2、FSW3およびFSW4は開成されている。
【0074】
また、電動機駆動装置A16aが故障時には、電動機駆動用電源22を開閉スイッチPSW2(閉成)を介して電動機駆動装置B16bに供給し、PWM制御された電動機駆動信号Moを開閉スイッチFSW3(閉成)と開閉スイッチFSW4(閉成)を介して供給し、電動機10を駆動する。
この時、電動機駆動装置A16aの開閉スイッチPSW1、FSW1およびFSW2は開成されている。
【0075】
前述したように、電動機駆動装置A16aの正常動作時には電動機駆動装置B16bと電動機10とを開閉スイッチPSW2を開成して電気的に完全に切り離し、電動機駆動装置B16bが正常動作時には開閉スイッチPSW1も開成して電動機駆動装置A16aと電動機10とを電気的に完全に切り離すことにより、電動機10を介して電動機駆動装置A16aと電動機駆動装置B16bとが電気的に干渉することを防止する。
【0076】
例えば、電動機駆動装置A16aが正常動作時に、電動機駆動装置B16bの開閉スイッチPSW2が閉成していると、電動機10が前輪9のセルフアライニングトルクのよって回転させられて発電作用をしている時には、GND→rb→D7→D8→PSW2→電動機駆動用電源22の経路で逆電流が流れる場合があり、電動機制御手段A17aによる制御が正確に行われない虞れがある。
【0077】
また、電動機駆動装置B16bが故障して電動機駆動装置A16aによる電動機10の駆動時には、バックアップ用のブリッジ回路B19bの開閉スイッチFSW3と開閉スイッチFSW4を開成して、電動機駆動装置B16bが閉回路を構成して電動機10による発電作用が発生しないようにする。
例えば、FETQ5がオン故障していると、電動機10→FSW4→D8→Q5→FSW3→電動機10の閉回路が形成され、電動機10が発電作用をしてしまう。
【0078】
さらに、電動機駆動装置B16bが故障して電動機駆動装置A16aにより電動機10を駆動する場合には、開閉スイッチPSW2を開成する。
例えば、ブリッジ回路B19bのFETQ5が地絡していると、電動機駆動用電源22→PSW2→Q5→GNDの経路で電流が流れてしまう。
【0079】
このように、電動機駆動装置A16aおよび電動機駆動装置B16bのいずれか一方または双方が故障しても、故障が発生した電動機駆動装置を電動機10から完全に切り離すことができるので、電流の回り込みの防止と、ブリッジ回路を形成するスイッチング素子のオン故障時に駆動装置による発電作用の防止をすることができる。
【0080】
図4は本発明に係る電動機の駆動装置の第3実施例ブロック構成図である。
なお、本図の構成は、2つの電動機駆動装置と、2つの故障検出手段とを備えた電子制御手段とからなり、一方の故障検出手段が一方の電動機駆動装置の故障を検出した時、一方の電動機駆動装置に検出信号をそのまま供給するとともに、他方の電動機駆動装置には一方の故障検出手段からの検出信号を反転させた検出信号と他方の故障検出手段の検出信号との論理積信号を供給する電動機の駆動装置に関する。
【0081】
図4において、本発明の電動機の駆動装置を適用した電動パワーステアリング装置は、2つの故障検出手段A18aと故障検出手段B18bを備え、故障検出手段A18aからの検出信号Tsaを反転させた検出信号Tscと、故障検出手段B18bからの検出信号Tsbとの論理積を演算した検出信号Tsdをスイッチ駆動回路B20bに供給するよう構成した点が図3と異なる。
したがって、以下に構成の異なる故障検出手段A18aと故障検出手段B18bについて説明する。
【0082】
故障検出手段A18aおよび故障検出手段B18bは、発信回路、比較回路等から構成し、故障検出手段A18aからの検出信号Tsaをスイッチ駆動回路A20aおよびインバータ18cに供給するとともに、故障検出手段B18bからの検出信号TsbをAND回路18dに供給する。
また、インバータ18cからの検出信号TscをAND回路18dに供給し、AND回路18dで検出信号Tsbと検出信号Tscの論理積を演算し、演算した検出信号Tsdをスイッチ駆動回路B20bに供給する。
検出信号TsaおよびTsdに基づいて電動機駆動装置A16aおよび電動機駆動装置B16bの駆動または停止を制御する。
故障検出手段A18aおよび故障検出手段B18bが故障を検出した場合には、電子制御手段15から電動機の駆動装置の故障をワーニングランプを点灯または点滅させたり、音声による警報で運転者に故障を知らせる。
【0083】
故障検出手段A18aから供給される検出信号Tsaおよび故障検出手段B18bから供給される検出信号Tsbは、電動機駆動装置A16aまたは電動機駆動装置B16bの故障に対応して以下のように形成する。
【0084】
電動機駆動装置A16aが正常な場合には、故障検出手段A18aから、例えばHレベルの検出信号Tsaを出力し、電動機駆動装置A16aが故障の場合には、Lレベルの検出信号Tsaを出力するよう構成する。
【0085】
また、電動機駆動装置B16b正常な場合には、故障検出手段B18bから、例えばHレベルの検出信号Tsbを出力し、電動機駆動装置B16bが故障の場合には、Lレベルの検出信号Tsbを出力するよう構成する。
【0086】
電動機駆動装置A16aおよび電動機駆動装置B16bがともに正常な場合、スイッチ駆動回路A20aにはHレベルの検出信号Tsaが供給され、開閉スイッチPSW1、FSW1およびFSW2が閉成されて電動機10が駆動される。
【0087】
一方、この状態で、AND回路18dにはインバータ18cを介してHレベルの検出信号Tsaの反転信号Tsc(Lレベル)とHレベルの検出信号Tsbが供給される。
【0088】
