JP3679884B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はカラー液晶表示装置において、多色表示を行う信号を発生させる回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
図11は、従来のカラー液晶表示装置の駆動回路のブロック図である。図11において、1は2枚のガラス基板に液晶が挟持された液晶パネルである。2は信号側駆動ICであり、3は走査側駆動ICであり、4は制御回路である。また、5、6および7はそれぞれ赤色、緑色および青色の画像表示用のデジタル信号であり、8は信号側タイミング制御信号であり、9は信号側アナログ信号であり、10は走査側タイミング制御信号であり、11は走査側アナログ信号であり、12は各種同期信号としての同期信号であり、13、14および15はそれぞれ駆動回路へのデジタル信号としての、赤色、緑色および青色の画像表示用のデジタル信号である。なお、本明細書での記載において、赤色、緑色および青色について同じ信号などの表現をする際に、たとえば、赤色、緑色および青色の画像表示用のデジタル信号というときは、赤色の画像表示用デジタル信号、緑色の画像表示用デジタル信号および青色の画像表示用デジタル信号を表わすものとする。制御回路4は、外部の信号発生システムからの赤色、緑色および青色の画像表示用のデータ信号(以下、単にそれぞれR信号、G信号およびB信号ともいう)5、6および7ならびに同期信号12をうけ、信号側駆動IC2へのR信号13、G信号14およびB信号15ならびに信号側タイミング制御信号8および信号側アナログ信号9を与え、走査側駆動IC3に走査側タイミング制御信号10および走査側アナログ信号11を与える。
【0003】
図12は、液晶パネル1の画像表示部の拡大説明図である。図11において、G1、G2、…は走査用信号線、S1、S2、…は表示用信号線である。表示用信号線のうちS3n-2(nは自然数)にはR信号、S3n-1にはG信号、S3nにはB信号が印加される。またP11、P12、…、P21、P22、…は画素を構成するピクセルであり、各ピクセルのうち、R信号線に対応するピクセルには赤色光のみを透過させる色材が塗布されており、G信号線に対応するピクセルには緑色光のみを透過させる色材が塗布されており、B信号線に対応するピクセルには青色光のみを透過させる色材がそれぞれ塗布されている。一画素はR、GおよびBの3ピクセルで構成される。図13、図14および図15はそれぞれR、GおよびBピクセルのスペクトル(波長(nm))−透過率(%)特性を示すグラフであり、これらは塗布されている色材の材質と塗布厚で決定される。
【0004】
図16は2n階調(nビット)のカラー液晶表示装置において、白色の横階調表示を行なったときの、信号側駆動IC2へ送出される各表示信号の波形である。画像の濃度または明暗を表示する信号としての階調数は、たとえば赤色の表示信号として(R1、R2、…Rn)とあらわされ、R1は赤色の最下位ビットの信号を示しており、Rnは赤色のnビット目の信号を示す。同様に、G1は緑の最下位ビットの信号を示しており、Gnは緑のnビット目の信号を示しており、B1は青の最下位ビットの信号を示しており、Bnは青のnビット目の信号を示す。信号期間A0に対応する画素では階調0(黒色)、A1に対応する画素では階調1、Amに対応する画素では階調m(白色)の表示となる。ここで、m=2nである。
【0005】
赤色の単色フル階調表示のばあいには(R1、R2、…、Rn)=(1、1、…、1)、(G1、G2、…、Gn)=(0、0、…、0)、(B1、B2、…、Bn)=(0、0、…、0)、の信号が入力される。同様に緑の単色フル階調表示のばあいには(R1、R2、…、Rn)=(0、0、…、0)、(G1、G2、…、Gn)=(1、1、…、1)、(B1、B2、…、Bn)=(0、0、…、0)、青の単色フル階調表示のばあいには(R1、R2、…、Rn)=(0、0、…、0)、(G1、G2、…、Gn)=(0、0、…、0)、(B1、B2、…、Bn)=(1、1、…、1)となる。ここで、1または0を用いて表示する各ビットの信号によって表される階調数のうち、たとえば24階調のばあい(1,1,1,1)が最も大きく、1ビットのみ0となる、たとえば(0,1,1,1)がつぎに大きく(0,0,0,0)が最も小さい、というように大小関係を表わす。図17は、このようにして表示された液晶表示装置の表示面の色度を計測器により測定し、その結果をCIE色度座標上にプロットしたものである。カラー液晶表示装置の色再現範囲はこの三角形で示され、表示される色はこの三角形内の座標で表わされる。この色再現範囲はRピクセル、GピクセルおよびBピクセルのスペクトル−透過率特性(色材の材質と塗布厚)と駆動電圧で決定される。
