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JP3685544B2 - 画像の対応付け方法および医用画像診断装置 - Google Patents

画像の対応付け方法および医用画像診断装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、画像の対応付け方法および医用画像診断装置に関し、さらに詳しくは、第1の一連の画像と第2の一連の画像とを対応付けるための画像の対応付け方法およびその画像の対応付け方法を実施する医用画像診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば頭部疾患を診断するために、予め手本となる患者の頭部について撮像した第1の一連の断層画像と,診断対象の患者の頭部について撮像した第2の一連の断層画像とを比較観察することが行われる。かかる断層画像は、例えばMRI(Magnetic Resonance Imaging)装置やCT(Computed Tomography)装置などで撮像される。
【0003】
図24の(a)は、手本となる患者K1の頭部について撮像した第1の一連の断層画像G1iのスライス位置を示している。また、図24の(b)は、診断対象の患者K2の頭部について撮像した第2の一連の断層画像G2iのスライス位置を示している。
図24から判るように、患者もスライス位置も異なるため、第1の一連の断層画像G1iのどれと第2の一連の断層画像G2iのどれとを対応させるかは客観的に明白ではない。このため、従来は医師の主観に頼って対応させていた。
【0004】
また、図25の(a)は、画像の表示パラメータであるWW(Window Width)値=1500,WL(Window Level)値=350の場合の画像表示例を示している。この画像表示例では、頭骨cは詳細に表現されているが、脳nは詳細に表現されていない。一方、図25の(b)は、WW値=400,WL値=250の場合の画像表示例を示している。この画像表示例では、頭骨cは詳細に表現されていないが、脳nは詳細に表現されている。
図25から判るように、WW値やWL値の設定によって画像の見え方が全く異なる。このため、従来は画像を表示させる度に医師が適正なWW値やWL値の設定を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、従来は、第1の一連の断層画像G1iのどれと第2の一連の断層画像G2iのどれとを対応させるかを医師の主観に頼って決めている。
しかし、これでは医師によって対応のさせ方が異なることになりかねない問題点がある。
また、従来は、画像を表示させる度に医師が適正なWW値やWL値の設定を行っている。
しかし、画像ごとに設定を行うのは作業負担が大きい問題点がある。
【0006】
そこで、この発明の第1の目的は、医師の主観に頼らず、客観的に第1の一連の画像と第2の一連の画像とを対応付けることが出来る画像の対応付け方法を提供することにある。また、この発明の第2の目的は、その画像の対応付け方法を好適に実施することが出来る医用画像診断装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1の観点では、この発明は、撮像対象が頭部である第1の一連の断層画像と第2の一連の断層画像とを対応付ける画像の対応付け方法であって、第1の一連の断層画像を構成する各断層画像の頭部像面積および関心領域内平均画素値を算出すると共に、第2の一連の断層画像を構成する各断層画像の頭部像面積および関心領域内平均画素値を算出し、前記頭部像面積をその最大値で正規化し、前記関心領域内平均画素値をその変化率で正規化し、前記正規化した頭部像面積および前記正規化した関心領域内平均画素値を指標として、第1の一連の断層画像と第2の断層画像とを対応付けることを特徴とする画像の対応付け方法を提供する。
本願発明者の研究によれば、頭部断面積および関心領域内平均画素値を基にして、頭部の断層画像のスライス位置を正規化できることが判った。そこで、上記第1の観点による画像の対応付け方法では、第1の一連の断層画像を構成する各断層画像と第2の一連の断層画像を構成する各断層画像における特徴量として頭部像面積および関心領域内平均画素値を算出し、それら頭部像面積および関心領域内平均画素値を正規化する。そして、正規化した頭部像面積および関心領域内平均画素値を指標として、第1の一連の断層画像と第2の一連の断層画像とを対応付ける。これにより、医師の主観に頼らず、客観的に第1の一連の頭部断層画像と第2の一連の頭部断層画像とを対応付けることが出来る。
【0009】
