JP3681277B2 - メッセージ処理装置、メッセージ管理方法及びメッセージ管理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、端末装置から送信されてくるメッセージを処理するメッセージ処理装置、メッセージの管理方法及びメッセージ管理プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
パソコン通信、UNIXシステム等のメールシステムにより個人宛のメールを送信することも、複数の人に同一のメールを送信することも簡単に実現できるようになっている。
【0003】
ところで、複数の人間が協同して1つの業務を行う場合などに、グループのメンバーの業務の進捗状況を知るために、リーダがメンバーに業務が完了したか否かを確認するためのメールを送信することが考えられる。このような場合、グループのメンバーは、それぞれ自分の業務が完了したか否かを報告するメールを作成してリーダに送信する。リーダはメンバー全員のメールを読んで、メンバーの業務が完了したか否かを把握する。このような方法では、メンバーの数が増えると、読まなければならないメールの数も増えるので、リーダの負担が増えることになる。
【0004】
また、リーダ以外のメンバーが他のメンバーの進捗状況を知るためには、上述したのと同様に他のメンバーに進捗状況を確認するメールを送り、それに対する報告を受ける必要があり、メンバー間でのメールのやり取りが煩雑となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
また、受信したメールのリストを表示することは従来行われているが、それはリストを単独で表示するだけであった。
【0006】
また、メールを送信したときに、そのメールの内容を受信者が確認したかどうかを知りたい場合が多いが、従来の電子メールシステムでは、受信者がメールを開封したか否かを知ることはできても、そのメールの内容を実際に確認したか否かを知ることはできなかった。また、パソコン通信等では、ホストコンピュータに記憶されているメールを受信者が読み出したときにメールが開封されたものとして発信者に通知することが行われているが、その方法では、受信側の端末装置が自動的にメールをホストから読み出した場合でもメールが開封されたものとして扱われるので、受信者がメールの内容を実際に確認したか否かを知ることはできなかった。
【0007】
また、業務の処理フローをメールにより送信することが行われており、このような業務に関する定型メッセージからなるメールと個人宛の非定型メッセージからなるメールのリストを同じ表示画面上に表示して、メールを管理することは行われていなかった。
【0008】
本発明の課題は、メッセージと受信者状況表とを連携して表示できるようにすることである。他の課題は、受信者がメッセージを開封したか、メッセージを確認したか、あるいは業務が完了したかが分かるようにすることである。さらに他の課題は、業務の処理に関わる定型のメッセージとそれ以外の非定型のメッセージをそれぞれのメッセージ種別と共に一覧表示して、受信メッセージを統一的に管理できるようにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数の端末装置からのメッセージを処理するメッセージ処理装置において、複数の受信者を宛先とするメッセージを送信し、各受信者からの応答メッセージを受信した場合に、前記メッセージの内容と発信者名と受信者名と前記メッセージに関わる受信者の業務が完了したか否かを示す完了情報とを対応づけて記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている前記メッセージの内容と受信者名と各受信者の完了情報とを含む受信者状況表を作成し、作成した受信者状況表を発信者及び各受信者が確認できるように各端末装置に表示させる制御手段とを備える。
【0010】
請求項1記載の発明によれば、メッセージと共にそのメッセージの複数の受信者の状況、例えばメッセージの内容を確認したか否か、メッセージの案件が完了したか否かを知ることができるので、グループのメンバー全員の状況を一度に把握することができる。
【0011】
また、メッセージに対して受信者がコメントを入力し、そのコメントを受信者状況表に表示することで、メッセージが受信者に正確に伝わっているか、あるいは受信者がメッセージに同意するのか、不同意なのか等を知ることができる。
【0013】
また、受信者状況表の開封情報と完了情報から、複数の受信者について、それぞれの受信者がメッセージの内容を確認したか、あるいはメッセージに関わる業務を完了したか否かを一度に把握することができる。
【0014】
また、受信者状況表に各メッセージのメッセージ種別を表示することで、そのメッセージがどのような種類のメッセージかをメッセージを開封する前に知ることができる。
【0015】
さらに、受信者が入力したコメントを受信者状況表の受信者名に対応づけて表示することで、それぞれの受信者の業務の進捗状況、メッセージに同意か、不同意か等をメッセージの受信者全員が知ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態のメッセージ処理システムのシステム構成図である。
【0019】
このメッセージ処理システムは、複数の端末装置11がLAN等の回線網12を介してサーバ装置13に接続されている。サーバ13のメッセージ処理プログラム14は、端末装置11におけるメッセージの作成、発信機能、受信メッセージの一覧、発信メッセージの一覧、受信メッセージ等の表示機能を有している。メッセージファイル15は、メッセージの発信者側の情報が記憶されるファイルであり、発信者ID、メッセージのタイトル、メッセージ内容等が記憶される。メッセージ管理テーブル16は、メッセージの受信者側の情報が記憶されるテーブルであり、受信者ID、完了日時、メッセージに対するコメント等が記憶される。メンバーテーブル17は、メッセージの送信先となるメンバーに関する情報が記憶されるテーブルであり、メンバーID、氏名、所属グループ等が記憶される。
【0020】
図2は、上述したメッセージファイル15、メッセージ管理テーブル16及びメンバーテーブル17の構成を示す図である。
