JP3692512B2 - 結晶性ガラスの延伸成形装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、ガラスの予備成形体を加熱すると所望しない結晶が析出する現象、所謂失透が起こり易いガラス(以下、結晶性ガラスと呼ぶ)を延伸成形する装置に関し、特に、電子部品や光学部品に用いられる断面形状が円形や矩形等の棒状スペーサ、棒状レンズ或いは薄板や毛細管等の高精度な製品を延伸して成形する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、通常のガラス材料を再成形する装置として、通称リドロー装置と呼ばれる延伸成形装置が知られている。図4に示すように、この装置は、予備成形体11の一端を把持して予備成形体11を一定速度で下降させる送り機構部14と、該送り機構部14により供給された予備成形体11を軟化変形可能な温度に加熱する成形炉15と、該成形炉15内で軟化変形可能な状態になった予備成形体11の他端より引張力を与えて再成形体12に延伸する対をなす駆動ローラーを備えた引張り手段16と、該引張り手段16により延伸された再成形体12を所定の長さの切断物13に切断するカッターを備えた切断手段17とを具備する。
【0003】
ガラスが失透を生じ難い性質を有する通常のガラスである場合には、前記した従来の延伸成形装置を使用して予備成形体を単に軟化変形可能な温度に加熱し延伸して成形すれば、延伸成形中に失透が生じることなく高い寸法精度を有する再成形体が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、失透を起こし易い性質を有する結晶性ガラスの場合には、従来の延伸成形装置を使用して予備成形体を加熱して成形すると、予備成形体の本体のガラス中に所望しない結晶が析出したり、失透物が生成して全く延びなくなったり、また、延伸途中のガラスが失透して延びないために破断して延伸成形そのものが困難となる問題が生じた。仮に、延伸はできたとしても、析出した失透物のために成形精度が悪く所望の寸法公差を逸脱したり、また、所望しない結晶の析出により熱膨張係数や硬度等の面で所望の特性が得られない等の問題が生じた。
【0005】
そのため、従来では、結晶性ガラス材料には前記の延伸成形装置を使用することは困難とされ、高い寸法精度を有し、所望する特性を備えた結晶性ガラスからなる製品を製造する場合には、溶融ガラスから最終の寸法形状に近い形状に直接成形し、その成形体に数度の研削、研磨等の加工を施して最終の寸法形状にする方法が実施されているが、加工コストが高く、量産化に多々問題があった。
【0006】
本発明は、上記の問題を解決した結晶性ガラスの延伸成形装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するためになした本発明の結晶性ガラスの延伸成形装置は、結晶性ガラスからなる予備成形体の一端を把持し、一定速度で該予備成形体を成形炉に供給して加熱し、他端より引張力を与えて延伸する結晶性ガラスの延伸成形装置において、成形炉は、予備成形体を該結晶性ガラスの失透領域未満の温度に加熱する第一の加熱手段と、前記の加熱された予備成形体を失透領域未満の温度に保持する温度保持手段と、前記の失透領域未満の温度に保持された予備成形体を失透が生じない、または失透が部分的に生じても、その失透により延伸時の成形性や得られた再成形体の特性に悪影響を与えない程度の時間内で軟化変形可能な温度に加熱する第二の加熱手段と、前記の軟化変形可能に加熱され延伸された予備成形体を失透が生じない、または失透が部分的に生じても、その失透により延伸時の成形性や得られた再成形体の特性に悪影響を与えない程度の時間内で失透領域未満の温度に降温する降温手段とを具備してなることを特徴とする。
【0008】
結晶性ガラスと呼ばれるものとして、例えば、SiO2 −Al2 O3 −Li2 O系の組成を有するガラスがある。この結晶性ガラスは、所定の熱処理を施されて結晶化するとβ−石英固溶体又はβ−スポジュメン固溶体を主結晶として析出し、低膨張で、且つ高い機械的強度の特性を有する結晶化ガラスとなる。本発明の装置に適用される結晶性ガラスとしては、延伸成形に際してその予備成形体が、ガラス状態にあるガラス体、および予め所定の熱処理により結晶化されたガラス体の両方のガラス体を対象とするものである。前記例示したような結晶性ガラスの場合、図1に示すように、結晶が析出して失透が生じる温度と時間の条件領域は、縦軸に温度と横軸に時間をとった同図上に斜線部で示される失透領域として表すことができる。同図でT1は失透領域の最高温度を、T2は失透領域の最低温度を、tmは失透が生じる失透時間を示している。
