JP3684077B2 - 通信システム及びその制御方法、通信装置及びその制御方法、コンピュータ可読メモリ - Google Patents
通信システム及びその制御方法、通信装置及びその制御方法、コンピュータ可読メモリ Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介して、第1通信装置と第2通信装置間とで画像データの送受信を行う通信システム及びその制御方法、通信装置及びその制御方法、コンピュータ可読メモリに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の通信装置において、画像データを電子メールの添付ファイルとして送信又は受信しているものがある。
【0003】
この場合、送信側では読みとった画像データを電子メールのフォーマット、例えば、MH(modified Huffman)符号化した画像データをTIFF−Fフォーマット化しBASE64方式でASCIIキャラクタ列に変換したMIME(multipurpus internet mail estensions)メッセージボディに作成する。このように作成された画像データが添付された電子メールは、メールサーバをいくつか経由して所望の宛先へと送られる。
【0004】
一方、受信側においては送信時と逆の手順により、添付された画像データを電子メールより抽出し、例えば、プリンタよりプリントアウトする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の画像データを電子メールに添付する方法は、電子メールのデータサイズが非常に大きくなる可能性があり、メールサーバにかかる負荷も大きくなる。また、複数の宛先を指定した場合は、その負荷はさらに膨大となり他のメール転送処理に悪影響を及ぼすという問題点があった。更には、経由するメールサーバの設定によっては、転送を受け付けない場合もあり得る。
【0006】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、ネットワーク上のサーバの負荷を軽減し、かつ画像データの転送を効率的に実行することができる通信システム及びその制御方法、コンピュータ可読メモリを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本発明による通信システムは以下の構成を備える。即ち、
ネットワークを介して、第1通信装置と第2通信装置間とで画像データの送受信を行う通信システムであって、
前記第1通信装置は、
前記ネットワーク上に接続され、該ネットワーク上の画像データの転送を管理する第1サーバと、
前記ネットワーク上に接続され、画像データを管理する第2サーバと、
前記第2通信装置の送信対象の画像データのデータサイズを算出する算出手段と、
前記算出手段で算出されたデータサイズに基づいて、前記第1サーバ、あるいは該第1サーバ及び前記第2サーバを用いて、前記第2通信装置へ前記画像データを添付した電子メールを送信する送信手段と
前記第2通信装置は、
前記第1通信装置からの電子メールを受信する受信手段と、
前記受信手段で受信した電子メールに画像データが添付されているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段で電子メールに画像データが添付されていると判定された場合、前記画像データが管理されているリソースを示すロケーション情報を解析する解析手段と、
前記解析手段で解析されたロケーション情報が示す前記ネットワーク上のリソースから前記画像データを取得する取得手段と
を備える。
【0008】
また、好ましくは、前記算出手段の算出の結果、前記送信対象の画像データのデータサイズが所定値未満である場合、前記送信手段は、該画像データを添付した電子メールを前記第1サーバを介して前記第2通信装置へ送信する。
【0009】
また、好ましくは、前記算出手段の算出の結果、前記送信対象の画像データのデータサイズが所定値以上である場合、前記送信手段は、該画像データを前記第2サーバへ送信して該第2サーバで管理し、該画像データが管理されるリソースを示すロケーション情報を付加した電子メールを前記第1サーバを介して前記第2通信装置へ送信する。
【0010】
上記の目的を達成するための本発明による通信システムの制御方法は以下の構成を備える。即ち、
ネットワークを介して、第1通信装置と第2通信装置間とで画像データの送受信を行う通信システムの制御方法であって、
前記第2通信装置の送信対象の画像データのデータサイズを算出する算出工程と、
前記算出工程で算出されたデータサイズに基づいて、前記ネットワーク上の画像データの転送を管理する第1サーバ、あるいは前記第1サーバ及び画像データを管理する第2サーバを用いて、前記第2通信装置へ前記画像データを添付した電子メールを送信する送信工程と
前記第1通信装置からの電子メールを受信する受信工程と、
前記受信工程で受信した電子メールに画像データが添付されているか否かを判定する判定工程と、
