JP3694138B2 - 反射体の製造方法およびその反射体を備えた液晶表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、反射型の液晶表示装置などに用いられる反射体の製造方法とその反射体を備えた液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示装置は、軽量化、小型化、薄型化が可能な表示装置として広く用いられており、中でも、反射板を組み込んでなる反射型液晶表示装置が低消費電力型の表示装置として注目されている。
【0003】
図12は、従来の反射型液晶表示装置の一構造例を示すもので、この例の反射型液晶表示装置Aは、上下に対向配置された一対の透明の基板1、2と、それらの間に封止材3により封入された液晶層4と、上の基板1の上面側に上から順に設けられた偏光板6、位相差板7、8と、下の基板2の下面側に設けられた反射体10とを具備して構成されている。この反射体10は、上面に微細な凹凸部11aを形成したガラス基板11と該ガラス基板11上に被覆されたAl反射膜12とAl反射膜12上に被覆された粘着層13から構成されている。 また、上の基板1の下面側にはITOからなる電極層15とトップコート層16と配向膜17とが積層され、下の基板2の上面側はカラー表示構造の場合に必要なカラーフィルタ18とオーバーコート層19と電極層20と配向膜21とが積層されている。
【0004】
前記の構造の反射型液晶表示装置Aは、上の基板1の上方側からの入射光が液晶層4を通過した後に反射膜12で反射され、再度液晶層4を通過した後に上の基板1を通過して戻る際に、液晶層4で光の偏光方向を調整するか否かの切り替えを行い、反射光が偏光板6を通過できるか否かを切り替えることにより明状態と暗状態を切り替えることができる。また、ガラス基板11に形成する凹凸部11aは、反射膜12を凹凸形状にすることで、内外からの不要な光の反射を抑制し、必要な方向の光の反射を行うために設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、以上のような構造を有する反射型液晶表示装置Aにあっては、ガラスからなる厚い透明の基板2の外側に反射体10を設けた構造であったので、入射光は液晶層4を通過した後に透明の基板2を通過する必要があった。すると、透明基板2による視差が生じ、コントラストが低くなり、かつ表示画像が2重になる問題を有していた。
また、従来、反射体10のガラス基板11の凹凸部11aを形成する方法として、特開昭59−198490号等に開示されているように、ガラス表面をフッ酸で処理して表面に微細な凹凸部を形成する技術が知られているが、このような酸処理による凹凸形成技術では、微細凹凸部の形状制御が困難な問題がある。
この反射体10の凹凸部11aの形状制御を十分な精度で行うならば、内外からの不要な光の反射を抑制し、必要な方向の光の反射を効率良く行うことができるので反射体10の凹凸部11aの形状を制御することは重要な技術的課題とされている。
【0006】
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、反射体に設ける微細な凹凸部の形状を制御することができ、所望の形状の凹凸部を備えた反射効率の良好な反射体を得ることができるとともに、その反射体を備えた液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記課題を解決するために、基体上にアクリル系レジスト、ポリスチレン系レジスト、アジドゴム系レジスト、イミド系レジストのうちの少なくとも1種の感光性樹脂を塗布して感光性樹脂層を形成し、該感光性樹脂層を40〜150℃の温度範囲にて10秒以上、10分以下の時間プリベークしてから、該感光性樹脂層に対して、表面に微細な高さ0.5μm〜1μmの凸部を有する凹凸部を有するシリコン樹脂からなる型を押し付けた状態で光線を照射して前記感光性樹脂層を硬化させて硬化樹脂層を形成し、次いで前記型を前記硬化樹脂層から剥離させて表面に微細な凹凸部を転写し、次いで該微細な凹凸部上に金属反射膜を形成することを特徴とする。