第2の観点では、この発明は、撮像対象が頭部である第1の一連の断層画像を構成する各断層画像の頭部像面積と撮像対象が頭部である第2の一連の断層画像を構成する各断層画像の頭部像面積とを算出する頭部像面積算出手段と、前記第1の一連の断層画像を構成する各断層画像の関心領域内平均画素値と前記第2の一連の断層画像を構成する各断層画像の関心領域内平均画素値とを算出する関心領域内平均画素値算出手段と、前記頭部像面積算出手段で算出した第1および第2の一連の断層画像を構成する各断層画像の頭部像面積をそれぞれその最大値で正規化する頭部像面積正規化手段と、前記関心領域内平均画素値算出手段で算出した第1および第2の一連の断層画像を構成する各断層画像の前記関心領域内平均画素値をそれぞれその変化率で正規化する関心領域内平均画素値正規化手段と、前記頭部像面積正規化手段でそれぞれ正規化した頭部像面積および前記関心領域内平均画素値正規化手段でそれぞれ正規化した関心領域内平均画素値を指標として、第1の一連の断層画像と第2の断層画像とを対応付ける対応付け処理手段とを具備したことを特徴とする医用画像診断装置を提供する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図に示す実施形態に基づいてこの発明をさらに詳しく説明する。なお、これによりこの発明が限定されるものではない。
【0018】
−第1の実施形態−
図1は、この発明の第1の実施形態にかかるMRI装置100の構成を示すブロック図である(但し、第1の実施形態の説明に関連する要部構成のみを示す)。
このMRI装置100は、撮像装置1と、処理装置2と、記憶装置3と、表示装置4と、入力装置5とを具備している。
前記撮像装置1は、被検体Kをスキャンし、得られたスキャンデータを処理装置2に渡す。
前記処理装置2は、前記撮像装置1からスキャンデータを取得するデータ取得部2aと、スキャンデータから断層画像の画像データを生成する画像データ生成部2bと、一連の画像の特徴量を算出しその特徴量を正規化しその正規化した特徴量に基づいて各画像を領域分けする領域分け処理部2cと、各画像の正規化した特徴量に基づいて第1の一連の画像と第2の一連の画像とを対応付けする対応付け処理部2dとを含んでいる。
前記記憶装置3は、前記スキャンデータや前記画像データを記憶する。
前記表示装置4は、前記断層画像や各種の情報を表示する。
前記入力装置5は、操作者が入力する情報を受け付ける。
【0019】
図2は、前記領域分け処理部2cで一連の頭部断層画像の領域分けを行う場合のフローチャートである。
ステップC1では、一連の頭部断層画像Giを読み込む。例えば、図3に示すごとき各スライス位置での断層画像から構成される一連の頭部断層画像Giを読み込む。
ステップC2では、各頭部断層画像Giの像輪郭を抽出する。例えば、図4の(a)に示す頭部断層画像では、図4の(b)に太破線で示す如き像輪郭が抽出される。
【0020】
ステップC3では、各頭部断層画像Giの像輪郭内の面積Siを求める。
ステップC4では、最大面積Smxをもつ頭部断層画像Gmxのスライス位置をLoc1とする。なお、最大面積SmxとなるLoc1は、大脳基底核レベルに相当する。
ステップC5では、最大面積Smxで各面積Siを正規化し、正規化値Niを求める。
ステップC6では、正規化値Niの近似曲線がLoc1より上で初めて閾値αを切る位置をPos2とする。
ステップC7では、Pos2よりスライス位置が上の頭部断層画像を頭上部の画像とする。
図5に、各頭部断層画像Giのスライス位置と,正規化値Niと,近似曲線と,閾値αと,Loc1と,Pos2とを例示する。近似曲線は、簡単のため、折れ線としている。閾値αは“80%”としている。
【0021】
ステップC8では、各頭部断層画像Giの像輪郭を円で近似し、その円の半径をD(例えば20mm)だけ縮めた円の後ろ半分を関心領域とし、その関心領域内の画素値の平均値Miを求める。例えば、図6に示す頭部断層画像では、Aが像輪郭を近似した円であり、ROIが関心領域である。
ステップC9では、Loc1よりスライス位置が下で平均値Miが極小(極小がなければ最小)となる頭部断層画像Gacのスライス位置をLoc3とする。なお、平均値Miが極小(最小)となるLoc3は、蝶形骨洞レベルに相当する。
ステップC10では、Loc1とLoc3の中点の位置をPos4とする。
ステップC11では、Pos4からスライス位置が下の頭部断層画像を頭下部の画像とする。
ステップC12では、残りの頭部断層画像を頭中部の画像とする。
図7に、各頭部断層画像Giのスライス位置と,平均値Miと,近似曲線と,Loc1と,Pos2と,Loc3と,Pos4とを例示する。近似曲線は、簡単のため、折れ線としている。