【0006】
図18は特開平4−304495号公報に示されるカラー液晶表示装置の駆動回路のブロック図である。図17において、101はデータ変換手段であり、102は並べ換えを示しており、103はシフト回路であり、104はラッチ回路であり、105はデータデコード回路であり、106は電圧マルチプレクサであり、107はカラー液晶パネルであり、108は電圧生成を示しており、109は走査駆動回路である。本ブロック図では、nビットのR、GおよびBの表示データをm(>n)ビットの表示データに変換するデータ変換手段と、前記ビットの表示データを随時とり込み、液晶パネルに対して同時出力が可能な容量の表示データを一時記憶する手段と、2のm乗レベルの電圧を生成する手段と、前記一時記憶された表示データに基づいて、前記2のm乗レベルのうちいずれかのレベルn電圧を選択し、液晶パネルに出力する手段とを設けている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
以上に説明したようにカラー液晶表示パネルの色再現範囲は、カラーフィルター色材の材質と塗布厚および駆動電圧で決定される。したがって、ある所望の色度特性をえるためには、これらの要素の調整を行なう必要がある。このうち色材の材質と塗布厚は、パネルの組み立てに先立ち、カラーフィルターを作製する際に調整を行なわなければならないため、変更に長期の期間を要するばかりでなく、リアルタイムに所望の色度特性の材質と塗布厚のデーターをうることができず、トライアンドエラーとならざるをえない。さらに多大な変更費用が発生する。
【0008】
また、駆動電圧を走査して所望の色度特性をうる方法では、階調出力用のデコーダ回路に供給されるアナログ信号が通常、ただ一組であるという駆動ICの構成上の制約により、R、GおよびBそれぞれ独立に駆動電圧を制御することは不可能である。したがって、R、GおよびBそれぞれ独立に所望の色度特性をうることができない。黒表示のばあいの駆動電圧を低く設定することにより、色再現範囲の全体を小さくすることは可能であるが、このばあいはコントラストの低下を招くという欠点がある。
【0009】
さらに、nビットのR表示データ、G表示データおよびB表示データをm(>n)ビットの表示データに変換する方法では、R、GおよびBそれぞれ独立に駆動電圧を制御することが可能であるが、R、GおよびBごとに、複雑なデータ変換回路を必要とすると共に、2m個のレベルのアナログ電圧を生成する手段を必要とする。また、表示される階調数は信号側駆動ICの能力で律束されるため、2m個のレベルの階調が出力できる駆動ICが必要となる。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかわる液晶表示装置は、信号源から発生された赤色、緑色および青色の画像表示用のデジタル信号ならびに各種同期信号をうけて、駆動回路へのデジタル信号およびタイミング制御信号を与える制御回路と、信号側駆動回路と、走査側駆動回路と、液晶パネルとからなる液晶表示装置であって、前記信号源から発生された赤色、緑色および青色の画像表示用のデジタル信号の階調数のうちいずれか1つまたは2つが異なるばあいに、小さい方の1つまたは2つの信号に対し、一階調以上の任意に設定した信号を加算する演算を行うまたは行わないのいずれかの選択が可能であり、前記赤色、緑色および青色の画像表示用のデジタル信号の階調数のうち最大の階調の信号は補正しない色度調整回路を有してなる。
【0011】
前記信号源から発生された赤色、緑色および青色の画像表示用のデジタル信号の階調数のうちいづれか1つまたは2つが、それぞれ他の2つまたは1つよりも大きいばあいに、小さい方の2つまたは1つの信号に対し、前記一階調以上の任意に設定した信号を加算する演算を行うまたは行わないのいずれかの選択が、赤色、緑色および青色の信号のそれぞれについて独立に可能であり、前記赤色、緑色および青色の画像表示用のデジタル信号の階調数のうち最大の階調の信号は補正しない色度調整回路を有することが、多種の色度特性を実現できる点で好ましい。
【0012】
前記信号源から発生された画像表示用のデジタル信号が、赤色、緑色および青色のいずれかの単色表示のばあいに、他の2色の信号に対し前記一階調以上の任意に設定した信号に変換するまたはしないのいずれかの選択が可能な色度調整回路を有することが、簡易な構成により2種の色度特性を実現できる点で好ましい。
