JP3695447B2 - 仮想lan接続機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、広域の仮想LAN(VLANという)を構築するための仮想LAN接続機器に係り、特に、フレームからタグの取り外しをすることなく仮想LANのフレーム中継が可能で、既設のネットワークを存続させつつユーザ収容量が増大できる仮想LAN接続機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
IEEE802.1Qにより規定されるVLANでは、フレームのヘッダ部に、VLANグループを識別するための識別番号であるVLANID(VIDと略す)及びVLANのプロトコルタイプを区別する情報であるTPIDを付けることにより、このフレームを適切に中継し、そのVLANグループに属する端末のみがフレームを送受信できるようにしている。VIDとTPIDとを合わせてVLANタグという。互いに異なるVIDを使用することにより、1つの共通したLAN上で複数のVLANを互いに独立に形成することができる。フレーム内のVIDのフィールドは12bit長なので、約4千種類の異なるVIDを作ることができる。つまり、1つの共通したLAN上で約4千個のVLANを運用することができる。互いに独立したLANのそれぞれにおいてVLANを構築する場合は、両方のLAN(これらは、ポリシーが異なるVLANドメインと表現される)に同じVIDが使用されても、相互に差し支えは生じない。
【0003】
図9に、VLANフレームの構造の一部を示す。図示のように、VLANフレームは、通常のフレームと同様の送信先アドレスのフィールド91、送信元アドレスのフィールド92、タイプのフィールド93などを有するほかに、TPIDのフィールド94とVIDのフィールド95とを有する。
【0004】
一方、長距離伝送路を持つ大規模なネットワークを形成し、複数のLANをそれぞれこの大規模なネットワークに接続することにより、複数のLANを相互接続することができる。以下では、1つの都市エリア程度に広がったネットワークを地域ネットワークと呼び、全国に広がったネットワークを広域ネットワークと呼ぶことにする。広域ネットワークを介在することにより、今まで相互接続していなかった複数の地域ネットワークが相互接続されることになる。これにより、それぞれの地域ネットワーク内から他の地域ネットワーク内への通信が可能になる。
【0005】
ところが、VLANを設定している地域ネットワークを広域ネットワークに接続しようとすると、VIDが他の地域ネットワーク(ポリシーが異なるVLANドメイン)で使用しているものと重複するという問題が生じる。つまり、単独の地域ネットワーク上に構築されているVLANは、他の単独の地域ネットワーク上に構築されているVLANと同じVIDを使用している場合があるため、地域ネットワーク同士が広域ネットワークを介して相互接続されると、識別能力を失うことになる。
【0006】
また、VLANには、IEEE802.1Qとは異なる規格により規定されるVLAN(以下、区別のために拡張VLANという)があり、拡張VLANでは、前記VLANタグを付けたフレームにさらに拡張VLANタグ(拡張VID及びTPID)を付ける。拡張VLANは、接続機器を提供するメーカが独自に規定するものであり、拡張VLANにおけるTPIDは、その拡張VLANの種類(メーカ規格)を示すものである。拡張VLANの種類が異なるネットワーク同士は相互に接続することができない。
【0007】
図10に、拡張VLANフレームの構造の一部を示す。図9と比較すると、拡張VLAN用のTPIDのフィールド101、拡張VIDのフィールド102が追加されていることがわかる。
【0008】
これらの問題を解消するために、従来は、図11に示されるように、地域ネットワークの出入口箇所にタグの取り外し/取り付けを行うアンタグ装置を設置し、広域ネットワークの出入口箇所にもアンタグ装置を設置し、フレーム111が地域ネットワークから出るときに、地域ネットワーク用のVLANタグ、拡張VLANタグを取り外し、このフレーム112が広域ネットワークに入るときに、広域ネットワーク用のタグ及び識別番号を再度付加してフレーム113としている。そして、このフレームが広域ネットワークから出るときに、広域ネットワーク用のタグ及び識別番号を取り外し、地域ネットワークに入るときに、地域ネットワーク用のVLANタグ、拡張VLANタグを付加している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来のシステムでは、各地域ネットワークを広域ネットワークに接続する箇所において、地域ネットワーク側と広域ネットワーク側とにそれぞれアンタグ装置を設置する必要がある。
