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JP3677541B2 - 充電装置 - Google Patents

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JP3677541B2
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  • Rectifiers (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用交流発電機の交流電流を整流し、バッテリを充電する充電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用交流発電機の交流電流を整流し、バッテリに充電する充電回路において、複数のMOSFETからなる整流ブリッジ回路と、このFETのいずれかにバッテリの両端電圧より高い逆ドレイン・ソース電圧が印加されたときにMOSFETにゲート電圧を印加する制御手段とを備える充電回路が特開平4-138030号公報に開示されている。また、MOSFETとしてソース領域またはドレイン領域とウエル領域との間のどちらか一方の内蔵ダイオードと並列に高抵抗体を設け、界磁巻線電流制御を行わない車両用交流発電機が特開平7ー163149号公報に、また、ソース電極とウエル領域とを高抵抗体で接続する車両用交流発電機が特開平7ー170746号公報に、また、MOSFETとしてSiCを使用した場合の制御方法が特開平8ー336238号公報に開示されている。
さらに、特開平9−219938号公報には、電機子巻線に生じる発電電圧が規定電圧以上かどうかを検出し、異常電圧発生時にはトランジスタを導通させて発電電圧を抑圧する短絡回路部とを備える車両用発電装置が開示され、また、ローサイド素子をなすMOSトランジスタのドレイン・ゲート間に定電圧降下素子を設け、電機子巻線に生じる発電電圧に異常電圧が発生した時にトランジスタをオンさせる方法も開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記した特開平9−219938号公報には、電機子巻線に生じる発電電圧が規定電圧以上かどうかを検出し、異常電圧が発生したトランジスタをオンさせる方法が開示されているが、このとき異常電圧が発生したトランジスタと対になる逆アーム側に配置されているトランジスタや他の相のトランジスタを異常電圧発生に対応させて最適に制御し、高信頼化する方法に関しては十分な検討がなされていない。
また、特開平9−219938号公報には、MOSFETの内蔵ダイオードを整流素子として使用し、過電圧発生時のみにMOSFETのゲート・ドレイン間に設けた定電圧ダイオードでオンさせて保護する方法が記載されているが、同期整流制御による低損失化も同時に満たした高効率な回路構成の検討は十分になされていない。
また、同期整流を用いたオールタネータ回路を実現するための通常状態の制御方法や過電圧状態での制御方法やこれらの制御方法における具体的な過電圧保護を実現するために必要な制御情報の検出方法やその後の制御方法に関して十分な検討がなされていない。
【0004】
本発明の課題は、上記事情に鑑み、充電装置、特に車両用オールタネータを高効率化、高信頼化することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、発電機の交流出力端子から出入りする電流を整流し、基準電圧端子と整流出力端子との間に整流出力電圧を発生させ、バッテリを充電する充電装置において、整流に用いる一方向性素子としてパワーMOSFETを使用し、整流出力電圧が規定電圧以上になった場合に、整流出力電圧を低減するようにパワーMOSFETのうち、ソースからドレインに電流が流れていたパワーMOSFETをオフ制御し、オフ制御されていたパワーMOSFETをオン制御する。
ここで、この制御は、上アーム側パワーMOSFETと下アーム側パワーMOSFETのゲート制御回路に、発電機の相電流とその向きを検出する相電流検出回路、または、発電機が発生する相電圧を検出し、上アーム側パワーMOSFETと下アーム側パワーMOSFETのドレイン・ソース間電圧を求め、該電圧と基準電圧とを比較する比較回路、または、上アーム側パワーMOSFETと下アーム側パワーMOSFETに流れる電流を検出する相電流検出回路を設けることにより行う。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態を示す充電装置の回路図であり、図2(a)は、本実施形態の通常状態における駆動表、図2(b)は、本実施形態が過負荷状態になった場合を含む駆動表、図3は、本実施形態の動作フローチャート図、図4は、本実施形態の通常状態における主要電流の流れ、図5は、本実施形態の過負荷状態における主要電流の流れを示す。
図1には、ステータのコイル1a、1b、1cとフィールドコイル1xを有する発電機200の交流出力端子(U相:506,V相:507,W相:508)から出入りする電流を上アームトランジスタ21a、21b、21cと下アームトランジスタ11a、11b、11cからなるブリッジ回路で整流し、基準電圧端子500と整流出力端子502との間に整流出力電圧V1を出力し、バッテリ3を充電する自動車用オルタネータ回路を示す。
ブリッジ回路を構成するトランジスタ21a、21b、21c、11a、11b、11cは、パワーMOSFETでソースからドレインへ低損失で電流を同期整流ダイオードとして動作させる。同期整流ダイオードとして動作させるということは、パワーMOSFETのソースからドレイン方向を順方向電流とし、順方向電流が流れる場合にはゲートに電圧を印加して低損失なMOSFET電流を流し、ドレインからソース方向の逆方向電流は流れないようにパワーMOSFETをオフ駆動することである。ここで、11aと21a、11bと21b、11cと21cはブリッジ回路において対となるパワーMOSFETである。