【0013】
前記信号源から発生された画像表示用のデジタル信号が、赤色、緑色および青色のいずれかの単色表示のばあいに、他の2色の信号に対し前記一階調以上の任意に設定した信号に変換するまたはしないのいずれかの選択が、赤色、緑色および青色の信号それぞれについて独立に可能な色度調整回路を有することが、簡易な構成により多種の色度特性を実現できる点で好ましい。
【0015】
前記色度調整回路内のデジタル信号に対する演算または変換を行うために、表面実装回路が用いられることが、回路の構成が簡易になる点で好ましい。
【0016】
前記色度調整回路内のデジタル信号に対する演算または変換を行うために、前記信号源からの電気信号が用いられることが、色度特性の変更が瞬時に可能である点で好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、添付図を参照しつつ、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0018】
実施の形態1
図1は本発明の実施の形態1にかかわるカラー液晶表示装置の駆動回路を示すブロック図である。図1において、1は2枚のガラス基板に液晶が挟持された液晶パネルである。2は信号側駆動回路である信号側駆動ICであり、3は走査側駆動回路である走査側駆動ICであり、4は制御回路である。
【0019】
また、5、6および7はそれぞれ、赤色、緑色および青色の画像表示用のデジタル信号であり、8は信号側駆動回路へのタイミング制御信号としての信号側タイミング制御信号であり、9は信号側アナログ信号であり、10は走査側駆動回路へのタイミング制御信号としての走査側タイミング信号であり、11は走査側アナログ信号であり、12は各種同期信号としての同期信号であり、13、14および15はそれぞれ駆動回路へのデジタル信号としての、赤色、緑色および青色の画像表示用のデジタル信号である。制御回路4は、外部の信号発生システムからの赤色、緑色および青色の画像表示用のデジタル信号5、6および7(以下、単にそれぞれR信号5、G信号6およびB信号7ともいう)ならびに同期信号12をうけ、信号側駆動IC2へ赤色、緑色および青色の画像標示用のデジタル信号13、14および15(以下、単にそれぞれR信号13、G信号14およびB信号15ともいう)ならびに信号側タイミング制御信号8および信号側アナログ信号9を与え、走査側駆動IC3に走査側タイミング信号10および走査側アナログ信号11を与える。16は信号源からの画像表示用のデジタルデータ信号を調整し、所望の色度特性をえるための色度調整回路である。
【0020】
図2は色度調整回路内の論理回路のブロック図を示したものである。図においてR1、R2、…、Rnはそれぞれ赤色の下位ビットからnビットまでの信号源からのデータ信号を示す。同様に、G1、G2、…、Rn′、G1′、G2′、…、Gn′、B1′、B2′、…、Bn′は信号側駆動IC2に入力されるデータ信号である。駆動ICへのデータ信号のうち、R2′、R3′、…、Rn′、G2′、G3′、…、Gn′、B2′、B3′、…、Bn′は信号源からのデータ信号R2、R3、…、Rn、G2、G3、…、Gn、B2、B3、…、Bnがそのまま出力される。17はR信号用AND回路、18はG信号用AND回路および19はB信号用AND回路であり、R信号用AND回路17にはデータ信号R1、R2、…、Rnはそのまま入力され、データ信号G1、G2、…、GnおよびB1、B2、…、BnはNOT回路通過後、入力される。G信号用AND回路18にはG1、G2…、Gnはそのまま入力され、データ信号R1、R2、…、RnおよびB1、B2、…、BnはNOT回路通過後、入力される。さらに、B信号用AND回路19にはデータ信号B1、B2、…、Bnはそのまま入力され、データ信号R1、R2、…、RnおよびG1、G2、…、GnはNOT回路通過後、入力される。20はR信号用色度調整スイッチ(以下、単にR信号用スイッチともいう)であり、26、27および28は端子であり、端子26はR信号用AND回路17の出力が接続され、端子27はLowレベルに固定され、出力端子28は端子26または端子27のいずれかに設定される出力端子である。21はG信号用色度調整スイッチ(以下、単にG信号用スイッチともいう)であり、29、30および31は端子であり、端子29はG信号用AND回路18の出力が接続され、端子20はLowレベルに固定され、端子31は端子29または端子30のいずれかに設定される出力端子である。22はB信号用色度調整スイッチ(以下、単にB信号用スイッチともいう)であり、32、33および34は端子であり、端子32はB信号用AND回路19の出力が接続され、端子33はLowレベルに固定され、端子34は端子32または端子33のいずれかに設定される出力端子である。23、24および25はそれぞれR信号用、G信号用およびB信号用OR回路であり、それぞれの出力端子はそれぞれデータ信号R1′、G1′、B1′に接続されている。