【0010】
また、このアンタグ装置間の接続は、地域ネットワーク側アンタグ装置の1つのポートに1つのVIDを割り当て、広域ネットワーク側アンタグ装置の1つのポートに1つの広域ネットワーク用の識別番号を割り当てている。双方のアンタグ装置間を接続する際に、ポートを間違えるとVIDと広域ネットワークにおける識別番号とが整合しなくなる。しかし、アンタグ装置間の複数の伝送路を正しい相手に接続するよう管理するのは容易でない。
【0011】
また、従来のシステムでは、地域ネットワークと広域ネットワークとの間の責任分界点が明確でない。即ち、地域ネットワーク側アンタグ装置に地域ネットワークを正しく接続するかどうかは、地域ネットワーク側の責任において行うことができる。一方、広域ネットワーク側アンタグ装置に広域ネットワークを正しく接続するかどうかは、広域ネットワーク側の責任において行うことができる。しかし、アンタグ装置間の接続は、地域ネットワーク側の責任か広域ネットワーク側の責任かを切り分けることができない。図11に示した責任分界点は、伝送路の中間に描かれているが、これは、責任分界点が明確でないことを表している。
【0012】
また、IEEE802.1Qの規格ではVIDのフィールドが12bit長しかないため、4千件程度のユーザしか収容できない。これを全国規模の広域ネットワークに適用すると、仮想LANのサービスを希望するユーザを収容しきれないことになる。しかし、容量を増やすためにVIDのフィールドを広げた新しい規格を導入しようとすると、既に構築・運用されている地域ネットワークを廃棄しなくてはならない。
【0013】
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、フレームからタグの取り外しをすることなく仮想LANのフレーム中継が可能で、既設のネットワークを存続させつつユーザ収容量が増大できる仮想LAN接続機器を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、地域ネットワークに接続される地域側ポートと広域ネットワークに接続される広域側ポートとを有し、地域ネットワークにおける仮想LAN識別番号(VIDという)と広域ネットワークにおける仮想LAN識別番号(GVIDという)との対応関係を予め登録したテーブルを有し、地域側ポートから広域側ポートに中継するフレーム及び広域側ポートから地域側ポートに中継するフレームは上記テーブルを参照して仮想LAN識別番号を変換して中継するものである。
【0015】
上記テーブルには、地域側ポートの番号及び広域側ポートの番号も含めた対応関係が登録されており、このテーブルに従いフレームの中継先ポートが決定されてもよい。
【0016】
GVIDは、VIDよりも桁数が大きくてもよい。
【0017】
フレームの仮想LAN識別番号を変換するときに、フレーム末尾のチェックコードを再計算して書き替えてもよい。
【0018】
また、本発明は、地域ネットワークに接続される地域側ポートと広域ネットワークに接続される広域側ポートとを有し、地域側ポートで受信したフレームに格納されているVIDをGVIDに変換して該フレームを広域側ポートから送信し、広域側ポートで受信したフレームに格納されているGVIDをVIDに変換して該フレームを地域側ポートから送信するものである。
【0019】
媒体アクセス制御器(MACという)が地域側ポートで受信したフレームにそのポートの番号を格納し、変換部がその受信ポート番号とVIDとに基づいてGVIDとこのフレームを送信するべき広域側ポートの番号とを判定してこれらGVIDと送信ポート番号とをフレームに格納し、MACがその送信ポート番号の広域側ポートにフレームを転送し、また、MACが広域側ポートで受信したフレームにそのポートの番号を格納し、変換部がその受信ポート番号とGVIDとに基づいてVIDとこのフレームを送信するべき地域側ポートの番号とを判定してこれらVIDと送信ポート番号とをフレームに格納し、MACがその送信ポート番号の地域側ポートにフレームを転送してもよい。