AND回路18dの出力である検出信号TsdはLレベルとなってスイッチ駆動回路B20bに供給され、開閉スイッチPSW2、FSW3およびFSW4が開成されて電動機駆動装置B16bを介しての電動機10の駆動が禁止される。
【0089】
電動機駆動装置A16aが故障で、電動機駆動装置B16bが正常な場合、スイッチ駆動回路A20aにはLレベルの検出信号Tsaが供給され、開閉スイッチPSW1、FSW1およびFSW2が開成されて電動機駆動装置A16aを介しての電動機10の駆動が禁止される。
【0090】
一方、この状態で、AND回路18dにはインバータ18cを介してLレベルの検出信号Tsaの反転した検出信号Tsc(Hレベル)とHレベルの検出信号Tsbが入力されて論理積が演算され、Hレベルの検出信号Tsdがスイッチ駆動回路B20bに供給されることにより、開閉スイッチPSW2、FSW3およびFSW4が閉成されて電動機10が駆動される。
【0091】
電動機駆動装置A16aおよび電動機駆動装置B16bがともに故障の場合、検出信号Tsaおよび検出信号Tsbの双方がLレベルとなり、スイッチ駆動回路A20aにはLレベルの検出信号Tsa、スイッチ駆動回路B20bにはLレベルの検出信号Tsdがそれぞれ供給され、開閉スイッチPSW1、FSW1、FSW2、PSW2、FSW3およびFSW4が全て開成され、電動機10は電動機駆動装置A16aおよび電動機駆動装置B16bから完全に切り離されて駆動が禁止される。
【0092】
このように、電動機駆動装置A16aおよび電動機駆動装置B16bのいずれか一方または双方が故障しても、故障が発生した電動機駆動装置を電動機10から完全に切り離すことができるので、電流の回り込みの防止と、ブリッジ回路を形成するスイッチング素子のオン故障時に駆動装置による発電作用の防止をすることができる。
【0093】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る電動機の駆動装置は、電源と電動機間にブリッジ回路を並列に2組設けてどちらか一方のブリッジ回路を介して電動機を回転駆動するとともに、それぞれのブリッジ回路と電動機間にそれぞれ開閉スイッチを設けて一方のブリッジ回路と電動機間の開閉スイッチを閉成するとともに他方のブリッジ回路と電動機間の開閉スイッチを開成したので、電動機の駆動を継続するとともに、他方のブリッジ回路のスイッチング素子がオン故障しても、このブリッジ回路による発電作用を防止することができる。
【0094】
また、本発明に係る電動機の駆動装置は、電源と電動機間にブリッジ回路を並列に2組設けてどちらか一方のブリッジ回路を介して電動機を回転駆動するとともに、それぞれのブリッジ回路と電源間にそれぞれ開閉スイッチを設けて一方のブリッジ回路と電源間の開閉スイッチを閉成するとともに他方のブリッジ回路と電源間の開閉スイッチを開成したので、電動機を継続して駆動できるとともに、他方のブリッジ回路への電流の回り込みを防止することができる。
【0095】
よって、故障に際して電動機をなるべく停止することなく継続して駆動するととともに、駆動側の駆動装置から停止側の駆動装置への電流の回り込みの防止と、ブリッジ回路を形成するスイッチング素子のオン故障時に駆動装置による発電作用の防止をすることができる電動機の駆動装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を適用する電動式パワーステアリング装置の全体構成図
【図2】 本発明に係る電動機の駆動装置の要部ブロック構成図
【図3】 本発明に係る電動機の駆動装置の第2実施例ブロック構成図
【図4】 本発明に係る電動機の駆動装置の第3実施例ブロック構成図
【符号の説明】
1…電動パワーステアリング装置、2…ハンドル、3…ステアリング軸、4…連結軸、4a,4b…自在継ぎ手、5…ステアリングギヤボックス、6…手動操舵力発生手段、7…ラック軸、7a…ラック&ピニオン、8…タイロッド、9…前輪、10…電動機、11…ボールねじ機構、12…操舵トルクセンサ、13…車速センサ、15…電子制御手段、15a…電子制御手段A、15b…電子制御手段B、16a…電動機駆動装置A、16b…電動機駆動装置B、17a…電動機制御手段A、17b…電動機制御手段B、18a…故障検出手段A、18b…故障検出手段B、18c…インバータ、18d…AND回路、19a…ブリッジ回路A、19b…ブリッジ回路B、20a…スイッチ駆動手段A、20b…スイッチ駆動手段B、22…電動機駆動用電源、D1,D2,D3,D4,D5,D6,D7,D8…逆方向接続ダイオード(内蔵ダイオード)、Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6,Q7,Q8…スイッチング素子(FET)、PSW1,PSW2,FSW1,FSW2,FSW3,FSW4…開閉スイッチ、ra,rb…抵抗、Co…電動機制御信号、Isa,Isb…電流検出信号、Mo…電動機駆動信号、Ssa…スイッチ駆動信号、T…トルク信号、Tca,Tcb…故障信号、Tsa,Tsb,Tsc,Tsd…検出信号。
Claims (4)
- 逆接ダイオードを内蔵した2対のスイッチング素子を備えるブリッジ回路と、
該ブリッジ回路から電動機間を繋ぐ複数の電動機線と、を備え、
電動機を可逆回転駆動するようにした電動機の駆動装置において、
電源と電動機間に前記ブリッジ回路を並列に2組設けてどちらか一方のブリッジ回路を介して前記電動機を回転駆動するとともに、
一方のブリッジ回路と電動機間を繋ぐ全ての電動機線、および
他方のブリッジ回路と電動機間を繋ぐ全ての電動機線にそれぞれ開閉スイッチを設けて
一方のブリッジ回路と電動機間の開閉スイッチを閉成するとともに