メッセージファイル15は、メッセージ毎に割り当てられるメッセージIDを記憶する領域15aと、発信者のIDを記憶する領域15bと、発信日時を記憶する領域15cと、メッセージに対する回答の期限を記憶する領域15dと、仕事の依頼、掲示等のメッセージ種別を記憶する領域15eと、そのメッセージが親展のメッセージか否かの情報を記憶する領域15fと、タイトルを記憶する領域15gと、メッセージの内容を記憶する領域15hとが設けられている。さらに、メッセージを更新した日時を記憶する領域15iと、メッセージを許可するか否かを審査する審査者のIDを記憶する領域15jと、審査結果を記憶する領域15kと、審査後の承認を行う承認者のIDを記憶する領域15Lと、承認結果を記憶する領域15mと、審査、承認が行われてメッセージが読み取り可能となっているか否かを示す情報を記憶する領域15nと、発信者により指定されたコメントパターンを記憶する領域15pとが設けられている。この他にコメント要、重要、至急等の属性情報等を記憶する領域が設けられている。
【0021】
ここで、メッセージ種別とは、例えばメッセージの内容が、仕事の依頼か、調査か、特定の事柄を周知徹底するためのものか、メンバーから意見・要望を求めるもの等の何れであるかを示す情報である。本実施の形態では、メッセージを作成する際に、発信者によりメッセージ種別が選択されると、選択されたメッセージ種別に応じて、例えば応答にコメントが必要、YES/NOの回答が必要等の属性が自動的に設定される。例えば、メッセージ種別として期限付きの調査が選択された場合には、そのメッセージには”コメント要”、”納期有り”の属性が自動的に設定されので、発信者は、メッセージの属性をいちいち設定する必要がない。
【0022】
次に、メッセージ管理テーブル16には、メッセージIDを記憶する領域16aと、受信者のIDを記憶する領域16bと、メッセージが開封された日時を記憶する領域16cと、受信者がメッセージを開封して後述する確定ボタンを操作したときの完了日時を記憶する領域16dと、メッセージに対するコメントを記憶する領域16eとが設けられている。なお、メッセージ管理テーブル16のデータはメッセージIDによりメッセージファイル15のデータと対応づけられている。
【0023】
メンバーテーブル17には、メンバーのIDを記憶する領域17aと、氏名を記憶する領域17bと、所属グループを記憶する領域17cとが設けられている。このメンバーテーブル17は、所属、氏名が指定されたとき、そのメンバーのIDを調べるときに利用される。
【0024】
次に、以上のような構成のメッセージ処理システムの動作を説明する。図3は、メッセージ発信処理の概略プロセスを示すフローチャートである。
先ず、発信者が端末装置11からユーザIDを入力してログインし、メッセージの新規発信の為の操作を行うと、サーバ装置13のメッセージ処理プログラム14がメッセージの新規発信のための作成画面を端末装置11に表示する(図3、S11)。
【0025】
図4は、メッセージ発信時の表示状態を示す図であり、宛先、メッセージ種別、タイトル、本文等を入力する欄が表示される。また、表示画面の右上には実行ボタン21とクリアボタン22が表示され、メッセージの作成が終了して実行ボタン21をクリックするとメッセージの発信が行われて、メッセージファイル15に入力したデータが書き込まれる。また、クリアボタン22をクリックすると入力したデータがクリアされる。
【0026】
メッセージの発信者は、発信するメッセージの本文を入力すると共に宛先、メッセージ種別、審査・承認の要・不要と、審査・承認が必要な場合は、審査者名と承認者名を設定する(S12)。なお、宛先、メッセージ種別等は予め設定されている選択肢の中から任意に選択できるようになっている。
【0027】
サーバ装置13のメッセージ処理プログラム14は、メッセージ種別が入力されたなら、メッセージ種別に対応する属性を設定する(S13)。
また、発信者がメッセージの作成画面で審査・承認ありのボックスをクリックして、審査者名、承認者名を設定すると、審査・承認ありの欄のチェックボックスが黒く表示され、審査者、承認者の指定に対応する処理が実行される(S14)。
【0028】
次に、メッセージファイル15に発信者ID、メッセージID、メッセージ種別、納期、審査者ID、承認者ID、メッセージ種別に対応する属性、審査者、承認者及び発信者以外は読取不可であることを示す情報を等を書き込む(S15)。
【0029】
これにより、発信者が、例えば図4に示すようにメッセージ種別として仕事の依頼を選択すると、属性として”コメント要”、”納期有り”が自動的に設定され、同図に示すように”コメント要”と”納期あり”の欄のチェックボックスが黒く表示されるので、発信者はいちいち属性を設定する必要がない。
【0030】
なお、メッセージの属性として”コメント要”が設定されていると、受信者側でメッセージを開封して、確定ボタンを操作しても受信者がコメントを入力するまで完了状態とならない。また、納期が設定されていて、未完了の状態で納期を過ぎると、納期に対する遅延日数が後述する受信メッセージ一覧表に表示されるので、受信者は早急に処理しなければならないメッセージが存在すること知ることができる。
【0031】
次に、発信者により宛先が指定され、実行ボタン21がクリックされたなら、メッセージ管理テーブル16のメッセージIDに対応させて受信者IDを書き込み、さらにそのときの時刻を発信日時としてメッセージファイル15の発信日時を記憶する領域15cに書き込む(S16)。
【0032】
次に、図3のステップS13のメッセージ種別に応じた属性を設定する処理を図5のフローチャートを参照して説明する。
先ず、メッセージ種別が”伝言”か否かを判別する(図5、S21)。メッセージ種別が”伝言”のときには、ステップS22に進みメッセージの属性として”受信者によるメッセージの削除が可能”であることを設定する。
【0033】
ステップS21でメッセージ種別が”伝言”ではないと判別されたときには(S21、NO)、ステップS23に進みメッセージ種別が”納期チェック”か否かを判別する。メッセージ種別が”納期チェック”である場合には、ステップS24に進み属性として”コメント要”、”納期有り”を設定する。
【0034】
ステップS23でメッセージ種別が”納期チェック”ではないと判別されたときには(S23、NO)、ステップS25に進み”仕事の依頼”か否かを判別する。メッセージ種別が”仕事の依頼”であった場合には、上述したステップS24に進み属性として”コメント要”、”納期有り”を設定する。
【0035】
ステップS25でメッセージ種別が仕事の依頼ではないと判別されたときには(S25、NO)、ステップS26に進み提出期限有りの調査か否かを判別する。メッセージ種別が”提出期限有りの調査”のときには、上述したステップS24に進み属性として”コメント要”、”納期有り”を設定する。
【0036】
ステップS26でメッセージ種別が”提出期限有りの調査”ではないと判別されたときには(S26、NO)、ステップS27に進み種別が”YES/NOの調査”か否かを判別する。メッセージ種別が”YES/NOの調査”のときには、ステップS28に進み属性として”YES/NOのチェック要”及び”納期有り”を設定する。
【0037】