感光性樹脂層に40〜150℃の温度範囲にてプリベークしてから型押しして微細な高さ0.5μm〜1μmの凸部を有する凹凸部を形成し、この微細な凹凸部上に金属反射膜を形成するので、型に形成した微細な高さ0.5μm〜1μmの凸部を有する凹凸部の型どおりの形状の微細な凹凸部を有する反射面を備えた反射体を得ることができる。本発明において、前記プリベークする時間を10秒以上、10分以下とする必要がある。このプリベーク時間を10秒とすることで反射体を製造する際の転写面積を確保することができ、最大表面凹凸を100%にできる。
【0008】
本発明において、前記基体上に設けた感光性樹脂層に対して、この感光性樹脂層を40〜150℃の温度範囲にてプリベークを行うものとする。
このプリベークを行うことで感光性樹脂中の不要な揮発成分を飛ばして除去することができ、型押しする場合の型と感光性樹脂との間に気泡が混入するのを防止することができるので、型押しする場合の凹凸型の転写が確実になされて所望の形状の微細な凹凸部が得られる。
ここで、プリベークの温度を40℃未満とすると、プリベークが不十分になるので、感光性樹脂層中に溶媒が必要以上に残留するようになり、この残留した溶媒が後述する紫外線硬化の際の発熱現象により気化し、気泡となって型押しした際に型と感光性樹脂との間に混入するおそれがあるので好ましくない。また、プリベークの温度を150℃を越える温度とすると、樹脂の流動性が悪くなって後述する型押しの際に凹凸が満足に転写されなくなるので好ましくない。
【0009】
本発明において、前記感光性樹脂として、アクリル系レジスト、ポリスチレン系レジスト、アジドゴム系レジスト、イミド系レジストのうちの少なくとも1種を用いることができ、前記金属反射膜として、AlまたはAl合金もしくはAgまたはAg合金からなるものを用いることができる。これらの感光性樹脂あるいは金属反射膜を用いることで、型の転写による凹凸部の形状が正確で反射率の高い反射体が得られる。
【0010】
また、前述のプリベーク時間を30秒以上、10分以下とすることがより好ましい。ここで、プリベーク時間を30秒以下とすると、プリベークが不十分になる可能性があり、感光性樹脂中に溶媒が必要以上に残留するようになり、この残留した溶媒が後述する紫外線硬化の際の発熱現象により気化し、気泡となって型押しした際に型と感光性樹脂との間に挿入するおそれがある。また、プリベークの時間を10分を超える時間とすると、樹脂の流動性が悪くなって後述する型押しの際に凹凸が満足に転写されなくなるので好ましくない。
【0011】
本発明において前記基体として透明の基体を用い、該基体の裏面側から光線を照射することで型押しした感光性樹脂層を硬化させることにより、型押ししたままの状態で感光性樹脂層を硬化させて転写した凹凸部の形状をそのまま保持することができる。
また、前記凹凸部として、基体の一方向に沿って頂上部をほぼ同じ高さに連続させた長尺凸部を複数、相互の間に凹部を形成し前記一方向に対して直交する方向に並設してなり、各長尺凸部の高さと幅をランダムに形成したものを用いることができる。
このような特殊な形状の凹凸部を設けた反射体であるならば、不要な方向からの光の反射を抑え、特定の方向から入射した光を特定の方向を中心として効率良く反射できる。
次に本発明は、前記の型を前記感光性樹脂層に押し付ける際の圧力を30〜50Kg/cm 2 とすることを特徴とする。
更に本発明は、凸部の高さ0 . 5〜1μm、凸部の幅5〜10μm、凹部の幅5〜10μmの微細凹凸部を具備するシリコン型を用いることを特徴とする。
これらの具体的な数値範囲の大きさの凹凸部を有するシリコン型を用いて先の押し付け操作により形状を転写することにより、傾斜角が−8゜〜+8゜の範囲にある微細凸部を有する、広い角度幅でもって反射する反射特性の良好な反射体を提供できる。
【0012】