他方のブリッジ回路と電動機間の開閉スイッチ全てを開成したことを特徴とする電動機の駆動装置。 - 前記一方・他方のブリッジ回路と電源間にそれぞれ開閉スイッチを設けて一方のブリッジ回路と電源間の開閉スイッチを閉成するとともに他方のブリッジ回路と電源間の開閉スイッチを開成したことを特徴とする請求項1記載の電動機の駆動装置。
- 電源と電動機間に複数のスイッチング素子を備えるブリッジ回路を並列に2組設けるとともに、該2組のブリッジ回路それぞれから電動機間を繋ぐ複数の電動機線と、が設けられ、一方のブリッジ回路と電動機間を繋ぐ全ての電動機線、および他方のブリッジ回路と電動機間を繋ぐ全ての電動機線に開閉スイッチを設けて、
一方のブリッジ回路と電動機間の開閉スイッチを閉成するとともに、
他方のブリッジ回路と電動機間の開閉スイッチ全てを開成したことを特徴とする電動機の駆動装置。 - 前記一方・他方のブリッジ回路と電源間にそれぞれ開閉スイッチを設けて一方のブリッジ回路と電源間の開閉スイッチを閉成するとともに他方のブリッジ回路と電源間の開閉スイッチを開成したことを特徴とする請求項3記載の電動機の駆動装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25105197A JP3696384B2 (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 電動機の駆動装置 |
US09/153,170 US5969919A (en) | 1997-09-16 | 1998-09-15 | Drive unit for electric motor |
DE19842438A DE19842438A1 (de) | 1997-09-16 | 1998-09-16 | Treibereinheit für einen Elektromotor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25105197A JP3696384B2 (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 電動機の駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1198888A JPH1198888A (ja) | 1999-04-09 |
JP3696384B2 true JP3696384B2 (ja) | 2005-09-14 |
Family
ID=17216897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25105197A Expired - Fee Related JP3696384B2 (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 電動機の駆動装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5969919A (ja) |
JP (1) | JP3696384B2 (ja) |
DE (1) | DE19842438A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11387753B2 (en) | 2019-09-19 | 2022-07-12 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor integrated circuit, semiconductor integrated circuit device, and motor-drive control system |
Families Citing this family (47)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3390333B2 (ja) * | 1997-08-27 | 2003-03-24 | 本田技研工業株式会社 | 電動パワーステアリング装置 |
JP4187308B2 (ja) * | 1998-06-16 | 2008-11-26 | 日本オーチス・エレベータ株式会社 | 可変速駆動装置 |
JP3292179B2 (ja) * | 1999-09-07 | 2002-06-17 | トヨタ自動車株式会社 | モータ駆動装置のための異常検出装置 |
JP4089367B2 (ja) * | 2002-09-17 | 2008-05-28 | 株式会社ジェイテクト | 電動パワーステアリング装置 |
US6909951B2 (en) * | 2003-09-12 | 2005-06-21 | Dana Corporation | Fail-safe torque transducer system |
US7126368B2 (en) * | 2004-09-16 | 2006-10-24 | Deere & Company | System and method for detecting motor coil-to-coil faults |
US7064509B1 (en) | 2005-03-14 | 2006-06-20 | Visteon Global Technologies, Inc. | Apparatus for DC motor position detection with capacitive ripple current extraction |
JP4584095B2 (ja) * | 2005-09-22 | 2010-11-17 | 株式会社ホンダエレシス | モータ駆動回路 |