ステップS27でメッセージ種別が”YES/NOの調査”ではないと判別されたときには(S27、NO)、ステップS29に進みメッセージ種別が”周知徹底”か否かを判別する。メッセージ種別が”周知徹底”のときには、ステップS30に進み属性として”同意チェックの自動表示要”を設定する。
【0038】
ステップS29でメッセージ種別が”周知徹底”ではないと判別されたときには(S29,NO)、ステップS31に進みメッセージ種別が”備忘録”か否かを判別する。メッセージ種別が”備忘録”であれば、ステップS32に進み属性として”親展”を設定する。メッセージを作成する際にメッセージ種別として”備忘録”を設定すると、そのメッセージは自分宛となり、かつ属性が親展となるので、自分だけが見ることのできるメッセージとして保存することができる。
【0039】
ステップS31でメッセージ種別が”備忘録”ではないと判別されたときには(S31、NO)、ステップS33に進みメッセージ種別が”意見要望”か否かを判別する。メッセージ種別が”意見要望”であったときには、ステップS34に進み属性として”コメント要”を設定する。
【0040】
ステップS33でメッセージ種別が”意見要望”ではないと判別されたとき、すなわちメッセージ種別が上記の何れにも該当しないとき、またはメッセージ種別に応じた属性がメッセージの作成画面の属性欄に設定されたときには、属性欄に設定された属性をメッセージファイル13の該当する領域に書き込む(S35)。
【0041】
上記のようにメッセージ種別に応じてコメントの入力、YES/NOの回答等を受信者に求める属性を設定し、受信者がそれに回答することで、受信者にメッセージの主旨が正確に伝わっているか否か、あるいはメッセージ対する賛否を確認することができる。
【0042】
次に、以上のようにして発信されたメッセージの表示、返送、転送、流用発信処理を図6のフローチャートを参照して説明する。
端末装置のユーザが受信メッセージを表示させるための操作を行うと、サーバ装置13のメッセージ処理プログラム14がメッセージ管理テーブル16からユーザIDにより受信メッセージのメッセージIDを検索し、図7に示すような受信メッセージの一覧表20を表示する(図6、S41)。
【0043】
ここで、図6のステップS41の受信メッセージ一覧表20を表示する処理の内容を、図8のフローチャートを参照して説明する。
先ず、メッセージ一覧の表示要求のあった端末装置11にログインしているユーザのメンバーIDを受信者IDとして設定する(図8、S51)。次に、受信者IDをキーとしてメッセージ管理テーブル16を検索し、該当するメッセージIDを抽出する(S52)。次に、抽出したメッセージIDをもとにメッセージファイル15からそれぞれのメッセージのメッセージ種別、状況、タイトル等を取得する(S53)。取得した各項目の情報を編集して受信メッセージ一覧表20として該当する端末装置11に表示する(S54)。
【0044】
受信者は、図7の受信メッセージ一覧表20のメッセージ種別からメッセージが何に関するものか、すなわち仕事の依頼か、納期チェックか、周知徹底、個人メールか等をメッセージを開封する前に知ることができ、さらに属性情報から緊急性のあるメッセージか、重要度の高いメッセージか等を判断できる。
【0045】
また、受信メッセージ一覧表20に業務のワークフローのような定型メッセージと、個人宛メールのような非定型のメッセージの両方をメッセージ種別と共に表示することができるので、受信者は全ての受信メッセージを一括して管理することができる。
【0046】
さらに、未開封のメッセージ、納期を過ぎているメッセージがあるか否かを知ることができる。また、メッセージの完了状況から回答状況、何人の人が完了したか、完了率は何割かを知ることができる。なお、図7には示していないが、未完了の状態で納期を過ぎると、例えば炎のマーク、発信者の怒った顔が表示され、遅延日数が増えるに従ってそれらの表示が次第に大きくなることで遅延の程度を受信者に知らせるようになっている。
【0047】
図6に戻り、受信者はメッセージを読みたい場合には、受信メッセージ一覧表20の開封したいメッセージのタイトルをクリックする(S42)。サーバ装置13のメッセージ処理プログラム14は、メッセージの開封が指示されると、指定されたメッセージの内容をメッセージファイル15から読み出し、そのメッセージを端末装置11の画面に表示する(S43)。さらに、そのメッセージの受信者の完了状況、コメント等を示す受信者状況表24を、メッセージと連携させて端末装置11に表示する(S44)。
【0048】
ここで、受信メッセージと受信者状況表24とを連携させて表示させる処理を、図9〜図14のフローチャート及び図15の表示状態を示す図を参照して説明する。
【0049】
先ず、メッセージ受信表20のメッセージIDをもとにメッセージファイル15を参照してそれぞれのメッセージのメッセージ種別、タイトル、発信日、メッセージ内容、発信者IDを取得する(図9、S61)。次に、ステップS62の開封日時セット処理を実行する。
【0050】
この開封日時セット処理を図10を参照して説明すると、先ず、メッセージ管理テーブル16の開封日時を記憶する領域16cに開封日時が記憶されているか否かにより、メッセージが既に開封されているか否かを判断する(図10、S81)。メッセージが既に開封されている場合には、そこで処理を終了し、開封されていない場合には、今回始めてメッセージが開封されたことになるので、現在の日時を取得する(S82)。そして、メッセージの表示編集領域の開封日時欄に取得した日時を開封日時としてセットする(S83)。
【0051】
次に、図9のステップS63のコメントセット処理を実行する。
このコメントセット処理を図11を参照して説明すると、メッセージIDと受信者IDとによりメッセージ管理テーブル16を検索して、該当するメッセージID及び受信者IDに対応するコメントの記憶領域16eにコメントが記憶されているか否かを判別する(図11、S91)。コメントが記憶されていない場合には、そこで処理を終了し、メッセージ管理テーブル16の領域16eにコメントが記憶されている場合には、そのコメントを画面のコメント入力欄にセットする(S92)。
【0052】
これにより、メッセージに対して受信者がコメントを既に設定してある場合には、設定してあるコメントがメッセージのコメント欄に表示される。
次に、図9のステップS64の完了チェック処理を実行する。
【0053】
この完了チェック処理を図12を参照して説明すると、先ず、完了チェックが指定されているか否か、つまり受信者がメッセージの内容を確認して確定ボタン23を既に操作しているか否かを判別する(図12、S101)。完了チェックが指定されていない場合、つまり受信者が完了のための操作を行っていないときには、そこで処理を終了する。他方、完了チェックが指定されている場合には、画面の完了チェック欄に完了をセットする(S102)。
