JP3691066B2 - 骨アンカーの取り付け器具 - Google Patents
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Description
本発明は、全体として、外科手術用装置、より具体的には、縫合材、骨及び/又は柔軟な組織を骨に取り付ける装置に関する。
発明の背景
縫合材、骨及び/又は柔軟な組織を骨に取り付ける骨アンカーは当該技術分野で周知である。例えば、次の特許を参照するとよい。即ち、米国特許第4,898,156号、同第5,046,513号、同第5,192,303号、同第4,899,743号、同第4,968,315号、同第4,946,468号、同第5,002,550号、同第5,207,679号、同第5,217,486号、米国特許出願第07/981,011号、同第08/075,168号、同第08/030,657号、同第08/197,927号、同第08/098,599号、同第08/180,425号。
かかる骨アンカーを骨内で展開させる取り付け器具も当該技術分野で周知である。例えば、上記の米国特許及び特許出願を参照するとよい。
上記の一例としての骨アンカー及び骨アンカー取り付け器具の構造及び操作の完全な詳細は、上記の特許及び特許出願に記載されており、これらの特許及び特許出願の内容は引用して本明細書に含めてある。
上記の米国特許及び特許出願に開示された骨アンカー取り付け器具は、殆どの用途にとって十分に満足し得るものであることが判明しているが、こうした取り付け器具を特殊な状況で使用するとき、特別な問題が生じる可能性があることも認識されている。
より具体的には、上記の取り付け器具の一部のもの(例えば、米国特許第4,898,156号、同第5,046,513号、同第5,192,303号、同第4,899,743号に開示された取り付け器具)の場合、アンカーを支持する器具の部分は、(i)アンカー自体の本体よりも幅が広く、(ii)アンカーを展開させる間に骨内の所定位置に配置しなければならない。この構造の結果、アンカーの展開が可能であるように、骨の穴はアンカー本体よりも大きく形成しなければならない。このことは、骨に形成する穴を可能な限り最小にする必要のある特定の状況にて不利益となる可能性がある。
上記の取り付け器具のその他のもの(例えば、米国特許第5,217,486号及び米国特許出願第08/098,599号に開示された取り付け器具)の場合、アンカーを支持する器具の部分は、アンカーを展開させる間に、骨で受け取る必要はない。その代わり、アンカー展開中に比較的細い打ち込みピンが骨に入る。この打ち込みピンは、アンカー本体の直径よりも小さい径であるように形成される。この構造の結果、骨の穴はアンカー本体と略等しい幅となるように形成することができる。しかしながら、極めて小さい骨アンカーを固定するために取り付け器具が使用される場合、その打ち込みピンも極めて細くなければならず、そのため、該打ち込みピンは、特定の状況にて、曲がったり、変形する可能性があることも確認されている。かかる状態が生じたとき、このことは、アンカーの展開に影響を与え且つ/又はその取り付け器具をその後のアンカーの展開に使用し得なくする。
上記に加えて、取り付け器具が縫合材を骨に取り付け得るようにしたアンカーと共に使用される場合、縫合材の1つ以上の自由端部の位置を制御すべく縫合材の制御手段を提供することが極めて有効であることが確認されている。この点に関して、上記の取り付け器具の一部(例えば、米国特許第4,946,468号及び第5,002,550号に開示されたような取り付け器具)の場合、かかる縫合材の制御手段が提供されることが注目される。しかしながら、かかる縫合材の制御手段は、殆どの用途に十分良好に機能するが、ある状況にて、代替的な縫合材制御手段が有効であることが確認されている。
発明の目的
従って、本発明の一つの目的は、改良に係る骨アンカー取り付け器具を提供することである。
本発明のもう一つの目的は、縫合材を骨に固定し得るようにした型式の骨アンカーを展開させ得るようにした、改良に係る骨アンカー取り付け器具を提供することである。
本発明の更に別の目的は、骨アンカーに取り付けられた1つ又は2つ以上の縫合材の1つ又は2つ以上の自由端を制御すべく改良に係る縫合材制御手段を提供し得るようにした、改良に係る骨アンカー取り付け器具を提供することである。
本発明の更に別の目的は、製造が比較的容易で且つ比較的経済的である、改良に係る骨アンカー取り付け器具を提供することである。