【0020】
GVIDは、VIDよりも桁数が大きくてもよい。
【0021】
フレームの仮想LAN識別番号を変換するときに、フレーム末尾のチェックコードを再計算して書き替えてもよい。
【0022】
また、本発明は、地域ネットワークに接続される地域側ポートと広域ネットワークに接続される広域側ポートとを有し、地域側ポートで受信したフレームに格納されているVIDをGVIDに変換して該フレームを広域側ポートから送信し、広域側ポートで受信したフレームに格納されているGVIDをVIDに変換して該フレームを地域側ポートから送信する仮想LAN接続機器であって、地域側または広域側の各ポートと、VIDとGVIDとの相互変換を行う変換部との間に、それぞれ個別のMACを備えるものである。
【0023】
地域側ポートに接続されたMACは、地域側ポートから入ってきたフレームをそのまま変換部に送信し、変換部から入ってきたフレームを対応する地域側ポートに転送し、広域側ポートに接続されたMACは、広域側ポートから入ってきたフレームをそのまま変換部に送信し、変換部から入ってきたフレームを対応する広域側ポートに転送し、変換部は、VIDとGVIDとの対応関係を予め登録したテーブルを有し、VIDとGVIDとを変換して、このフレームを送信するべき送信ポートに接続されたMACにフレームを送信してもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
【0025】
図1に示されるように、本発明に係る仮想LAN接続機器1a,1bは、地域ネットワーク2a,2bと広域ネットワーク3とを接続する接続機器1であって、地域側ポートで受信したフレームに格納されている地域ネットワーク2a,2bにおけるVIDを広域ネットワークにおけるVIDに変換してそのフレームを広域側ポートから送信し、広域側ポートで受信したフレームに格納されている広域ネットワーク3におけるVLANIDを地域ネットワーク2a,2bにおけるVIDに変換してそのフレームを地域側ポートから送信するものである。なお、具体的な変換手順は、後述する。
【0026】
図1では、ひとつの地域ネットワーク2aが東京にあり、もうひとつの地域ネットワーク2bが大阪にあり、ある会社A社の東京本店は東京ネットワーク2aに接続し、同じA社の大阪支店は大阪ネットワーク2bに接続し、東京ネットワーク2a及び大阪ネットワーク2bはそれぞれ仮想LAN接続機器1a,1bを介して全国ネットワーク3に接続しているものとする。
【0027】
それぞれの地域ネットワーク2a,2bにおいてA社は拡張VLANを使用しており、東京ネットワーク2aにおけるA社のVIDはX、大阪ネットワーク2bにおけるA社のVIDはZである。従って、東京本店から送信されるフレームは、東京ネットワーク2aにおいて図8の拡張VLANフレームとなり、拡張VLANタグのVIDフィールド82にXが格納されることになる。また、大阪ネットワーク2bにおいてフレームが大阪支店へ中継されるには、図8のVIDフィールド82にZが格納された拡張VLANフレームでなければならない。そして、全国ネットワークにおけるA社のVIDはYである。
【0028】
また、ここでは、東京本店が属する拡張VLANグループにおけるイーサネットタイプは0×9100であり、大阪支店が属する拡張VLANグループにおけるイーサネットタイプは0×8100である。これらのイーサネットタイプは、拡張VLANタグのTPIDフィールド81に格納される。なお、イーサネットは登録商標である。
【0029】