次に本発明は、一対の透明の基板間に液晶が配設され、前記一方の基板側に偏光板と位相差板とが付設され、前記他方の基板側に請求項1に記載の製造方法で得られた反射体が一体化されてなることを特徴とするものである。
表面に微細な凹凸部を有する反射体を一対の基板のうちの他方の基板に一体化することで、反射型液晶表示装置として入射光が反射される場合に内外からの不要な光の反射を抑制し、必要な方向の光の反射を効率良く行うものが得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。
図1は本発明に係る方法で製造された反射体を備えた液晶表示装置の一形態を示すもので、この形態の液晶表示装置Bは、上下に対向配置された一対の透明の基板(基体)11、12と、それらの間に封止材13により封入された液晶層14と、上の基板11の上面側に上から順に設けられた偏光板16と、位相差板17、18とを具備して構成されている。
そして上記基板12の上面には微細な凹凸部20を上面に有する感光性硬化樹脂層21が形成され、上記凹凸部20を覆って金属反射膜22が形成され、金属反射膜22を覆ってオーバーコート層23が形成されるとともに、基板12と感光性硬化樹脂層21と金属反射膜22とオーバーコート層23とにより反射体24が構成されていて、反射体24は基板12の内側に積層された構造にされている。
また、上の基板11の下面側にはITOからなる電極層25とトップコート層26と配向膜27が積層され、オーバーコート層23の上面側にはカラー表示構造の場合に必要なカラーフィルタ28を介してオーバーコート層29と電極層30と配向膜31とが積層されている。
【0014】
次に、前記構造の反射体24を製造する方法の一例について以下に説明する。まず、ガラス基板12の上面に、アクリル系レジスト、ポリスチレン系レジスト、アジドゴム系レジスト、イミド系レジストのうちの少なくとも1種の感光性樹脂液をスピンコート法、スクリーン印刷法、吹き付け法などの塗布法により塗布する。ここでスピンコート法で塗布する場合は、基板12を500〜700rpm程度の回転速度で回転させながら感光性樹脂液を滴下して基板12の上面全体に均一に塗布することが好ましい。
【0015】
感光性樹脂液の塗布が終了したならば、加熱炉あるいはホットプレート等の加熱装置を用いて基板上の感光性樹脂液を40℃以上、150℃以下の温度範囲で10秒以上、10分以下加熱するプリベークを行って基板12上に感光性樹脂層40を形成する。プリベークの条件として好ましくは、60℃以上、130℃以下の温度範囲で30秒以上、5分以下加熱する条件、更に好ましくは、80℃以上、110℃以下の温度範囲にて30秒以上、3分以下加熱する条件である。但し、用いる感光性樹脂の種類によってプリベーク条件は異なるので、上記範囲外の温度と時間で処理しても良いのは勿論である。
ここで、プリベークの温度を40℃未満とすると、プリベークが不十分になるので、感光性樹脂層中に溶媒が残留するようになり、この残留した溶媒が後述する紫外線硬化の際の発熱現象により気化し、気泡となって型押しした際に型と感光性樹脂との間に混入するおそれがあるので好ましくない。また、プリベークの温度を150℃を越える温度とすると、樹脂の流動性が悪くなって後述する型押しの際に凹凸が満足に転写されなくなるので好ましくない。
なおここで形成する感光性樹脂層40の膜厚は0.5〜5μmの範囲とすることが好ましい。
【0016】
次に図3に示すように表面に微細な凹凸部41を予め形成した型42を用い、図4に示すように型42の凹凸部41をガラス基板12上の感光性樹脂層40に押し付けて感光性樹脂層40の上面部に凹凸部41を転写して凹凸部20を形成する。
ここで用いる型42は、シリコン樹脂、エポキシ樹脂などの合成樹脂から、あるいは、Ni、Au、Cu、Alなどの金属材料からなることが好ましい。シリコン樹脂からなる型であれば、後に行う離型工程において型42を感光性樹脂層40から外すことが容易にできる。また、シリコン樹脂以外の樹脂からあるいは金属材料からなる型42を用いる場合は、後工程において離型作業が容易にできるようにシリコンオイル等の離型剤を塗布した上で型押しすることが好ましい。