前記判定工程で電子メールに画像データが添付されていると判定された場合、前記画像データが管理されているリソースを示すロケーション情報を解析する解析工程と、
前記解析工程で解析されたロケーション情報が示す前記ネットワーク上のリソースから前記画像データを取得する取得工程と
を備える。
【0011】
上記の目的を達成するための本発明によるコンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
ネットワークを介して、第1通信装置と第2通信装置間とで画像データの送受信を行う通信システムの制御のプログラムコードが格納されたコンピュータ可読メモリであって、
前記第2通信装置の送信対象の画像データのデータサイズを算出する算出工程のプログラムコードと、
前記算出工程で算出されたデータサイズに基づいて、前記ネットワーク上の画像データの転送を管理する第1サーバ、あるいは前記第1サーバ及び画像データを管理する第2サーバを用いて、前記第2通信装置へ前記画像データを添付した電子メールを送信する送信工程のプログラムコードと
前記第1通信装置からの電子メールを受信する受信工程のプログラムコードと、
前記受信工程で受信した電子メールに画像データが添付されているか否かを判定する判定工程のプログラムコードと、
前記判定工程で電子メールに画像データが添付されていると判定された場合、前記画像データが管理されているリソースを示すロケーション情報を解析する解析工程のプログラムコードと、
前記解析工程で解析されたロケーション情報が示す前記ネットワーク上のリソースから前記画像データを取得する取得工程のプログラムコードと
を備える。
【0012】
上記の目的を達成するための本発明による通信装置は以下の構成を備える。即ち、
ネットワークを介して、他の通信装置と画像データの送受信を行う通信装置であって、
前記ネットワーク上に接続され、該ネットワーク上の画像データの転送を管理する第1サーバと、
前記ネットワーク上に接続され、画像データを管理する第2サーバと、
送信対象の画像データのデータサイズを算出する算出手段と、
前記算出手段で算出されたデータサイズに基づいて、前記第1サーバあるいは前記第2サーバのどちらかに、前記画像データを送信する送信手段と
を備える。
【0013】
また、好ましくは、前記第1サーバは、電子メールサーバであり、前記第2サーバは、WWWサーバであり、
前記算出手段により算出されたデータサイズが所定値未満である場合は、前記画像データを添付した電子メールを前記電子メールサーバに送信し、所定値以上である場合は該画像データを前記WWWサーバへ送信する。
【0014】
また、好ましくは、前記送信手段は、前記画像データを前記WWWサーバに送信した場合、該画像データのリソースを示すロケーション情報を付加した電子メールを生成する生成手段を備え、
前記生成手段により生成した電子メールを前記電子メールサーバに送信する。
上記の目的を達成するための本発明による通信装置は以下の構成を備える。即ち、
ネットワークを介して、他の通信装置と画像データの送受信を行う通信装置であって、
電子メールを受信する受信手段と、
前記受信手段で受信した電子メールに画像データが添付されているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段で電子メールに画像データが添付されていると判定された場合、前記画像データが管理されているリソースを示すロケーション情報を解析する解析手段と、
前記解析手段で解析されたロケーション情報が示すネットワーク上のリソースから前記画像データを取得する取得手段と
を備える。
【0015】
上記の目的を達成するための本発明による通信装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、
ネットワークを介して、他の通信装置と画像データの送受信を行う通信装置の制御方法であって、
送信対象の画像データのデータサイズを算出する算出工程と、
前記算出工程で算出されたデータサイズに基づいて、前記ネットワーク上の画像データの転送を管理する第1サーバ、あるいは画像データを管理する第2サーバのどちらかに、前記画像データを送信する送信工程と
を備える。
【0016】
上記の目的を達成するための本発明による通信装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、
ネットワークを介して、他の通信装置と画像データの送受信を行う通信装置の制御方法であって、
電子メールを受信する受信工程と、
前記受信工程で受信した電子メールに画像データが添付されているか否かを判定する判定工程と、
前記判定工程で電子メールに画像データが添付されていると判定された場合、前記画像データが管理されているリソースを示すロケーション情報を解析する解析工程と、
前記解析工程で解析されたロケーション情報が示すネットワーク上のリソースから前記画像データを取得する取得工程と
を備える。
【0017】
上記の目的を達成するための本発明によるコンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