【0054】
次に、図9のステップS65の開封率の計算処理を実行する。
この開封率の計算処理を、図13のフローチャートを参照して説明すると、最初に、メッセージ管理テーブル16から、指定されたメッセージIDに対応する全受信者のデータを取得する(図13、S111)。次に、メッセージ管理テーブル16にメッセージの開封日時が設定されている受信者の数を計数する(S112)。そして、メッセージを開封している受信者の数Kを全受信者数で割って、「100」を掛けて開封率を求める(S113)。
【0055】
次に、図9のステップS66で完了チェック率の計算処理を実行する。
この完了チェック率の計算処理を、図14のフローチャートを参照して説明すると、最初に、メッセージ管理テーブル16から、指定されたメッセージIDに対応する全受信者のデータを取得する(図14、S121)。次に、完了日付が設定されている受信者の数を計数する(S122)。そして、完了している受信者の数Cを全受信者で割って、「100」を掛けて完了チェック率を算出する(S123)。
【0056】
次に、図9のステップS67で上記の処理で取得したメッセージ種別、発信日時、タイトル、メッセージの内容、発信者名、開封率、完了チェック率をメッセージを編集する際の表示データを記憶する表示編集領域に転送する。そして、表示編集領域のデータをメッセージ表示画面として表示する(S68)。
【0057】
次に、選択されたメッセージのメッセージIDをもとにメッセージ管理テーブル16を逐次参照して受信者IDを取得する(S69)。この処理では、メッセージ管理テーブル16をメッセージIDをキーとして検索し、対応する受信者IDを取得する。
【0058】
次に、その受信者IDに対応して記憶されている開封日時、完了日時、コメントを取得する(S70)。この場合、開封日時、完了日時が記憶されていないものは未開封、未完了として扱われる。さらに、受信者IDをキーにメンバーテーブル17を参照して受信者IDに対応する氏名を取得し、受信者名とする(S71)。
【0059】
上記の処理で取得した受信者名、開封日時、完了日時 コメントを表示編集領域に転送する(S72)。そして、メッセージ管理テーブル16にメッセージIDに対応して記憶されている全ての受信者について処理が終了したか否かを判別する(S73)。全受信者について処理が終了していない場合には、ステップS69に戻り上述した処理を繰り返す。他方、全ての受信者について処理が終了した場合には、表示編集領域の内容を受信者状況表24として表示する(S74)。
【0060】
以上の処理により受信メッセージと受信者状況表24が連携して表示される。図6に戻り、メッセージと受信者状況表24が表示された状態で、受信者は図15の確定ボタン23、返信ボタン25、転送ボタン26、流用発信ボタン27の何れかのボタンを操作してメッセージを閉じる(S45)。
【0061】
確定ボタン23が操作された場合には、ステップS46に進み、そのときの日時をメッセージ管理テーブル16の完了日時を記憶する領域16dに書き込み、さらにコメントが入力されていれば、入力されたコメントをコメントの記憶領域16eに書き込む。
【0062】
返信ボタン25が操作された場合には、ステップS47に進みメッセージの発信者を宛先として新規にメッセージを作成するための返信処理を実行する。
また、転送ボタン26が操作された場合には、ステップS48に進み受信したメッセージをそのまま他の人に転送するための転送処理を実行する。さらに、流用発信ボタン27が操作された場合には、ステップS49に進み受信したメッセージの本文を流用して新規にメッセージを作成する流用発信処理を実行する。
【0063】
図15は、上述した処理によりメッセージと受信者状況表24を連携して表示させたときの表示状態を示す図である。
受信メッセージ一覧表20を表示させた状態で特定のメッセージのタイトルをクリックすると、そのメッセージの種別、タイトル、メッセージの内容等が表示される。そして、このときが最初の開封であれば、現在の日時がメッセージ管理テーブル16の開封日時を記憶する領域16cに記憶される。メッセージの内容を確認した後、メッセージ種別に応じて受信者が、YES/NOのチェック、あるいはコメントの入力等を行った後、確定ボタン23を操作すると、コメント欄に入力したコメントがメッセージ管理テーブル16のコメントの記憶領域16eに書き込まれ、確定ボタン23が操作された日時が完了日時として完了日時の記憶領域16dに書き込まれる。このとき、メッセージの属性として”コメント要”、あるいは”YES/NOのチェック要”が設定されている場合には、コメントの入力、あるいはYES/NOのチェックを行わずに確定ボタン23を操作しても完了として処理されず、メッセージ管理テーブル16には完了日時は書き込まれない。
【0064】
この実施の形態によれば、メッセージを表示させたときに、そのメッセージの受信者の状況、すなわちそれぞれの受信者がメッセージを開封しているか、メッセージを受信者が確認、あるいはメッセージの案件が完了して完了状態となっているか、メッセージに対してそれぞれの受信者がどのようなコメントを書いているかを、メッセージの発信者及び受信者全員が閲覧することができる。従って、例えばグループのメンバーの業務の遂行状況を確認するメッセージであった場合に、メッセージと受信者状況表の完了状況、コメント等を見ることでメンバー全体の状況を把握することができ、グループのリーダの立場からみれば、メンバーからの個別のメッセージを読まなくとも全員の状況を把握することができる。また、メンバーにとっては、他のメンバーの状況を知ることができるので、メンバー全員が集まって状況を報告しているのと同じように情報を共有することができる。これにより、業務の指示、遂行、状況報告といった一連の作業を行う仮想的な電子空間を提供することができる。
【0065】
次に、発信済のメッセージを修正する処理と修正されたメッセージを未開封に戻す処理を、図16のフローチャートを参照して説明する。
ユーザにより発信メッセージの一覧を表示させるための操作が行われると、サーバ装置13のメッセージ処理プログラム14は、端末装置11から入力されているユーザIDと一致する発信者IDのメッセージをメッセージファイル15から検索し、図17に示すようなメッセージ種別、完了状況、タイトル、発信日時、期限及び修正と削除ボタン32、33からなる発信メッセージ一覧表31を表示する(図16、S131)。発信メッセージ一覧表31の状況欄31aには、メッセージの受信者の中で完了応答のあった人数及び完了率が表示される。
【0066】
発信者は一覧表を見て更新したいメッセージのタイトル、あるいは修正ボタン32をクリックする(S132)。