本発明の更に別の目的は、骨アンカーを骨内で展開させる新規な方法を提供することである。
発明の概要
本発明の上記及びその他の目的は、新規な骨アンカー取り付け器具を提供し且つ使用することを通じて実現される。
本発明の一つの形態において、該取り付け器具は、
末端部分と、基端部分とを有する本体であって、該末端部分が末端面にて終端となり、該基端部分が基端面にて終端となる本体を備え、軸方向通路が、上記末端面と上記基端面との間を伸長し、該軸方向通路の上記末端が、骨アンカーの少なくとも一部をその内部に受け入れ得る寸法とされ、
軸方向通路内に摺動可能に配置されたシャフトであって、末端面にて終端とされたシャフトを備え、該シャフトが、(i)シャフトの末端面が骨アンカーの少なくとも一部が軸方向通路の末端内に受け入れられるようにするのに十分、軸方向通路の内部に引き込まれる第一の位置である引き込み位置と、(ii)シャフトの末端面が軸方向通路の末端から外に突き出る第二の位置である伸長位置との間を動き得るようにされ、
該本体の外面に形成された外周リブと、
シャフトがその第一の位置である引き込み位置からその第二の位置である伸長位置まで動くとき、外周リブに変形可能に係合し得るようにシャフトに接続されたリブ係合手段とを備え、これにより、シャフトがその第一の位置である引き込み位置にあるとき、外周リブ及びリブ係合手段の相互作用により、シャフトがその第二の位置である伸長位置まで動くのを防止し、末端方向に向けた十分な力がシャフトに付与されて、リブ係合手段が外周リブと変形可能に非係合状態となる迄、その防止状態が続くことを特徴とする。
また、該取り付け器具は、軸方向通路の末端内に配置された骨アンカーに取り付けられた縫合材の自由端を制御する縫合材制御手段を備えることが好ましく、該縫合材制御手段は、第一の面を画成する凹部と、該第一の面と変形可能に係合し得るように該凹部内に配置されたエラストマーとを備え、該縫合材の自由端が第一の面とエラストマーとの間にて付勢され、その後に、強制的に引き出される迄、その位置に保持される。
本発明の別の形態において、該取り付け器具は、
第一の断面を有する第一の部分と、該第一の断面よりも小さい第二の断面を有する第二の部分と、該第一及び第二の部分の交差部分により画成された肩部とを有するシャフトと、
該シャフトを摺動可能に受け入れ得るようにされたシャフトハウジングであって、その基端から所定の距離の位置に配置された環状リブと、溝付き指操作把持部と、該溝付き指操作把持部から末端方向に伸長するステムであって、ねじ付き部分を有し且つ面取り加工した先端にて終端となる該ステムとを有する基端の円筒状部分を備える該シャフトハウジングと、
シャフトの基端を固定状態に受け入れ得るようにされたシャフトハンドルであって、その末端に配置された内方を向いた張り出し部を有するスロット付き円筒状部分を有する該シャフトハンドルを備え、該スロット付き円筒状部分が4つのスロットを更に備え、該スロットの各々が、隔てた対向した関係にて円周上に配置され、これにより、シャフトハウジングの環状リブを把持し得るようにされた4つの指状体と、該スロット付き円筒状部分の基端に配置されたスロット付きフランジであって、その各々が隔てた対向した関係にて円周方向に配置された4つのスロットを有する該スロット付きフランジと、該スロット付きフランジの基端面から伸長し且つ縫合材の自由端を保持し得るようにされたT字形ポストであって、シャフトの基端を固定状態に受け入れ得るようにした穴を有する中央コラムと、該中央コラム基端に配置されたフランジとを備える該T字形ポストとを画成し、該中央コラムが該フランジの平坦な内面から末端方向に伸長し、
該中央コラムの周りに配置されたゴムグロメットであって、縫合材アンカーに取り付けられた1本の縫合材を取り外し可能に保持し得るようにされた該ゴムグロメットと、
拡がった基端と、スロット付き末端とを有するスリーブであって、該シャフトを摺動可能に受け入れ得るようにされた該スリーブと、
平坦な基端にて終端となる基端部分と、丸味を付けた末端にて終端となる末端部分と、該基端と丸味を付けた末端との間を伸長する穴とを有するスリーブハンドルであって、該スリーブを摺動可能に受け入れ得るようにされた該スリーブハンドルとを備え、該スリーブハンドルの基端部分が、ステムのねじ付き部分を取り外し可能に締結し得るようにしたねじ付き皿穴を更に有し、該ねじ付き皿穴が、穴の基端を有する内方角度付き肩部を形成し且つスリーブの拡がった基端を受け取り得るようにされ、該スリーブハンドルが、対向する円周関係に配置された指把持凹み部分を更に備え、該指把持凹み部分が、縫合材アンカーを取り付ける間に、ユーザの親指及び指を受け取り得るようにされる。