【0022】
以上により、図8に示すように、一連の頭部断層画像Giを、頭上部,頭中部,頭下部に領域分けできる。
図9に、頭上部の典型的な断層画像を示す。この頭上部は、大脳基底核レベルの断面積からα%だけ断面積が小さくなる位置Pos2から上の部分である。
図10に、頭中部の典型的な断層画像を示す。この頭中部は、Pos2から大脳基底核レベルと蝶形骨洞レベルの中点の位置Pos4までの部分である。
図11に、頭下部の典型的な断層画像を示す。この頭下部は、Pos4から下の部分である。
【0023】
図12は、前記対応付け処理部2dで第1の一連の頭部断層画像と第2の一連の頭部断層画像の対応付けを行う場合のフローチャートである。
ステップQ1では、領域分け処理済の第1および第2の一連の頭部断層画像G1i,G2iを読み込む。例えば、図24の(a)に示すごとき各スライス位置での断層画像から構成される第1の一連の頭部断層画像G1iと、図24の(b)に示すごとき各スライス位置での断層画像から構成される第2の一連の頭部断層画像G2iとを読み込む。ここで、第1の一連の頭部断層画像G1iについては図5および図7の正規化された特徴量が得られており、第2の一連の頭部断層画像G2iについては図13および図14の正規化された特徴量が得られているとする。
【0024】
ステップQ2では、頭部断層画像G1iの頭上部の各断層画像におけるスライス位置に対する正規化値Niの変化率k1iおよび頭部断層画像G2iの頭上部の各断層画像におけるスライス位置に対する正規化値Niの変化率k2iを、正規化値Niの近似曲線から求める。例えば、近似曲線が折れ線の場合、上下の連結線の傾きの平均(下の連結線しかない場合はその傾き)を変化率kとする。
ステップQ3では、正規化値Niの変化率k1i,k2iを指標として、頭部断層画像G1iの頭上部の各断層画像におけるスライス位置と頭部断層画像G2iの頭上部の各断層画像におけるスライス位置とを対応付ける。正規化値Niの変化率k1i,k2iを指標とするのは、頭頂部を対応させるためである。図15に、頭上部の対応付け結果を例示する。
【0025】
ステップQ4では、図15に示すように、Loc1の断層画像のスライス位置を対応付ける。これは大脳基底核レベルを対応付けることを意味する。また、Loc1とPos2の距離を等しくしたときの相対位置を指標として、Loc1よりスライス位置が上の頭中部の断層画像のスライス位置を対応付ける。また、Loc1とPos4の距離を等しくしたときの相対位置を指標として、Loc1よりスライス位置が下の頭中部の断層画像のスライス位置を対応付ける。
【0026】
ステップQ5では、図15に示すように、Loc3の断層画像のスライス位置を対応付ける。これは蝶形骨洞レベルを対応付けることを意味する。また、Loc3とPos4の距離を等しくしたときの相対位置を指標として、頭下部の断層画像のスライス位置を対応付ける。
【0027】
上記MRI装置100によれば、医師の主観に頼らず、客観的に第1の一連の頭部断層画像G1iと第2の一連の頭部断層画像G2iとを対応付けることが出来る。
【0028】
−第2の実施形態−
図16は、この発明の第2の実施形態にかかるMRI装置200の構成を示すブロック図である(但し、第2の実施形態の説明に関連する要部構成のみを示す)。
このMRI装置200は、撮像装置1と、処理装置2Aと、記憶装置3と、表示装置4と、入力装置5とを具備している。処理装置2A以外は第1の実施形態における構成要素と同じである。
前記処理装置2Aは、第1の実施形態と同じデータ取得部2aと画像データ生成部2bと領域分け処理部2cと対応付け処理部2dとを含むと共に、第1の一連の画像を構成する各画像に対して処理パラメータ値を操作者が設定するためのトレーニング処理部2fと、前記第1の一連の画像に第2の一連の画像を対応付けその対応付けと前記処理パラメータ値とに基づいて前記第2の一連の画像を構成する各画像に対する処理パラメータ値を自動設定する自動設定処理部2gとを含んでいる。
【0029】
図17は、前記トレーニング処理部2fで、第1の一連の頭部断層画像を構成する各断層画像に対して、WW値,WL値を操作者が設定する場合のフローチャートである。
ステップT1では、第1の一連の頭部断層画像(これをトレーニングシリーズの頭部断層画像という)GTiを読み込む。
ステップT2では、各頭部断層画像GTiに対してWWTi値およびWLTi値を操作者が設定する。
ステップT3では、図18に示すように、各頭部断層画像GTiのスライス位置xiに対して設定されたWWTi値を滑らかに結ぶ近似曲線を求めて、それをトレーニングWWテーブル曲線WWT(X)とする。