このシステムにおいて、東京本店がフレームを送信したとする。このとき東京ネットワーク2aでは拡張VLANタグが付加される。拡張VLANフレームのVIDフィールド82にはXが格納され、TPIDフィールド81には0×9100が格納される。東京ネットワーク2a側のVLAN相互接続機器1aは、この拡張VLANフレームを受信すると、VIDフィールド82に格納されているXをYに変換し、TPIDフィールド81に格納されている0×9100を0×8100に変換し、その拡張VLANフレームを全国ネットワーク3に送信する。この拡張VLANフレームは大阪ネットワーク2b側のVLAN相互接続機器1bに到着する。大阪ネットワーク2b側のVLAN相互接続機器1bは、全国ネットワーク3から受信した拡張VLANフレームに対し、VIDフィールド82に格納されているYをZに変換し、TPIDフィールド81に格納されている値を変換(この例では同じ値)し、その拡張VLANフレームを大阪ネットワーク2bに送信する。この拡張VLANフレームは、大阪ネットワーク2bにおいて大阪支店が受信することのできるフレームである。従って、東京本店が送信したフレームが大阪支店で受信できることになる。また、仮に大阪ネットワーク2bにVIDがXである拡張VLANのユーザがいたとしても、このVIDは東京ネットワーク2aでのVIDとは無関係であるから、従来技術で述べた重複の問題は生じない。
【0030】
次に、本発明の他の実施形態を説明する。図2に示した仮想LAN接続機器21a,21bは、VID多重化機能を有する。図1と同じように、ひとつの地域ネットワーク22aが東京にあり、もうひとつの地域ネットワーク22bが大阪にあり、東京ネットワーク22a及び大阪ネットワーク22bはそれぞれ仮想LAN接続機器21a,21bを介して全国ネットワーク23に接続している。そして、ここでは、A社の東京本店のほかにB社の東京本店も東京ネットワーク22aに接続し、A社の大阪支店のほかにB社の大阪支店も大阪ネットワーク22bに接続している。それぞれの地域ネットワーク22a,22bにおいてA社及びB社は、互いに異なるVLANグループに属しており、東京ネットワーク22aにおけるA社のVIDはX、B社のVIDはPであり、大阪ネットワーク22bにおけるA社のVIDはZ、B社のVIDはQである。
【0031】
全国ネットワーク23におけるA社のVID及びB社のVIDはいずれもYである。ただし、本発明では、全国ネットワーク23におけるVIDとして、地域ネットワーク22a,22bにおけるVIDよりも桁数が大きいVID(以下、GVIDという)を定義してある。具体的には、従来のVIDが12bit長であったのに対し、GVIDは16bit長である。IEEE802.1Qにより規定されるVIDのフィールドは12bitしかないので、IEEE802.1Pにより規定されるuser−priority及びCFI(以下、pri/CFIと記す)フィールドの4bitにGVIDの一部を格納する。従って、VIDフィールドだけに着目した見掛け上は、A社のVIDとB社のVIDとが同じYであっても、pri/CFIフィールドの値でA社とB社を識別することができる。このように、地域ネットワーク22a,22bにおけるVIDよりも広域ネットワーク23におけるGVIDの桁数を多くすることでVLAN数の容量を増やすことをVID多重化機能と呼ぶ。本実施形態のようにpri/CFIフィールドの4bitをGVIDに割り当てると、従来の16倍、約6万5千個のGVIDを使用することができる。また、GVIDの桁数を多くするために、TPIDの任意のビットを使用することもグローバル側を構成する機器によっては可能である。
【0032】
このシステムにおいて、A社東京本店がフレームを送信すると、東京ネットワーク22aを伝送されるVLANフレーム(図7)のVIDフィールド75の値はXとなる。東京ネットワーク22a側のVLAN相互接続機器21aは、このVLANフレームのVIDフィールド75の値をYに変換すると共に、図示しない4bitをA社のGVIDに基づいて決める。即ち、A社のGVIDは、Y(12bit)に4bitをつないだ16bitで表される。このVLANフレームを全国ネットワーク23から受け取った大阪ネットワーク22b側のVLAN相互接続機器21bは、A社のGVIDを大阪ネットワーク22bにおけるVIDであるZに変換して大阪ネットワーク22bに送信する。従って、A社大阪支店はA社東京本店からのフレームを受信することができる。
【0033】
また、B社東京本店がフレームを送信すると、VLANフレームのVIDはPとなる。東京ネットワーク22a側のVLAN相互接続機器21aは、このVLANフレームのVIDをYに変換すると共に、図示しない4bitをB社のGVIDに基づいて決める。この4bitの表す数値がA社のそれとは異なることは勿論である。このVLANフレームを全国ネットワーク23から受け取った大阪ネットワーク22b側のVLAN相互接続機器21bは、A社のGVIDを大阪ネットワーク22bにおけるVIDであるQに変換して大阪ネットワーク22bに送信する。従って、B社大阪支店はB社東京本店からのフレームを受信することができる。