メッセージ処理プログラム14は、修正ボタン32が操作されたか否かを判別し(S133)、修正ボタン32が操作された場合には、メッセージファイル15から指定されたメッセージのデータを読み出し、図18に示すメッセージ編集画面を表示する(S134)。このメッセージ編集画面には、メッセージファイル15から読み出された、メッセージ種別、タイトル、本文、発信者名、属性、審査・承認、取り消す宛先、追加する宛先が表示される。
【0067】
発信者は、必要に応じてメッセージ種別、タイトル、本文、属性、完了状況欄、宛先を変更する(S135)。必要なデータを修正し、完了状況欄の未開封に戻すか否かを決めるチェックボックスをチェック状態(図18に黒いボックスで示す状態)のまま、あるいは未チェックの状態にして更新ボタン34クリックする(S136)。なお、修正したメッセージを新たなメッセージとして発信する場合には、新規発信ボタン35をクリックし、そのメッセージを削除する場合には、削除ボタン36をクリックする。
【0068】
メッセージ処理プログラム14は、未開封に戻すチェックボックスがチェックされているか否かにより、メッセージを未開封に戻すか否かを判断する(S137)。
【0069】
メッセージを未開封に戻す場合には、メッセージ管理テーブル16の該当するメッセージIDの開封日時、完了日時をクリアする(S138)。次に、現在日時を取得し(S139)、メッセージファイル15の更新日時を記憶する領域15iに現在日時を書き込む(S140)。さらに、修正されたデータをメッセージファイル15の該当する記憶領域に書き込む(S141)。なお、メッセージが未開封に戻された場合でも、受信者の書いたコメントはそのまま保存されるので、受信者は修正されたメッセージを表示させ、内容を確認してコメントを変更する必要がなければ、確定ボタン23を操作することで応答操作が完了する。
【0070】
例えば、修正が宛先の追加、あるいは宛先の取り消しで、発信者が未開封に戻すチェックボックスを未チェックに設定したときには、ステップS137からステップS139に進み、開封日時、完了日時をクリアせず、更新日時をメッセージファイル15に書き込む。
【0071】
また、ステップS123で修正ボタン32のクリックではないと判別された場合、つまりタイトルがクリックされた場合には、ステップS142に進み指定されたメッセージと受信者状況とを連携させて表示する。メッセージが表示された状態で、さらにメッセージのタイトル欄をクリックすると、メッセージの編集画面に切り替わり(S143)、上述したステップS134以降の処理が実行される。
【0072】
以上のように、発信済のメッセージのデータを変更した場合に、そのメッセージを未開封の状態に戻すことができるので、メッセージを修正する場合に、新規のメッセージを再度作成して発信する必要が無く、メッセージ作成の作業が軽減される。また、受信者にとっては、修正されたメッセージがコメント要のメッセージであって、その修正されたメッセージに対するコメントを変更する必要がない場合には、前回作成したコメントがそのまま保存されているので、新たな応答メッセージを作成したり、受信メッセージにコメントを入力したりする必要がなく、メッセージの応答のための負担が軽減される。
【0073】
次に、図3のステップS14の発信・承認者指定に対応した処理の内容を、図19のフローチャートを参照して説明する。
先ず、メッセージ発信画面の審査・承認の欄が有りとなっているか否かを判別する(図19、S151)。審査・承認の欄が有りとなっている場合には、審査者の指定が行われているか否かを判別する(S152)。審査者が指定されている場合には、さらに承認者の指定が行われているか否かを判別する(S153)。
【0074】
審査者が指定されていない場合には、ステップS154に進み、承認者指定が行われているか否かを判別し、承認者の指定がある場合には、審査者指定のエラー表示を行う(S155)。また、承認者の指定が行われていない場合には、ステップS155で承認者指定のエラー表示を行う。これに対して発信者が審査者または承認者を指定したなら(S156)、ステップS151に戻る。
【0075】
審査者・承認者が指定されている場合には(S152、S153、YES)、、メッセージファイル15の審査者IDを記憶する領域15jに指定された審査者のIDを書き込む(S157)。
【0076】
次に、メッセージファイル15の承認者IDを記憶する領域15Lに指定された承認者IDを書き込む(S158)。
さらに、そのメッセージは審査・承認が完了するまで他の人が読むことができないように、メッセージファイル15の読取可能か否かを示すデータを記憶する領域15nに、審査・承認者以外は読むことのできないメッセージであることを示すデータを書き込む(S159)。
【0077】
次に、審査処理及び承認処理を図20及び図21を参照して説明する。ログインしたときに、ログインした人が審査・承認すべきメッセージがあると、未チェックの受信メッセージ一覧表の中で審査・承認の必要なメッセージが明示されるので、審査者は該当するタイトルをクリックする。タイトルがクリックされると、メッセージ処理プログラム14は、図20のステップS161で、端末装置11から入力された審査者のユーザIDによりメッセージ管理テーブル16の受信メッセージIDを検索し、さらにそのメッセージIDによりメッセージファイル15を検索して指定されたメッセージが審査・承認が必要なメッセージか否かを判断する。受信メッセージが審査・承認が必要なメッセージの場合には、さらにメッセージファイル15に設定されている審査者IDとユーザIDが一致するかを判別し、IDが一致する場合には、そのメッセージを表示する。
【0078】
審査者は、表示されたメッセージの内容を確認し、そのメッセージの審査・承認欄に「保留」、「審査済」または「却下」を入力する(S162)。メッセージ処理プログラム14は、審査・承認欄に入力された審査結果を、メッセージファイル15の審査結果を記憶する領域15kに書き込む(S163)。
【0079】
上述した審査の場合と同様に、承認者が未チェックの受信メッセージ一覧表20の承認が必要なメッセージのタイトルをクリックすると、メッセージ処理プログラム14は、図21のステップS171で、指定されたメッセージのメッセージIDでメッセージファイル15を検索して指定されたメッセージが審査・承認が必要なメッセージか否かを判断する。受信メッセージが審査・承認が必要なメッセージの場合には、さらにメッセージファイル15に設定されている承認者IDと、端末装置11から入力されたユーザIDが一致するかを判別し、IDが一致する場合には、そのメッセージを表示する。
【0080】