この新規な骨アンカー取り付け器具は、骨アンカーを骨内に展開させるために次のような方法で使用することができる。第一に、該取り付け器具は、そのシャフトをその第一の位置である引き込み位置に配置する。次に、縫合材アンカーを軸方向通路の末端内に少なくとも一部分、配置し、縫合材の自由端(縫合材アンカーに取り付けられた端部)を上記の第一の面とエラストマーとの間の位置に配置する。次に、取り付け器具の末端を穴が形成された骨の上面に対して配置し、アンカー縫合材をその穴と整合させる。次に、取り付け器具のシャフトをその第一の位置である引き込み位置からその第二の位置である伸長位置まで動かし、縫合材アンカーを骨内で展開させ得るようにする。最後に、縫合材の自由端を上記の第一の面とエラストマーとの間から除去する。
【図面の簡単な説明】
本発明の上記及びその他の目的、特徴及び有利な点は、同様の部品は同様の参照符号で示す添付図面と共に、本発明の好適な実施の形態に関する以下の詳細な説明により完全に開示され、又はその説明により明らかになるであろう。添付図面において、
図1は、取り付け器具のシャフトがその第一の位置である引き込み位置にある、完全に組み立てた取り付け器具の側面図である。
図2は、取り付け器具のシャフトがその第二の位置である伸長位置にある、完全に組み立てた同一の取り付け器具の側面図である。
図3は、取り付け器具のシャフト副組立体の一部断面図とした側面図である。
図4は、取り付け器具の部品を構成するスリーブの側面図である。
図5は、スリーブの末端を示す端面図である。
図6は、取り付け器具の一部を構成するスリーブハンドルの側面図である。
図7は、スリーブハンドルの基端を示す端面図である。
図8は、取り付け器具のシャフト副組立体の一部を構成するシャフトの側面図である。
図9は、シャフトの基端を示す端面図である。
図10は、取り付け器具のシャフト副組立体の一部を構成するシャフトハウジングの側面図である。
図11は、図10の線11−11に沿った断面図である。
図12は、シャフトハウジングの基端を示す端面図である。
図13は、取り付け器具のシャフト副組立体の一部を構成するシャフトハンドルの側面断面図である。
図14は、シャフトハンドルの基端を示す端面図である。
図15は、本発明の骨アンカー取り付け器具の末端内に取り付けられた骨アンカーを示す、一部断面図とした側面図である。
図16は、骨アンカー及び図15の骨アンカー取り付け器具を示す一部断面図とした側面図であり、取り付け器具の末端が骨の外面と係合し、骨アンカーがその骨内で展開されようとする状態を示す図である。
図17は、骨アンカーが骨内で展開された点を除いて、図16と同様の図である。
好適な実施の形態の詳細な説明
先ず、図1及び図2を参照すると、本発明の好適な実施の形態を構成する骨アンカー取り付け器具5が図示されている。該取り付け器具5は、全体として、シャフト副組立体10(図1乃至図3)と、スリーブ15(図1、図2、図4、図5)と、スリーブハンドル20(図1、図2、図6、図7)とを備えている。
より具体的に且つ図3を参照すると、シャフト副組立体10は、全体として、シャフト25と、シャフトハウジング30と、シャフトハンドル35と、ゴムグロメット37とを備えている。
シャフト25は、図8及び図9により詳細に図示されている。シャフト25は、第一の円筒状部分40と、第二の円筒状部分45とを備えている。第二の円筒状部分45は、第一の円筒状部分40よりも小径である。第一の円筒状部分40及び第二の円筒状部分45は、共に、環状肩部50を画成する。第一の円筒状部分40は、末端面55にて終端となっている。第二の円筒状部分45は、基端面60にて終端となっている。
シャフトハウジング30は、図10乃至図12により詳細に図示されている。シャフトハウジング30は、平坦な末端面67を有する溝付き指把持部65を備えている。ステム70が溝付き指把持部の平坦な末端面67から末端方向に伸長している。ステム70は、ねじ付き部分75を有し且つ面取り加工した末端先端80にて終端となっている。また、シャフトハウジング30は、溝付き指把持部65から基端方向に伸長する円筒状部分85を備えている。円筒状部分85は、環状リブ90を備え且つ平坦な基端面95にて終端となっている。中央通路100はステム70の面取り加工した末端先端80から円筒状部分85の平坦な基端面95までシャフトハウジング30を貫通して伸長している。