ステップT4では、図19に示すように、各頭部断層画像GTiのスライス位置xiに対して設定されたWLTi値を滑らかに結ぶ近似曲線を求めて、それをトレーニングWLテーブル曲線WLT(X)とする。
【0030】
ステップT5では、トレーニングシリーズの頭部断層画像GTiに対して図2の領域分け処理を実行する。但し、トレーニングシリーズの頭部断層画像GTiを既に読み込んでいるので、ステップC1は省略する。
ステップT6では、断層画像GTi中の関心領域ROI内の画素値の各領域jごとの平均値MNTjおよび標準偏差SDTjを求める。
ステップT7では、図20に示すように、各領域jごとに重み関数ωj(X)を設定する。
【0031】
図21は、前記自動設定処理部2gで、第2の一連の頭部断層画像を構成する各断層画像に対して、WW値,WL値を自動設定する場合のフローチャートである。
ステップH1では、第2の一連の頭部断層画像(これを設定対象シリーズの頭部断層画像という)GAiを読み込む。
ステップH2では、設定対象シリーズの頭部断層画像GAiに対して図2の領域分け処理を実行する。但し、設定対象シリーズの頭部断層画像GAiを前記ステップH1で読み込んでいるので、ステップC1は省略する。
ステップH3では、断層画像GAi中の関心領域ROI内の画素値の各領域jごとの平均値MNAjおよび標準偏差SDAjを求める。
ステップH4では、トレーニング処理済のトレーニングシリーズの頭部断層画像GTiを読み込む。
ステップH5では、トレーニングシリーズの頭部断層画像GTiと設定対象シリーズの頭部断層画像GAiに対して図12の対応付け処理を実行する。但し、両シリーズの頭部断層画像GTi,GAiを既に読み込んでいるので、ステップQ1は省略する。
ステップH6では、トレーニングシリーズの頭部断層画像GTiと設定対象シリーズの頭部断層画像GAiの対応付けに応じて、トレーニングWWテーブル曲線WWT(X)から出力WWテーブル曲線WW(X')を求めると共に、トレーニングWLテーブル曲線WLT(X)から出力WLテーブル曲線WL(X')を求める。ここで、X’は、対応付けされたスライス位置を表わす。
【0032】
ステップH7では、トレーニングシリーズの頭部断層画像GTiと設定対象シリーズの頭部断層画像GAiの対応付けに応じて、重み関数ωj(X)から重み関数ωj(X’)を求める。
ステップH8では、各領域jごとに、標準偏差SDAj,SDTjを用いて、WWオフセット基準量ΔWWAjを求める。また、平均値MNAj,MNTjを用いて、WLオフセット基準量ΔWLAjを求める。
ΔWWAj=2(SDAj−SDTj)
ΔWLAj=MNAj−MNTj
ステップH9では、図22に示すように、重み関数ωj(X’)を用いて各領域jのWWオフセット基準量ΔWWAjを滑らかに連結して得られたWWオフセット量を、前記出力WWテーブル曲線WW(X’)に加えて、出力WWテーブル曲線WWA(X’)を求める。
WWA(X')=WW(X')+{Σ(ωj(X')・ΔWWAj)}/Σ(ωj(X'))
ステップH10では、図23に示すように、重み関数ωj(X’)を用いて各領域jのWLオフセット基準量ΔWLAjを滑らかに連結して得られたWLオフセット量を、前記出力WLテーブル曲線WL(X')に加えて、出力WLテーブル曲線WLA(X’)を求める。
WLA(X')=WL(X')+{Σ(ωj(X')・ΔWLAj)}/Σ(ωj(X'))
以上により得られた出力WWテーブル曲線WWA(X’)および出力WLテーブル曲線WLA(X’)に基づいて設定対象シリーズの各断層画像GAiのWWAi値およびWLAi値を求め、そのWWAi値およびWLAi値を用いて断層画像GAiを表示すればよい。
【0033】
上記第2の実施形態にかかるMRI装置200によれば、医師が1回だけWW/WL値を設定しておけば、その後は断層画像ごとにWW/WL値を設定しなくても、先に設定したWW/WL値の傾向を反映させて別の一連の断層画像を構成する各断層画像を表示することが出来る。
【0034】
【発明の効果】
この発明の画像の対応付け方法によれば、人の主観に頼らず、客観的に、第1の一連の画像と第2の一連の画像とを対応付けることが出来る。また、この発明の医用画像診断装置によれば、上記画像の対応付け方法を好適に実施することが出来るため、診断に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態にかかるMRI装置の構成ブロック図である。
【図2】領域分け処理のフローチャートである。
【図3】スライス位置の説明図である。
【図4】像輪郭の説明図である。
【図5】第1の一連の断層画像のスライス位置と正規化値のグラフである。
【図6】関心領域の説明図である。