さらに、そのメッセージに対して審査が行われているか、すなわちメッセージファイル15のそのメッセージIDに対応する審査結果を記憶する領域15kにデータ書き込まれているか否かを判別する(S172)。データが何も書き込まれていない場合には、そこで処理を終了し、データが書き込まれている場合には、審査結果が審査済となっているか否かを判別する(S173)。
【0081】
審査済となっている場合には、承認者はメッセージの内容を確認し、「保留」、「承認済」または「却下」を入力する(S174)。
これを受け、メッセージ処理プログラム14は、メッセージファイル15の承認結果を記憶する領域15mに、入力された「保留」、「承認済」または「却下」を書き込む(S175)。そして、承認結果が「承認済」か否かを判別し(S176)、「承認済」であれば、メッセージが読取可能か否かを記憶する領域15nに読取可能であることを示す情報を書き込み、そのメッセージを読取可能な状態にする(S177)。
【0082】
次に、受信したメッセージを約束リストとして保管する処理を、図22を参照して説明する。
先ず、受信メッセージ一覧表20を表示し(図22、S181)、それに対して受信者が特定のメッセージのタイトルをクリックしたなら(S182)、メッセージの内容を表示する(S183)。さらに、受信者状況表22を表示する(S184)。それに対して受信者が確定、返信、転送、流用発信の何れかのボタンを操作したなら(S185)、操作されたボタンが転送ボタン21か(S186)、流用発信ボタン25か(S187)か、その他のボタンかを判別する。操作されたのが、転送ボタン24であった場合には、オリジナルの発信者名と発信日時を本文に付記し、タイトルに転送を付記する(S188)。ステップS188の次、または流用発信ボタン25が操作された後には、新規発信画面を表示し、オリジナルの受信メッセージの内容をコピーする(S189)。上記の処理は、基本的には、図6のステップS41からS49の処理と同様である。
【0083】
受信者は、転送、あるいは流用するメッセージのメッセージ種別として備忘録を設定する(S190)。
メッセージ処理プログラム14は、メッセージ種別が備忘録か否かを判別し、備忘録であれば、属性を親展にし、宛先をログインされているユーザIDにする(S192)。
【0084】
図23は、約束リスト(To Do List)の表示画面を示す図である。メッセージ種別として備忘録が表示され、タイトルに転送であること、本文にオリジナルメッセージの発信日、発信者が表示される。さらに、この場合、メッセージ種別が備忘録で、宛先が自分だけであるので、受信者状況表22に本人だけが受信者として表示される。
【0085】
図22に戻り、実行ボタン21が操作されたなら、新規発信画面の内容をメッセージファイル15の各領域に書き込み(S193)、宛先をメッセージ管理テーブル16の受信者IDを記憶する領域に書き込む(S194)。
【0086】
これらの処理により、メッセージの応答で業務の完了予定等を報告した場合に、その受信メッセージを転送にし、さらにメッセージ種別を備忘録とすることで、そのメッセージを自分宛の親展のメッセージとして保存しておくことができる。これにより仕事の完了予定日を約束した案件などがあるか否かを備忘録で確認することができる。
【0087】
次に、メッセージを作成する際に、発信者側で受信者が回答すべきコメントの形式をメッセージ種別に応じて自動的に設定できるようにした実施の形態について説明する。
【0088】
この実施の形態では、メッセージ種別に対応させてコメントパターンとコメントパターンの内容(後述するコメント選択肢)を記憶した、図24に示すようなメッセージ種別/コメントパターンテーブル32が設けられている。図24のコメントパターンの内容の欄で、「(理由)」が付加されているコメント選択肢は、そのコメント選択肢を選択した理由の記入を求める拡張子であり、受信者がコメントとして「拒否」、「保留」を選択した場合には、その理由を入力する必要がある。
【0089】
なお、図24には、1つのメッセージ種別に対して1種類のコメントパターンのみを示してあるが、1つのメッセージ種別に対して複数のコメントパターンを記憶しておいて、メッセージ種別が指定されたときに複数のコメントパターンを表示し、それらの中から発信者が任意のコメントパターンを選択できるようにしてもよい。
【0090】
先ず、新規メッセージの作成画面でタイトル、本文、宛先等を入力し(図25、S201)、メッセージ種別を設定する(S202)。
メッセージ処理プログラム14は、入力されたメッセージ種別をもとにメッセージ種別/コメントパターンテーブル32を検索する(S203)。そして、対応するコメントパターンが存在するか否かを判別し(S204)、コメントパターンが存在する場合には、そのコメントパターンを取得する(S205)。さらに、属性を属性欄、取得したコメントパターンをコメント欄(図4のメッセージの発信画面に新たに設ける)に表示する(S206)。発信者がメッセージの作成を完了して実行ボタン21を操作したなら、コメント欄に表示されたコメントパターンをメッセージファイル15の該当するメッセージのコメントパターンを記憶する領域15pに書き込む(S207)。
【0091】
この実施の形態では、発信者がメッセージ種別を指定すると、そのメッセージ種別に対応したコメントパターンが自動的に選択され、コメントパターンとそのコメントパターンの内容、例えばメッセージに対する「了承」、「拒否」、「保留」等のコメント選択肢が受信者側のメッセージのコメント欄に表示され、受信者のコメントの作成がそれらのコメント選択肢の1つを選択することで行われる。これにより、発信者が指定した複数のコメント選択肢の中から特定のコメント選択肢を選択するという形で受信者のコメントの作成が行われるので、受信者から発信者の意図した形式のコメントを得ることができる。
【0092】
次に、メッセージ受信時のコメントの自動設定処理を、図26のフローチャートを参照して説明する。
受信者により受信メッセージ一覧表20のタイトルがクリックされて開封するメッセージが指定されたなら、指定されたメッセージのメッセージ種別、コメントパターン、タイトル、本文、コメント選択肢等をメッセージファイル15から読み出し、端末装置11の画面に表示する(図26、S211)。
【0093】
メッセージファイル15の該当するメッセージのコメントパターンを記憶する領域15pにコメントパターンが設定されているときには、さらに設定されているコメントパターンの内容、つまりコメント選択肢をメッセージ種別/コメントパターンテーブル32から読み出し、コメントパターンとコメント選択肢をコメント欄に表示する(S212)。
【0094】