JP4736648B2 (ja) * | 2005-09-08 | 2011-07-27 | 日本精工株式会社 | 電動パワーステアリング装置の制御装置 |
JP2007225388A (ja) * | 2006-02-22 | 2007-09-06 | Nsk Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
DE102006037125A1 (de) | 2006-08-09 | 2008-02-14 | Daimler Ag | Ansteuersystem für eine Antriebseinheit eines Kraftfahrzeuges |
DE102007036538A1 (de) * | 2006-09-14 | 2008-04-24 | C. Rob. Hammerstein Gmbh & Co. Kg | Verstellvorrichtung eines Kraftfahrzeugs, insbesondere für Kraftfahrzeugsitze, Verfahren zum Betrieb einer derartigen Verstellvorrichtung und ihre Verwendung |
JP5627842B2 (ja) | 2008-04-23 | 2014-11-19 | 株式会社ジェイテクト | 操舵制御装置 |
JP5370139B2 (ja) * | 2009-12-25 | 2013-12-18 | 株式会社デンソー | 電動パワーステアリング装置 |
JP5641638B2 (ja) * | 2010-02-03 | 2014-12-17 | ローム株式会社 | 異常検知回路、負荷駆動装置、電気機器 |
JP5158527B2 (ja) * | 2010-02-23 | 2013-03-06 | 株式会社デンソー | 電動機駆動装置、これを用いた電動パワーステアリング装置、及び、プログラム |
JP5528168B2 (ja) * | 2010-03-26 | 2014-06-25 | Ntn株式会社 | 電気自動車用コントローラ装置 |
FR2961361B1 (fr) * | 2010-06-14 | 2013-07-12 | Hispano Suiza Sa | Onduleur de tension et procede de commande d'un tel onduleur |
JP5195888B2 (ja) | 2010-06-24 | 2013-05-15 | 株式会社デンソー | 電動機駆動装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置 |
JP5229645B2 (ja) * | 2010-06-24 | 2013-07-03 | 株式会社デンソー | 電動機駆動装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置 |
US9252590B2 (en) * | 2011-02-25 | 2016-02-02 | Ntn Corporation | Electric automobile, in-wheel motor drive device, and motor control method |
JP5735305B2 (ja) * | 2011-02-25 | 2015-06-17 | Ntn株式会社 | 電気自動車 |
JP5387994B2 (ja) * | 2011-09-27 | 2014-01-15 | 株式会社デンソー | 電動パワーステアリング装置 |
KR101360436B1 (ko) * | 2011-12-09 | 2014-02-12 | 기아자동차주식회사 | Pwm제어기 |
JP5594312B2 (ja) * | 2012-04-02 | 2014-09-24 | 株式会社デンソー | モータ駆動装置 |
JP5653386B2 (ja) * | 2012-05-09 | 2015-01-14 | 三菱電機株式会社 | モータ制御装置およびそれを用いた電動パワーステアリング装置 |
JP5554376B2 (ja) * | 2012-06-26 | 2014-07-23 | 三菱電機株式会社 | 交流回転機の制御装置、及びその制御装置を備えた電動パワーステアリング装置 |
CN103580553A (zh) * | 2012-07-31 | 2014-02-12 | 施耐德东芝换流器欧洲公司 | 运动与控制系统 |
DE102013103698A1 (de) * | 2013-04-12 | 2014-10-16 | Zf Lenksysteme Gmbh | Endstufenansteuerung im störfall |
JP6237255B2 (ja) * | 2014-01-20 | 2017-11-29 | 株式会社ジェイテクト | 電動パワーステアリング装置 |
US9935452B2 (en) * | 2015-11-13 | 2018-04-03 | Allegro Microsystems, Llc | Circuits and techniques for signaling between devices |
CN114567192A (zh) | 2016-03-04 | 2022-05-31 | 日本电产株式会社 | 电力转换装置、马达驱动单元和电动助力转向装置 |
CN108778896B (zh) * | 2016-03-14 | 2021-01-01 | 三菱电机株式会社 | 电动机控制系统及具备电动机控制系统的电动助力转向装置 |