【0021】
図3は、本実施の形態1にかかわるカラー液晶表示装置の単色の色度座標図である。R信号用スイッチ20、G信号用スイッチ21およびB信号用スイッチ22の出力端子にぞれぞれ端子27、30、33側に設定したとき、R1′、G1′、B1′信号にはそれぞれR1、G1、B1信号がそのまま入力される。このときのR、GおよびBの色度座標をそれぞれ白丸、白三角および白四角で示す。また、白色の色度は黒点で示す。つぎにR信号用スイッチ20の出力端子のみを端子26側に、G信号用スイッチ21の出力端子を端子30側に、B信号用スイッチ22の出力端子を端子33側に設定したばあい、赤の単色フル階調(2n階調)表示のばあいには、(R1、R2、…、Rn)=(1、1、…、1)、(G1、G2、…、Gn)=(0、0、…、0)、(B1、B2、…、Bn)=(0、0、…、0)の信号が入力される。したがって、この表示のばあいのみR信号用AND回路17の出力信号は1となり、G信号用OR回路24およびB信号用OR回路25の出力端子も1となり、(R1′、R2′、…、Rn′)=(1、1、…、1)、(G1′、G2′、…、Gn′)=(1、0、…、0)(B1′、B2′、…、Bn′)=(1、0、…、0)となる。このばあいの赤色の色度は、緑色寄り、かつ、青色寄りになり、その色度座標は、図3に黒丸に示す位置にシフトする。赤の単色フル階調以外の表示データのばあいは、R信号用AND回路17、G信号用AND回路18およびB信号用AND回路19の出力信号はいずれも0となるため、信号側駆動IC2に入力されるデータ信号は、すべて信号源からのデータ信号と同一であり、たとえば白色の0階調から2n階調までの表示性能は損なわれない。
【0022】
つぎに、R信号用スイッチ20の出力端子を端子27側に、G信号用スイッチ21の出力端子を端子29側に、B信号用スイッチ22の出力端子33に設定したばあい、緑の単色フル階調(2n階調)表示のばあいには、B信号用AND回路19の出力信号は1となり(R1′、R2′、…、Rn′)=(1、0、…、0)、(G1′、G2′、…、Gn′)=(1、1、…、1)(B1′、B2′、…、Bn′)=(1、0、…、0)となる。このばあいの青色の色度は赤色寄り、かつ、青色寄りになり、その色度座標は図3の黒三角に示す位置にシフトする。
【0023】
さらに、R信号用スイッチ20の出力端子を端子27側に、G信号用スイッチ21の出力端子を端子30側に、B信号用スイッチ22の出力端子を端子32側に設定したばあい、青の単色フル階調(2n階調)表示のばあいには、AND回路19の出力信号は1となり、(R1′、R2′、…、Rn′)=(1、0、…、0)、(G1′、G2′、…、Gn′)=(1、0、…、0)(B1′、B2′、…、Bn′)=(1、1、…、1)となる。このばあいの青色の色度座標点は赤色寄り、かつ、緑色寄りになり、その色度座標は図3の黒四角の位置にシフトする。
【0024】
つぎに、R信号用スイッチ20の出力端子を端子26側に、G信号用スイッチ21の出力端子を端子29側に、B信号用スイッチ22の出力端子を端子33側に設定したばあい、前述と同様の動作により、赤色の色度座標点は、図3の黒丸に示す位置にシフトし、かつ緑色の色度座標点は、図3の黒三角に示す位置にシフトする。
【0025】
20、21、22のスイッチとしては、2入力に対して1出力を選択できるトグルスイッチ、ディップスイッチ、ジャンパスイッチなどを用いることができる。さらに外部からの信号によって電気的に切り替えを行なう構成にすることもできる。
【0026】
以上の説明は、赤色、緑色または青色のいずれか一色についての調整のばあいと、赤色および緑色についての二色の調整のばあいについての説明であるが、赤色、緑色、青色のいずれか二色の調整のばあいまたは、三色のすべての調整のばあいについてもスイッチ20、21、22の設定の組み合わせを選択することによって、同様の作用がえられる。
【0027】
本実施の形態1によれば、信号源から発生された赤色、緑色および青色の画像表示用デジタル信号の階調数のうちのいずれか1つが異なるばあいに、小さい方の2つまたは1つの信号に対して、一階調の信号を加算する演算を行うまたは行わないのいずれかの選択ができる。しかも、かかる選択が赤色、緑色および青色の信号のそれぞれについて独立に選択することができる。すなわち、かかる選択は、色度調整回路16のスイッチの設定をかえるだけで、カラーフィルターの色材を変更することなく、赤色、緑色もしくは青色のいづれか一色または二色または三色の色度座標点を容易に変更でき、赤色、緑色、および青色の信号それぞれについて色度調整することが可能であり、さらに、このような色度調整を行なうまたは行なわないのいずれかの選択は前記スイッチの接点の組み合わせによって任意に、かつ容易に行なうことができる。
【0028】
また、色度の調整は、カラー液晶表示装置の表示画面を、たとえば色度計などの測定器で、色度を測定しながら、行なうことができるので、リアルタイムかつ迅速な調整が可能である。
【0029】
つぎに、このような本発明の実施の形態1にかかわる色度調整回路を形成する構成要素および方法について説明する。色度調整回路は、前述したように、AND回路、NOT回路、OR回路およびスイッチによって構成されている。このうち、AND回路、NOT回路、OR回路は、低消費電力という条件を満たすものが好ましく、その例としてたとえばTTLなどをあげることができ、スイッチは小型であるという条件を満たすものが好ましく、その例としてたとえばディップスイッチなどをあげることができる。さらにこれらの回路およびスイッチを表面実装回路によって形成することができ、したがって、回路容積をことさら大きくすることなく容易に色度調整回路をうることができる。
【0030】
また、このような色度調整回路において、デジタル信号に対する演算や変換を行なうばあいは、いずれも信号源からの電気信号を用いることができる。かかる電気信号は、液晶表示装置において通常使用されるデジタル信号またはアナログ信号である。
【0031】
色度調整回路を形成する構成要素および方法ならびに信号原からの電気信号を用いる点は、以下の他の実施の形態においても同様である。
【0032】
実施の形態2
図4は、本発明の実施の形態2にかかわる色度調整回路のブロック図である。図3において、符号17〜34はそれぞれ、前記実施の形態1と同じ構成要素を示している。ただし、以下の説明では、符号を付して、単にたとえば、AND回路17やスイッチ20、OR回路23のように簡略に表記する。35、36および37はそれぞれ赤色、緑色および青色それぞれの下位から2ビット目の信号R2、G2、B2の調整用のスイッチである。また、41、42、43、44、45および46ならびにLは端子である。図4において各スイッチの入力端子のうちLowレベル側をL、Lowレベル側でない方、すなわち端子26、41、29、43、32、45をXとする。38、39および40はそれぞれ出力端子がR2′、G2′およびB2′に接続されたOR回路である。
【0033】
図4においてスイッチ20および35の出力端子を端子Xに、スイッチ21、36、22、37の出力端子を端子Lにそれぞれ接続する。赤の単色フル階調(2n階調)表示のばあいにはOR回路の17の出力が1となり、OR回路24、39、25および40のそれぞれの出力端子G1′、G2′、B1′、B2′が1となる。すなわち(R1′、R2′、R3′、…、Rn′)=(1、1、1、…、1)、(G11′、G22′、G3′、…、Gn′)=(1、1、0、…、0)(B11′、B22′、B3′、…、Bn′)=(1、1、0、…、0)となる。このときの表示信号は色度調整を行なう前に比べて、緑色と青色はいずれも、2n階調のうち小さい方から3番目の階調(3階調/2n階調)のデータであるため、赤色の色度座標点は前記実施の形態1よりもさらに青色寄りおよび緑色寄り(つまり白色側)にシフトする。図5は本実施の形態2にかかわるカラー液晶表示装置の単色の色度座標図であり、前述したシフトの様子を示したものであり、白丸および、黒丸はそれぞれ前記実施の形態1の図3に示すものと同じである。すなわち、白丸は、色度調整を行なう前の赤色の色度調整座標点、黒丸は最下位ビットについて色度調整を行なった色度座標点である。二重丸印は本実施形態2により前述の色度調整を行なったときの赤色の色度座標点である。図5の三角印、四角印はそれぞれ緑色、青色について同様に色度調整を行ったばあいの色度座標点である。
【0034】
さらにスイッチ20、35の出力端子をそれぞれX側に設定しておき、スイッチ21、36、22、37をXまたはL側に設定する組み合わせを変えることで、赤色の単色フル階調表示時の緑と青の出力階調はそれぞれ表1、表2のように0から3まで変えることができる。表3は表1、表2のように設定したときの緑色、青色の出力階調を示す。図6は表3に示した色度座標点のQ1からQ16までのばあいの赤色の色度座標点の変化を示すグラフである。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】
【表3】
【0038】
緑色の色度座標点についてはスイッチ21、36をそれぞれX側に設定し、スイッチ20、35、22、37をX側または、L側に設定することによって赤色と同様に調整することができる。
【0039】
また、青色の色度座標点についてはスイッチ22、37をそれぞれX側に設定し、スイッチ20、35、21、36をX側または、L側に設定することによって調整することができる。
【0040】
以上の説明では、R、G、Bそれぞれの下位から2ビット目までを可変としたが、各色につきスイッチをm個設け、下位からm(<n)ビット目までを可変とすることもできる。
【0041】
本実施の形態2によれば、信号源から発生された赤色、緑色および青色の画像表示用デジタル信号の階調数のうちのいずれか1つまたは2つが異なるばあいに、小さい方の2つまたは1つの信号に対して、一階調以上の信号を加算する演算を行うまたは行わないのいずれかの選択ができる。しかも、かかる選択が赤色、緑色および青色の信号のそれぞれについて独立に選択することが可能である。色度調整回路のスイッチの設定の組み合わせを変えるだけで、カラーフィルターの色材を変更することなく、赤色、緑色、青色のいずれか一色または二色または三色の色度座標点を容易に、しかも変化量も自在に変更できる。
【0042】
実施の形態3
図7は本発明の実施の形態3にかかわる色度調整回路のブロック図である。図7において47は3系統、各nビットの入力信号I1、I2、I3に対し、比較を行ない、他の2系統または1系統の信号より大きい系統の信号に対し、出力端子O1、O2、O3に1を出力する比較回路である。48はNAND回路であり、49、50および51はAND回路である。52、53および54はnビットの入力信号に対し1ビットの信号K1、K2およびK3を加算し、和を出力する加算回路である。55は色度調整の有無を切り替えるスイッチであり、入力端子はNAND回路48の出力端子と、Lowレベル固定の端子Lとなっており、設定によりいずれかに接続される。
【0043】
図7において、スイッチ55をL側に設定したばあい、AND回路49、50および51の出力はいずれも0となり、加算回路52、53および54の加算端子K1、K2、K3には0が入力され、入力信号には何も加算されないため、入力信号R1、R2、…、Rn、G1、G2、…、Gn、B1、B2、…、Bnがそのまま出力信号R1′、R2′、…、Rn′、G1′、G2′、…、Gn′、B1′、B2′、…、Bn′として出力される。図8は、このときの色再現範囲を示す色度座標図であり、図8において実線の範囲が色再現性範囲を示している。
【0044】
つぎに、スイッチ55をNAND回路48の出力端子側に設定したばあいの動作について説明する。たとえば、図8のPの位置の信号として(R1、R2、R3、…、Rn)=(0、0、1、…、1)、(G1、G2、G3、…、Gn)=(1、1、0、…、0)(B1、B2、B3、…、Bn)=(1、0、0、…、0)すなわち、赤色は(2n−3)階調/2n階調、緑色は3階調/2n階調、青色は1階調/2n階調の信号が入力されたばあい(n≧3)、赤色の信号が、緑色および青色よりも大きいので、比較回路47の出力は端子58は1、端子59および端子60は0となる。したがって、NAND回路48の出力は1となり、AND回路49の入力は0と1で、出力は0、AND回路50とAND回路50の入力は1と1で、出力はいづれも1となる。よって、加算回路52には0が、加算回路53と54には1が加算される。このため出力信号は(R1′、R2′、R3′、…、Rn)=(0、0、1、…、1)、(G1′、G2′、G3′、…、Gn′)=(0、0、1、…、0)(B1′、B2′、B3′、…、Bn′)=(0、1、0、…、0)すなわち、赤色は(2n−3)階調/2n階調、緑色は4階調/2n階調、青色は2階調/2n階調の信号となる。これは図8のP点が、白色よりのP′点にシフトすることを意味する。
【0045】