【0034】
次に、仮想LAN接続機器におけるVIDの変換手順を説明する。まず、仮想LAN接続機器の構造を説明すると、図3に示されるように、本発明に係る仮想LAN接続機器31は、地域ネットワークと広域ネットワークとに割り振られている複数のポート32と、VIDとGVIDとの相互変換を行う変換部34と、複数のポート32と変換部34との間のフレーム転送を行うMAC33とを備えている。ポートは、#1〜#3が地域ネットワークに接続され、#4〜#6が広域ネットワークに接続されているものとする。
【0035】
MAC33は、ポート32から入ってきたフレームにそのポート32の番号(受信ポート番号)を付加してそのフレームを変換部34に受け渡す機能と、変換部34から返ってきたフレームに書かれているポート番号(送信ポート番号)に応じてそのフレームをポート32に転送する機能とを有する。例えば、図示のようにポート#1からMAC33に入ってきたフレーム35は、フレーム36のようにSOPフィールドの次にポート番号「P#1」が格納されて変換部34に受け渡される。この際、CRCの値を計算により変更してもよい。他のフィールドは変更されない。ここで、SOPはパケットの先頭を示す符号、DAは送信先アドレス、SAは送信元アドレスである。
【0036】
変換部34は、MAC33から受け渡されたフレームに格納されている受信ポート番号とVIDとに基づいてGVIDと送信ポート番号とを判定し、フレームの受信ポート番号及びVIDを判定したGVID及び送信ポート番号に書き替えてMAC33に返し、また、MAC33から受け渡されたフレームに格納されている受信ポート番号とGVIDとに基づいてVIDと送信ポート番号とを判定し、フレームの受信ポート番号及びGVIDを判定したVID及び送信ポート番号に書き替えてMAC33に返す機能を有する。
【0037】
この変換機能を実現する手段として、変換部34は、地域ネットワーク側の情報と広域ネットワーク側の情報とを対応付けて記憶したID変換テーブルを備えている。図4に示したID変換テーブルは、地域ネットワーク側と広域ネットワーク側とを大きく左右に分けてある。地域ネットワーク側の情報は、ポート番号(P#)、TPID、VIDの欄からなる。広域ネットワーク側の情報は、ポート番号(P#)、TPID、pri/CFI、VIDの欄からなる。図4のID変換テーブルには、▲1▼,▲2▼,▲3▼,▲4▼の具体例が記入されている。これらの具体例についてフレームの書き替え内容を図5で説明する。
【0038】
図5の▲1▼のように、ポート番号「P#3」、VID「5」が格納されたフレームが変換部34に入力されたとする。このフレームは、pri/CFIが「0×0」となっているが、地域ネットワーク側からもたらされたフレームであるから、このデータは不使用である。変換部34は、図4のID変換テーブルをポート番号とVIDとにより参照し、広域ネットワーク側の情報を得る。そして、フレームには、ポート番号「P#5」、VID「10」、pri/CFI「0×1」を書き込む。VIDとpri/CFIとを合成した16bitがGVIDであることは既に説明したとおりである。変換部34は、同時に、TPIDを「0×8100」から「0×9100」に書き替える。そして、変換部34は、CRCの値を計算により変更する。
【0039】
▲2▼のように、ポート番号「P#5」、VID「10」、pri/CFI「0×2」が格納されたフレームが変換部34に入力されたとする。このフレームは広域ネットワーク側からもたらされたフレームである。変換部34は、ID変換テーブルをポート番号とVIDとにより参照し、地域ネットワーク側の情報を得る。そして、フレームには、ポート番号「P#3」、VID「6」を書き込む。pri/CFIは不使用であるから書き替える必要はないが、ここでは「0×0」を書くものとした。変換部34は、同時に、TPIDを「0×9100」から「0×8100」に書き替える。そして、変換部34は、CRCの値を計算により変更する。
【0040】