【0009】
このような結晶性ガラスを延伸成形する場合、予備成形体が延伸成形されて再成形体になるまでにたどる温度と時間の条件(以下、成形温度スケジュールと呼ぶ)が重要であり、本発明の装置は、成形炉をその結晶性ガラスが有する失透領域に入らないような成形温度スケジュールを実施できる構成にしたものである。本発明の装置により実現する成形温度スケジュールの一例を図2に示す。図1を参照して説明すると、成形炉において、結晶性ガラスの予備成形体を先ず、第一の加熱手段によりA点から当該結晶性ガラスの失透領域の最低温度T2未満のB点に予備的に昇温加熱し、そして加熱された該予備成形体を温度保持手段によりB点〜C点に示すように失透領域の最低温度T2未満の温度に保持し、次いで温度保持された該予備成形体を第二の加熱手段により実質的に失透が起こらない時間tm内でC点から軟化変形可能な温度のD点に急激に昇温するように加熱する。その後、延伸された予備成形体の部位を降温手段により実質的に失透が生じない時間tm内でD点から失透領域の最低温度T2未満のE点に急激に降温するようにする。本明細書において、実質的に失透が生じないとは、失透が部分的に生じても、その失透により延伸時の成形性や得られた再成形体の特性に悪影響を与えない程度の場合を含むことを意味するものである。
【0010】
尚、図2に例示した成形温度スケジュールの場合は、失透領域の最高温度T1を超える温度まで昇温させているが、失透領域の最高温度T1を超えない場合でも、失透領域での滞留時間が失透時間tm以内の場合であれば、特性に悪影響を与える程度の失透が生じることなく十分に延伸成形が可能である。
【0011】
【作用】
本発明の結晶性ガラスの延伸成形装置を使用すれば、成形炉は、結晶性ガラスからなる予備成形体を該結晶性ガラスの失透領域未満の温度に加熱する第一の加熱手段を具備するので、ガラス中に結晶が析出して失透する時間の制約を受けることなく予備成形体を十分且つ均一に昇温でき、前記の加熱された予備成形体を失透領域未満の温度に保持する温度保持手段を具備するので、第一の加熱手段より高温である第二の加熱手段の熱が予備成形体に伝わって予備成形体の温度が失透領域内に入ることを防止でき、前記の失透領域未満の温度に保持された予備成形体を失透が生じない、または失透が部分的に生じても、その失透により延伸時の成形性や得られた再成形体の特性に悪影響を与えない程度の時間内で軟化変形可能な温度に加熱する第二の加熱手段を具備するので、事前に予備的に昇温され温度保持された予備成形体を軟化変形可能な温度に失透時間以内の短時間で急激に加熱でき、前記の軟化変形可能に加熱され延伸された予備成形体を失透が生じない、または失透が部分的に生じても、その失透により延伸時の成形性や得られた再成形体の特性に悪影響を与えない程度の時間内で失透領域未満の温度に降温する降温手段とを具備しているので、短時間で急激な温度降下が図られて失透領域に入ることを防止でき、よって高い寸法精度を有し、且つ特性に悪影響を与える失透物のない再成形体を得ることができる。
【0012】
【実施例】
図3は、本発明の結晶性ガラスの延伸成形装置の概略図である。同図で、1は予備成形体を、2は再成形体を、3は切断物を、4は予備成形体の送り機構部を、5は予備成形体を加熱する成形炉を、6は引張り手段を、7は切断手段を夫々示している。
【0013】
送り機構部4は、予備成形体1の一端を把持するチャック部4aを有し、駆動モーター(図示せず)により発生する制御された駆動力を伝達手段に伝えることにより該チャック部4aを一定速度で下降させるようになっている。
【0014】