更に、型押しする場合の圧力は用いる感光性樹脂の種類に合った値を選択することが好ましく、例えば、30〜50kg/cm2程度の圧力とする。更に、型42の凹凸部41は後に詳述する凹凸部20の形状を転写するために必要な形状とする。
【0017】
前記型42を感光性樹脂層40に押しつける時間は用いる感光性樹脂の種類に合った値を選択することが好ましく、例えば30秒〜10分程度の時間とする。
【0018】
型押しを行ったならば、次に、透明の基板12の裏面側から感光性樹脂層40を硬化させるための紫外線(g、h、i線)等の光線を照射し、感光性樹脂層40を硬化させる。ここで照射する紫外線等の光線は、前記種類の感光性樹脂層40であるならば、50mJ/cm2以上の強度であれば感光性樹脂層40を硬化させるのに十分であるが、感光性樹脂層40の種類によってはこれ以外の強度で光照射しても良いのは勿論である。
感光性樹脂層40が硬化したならば、型42を感光性樹脂層40から取り外すことで図5に示すように基板12上に凹凸部20を有する感光性硬化樹脂層21を得ることができる。ここで得られる凹凸部20の拡大構造を図6に示す。
【0019】
この例の凹凸部20は、横断面不定形の波形状に形成され、基体12の一方向(図6の矢印a方向)に沿って各々頂上部をほぼ同じ高さに連続させた長尺凸部451、452、453、454・・・と、上記一方向(a方向)に直交する方向(図6の矢印b方向)に長尺凸部451、452、453、454・・・を間隔をあけて並設することで各長尺凸部間に設けられる深さと幅のランダムな凹部471、472、473、474、475・・・とからなる。また、前記凹凸部20において凹部471、472、473、474、475は、好ましくは、深さ0.5μm〜3μm、幅5μm〜30μmの大きさに形成される。なお、各長尺凸部451、452・・・の高さはほぼ同じ高さに形成されるが、各頂上部に多少の起伏があっても良いのは勿論である。
【0020】
なお、上記凹凸部20において傾斜角分布は−10゜以上、+10゜以下の範囲であることが好ましい。
ここで傾斜角度分布とは、長尺凸部の横断面を図6に示すように見た場合に、横断面に現れるSINカーブ状の波形の任意の点Pにおける接線Sと水平線Hとの成す角度θのことを意味する。従って、傾斜角分布が−10゜以上、+10゜以下の範囲とは、長尺凸部の図6に示す任意の横断面においてθが−10゜〜+10゜の範囲内にあることを意味する。
【0021】
次に凹凸部20の上にスパッタ、蒸着、CVD(化学気相蒸着)、イオンプレーティング、無電界メッキ等の方法により厚さ1000〜2000Åの金属製の反射膜22を成膜し、この反射膜22上に反射膜22による凹凸を覆って上面を均すようにオーバーコート層23を形成することで、図1に示す反射体24を得ることができる。ここで形成する反射膜22として、AlまたはAl合金、もしくはAgまたはAg合金からなるものを用いることができるが、この他の材料であっても反射特性の優れたものであれば、適宜用いることができるのは勿論である。
【0022】
以上の如く製造された反射体24を図1に示す構造の反射型液晶表示装置Bに適用することができる。
前記構造の反射体24であるならば、凹凸部20として、横断面不定形の波形状に形成され、基体12のa方向に沿って各々ほぼ同じ高さの頂上部を連続させた各々高さと幅をランダムとした凸部461、462、463、464・・・と、凹部471、472、473・・・とからなるものが用いられているので、図6のb方向に沿って所定の入射角度で反射膜21に入射した光を特に効率良く反射させることができるので、b方向の前方側の斜め上方を使用者の視認方向とすると、極めて明るい表示形態とすることができる。
【0023】