US10093348B2 (en) * | 2016-06-17 | 2018-10-09 | Steering Solutions Ip Holding Corporation | Electrical power steering with two controllers and closed-loop integral action |
GB2557295B (en) | 2016-12-05 | 2022-07-20 | Trw Ltd | Control for electric power steering |
JP6769328B2 (ja) * | 2017-02-10 | 2020-10-14 | 株式会社デンソー | 回転電機制御装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置 |
WO2019032470A1 (en) * | 2017-08-05 | 2019-02-14 | Interface, Inc. | AXIAL FORCE PRESSURE TRANSDUCER |
KR102066221B1 (ko) | 2018-02-08 | 2020-01-14 | 주식회사 만도 | 차량의 조향 장치 및 방법 |
US11498614B2 (en) * | 2018-03-13 | 2022-11-15 | Hitachi Astemo, Ltd. | Control device for on-board device |
DE102018118236A1 (de) * | 2018-07-27 | 2020-01-30 | HELLA GmbH & Co. KGaA | Kontrollsystem für ein Kraftfahrzeug und Verfahren zur Fehlerdiagnose bei einem Kontrollsystem |
US10958265B1 (en) * | 2020-01-07 | 2021-03-23 | Inpower Llc | Winch motor protection circuit |
EP4120531A4 (en) * | 2020-03-13 | 2024-03-20 | Hitachi Astemo, Ltd. | ELECTRONIC POWER CONVERSION CONTROL DEVICE AND POWER SUPPLY IC |
SE544553C2 (en) * | 2020-06-23 | 2022-07-12 | Scania Cv Ab | Management of electrically assisted steering of a vehicle |
JP7375713B2 (ja) * | 2020-09-16 | 2023-11-08 | 株式会社豊田自動織機 | モータ制御装置及び産業車両 |
DE102021131083A1 (de) * | 2020-11-30 | 2022-06-02 | Steering Solutions Ip Holding Corporation | Diagnose eines zustands einer eingangsenergie für eine elektrische servolenkung |
JP7390418B2 (ja) * | 2021-09-21 | 2023-12-01 | 本田技研工業株式会社 | 電力供給回路及び回転電機システム |
US12107462B2 (en) | 2021-09-21 | 2024-10-01 | Honda Motor Co., Ltd. | Power supply circuit and rotary electric machine system |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH571286A5 (ja) * | 1974-02-07 | 1975-12-31 | Contraves Ag | |
US4146826A (en) * | 1976-01-26 | 1979-03-27 | Rca Corporation | Gto bi-directional motor control circuit |
JPS637191A (ja) * | 1986-06-25 | 1988-01-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | モ−タ駆動装置 |
JP2715473B2 (ja) * | 1988-09-19 | 1998-02-18 | アイシン精機株式会社 | 電動パワーステアリング装置のフエイルセイフ装置 |
US5032774B1 (en) * | 1989-05-09 | 1996-04-23 | United Technologies Automotive | Circuit sensing circuit for use with a current controlling device in a power delivery circuit |
JP2659108B2 (ja) * | 1991-04-26 | 1997-09-30 | 本田技研工業株式会社 | モータ駆動制御装置 |
JPH0543800U (ja) * | 1991-11-18 | 1993-06-11 | 株式会社東芝 | インバータ装置 |
JPH08116675A (ja) * | 1994-10-18 | 1996-05-07 | Meidensha Corp | 電力変換装置 |
