JP3670541B2 - 無線通信端末および無線通信方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信端末および無線通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、情報端末においては、無線通信機能を搭載し、外部の端末と直接的な無線通信を可能とする端末の提案がなされている。この無線通信機能搭載端末(以下「無線通信端末」という。)では、外部無線通信端末とのコネクタによる接続を廃止し、無線通信による接続とすることで、端末の小型化、外部無線通信端末との接続の簡易化、接続機器の多様化が見込まれている。
【0003】
一方、これらのメリットがある反面、全ての無線通信端末は、電波の到達する範囲内に存在する無線通信端末の全てがその無線通信の接続対象となり得てしまうため、これらの中から任意の通信相手を識別、特定して通信を開始する機能が必要となる。
【0004】
従来技術では、例えばBluetooth規格に規定されているInquiryモードのように、電波の到達する範囲内に存在する全ての接続対象となるBluetooth搭載端末に対して、それらの端末の情報提示を求める信号を送信し、得られたすべての端末からの端末属性情報の中から任意の通信相手を選択し、接続を求める方法が挙げられる(「Specification of the Bluetooth System Version1.0A」、1999年、Bluetooth SIG、第108頁参照)。本文献では、接続要求の際にはランダムな時間間隔をおいて応答信号を送るよう各機器に指示し、他のBluetooth搭載端末からの応答信号の衝突を避ける技術が提案されている。同様の技術は電波を利用した無線通信においても適用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術による無線通信端末では、接続する他の無線通信端末を選択する際に、個人的に利用される携帯電話機とノートパソコンとを接続する場合のように、あらかじめ端末に接続相手を認識させておくことが可能な場合と、会議の場における電子名刺交換の場合のように、電波の到達する範囲内に存在する特定の無線通信端末との接続が必要となる場合とが考えられる。前者の場合には問題は生じないが、後者の場合には、例えば会議室の中などで、通信の対象となり得る無線通信端末が多数存在する場合には、多数の無線通信端末から接続を希望する端末を特定する必要があり、操作が煩わしいという問題点がある。
【0006】
また、今日のように情報端末が普及し、会議室、列車の車両の中、喫茶店などの限られたエリアの中に多数の無線通信機能を搭載した端末の使用が想定される環境においても、外部無線通信端末との接続を円滑に行わせるためには、接続相手の選択肢を絞り、接続相手の特定を容易にする方法の考案が必要となる。しかし、従来の技術では、無線通信利用時に接続対象となり得る、同等の無線通信機能を持つ無線通信端末が電波の到達する範囲内に数多く存在するような環境においては、多くの無線通信端末の中から接続相手を選択しなければならず、端末の特定が煩わしく、操作性に欠けるという問題点がある。
【0007】
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、数多くの無線通信端末が電波の到達する範囲内に存在する場合にも接続相手の特定が容易となるように、電波の強度および/または感度を制限した通信機能によって接続相手を特定する機能を有する無線通信端末および無線通信方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、無線通信端末であって、無線通信を行う対象となる外部無線通信端末を識別するための無線通信端末識別通信手段と、他の外部無線通信端末と無線通信する無線通信手段と、前記無線通信端末識別通信手段と前記無線通信手段との切り替える制御を行う制御手段と、前記制御手段からの制御により前記無線通信端末識別通信手段と前記無線通信手段とを切り替えるスイッチ手段とを備えた無線通信端末において、前記無線通信端末識別通信手段は、微弱電波により外部無線通信端末と信号を送受信する無線通信端末識別通信送受信手段を有し、前記無線通信端末識別通信送受信手段を用いて、外部無線通信端末情報を求める信号を送信し、前記信号を受信した外部無線通信端末からの応答信号を受信し、前記応答信号から外部無線通信端末情報をリストアップして接続可能な外部無線通信端末として識別し、前記制御手段は、前記無線通信端末識別通信手段にリストアップされた外部無線通信端末から通信相手となる外部無線通信端末を識別させ、前記スイッチ手段に対し無線通信端末識別通信手段から前記無線通信手段に切り替え制御し、前記無線通信手段は、前記制御手段の前記切り替え制御に基づいて、前記スイッチ手段によって無線通信端末識別通信手段から前記無線通信手段へ切り替えられた後に、前記無線通信端末識別通信手段により識別された前記外部無線通信端末と通信することを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の無線通信端末であって、前記無線通信端末識別通信手段は、さらに、識別した前記外部無線通信端末に対して接続要求信号を送信し、前記外部無線通信端末と無線通信用IDを交換し、前記無線通信手段は、交換した前記無線通信用IDを用いて前記外部無線通信端末と通信することを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の無線通信端末であって、前記無線通信端末識別通信手段は、周期的に外部無線通信端末情報を求める信号を送信し、前記信号を受信した外部無線通信端末からの応答信号から外部無線通信端末情報をリストアップすることを特徴とする。