図7は本発明により得られた反射体を備えた液晶表示装置の他の形態を示すもので、この形態の反射型液晶表示装置Cは、先の形態の反射型液晶表示装置Aのカラーフィルタ28を基板11側に配置した点のみが異なっており、その他の構造は先の形態の反射型液晶表示装置Aと同等であるので同等の部分の説明は省略する。
この形態の反射型液晶表示装置Cにおいても先の形態と同じように反射効率の良好な反射体24を備えることで明るい表示形態を得ることができる。
【0024】
なお、先に記載した形態においては、反射体を反射型液晶表示装置B、Cの反射板として用いた例について説明したが、本発明に係る反射体を自動車用の反射板、道路用の反射板等に適用しても良いのは勿論である。なおまた、このように液晶表示装置以外の用途に反射体を用いる場合は、反射体に形成する凹凸部の形状を先に説明したものではなく、他の形状としても良いのは勿論である。
【0025】
【実施例】
(実施例1)
ガラス基板をスピンコーターにセットして回転数500prm、30秒の条件でガラス基板上に東京応化(株)製レジスト(CFPRCL−016S:感光性樹脂)を厚さ5μmになるように塗布した。
このガラス基板をホットプレートにより80℃に10秒間保持してプリベークし、レジスト膜(感光性樹脂膜)を得た。
次に、微細な凹凸部(凸部の高さが0.5μm〜1μm程度、幅が5μm〜10μm程度、凹部の幅が5〜10μm程度)が表面に形成されているシリコン型を用意し、レジスト膜に50kg/cm2の圧力で押し付けてレジスト膜上部にシリコン型の凹凸部を転写した。シリコン型をレジスト膜に押しつけたままで基板裏面側から紫外線を照射量500mJ/cm2の条件で照射した。
紫外線照射後、レジスト膜上面の凹凸部に厚さ1500ÅのAl膜を蒸着して反射体を得た。
【0026】
(実施例2)
ガラス基板をスピンコーターにセットして回転数700prm、20秒の条件でガラス基板上に日本合成ゴム(株)製感光性材料(JNPC−18−R10)を厚さ3μmになるように塗布した。
このガラス基板をホットプレートにより60℃に5秒間保持してプリベークしてレジスト膜(感光性樹脂膜)を得た。
次に、先の実施例1で用いたものと同じ凹凸部が表面に形成されているシリコン型を用意し、レジスト膜に30kg/cm2の圧力で押し付けてレジスト膜上部にシリコン型の凹凸部を転写した。シリコン型をレジスト膜に押しつけたままで基板裏面側から紫外線を照射量400mJ/cm2の条件で照射した。
紫外線照射後、レジスト膜上面の凹凸部に厚さ1200ÅのAl膜を蒸着して反射体を得た。
【0027】
実施例1で得られた反射体を製造する際に得られた最大表面凹凸とプリベーク時間の関係を図8に示す。最大表面凹凸とは、
(転写領域における最大凹凸)/(型の表面凹凸)×100 (%)で示されるものであり、100%を下回ると凹凸の転写が充分になされなくなることを意味する。
図8に示す結果から明らかなように、500秒までは最大表面凹凸が100%であるのに対し、600秒で最大表面凹凸が70%に低下し、700秒で50%に低下している。この結果から、感光性樹脂層をプリベークする時間は600秒以内が好ましいことがわかる。
【0028】
実施例2で得られた反射体を製造する際に得られた転写面積とプリベーク時間の関係を図9に示す。転写面積とは、
(感光性樹脂層上に凹凸形状が形成できた面積)/(型に形状が形成されている面積)×100 (%)で示されるものである。
図9に示す結果から明らかなように、プリベーク時間10秒から転写面積が100%になり、600秒までは転写面積が100%であるのに対し、700秒で80%に低下し、1000秒で60%に低下している。この結果から、プリベーク時間は10秒以上、600秒以内が好ましいことがわかる。
【0029】
次に、図10は実施例1で得られた反射体の傾斜角と存在確率との関係を示したものである。ここで存在確率とは、ある面積内に占める傾斜角の確率を意味する。
図10に示す結果から、実施例1の反射体は傾斜角が−8゜から8゜の範囲にのみあることが明らかである。従って、この実施例の反射体は、反射強度の大きい反射板を形成するために好適な形状を有していることが明らかである。