図1において、エンジン停止時にイグニッションスイッチ5をオンすると、0V判別回路33の動作によりトランジスタ9がオンし、チャージランプ6を点灯させる。一方、エンジンが始動し、発電機200が回転し始めると、フィールドコイル1xに十分な電流が流れ、ステータコイル1a〜1cに交流電圧が誘起される。また、ステータコイル1a〜1cの電圧が上昇すると、トランジスタ9がオフし、チャージランプ6が消灯し、発電状態であることを示す。ダイオード32は、トランジスタ11eがオフになったときに、フィールドコイル1xに電流を流し続けさせるために設けてある。また、本実施形態ではトランジスタ9、11eをMOSFETの例で示したため、MOSFETのドレイン・ソース間に存在する内蔵ダイオード10、12eも示してある。
【0007】
本実施形態の充電装置では、同期整流用パワーMOSFETを制御するために、相電流検出抵抗511,512,513に発生する電圧Vas、Vbs、Vcsから判断される相電流の向きに応じ、パワーMOSFET駆動回路(ゲート制御回路)16a、16b、16c、26a、26b、26cの出力電圧を図2の駆動表並びに図3の動作フローチャート図に従い制御することに特徴がある。
整流出力端子502の整流出力電圧V1は、基準電圧回路(Ref1)35で生成される電圧Vr1(Vmin,Vmax)と制御回路31で比較し、その結果により過電圧状態かどうかを配線F1によりパワーMOSFET駆動回路16a〜16c、26a〜26cに伝達する。基準電圧Vr2は基準電圧回路(Rref2)36で生成されるが、本実施形態の場合にはVr2を0Vとして構わない。このため、基準電圧端子500から直接配線を延ばすだけでも構わない。
まず、バッテリ3の電圧が低く、整流出力電圧V1がVmin(例えば、9V)未満の場合にはパワーMOSFET駆動回路16a〜16c、26a〜26cの出力電圧はL状態にしておく。これはボルテージレギュレータ30へ供給する電源端子505が低い場合には、同期整流用パワーMOSFETを駆動するための電力を節約するためである。パワーMOSFET駆動回路16a〜16c、26a〜26cの出力電圧を低電圧状態(L状態)にしている時、パワーMOSFETはオフ状態であるが、内蔵ダイオード12a〜12c、22a〜22cが存在するため、従来のダイオードを用いた充電回路として動作する。
バッテリ3の電圧がVmin以上となると、相電流の値により同期整流用パワーMOSFETを同期整流駆動する。相電流検出回路15a〜15cは、相電流をモニタするために電圧Vas、Vbs、Vcsを検出し、基準電圧Vr2と比較する。一方、制御回路31は、整流出力端子502の整流出力電圧V1と基準電圧回路(Ref1)35で生成される電圧Vr1(=Vmax)を比較し、V1が規定の最大電圧Vmax以下であるかどうかを判断する。その結果により過電圧状態かどうかを配線F1によりパワーMOSFET駆動回路16a〜16c、26a〜26cに伝達する。
【0008】
本実施形態の通常状態(Vmin≦V1≦Vmax)では、パワーMOSFET駆動回路16a〜16c、26a〜26cの出力電圧は、図2(a)に示すように駆動することが特徴である。相電流の値により同期整流用パワーMOSFETを同期整流駆動する。相電流検出回路15a〜15cは、相電流をモニタするために電圧Vas、Vbs、Vcsを検出し、基準電圧Vr2と比較する。すなわち、この結果、Vas、Vbs、Vcsが正となる(発電機からブリッジ回路に電流が流れる)場合には、交流出力端子506,507、508に接続された上アームトランジスタはオン制御またはオンするデューティを増加し、対となる逆アームに配置された下アームトランジスタはオフ制御またはオフするデューティを増加して制御する。また、Vas、Vbs、Vcsが負となる(発電機にブリッジ回路から電流が流れる)場合には、交流出力端子506,507、508に接続された下アーム用トランジスタはオン制御またはオンするデューティを増加し、対となる逆アームに配置された上アームトランジスタはオフ制御またはオフするデューティを増加して制御する。
本実施形態の場合には、従来のようにトランジスタ11eのオンするデューティを制御させて発電機のフィールド電流を制御して整流出力電圧を制御する方法を併用させることにより、更に高速に整流出力電圧を制御できるため、信頼性が向上する。あるいは、従来のようにトランジスタ11eをなくし、フィールド電流の制御をせずに整流出力電圧を適正値に制御することも可能であり、この場合にはシステムの低コスト化が図れる。
本実施形態において、12Vバッテリシステムの場合、同期整流ダイオードとして使用されるパワーMOSFETのドレイン耐圧の最大定格は30V程度、175℃におけるオン抵抗は5mΩ以下であることが望ましい。このように、高温でも低オン抵抗のパワーMOSFETを使用することにより、例えば100Aの電流が流れても0.5Vの電圧ドロップに抑えられる。従って、整流素子としてダイオードを使用した従来の場合に比べ、オルタネータ回路を高効率化できるという効果がある。
ここで、ダイオード12a、12b、12c、22a、22b、22cは、各々パワーMOSFET11a、11b、11c、21a、21b、21cのドレイン・ソース間に存在する内蔵ダイオードである。また、電圧Vas、Vbs、Vcsは発電機200からブリッジ回路に電流が流れる場合を正にとってある。
【0009】
次に、ロードダンプ不良のように整流出力端子502とバッテリ側端子503との間のワイヤが切断し、整流出力端子502に高電圧が印加される過電圧状態の場合の動作を説明する。
従来回路と同様に制御回路31は、整流出力電圧(配線F0を用いて伝達)が設定電圧以上(例えば、20V以上)に上昇した場合には、トランジスタ11eをオフまたはオフするデューティを増加することによりフィールド電流を低減し、フィールドコイル1xに流れる電流を低下させるだけではなく、本実施形態では、ブリッジ回路を構成するパワーMOSFET駆動回路16a〜16c、26a〜26cに整流出力電圧が設定電圧以上に上昇したことを配線F1を用いて伝達し、パワーMOSFET駆動回路16a〜16c、26a〜26cの制御モードを逆位相に変える。すなわち、この条件の場合、パワーMOSFETは、同期整流ダイオードとしての動作ではなく、ドレインからソースへ電流を流すように動作する。