成形炉5の構成について以下説明する。全体が、フレーム5eで囲まれた成形炉5の上部に配置された第一の加熱手段5aは、例えば、アルミナセラミック等からなる外径φ100mm×内径φ80mm×高さ400mm円筒管5fを中心にして、その外周に通電によりジュール熱を発生させることができるニッケル−クロム電熱線を螺旋状に巻回したヒータ5hをアルミナセメント5wで固定してあり、その外周にはセラミックファイバからなる保温材5iが配置してある。ヒータ5hのリード線は、フレーム5eに取り付けられた端子5jに接続してあり、その端子5jには制御された電力を供給する電源コードが接続してある。ヒータ5hの位置する箇所には炉内温度を監視する熱電対5kが設置してあり、第一の加熱手段5a内の温度をフィードバック制御できるPID制御器(図示せず)に接続してある。ヒータ5hとしては、例えば、ニッケル−クロム電熱線や鉄−クロム電熱線等の電気抵抗の高い抵抗発熱線が適する。予備成形体1が入る円筒管5fの穴寸法を予備成形体1の断面形状に近い寸法に作成すると、炉内雰囲気の乱れが防止できて好ましい。第一の加熱手段5aの上部開口部と予備成形体1との隙間を予備成形体1が移動可能な状態で密閉して炉内の空気の流出を防止することが望ましい。
【0015】
温度保持手段5bは、前記の第一の加熱手段5aの下方に設けてあり、耐熱ステンレス鋼製で冷媒として水を流す中空部を有するドーナツ状のジャケット5nを備えており、その寸法は外径φ200mm×内径φ80mm×高さ50mmであり、水流の流量を制御することにより炉内の温度調節を行えるようにしてある。ジャケット5n内を通す冷媒としては、空気等の気体やその他の不活性な液体等の流体が適する。この温度保持手段5bは、ジャケット状以外の耐熱金属製の放熱面積の大きな板状のものであってもよい。
【0016】
第二の加熱手段5cは、前記の温度保持手段5bの下方に設けてあり、予備成形体1の外周を囲む位置に、例えば、電気抵抗が低く大電流が流れて大量のジュール熱の発生が可能な内径φ80mm×厚さ5mm×高さ80mmの合金製のヒータ5pを配置し、ヒータ5pの発熱量を補うためにヒータ5pの外周に内径φ200mm×断面直径12mmのリング状をした補助ヒータ5qを配置した構造にしてある。各ヒータはフレーム5eに取り付けられた端子5u、端子5sに接続してあり、各端子には制御された電力を供給する電源コードが接続してある。この第二の加熱手段5cの位置には炉内温度を監視する熱電対5rが設置してあり、ヒータ5pおよび補助ヒータ5qをフィードバック制御できるPID制御器(図示せず)に接続してある。ヒータ5pおよび補助ヒータ5qとしては、例えば、合金製や黒鉛製、炭化珪素製等の電気抵抗が低く大電流が流れて大量のジュール熱の発生ができる発熱体や、合金製発熱部を高周波電源で加熱して発熱させるものや、反射鏡によりランプ発熱体の赤外線を集光するもの等が適する。また、成形に十分な熱量を予備成形体1に伝えるため、発熱体を予備成形体1に近づけることが望ましい。
【0017】
降温手段5dは、前記の第二の加熱手段5cの下方に設けてあり、気孔率の高い耐熱煉瓦等からなる断熱材5vを配置した構造になっている。他にも降温手段5dの構造としては、温度保持手段5bと同様に、冷媒として水や空気等の流体を流す中空部を有するジャケット状の構造としてもよいし、金属製の放熱面積の大きな板状のものであってもよい。
【0018】
引張り手段6は、前記の成形炉5の下方に設けてあり、成形炉5内で軟化変形可能な状態になった予備成形体1の他端より引張力を与えて再成形体2に延伸する対をなす駆動ローラー6a、6bを備えている。
【0019】
切断手段7は、前記の引張り手段6下方に設けてあり、前記引張り手段6により延伸された再成形体2の下降速度と整合して当接するカッター7aを備え、該再成形体2を所望の寸法を有する切断物3に切断するようになっている。
【0020】
以下、結晶性ガラスの具体例として、図1および図2に例示したような失透領域の最高温度T1が1200℃で、最低温度T2が780℃、失透時間tmが5分である結晶性ガラスからなる予備成形体を本発明の延伸成形装置を使用して成形する場合について説明する。
【0021】
まず、溶融ガラスを鋳込み成形して、失透物や結晶を全く含まないガラス状態の材料を準備し、このガラス材料を、断面形状が正方形で寸法が40±0.1mm×40±0.1mmで長さ1000mmの角棒に加工して予備成形体1を作成し、これを図3に示すように、予備成形体1の上端を送り機構部4のチャック部4aに把持し、5mm/分の一定速度で成形炉5に供給した。
【0022】