表示されたコメント選択肢の何れかをクリックして受信者が応答コメントを選択すると(S213)、メッセージ処理プログラム14は、選択されたコメントに拡張子(例えば追加のコメントを求める拡張子)が付加されているか否かを判別する(S214)。拡張子が付加されている場合には、拡張子の内容をメッセージ表示画面のコメント欄に表示する(S215)。受信者は、表示された拡張子の内容に対応するコメントを入力する(S216)。
【0095】
例えば、図27に示すようにコメント選択肢の入力画面のコメント欄に、「了承」、「拒否(理由)」、「保留(理由)」、「その他( )」、「要相談( )」等のコメント選択肢が表示されているときに、各コメント選択肢のチェックボックスをクリックすると、クリックしたチェックボックスがチェクス済となり、対応するコメントが応答コメントとして選択される。さらに、そのコメントが拡張子(同図で(理由)として示されているもの)が設定されているコメントであれば、コメント欄に「理由」の文字が表示され、そのコメント選択肢を選択した理由の入力が要求される。
【0096】
図26に戻り、コメントの入力が完了し、確定ボタン23が操作されたなら、メッセージ処理プログラム14は、メッセージ管理テーブル16の受信IDに対応するコメントの記憶領域16eに、コメント欄に入力されたコメントを書き込む(S217)。
【0097】
このように、発信者によりコメントパターンが設定されている場合には、設定されているコメントパターン対応するコメント選択肢が表示されるので、受信者はコメント選択肢の中からコメントを選択するだけで発信者が求める回答に適合したコメントを簡単に作成することができる。
【0098】
次に、受信者のコメントからキーワードを抽出してそれぞれのキーワードの占める割合を求めるコメント内容の抽出統計処理を、図28のフローチャートを参照して説明する。
【0099】
最初に、指定されたメッセージと受信者状況表24を連携させて表示する(図28、S221)。次に、図29に示すキーワードテーブル33を用いて検索を行うか否かを判別する(S222)。キーワードテーブル33を用いて検索を行う場合には、ステップS223に進みキーワードテーブル33の内容を端末装置11に表示する。発信者は、コメントの内容から判断して最適なキーワードテーブル名を選択する(S224)。キーワードテーブル33の選択されたキーワード名に対応するキーワードを、図30に示すアクティブキーワードテーブル34に設定する(S225)。
【0100】
キーワードテーブル33を用いない場合には(S222、NO)、ユーザが受信者状況表24のコメント欄から必要な語句をキーワードとして選択する(S226)。
【0101】
メッセージ処理プログラム14は、ユーザにより選択された語句をアクティブキーワードテーブル34にセットする(S227)。そして、キーワードとすべき語句の入力が終了したか否かを判別する(S228)。
【0102】
キーワードテーブル33の選択されたキーワードをアクティブキーワードテーブル34に設定したなら、あるいはユーザによるキーワードの入力が終了したなら、アクティブキーワードテーブル34からキーワードを順に取りだし、受信者状況表24のコメント欄を検索して一致した件数をカウントする(S229)。そして、カウントした件数をアクティブキーワードテーブル34のキーワードに対応する件数としてセットする(S230)。そして、アクティブキーワードテーブル34に集計していないキーワードが存在するか否かを調べ、キーワードとすべき語句が終了したか否かを判別する(S231)。アクティブキーワードテーブル34の全てのキーワードに対する集計が終了したなら、図31に示すキーワード抽出一覧表35を作成して受信者状況表24に続けて表示する(S232)。
【0103】
このコメント内容の抽出統計処理によれば、メッセージに対する受信者のコメントからメッセージの内容を了承した人が何人いるか、拒否した人が何人いるか、保留の人が何人いるか等を知ることができ、さらにそれらの比率も知ることができる。
【0104】
図32は、上述したメッセージ処理プログラムを、CD−ROM、フロッピーディスク等の可搬記憶媒体44、あるいはプログラム提供者の有する記憶装置に記憶しておいて、そのプログラムをユーザの処理装置41にロードして実行する場合の説明図である。
【0105】
プログラムがCD−ROM、フロッピーディスク等の可搬記憶媒体44に記憶されている場合には、その可搬記憶媒体44を処理装置41のドライブ装置42に挿入してプログラムを読み取り、読み取ったプログラムをRAM、ハードディスク等のメモリ43に格納してプログラムを実行する。また、プログラム提供者から通信回線を介してプログラムが提供されている場合には、プログラム提供者の記憶装置、メモリ等に格納されているプログラムを通信回線を介して処理装置41で受信し、受信したプログラムをRAM、ハードディスク等のメモリ43に格納して実行する。
【0106】
なお、上述した実施の形態では、サーバ装置13内の記憶装置にメッセージフィル15、メッセージ管理テーブル16等を記憶するようにしたが、メッセージを記憶する記憶装置をサーバ装置13と別に設け、サーバ装置13が通信回線を介してその記憶装置にメッセージを書き込みに、あるいは読み出しを行うようにしてもよい。
【0107】
【発明の効果】
本発明によれば、メッセージとそのメッセージの受信者の完了情報とを含む受信者状況表が表示されるので、メッセージの発信者、あるいは受信者全員が、メッセージの内容と共にそのメッセージの受信者全員の状況、例えば、各受信者が担当する業務が完了したか否かを一度に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態のメッセージ処理システムのシステム構成図である。
【図2】メッセージファイル15,メッセージ管理テーブル16及びメンバーテーブル17の構成を示す図である。
【図3】メッセージ発信処理の概略プロセスを示すフローチャートである。
【図4】メッセージ発信時の表示状態を示す図である。
【図5】発信するメッセージのメッセージ種別に応じた属性を設定する処理のフローチャートである。
【図6】メッセージの表示、返信、転送、流用発信処理のフローチャートである。
【図7】受信メッセージ一覧表を示す図である。
【図8】受信メッセージ一覧表を表示する処理のフローチャートである。
【図9】メッセージと受信者状況表24を連携して表示する表示処理のフローチャートである。
【図10】開封日時セット処理のフローチャートである。
【図11】コメントセット処理のフローチャートである。
【図12】完了チェック処理のフローチャートである。
【図13】開封率の計算処理のフローチャートである。
【図14】完了チェック率の計算処理のフローチャートである。
【図15】メッセージと受信者状況表を連携して表示させたときの表示状態を示す図である。
【図16】発信済メッセージを修正する処理と修正されたメッセージを未開封に戻す処理のフローチャートである。