以上のように赤色の信号が緑色、青色の信号よりも大きい階調のばあい、緑色と青色の信号に1加算され、白色寄りにシフトする。また、緑色の信号が赤色、青色の信号よりも大きい階調のばあい、赤色と青色の信号に1加算され、白色寄りにシフトする。さらに青色の信号が緑色、赤色の信号よりも大きい階調のばあい、緑色と赤色の信号に1加算され、白色寄りにシフトする。このため、図7の実線の、色度範囲は破線に示すように小さくできる。
【0046】
一方、赤色、緑色および青色の信号が同じ階調のばあい、NAND回路48の出力は0となり、加算回路52、53および54には0が加算されるため、入力信号R1、R2、…、Rn、G1、G2、G3、…、Gn、B1、B2、…、Bnがそのまま出力信号R1′、R2′、…、Rn′、G1′、G2′、…、Gn′およびB1′、B2′、…、Bn′として出力される。したがって、白色の0階調から2n階調までの表示性能は損なわれない。
【0047】
以上の説明では、加算回路により加算する信号は1ビットとしたが、論理回路の設定を変更することにより、2ビット以上のいづれかの階調レベルとすることもできる。さらに、加算する信号の階調レベルをスイッチにより選択する構成にすることもできる。
【0048】
本実施の形態3によれば、赤色、緑色および青色の単色表示のばあいに、他の2色の信号に対し、一階調以上の任意に設定した信号に変換するまたはしないのいずれかの選択が可能である。しかも、かかる選択が赤色、緑色および青色の信号のそれぞれについて独立に選択することができる。すなわち、色度調整回路のスイッチを設定するだけで、カラーフィルターの色材を変更することなく、赤色、緑色、青色の単色表示のばあいだけでなく、色再現範囲を変化させることができる。
【0049】
実施の形態4
図9は本発明の実施の形態4にかかわる色度調整回路のブロック図である。図9において61は3n個の入力信号に対して、論理演算を行い、3n個の信号を出力する論理演算回路である。62はスイッチであり、演算の有無を切り替える。
【0050】
図10はスイッチ62を演算側に設定したときの色再現範囲を示す色度座標図であり、図において実線の範囲が色再現範囲を示している。あらかじめ、この色再現範囲内の各座標の入力信号データD1、D2、D3、…、Dnとそれぞれの色度座標P1、P2、P3、…、Pnを測定しておく。つぎに図10は、本発明の実施の形態4にかかわるカラー液晶表示装置の色度座標図である、図10に示すように、P1がP1′に、P2がP2′に…、PnがPn′にシフトするように、前記各座標点の入力信号データと色度座標の関係を参考に、論理演算回路を構成しておく。
【0051】
つぎに、本実施の形態4による動作について説明する。たとえば、図10のP1に対応するデータD1が入力されたばあい、前記演算回路のスイッチ62を演算有側に設定しておくと、あらかじめ構成された論理演算回路の条件により、色度座標点P1はP1′にシフトする。同様にその他の各点についてもP2がP2′に、…、PnがPn′にシフトする。
【0052】
本実施の形態4によれば、信号源から発生された赤色、緑色および青色のそれぞれの画像表示用デジタル信号に対し、あらかじめ設定しておいた条件を満たすばあいに、所定の赤色、緑色および青色のそれぞれのデジタル信号に変換して色度座標をシフトさせる変換をするまたはしないのいずれかの選択が可能である。すなわち、色度調整回路のスイッチを設定するだけで、カラーフィルターの色材を変更することなく、色再現範囲をあらかじめ設定したように自在に変化させることができる。
【0053】
本発明の実施の形態のうち、実用上最も好ましい形態は、実施の形態4に基づいて所望の色度特性がえられる論理演算回路を構成した形態である。かかる形態においては、色度調整回路は、階調数2nであり低消費電力性や小型性の点で有利なゲートアレイ回路を用いることが最も好ましく、色度調整回路が一体として表面実装によって形成されることが最も好ましい。
【0054】
【発明の効果】
本発明にかかわる液晶表示装置によれば、色度調整回路のスイッチの設定を操作するだけで、カラーフィルターの色材を変更することなく、赤色、緑色および青色の単色表示のばあいにだけでなく、種々の色表示を種々の階調で表示するばあいも色再現範囲を任意にかつ容易に変化させることができ、かつ、それぞれの色について独立にも変化させることができる優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかわる液晶表示装置のブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1にかかわる色度調整回路内の論理回路のブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態1にかかわるカラー液晶表示装置の色度座標図である。