【0030】
次に、図11に実施例1で得られた反射体の反射強度と角度の関係を測定した結果を示す。ここで角度とは、長尺凸部の長さ方向に直交する方向(0゜)と、45゜交差する方向(45゜)と、長尺凸部の長さ方向(90゜)のぞれぞれの方向から光を入射した場合に、各方向の延長方向の反射位置においてどの程度の角度幅で反射光の強度が変化したものかを測定した結果である。図11に示す結果から、長尺凸部の長さ方向に直交する方向(0゜)から入射した光を反射体が広い角度幅をもって反射していることが明らかであり、他の方向から入射した光は狭い角度幅で反射している。従ってこの実施例の反射体は反射型液晶表示装置用として好適な反射特性を有していることが明らかである。
【0031】
「比較例1」
実施例1と同等の方法を実施する際にホットプレートの温度を30℃とし、5分間プリベークした。それ以外の条件は実施例1と同じである。
その結果、感光性樹脂中に残留していた溶媒が紫外線硬化の際の発熱現象により気化し、気泡となって型押しした際に型と感光性樹脂との間に混入し、全面均一に転写できなかった。
「比較例2」
実施例1と同等の方法を実施する際にホットプレートの温度を180℃とし、3分間プリベークした。それ以外の条件は実施例1と同じである。
その結果、感光性樹脂の流動性が悪くなって凹凸が満足に転写されなかった。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、基体上のアクリル系レジスト、ポリスチレン系レジスト、アジドゴム系レジスト、イミド系レジストのうちの少なくとも1種の感光性樹脂層を40〜150℃の温度範囲にて10秒以上、10分以下プリベークしてから、該感光性樹脂層に微細な高さ0.5μm〜1μmの凸部を有する凹凸部を有するシリコン樹脂からなる型を押し付けて光線を照射して感光性樹脂層を硬化させて硬化樹脂層に微細な凹凸部を転写形成し、この後に該微細な凹凸部上に金属反射膜を形成するので、正確な形状の高さ0.5μm〜1μmの凸部を有する微細な凹凸部を有する反射体を得ることができる。
また、基体上に感光性樹脂層を形成した後、40〜150℃でプリベークすることで、感光性樹脂層中の溶剤を充分に揮発させて除去することができる。本発明において、前記プリベークする時間を10秒以上、10分以下とすることで型の表面凹凸に対応した転写領域での最大凹凸を得ることができ、高さ0 . 5μm〜1μmの凸部を有する微細な凹凸部を型から転写領域に正確に転写することができる。
よって、後工程の感光性樹脂層の硬化時の発熱等によって気泡を生じることが無く、高さ0.5μm〜1μmの凸部を有する型の凹凸部を正確に転写する際の阻害とならないようにすることができる。
更に、前記型を感光性樹脂層に押しつけることで、型の凹凸部の面積に応じた正確な面積の凹凸部を感光性樹脂層に転写できるとともに、型の微細な凹凸部の形状を変えることなく正確な凹凸形状の凹凸部を転写することができる。
本発明において、型を前記感光性樹脂層に押し付ける際の圧力を30〜50Kg/cm2とすることで、凹凸形状の転写ができる。
本発明によれば、前記凸部の高さ0.5〜1μm、凸部の幅5〜10μm、凹部の幅5〜10μmの微細凹凸部を具備するシリコン型を用いて前記基体上の感光性樹脂層に前記の大きさの微細凹凸部の転写を行うことができ、これらの微細な凹凸部の転写を確実に行うことができるとともに、傾斜角が−8゜〜+8゜の範囲にある微細凸部を有する広い角度幅でもって反射する反射特性の良好な反射体を提供できる。
【0033】
前記凸部として、長尺凸部を複数、相互の間に凹部を形成して並設し、各長尺凸部の高さと幅をランダムに形成したものを用いることで、長尺凸部の長さ方向に直交する方向に沿う入射光を効率良く反射させて反射光とすることができ、特定の方向の反射効率に特に優れる反射体を得ることができる。
【0034】