本実施形態では、過電圧状態(Vmax<V1)になると、配線F1により過電圧状態となったことをパワーMOSFET駆動回路16a〜16c、26a〜26cに伝達する。この結果、パワーMOSFET駆動回路16a〜16c、26a〜26cの出力電圧は、図2(b)に示すように、過電圧状態では通常状態とは逆位相でパワーMOSFETを駆動する。すなわち、Vas、Vbs、Vcsが正となる(発電機からブリッジ回路に電流が流れる)場合には、交流出力端子506,507、508に接続された下アームトランジスタはオン制御またはオンするデューティを増加する。この時、対となる逆アームに配置された上アームトランジスタもオン駆動またはオンするデューティを増加する駆動のままでも構わないが、発電機200から整流出力電圧端子502に流れる電流を低減するためには、オフ制御またはオフするデューティを増加して制御することが望ましい。また、Vas、Vbs、Vcsが負となる(発電機にブリッジ回路から電流が流れる)場合には、交流出力端子に接続された上アーム用トランジスタはオン制御またはオンするデューティを増加する。この時、対となる逆アームに配置された下アームトランジスタもオン駆動またはオンするデューティを増加する駆動のままでも構わないが、基準電圧端子500から発電機200に流れる電流を低減するためには、オフ制御またはオフするデューティを増加して制御することが望ましい。
【0010】
以上の動作を更に詳しく説明すると、以下のとおりである。
図2(a)の通常状態の駆動表に示す3T/6から6T/6までの主要電流の流れを図4に、また、図2(b)に示す過電圧負荷状態の3T/6から6T/6までの主要電流の流れを図5に示す。
本実施形態では、通常状態にはソースからドレインに電流が流れるパワーMOSFETについてはオン制御またはオンするデューティを増加してソースからドレインに同期整流ダイオードとして低損失に電流を流すが、パワーMOSFETが過電圧状態になると、オフ制御またはオフするデューティを増加する制御にする。これにより、パワーMOSFETに流れていた電流は、MOSFET電流ではなく、内蔵ダイオード12a〜12c、22a〜12cに電流が移る。このため、パワーMOSFETに流れる全電流(MOSFET電流と内蔵ダイオードに流れる電流の合計)の絶対値は減少する。これに対し、前記パワーMOSFETと対になって配置されている逆アーム側にあるパワーMOSFETは、対となるパワーMOSFETと逆位相で制御する。すなわち、通常状態ではオフ制御またはオフするデューティを増加する制御にするが、過電圧状態ではオン制御またはオンするデューティを増加する制御にする。
これにより、整流出力電圧V1が過電圧になった時に、ドレイン・ソース間の電圧も抑制でき、さらに整流出力電圧V1からグランド側に電流を戻すことにより、整流出力電圧V1を通常の電圧に抑制させることができる。
上記動作内容をフローチャート図で示すと、図3となる。これにより、整流出力電圧端子502から基準電圧端子500側に電流を流すことにより、整流出力電圧端子502と基準電圧端子500との間に発生する整流出力電圧が規定電圧より過度に高い電圧となることが防止できる。
【0011】
さらに、本実施形態では、一方向性素子として使用するパワーMOSFETのドレイン・ゲート間に電圧クランプ素子として使用する電圧クランプ素子用ダイオード13a、13b、13c、23a、23b、23cを接続することにより、整流出力電圧が規定電圧以上になった場合に、パワーMOSFETの内部ゲート電圧が増加し、パワーMOSFETをアクティブクランプさせる。これにより、パワーMOSFETのドレイン・ソース間には定格電圧以上の電圧が印加されることを防止できるため、パワーMOSFETの破壊を防止できる。ここで、アクティブクランプ動作を開始する整流出力電圧の値は、パワーMOSFETが同期整流ダイオードとして動作しなくなるときの整流出力電圧の値より高くすることが望ましい。
また、ゲート抵抗14a〜14c、24a〜24cは、パワーMOSFET駆動回路16a〜16c、26a〜26cの出力端子と電圧クランプ素子用ダイオード13a〜13c、23a〜23cの間に配置する。例えば、パワーMOSFET駆動回路16a〜16c、26a〜26cの出力端子がパワーMOSFET11a〜11c、21a〜21cのゲート・ソース間電圧を下げてパワーMOSFET11a〜11c、21a〜21cをオフに駆動しているときにも、パワーMOSFET11a〜11c、21a〜21cのドレイン・ゲート間に設定電圧以上の過電圧が印加されると、電圧クランプ素子用ダイオード13a〜13c、23a〜23cによりパワーMOSFET11a〜11c、21a〜21cのゲート・ソース間に電圧を印加してドレイン電流を流し、パワーMOSFET11a〜11c、21a〜21cのドレイン・ソース間に過電圧が印加されないように保護する。ここで、ゲート抵抗14a〜14c、24a〜24cは、トランジスタを抵抗性素子として使用してもよい。また、ゲート抵抗は回路構成上パワーMOSFET駆動回路の中に配置しても構わない。
なお、本実施形態では、ゲート抵抗14a〜14c、24a〜24cを用いてパワーMOSFET11a〜11c、21a〜21cを保護する例を示したが、パワーMOSFET駆動回路16a〜16c、26a〜26cの電流吸込み能力を抑えても同様の効果がある。すなわち、パワーMOSFETのゲート電圧を下げている(オフ駆動をしている)ときでも、パワーMOSFETのドレイン・ゲート間に設けた電圧クランプ素子用ダイオード13a〜13c、23a〜23cにクランプ電圧以上の電圧が印加されようとすると、パワーMOSFET駆動回路16a〜16c、26a〜26cでは、パワーMOSFETのゲート電圧を0Vにできなくなる。このため、パワーMOSFET11a〜11c、21a〜21cのゲート・ソース間電圧が上昇し、パワーMOSFET11a〜11c、21a〜21cがオンすることにより、過電圧が印加されないようにできる。
【0012】
なお、図1では、紙面の都合上、前記トランジスタのゲート・ドレイン間に配置するダイオードの数は、ゲートに対してドレイン電圧をクランプするために2個を直列接続し、ドレインに対してゲート電圧をクランプするために2個を直列接続しているが、例えば12Vバッテリシステムや36Vバッテリシステムの場合では、前記トランジスタのクランプ電圧は、ゲートに対してドレイン電圧をクランプする電圧は、整流出力電圧の上限値との関係で決まり、20V以上(12Vバッテリシステムならば25V程度)である。また、ドレインに対してゲート電圧をクランプする電圧は、ゲート酸化膜の保護の目的とゲート電圧が変化してもゲートからドレインへのリーク電流が流れないようにする必要があることから、5V以上30V以下(例えば、20V程度)であることが望ましい。
また、このダイオードは、パワーMOSFETと同一チップ上に形成される多結晶シリコンダイオードを使用することにより、低コスト化と小型化を図ることができる。例えば、前記トランジスタのゲート・ドレイン間に配置するダイオードは、耐圧が約6Vの多結晶シリコンダイオードとし、ゲートに対してドレイン電圧をクランプするために4個(2個以上8個以下)を直列接続し、ドレインに対してゲート電圧をクランプするために3個(1個以上3個以下)を直列接続することにより実現できる。ここで、ゲートに対してドレイン電圧をクランプする電圧は、上述のパワーMOSFET駆動回路16a〜16c、26a〜26cが過電圧状態と判断する最大整流出力電圧Vmaxより高く設定することが望ましい。
このように、ドレイン・ゲート間にダイオードのクランプ電圧を設定することにより、整流出力電圧が上昇した場合、まず、フィールド電流を低減させ、ゲート駆動方法も変えて、それでも整流出力電圧が抑えられない場合にパワーMOSFETを保護するためにアクティブクランプが動作し、パワーMOSFETを保護するように設定できる。
以上の構成により、本実施形態では、オールタネータの高効率化と信頼性向上が図れるという効果がある。
【0013】
図6は、本発明の第2の実施形態として、第1の実施形態を示す充電装置(図1の回路図)において、過電圧状態でパワーMOSFETの外部ゲート電圧(パワーMOSFET駆動回路26a〜26c、16a〜16cの出力電圧)を全てL状態に駆動する場合の駆動表を示し、図7は、その動作フローチャート図を示す。
本実施形態では、図1の回路図において、過電圧状態で全てのパワーMOSFETのゲート電圧を下げ(図6、図7のL状態)、全てのパワーMOSFETをオフ駆動する。この時、パワーMOSFET21a〜21c、11a〜11cのドレイン・ゲート間に印加される電圧がクランプダイオード23a〜23c、13a〜13cのクランプ電圧より高くなる場合がある。この場合には、パワーMOSFETのドレイン・ゲート間電圧は、一定電圧に保とうとするため、ゲート・ソース間電圧が増加し、パワーMOSFET21a〜21c、11a〜11cは自動的にオンする。したがって、パワーMOSFETのドレイン・ソース間には規定以上の電圧が印加されないため、パワーMOSFETは、破壊せず、保護されることになる。
さらに、パワーMOSFET21a〜21c、11a〜11cが自動的にオンすることにより、同時に整流出力電圧端子502からの電流を基準電圧端子500側にバイパスさせる。このため、整流出力電圧端子502と基準電圧端子500との間に発生する整流出力電圧が過大にならないように制御される。
なお、本実施形態の場合も、第1の実施形態で述べたように、ゲート抵抗14a〜14c、24a〜24cを用いるか、パワーMOSFET駆動回路16a〜16c、26a〜26cの電流吸込み能力を抑えておくことが必要である。
本実施形態でも、過電圧保護の応答速度はやや低減するものの、第1の実施形態と同様にオールタネータの高効率化と信頼性向上が図れるという効果がある。
【0014】
図8は、本発明の第3の実施形態を示す充電装置の回路図であり、図9は、本実施形態の動作フローチャート図である。
本実施形態では、発電機200の交流出力端子506,507,508に発生する相電圧Va、Vb、Vcをモニタすることにより、過電圧状態を検出し、保護動作することが特徴である。本実施形態の場合にも、第1の実施形態の場合と同様に、過負荷保護のためにはパワーMOSFETを通常状態とは逆位相でゲート駆動するが、保護動作をかける場合の判断を相電圧Va、Vb、Vcの値を利用して判断することが特徴である。すなわち、ブリッジ回路に使われるパワーMOSFETのドレイン・ソース間電圧Va、Vb、Vc、V1−Va、V1−Vb、V1−Vcを基準電圧(Vr2)36、基準電圧(Vr3)37と比較することにより実現する。基準電圧Vr2、Vr3はゼロ電圧とすることが望ましい。
【0015】
本実施形態の通常状態(Vmin≦V1≦Vmax)では、パワーMOSFETのソースからドレイン方向に電流が流れる時、すなわち、パワーMOSFETのドレイン・ソース間電圧がゼロ電圧以下になるときには、パワーMOSFET駆動回路16a〜16c、26a〜26cの出力電圧はH(高電位)にしてパワーMOSFETをオン制御して低損失に電流を導通させる。また、逆アーム側のパワーMOSFETのドレイン・ソース間電圧は正電圧となっているため、パワーMOSFET駆動回路16a〜16c、26a〜26cの出力電圧はL(低電位)にしてパワーMOSFETをオフ制御させる。このような同期整流ダイオード動作により低損失駆動できる。
なお、整流出力電圧を目標電圧に設定するために、パワーMOSFETのドレイン・ソース間電圧がゼロ電圧以下になるときに、パワーMOSFETをオン制御するものの、整流出力電圧の値によりオン制御するデューティを調整して駆動し、逆アーム側のパワーMOSFETには逆位相の電圧を印加させて駆動しても構わない。
過電圧状態(Vmax<V1)になると、配線F1により過電圧状態となったことをパワーMOSFET駆動回路16a〜16c、26a〜26cに伝達する。この時、本実施形態では、パワーMOSFET駆動回路16a〜16c、26a〜26cの出力電圧は、ドレイン・ソース間電圧が0Vまたは負電圧となるトランジスタと対になるアームのトランジスタをオンまたはオンするデューティが増加する制御をする。これにより、過電圧が印加されているパワーMOSFETのドレイン・ソース間電圧を低減でき、さらに、整流出力電圧V1からグランド側に電流を戻すことにより、整流出力電圧V1を通常の電圧に抑制させることができる。
なお、相電圧は、ゲート電圧を印加することより大きく変化してしまうため、相電圧(ドレイン・ソース間電圧)の検出は、トランジスタをオフさせたときに実行することが望ましい。
以上の構成により、本実施形態でも第1の実施形態と同様にオールタネータの高効率化と信頼性向上が図れるという効果がある。
また、本実施形態では、上アーム用MOSFETも下アーム用MOSFETもそれぞれ独立してドレイン・ソース間電圧をモニタして制御する方法を示したが、例えば下アーム用MOSFETのドレイン・ソース間電圧だけを基準電圧Vr2と比較して、上アーム用MOSFETは対となる下アーム用MOSFETと逆位相で制御するようにしても同様の効果がえられる。
また、本実施形態では、整流出力電圧V1が規定電圧以上かどうかで過電圧保護をかける場合を示したが、発電機の相電圧Va、Vb、Vcのいずれかが規定電圧以上になった場合に、図9に示した駆動方法により、規定電圧以上にならない相も含め、ブリッジ回路を構成する全てのパワーMOSFETの駆動方法を変えて駆動することにより、過負荷保護動作させてもよい。この場合には、電流出力端子から基準電圧端子への電流パスが増加するため、規定電圧以上にならない相も含め、ブリッジ回路を構成する全てのパワーMOSFETの駆動方法を変えて過電圧保護動作すると、過電圧保護を迅速に実行できるという効果がある。
【0016】
図10は、本発明の第4の実施形態として、第3の実施形態を示す充電装置(図8の回路図)において、過電圧状態になった場合に、保護動作のためにパワーMOSFETを駆動する条件が異なる場合の動作フローチャート図を示す。
本実施形態では、発電機200の相電圧をモニタすることにより、過負荷状態を検出するという点では第3の実施形態と同じであるが、過電圧状態になった場合に、保護動作のためにパワーMOSFETを駆動する条件が少し異なる。すなわち、本実施形態では、過負荷保護のために、上アーム用MOSFETと下アーム用MOSFETのうちドレイン・ソース間電圧が高い方のパワーMOSFETをオン制御するために、相電圧Va、Vb,Vcが整流出力電圧V1の1/2の電圧より大きいか小さいかを比較することにより実現することが特徴である。このため、これまでの実施形態のように通常動作の場合と全く逆位相の駆動をしているわけではない。
本実施形態でも、第1の実施形態と同様にオールタネータの高効率化と信頼性向上が図れるという効果がある。
【0017】
図11は、本発明の第5の実施形態を示す充電装置の回路図であり、図12は、本実施形態の動作フローチャート図である。
本実施形態は、本発明の自動車用オルタネータ回路等の充電装置において、整流に用いるパワーMOSFETの制御のために、相電流ではなく、パワーMOSFETに流れる電流を使用することが特徴である。このために、本実施形態では、パワーMOSFETのソース側、ドレイン側に接続した抵抗17a〜17c、27a〜27cで電流検出することが特徴である。
本実施形態において、通常状態では、抵抗17a〜17cの電圧V17a〜V17cがVr2(基準電圧Vr2は例えば0ボルト)以下になる期間ならびに抵抗27a〜27cの電圧V27a〜V27cがVr3(基準電圧Vr3は例えば0ボルト)以下になる期間には、パワーMOSFET11a〜11c、21a〜21cをオン制御またはオンするデューティが増加する制御をして損失を低減する。このため、16a〜16c、26a〜26cの出力は高電圧または高電圧にするデューティが増加する制御にする。一方、抵抗17a〜17cの電圧V17a〜V17cがVr2(基準電圧Vr2は例えば0ボルト)を超える期間ならびに抵抗27a〜27cの電圧V27a〜V27cがVr3(基準電圧Vr3は例えば0ボルト)を超える期間には、パワーMOSFET11a〜11c、21a〜21cをオフ制御またはオフするデューティが増加する制御をする。このため、16a〜16c、26a〜26cの出力は低電圧または低電圧にするデューティが増加する制御をする。これにより、パワーMOSFET11a〜11c、21a〜21cを低損失な同期整流駆動する。
これに対し、本実施形態は、整流出力電圧が規定電圧以上になった場合には、上記駆動とは逆位相で駆動して整流出力電圧がが過大となることを防止することが特徴である。
なお、本実施形態では、下アーム用MOSFETの電流検出抵抗17a〜17cと比較に用いる電圧Vr2を発生する基準電圧36、上アーム用MOSFETの電流検出抵抗27a〜27cと比較に用いる電圧Vr3を発生する基準電圧37を設ける場合を示したが、上アーム用MOSFETを必ず下アームと逆位相で駆動する場合には、上アーム用の電流検出抵抗27a〜27cと基準電圧37をなくし、下アーム側だけで電流検出して可電圧保護をすることも可能である。
【0018】
また、本実施形態で示した図11の回路図で図13に示す動作フローチャートに従い制御すると、パワーMOSFET21a〜21c、11a〜11cに過電流が流れることにより、パワーMOSFETが破壊することを防止する過電流保護を実現できる。すなわち、パワーMOSFET21a〜21c、11a〜11cに過大電流が流れているかどうかを抵抗27a〜27c、17a〜17cで検出しながら、図12のフローチャートの通常状態動作と同じように駆動する。図13では、パワーMOSFET11aの過電流検出フローだけを示すが、他のパワーMOSFETについても同様である。
図11の回路図において、仮に、特定のMOSFETに過大電流が流れた場合、例えば、通常状態動作のパワーMOSFET11aだけに過大電流が流れた場合を考えると、電流検出抵抗17aの電圧V17aの絶対値が増加する。もしも、電圧V17aの絶対値|V17a|が規定電圧Vr2maxを超えると、パワーMOSFET11aにはソースからドレインに過電流が流れていると判断する。ソースからドレインに流れる電流はゲート・ソース間電圧では適切に制御できないため、この状態でパワーMOSFET11aに過電流が流れつづけ、パワーMOSFET11aは熱により破壊する可能性がある。
そこで、本実施形態では、パワーMOSFET11aが過電流状態になった場合には、11aと対になって接続してあるパワーMOSFET21aをオン制御またはオンするデューティが増加する制御をすることが特徴である。
発電機200に流れ込む電流は、発電機内のコイルに流れる電流であるため、急には低減しないが、本実施形態では、パワーMOSFET11aを流れる電流が過電流となった場合には、パワーMOSFET11aと対になるパワーMOSFET21aからも発電機に電流が提供されるため、パワーMOSFET11aに流れる電流を抑制することが可能とある。
V17aがVr2(例えば基準電圧Vr2は0ボルト)より高い電圧となった場合には、通常状態動作と同様に16aの出力電圧は低電圧、26a出力電圧は高電圧に制御する。
ここで、パワーMOSFET11a以外のパワーMOSFET11b、11c21b、21cは過電流となっていないため、各々V17bとVr2の比較、V17cとVr2の比較、V1−V17bとVr3の比較、V1−V17cとVr3の比較を行い、通常状態動作と同じ駆動をする(図13では、紙面の都合上V17cとVr2の比較とV1−V17cとVr3は示してない。)。
なお、パワーMOSFET11が過電流状態のときに、パワーMOSFET11のゲート・ソース間電圧は、通常状態動作と同じように、高電圧にして電圧降下を抑えてもよいし、逆に、パワーMOSFET11のゲート・ソース間電圧は、0ボルトにして、パワーMOSFET11に流れる電流が減衰する速度を速くするようにしても構わない。
このようにして、同期整流駆動されたパワーMOSFETの過電流保護動作が可能となる。
なお、本実施形態では、ブリッジを構成するパワーMOSFETに過大電流が流れる場合の保護として説明したが、ブリッジ回路を構成する個々のパワーMOSFETに温度検出回路を設け、規定温度以上になるパワーMOSFETに過大な電流が流れなくなるように、対となるパワーMOSFETをオンさせて電流を分散するように駆動することにより、パワーMOSFETを保護することも可能である。
ここで、抵抗17a〜17c、27a〜27cは、配線等の寄生抵抗を使用した場合には低コスト化と小型化が図れるという効果もある。
本実施形態でも、第1の実施形態と同様にオールタネータの高効率化と信頼性向上が図れるという効果がある。
【0019】
図14は、本発明の第6の実施形態を示す充電装置の回路図である。
本実施形態では、図1の回路に発電機200のY結線の中点端子501に対して上アーム用パワーMOSFET21dと下アーム用パワーMOSFET11dを追加することを特徴とする。
従来回路では、中点端子501と基準電圧端子500との間ならびに中点端子501と整流出力端子502との間にはそれぞれダイオードを配置し、効率を向上させていたが、本実施形態では、その効率向上に用いるダイオードの代わりにMOSFETを使用し、更に効率向上を図っている。
ここで、パワーMOSFET11d、21dの駆動方法は他のパワーMOSFETと同様である。すなわち、抵抗514の電圧Vxsを検出し、ソースからドレインに電流が流れるときにはパワーMOSFETをオン制御し、逆アーム側のパワーMOSFETはオフ制御するが、過電圧状態では逆位相で駆動させる。さらに、過電圧保護動作をさせる場合には、ソースからドレインに電流が流れるパワーMOSFETと対となるパワーMOSFETはオン制御またはオンするデューティを増加する駆動をする。この時、対となる逆アームに配置されたトランジスタもオン駆動またはオンするデューティを増加する駆動のままでも構わないが、中点電圧端子501から整流出力端子502への電流または基準電圧端子500から中点電圧端子501に流れる電流を低減するために、オフ制御またはオフするデューティを増加して制御することが望ましい。
なお、ダイオード12d、22dは、パワーMOSFET11d、21dの内蔵ダイオードであり、ダイオード13d、23dと抵抗14d、24dは、過電圧保護のために設けてある。
本実施形態でも、第1の実施形態と同様にオールタネータの高効率化と信頼性向上が図れるという効果がある。
また、本実施形態は、相電流を検出する回路に中点端子用のパワーMOSFETを追加した場合であるが、Y結線型の発電機ならどのような回路にも適用でき、オールタネータの高効率化と信頼性向上が図れるという効果がある。
【0020】
図15は、本発明の第7の実施形態を示す充電装置の回路図である。
本実施形態は、本発明の自動車用オルタネータ回路等の充電装置において、発電機201としてΔ結線型で回転子磁石2を使用することを特徴とする。すなわち、本実施形態は、フィールドコイルを使用せずとも、オールタネータ回路を実現できるようにした。
発電機201は、UV相のコイル1ab、VW相のコイル1bc、WU相のコイル1ac、回転子磁石2からなる。
本実施形態の場合には、オールタネータを低コストに実現できるという効果がある。このため、本実施形態では、オールタネータの高効率化と信頼性向上が図られ、さらに低コスト化が図れるという効果がある。
【0021】
図16は、本発明の第8の実施形態を示す充電装置の回路図である。
本実施形態では、整流出力端子電圧V1が過大になっても、負荷4に過電圧が印加されないようにスイッチ素子としてパワーMOSFET42を追加することを特徴とする。
すなわち、本実施形態では、整流出力電圧V1が規定電圧以上になった場合に、整流出力端子502とバッテリー側端子503とを遮断するためのパワーMOSFET42を設ける。通常は、パワーMOSFET42はオン状態であるが、整流出力端子502の整流出力電圧V1が過剰に高くなる過電圧状態の場合には、パワーMOSFET42をオフする。これにより、バッテリー側端子503に過剰な電圧パルスが印加されないため、バッテリー3に接続されている負荷4が過電圧により破壊することを防止できる。
なお、抵抗44とダイオード43はパワーMOSFET42の他のパワーMOSFETと同様に破壊強度を増加するために設けてある。
従って、本実施形態の場合にも、オールタネータの高効率化と信頼性向上が図れるという効果がある。
【0022】
なお、上述した実施形態では対となる上アームトランジスタと下アームトランジスタは同時にオンすることがないように駆動することを原則として述べてきたが、過電圧保護のため、故意に対となる上アームトランジスタと下アームトランジスタを同時にオンさせて貫通電流を増加させ、整流出力電圧V1が過電圧とならないように制御させるようにしても構わない。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、充電装置、特に車両用オールタネータの高効率化と信頼性向上を図ることができ、同時に低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す充電装置の回路図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す充電装置の通常状態(a)と過負荷状態(b)の場合の駆動表である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す充電装置の動作フロー図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す充電装置の通常状態における主要電流の流れを示した図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す充電装置の過負荷状態における主要電流の流れを示した図である。
【図6】本発明の第2の実施形態として図1に示す充電回路図の駆動表である。
【図7】本発明の第2の実施形態として図1に示す充電回路図の動作フロー図である。
【図8】本発明の第3の実施形態を示す充電装置の回路図である。
【図9】本発明の第3の実施形態を示す充電装置の動作フロー図である。
【図10】本発明の第4の実施形態として図8に示す充電回路図の動作フロー図である。
【図11】本発明の第5の実施形態を示す充電装置の回路図である。
【図12】本発明の第5の実施形態を示す充電装置の動作フロー図である。
【図13】本発明の第5の実施形態を示す充電装置の動作フロー図である。
【図14】本発明の第6の実施形態を示す充電装置の回路図である。
【図15】本発明の第7の実施形態を示す充電装置の回路図である。
【図16】本発明の第8の実施形態を示す充電装置の回路図である。
【符号の説明】
1a…U相のコイル、1b…V相のコイル、1c…W相のコイル、1ab…UV相のコイル、1bc…VW相のコイル、1ac…WU相のコイル、1x…フィールドコイル、2…回転子磁石、3…バッテリー、4…負荷、5…イグニッションスイッチ、6…チャージランプ、11a〜11c…下アーム用パワーMOSFET、11d…中点下アーム用パワーMOSFET、12a〜12c…下アーム用パワーMOSFET、12d…中点下アーム用パワーMOSFET、13a〜13d、23a〜23d…電圧クランプ素子用(アクティブクランプ用)ダイオード、14a〜14d、24a〜24d…電圧クランプ素子用(アクティブクランプ用)抵抗、15a〜15d…相電流検出回路、16a〜16d、26a〜26d…パワーMOSFET駆動回路(ゲート制御回路)、17a〜17d、27a〜27d…センス抵抗(または、寄生抵抗)、21a〜21c…上アーム用パワーMOSFET、21d…中点上アーム用パワーMOSFET、22a〜22d…パワーMOSFETのドレイン・ソース間ダイオード、30…ボルテージレギュレータ、31…制御回路、33…0V判別回路、35,36,37…基準電圧、Va〜Vc…相電流検出電圧端子、502…整流出力電圧端子、500…基準電圧端子、505…ボルテージレギュレータの電圧端子、503…バッテリ側高電圧端子、200,201…発電機

Claims (13)

  1. 上アームトランジスタと下アームトランジスタからなるブリッジ回路によって発電機の交流出力端子から出入りする電流を整流し、基準電圧端子と整流出力端子との間に整流出力電圧を発生させ、バッテリを充電する充電装置において、 前記発電機の相電流とその向きを検出する相電流検出回路を前記上アームトランジスタと下アームトランジスタのゲート制御回路に設け、前記整流出力端子と基準電圧端子間に発生する整流出力電圧が規定電圧以上になった場合に、発電機に交流出力端子から相電流が流入する状態の交流出力端子に接続された前記上アームトランジスタはオン制御またはオンするデューティが増加する制御をすることを特徴とする充電装置。
  2. 上アームトランジスタと下アームトランジスタからなるブリッジ回路によって発電機の交流出力端子から出入りする電流を整流し、基準電圧端子と整流出力端子との間に整流出力電圧を発生させ、バッテリを充電する充電装置において、 前記発電機の相電流と向きを検出する相電流検出回路を前記上アームトランジスタと下アームトランジスタのゲート制御回路に設け、前記整流出力端子と基準電圧端子間に発生する整流出力電圧が規定電圧以上になった場合に、発電機から交流出力端子に相電流が流出する状態の交流出力端子に接続された前記下アーム用トランジスタはオン制御またはオンするデューティが増加する制御をすることを特徴とする充電装置。
  3. 上アームトランジスタと下アームトランジスタからなるブリッジ回路によって発電機の交流出力端子から出入りする電流を整流し、基準電圧端子と整流出力端子との間に整流出力電圧を発生させ、バッテリを充電する充電装置において、 前記発電機の相電流と向きを検出する相電流検出回路を前記上アームトランジスタと下アームトランジスタのゲート制御回路に設け、前記発電機の相電流と向きに基づき、前記整流出力端子と基準電圧端子間に発生する整流出力電圧が第1の規定電圧以上になった場合に、通常のゲート駆動電圧制御とは逆位相で駆動し、前記第1の規定電圧より低い第2の規定電圧以下ではゲート・ソース間電圧はしきい電圧以下に抑えて遮断制御をすることを特徴とする充電装置。
  4. 上アームトランジスタと下アームトランジスタからなるブリッジ回路によって発電機の交流出力端子から出入りする電流を整流し、基準電圧端子と整流出力端子との間に整流出力電圧を発生させ、バッテリを充電する充電装置において、 前記発電機が発生する相電圧を検出し、前記上アームトランジスタと下アームトランジスタのドレイン・ソース間電圧を求め、該電圧と基準電圧とを比較する比較回路を前記上アームトランジスタと下アームトランジスタのゲート制御回路に設け、前記整流出力電圧が規定電圧以上になった場合に、前記ドレイン・ソース間電圧が0Vまたは負電圧と検出されたトランジスタと対になるトランジスタをオンまたはオンするデューティが増加する制御をすることを特徴とする充電装置。
  5. 上アームトランジスタと下アームトランジスタからなるブリッジ回路によって発電機の交流出力端子から出入りする電流を整流し、基準電圧端子と整流出力端子との間に整流出力電圧を発生させ、バッテリを充電する充電装置において、 前記発電機が発生する相電圧を検出し、前記上アームトランジスタと下アームトランジスタのドレイン・ソース間電圧を求め、該電圧と基準電圧とを比較する比較回路を前記上アームトランジスタと下アームトランジスタのゲート制御回路に設け、前記整流出力電圧が規定電圧以上になった場合に、前記整流出力電圧を低減するように前記交流出力端子に接続された対となる2つのトランジスタのうち、ドレイン・ソース間電圧が高いと検出された方のトランジスタをオンまたはオンするデューティが増加する制御をすることを特徴とする充電装置。
  6. 上アームトランジスタと下アームトランジスタからなるブリッジ回路によって発電機の交流出力端子から出入りする電流を整流し、基準電圧端子と整流出力端子との間に整流出力電圧を発生させ、バッテリを充電する充電装置において、 前記発電機が発生する相電圧を検出し、前記上アームトランジスタと下アームトランジスタのドレイン・ソース間電圧を求め、該電圧と基準電圧とを比較する比較回路を前記上アームトランジスタと下アームトランジスタのゲート制御回路に設け、前記交流出力端子と基準電圧端子または整流出力端子との間の電圧が規定電圧以上になった場合に、前記交流出力端子に接続された2つのトランジスタのうち、ドレイン・ソース間電圧が負電圧となるトランジスタと対となるトランジスタをオン制御またはオンするデューティが増加する制御をすることを特徴とする充電装置。
  7. 上アームトランジスタと下アームトランジスタからなるブリッジ回路によって発電機の交流出力端子から出入りする電流を整流し、基準電圧端子と整流出力端子との間に整流出力電圧を発生させ、バッテリを充電する充電装置において、 前記上アームトランジスタと下アームトランジスタに流れる電流を検出する相電流検出回路を前記上アームトランジスタと下アームトランジスタのゲート制御回路に設け、前記整流出力電圧が規定電圧以上になった場合に、交流出力端子から前記整流出力端子の方向に電流が流れる上アームトランジスタと対になる下アームトランジスタはオン制御またはオンするデューティが増加する制御をすることを特徴とする充電装置。
  8. 上アームトランジスタと下アームトランジスタからなるブリッジ回路によって発電機の交流出力端子から出入りする電流を整流し、基準電圧端子と整流出力端子との間に整流出力電圧を発生させ、バッテリを充電する充電装置において、 前記上アームトランジスタと下アームトランジスタに流れる電流を検出する相電流検出回路を前記上アームトランジスタと下アームトランジスタのゲート制御回路に設け、前記整流出力電圧が規定電圧以上になった場合に、基準電圧端子から交流出力端子の方向に電流が流れる下アームトランジスタと対になる上アームトランジスタはオン制御またはオンするデューティが増加する制御をすることを特徴とする充電装置。
  9. 上アームトランジスタと下アームトランジスタからなるブリッジ回路によって発電機の交流出力端子から出入りする電流を整流し、基準電圧端子と整流出力端子との間に整流出力電圧を発生させ、バッテリを充電する充電装置において、 前記上アームトランジスタと下アームトランジスタに流れる電流を検出する相電流検出回路を前記上アームトランジスタと下アームトランジスタのゲート制御回路に設け、前記トランジスタのソースからドレインに流れる電流が規定電流以上になった場合に、そのトランジスタと対になるトランジスタをオン制御またはオンするデューティが増加する制御をすることを特徴とする充電装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれかにおいて、前記発電機200はY結線であり、該Y結線の中点端子から前記整流出力端子との間に中点用上アームトランジスタと、該Y結線の中点端子から前記基準電圧端子との間に中点用下アームトランジスタを設けることを特徴とする充電装置。
  11. 請求項10において、前記中点用上アームトランジスタと前記中点用下アームトランジスタについてもそれぞれトランジスタのゲート制御回路に前記ブリッジ回路と同じく前記発電機200の中点電流とその向きを検出する相電流検出回路または前記発電機が発生する中点電圧を検出し、前記中点用上アームトランジスタと中点用下アームトランジスタのドレイン・ソース間電圧を求め、該電圧と基準電圧とを比較する比較回路または前記中点用上アームトランジスタと中点用下アームトランジスタに流れる電流を検出する相電流検出回路を設けることを特徴とする充電装置。
  12. 請求項1から請求項9のいずれかにおいて、前記発電機200はΔ結線であることを特徴とする充電装置。
  13. 請求項1から請求項12のいずれかにおいて、前記整流出力端子と負荷側端子間に負荷遮断用トランジスタを設け、前記整流出力電圧が規定電圧以上になった場合に、前記整流出力端子と負荷側端子とを遮断することを特徴とする充電装置。
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