▲1▼のケースは地域ネットワーク側のフレームが入力された場合として説明し、▲2▼のケースは広域ネットワーク側のフレームが入力された場合として説明したが、それぞれのケースは図5の矢印を逆にしても成立することは勿論である。例えば、▲1▼の逆ケースでは、ポート番号「P#5」、VID「10」、pri/CFI「0×1」が格納されたフレームが変換部34に入力されると、ポート番号「P#3」、VID「5」が格納されたフレームが出力される。▲2▼のケースと▲1▼の逆ケースとを比べると、いずれもVID「10」であるが、pri/CFIによって識別が達成されていることが分かる。
【0041】
▲3▼のケースでは、ポート番号「P#1」、VID「3000」とポート番号「P#6」、VID「45」、pri/CFI「0×1」とが相互に変換され、▲4▼のケースでは、ポート番号「P#1」、VID「3100」とポート番号「P#4」、VID「3200」、pri/CFI「0×2」とが相互に変換され、且つTPID「0×8100」とTPID「0×9100」とが相互に変換されている。
【0042】
上記VIDの変換手順を図2の例に適用すると、以下の動作になる。東京ネットワーク22a側の仮想LAN接続機器21aのID変換テーブルは、図6(a)のように設定されている。また、大阪ネットワーク22b側のVLAN相互接続機器21bのID変換テーブルは、図6(b)のように設定されている。これにより、A社東京本店が送信したフレームは、VIDをXとしたVLANフレームとなり、仮想LAN接続機器21aのポート#3に入り、ポート#7からVIDをY、pri/CFIを1として全国ネットワーク23に送信される。このVLANフレームは、VLAN相互接続機器21bのポート#7に入り、ポート#1からVIDをZとして大阪ネットワーク22bに送信される。よって、A社大阪支店は、このフレームを受信することができる。また、B社東京本店が送信したフレームは、VIDをPとしたVLANフレームとなり、仮想LAN接続機器21aのポート#3に入り、ポート#7からVIDをY、pri/CFIを2として全国ネットワーク23に送信される。このVLANフレームは、VLAN相互接続機器21bのポート#7に入り、ポート#1からVIDをQとして大阪ネットワーク22bに送信される。よって、B社大阪支店は、このフレームを受信することができる。
【0043】
次に、本発明の他の実施形態について説明する。
【0044】
図7に示す仮想LAN接続機器では、地域ネットワークに接続された複数の地域側ポート72と、広域ネットワークに接続された複数の広域側ポート73と、VIDとGVIDとの相互変換を行う変換部76と、複数の地域側ポート72と変換部76との間のフレーム転送を行うMAC74、複数の広域側ポート73と変換部76との間のフレーム転送を行うMAC75を備えている。MAC74は、地域側ポート72から入ってきたフレームにそのポートの番号を書き込んでフレームを変換部76に送信する機能と、変換部76から入ってきたフレームに書き込まれているポート番号に応じてそのフレームを地域ネットワーク側のポートに転送する機能を有する。一方、MAC75は、広域側ポート73から入ってきたフレームにそのポートの番号を書き込みフレーム変換部76に送信する機能と、変換部76から入ってきたフレームに書き込まれているポート番号に応じてそのフレームを広域ネットワーク側のポートに転送する転送機能を有する。
【0045】
図8に示す仮想LAN接続機器では、地域ネットワークに接続される複数の地域側ポート82の各ポートと変換部86との間、及び広域ネットワークに接続される広域側ポート83の各ポートと変換部86との間に、それぞれ個別のMAC84およびMAC85を設けている。この場合、各ポートにそれぞれ個別のMACを設けているので、変換部86は、フレーム中のポート番号を読み取らなくても、ハードウェアの構成にからポート番号を判別すること可能である。このため、MAC84およびMAC85は、地域側ポート82または広域側ポート83から入ってきたフレームにポートの番号を書き込む必要がなくなる。したがって、MAC84は、地域ネットワークに接続される地域ポート82から入ってきたフレームを変換部86に受け渡す機能と、変換部86から入ってきたフレームを対応する地域ポートに転送する機能を有するだけでよく、MAC85は、広域ネットワークに接続される広域ポート83から入ってきたフレームを変換部86に受け渡す機能と、変換部86から入ってきたフレームを対応する広域ポートに転送する機能を有するだけでよい。また、変換部86は、ポート番号を書き替えると必要がなくなり、VIDとGVIDを相互に変換する機能を有するだけでよい。