シャフトハンドル35は、図13及び図14により詳細に図示されている。シャフトハンドル35は、スロット付き円筒状部分105と、スロット付きフランジ110と、T字形ポスト115とを備えている。より具体的には、スロット付き円筒状部分105は、内方を向いた張り出し部125及び4つのスロット130を備えている。スロット130は、スロット付き円筒状部分105の円周の周りで等間隔に円周方向に隔てた関係で配置されている。要するに、スロット130は、スロット付き円筒状部分105を長手方向に伸長する4つの指状体に仕切る。スロット付きフランジ110は、4つのスロット135を備えている。スロット135は、スロット付きフランジ110の円周の周りにて円周方向に等間隔に隔てた関係で配置されている。スロット付きフランジ110のスロット135は、スロット付き円筒状部分105のスロット130と整合されている。スロット付きフランジ110は、平坦な末端面137及び基端面140にて終端となっている。フランジの基端面140は、基端面140が平坦な末端面137に係合する位置に隣接してその周端縁142にて多少丸味が付けられることが好ましい。T字形ポスト115は、円筒状の中央コラム145と、環状フランジ150とを備えている。フランジ150は、丸味を付けた基端面155及び平坦な末端面160にて終端となっている。丸味を付けた周端縁165は、丸味をつけた基端面155及び平坦な末端面160が交差する部分により画成されている。穴170がスロット付きフランジ110を貫通して軸方向に伸長し且つT字形ポスト115に入り、スロット付きの円筒状部分105の内部と連通する。穴170は、別の穴171(丸味を付けた基端面155にて開口している)と同軸状で且つ該穴と連通している。
ゴムグロメット37(図1乃至図3)は、シャフトハンドル35上に配置されるようにした円環状のエラストマー片を備えている。より具体的には、ゴムグロメット37は、スロット付きフランジ110の平坦な基端面140と環状フランジ150の平坦な末端面160との間にて圧縮されるように、シャフトハンドルの円筒状の中央コラム145の上方に嵌まり得るようにされている。
シャフト副組立体10は、次のようにして組み立てられる。第一に、シャフトの第二の部分45をシャフトハウジングの中央通路100に通し、シャフトハウジングの面取り加工した末端先端80がシャフトの環状肩部50に係合するようにする。次に、シャフト25の基端がシャフトハンドルの穴170に入る迄、シャフトハンドル35をシャフトハウジング30の基端の上方を進める。次に、シャフト25の基端をアクセス穴171を使用して、溶接により穴170内で平らに形成する。上記の構造のため、シャフト25及びシャフトハンドル35は、その後、単一のユニットとして作用し、シャフトハウジング30は、以下により詳細に説明するように、シャフトの環状肩部50とシャフトハンドルの末端面137との間にてシャフト25に摺動可能に拘束される。これが為されたならば、次に、ゴムグロメット37をシャフトハンドルの円筒状の中央コラム145に取り付ける。
次に、図4及び図5を参照すると、スリーブ15は、末端部分175と、基端部分180とを備えている。末端部分175は、4つのスロット185を備えている。これらのスロット185は、スリーブ15の円周の周りで円周方向に等間隔に隔てた位置に配置されている。スロット185は、スリーブの末端面190にて開口している。スリーブ15の基端部分は、箇所195にて外方に拡がり、基端面200に終端となっている。中央通路203が、末端面190と基端面200との間を伸長している。
次に、図6及び図7を参照すると、スリーブハンドル20は、末端部分205と、基端部分210とを備えている。末端部分205は、丸味を付けた末端面215にて終端となり、末端部分210が平坦な基端面220にて終端となっている。また、スリーブハンドル20は、穴225と、皿穴230とを備えている。穴225は、スリーブハンドルの丸味を付けた末端面215にて開口する一方、皿穴230は、スリーブハンドルの平坦な基端面220にて開口している。穴225及び皿穴230は、内側の角度付き肩部235にて合流している。皿穴230の基端部分は箇所240にてねじが形成されている。複数の指把持凹み部分245がスリーブハンドル20の外面に形成される。