ネットワークを介して、他の通信装置と画像データの送受信を行う通信装置の制御のプログラムコードが格納されたコンピュータ可読メモリであって、
送信対象の画像データのデータサイズを算出する算出工程のプログラムコードと、
前記算出工程で算出されたデータサイズに基づいて、前記ネットワーク上の画像データの転送を管理する第1サーバ、あるいは画像データを管理する第2サーバのどちらかに、前記画像データを送信する送信工程のプログラムコードと
を備える。
【0018】
上記の目的を達成するための本発明によるコンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
ネットワークを介して、他の通信装置と画像データの送受信を行う通信装置の制御のプログラムコードが格納されたコンピュータ可読メモリであって、
電子メールを受信する受信工程のプログラムコードと、
前記受信工程で受信した電子メールに画像データが添付されているか否かを判定する判定工程のプログラムコードと、
前記判定工程で電子メールに画像データが添付されていると判定された場合、前記画像データが管理されているリソースを示すロケーション情報を解析する解析工程のプログラムコードと、
前記解析工程で解析されたロケーション情報が示すネットワーク上のリソースから前記画像データを取得する取得工程のプログラムコードと
を備える。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
【0020】
図1は本発明の実施形態の通信装置の構成を示すブロック図である。
【0021】
図1において、101はCPUであり、装置全体を制御する。102はROMであり、CPU101の制御プログラム等の各種プログラムを格納する。103はRAMであり、プログラム制御変数等の各種データを格納したり、データの作業領域等に用いられる。104は画像メモリであり、DRAM等で構成され、画像データを蓄積する。105は画像読取部であり、イメージセンサ、原稿搬送機構等で構成され、原稿画像を光学的に読み取って電気的な画像データに変換する。
【0022】
106は操作パネルであり、LCD、LED等でユーザに表示通知するための表示部と、各種操作を実行するためのキー等を有する。107は画像記録部であり、受信画像データやファイルデータを記録媒体に記録する。108はLANインタフェースであり、LANに本装置を接続するための制御を行う。109は画像フォーマット変換部であり、画像データの各種フォーマットの変換を行う。110は電子メールフォーマット変換部であり、テキストデータ及び画像データを電子メール形式のデータに変換する。111は電子メールフォーマット解析部であり、電子メール形式のデータの内容を解析する。112は、上記各種構成要素を相互に接続するバスである。
【0023】
次に、本実施形態の通信装置を含むネットワークシステムについて、図2を用いて説明する。
【0024】
図2は本発明の実施形態の通信装置を含むネットワークシステムの構成を示す図である。
【0025】
201、202は、それぞれ上述した図1の通信装置からなる通信装置1、2であり、それぞれLAN207、208に接続されている。203、205は電子メールサーバであり、同一LAN内の通信装置ならびに不図示のPC(パーソナルコンピュータ)、不図示のWS(ワークステーション)に対して電子メールの配信サービスを行う。204はWWWサーバであり、同一LAN内の端末よりアップロードされたデータを、HTTPプロトコルにより接続する相手の要求に応じて、データの転送を行う。206はインターネットであり、LAN207、LAN208を相互に接続する。
【0026】
尚、LAN207、208は、それぞれ不図示のルータ装置などを介してインターネット206に接続されているが、専用線等で直接接続される構成でも構わない。
【0027】
次に、本実施形態の通信装置で実行される送受信処理について、図3、図4を用いて説明する。
【0028】
尚、ここでは、通信装置1から通信装置2へ、画像データを添付した電子メールを送信する場合を例に挙げて説明する。
【0029】
図3は本発明の実施形態の通信装置で実行される送信処理を示すフローチャートである。
【0030】
まず、画像読取部105に原稿がセットされ、操作パネル106より原稿の送信宛先アドレスが入力され、送信開始ボタンなどにより送信動作の開始指示があったことを検知すると、画像読取部105から画像メモリ104に画像データを転送する(ステップS101)。次に、画像フォーマット変換部109により生データ(1画素に1ビットを対応させた画像データ)で蓄積された画像データをMH(モディファイドハフマン)符号に変換する(ステップS102)。
【0031】
尚、このMH符号は、従来の電話回線で使用されているファクシミリ装置で用いられている圧縮符号方式であり、2値の画像データの圧縮に適した方式である。もちろん、この他に様々な通信装置で用いられているMR,MMR,JBIG,TIFF−Fなどの符号方式を使用してもかまわない。
【0032】