【0046】
例えば、地域側ポート#1からフレームがMAC841に入ってきた場合、MAC841はフレームをそのまま変換部86に受け渡し、変換部86は、地域ネットワーク側の情報と広域ネットワーク側の情報とを対応付けて記憶したID変換テーブルを備えているので、MAC841から受け渡されたフレームに格納されているVIDとフレームの受け渡し元であるMAC841から判別される受信ポート番号とに基づいてGVIDと送信ポート番号とを判定し、フレームのVIDを判定したGVIDに書き替えて、判定した送信ポート番号に対応したMACにフレームを送る。例えば、判定した送信ポート番号が#5の場合、変換部86は、MAC852にフレームを送り、MAC852は、変換部86から送られてきたフレームを広域側ポート#2に転送する。
【0047】
このように、各ポートと変換部との間にそれぞれ個別のMACを備えることにより、MACにおいてはポート番号を書き込む必要がなくなり、変換部においては、フレーム中のポート番号を読み取る必要がなく、変換時には、フレーム中のポート番号の書き替える必要がなくなるため、フレームを中継するときの処理を減らすことが可能である。
【0048】
以上、説明したように、従来の仮想LANは独立した地域ネットワークのみを対象にしており、互いにポリシーが異なるVLANドメインを相互につなぐ技術がなかったため、広域ネットワークで取り扱うにはアンタグ装置が必要であったが、本発明では、VLANタグを外さないでVLANタグの内容を地域用広域用で相互変換するようにしたので、アンタグ装置が不要になる。これに伴いアンタグ装置間の管理が不要になり、責任分界点も明確になる(図1参照)。
【0049】
また、従来の仮想LANではVIDの桁数が少ないため広域ネットワークにおいて希望するユーザを収容しきれないおそれがあったが、本発明では、桁数を増やしたGVIDを使用するので大量のユーザを収容することができる。その桁数増加を従来より優先情報を格納するフィールドとして用意されているpri/CFIでまかなうようにすれば、容量は16倍になる。そして、既に構築・運用されている地域ネットワークの仮想LANにおいて使用しているVIDは、そのまま継続して使用することができる。
【0050】
また、本発明では、VID/GVIDの相互変換にVID/GVIDの対応関係を登録したテーブルを用いたので、管理が容易である。
【0051】
また、本発明では、テーブルの地域側、広域側のそれぞれにポート番号を設定し、MACにおいて受信ポート番号の付加と送信ポート番号による転送先判定を行うようにしたので、地域側広域側間のフレーム転送経路がテーブルで設定できる。
【0052】
【発明の効果】
本発明は次の如き優れた効果を発揮する。
【0053】
(1)フレームからタグの取り外しをすることなく仮想LANのフレーム中継が可能となる。
【0054】
(2)既設のネットワークを存続させつつユーザ収容量が増大できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すネットワーク構成図である。
【図2】本発明の一実施形態を示すネットワーク構成図である。
【図3】本発明に係る仮想LAN接続機器の内部構成図(フレーム構成図付き)である。
【図4】本発明に用いるID変換テーブルの構成図である。
【図5】本発明によるフレームの書き替え内容を示す図である。
【図6】本発明に用いるID変換テーブルの構成図である。(a)は図2の東京側、(b)は図2の大阪側を示す。
【図7】本発明に係る仮想LAN接続機器の第2の内部構成図である。
【図8】本発明に係る仮想LAN接続機器の第3の内部構成図である。
【図9】VLANフレームの構造図である。
【図10】拡張VLANフレームの構造図である。
【図11】従来のネットワーク構成図である。
【符号の説明】
1a,1b,21a,21b,31 仮想LAN接続機器
2a,22a 地域ネットワーク(東京)