前記感光性樹脂として具体的に、アクリル系レジスト、ポリスチレン系レジスト、アジドゴム系レジスト、イミド系レジストのうちの少なくとも1種を用いることで優れた反射特性の反射体を得ることができ、前記金属反射膜として、AlまたはAl合金もしくはAgまたはAg合金からなるものを用いることで優れた反射特性の反射体を得ることができる。
【0035】
次に、一対の透明の基板間に液晶を配設し、前記一方の基板側に偏光板と位相差板とを付設し、前記他方の基板に先に記載の製造方法で得られた反射体を一体化してなることで、特定の方向に反射率の優れた反射体を有し、特定の方向に極めて明るい表示形態をとることができる液晶表示装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る反射体の一例を備えた反射型液晶表示装置の一例を示す断面図。
【図2】 基板上に感光性樹脂液を塗布した状態を示す断面図。
【図3】 基板上の感光性樹脂層とそれに押し付ける型を示す側面図。
【図4】 基板上の感光性樹脂層に型を押し付けた状態を示す断面図。
【図5】 得られた感光性樹脂層を示す断面図。
【図6】 得られた感光性樹脂層上の凹凸部の拡大図。
【図7】 本発明に係る反射体の一例を備えた反射型液晶表示装置の他の例を示す断面図。
【図8】 実施例で得られた試料のプリベーク時間と最大表面凹凸の割合を示す図。
【図9】 実施例で得られた試料のプリベーク時間と転写面積の関係を示す図。
【図10】 実施例で得られた試料の傾斜角と存在確率を示す図。
【図11】 実施例で得られた反射体の反射強度と角度を示す図。
【図12】 従来の反射型液晶表示装置の一例を示す断面図。
【符号の説明】
B 反射型液晶表示装置
11、12 基板(基体)
14 液晶
20 凹凸部
21 感光性硬化樹脂層
22 反射膜
24 反射体
40 感光性樹脂層
41 凹凸部
42 型
451、452 長尺凸部
Claims (6)
- 基体上にアクリル系レジスト、ポリスチレン系レジスト、アジドゴム系レジスト、イミド系レジストのうちの少なくとも1種の感光性樹脂を塗布して感光性樹脂層を形成し、該感光性樹脂層を40〜150℃の温度範囲にて10秒以上、10分以下の時間プリベークしてから、該感光性樹脂層に対して、表面に微細な高さ0.5μm〜1μmの凸部を有する凹凸部を有するシリコン樹脂からなる型を押し付けた状態で光線を照射して前記感光性樹脂層を硬化させて硬化樹脂層を形成し、次いで前記型を前記硬化樹脂層から剥離させて表面に微細な凹凸部を転写し、次いで該微細な凹凸部上に金属反射膜を形成することを特徴とする反射体の製造方法。
- 前記金属反射膜として、AlまたはAl合金もしくはAgまたはAg合金からなるものを用いることを特徴とする請求項1に記載の反射体の製造方法。
- 前記型を前記感光性樹脂層に押し付ける際の圧力を30〜50Kg/cm2とすることを特徴とする請求項1または2に記載の反射体の製造方法。
- 前記凸部の高さ0.5〜1μm、凸部の幅5〜10μm、凹部の幅5〜10μmの微細凹凸部を具備するシリコン型を用い、これら微細凹凸部の転写により傾斜角が−8゜〜+8゜の範囲にある微細凸部を有する反射体を形成することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の反射体の製造方法。
- 前記凹凸部として、前記基体の一方向に沿って頂上部をほぼ同じ高さに連続させた長尺凸部を複数、相互の間に凹部を形成し前記一方向に対して直交する方向に並設してなり、各長尺凸部の高さと幅をランダムに形成したものを用いることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の反射体の製造方法。
- 一対の透明の基板間に液晶が配設され、前記一方の基板側に偏光板と位相差板とが付設され、前記他方の基板に請求項1〜5のいずれかに記載の製造方法で得られた反射体が一体化されてなることを特徴とする反射型液晶表示装置。
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