【図17】受信メッセージ一覧表31を示す図である。
【図18】メッセージ編集画面を示す図である。
【図19】審査者、承認者指定に対応する処理のフローチャートである。
【図20】審査処理のフローチャートである。
【図21】承認処理のフローチャートである。
【図22】受信したメッセージを約束リストとして保管する処理のフローチャートである。
【図23】約束リストを示す図である。
【図24】メッセージ種別/コメントパターンテーブル32のデータ構造図である。
【図25】メッセージ発信時のメッセージ種別に対応したコメントパターンの自動設定処理のフローチャートである。
【図26】メッセージ受信時のコメントの自動設定処理のフローチャートである。
【図27】コメント選択肢の入力画面を示す図である。
【図28】コメント内容の抽出統計処理のフローチャートである。
【図29】キーワードテーブル33のデータ構造図である。
【図30】アクティブキーワードテーブル34のデータ構造図である。
【図31】キーワード抽出一覧表を示す図である。
【図32】メッセージ処理プログラムを記憶媒体に記憶した場合の説明図である。
【符号の説明】
11 端末装置
13 サーバ装置
14 メッセージ処理プログラム
15 メッセージファイル
16 メッセージ管理テーブル
Claims (13)
- 複数の端末装置からのメッセージを処理するメッセージ処理装置において、
複数の受信者を宛先とするメッセージを送信し、各受信者からの応答メッセージを受信した場合に、前記メッセージの内容と発信者名と受信者名と前記メッセージに関わる受信者の業務が完了したか否か示す完了情報とを対応づけて記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている前記メッセージの内容と受信者名と各受信者の完了情報とを含む受信者状況表を作成し、作成した受信者状況表を発信者及び各受信者が確認できるように各端末装置に表示させる制御手段とを備えることを特徴とするメッセージ処理装置。 - 前記記憶手段は、前記メッセージが開封されたか否かを示す開封情報を受信者名に対応させて記憶し、
前記記憶手段に記憶されている発信済の前記メッセージの内容を修正する修正手段と、
前記修正手段により修正された前記メッセージの全受信者の開封情報を開封済の状態から未開封の状態に戻す回復手段とを備えることを特徴とする請求項1記載のメッセージ処理装置。 - 前記記憶手段は、前記メッセージの受信者により入力されたコメントを前記メッセージと対応させて記憶し、
前記回復手段は、前記修正手段により発信済の前記メッセージが修正されたとき、前記記憶手段に記憶されている発信済の前記メッセージの全受信者の開封情報を未開封の状態に戻すと共に、前記受信者が作成した、前記メッセージに対するコメントをそのまま保存することを特徴とする請求項2記載のメッセージ処理装置。 - 前記記憶手段に記憶されている前記メッセージの受信者の開封情報から該メッセージの開封率を求める開封率取得手段を有し、
前記制御手段は、前記開封率取得手段で取得された開封率を前記メッセージ毎に表示させることを特徴とする請求項2記載のメッセージ処理装置。 - 前記記憶手段は、前記メッセージのメッセージ種別を記憶し、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されているメッセージ種別と、受信者名と、完了情報とを前記メッセージの受信者状況表の情報として表示させることを特徴とする請求項1、2または3記載のメッセージ処理装置。
- 前記メッセージの内容と前記受信者状況表を、前記メッセージの発信者及び受信者全員が端末装置の画面上で確認できるようにしたことを特徴とする請求項1、2または3記載のメッセージ処理装置。
- 受信者が受信した前記メッセージに対するコメントを入力するコメント欄をメッセージに設け、前記コメント欄に入力されたコメントを前記受信者状況表の各受信者のコメントとして表示させることを特徴とする請求項1、2また3記載のメッセージ処理装置。
- 前記制御手段は、前記メッセージに設定されている応答期限に対する遅延状況を表示させることを特徴とする請求項1、2、3または4記載のメッセージ処理装置。
- 前記メッセージの受信者の完了情報から完了率を求める完了率取得手段を有し、前記制御手段は、完了率取得手段で取得された完了率を前記メッセージ毎に表示させることを特徴とする請求項1,2,3または4記載のメッセージ処理装置。
- 前記記憶手段は、前記メッセージ種別に対応させて少なくとも1つのコメントパターンと該コメントパターンに対応するコメント選択肢とを記憶するコメントパターン記憶部を有し、前記メッセージに対するコメントを作成する際に、前記メッセージのメッセージ種別に対応するコメントパターンの複数のコメント選択肢を前記メッセージのコメント欄に表示すると共に、表示されたコメント選択肢の内で受信者により選択されたコメント選択肢を前記メッセージに対する前記受信者のコメントとして設定する設定手段とを備えることを特徴とする請求項5記載のメッセージ処理装置。
- 検索すべきキーワードを設定する設定手段と、
前記設定手段で設定されたキーワードを全受信者のコメントから検索する検索手段と、
前記検索手段で検索された前記キーワードを含むコメントの件数を集計する集計手段とを有し、
前記制御手段は、前記集計手段で集計された前記キーワード別の件数を端末装置に表示させることを特徴とする請求項1、2または3記載のメッセージ処理装置。 - 複数の端末装置からのメッセージを管理するメッセージ管理方法において、
複数の受信者を宛先とするメッセージを送信し、各受信者からの応答メッセージを受信した場合に、前記メッセージの内容と発信者名と受信者名と前記メッセージに関わる受信者の業務が完了したか否かを示す完了情報とを対応づけて記憶手段に記憶し、
前記記憶手段に記憶されている前記メッセージの内容と受信者名と各受信者の完了情報とを含む受信者状況表を作成し、作成した受信者状況表を発信者及び各受信者が確認できるように各端末装置に表示させることを特徴とするメッセージ管理方法。 - 複数の受信者を宛先とするメッセージを送信し、各受信者からの応答メッセージを受信した場合に、前記メッセージの内容と発信者名と受信者名と前記メッセージに関わる受信者の業務が完了したか否かを示す完了情報とを対応づけて記憶手段に記憶させ、
前記記憶手段に記憶されている前記メッセージの内容と受信者名と各受信者の完了情報とを含む受信者状況表を作成し、作成した受信者状況表を発信者及び各受信者が確認できるように各端末装置に表示させるメッセージ管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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