DE19605834A1 (de) * | 1996-02-16 | 1997-08-21 | Siemens Ag | Verfahren zum Ansteuern eines Gleichstrommotors und Vorrichtung zur Durchführung dieses Verfahrens |
-
1997
- 1997-09-16 JP JP25105197A patent/JP3696384B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-09-15 US US09/153,170 patent/US5969919A/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-09-16 DE DE19842438A patent/DE19842438A1/de not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11387753B2 (en) | 2019-09-19 | 2022-07-12 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor integrated circuit, semiconductor integrated circuit device, and motor-drive control system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1198888A (ja) | 1999-04-09 |
US5969919A (en) | 1999-10-19 |
DE19842438A1 (de) | 1999-05-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3696384B2 (ja) | 電動機の駆動装置 | |
US7837004B2 (en) | Steering assisting system for vehicle | |
JP5120041B2 (ja) | モータ制御装置及び電動パワーステアリング装置 | |
EP0292566B1 (en) | Motor-driven power steering system | |
JPH1159447A (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JPH07251749A (ja) | 電動パワーステアリング制御装置 | |
JP3232032B2 (ja) | 可変舵角比操舵装置 | |
JP2602963B2 (ja) | モータ駆動式パワー・ステアリング装置 | |
JPH10167086A (ja) | 電動パワーステアリング装置の制御装置 | |
JP3399226B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP4266690B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP3861349B2 (ja) | 電動式パワーステアリング装置 | |
JP3642240B2 (ja) | 電動式パワーステアリング装置 | |
JP3572801B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP3427876B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP3511563B2 (ja) | 電動パワーステアリング制御装置 | |
JP3628510B2 (ja) | 車両のステアリング装置 | |
JP2005067380A (ja) | 電動パワーステアリング装置の故障検出方法 | |
JPH11342859A (ja) | 電動式パワーステアリングの制御装置 | |
JP3641921B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置の制御装置 | |
JP5125432B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置の制御装置及びモータの制御装置 | |
JP2005170185A (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP2000118419A (ja) | 電動式パワーステアリング装置 | |
JP2004168258A (ja) | 車両用操舵装置 | |
JP2004217015A (ja) | 操舵装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050311 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050322 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050520 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050628 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050629 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080708 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090708 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |