JP3689808B2 - 携帯電話装置報知代用装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、いわゆる携帯電話端末やPHS(Personal Handy Phone System)端末等の携帯電話装置に対する着信があったときにその着信をユーザに報知するための携帯電話装置報知代用装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ユーザが携帯電話装置から離れた場所にいると携帯電話装置に着信があっても着信を知らせる鳴動音が聞こえない場合がある。したがって、携帯電話装置に対する着信に応答し損なうことを防ぐためには、自宅にいる場合でも常に携帯電話装置を持ち歩かなければならず不便であった。このような問題点を解決するため、特開平9−312878号公報では、特定の携帯電話装置本体と同一の呼出受信手段と、その呼出受信手段が呼出を受信したときに報知する報知手段とを備えた携帯電話呼び出し報知装置を開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、特開平9−312878号公報で開示された携帯電話呼び出し報知装置は、基地局から着呼信号が送信されると、携帯電話装置側で着信が許可されていない場合や携帯電話装置が近くにない場合でも報知を行ってしまうという問題があった。尚、携帯電話装置側で着信が許可されていない場合とは、例えば携帯電話装置の電源をOFFにして着呼があったときでも携帯電話装置が鳴動しないようにしている場合や特定の種類の通信信号の受信を拒否する設定にして特定の種類の通信信号に伴う着呼があったときでも携帯電話装置が鳴動しないようにしている場合等が挙げられる。
【0004】
また、通信信号の種類や発信者情報は、携帯電話装置本体でしか判別することができないという問題があった。尚、通信信号とは、着呼側携帯電話装置が着信に応答して通信可能状態になった後に、発呼側携帯電話装置から着呼側携帯電話装置に送信される信号のことをいう。
【0005】
本発明は、上記の問題点に鑑み、携帯電話装置側で着信が許可されていて尚かつ携帯電話装置が近くにある場合にのみ着信を報知する携帯電話装置報知代用装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る携帯電話装置報知代用装置においては、所定の携帯電話装置の識別情報を予め記憶する記憶手段と、前記識別情報に基づき前記所定の携帯電話装置から基地局に送信される第1の送信信号を受信する受信手段と、前記第1の送信信号が着信を許可する旨の信号であるかを判定する判定手段と、該判定手段によって前記第1の送信信号が着信を許可する旨の信号であると判定されたときに報知を開始する報知手段と、を備えるようにする。
【0007】
また、携帯電話装置報知代用装置によって通信信号の種類及び/又は発信者情報を確認できるようにするために、通信信号の種類及び/又は発信者情報を伝達するために前記基地局から前記所定の携帯電話装置に送信される第2の送信信号を前記受信手段が前記識別情報に基づき受信し、前記記憶手段が前記通信信号の種類及び/又は前記発信者情報に応じて異なる報知の設定を予め記憶し、前記報知手段が前記設定に応じて報知を行うようにしてもよい。
【0008】
また、前記基地局が前記第1の送信信号を受信したのち前記所定の携帯電話装置が通信可能状態になるまでの期間前記所定の携帯電話装置が前記基地局に送信する第3の送信信号を前記受信手段が前記識別情報に基づき受信すると前記報知手段が報知を停止するようにしてもよい。
【0009】
さらに、前記報知手段の報知動作を停止させる停止手段を備えるようにしてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態に係る携帯電話装置報知代用装置(以下、報知代用装置という)は、特定のPHS端末から呼出信号(着信を許可する旨の信号)が送信されたときに報知を行う。
【0011】
そこで、まずPHS(Personal Handy Phone System)端末に着信があるときのPHS端末と基地局との信号のやり取りについて、図2に示すシーケンス図を参照して説明する。基地局はPHS端末に着呼信号S1を送信する。PHS端末は着呼信号S1を受信すると着呼していることを認識し、リンクチャネル確立要求信号S2を基地局に送信する。基地局はリンクチャネル確立要求信号S2を受信するとリンクチャネル割当信号S3をPHS端末に送信する。
【0012】
リンクチャネル割当信号S3を受信したPHS端末は、着呼応答信号S4を基地局に送信する。そして、着呼応答信号S4を受信した基地局は、通信信号の種類や発信電話番号の情報である呼設定信号S5をPHS端末に送信する。
【0013】
PHS端末は呼設定信号S5を解析し、予め記憶されている設定条件を満たさない場合には呼設定受付信号S6を基地局に送信しない。例えば、PHS端末に予め記憶されている設定条件が、データ通信の着信拒否や特定の発信電話番号の着信拒否である場合、呼設定信号S5の解析結果によって通信可能時にデータ通信が行われることや特定の発信電話番号であることが判明すれば、PHS端末は呼設定受付信号S6を基地局に送信しない。この場合PHS端末は切断又は解放の信号を送信するので、PHS端末が鳴動することはない。一方、呼設定信号S5の内容が予め記憶されている設定条件を満たす場合には、PHS端末は呼設定受付信号S6を基地局に送信する。
【0014】
そして、PHS端末は呼出信号S7を基地局に送信するとともに鳴動を開始する。また、PHS端末がオフフックをして応答信号S8を基地局に送信する。呼出信号S7及び応答信号S8を受信した基地局は、応答確認信号S9をPHS端末に送信する。その後、PHS端末が通話可能状態となる。PHS端末はオフフックをした時点でPHS端末の鳴動も停止する。
【0015】
次に、報知代用装置の構成を図1に示す。PHS端末と基地局との間で送受信される信号がアンテナ1を介して受信回路2に入力され、受信回路2によって増幅・周波数変換されたのち復調回路3に送出される。復調回路3は入力した信号を復調して、制御回路6に送出する。また、操作キー4から入力されたデータは、制御回路6を介して不揮発性メモリ5に記憶することができる。
【0016】
制御回路6は、詳細は後述するが復調回路3から送出された信号に基づき所定のPHS端末に着信があるかを判定し、所定のPHS端末に着信がある場合には報知手段であるLED9、液晶ディスプレイ10、リンガー回路7、ドライブ回路11が不揮発性メモリ5に記憶されている設定通りに動作するように制御する。尚、本実施形態において報知代用装置は、赤色LED、黄色LED、青色LED、緑色LEDの4つのLEDを備える。また、リンガー回路7は3段階の鳴動音(大、中、小)と2種類のメロディ(メロディ1、メロディ2)を選択してスピーカ8から出力させることができる。また、モータ12の軸には偏芯物体(図示せず)が取り付けられており、モータ12が回転することで報知代用装置が振動する。尚、ドライブ回路11は3種類の駆動信号をモータ12に送出することができる。その駆動信号に応じてモータ12の回転数が3段階で可変するので、3段階の振動(大、中、小)を発生させることができる。さらに、液晶ディスプレイ10は4種類の表示(『発信電話番号』点灯、『発信電話番号』点滅、『着信中』点灯、『着信中』点滅)を行うことができる。
【0017】
次に、不揮発性メモリ5に予め記憶されるデータについて説明する。所定のPHS端末に着信があったときにのみ報知を行うために、報知代用装置は所定のPHS端末の着信と他のPHS端末の着信とを区別できなければならない。このため、所定のPHS端末の電話番号が不揮発性メモリ5に予め記憶される。尚、所定のPHS端末の電話番号を不揮発性メモリ5に記憶させる手順としては、ユーザが操作キー4を操作して、所定のPHS端末の電話番号を登録するための入力画面を液晶ディスプレイ10に表示させ、所定のPHS端末の電話番号を操作キー4を操作することによって入力するようにすればよい。
【0018】
また、報知代用装置が通信信号の種類毎に異なる報知を行うようにするため、通信信号の種類毎に異なる報知の設定が不揮発性メモリ5に予め記憶される。そして、本実施形態では報知代用装置は上述したように赤色LED、黄色LED、緑色LED、青色LEDを備えており、通信信号は音声、32Kデータ通信、64Kデータ通信、及び128Kデータ通信のうちのいずれかなので、例えば、図3のデータテーブルに示すように、通信信号が音声信号であるときには赤色LEDが点灯し、通信信号が32Kデータ通信信号であるときには黄色LEDが点灯し、通信信号が64Kデータ通信信号であるときには緑色LEDが点灯し、通信信号が128Kデータ通信信号であるときには青色LEDが点灯するような設定にするとよい。
【0019】
尚、通信信号の種類に応じて点灯するLEDの設定を不揮発性メモリ5に予め記憶させる手順としては、まずユーザが操作キー4を操作して、通信信号が音声信号であるときに点灯するLEDを登録するための入力画面を液晶ディスプレイ10に表示させ、通信信号が音声信号であるときに点灯させるLEDを操作キー4を操作して選択する。次に、通信信号が32Kデータ通信信号であるときに点灯するLEDを登録するための入力画面を液晶ディスプレイ10に表示させ、通信信号が32Kデータ通信信号であるときに点灯させるLEDを操作キー4を操作して選択する。続いて、通信信号が64Kデータ通信信号であるときに点灯するLEDを登録するための入力画面を液晶ディスプレイ10に表示させ、通信信号が64Kデータ通信信号であるときに点灯させるLEDを操作キー4を操作して選択する。最後に、通信信号が128Kデータ通信信号であるときに点灯するLEDを登録するための入力画面を液晶ディスプレイ10に表示させ、通信信号が128Kデータ通信信号であるときに点灯させるLEDを操作キー4を操作して選択する。
【0020】
そして、発信電話番号が登録電話番号に該当しない着信時に、報知代用装置が所定の設定での報知を行うようにするため、その所定の設定が不揮発性メモリ5に予め記憶されている。本実施形態では図4のテーブルデータに示す設定が不揮発性メモリ5に予め記憶されている。尚、発信電話番号が登録電話番号に該当しない着信時に行う報知の設定を不揮発性メモリ5に記憶させる手順としては、まずユーザが操作キー4を操作して、発信電話番号が登録電話番号に該当しない着信時における鳴動の種類を登録するための入力画面を液晶ディスプレイ10に表示させ、鳴動の種類を操作キー4を操作して選択する。次に、発信電話番号が登録電話番号に該当しない着信時における振動の種類を登録するための入力画面を液晶ディスプレイ10に表示させ、振動の種類を操作キー4を操作して選択する。そして、発信電話番号が登録電話番号に該当しない着信時における表示の種類を登録するための入力画面を液晶ディスプレイ10に表示させ、表示の種類を操作キー4を操作して選択する。
【0021】
さらに、発信電話番号が登録電話番号に該当する着信時に、報知代用装置が登録電話番号毎に異なる報知を行うようにするため、登録電話番号毎に異なる報知の設定が不揮発性メモリ5に予め記憶されている。本実施形態では登録電話番号が2件あり、図5のテーブルデータに示す設定が不揮発性メモリ5に予め記憶されている。尚、発信電話番号が登録電話番号に該当する着信時に行う報知の設定を不揮発性メモリ5に記憶させる手順としては、まずユーザが操作キー4を操作して、発信電話番号を登録するための入力画面液晶ディスプレイ10に表示させ、発信電話番号を操作キー4を操作して入力する。次に、発信電話番号が登録電話番号に該当する着信時における鳴動の種類を登録するための入力画面を液晶ディスプレイ10に表示させ、鳴動の種類を操作キー4を操作して選択する。次に、発信電話番号が登録電話番号に該当する着信時における振動の種類を登録するための入力画面を液晶ディスプレイ10に表示させ、振動の種類を操作キー4を操作して選択する。そして、発信電話番号が登録電話番号に該当する着信時における表示の種類を登録するための入力画面を液晶ディスプレイ10に表示させ、表示の種類を操作キー4を操作して選択する。
【0022】
次に、報知代用装置が備える制御回路の動作について、図6のフローチャートを参照して詳細に説明する。尚、以下の説明において図1に示した部分の符号及び図2に示した信号の符号を適宜用いることとする。
【0023】
制御回路6は、不揮発性メモリ5に記憶されている所定のPHS端末の電話番号に基づいて所定のPHS端末に対する着呼信号S1が有るかを判定する(ステップ#10)。所定のPHS端末に対する着呼信号S1があれば(ステップ#10のYes)、ステップ#20に移行して所定のPHS端末に対する呼設定信号S5が有るかを判定する。所定のPHS端末に対する呼設定信号S5が有れば(ステップ#20のYes)、ステップ#30に移行し所定のPHS端末に対する呼設定信号S5を解析し、通信信号の種類および発信電話番号を不揮発性メモリ5に記憶する。
【0024】