成形炉5内で予備成形体1が延伸成形されて再成形体2となるまでの成形温度スケジュールを結晶性ガラスの失透領域の最高温度1200℃から最低温度780℃の温度範囲内に、且つまた失透が生じる失透時間の5分以上滞留しないように設定した。まず、成形炉5の第一の加熱手段5aの位置では予備成形体1を失透領域の780℃未満で且つそれの最も高い温度750℃まで序々に加熱し、温度保持手段5bの位置では予備成形体1を750℃で保持し、第二の加熱手段5cの位置では予備成形体1を軟化変形させ、その粘度が延伸成形に適する1×104 〜1×106 ポイズの範囲内の1230℃まで昇温加熱した。その際、780℃から1200℃までの温度範囲を昇温時間が5分以内になるように急加熱を行った。次に、引張り手段6の一対の駆動ローラー6a、6bを用いて、該第二の加熱手段5cの位置で加熱されて軟化変形状態になった予備成形体1の下端より引張力を与え引張速度2m/分で延伸した。降温手段5dの位置では、延伸された予備成形体1を失透が生じないように失透領域の温度1200℃から780℃までの降温に要する時間が5分以内になるように冷却した。以上のようにして、断面寸法が予備成形体1の1/20である2.0mm×2.0mmで、角棒状の再成形体2を成形した。
【0023】
次いで、引張り手段6により延伸された再成形体2に切断手段7のカッター7aを当接させて切断し、高い寸法精度を有する長さ500mmの切断物3を得た。
【0024】
得られた切断物を調べたところ、高精度に成形されており、失透も全く観察されなかった。
【0025】
上記したように、予備成形体1として未だガラス状態の結晶性ガラスを用いた場合には、延伸成形後において、切断物3を結晶化熱処理して所望する機械的強度及び膨張係数等の特性を有する結晶化ガラス体にした。この結晶化熱処理は、前記の延伸成形で得た切断物3を室温〜780℃まで昇温し、780℃で30分保持し、次いで780〜1000℃まで昇温し、1000℃で30分保持した。これにより、切断物3に平均径が0.3μmのβ−スポジュメン固溶体からなる結晶が80体積%析出し、ガラス質の部分が約20体積%の結晶化ガラスを得た。この結晶化ガラスは、熱膨張係数が35×10-7/℃でビッカース硬度600であり、所望する特性を有するものであった。
【0026】
上記の説明では、例として角棒を延伸成形する方法を挙げたが、延伸成形の対象物の形状は、丸棒、板状、管状、その他各種の形状であってもよい。
【0027】
【発明の効果】
本発明による結晶性ガラスの延伸成形装置によれば、特性に悪影響を与える程度の失透が生じることなく所望の特性を有し、且つ高い寸法精度を有する再成形体を大量に製造できるので、実用上優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】結晶性ガラスの失透領域を示す説明図
【図2】結晶性ガラスの延伸成形温度スケジュールの一例を示す説明図
【図3】本発明の結晶性ガラスの延伸成形装置の一例を示す概念図
【図4】従来のガラスの延伸成形装置の一例を示す概念図
【符号の説明】
1 予備成形体
2 再成形体
3 切断物
4 送り機構部
5 成形炉
5a 第一の加熱手段
5b 温度保持手段
5c 第二の加熱手段
5d 降温手段
6 引張り手段
6a、6b 駆動ローラー
7 切断手段
7a カッター
Claims (1)
- 結晶性ガラスからなる予備成形体の一端を把持し、一定速度で該予備成形体を成形炉に供給して加熱し、他端より引張力を与えて延伸する結晶性ガラスの延伸成形装置において、
成形炉は、予備成形体を該結晶性ガラスの失透領域未満の温度に加熱する第一の加熱手段と、前記の加熱された予備成形体を失透領域未満の温度に保持する温度保持手段と、前記の失透領域未満の温度に保持された予備成形体を失透が生じない、または失透が部分的に生じても、その失透により延伸時の成形性や得られた再成形体の特性に悪影響を与えない程度の時間内で軟化変形可能な温度に加熱する第二の加熱手段と、前記の軟化変形可能に加熱され延伸された予備成形体を失透が生じない、または失透が部分的に生じても、その失透により延伸時の成形性や得られた再成形体の特性に悪影響を与えない程度の時間内で失透領域未満の温度に降温する降温手段とを具備してなることを特徴とする結晶性ガラスの延伸成形装置。
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