【図7】第1の一連の断層画像のスライス位置と平均値のグラフである。
【図8】各領域の説明図である。
【図9】頭上部の典型的な断層画像の例示図である。
【図10】頭中部の典型的な断層画像の例示図である。
【図11】頭下部の典型的な断層画像の例示図である。
【図12】対応付け処理のフローチャートである。
【図13】第2の一連の断層画像のスライス位置と正規化値のグラフである。
【図14】第2の一連の断層画像のスライス位置と平均値のグラフである。
【図15】第1の一連の断層画像と第2の一連の断層画像を対応付けした結果の説明図である。
【図16】この発明の第2の実施形態にかかるMRI装置の構成ブロック図である。
【図17】トレーニング処理のフローチャートである。
【図18】トレーニングWWテーブル曲線の説明図である。
【図19】トレーニングWLテーブル曲線の説明図である。
【図20】重み関数の説明図である。
【図21】自動設定処理のフローチャートである。
【図22】出力WWテーブル曲線の説明図である。
【図23】出力WLテーブル曲線の説明図である。
【図24】第1の一連の断層画像のスライス位置と第2の一連の断層画像のスライス位置の説明図である。
【図25】WW/WL値による画像の現れかたの違いの説明図である。
【符号の説明】
100,200 MRI装置
1 撮像装置
2 処理装置
2a データ取得部
2b 画像データ生成部
2c 領域分け処理部
2d 対応付け処理部
2f トレーニング処理部
2g 自動設定処理部
ROI 関心領域

Claims (6)

  1. 撮像対象が頭部である第1の一連の断層画像と第2の一連の断層画像とを対応付ける画像の対応付け方法であって、
    第1の一連の断層画像を構成する各断層画像の頭部像面積および関心領域内平均画素値を算出すると共に、第2の一連の断層画像を構成する各断層画像の頭部像面積および関心領域内平均画素値を算出し、
    前記頭部像面積をその最大値で正規化し、
    前記関心領域内平均画素値をその変化率で正規化し、
    前記正規化した頭部像面積および前記正規化した関心領域内平均画素値を指標として、第1の一連の断層画像と第2の断層画像とを対応付けることを特徴とする画像の対応付け方法。
  2. 請求項1に記載の画像の対応付け方法であって、
    前記第1の一連の断層画像は、各断層画像に対して操作者が処理パラメータ値を設定したものであり、
    前記第2の一連の断層画像は、前記設定された処理パラメータ値に基づいて各断層画像に対する処理パラメータ値を自動設定するものであることを特徴とする画像の対応付け方法。
  3. 請求項2に記載の画像の対応付け方法であって、
    前記処理パラメータ値は、ウィンドウ幅値(WW値)及びウィンドウレベル値(WL値)であることを特徴とする画像の対応付け方法。
  4. 撮像対象が頭部である第1の一連の断層画像を構成する各断層画像の頭部像面積と撮像対象が頭部である第2の一連の断層画像を構成する各断層画像の頭部像面積とを算出する頭部像面積算出手段と、
    前記第1の一連の断層画像を構成する各断層画像の関心領域内平均画素値と前記第2の一連の断層画像を構成する各断層画像の関心領域内平均画素値とを算出する関心領域内平均画素値算出手段と、
    前記頭部像面積算出手段で算出した第1および第2の一連の断層画像を構成する各断層画像の頭部像面積をそれぞれその最大値で正規化する頭部像面積正規化手段と、
    前記関心領域内平均画素値算出手段で算出した第1および第2の一連の断層画像を構成する各断層画像の前記関心領域内平均画素値をそれぞれその変化率で正規化する関心領域内平均画素値正規化手段と、
    前記頭部像面積正規化手段でそれぞれ正規化した頭部像面積および前記関心領域内平均画素値正規化手段でそれぞれ正規化した関心領域内平均画素値を指標として、第1の一連の断層画像と第2の断層画像とを対応付ける対応付け処理手段とを具備したことを特徴とする医用画像診断装置。
  5. 請求項4に記載の医用画像診断装置であって、
    前記第1の一連の断層画像は、各断層画像に対して操作者が処理パラメータ値を設定したものであり、
    前記第2の一連の断層画像は、前記設定された処理パラメータ値に基づいて各断層画像に対する処理パラメータ値を自動設定するものであることを特徴とする医用画像診断装置。
  6. 請求項5に記載の医用画像診断装置であって、
    前記処理パラメータ値は、ウィンドウ幅値(WW値)及びウィンドウレベル値(WL値)であることを特徴とする医用画像診断装置。
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