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JP3688385B2 - 製本装置 - Google Patents

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JP3688385B2
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Horizon International Inc
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、製本装置に関し、特に製本の排出構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は一例の製本装置の概略の構成を示す図、図6は図5の製本装置の製本処理工程(動作)を説明する説明図で、図5及び図6を参照して簡単に説明すると、製本装置1はクランプ部2、ミーリング部3、糊付け部4、ニッピング部5が設けられ、可動クランプ板7と固定クランプ板8を備えるクランパー6が各部を順に移動するように構成されている。
【0003】
クランプ部2は、例えば、印刷機や複写機等から送られた葉紙15を頁順に積み重ね、一冊分積み重ねた枚葉紙(以下、「本身」という。)16をクランパー6の可動クランプ板7と固定クランプ板8の間に、本身16の背面18をレベル板9側にして挿入し、挿入された本身16を可動クランプ板7の固定クランプ板8側へ移動させて本身16をクランパー6に挟持させる部(本身16の製本処理開始工程)である。
【0004】
ミーリング部3は、クランプ部2でクランパー6に挟持された本身16の背面18をフライス盤10により面一に揃える部(本身16のミーリング処理工程)である。糊付け部4は、ミーリング部3で面一に揃えられた本身16の背面18に糊付け機11により糊付けする部(本身16の糊付け処理工程)である。ミーリング部3及び糊付け部4での作業は、本身16をクランパー6に挟持させたままでクランパー6の移動とともに行なわれる。
【0005】
ニッピング部5は、予め表紙ストッカー(あるいは給紙台)の表紙17の1枚がニップ板(締め板)12、13上に運ばれて、所定の位置に位置決めされてあり、表紙17のニップ板12、13の間に位置する上部にクランパー6に挟持された背面18に糊付けされた本身16を位置させ、ニップ板12、13及び底板14を少し上昇させ、本身16を表紙17を挟んでニップ板12、13の間の底板14の上に当て本身16の背面18に表紙17を貼着し、ほぼ同時にニップ板12、13を移動して本身16の背面18側の縁辺部近傍を両側から締め付けて表紙17を折り込み、表紙17を本身16に沿わせる表紙付けする部(表紙付け処理工程)である。
【0006】
ところで、本身16に表紙17を装着した製本完了後の本を製本装置1から排出するために、従来は、図7に示すように、ニッピング部5の隣に排出部19を設け、表紙付け後、本身16を挾持したままクランパー6を移動して排出部19に位置させてクランパー6を開き、ガイド板20に落下させているか、図8に示すように、ニッピング部5の底板14を移動してニップ板12、13の間を開け、その間から排出するか、図9に示すように、表紙付け後、本身16を挾持したままクランパー6をクランプ部2に戻し、レベル板9を移動させて、その位置で排出するようにされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ニッピング部5の隣等に排出部19を設ける場合には、排出部19を形成する分、製本装置1が製本処理工程方向に幅広化し、特に印刷機等や排出後の本の搬送路と組み合わせてシステム化するようなときには、広いスペースを要することになり、製本装置1の設置が困難となるという問題がある。
【0008】
また、ニッピング部5から排出する場合には、表紙付けの際のニップ板12、13や底板14を駆動する機械を両側に寄せる必要があり、特に中央部に締め付け力を要するニップ板12、13の締め付け力を弱めるという問題があり、クランプ部2で排出する場合には、クランプ部2は作業者が立つ位置で排出後の本の搬送が困難になるという問題がある。
【0009】
本発明は、このような問題に鑑みなされたもので、製本後の本を製本処理に支障を与えずに最適位置へ排出することができる製本装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、クランパーに本身を挾持し、前記クランパーをクランプ部とニッピング部間を移動させて製本処理する製本装置において、前記ニッピング部に、外側側面にガイド板が取り付けられ、内部に前記本身の背面に押し当てる底板と前記本身の背面側の縁辺部を両側から締め付けるニップ板を駆動するニッピング機械を装備する機体を移動自在に設置し、製本処理完了後の前記本身を前記機体を移動して前記ガイド板上に落下してなることを特徴とする製本装置とすることにより達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明に係る製本装置は、表紙17付けを行う製本処理工程のニッピング機械を装備する機体をガイドレール上に移動自在に載置し、前記機体をモータと連結し、表紙付け時、機体を製本処理工程を順次移動する可動クランプ板と固定クランプ板に挾持された本身の経路上に、ニップ板間が位置する位置に置き、表紙付け完了時、モータを駆動して前記機体を後退移動させ、可動クランプ板と固定クランプ板を開いて製本処理完了後の前記本身、すなわち本を機体の移動した空間から排出するように構成される。
【0012】
製本装置が、上記のように構成されると、製本処理時のニップ板による締め付け力は十分に得られ、また、機体の移動に要するスペースは製本装置のデッドスペースを有効に利用することができ、製本装置を大型化することなく、完成した本を最良の位置へ排出することできる。