そして、所定のPHS端末から基地局に送信される呼出信号S7が有るかを判定する(ステップ#40)。呼設定信号S5を受信してから所定の期間内に呼出信号S7がなければ(ステップ#40のNo)、報知を行わずにフローを終了する。これにより、所定のPHS端末が鳴動しないときに報知代用装置が報知を行うことがなくなる。一方、呼出信号S7があれば(ステップ#40のYes)、後述する手順で報知を行ったのち(ステップ#50)、ステップ#60に移行する。
【0025】
ステップ#60では、所定のPHS端末から基地局に対して応答信号S8が送出されたかを判定する。応答信号S8が送出されれば(ステップ#60のYes)、報知を止めてフローを終了する。これにより、所定のPHS端末がオフフック状態となり発呼側端末との通信が開始されることに伴い、所定のPHS端末が応答信号S8を送信すると、それに連動して報知代用装置の報知を停止させることができる。一方、応答信号S8がなければ(ステップ#60のNo)、ステップ#70に移行し操作キー4内の報知停止ボタンが押圧されたかを判定する。報知停止ボタンが押圧されていれば(ステップ#70のYes)、報知を止めてフローを終了する。これにより、報知代用装置の報知をユーザが任意に停止させることができる。一方、報知停止ボタンが押圧されていなければ(ステップ#70のNo)、ステップ#50に移行して報知を続行する。
【0026】
続いて、ステップ#50の報知動作について、図7のフローチャートを参照して詳細に説明する。尚、以下の説明において図1に示した部分の符号及び図2に示した信号の符号を適宜用いることとする。
【0027】
まず、図6のステップ#30において不揮発性メモリ5に記憶した通信信号の種類を判定する(ステップ#110)。着信信号が音声信号であれば、赤色LEDを点灯させたのち(ステップ#120)、ステップ#160に移行する。また、通信信号が32Kデータ通信信号であれば、黄色LEDを点灯させたのち(ステップ#130)、ステップ#160に移行する。また、通信信号が64Kデータ通信信号であれば、緑色LEDを点灯させたのち(ステップ#140)、ステップ#160に移行する。また、通信信号が128Kデータ通信信号であれば、青色LEDを点灯させたのち(ステップ#150)、ステップ#160に移行する。
【0028】
ステップ#160では、図6のステップ#30において不揮発性メモリ5に記憶した発信電話番号が登録電話番号に該当するかを判定する。発信電話番号が登録電話番号に該当し(#160のYes)、且つその発信電話番号が『0123456789』であった場合、制御回路6は図5のデータテーブルの設定に従ってメロディ1をスピーカ8から放音させ、モータ12は回転させず、液晶ディスプレイ10に『0123456789』を点滅させたのち(ステップ#170)、フローを終了する。また、発信電話番号が登録電話番号に該当し(#160のYes)、且つその発信電話番号が『0987654321』であった場合、制御回路6は図5のデータテーブルの設定に従ってメロディ2をスピーカ8から放音させ、モータ12は回転させず、液晶ディスプレイ10に『0987654321』を点滅させたのち(ステップ#180)、フローを終了する。また、発信電話番号が登録電話番号に該当していなければ(#160のNo)、制御回路6は図4のデータテーブルの設定に従って音量を『大』とした鳴動音をスピーカ8から放音させ、モータ12は回転させず、液晶ディスプレイ10に『着信中』を表示させたのち(ステップ#190)、フローを終了する。制御回路6がこのような動作を行うことによって、通信信号の種類毎や登録された発信電話番号毎に異なった報知を行うことができる。
【0029】
尚、本実施形態ではPHS端末の報知を代用する報知代用装置について説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、携帯電話端末等の他の携帯電話装置の報知を代用する報知代用装置であってもよい。また、本発明に係る携帯電話装置報知代用装置が受信する第2の信号によって伝達され得る発信者情報は、発信電話番号の他に電話番号に対応して予め登録されている発信者名称(発信元の氏名、発信元の会社名等)を含むようなものであってもよい。
【0030】
【発明の効果】