完全な骨アンカー取り付け器具5は次のようにして組み立てられる。第一に、スリーブ15は末端を先にして皿穴230及びスリーブハンドル20の穴225に通し、スリーブの拡がった部分195がスリーブハンドルの内側の角度付き肩部235に係合するようにする。次に、組み立てたシャフト副組立体10を末端を先にしてスリーブハンドル20の皿穴230及びスリーブ15の中央通路203に通し、シャフト副組立体10の面取り加工した末端先端80がスリーブハンドル20の皿穴230に入るようにする。次に、シャフトハウジングのねじ付き部分75がスリーブハンドル20のねじ240に係合するように、シャフト副組立体10を回転させる。シャフトハウジングの平坦な末端面67がスリーブハンドルの基端面220に係合する迄、シャフト副組立体10を回転させる。この時点でシャフト副組立体10の面取り加工した末端先端80がスリーブ15の基端面200とぴったりと嵌まり、取り付け器具の他の部分に関するスリーブ15の長手方向位置を保ち得るようにする。しかしながら、これと同時に、スリーブ15は取り付け器具の他の部分に関して回転自在となる。
骨アンカー取り付け器具5を次のような方法で組み立てたとき、そのシャフト25は、(i)第一の位置である引き込み位置(図1)と、(ii)第二の位置である伸長位置(図2)との間にて自在に動く。該第一の位置である引き込み位置において、シャフトの環状肩部50は、シャフトハウジングの面取り加工した末端先端80と略係合し、シャフトハンドルの内方を向いた張り出し部125は、シャフトハウジングの環状リブ90の基端側にあり且つ該環状リブと略係合し、シャフトの末端面55は、スリーブ15の内部に引き込まれている。上記第二の位置である伸長位置において、シャフトハンドルの平坦な末端面137は、シャフトハウジングの平坦な基端面95と係合し、シャフトハンドルの内方を向いた張り出し部125がシャフトハンドルの環状リブ90の末端側にあり且つ該環状リブから略変位されており、シャフトの末端面55がスリーブの末端面190を超えて相当な距離を突出している。
上記の米国特許第5,217,486号に開示された種類の縫合材アンカー及び/又は上記の米国特許出願第08/197,927号に開示された種類の縫合材アンカーを展開させるために骨アンカー取り付け器具5を使用することが好ましい。即ち、骨アンカー取り付け器具5は、次の型式の縫合材アンカーを展開するために使用することが好ましい。即ち、(i)略円筒状本体と、(ii)該本体の側部から横方向に伸長する1対の可撓性刺状部分と、(iii)1本の縫合材を骨に取り付ける縫合材の取り付け手段とを備える骨アンカー取り付け器具である。勿論、骨アンカー又は締結具が本発明と適合する限り、骨アンカー取り付け器具5は、その他の型式の骨アンカーを骨内で、又はその他の型式の締結具を加工物内で展開させるために使用することも可能である。
骨アンカー取り付け器具5は、次のように使用することを目的とする。第一に、取り付け器具5をそのシャフト25がその上記第一の位置である引き込み位置となるように配置する。この引き込み位置において、シャフトの環状肩部50がシャフトハウジングの面取り加工した末端先端80と略係合し、シャフトハンドルの内方を向いた張り出し部125は、シャフトハウジングの環状リブ90の基端側にあり且つ該環状リブと略係合し、シャフトの末端面55は、スリーブ15の内部に引き込まれている(図1)。骨アンカー取り付け器具5は、その上記第一の位置である引き込み位置に止まるように傾斜させてあることが理解されよう。その後、該器具は別の位置となるように付勢され、シャフトハウジングの環状リブ90が、シャフトハンドルの内方を向いた張り出し部125が通るのを阻止する。
次に、図15を参照すると、縫合材アンカー300は、スリーブ15の末端内に装着され、縫合材アンカーの基端305がシャフトの末端面55に着座し、縫合材アンカーの2つの刺状部分310がスリーブのスロット185を貫通して伸長し、縫合材アンカーの2本の縫合材315がスリーブのスロット185の他の2つを貫通して伸長している。
次に、2本の縫合材315を取り付け器具の長さに沿って後方にピンと伸長させ、シャフトハンドルのスロット135の1つ又は2つ以上に貫通させ、その後、ゴムグロメット37とシャフトハンドルの面140との間のスペース内で、シャフトハンドルの円筒状の中央コラム145の周りにぴったりと巻き付ける。その後、ゴムグロメット37がシャフトの面140と変形可能に係合することは、取り付け器具の基端にて2本の縫合材315を確実に所定位置に保つ働きをする一方、外科医が必要なときに、2本の縫合材を取り付け器具から容易に引き出して自由にすることを可能にする。更に、ゴムグロメット37を介して所定位置に固着される前に、2本の縫合材315が取り付け器具5の長さに沿ってぴんと張った状態で後方に伸長することを確実にすることにより、2本の縫合材315は、縫合材アンカー300が取り付け器具の末端から過早に非係合状態にならないようにする働きをする。
次に、図16を参照すると、骨325内に形成された穴320の頂部内に縫合材アンカー300の末端部分を配置し、スリーブ15の末端が骨の上面330と係合し得るように取り付け器具を操作する。
次に、シャフトハンドルの基端面155を押して、取り付け器具のシャフト25をその上記第二の位置である伸長位置に付勢させることにより、縫合材アンカー300を骨325内で展開させることができる。この状態になると、シャフトハンドルの平坦な末端面137がシャフトハウジングの平坦な基端面95と係合するように動いたとき、シャフトハンジルの内方を向いた張り出し部125は、シャフトハウジングの環状リブ90の上方に付勢される。また、シャフトの末端面55は、スリーブの末端外に動く。この動作の結果として、縫合材アンカー300は、スリーブ15の末端外に押し出されて、骨325内に入り、縫合材アンカーの刺状部310が縫合材を所定位置に固着し、2本の縫合材315が骨の穴外に伸長して取り付け器具に戻る。次に、取り付け器具を外科部位から除去する前に、2本の縫合材315を取り付け器具から巻き懈くことができる。
本発明の有利な点
本発明を使用することにより、多数の有利な点が得られる。
その一つは、改良に係る骨アンカー取り付け器具が提供されることである。
もう一つの点は、縫合材を骨に定着し得るようにした型式の骨アンカーを展開させ得るようにした、改良に係る骨アンカー取り付け器具が提供されることである。
また、骨アンカーに取り付けられた1つ又は複数の縫合材の1つ以上の自由端を制御する、改良に係る骨アンカー取り付け器具が提供される。
更に、比較的容易に製造でき且つ比較的経済的に製造できる改良に係る骨アンカー取り付け器具が提供される。
更に、骨アンカーを骨内に展開させる改良に係る方法が提供される。
本発明の更にその他の有利な点は、当業者に明らかであろう。
好適な実施の形態の改変例
勿論、本発明の範囲から逸脱せずに、本発明の上記の好適な実施の形態に特定の改変例を為すことが可能であることが理解されよう。
例えば、2つ以上の刺状部分及び/又は2つ以上の縫合材の自由端を有する型式の骨アンカーと共に、取り付け器具が使用される場合、スリーブ15の末端には4つ以上のスロット185を形成することができる。
更に、スロット付きの円筒状部分105には、4つ以上又はそれ以下のスロット130を形成し且つ/又はスロット付きフランジ110には、4つ以上又はそれ以下のスロット135を形成することもできる。
また、溝付き指把持部65は、溝付きではなくて、ギザギザ面とした外面にて形成し、又は、所望であれば、指把持部65には、比較的平滑な面を形成してもよい。
更に、ゴムグロメット37とシャフトハンドルの面140との間ではなくて、ゴムグロメット37とシャフトハンドルの平坦面160との間にて円筒状の中央コラム145の周りに縫合材を巻くことにより、縫合材が取り付け器具の基端に保持されるようにしてもよい。
上記及びその他の変更は、当業者に明らかであろうし、本発明の範囲に包含されるものとみなす。
Claims (8)
- 骨アンカーを骨内で展開させる取り付け器具にして、
末端部分(67;175)と、基端部分(95;180)とを有する本体(30;15)であって、前記末端部分(67;175)が末端面(67;190)にて終端となり、前記基端部分(95;180)が基端面(95;200)にて終端となる前記本体(30;15)を備え、
軸方向通路(100、203)が、前記本体(30;15)の末端面と前記基端面との間を伸長し、
前記軸方向通路(100、203)の前記末端(190)が、骨アンカー(300)の少なくとも一部をその内部に受け入れ得る寸法とされ、
前記軸方向通路(100、203)内に摺動可能に配置されたシャフト(25)であって、末端面(55)にて終端となる前記シャフトを備え、該シャフト(25)が、
(i)前記シャフトの末端面(55)が、骨アンカー(300)の少なくとも一部が前記軸方向通路(100、203)の末端(190)内に受け入れられるよう、前記軸方向通路の内部十分引き込まれる第一の位置である引き込み位置(図1)と、(ii)前記シャフトの末端面(55)が前記軸方向通路の前記末端(190)から外方へ突き出る第二の位置である伸長位置(図2)との間を移動し得るようにされ、
更に、前記本体(30;15)の外面に形成された外周リブ(90)と、前記シャフト(25)がその前記第一の位置である引き込み位置からその前記第二の位置である伸長位置まで動くとき、前記外周リブ(90)に変形可能に係合し得るように前記シャフト(25)に接続されたリブ係合手段(125)とを備え、
これにより、前記シャフト(25)がその前記第一の位置である引き込み位置にあるとき、前記外周リブ(90)及び前記リブ係合手段(125)の相互作用により、前記シャフト(25)がその前記第二の位置である伸長位置まで動くのを防止し、末端方向に向けた十分な力が前記シャフト(25)に付与されて、前記リブ係合手段(125)が前記外周リブ(90)と変形可能に非係合状態となる迄、その防止状態が続き、
前記軸方向通路の前記末端内に配置された骨アンカー(300)に取り付けられた縫合材(315)の自由端を制御する縫合材制御手段(35、37、135、140、145)を備え、前記縫合材制御手段(35、37、135、140、145)が、第一の面を画成する凹部(140、145、160)と、前記第一の面と変形可能に係合し得るように前記凹部内に配置されたエラストマー(37)とを備え、
これにより、該縫合材(315)の自由端が、前記第一の面と前記エラストマー(37)との間にて付勢され、その後に、強制的に引き出される迄、その位置に保持されることを特徴とする取り付け器具。 - 縫合材アンカーを展開させる取り付け器具にして、第一の断面を有する第一の部分(40)と、前記第一の断面よりも小さい第二の断面を有する第二の部分(45)と、前記第一及び前記第二の部分の交差部分により画成された肩部(50)とを有するシャフト(25)と、
前記シャフトを摺動可能に受け入れ得るようにされたシャフトハウジング(30)であって、その基端から所定の距離の位置に配置された環状リブ(90)と、溝付き指操作把持部(65)と、前記溝付き指操作把持部から末端方向に伸長するステム(70)であって、ねじ付き部分(75)を有し且つ面取り加工した先端(80)にて終端となる前記ステム(75)とを有する基端の円筒状部分(85)を備える前記シャフトハウジング(30)と、
前記シャフト(25)の前記基端(60)を固定状態に受け入れ得るようにされたシャフトハンドル(35)であって、その末端に配置された内方を向いた張り出し部(125)を有するスロット付き円筒状部分(105)を有する前記シャフトハンドル(35)とを備え、前記スロット付き円筒状部分(105)が、4つのスロット(135)を更に備え、
前記スロット(135)の各々が、隔てた対向した関係にて円周方向に配置され、これにより、前記シャフトハウジング(30)の前記環状リブ(90)を把持し得るようにされた4つの指状体と、前記スロット付き円筒状部分(105)の基端に配置されたスロット付きフランジ(110)であって、その各々が隔てた対向した関係にて円周方向に配置された4つのスロット(135)を有する前記スロット付きフランジ(110)と、前記スロット付きフランジ(110)の基端面から伸長し且つ縫合材(315)の自由端を保持し得るようにされたT字形ポスト(115)であって、前記シャフト(25)の前記基端(60)を固定状態に受け入れ得るようにした穴(170)を有する中央コラム(45)と、前記中央コラム(45)の基端に配置されたフランジ(150)とを備える前記T字形ポスト(115)とを画成し、
該中央コラム(45)が該フランジ(150)の平坦な内面から末端方向に伸長し、
前記中央コラム(45)の周りに配置されたゴムグロメット(37)であって、前記縫合材アンカー(300)に取り付けられた1本の縫合材(315)を取り外し可能に保持し得るようにされた前記ゴムグロメット(37)と、
拡がった基端と(195)、スロット付き末端(175)とを有するスリーブ(15)であって、前記シャフト(25)を摺動可能に受け入れ得るようにされた前記スリーブ(15)と、
平坦な基端にて終端となる基端部分(210)と、丸味を付けた末端(215)にて終端となる末端部分(205)と、前記基端と前記丸味を付けた末端との間を伸長する穴(225)とを有するスリーブハンドル(20)であって、前記スリーブ(15)を摺動可能に受け入れ得るようにされた前記スリーブハンドル(20)とを備え、
前記スリーブハンドル(20)の前記基端部分(210)が、前記ステム(70)のねじ付き部分(75)を取り外し可能に締結し得るようにしたねじ付き皿穴(230)を更に有し、
前記ねじ付き皿穴(230)が、前記穴の基端を有する内方角度付き肩部(235)を形成し且つ前記スリーブ(15)の前記拡がった基端(195)を受け取り得るようにされ、
前記スリーブハンドル(20)が、対向する円周関係に配置された指把持凹み部分(245)を更に備え、
前記指把持凹み部分(245)が、前記縫合材アンカー(300)を取り付ける間に、ユーザの親指及びその他の指を受け入れ得るようにされることを特徴とする取り付け器具。 - 請求項2に記載の取り付け器具にして、前記シャフトの第一及び第二の断面が円筒状であることを特徴とする取り付け器具。
- 請求項2に記載の取り付け器具にして、前記溝付き指把持部が円周方向に配置された複数の溝を備えることを特徴とする取り付け器具。
- 請求項2に記載の取り付け器具にして、前記スロット付きフランジが、4つのスロットを備え、該スロットの各々が、互いに関して隔てた対向する関係となる周方向位置に配置され、該スロットの各々が、前記シャフトハンドルの前記スロット付き円筒状部分に形成された前記スロットに対して整合した関係に配置されることを特徴とする取り付け器具。
- 請求項2に記載の取り付け器具にして、前記シャフトハンドルの前記フランジが、丸味を付けた基端面と、平坦な末端面とを更に備えてその間に丸味を付けた円周端縁を画成することを特徴とする取り付け器具。
- 請求項2に記載の取り付け器具にして、前記シャフトの前記基端が、前記シャフトハンドルの前記穴内に溶接されることを特徴とする取り付け器具。
- 骨に形成された穴内に縫合材アンカーを展開させる装置にして、
(i)略円筒状のハウジングと、前記ハウジングの側部から横方向に伸長する1対の可撓性刺状部分と、1本の縫合材を前記ハウジングに取り付ける縫合材の取り付け手段とを備える縫合材アンカーと、
(ii)前記縫合材アンカーを骨内で展開させる取り付け器具とを備え、前記取り付け器具が、
末端部分と、基端部分とを有する本体であって、前記末端部分が末端面にて終端となり、前記基端部分が基端面にて終端となる前記本体を備え、
軸方向通路が、前記末端面と前記基端面との間を伸長し、
前記軸方向通路の前記末端が、前記縫合材アンカーの少なくとも一部をその内部に受け入れ得る寸法とされ、前記軸方向通路内に摺動可能に配置されたシャフトであって、末端面にて終端とされた前記シャフトを備え、
該シャフトが、(i)縫合材アンカーの少なくとも一部が前記軸方向通路の末端内に受け入れられるようにするのに十分、該シャフトの末端面が前記軸方向通路の内部に引き込まれる第一の位置である引き込み位置と、(ii)前記シャフトの末端面が前記軸方向通路の前記末端から外に突き出る第二の位置である伸長位置との間を動き得るようにされ、前記本体の外面に形成された外周リブと、前記シャフトがその前記第一の位置である引き込み位置からその前記第二の位置である伸長位置まで動くとき、前記外周リブに変形可能に係合し得るように前記シャフトに接続されたリブ係合手段とを備え、
これにより、前記シャフトがその前記第一の位置である引き込み位置にあるとき、前記外周リブ及び前記リブ係合手段の相互作用により、前記シャフトがその前記第二の位置である伸長位置まで動くのを防止し、末端方向に向けた十分な力が前記シャフトに付与されて、前記リブ係合手段が前記外周リブから変形可能に非係合状態となる迄、その防止状態が続くようにされ、
前記縫合材アンカーが前記軸方向通路の前記末端内に配置されたとき、前記縫合材アンカーに取り付けられた縫合材の自由端を制御する縫合材制御手段を備え、
前記縫合材制御手段が、第一の面を画成する凹部と、前記第一の面と変形可能に係合し得るように前記凹部内に配置されたエラストマーとを備え、
これにより、該縫合材の自由端が前記第一の面と前記エラストマーとの間にて付勢され、その後に、強制的に引き出される迄、その位置に保持されることを特徴とする、縫合材アンカーを展開させる装置。
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