【図4】本発明の実施の形態2にかかわる色度調整回路内の論理回路のブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態2にかかわるカラー液晶表示装置の色度座標図である。
【図6】本発明の実施の形態2にかかわるカラー液晶表示装置の色度の変化を示す色度座標図である。
【図7】本発明の実施の形態3にかかわる色度調整回路内の論理回路のブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態3にかかわるカラー液晶表示装置の色度座標図である。
【図9】本発明の実施の形態4にかかわる色度調整回路内の論理回路のブロック図である。
【図10】本発明の実施の形態3にかかわるカラー液晶表示装置の色度座標図である。
【図11】従来例の液晶表示装置のブロック図である。
【図12】液晶パネルの画像表示部の拡大説明図である。
【図13】赤色ピクセルのスペクトル−透過率特性図である。
【図14】緑色ピクセルのスペクトル−透過率特性図である。
【図15】青色ピクセルのスペクトル−透過率特性図である。
【図16】白色の横階調表示時のデータ信号波形を示す説明図である。
【図17】従来例のカラー液晶表示装置の色度座標図である。
【図18】従来例のカラー液晶表示装置の駆動回路のブロック図である。
【符号の説明】
1 液晶パネル
2 信号側駆動IC
3 走査側駆動IC
4 制御回路
5 R信号
6 G信号
7 B信号
8 信号側タイミング制御信号
9 信号側アナログ信号
10 走査側タイミング制御信号
11 走査側アナログ信号
12 同期信号
13 R信号
14 G信号
15 B信号
16 色度調整回路
17 R信号用AND回路
18 G信号用AND回路
19 B信号用AND回路
20 R信号用スイッチ
21 G信号用スイッチ
22 B信号用スイッチ
23 R信号用OR回路
24 G信号用OR回路
25 B信号用OR回路
Claims (6)
- 信号源から発生された赤色、緑色および青色の画像表示用のデジタル信号ならびに各種同期信号をうけて、駆動回路へのデジタル信号およびタイミング制御信号を与える制御回路と、信号側駆動回路と、走査側駆動回路と、液晶パネルとからなる液晶表示装置であって、前記信号源から発生された赤色、緑色および青色の画像表示用のデジタル信号の階調数のうちいずれか1つまたは2つが異なるばあいに、小さい方の1つまたは2つの信号に対し、一階調以上の任意に設定した信号を加算する演算を行うまたは行わないのいずれかの選択が可能であり、前記赤色、緑色および青色の画像表示用のデジタル信号の階調数のうち最大の階調の信号は補正しない色度調整回路を有する液晶表示装置。
- 前記信号源から発生された赤色、緑色および青色の画像表示用のデジタル信号の階調数のうちいづれか1つまたは2つが、それぞれ他の2つまたは1つよりも大きいばあいに、小さい方の2つまたは1つの信号に対し、前記一階調以上の任意に設定した信号を加算する演算を行うまたは行わないのいずれかの選択が、赤色、緑色および青色の信号のそれぞれについて独立に可能であり、前記赤色、緑色および青色の画像表示用のデジタル信号の階調数のうち最大の階調の信号は補正しない色度調整回路を有する請求項1記載の液晶表示装置。
- 前記信号源から発生された画像表示用のデジタル信号が、赤色、緑色および青色のいずれかの単色表示のばあいに、他の2色の信号に対し前記一階調以上の任意に設定した信号に変換するまたはしないのいずれかの選択が可能な色度調整回路を有する請求項1記載の液晶表示装置。
- 前記信号源から発生された画像表示用のデジタル信号が、赤色、緑色および青色のいずれかの単色表示のばあいに、他の2色の信号に対し前記一階調以上の任意に設定した信号に変換するまたはしないのいずれかの選択が、赤色、緑色および青色の信号それぞれについて独立に可能な色度調整回路を有する請求項3記載の液晶表示装置。
- 前記色度調整回路内のデジタル信号に対する演算または変換を行うために、表面実装回路が用いられる請求項1、2、3または4記載の液晶表示装置。
- 前記色度調整回路内のデジタル信号に対する演算または変換を行うために、前記信号源からの電気信号が用いられる請求項1、2、3または4記載の液晶表示装置。
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