【0013】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図1ないし図4を参照して説明する。図1は、本発明の実施例の製本装置の表紙付け時のニッピング部を示す側面図、図2は図1の実施例の本の排出時のニッピング部を示す側面図、図3は図1の実施例の平面図、図4は本発明の実施例の製本装置の製本処理工程を説明する説明図である。なお、全図を通じ同一部分には同一の符号を付している。
【0014】
まず、図4において、2はクランプ部(本身16の製本処理開始工程)、3はミーリング部(本身16のミーリング処理工程)、4は糊付け部(本身16の糊付け処理工程)で、各部の構成は図5および図6を参照して説明したものと同様に構成されている。
【0015】
また、5はニッピング部(表紙付け処理工程)で、表紙付け処理自体の構成は図5および図6を参照して説明したニッピング部のものと同様に構成されているが、ニッピング部5は全体が後退移動するようにされ、ニッピング部5の位置で本60をガイド板59に落下し排出するようにされている。
【0016】
図1ないし図3は、そのニッピング部5を示すもので、50はニッピング部5に設置される機体で、ニップ板12、13および底板14を駆動するニッピング機械は、機体50内に配備されている。機体50の底面にランナー52が固着され、機体50は、図示しない製本装置の機枠等に装着されたガイドレール56にランナー52を係合させて移動自在に支持されている。
【0017】
機体50の裏側側面には、ナット51が固着され、ナット51は送りねじ53と螺合している。送りねじ53の端部にはプーリ54が固着され、プーリ54にはベルト55が掛けられ、そのベルト54はモータ57の回転軸に連結されたプーリ58に掛けられていて、モータ57の回転により駆動される。59は落下する本60を案内するガイド板で、この実施例では機体50の表側側面に取り付けられている。
【0018】
以上のように構成されるニッピング部5では、表紙付け時、機体50は、製本処理工程を順次移動する可動クランプ板7と固定クランプ板8に挾持された本身16の経路上に、ニップ板12、13間が位置する位置に置かれ表紙付け処理を行う(図1)。表紙付け処理が完了する、すなわちニップ板12、13がもとの位置に下降するとモータ57が、例えば時計方向に回転駆動し、ベルト55を介して送りねじ53が回転し、この送りねじ53と螺合しているナット51により、機体50はガイドレール56上を製本装置の裏側方向へ所定の距離移動して停止する。
【0019】
機体50が所定の距離移動して停止するとほぼ同時に可動クランプ板7と固定クランプ板8は開き、表紙17付けされた本身16、すなわち本60はガイド板59上に落下し本60は、例えばコンベアに載せられ製本装置から排出される(図2)。
【0020】
本60が製本装置から排出されると、モータ57が反時計方向に回転駆動し、ベルト55を介して送りねじ53が回転し、この送りねじ53と螺合しているナット51により、機体50はガイドレール56上を製本装置の表側方向へ移動し、次の可動クランプ板7と固定クランプ板8に挾持された本身16の経路上に、ニップ板12、13間が位置する位置に停止する。
【0021】
なお、実施例では、機体50の移動の動力源を回転駆動するモータを用いているが、油圧シリンダ等の直動する動力源であっても良く、また動力伝達手段はベルトに限られるものではない。
【0022】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、製本装置のニッピング部のニッピング機械全体を移動して、ニッピング部の位置において製本完了後の本が排出されるので、ニップ板による締め付け力は十分に得られ美しい製本仕上がりを確保することができ、かつ、完成した本を最良の位置へ排出することできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の製本装置の表紙付け時のニッピング部を示す側面図である。
【図2】図1の実施例の本の排出時のニッピング部を示す側面図である。
【図3】図1の実施例の平面図である。
【図4】本発明の実施例の製本装置の処理工程(動作)を説明する説明図である。
【図5】一例の製本装置の概略構成図である。
【図6】図5の製本装置の処理工程(動作)を説明する説明図である。
【図7】本の排出位置を説明する説明図である。
【図8】本の排出位置を説明する説明図である。
【図9】本の排出位置を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 製本装置
2 クランプ部
3 ミーリング部
4 糊付け部
5 ニッピング部
6 クランパー
7 可動クランプ板
8 固定クランプ板
9 レベル板
15 葉紙
16 本身(枚葉紙)
17 表紙
50 機体(ニッピング)
51 ナット
52 ランナー
53 送りねじ
54、58 プーリ
55 ベルト
56 ガイドレール
57 モータ
59 ガイドプレート
60 本

Claims (1)

  1. クランパーに本身を挾持し、前記クランパーをクランプ部とニッピング部間を移動させて製本処理する製本装置において、前記ニッピング部に、外側側面にガイド板が取り付けられ、内部に前記本身の背面に押し当てる底板と前記本身の背面側の縁辺部を両側から締め付けるニップ板を駆動するニッピング機械を装備する機体を移動自在に設置し、製本処理完了後の前記本身を前記機体を移動して前記ガイド板上に落下してなることを特徴とする製本装置。
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