次に、画像読取部105にセットされた原稿を全て符号化し終わって得られる符号化データのデータサイズを求める。その求めたデータサイズとあらかじめ設定された設定値(送信する画像データ量の制限値)とを比較する(ステップS103)。尚、この設定値は、任意に設定可能であるが、送信する電子メールが経由する全ての電子メールサーバの許容範囲以下とする必要がある。また、電子メールで送信する際に、さらにフォーマット変換の必要がある場合は、この時のデータ量の増減も考慮して決定する必要がある。
【0033】
ステップS103において、求めたデータサイズが設定値未満である場合(ステップS103でYES)、符号化データを電子メールフォーマット変換部110により電子メールのフォーマットに変換する(ステップS104)。そして、その電子メールに宛先情報等を添付して電子メールサーバ205に転送する(ステップS105)。
【0034】
一方、ステップS103において、求めたデータサイズが設定値以上である場合(ステップS103でNO)、画像フォーマット変換部109によって画像読取部105で読取られた画像データをGIF形式に変換する(ステップS106)。尚、GIF形式は、インターネット206上の画像データの標準フォーマットであり、通常、ほとんどの情報閲覧アプリケーションソフトウェアでサポートされている。もちろん、JPEG形式など他の画像フォーマットで変換してもかまわない。
【0035】
GIF形式に変換された画像データにユニークなファイル名を付けたうえで、FTPプロトコルを用いてWWWサーバ204の所定のディレクトリ(リソース)下に転送する(ステップS107)。この際、必要に応じてパスワードなどのセキュリティーに関する情報のやりとりをしても良い。WWWサーバ204のディレクトリに転送された画像データは、この時点でURL(Uniform Resource Locator)が確定する。URLとは、インターネット206上の情報に対する一意のアドレスである。例えば、WWWサーバ204の名前が”www.server1.co.jp”で有り、ディレクトリがdir1であり、画像データがgazou1.gifである場合、この画像データのURLは”http://www.server1.co.jp/dir1/gazou1.gif”となる。
【0036】
次に、電子メールフォーマット変換部110において、URLをテキストデータとして電子メールのフォーマットに変換する(ステップS108)。そして、その電子メールに宛先情報等を添付して電子メールサーバ205に転送する(ステップS109)。
【0037】
次に、本発明の通信装置で実行される受信処理について、図4を用いて説明する。
【0038】
図4は本発明の実施形態の通信装置で実行される受信処理を示すフローチャートである。
【0039】
まず、電子メールサーバ205に接続する(ステップS201)。次に、その電子メールサーバ205に対して自装置宛の電子メールメッセージの有無を問い合わせる(ステップS202)。自装置宛の電子メールがない場合(ステップS202でNO)、処理を終了する。一方、自装置宛の電子メールがある場合(ステップS202でYES)、電子メールサーバ205に対して電子メールメッセージの転送要求を行う(ステップS203)。次に、その要求に従って電子メールを取得する(ステップS204)。
【0040】
次に、電子メールフォーマット解析部111により、電子メールに添付される画像データの有無を判定する(ステップS205)。この判定は、例えば、MIME(インターネット上のメッセージ規格(RFC1521,1522))(RFC:Request for comment)に準拠した電子メールの場合、まず、Content−Typeヘッダフィールドを参照する。そして、その参照によって得られるContent−Typeヘッダフィールドが示す画像タイプが、自装置で処理可能な画像タイプであった場合(ステップS205でYES)には、添付される画像データを抽出し、画像フォーマット変換部109により生データに変換する(ステップS206)。そして、その変換された画像データを画像記録部107によりプリントアウトする(ステップS207)。
【0041】
一方、ステップS205において、電子メールに添付される画像データがない場合(ステップS205でNO)、電子メールのテキストデータ部分から画像データを示すURLの有無を判定する(ステップS208)。URLがない場合(ステップS208でNO)、処理を終了する。一方、URLがある場合(ステップS209でYES)、そのURLが示すWWWサーバ204に接続する(ステップS209)。次に、HTTPプロトコルによりURLが示す画像データを取得する(ステップS210)。次に、取得した画像データを、画像フォーマット変換部109により生画像データに変換する(ステップS211)。そして、その変換された画像データを画像記録部107によりプリントアウトする(ステップS212)。
【0042】
尚、上記実施形態では、取得した画像データをプリントアウトする構成であったが、ディスプレイ上に表示出力する構成にしても良い。
【0043】
以上説明したように、本発明によれば、電子メールサーバ経由での送信に不都合なデータサイズの大きな画像データを送信する場合には、電子メールサーバにその画像データを電子メールに添付して送信するのではなく、その画像データはWWWサーバで管理されるように登録する。そして、その登録した場所(リソース)を示すURLを電子メールで相手に送信する。これにより、電子メールサーバの負荷を軽減すると共に、電子メールサーバの能力や制限にとらわれることなく、送信相手に画像データを送信することができ、また、その動作もオペレーターに対し等価であるため、何ら特別の操作も必要としない。
【0044】
尚、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0045】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0046】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0047】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0048】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0049】
更に、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ネットワーク上のサーバの負荷を軽減し、かつ画像データの転送を効率的に実行することができる通信システム及びその制御方法、コンピュータ可読メモリを提供できる。
【0051】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の通信装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態の通信装置を含むネットワークシステムの構成を示す図である。
【図3】本発明の実施形態の通信装置で実行される送信処理を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施形態の通信装置で実行される受信処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 画像メモリ
105 画像読取部
106 操作パネル
107 画像記録部
108 LANインタフェース
109 画像フォーマット変換部
110 電子メールフォーマット変換部
111 電子メールフォーマット解析部
Claims (9)
- ネットワークを介して、第1通信装置と第2通信装置間とで画像データの送受信を行う通信システムであって、
前記第1通信装置は、
前記ネットワーク上に接続され、該ネットワーク上の画像データの転送を管理する第1サーバと、
前記ネットワーク上に接続され、画像データを管理する第2サーバと、
前記第2通信装置の送信対象の画像データのデータサイズを算出する算出手段と、
前記算出手段で算出されたデータサイズに基づいて、前記画像データを所定のフォーマットに変換する変換手段と、
前記算出手段の算出の結果、
a)前記送信対象の画像データのデータサイズが所定値未満である場合、該画像データを添付した電子メールを前記第1サーバを介して前記第2通信装置へ送信し、
b)前記送信対象の画像データのデータサイズが所定値以上である場合、前記変換手段で所定のフォーマットに変換された画像データを前記第2サーバへ送信して該第2サーバで管理し、該画像データが管理されるリソースを示すロケーション情報を付加した電子メールを前記第1サーバを介して前記第2通信装置へ送信する
送信手段とを備え、
前記第2通信装置は、
前記第1通信装置からの電子メールを受信する受信手段と、
前記受信手段で受信した電子メールに画像データが管理されるリソースを示すロケーション情報が付加されているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段で電子メールに画像データが管理されるリソースを示すロケーション情報が付加されていると判定された場合、前記画像データが管理されているリソースを示すロケーション情報を解析する解析手段と、
前記解析手段で解析されたロケーション情報が示す前記ネットワーク上のリソースから前記画像データを取得する取得手段と
を備えることを特徴とする通信システム。 - 前記所定フォーマットは、インターネット上の情報を閲覧するためのソフトウェアに対応した標準フォーマットである
ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 - ネットワークを介して、第1通信装置と第2通信装置間とで画像データの送受信を行う通信システムの制御方法であって、
前記第2通信装置の送信対象の画像データのデータサイズを算出する算出工程と、
前記算出工程で算出されたデータサイズに基づいて、前記画像データを所定のフォーマットに変換する変換工程と、
前記算出工程の算出の結果、
a)前記送信対象の画像データのデータサイズが所定値未満である場合、該画像データを添付した電子メールを前記第1サーバを介して前記第2通信装置へ送信し、
