JP3681201B2 - ディスク装置及びディスク装置の組立方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はディスク装置及びディスク装置の組立方法に関し、特に、コンピュータシステムの外部記憶装置として使用される磁気ディスク装置における組立を簡素化したディスク装置及びディスク装置の組立方法に関する。
【0002】
近年の磁気ディスク装置においては二極分化が進み、一方は容量も性能もそこそこでコストを優先したローエンドと呼ばれる装置として発展し、他方は大容量と高性能が要求されるハイエンドと呼ばれる装置として発展している。このうち、ハイエンドと呼ばれるディスク装置は、その特徴から記録ディスクを多数枚搭載し、しかも記録ディスクを高速回転する必要がある。このため、従来のハイエンドの磁気ディスク装置は、スピンドルに多数枚搭載された磁気ディスクの間に、ヘッドが先端に取り付けられたキャリッジを挿入して組み立てる工程が複雑になっており、組立工数がかかるので、組立工数がかからない簡素な構造のディスク装置が望まれている。
【0003】
【従来の技術】
従来の磁気ディスク装置60をカバーを外して平面視すると、図6に示すような構造になっている。図6において、61は実際に記録を行う媒体である磁気ディスク、62は磁気ディスク61を規定回転数で回転させるためのスピンドルモータ、63は磁気ディスク61に対してデータの書き込み及び読出を行うためのヘッド、64はヘッド63を磁気ディスク61上の目的の場所に位置決めするためのアクチュエータ、65はスピンドルモータ62とアクチュエータ64とを保持するベース(ハウジング)である。そして、アクチュエータ64は、ヘッド63を取り付けるキャリッジ66と、このキャリッジ66を駆動するボイスコイルモータ67とから構成されており、ボイスコイルモータ67はベース65に固定されるステータ部67Sと、キャリッジ66の一部をなすロータ部67Rとから構成されている。
【0004】
このような磁気ディスク装置60には、そのベース65の形によって、図7に示すフラット型ベースの磁気ディスク装置70と、図8に示すようなバスタブ型ベースの磁気ディスク装置80がある。従って、ここでは、それぞれの型の磁気ディスク装置のスピンドルモータ構造及びディスク装置の組立方法について説明する。
【0005】
図7(a) はフラット型ベースの磁気ディスク装置70の組立途中の状態を示している。この状態では、スピンドルモータ62があらかじめフラットなベース65Fに圧入されており、このスピンドルモータ62のハブに複数枚の磁気ディスク61が搭載されている。また、ベース65F上にはボイスコイルモータのステータ部67Sが取り付けられている。
【0006】
フラット型ベースの磁気ディスク装置70を組み立てる際は、この後、ヘッド63が取り付けられたアクチュエータ64のキャリッジ66を、ヘッド63が磁気ディスク61に干渉しない状態でフラットなベース65F上に載置し、キャリッジ66に設けられた回転軸孔68をベース65F上の軸孔65Hに合わせ、ベース65Fの下側から回転軸69を取り付ける。そして、この状態でキャリッジ66を回転させ、ヘッド63を各磁気ディスク61を挟むようにロードし、ロータ67Rをステータ67Sに挿入する。
【0007】
図7(b) はフラット型ベースの磁気ディスク装置70の完成状態を示すものである。スピンドルモータ62とアクチュエータ64を搭載したベース65Fにはガスケット72を介してカバー71が取り付けられており、このカバー71にキャリッジ66の上側の回転軸73が取り付けられている。磁気ディスク61はスピンドルモータ62によって回転させられ、キャリッジ66はボイスコイルモータ67によって揺動することにより、ヘッド63がこの磁気ディスク61上の所望のトラック上に位置決めされる。
【0008】
図8(a) は、バスタブ型ベースの磁気ディスク装置80の組立途中の状態を示している。この状態では、スピンドルモータ62があらかじめ所定の大きさのフランジ81に突設されており、このスピンドルモータ62のハブに複数枚の磁気ディスク61が搭載されている。また、ベース65B上にはこのフランジ81を挿入して取り付ける取付孔65Aが開けられている。
【0009】
バスタブ型ベースの磁気ディスク装置80を組み立てる際は、磁気ディスク61を複数枚備えたスピンドルモータ62を治具90の第1の取付部91に吊り下げ、この後、ヘッド63が取り付けられたキャリッジ66とボイスコイルモータ67とを備えたアクチュエータ64のキャリッジ66を、ヘッド63が磁気ディスク61に干渉しない状態で治具90の第2の取付部92に吊り下げる。そして、この状態で第2の取付部92においてキャリッジ66を回転させ、ヘッド63を各磁気ディスク61を挟むようにロードする。
【0010】