本発明によると、携帯電話装置報知代用装置は、所定の携帯電話装置の識別情報を予め記憶する記憶手段と、識別情報に基づき所定の携帯電話装置から基地局に送信される第1の送信信号を受信する受信手段と、第1の送信信号が着信を許可する旨の信号であるかを判定する判定手段と、その判定手段によって第1の送信信号が着信を許可する旨の信号であると判定されたときに報知を開始する報知手段と、を備えるので、所定の携帯電話装置側で着信が許可されていて尚かつ携帯電話装置報知代用装置が携帯電話装置が近くにある場合にのみ着信を報知する。これにより、携帯電話装置の鳴動音が聞こえないところにいた場合でも、ユーザは携帯電話装置報知代用装置が行う報知により着信に気付き、携帯電話装置に対する着信に応答し損なうことを防ぐことができる。さらに、携帯電話装置報知代用装置がユーザにとって不要な報知を行わないようにすることができる。
【0031】
また、本発明によると、基地局から所定の携帯電話装置に通信信号の種類及び/又は発信者情報を伝達するために送信される第2の送信信号を受信手段が識別情報に基づき受信し、記憶手段が通信信号の種類及び/又は発信者情報に応じて異なる報知の設定を記憶し、報知手段がその設定に応じて報知を行うので、携帯電話装置報知代用装置はユーザに通信信号の種類及び/又は発信者情報を知らせることができる。これにより、ユーザは所定の携帯電話から離れていても、着信応答前に通信信号の種類及び/又は発信者情報を確認することができる。
【0032】
また、本発明によると、基地局が第1の送信信号を受信したのち所定の携帯電話装置が通信可能状態になるまでの期間所定の携帯電話装置が基地局に送信する第3の送信信号を受信手段が識別情報に基づき受信すると報知手段が報知を停止するので、所定の携帯電話装置の鳴動停止に連動して携帯電話装置報知代用装置の報知を停止させることができる。これにより、所定の携帯電話装置が通信可能状態になったのちも携帯電話装置報知代用装置が報知を行い続けるという不具合が起こらなくなる。
【0033】
また、本発明によると、報知手段の報知動作を停止させる停止手段を備えるので、ユーザが任意に報知動作を停止させることができる。これにより、所定の携帯電話のみを鳴動させることができるので、その鳴動音を頼りにして所定の携帯電話装置の所在を容易に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る携帯電話装置報知代用装置の構成を示す図である。
【図2】 PHS端末と基地局間でのシーケンスを示す図である。
【図3】 通信信号の種類毎の報知方法を設定するデータテーブルを示す図である。
【図4】 通常着信時の報知方法を設定するデータテーブルを示す図である。
【図5】 特定の発信電話番号の着信があったときの報知方法を設定するデータテーブルを示す図である。
【図6】 制御回路の動作を示すフローチャート図である。
【図7】 制御回路の報知動作を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 アンテナ
2 受信回路
3 復調回路
4 操作キー
5 不揮発性メモリ
6 制御回路
7 リンガー回路
8 スピーカ
9 LED
10 液晶ディスプレイ
11 ドライブ回路
12 モータ
Claims (4)
- 所定の携帯電話装置の識別情報を予め記憶する記憶手段と、前記識別情報に基づき前記所定の携帯電話装置から基地局に送信される第1の送信信号を受信する受信手段と、前記第1の送信信号が着信を許可する旨の信号であるかを判定する判定手段と、該判定手段によって前記第1の送信信号が着信を許可する旨の信号であると判定されたときに報知を開始する報知手段と、を備えることを特徴とする携帯電話装置報知代用装置。
- 通信信号の種類及び/又は発信者情報を伝達するために前記基地局から前記所定の携帯電話装置に送信される第2の送信信号を前記受信手段が前記識別情報に基づき受信し、前記記憶手段が前記通信信号の種類及び/又は前記発信者情報に応じて異なる報知の設定を予め記憶し、前記報知手段が前記設定に応じて報知を行う請求項1に記載の携帯電話装置報知代用装置。
- 前記基地局が前記第1の送信信号を受信したのち前記所定の携帯電話装置が通信可能状態になるまでの期間前記所定の携帯電話装置が前記基地局に送信する第3の送信信号を前記受信手段が前記識別情報に基づき受信すると前記報知手段が報知を停止する請求項1又は請求項2に記載の携帯電話装置報知代用装置。
- 前記報知手段の報知動作を停止させる停止手段を備える請求項1〜3のいずれかに記載の携帯電話装置報知代用装置。
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