b)前記送信対象の画像データのデータサイズが所定値以上である場合、前記変換工程で所定のフォーマットに変換された画像データを前記第2サーバへ送信して該第2サーバで管理し、該画像データが管理されるリソースを示すロケーション情報を付加した電子メールを前記第1サーバを介して前記第2通信装置へ送信する
送信工程と、
前記第1通信装置からの電子メールを受信する受信工程と、
前記受信工程で受信した電子メールに画像データが管理されるリソースを示すロケーション情報が付加されているか否かを判定する判定工程と、
前記判定工程で電子メールに画像データが管理されるリソースを示すロケーション情報が付加されていると判定された場合、前記画像データが管理されているリソースを示すロケーション情報を解析する解析工程と、
前記解析工程で解析されたロケーション情報が示す前記ネットワーク上のリソースから前記画像データを取得する取得工程と
を備えることを特徴とする通信システムの制御方法。 - 前記所定フォーマットは、インターネット上の情報を閲覧するためのソフトウェアに対応した標準フォーマットである
ことを特徴とする請求項3に記載の通信システムの制御方法。 - ネットワークを介して、第1通信装置と第2通信装置間とで画像データの送受信を行う通信システムの制御のプログラムコードが格納されたコンピュータ可読メモリであって、
前記第2通信装置の送信対象の画像データのデータサイズを算出する算出工程のプログラムコードと、
前記算出工程で算出されたデータサイズに基づいて、前記画像データを所定のフォーマットに変換する変換工程のプログラムコードと、
前記算出工程の算出の結果、
a)前記送信対象の画像データのデータサイズが所定値未満である場合、該画像データを添付した電子メールを前記第1サーバを介して前記第2通信装置へ送信し、
b)前記送信対象の画像データのデータサイズが所定値以上である場合、前記変換工程で所定のフォーマットに変換された画像データを前記第2サーバへ送信して該第2サーバで管理し、該画像データが管理されるリソースを示すロケーション情報を付加した電子メールを前記第1サーバを介して前記第2通信装置へ送信する
送信工程のプログラムコードと、
前記第1通信装置からの電子メールを受信する受信工程のプログラムコードと、
前記受信工程で受信した電子メールに画像データが管理されるリソースを示すロケーション情報が付加されているか否かを判定する判定工程のプログラムコードと、
前記判定工程で電子メールに画像データが管理されるリソースを示すロケーション情報が付加されていると判定された場合、前記画像データが管理されているリソースを示すロケーション情報を解析する解析工程のプログラムコードと、
前記解析工程で解析されたロケーション情報が示す前記ネットワーク上のリソースから前記画像データを取得する取得工程のプログラムコードと
を備えることを特徴とするコンピュータ可読メモリ。 - ネットワークを介して、他の通信装置と画像データの送受信を行う通信装置であって、
前記ネットワーク上に接続され、該ネットワーク上の画像データの転送を管理する第1サーバと、
前記ネットワーク上に接続され、画像データを管理する第2サーバと、
送信対象の画像データのデータサイズを算出する算出手段と、
前記算出手段で算出されたデータサイズに基づいて、前記画像データを所定のフォーマットに変換する変換手段と、
前記算出手段の算出の結果、
a)前記送信対象の画像データのデータサイズが所定値未満である場合、該画像データを添付した電子メールを前記第1サーバを介して前記第2通信装置へ送信し、
b)前記送信対象の画像データのデータサイズが所定値以上である場合、前記変換手段で所定のフォーマットに変換された画像データを前記第2サーバへ送信して該第2サーバで管理し、該画像データが管理されるリソースを示すロケーション情報を付加した電子メールを前記第1サーバを介して前記第2通信装置へ送信する
送信手段と
を備えることを特徴とする通信装置。 - 前記所定フォーマットは、インターネット上の情報を閲覧するためのソフトウェアに対応した標準フォーマットである
ことを特徴とする請求項6に記載の通信装置。 - 前記第1サーバは、電子メールサーバであり、前記第2サーバは、WWWサーバであり、
前記算出手段により算出されたデータサイズが所定値未満である場合は、前記画像データを添付した電子メールを前記電子メールサーバに送信し、所定値以上である場合は、前記変換手段で所定のフォーマットに変換された画像データを前記WWWサーバへ送信する
ことを特徴とする請求項6に記載の通信装置。 - 前記送信手段は、前記画像データを前記WWWサーバに送信した場合、該画像データのリソースを示すロケーション情報を付加した電子メールを生成する生成手段を備え、
前記生成手段により生成した電子メールを前記電子メールサーバに送信する
ことを特徴とする請求項8に記載の通信装置。
Priority Applications (1)
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