スピンドルモータ62とアクチュエータ64とが吊り下げられた治具90は、フランジ81が取付孔65Aに嵌まるように取付位置を合わせてバスタブ型ベース65Bに載置され、フランジ81がねじ82によってベース65Bの取付孔65Aに固定され、キャリッジ66がねじ83によってベース65B上に固定される。
【0011】
図8(b) はバスタブ型ベースの磁気ディスク装置80の完成状態を示すものである。スピンドルモータ62とアクチュエータ64を搭載したベース65Bにはガスケット85を介してカバー84が取り付けられており、このカバー84にスピンドルモータ62の上側の回転軸87と、アクチュエータ64の上側の回転軸86が取り付けられている。磁気ディスク61はスピンドルモータ62によって回転させられ、キャリッジ66はボイスコイルモータ67によって揺動することにより、ヘッド63がこの磁気ディスク61上の所望のトラック上に位置決めされる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、フラット型ベースの磁気ディスク装置70においては、スピンドルモータ62があらかじめベース65Fに圧入されているため、この状態で、スピンドルモータ62に磁気ディスク61を搭載し、アクチュエータ64のキャリッジ66を回転軸69で固定してから回転させ、ヘッド63を磁気ディスク61を挟むようにロードする必要がある。このため、アクチュエータ64のキャリッジ66の先端部を磁気ディスク61から離しておく領域が必要であり、ベース65Fがフラットな形状以外では組み立て不可能である。しかしながら、フラット型のベース65Fは、磁気ディスク61を数多く搭載して高速回転を行うようなスピンドルモータ62の保持には向かない。また、サーボ情報を記録するサーボトラックライト(STW)時のクランプがベース65Fのそり等に影響したり、また、低剛性のため共振点も低く、スピンドルモータ62の軸受ベアリングの玉通過振動と一致しやすいため、高精度なSTWも行いにくい。
【0013】
一方、バスタブ型ベースの磁気ディスク装置80においては、スピンドルモータ62にベース65Bに固定されるフランジ81が付いているため、ベース65Bの外部で磁気ディスク61の間にヘッド63をロードしてからベース65Bに落としこむことが可能であり、ある程度強度の取れるバスタブ構造のベース65Bが採用でき、フラット型ベース65Fのような強度的な影響は小さくなる。しかしながら、バスタブ型ベースの磁気ディスク装置80ではベース65Bにフランジ81を取り付けるための大きな取付孔65Aが必要であり、フランジ81とベース65Bとの重なり部分の肉厚がとれないために剛性はそれ程大きくとれない。しかも、バスタブ型ベースの磁気ディスク装置80では、図8(a) ,(b) に示したように、スピンドルモータ62の構造が複雑となり、この構造だとスピンドルモータ62のコストが上昇してしまう。
【0014】
そこで、本発明は、スピンドルモータに搭載されたディスクへの、アクチュエータのヘッドのロードをディスク装置のベースの外部において行なうことができると共に、ベースの剛性の障害となっていたフランジ取付孔をベースから無くしてベースの剛性を上げることによってスピンドルモータの支持剛性を高めることができ、更には、スピンドルモータの構成を簡素にしてモータ部分のコストを低く抑えることができると共に、スピンドルモータのベースへの組み付けをも簡単にしたディスク装置及びディスク装置の組立方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成する本発明のディスク装置は、ベースと、ベースの開口部を封止するカバーと、少なくとも1枚の記録ディスクを搭載してこれを回転させるスピンドルモータと、記録ディスクとの間でリード/ライトを行なうヘッドを少なくとも1個搭載したキャリッジと、キャリッジを駆動するボイスコイルモータとが備えられたディスク装置であって、スピンドルモータの回転軸である固定シャフトをベースから分離可能にし、ねじ穴を設けたその両端をねじでそれぞれカバーとベースに固定できるようにすると共に、スピンドルモータのステータをベース上に設け、スピンドルモータのロータ組立体は、ハブが、固定シャフトの上下2箇所でベアリングによって回転支持されると共に、ベアリングの上下には、ハブの内側をディスク装置のハウジング内の雰囲気からシールするシール手段を設けて構成し、ボイスコイルモータのステータは、ベース上にキャリッジとは独立に固定し、ロータ組立体とこれに組み合わされるキャリッジと、ステータとボイスコイルモータのステータとが設けられたベースと、カバーとを分離可能に構成したことを特徴としている。
【0016】
この構造において、固定シャフトの高さ方向の位置決めを行う位置決め手段は、固定シャフトを膨出して設けられたつば状の凸部か、或いは、固定シャフトの外周部にフランジを取り付けることによって実現できる。このとき、固定シャフトの高さ方向の位置決めを行なうつば状の凸部とベースとの間に溝を設け、この溝に環状のシール部材を挟み込んでも良い。更に、溝に対向する固定シャフトの部位に首部を設け、環状のシール部材をこの首部で保持するようにしても良い。
【0017】
また、この構造においてシール手段が共に磁性シールである場合に、固定シャフトの両端面に穿設されたシャフト固定用のねじ穴の一方の下穴を2個のベアリングの間の位置まで延長し、横孔をこのシャフトに設けてこの下穴を2個のベアリングの間のハブの内側の空間に連通し、更に、下穴を設けた方のねじ穴に取り付けられるねじには、その軸を軸線方向に貫通する呼吸孔を設けても良い。この時、固定シャフトの下端外周面にシャフト固定用のねじ溝を、ねじ穴の代わりに螺設し、このねじ溝にはディスク装置のハウジングの外部からナットを螺合させて固定シャフトを固定するようにしても良い。更にまた、ねじ溝が設けられた固定シャフトの端部から縦穴を設けてこの縦穴を横孔に連通しても良い。
【0018】
更に、この構造において、上部ベアリングの上側は磁性シール、下部ベアリングの下側はラビリンスシールとし、ラビリンスシールは多重化しても良い。
一方、前記目的を達成する本発明のディスク装置の組立方法は、上方が開口した箱型のベースと、ベースの開口部を封止するカバーと、少なくとも1枚の記録ディスクを搭載してこれを回転させるスピンドルモータと、記録ディスクとの間でリード/ライトを行なうヘッドを少なくとも1個搭載したキャリッジと、キャリッジを駆動するボイスコイルモータとが備えられたディスク装置であって、スピンドルモータの回転軸である固定シャフトをベースから分離可能に設けると共に、スピンドルモータのステータをベース上に設け、スピンドルモータのロータ組立体は、ハブが、固定シャフトの上下2箇所でベアリングによって回転支持すると共に、ベアリングの上下には、ハブの内側をディスク装置のハウジング内の雰囲気からシールするシール手段を設けて構成し、ボイスコイルモータはベース上にキャリッジとは独立に固定し、ロータ組立体とこれに組み合わされるキャリッジと、ステータとボイスコイルモータのステータとを設けたベースと、カバーとを分離可能に構成したディスク装置の組立方法であって、ロータ組立体の固定シャフトに形成されたねじ穴を吊り下げねじが配置された治具に吊り下げ、次いでキャリッジの回転軸を、スピンドルモータに緩衝しない状態で治具の別の吊り下げねじを用いて治具に吊り下げ、キャリッジを回転させることによってロータ組立体とキャリッジとを、ベース或いはカバーの外部において独立に組み立て、組み立てられた状態のロータ組立体とキャリッジとを、ステータとボイスコイルモータのステータとが配置されたベースの上に載置してベース上に固定し、これにカバーを取り付けてディスク装置を組み立てることを特徴としている。
【0019】
本発明のディスク装置によれば、ボトムロータタイプのスピンドルモータで、スピンドルモータの固定シャフトに位置決め固定部を持ち、かつマグネットを備えたロータ組立体と、このマグネットに電磁的に回転力を発生させるためのステータを有したベース組立体とが分離構造となっている。このため、ベース組み込みの前工程でのロータ組立体への磁気ディスクの搭載、及び、ヘッドのロードを行った状態にてベース組立体に組み込むことが可能となり、ベース剛性および、スピンドルの支持剛性を強固なものにできる。しかも、モータ部分のコストも低くおさえることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を用いて本発明のディスク装置及びディスク装置の組立方法の実施の形態を、磁気ディスク装置を例にとって具体的な実施例に基づいて説明する。
図1(a) は本発明のディスク装置のスピンドルモータ構造の一実施例の構成を示す磁気ディスク装置のスピンドルモータ50の組立図であり、ディスク装置のスピンドルモータ50の部分のみを拡大して示している。また、図1(b) は図1(a) のスピンドルモータ50の組立後の状態を示す断面図である。
【0021】
図1(a) に示すように、この実施例では、スピンドルモータ50は、固定シャフト10の単体に対して2個のベアリング12が近接して配置されており、このベアリング12にハブ11が回転可能に保持されている。ハブ11の上側の内周面には、リング状のホルダ21を介して磁性シール13が設けられており、ハブ11の下側の内周面には直接磁性シール13が取り付けられている。また、ハブ11の外周面にはスペーサ27を介して磁気ディスク6が取り付けられており、ハブ11の上面にねじ29によって固着されるクランプ28によって固定されている。更に、ハブ11の磁気ディスク6の受け面の下部には、ヨーク14が、かしめまたは接着にて固定されている。そして、ヨーク14の内周面には所定個数のマグネット15が接着されている。
【0022】
一方、固定シャフト10は、下側の磁性シール13の下側がスカート状に膨出されており、スカート状のつば部16が形成されている。このつば部16の下面は固定シャフト10の軸線に対して直交している。
この実施例において、つば部16がスカート状をしている理由は、図2(a) に示すように、ロータ組立体51が組み立てられた後、つば部16のスカートの斜面に沿ってディスペンサ40のノズル41を挿入し、磁性流体42の注入をディスペンサ40にて行うためである。磁性シール13は、図2(a) のP部の拡大図である図2(b) に示すように、実際には2枚のホールピース13A,13Bと、これらに挟まれたマグネット13Cとから構成されており、ディスペンサ40にて注入された磁性流体42は、ホールピース13A,13Bの内周部と固定シャフト10の外周部との間に充填される。また、図1(a) に示すように、上側の磁性シール13の上面とクランプ28との間にはプロテクタ26が取り付けられている。
【0023】
更に、固定シャフト10の両端面には内周部にタップが切られたねじ穴9,18が、固定シャフト10の軸線方向にその中心線を一致させた状態で設けられている。この実施例では、下側のねじ穴18が固定シャフト10の軸線方向に延長されて下穴(縦穴)19が設けられている。この下穴19の先端部は固定シャフト10の外周部に取り付けられた2個のベアリング12の取付位置の間の部分まで延長されている。そして、この下穴19の先端部の近傍には横孔20が設けられており、下穴19をハブ11の内周面とベアリング12で挟まれた空間に連通している。
【0024】
更にまた、固定シャフト10のベース側の先端部に設けられたつば部16は、このつば部16の固定シャフト10の軸線に対して垂直な面をベースと付きあてることにより、高さ方向の固定シャフト10の位置決めが行なえるようになっている。そして、このつば部16よりも先端の部分は、精度よく加工されており、後述するベースにこの固定シャフト10が取り付けられた時に、ベースとの間で横方向の位置決めが行なわれるようになっている。
【0025】
一方、ディスク装置のベース1にはステータ22を収容するための凹部2が設けられており、この凹部2の中央部には取付孔4の開いた突起部3がある。また、ベース1のつば部16が当たる部分の突起部3の内側には溝36があり、Oリング17がこの溝36に挿入される。スピンドルモータ50のステータ22はこの突起部3の周囲に設けられ、例えば、図3(a) に示すように、12個のコア12Aにコイル12Bが巻回された12極の電磁石として構成される。
【0026】
また、ステータ22のコイル12Bの端部に接続するリード線23は、ベース1の凹部2の底面に設けられた引出孔に挿入された絶縁用のブッシュ24を介してベース1の外に引っ張り出され、フレキシブル回路基板(FPC)25に符号Hで示すようにはんだ付けされる。リード線23の引出し部は、この後、密閉を保つため接着剤にて塞がれる。
【0027】
更に、固定シャフト10のつば部16よりも先端側で、前述のベース1の凹部2に設けられた突起部3との嵌め合い部には、図3(b) に示すように、首部10Nが設けられている。この首部10Nは、つば部16と突起部3との間の密閉用のOリング17を保持するためのものである。
次に、以上のような構造のディスク装置のスピンドルモータ50の組み立てについて説明する。
【0028】
組み立ては、まず、図2(a) に示したロータ組立体51から行なわれる。固定シャフト10にベアリング12を介してハブ11と磁性シール13が取り付けられた後、ハブ11に対して磁気ディスク6が所定枚数(例えば5枚)だけスペーサ27を挟んだ状態で積層され、上側の磁性シール13の上にプロテクタ26を取り付けた後に、クランプ28がねじ29によって固定される。
【0029】
このようにして組み立てられたロータ組立体51は、固定シャフト10の先端部をベース1の凹部2に設けられた突起部3の取付孔4に挿入し、つば部16を突起部3の上面に突き当てる。そして、この状態で取付孔4の外部からねじ30を挿入してタップが切られたねじ孔18に螺着する。なお、このねじ30には、軸線方向に通気孔37が設けられており、ねじ30がベース1に取り付けられた状態で、下穴19と横孔20を通じてハブ11の内部の空間の通気が行なえるようになっている。
【0030】
そして、ベース1に取り付けられたロータ組立体51の上からカバー5を被せ、カバー5に設けられたシャフト固定孔7にねじ8を通し、タップが設けられたねじ孔9に螺着すれば、カバー5がロータ組立体51に取り付けられる。この状態が図1(b) に示される。
次に、以上のような構造のロータ組立体51を使用して、磁気ディスク装置を組み立てる方法について図4(a) ,(b) を用いて説明する。
【0031】
まず、前述のように、固定シャフト10にベアリング12を介してハブ11と磁性シール13が取り付けられた後、ハブ11に対して磁気ディスク6が所定枚数(例えば5枚)だけスペーサ27を挟んだ状態で積層され、磁性シール13が取り付けられた後に、クランプ28がねじ29によって固定されてロータ組立体51が組み立てられる。この状態では、固定シャフト10のつば部16の付き当て部の下にある首部10NにはOリング17が嵌め込まれている。
【0032】
また、キャリッジ52は、固定シャフト45にベアリング47を介してキャリッジ本体46が取り付けられた後に、キャリッジ52のアーム部44の先端にヘッド43が搭載され、キャリッジ52のアーム部44の反対側にボイスコイルモータのロータ54が形成される。
以上のようにして組み立てられたロータ組立体51とキャリッジ52は、予め第1の取付部91と第2の取付部92のピッチが、ディスク装置のベース1上のロータ組立体51の回転軸とキャリッジ52の回転軸のピッチに合わされた治具90に、ロータ組立体51が第1の取付部91に、キャリッジ52が第2の取付部92に吊り下げられた状態で取り付けられる。このとき、キャリッジ52は、最初はその先端部のヘッド43が、ロータ組立体51の磁気ディスク6に干渉しないように第2の取付部92に吊り下げられる。
【0033】
ロータ組立体51とキャリッジ52が治具90の第1の取付部91と第2の取付部92にそれぞれ吊り下げられると、キャリッジ52が吊り下げ位置で回転させられ、各ヘッド43がロータ組立体51側の磁気ディスク6に対向するように磁気ディスク6にロードされる。
一方、ベース1側には凹部2の突起部3の周囲にスピンドルモータ50のステータ22が取り付けられ、その配線処理が行なわれる。また、ベース1の端部にはボイスコイルモータのステータ53の一部分が取り付けられる。
【0034】
この状態で、ロータ組立体51とキャリッジ52が組み合わされた状態で保持された治具90が持ち上げられ、固定シャフト10の位置がベース1の凹部2に設けられた取付孔4に一致し、キャリッジ52の回転軸がベース1のキャリッジ取付孔55に一致する状態で、ベース1に落とし込まれる。
この後、ベース1の裏側から、ねじ30が取付孔4に挿通され、固定シャフト10に螺着されてロータ組立体51がベース1に固定されると共に、ねじ56がキャリッジ取付孔55に挿通され、キャリッジ52の固定シャフト45がベース1に固定される。
【0035】
このようにして、ベース1上にロータ組立体51とキャリッジ52が取り付けられると、治具90が外される。そして、ボイスコイルモータのステータ53の残りの部分が取り付けられた後に、図4(b) に示すように、ベース1の縁部にガスケット57を介してカバー5が被せられ、ねじ8でロータ組立体51がカバー5に固定される。また、ねじ58によってキャリッジ52がカバー5に固定される。
【0036】
以上説明した実施例から分かるように、本発明ではロータ組立体(スピンドルモータ)51に搭載されたディスク6への、キャリッジ(アクチュエータ)52のヘッド43のロードを、ディスク装置のベース1の外部において行なうことができると共に、ベース1には大きなフランジ取付孔がないので、ベース1の剛性を上げることによってスピンドルモータ50の支持剛性を高めることができる。更には、スピンドルモータ50の構成が、ロータ組立体51とステータ22とを分離することによって簡素になるので、モータ部分のコストを低く抑えることができると共に、スピンドルモータ50のベース1への組み付けも簡単になる。
【0037】
図5(a) は本発明のディスク装置のスピンドルモータ構造の他の実施例の構成を示す磁気ディスク装置のスピンドルモータ50′の組立図であり、ディスク装置のスピンドルモータ50′の部分のみを拡大して示している。また、図5(b) は図5(a) のスピンドルモータ50′の組立後の状態を示す断面図である。なお、図5(a) ,(b) においては、図1(a) ,(b) と同じ部材については同じ符号を付して説明する。
【0038】
図5(a) に示すように、この実施例では、スピンドルモータ50′は、固定シャフト10の単体に対して2個のベアリング12が近接して配置されており、このベアリング12にハブ11が回転可能に保持されている。ハブ11の上側の内周面には、リング状のホルダ21を介して磁性シール13が設けられており、ハブ11の下側の内周面にはラビリンスシール31が設けられている。また、ハブ11の外周面にはスペーサ27を介して磁気ディスク6が取り付けられており、ハブ11の上面にねじ29によって固着されるクランプ28によって固定されている。更に、ハブ11の磁気ディスク6の受け面の下部には、ヨーク14が、かしめまたは接着にて固定されている。そして、ヨーク14の内周面には所定個数のマグネット15が接着されている。
【0039】
一方、固定シャフト10の下側のベアリング12の下部は拡径されており、この拡径部の下方にフランジ32が固着されている。このフランジ32の下面は固定シャフト10の軸線に対して直交している。また、フランジ32の上面には多重ラビリンスが構成されており、固定シャフトの拡径部に対向するハブ11の内面には、フランジ32の上面に構成された多重ラビリンスに対向する多重ラビリンスを備えたラビリンスシール31が取り付けられている。ラビリンスシール31は、圧力が高低となる部分を交互に設けて回転による圧力差で空気を遮断するシールのことである。
【0040】
更に、固定シャフト10の上端面には内周部にタップが切られたねじ穴9が、固定シャフト10の軸線方向にその中心線を一致させた状態で設けられている。また、固定シャフト10の下端部にはねじ33が設けられている。また、前述のフランジ32は、その固定シャフト10の軸線に対して垂直な下面をベースと付き当てることにより、高さ方向の固定シャフト10の位置決めが行なえるようになっている。そして、固定シャフト10の先端の部分は、精度よく加工されており、高さ方向の固定シャフト10の位置決めが行なえるようになっている。
この実施例においても、固定シャフト10のねじ33側の端部から縦穴48を設け、この縦穴48を前述の横穴20に連通させることができる。
【0041】
一方、ディスク装置のベース1にはステータ22を収容するための凹部2が設けられており、この凹部2の中央部には取付孔4の開いた突起部3がある。また、取付孔4の外側にはナット収容穴38が設けられている。スピンドルモータ50のステータ22はこの突起部3の周囲に設けられ、例えば、図3(a) に示すように、12個のコア12Aにコイル12Bが巻回された12極の電磁石として構成される。
【0042】
また、ステータ22のコイル12Bの端部に接続するリード線23は、ベース1の凹部2の底面に設けられた引出孔に挿入された絶縁用のブッシュ24を介してベース1の外に引っ張り出され、FPC25に符号Hで示すようにはんだ付けされる。リード線23の引出し部は、この後、密閉を保つため接着剤にて塞がれる。
【0043】
次に、以上のような構造のディスク装置のスピンドルモータ50′の組み立てについて説明する。
組み立ては、まず、図5(a) に示したロータ組立体51′から行なわれる。固定シャフト10に多重ラビリンスを備えたフランジ32を取り付けた後、ベアリング12を介してハブ11と磁性シール13が取り付けられる。そして、ハブ11に対して磁気ディスク6が所定枚数(例えば5枚)だけスペーサ27を挟んだ状態で積層され、上側の磁性シール13の上にプロテクタ26を取り付けた後に、クランプ28がねじ29によって固定される。
【0044】
このようにして組み立てられたロータ組立体51′は、固定シャフト10の先端部のねじ33を、ベース1の凹部2に設けられた突起部3の取付孔4に挿入した後ナット収容穴38内に突出させる。この状態ではフランジ32の下面が突起部3の上面に突き当たる。そして、この状態でナット収容穴38の外部からナッド34をねじ33に螺着し、ナット34の外側にシール板35を貼り付ける。
【0045】
そして、ベース1に取り付けられたロータ組立体51′の上からカバー5を被せ、カバー5に設けられたシャフト固定孔7にねじ8を通し、タップが設けられたねじ孔9に螺着すれば、カバー5がロータ組立体51′に取り付けられる。この状態が図5(b) に示される。
以上のような構造のスピンドルモータ50′を使用して、磁気ディスク装置を組み立てる方法については、図4(a) ,(b) において説明した前述の実施例のスピンドルモータ50を使用して磁気ディスク装置を組み立てる方法と同じであるので、その説明を省略する。
【0046】
この実施例のスピンドルモータ構造からも分かるように、本発明ではロータ組立体(スピンドルモータ)51′に搭載されたディスク6への、キャリッジ(アクチュエータ)52のヘッド43のロードを、ディスク装置のベース1の外部において行なうことができると共に、ベース1には大きなフランジ取付孔がないので、ベース1の剛性を上げることによってスピンドルモータ50′の支持剛性を高めることができる。更には、スピンドルモータ50′の構成が、ロータ組立体51とステータ22とを分離することによって簡素になるので、モータ部分のコストを低く抑えることができると共に、スピンドルモータ50′のベース1への組み付けも簡単になる。
【0047】
以上本発明のディスク装置及びディスク装置の組立方法を磁気ディスク装置の実施例によって説明したが、本発明の構造及び組立方法は光ディスク装置等の他のディスク装置にも適用できる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、スピンドルモータに搭載されたディスクへの、アクチュエータのヘッドのロードをディスク装置のベースの外部において行なうことができると共に、ベースの剛性の障害となっていたフランジ取付孔をベースから無くしてベースの剛性を上げることによってスピンドルモータの支持剛性を高めることができ、更には、スピンドルモータの構成を簡素にしてモータ部分のコストを低く抑えることができると共に、スピンドルモータのベースへの組み付けが簡単になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a) は本発明のディスク装置のスピンドルモータ構造の一実施例の構成を示す組立図、(b) は(a) のディスク装置のスピンドルモータ構造の組立後の状態を示す断面図である。
【図2】 (a) は図1(a) の構造において磁性シールを注入する状態を説明する説明図、(b) は磁性シールを説明するための(a) のP部の部分拡大図である。
【図3】 (a) は本発明のディスク装置のスピンドルモータ構造においてベース側に設けるステータコイルの平面図、(b) は図1に示した固定シャフトの首部を示す固定シャフトの要部拡大側面図である。
【図4】 (a) , (b) は図1(a) , (b) に示した本発明のディスク装置のスピンドルモータの組立方法を示す工程図である。
【図5】 (a) は本発明のディスク装置のスピンドルモータ構造の他の実施例の構成を示す組立図、(b) は(a) のディスク装置のスピンドルモータ構造の組立後の状態を示す断面図である。
【図6】従来のディスク装置の構成を示す平面図である。
【図7】従来のフラットベース型のディスク装置の組立を示すものであり、(a) はスピンドルモータにキャリッジを取り付ける状態を示す組立図、(b) は(a) のディスク装置の組立後の状態を示す断面図である。
【図8】従来のフランジ付スピンドルモータを備えたディスク装置の組立を示すものであり、(a) はベースにキャリッジとスピンドルモータを同時に取り付ける状態を示す組立図、(b) は(a) のディスク装置の組立後の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1…ベース
2…上部
3…突起部
4…取付孔
5…カバー
6…磁気ディスク
7…シャフト固定孔
8…ねじ
9…ねじ穴
10…固定シャフト
11…ハブ
12…ベアリング
13…磁性シール
14…ヨーク
15…マグネット
16…つば部
17…Oリング
18…ねじ穴
19…下穴
20…横穴
27…スペーサ
28…クランプ
29…ねじ
30…ねじ
31…ラビリンスシール
32…フランジ
33…ねじ
34…ナット
37…通気孔
38…ナット収容穴
50,50′…スピンドルモータ
51,51′…ロータ組立体
52…キャリッジ
53…ステータ
54…ロータ
Claims (13)
- ベース(1) と、前記ベース(1) の開口部を封止するカバー(5) と、少なくとも1枚の記録ディスク(6) を搭載してこれを回転させるスピンドルモータ(50)と、前記記録ディスク(6) との間でリード/ライトを行なうヘッド(43)を少なくとも1個搭載したキャリッジ(52)と、前記キャリッジ(52)を駆動するボイスコイルモータ(53, 54)とが備えられたディスク装置であって、
前記スピンドルモータ(50)の回転軸である固定シャフト(10)を前記ベース(1)から分離可能にし、ねじ穴を設けたその両端をねじ(8, 30) でそれぞれ前記カバー(5) と前記ベース(1) に固定できるようにすると共に、前記スピンドルモータ(50)のステータ(22) を前記ベース(1)上に設け、
前記スピンドルモータ(50)のロータ組立体 (51) は、ハブ(11) が、前記固定シャフト(10)の上下2箇所でベアリング(12)によって回転支持されると共に、前記ベアリング(12)の上下には、前記ハブ(11)の内側をディスク装置のハウジング内の雰囲気からシールするシール手段(13, 31)を設けて構成し、
前記ボイスコイルモータのステータ(53)は、前記ベース(1)上に前記キャリッジ(52) とは独立に固定し、
前記ロータ組立体 (51) とこれに組み合わされる前記キャリッジ(52) と、前記ステータ (22) と前記ボイスコイルモータのステータ (53) とが設けられた前記ベース(1)と、前記カバー(5)とを分離可能に構成したことを特徴とするディスク装置。 - 請求項1に記載のディスク装置であって、
前記ベース (1) 上に前記固定シャフト (10) の取付孔 (4) が設けられ、前記固定シャフト (10) は、前記固定シャフト (10) に設けられた位置決め手段 (16,32) によって前記ベース (1) 上の高さ方向と横方向の位置が決められることを特徴とする磁気ディスク装置。 - 請求項2に記載のディスク装置であって、
前記位置決め手段(16)が前記固定シャフト(1) を膨出して設けられたつば状の凸部であることを特徴とするディスク装置。 - 請求項2に記載のディスク装置であって、
前記位置決め手段(16)が前記固定シャフト(1) の外周部に取り付けられたフランジ(32) であることを特徴とするディスク装置。 - 請求項3に記載のディスク装置であって、
前記つば状の凸部(16)と前記ベース(1)の間に溝(20)が設けられており、この
溝(20)に環状のシール部材(17)が挟み込まれることを特徴とするディスク装置。 - 請求項5に記載のディスク装置であって、
前記溝 (36)に対向する前記固定シャフト(10)に首部(10N) が設けられており、前記環状のシール部材(17)がこの首部(10N) に保持されることを特徴とするディスク装置。 - 請求項1から6の何れか1項に記載のディスク装置であって、前記シール手段 (13, 31) が共に磁性シールであることを特徴とするディスク装置。
- 請求項7に記載のディスク装置であって、
前記固定シャフトの両端面に穿設されたシャフト固定用のねじ穴の一方の下穴を前記2個のベアリングの間の位置まで延長し、横孔をこのシャフトに設けてこの下穴と前記2個のベアリングの間の前記ハブの内側の空間に連通し、更に前記下穴を設けた方のねじ穴に取り付けられるねじには、その軸を軸線方向に貫通する呼吸孔を設けたことを特徴とするディスク装置。 - 請求項8に記載のディスク装置であって、
前記固定シャフトの下端外周面にシャフト固定用のねじ溝を、前記ねじ穴の代わりに螺設し、このねじ溝にはディスク装置のハウジングの外部からナットを螺合させて前記固定シャフトを固定することを特徴とするディスク装置。 - 請求項9に記載のディスク装置であって、前記ねじ溝が設けられた前記固定シャフトの端部から縦穴が設けられ、この縦穴は前記横孔に連通していることを特徴とするディスク装置。
- 請求項1から6の何れか1項に記載のディスク装置であって、前記シール手段が、上部ベアリングの上側は磁性シール、下部ベアリングの下側はラビリンスシールとなっていることを特徴とするディスク装置。
- 請求項11に記載のディスク装置であって、前記ラビリンスシールが多重化されていることを特徴とするディスク装置。
- ベース(1) と、前記ベース(1) の開口部を封止するカバー(5) と、少なくとも1枚の記録ディスク(6) を搭載してこれを回転させるスピンドルモータ(50)と、前記記録ディスク(6) との間でリード/ライトを行なうヘッド(43)を少なくとも1個搭載したキャリッジ(52)と、前記キャリッジ(52)を駆動するボイスコイルモータ(53,54)とが備えられ、前記スピンドルモータ(50)の回転軸である固定シャフト(10)が前記ベース(1)から分離可能であり、ねじ穴が設けられたその両端をねじ(8, 30) でそれぞれ前記カバー(5) と前記ベース(1) に固定されると共に、前記スピンドルモータ(50)のステータ(22) が前記ベース(1)上に設けられ、前記スピンドルモータ(50)のロータ組立体 (51) は、ハブ(11) が、前記固定シャフト(10)の上下2箇所でベアリング(12)によって回転支持されると共に、前記ベアリング(12)の上下には、前記ハブ(11)の内側をディスク装置のハウジング内の雰囲気からシールするシール手段(13, 31)が設けられて構成され、前記ボイスコイルモータ(53)が前記ベース(1)上に前記キャリッジ(52) とは独立に固定され、前記ロータ組立体 (51) とこれに組み合わされる前記キャリッジ( 52) と、前記ステータ (22) と前記ボイスコイルモータのステータ (53) とが設けられた前記ベース( 1) と、前記カバー( 5) とが分離可能に構成されているディスク装置の組立方法であって、
前記ロータ組立体 (51)の前記固定シャフト(10)に形成されたねじ穴を吊り下げねじが配置された治具に吊り下げ、
次いで前記キャリッジ(52) の回転軸を、前記スピンドルモータ(50) に緩衝しない状態で前記治具の別の吊り下げねじを用いて前記治具に吊り下げ、
前記キャリッジ(52) を回転させることによって前記ロータ組立体 (51)と前記キャリッジ(52) とを、前記ベース(1)或いは前記カバー(5)の外部において独立に組み立て、
組み立てられた状態の前記ロータ組立体 (51)と前記キャリッジ(52) とを、前記ステータ(22)と前記ボイスコイルモータのステータ(53)とが配置された前記ベース(1) の上に載置して前記ベース(1) 上に固定し、
これに前記カバー(5) を取り付けてディスク装置を組み立てることを特徴とするディスク装置の組立方法。
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