2b,22b 地域ネットワーク(大阪)
3,23 広域ネットワーク
32 ポート
33 MAC
34 変換部
Claims (12)
- 地域ネットワークに接続される地域側ポートと広域ネットワークに接続される広域側ポートとを有し、地域ネットワークにおける仮想LAN識別番号(VIDという)と広域ネットワークにおける仮想LAN識別番号(GVIDという)との対応関係を予め登録したテーブルを有し、地域側ポートから広域側ポートに中継するフレーム及び広域側ポートから地域側ポートに中継するフレームは上記テーブルを参照して仮想LAN識別番号を変換して中継することを特徴とする仮想LAN接続機器。
- 上記テーブルには、地域側ポートの番号及び広域側ポートの番号も含めた対応関係が登録されており、このテーブルに従いフレームの中継先ポートが決定されることを特徴とする請求項1記載の仮想LAN接続機器。
- GVIDは、VIDよりも桁数が大きいことを特徴とする請求項1又は2記載の仮想LAN接続機器。
- フレームの仮想LAN識別番号を変換するときに、フレーム末尾のチェックコードを再計算して書き替えることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の仮想LAN接続機器。
- 地域ネットワークに接続される地域側ポートと広域ネットワークに接続される広域側ポートとを有し、地域側ポートで受信したフレームに格納されているVIDをGVIDに変換して該フレームを広域側ポートから送信し、広域側ポートで受信したフレームに格納されているGVIDをVIDに変換して該フレームを地域側ポートから送信することを特徴とする仮想LAN接続機器。
- 媒体アクセス制御器(MACという)が地域側ポートで受信したフレームにそのポートの番号を格納し、変換部がその受信ポート番号とVIDとに基づいてGVIDとこのフレームを送信するべき広域側ポートの番号とを判定してこれらGVIDと送信ポート番号とをフレームに格納し、MACがその送信ポート番号の広域側ポートにフレームを転送し、また、MACが広域側ポートで受信したフレームにそのポートの番号を格納し、変換部がその受信ポート番号とGVIDとに基づいてVIDとこのフレームを送信するべき地域側ポートの番号とを判定してこれらVIDと送信ポート番号とをフレームに格納し、MACがその送信ポート番号の地域側ポートにフレームを転送することを特徴とする請求項5記載の仮想LAN接続機器。
- GVIDは、VIDよりも桁数が大きいことを特徴とする請求項5又は6記載の仮想LAN接続機器。
- フレームの仮想LAN識別番号を変換するときに、フレーム末尾のチェックコードを再計算して書き替えることを特徴とする請求項5〜7いずれか記載の仮想LAN接続機器。
- 地域ネットワークに接続される地域側ポートと広域ネットワークに接続される広域側ポートとを有し、地域側ポートで受信したフレームに格納されているVIDをGVIDに変換して該フレームを広域側ポートから送信し、広域側ポートで受信したフレームに格納されているGVIDをVIDに変換して該フレームを地域側ポートから送信する仮想LAN接続機器であって、地域側または広域側の各ポートと、VIDとGVIDとの相互変換を行う変換部との間は、それぞれ個別のMACを備えていることを特徴とする仮想LAN接続機器。
- 地域側ポートに接続されたMACは、地域側ポートから入ってきたフレームを変換部に送信し、変換部から入ってきたフレームを対応する地域側ポートに転送し、広域側ポートに接続されたMACは、広域側ポートから入ってきたフレームを変換部に送信し、変換部から入ってきたフレームを対応する広域側ポートに転送し、変換部は、VIDとGVIDとの対応関係を予め登録したテーブルを有し、VIDとGVIDとを変換して、このフレームを送信するべき送信ポートに接続されたMACにフレームを送信することを特徴とした請求項9記載の仮想LAN接続機器。
- GVIDは、VIDよりも桁数が大きいことを特徴とする請求項9又は10記載の仮想LAN接続機器。
- フレームの仮想LAN識別番号を変換するときに、フレーム末尾のチェックコードを再計算して書き替えることを特徴とする請求項9〜11いずれか記載の仮想LAN接続機器。
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