【0011】
請求項4に記載の発明は、無線通信端末であって、無線通信を行う対象となる外部無線通信端末を識別するための無線通信端末識別通信手段と、他の外部無線通信端末と無線通信する無線通信手段と、前記無線通信端末識別通信手段と前記無線通信手段との切り替える制御を行う制御手段と、前記制御手段からの制御により前記無線通信端末識別通信手段と前記無線通信手段とを切り替えるスイッチ手段とを備えた無線通信端末において、前記無線通信端末識別通信手段は、微弱電波により外部無線通信端末と信号を送受信する無線通信端末識別通信送受信手段を有し、前記無線通信端末識別通信送受信手段を用いて、外部無線通信端末からの外部無線通信端末情報を求める信号を受信し、前記信号を送信した前記外部無線通信端末へ外部無線通信端末情報を含む応答信号を送信し、および前記外部無線通信端末からの接続要求信号を受信し、前記接続要求信号を送信した前記外部無線通信端末と外部無線通信用の無線通信用IDを交換し、前記制御手段は、前記スイッチ手段に対し、前記外部無線通信端末との通信を、無線通信端末識別通信手段から前記無線通信手段に切り替え制御し、前記無線通信手段は、前記制御手段の前記切り替え制御に基づいて、前記スイッチ手段によって前記無線通信端末識別通信手段から前記無線通信手段へ切り替えられた後に、交換した前記無線通信用IDを用いて前記外部無線通信端末と通信することを特徴とする。
【0012】
請求項5に記載の発明は、無線通信端末であって、請求項1乃至4のいずれかに記載の無線通信端末において、前記無線通信手段は、音声信号、制御信号および/またはデータ信号のいずれかのうち少なくとも1つを送受信することを特徴とする。
【0013】
請求項6に記載の発明は、無線通信方法であって、無線通信を行う対象となる外部無線通信端末を識別するための無線通信端末識別通信手段と、他の外部無線通信端末と無線通信する無線通信手段と、前記無線通信端末識別通信手段と前記無線通信手段との切り替える制御を行う制御手段と、前記制御手段からの制御により前記無線通信端末識別通信手段と前記無線通信手段とを切り替えるスイッチ手段とを備えた無線通信端末の無線通信方法であって、前記無線通信端末識別通信手段は、微弱電波により外部無線通信端末と信号を送受信する無線通信端末識別通信送受信手段を有し、前記無線通信端末識別通信手段において、前記無線通信端末識別通信送受信手段を用いて、外部無線通信端末情報を求める信号を送信するステップと、前記信号を受信した外部無線通信端末からの応答信号を受信し、外部無線通信端末情報をリストアップして接続可能な外部無線通信端末として識別するステップと、前記制御手段において、前記無線通信端末識別通信手段にリストアップされた外部無線通信端末から通信相手となる外部無線通信端末を識別させ、前記スイッチ手段に対し無線通信端末識別通信手段から前記無線通信手段に切り替え制御するステップと、前記スイッチ手段において、前記制御手段の前記切り替え制御に基づいて、前記無線通信端末識別通信手段から前記無線通信手段へ切り替えるステップと、前記無線通信手段において、前記無線通信端末識別手段により識別された前記外部無線通信端末と無線通信するステップとを含むことを特徴とする。
【0014】
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の無線通信方法であって、前記無線通信端末識別通信手段において、識別前記外部無線通信端末に対して接続要求信号を送信し、前記外部無線通信端末と無線通信用IDを交換するステップをさらに含み、前記無線通信手段における前記外部無線通信端末と無線通信する前記ステップは、交換した前記無線通信用IDを用いて行われることを特徴とする。
【0015】
請求項8に記載の発明は、請求項6または7に記載の無線通信方法であって、前記無線通信端末識別通信手段における、外部無線通信端末情報を求める信号を送信する前記ステップと、前記信号を受信した外部無線通信端末からの応答信号を受信し、外部無線通信端末情報をリストアップして接続可能な外部無線通信端末として識別する前記ステップは、周期的に行われることを特徴とする。
【0016】
請求項9に記載の発明は、無線通信方法であって、無線通信を行う対象となる外部無線通信端末を識別するための無線通信端末識別通信手段と、他の外部無線通信端末と無線通信する無線通信手段と、前記無線通信端末識別通信手段と前記無線通信手段との切り替える制御を行う制御手段と、前記制御手段からの制御により前記無線通信端末識別通信手段と前記無線通信手段とを切り替えるスイッチ手段とを備えた無線通信端末の無線通信方法であって、前記無線通信端末識別通信手段において、微弱電波により外部無線通信端末と信号を送受信する無線通信端末識別通信送受信手段を有し、前記無線通信端末識別通信手段において、前記無線通信端末識別通信送受信手段を用いて、外部無線通信端末からの外部無線通信端末情報を求める信号を受信し、前記信号を送信した外部無線通信端末へ外部無線通信端末情報を含む応答信号を送信するステップと、前記外部無線通信端末から接続要求信号を受信し、前記接続要求信号を送信した前記外部無線通信端末と外部無線通信用の無線通信用IDを交換するステップと、前記制御手段において、前記スイッチ手段に対し、前記外部無線通信端末との通信を、無線通信端末識別通信手段から前記無線通信手段に切り替え制御するステップと、前記スイッチ手段において、前記制御手段の前記切り替え制御に基づいて、前記無線通信端末識別通信手段から前記無線通信手段へ切り替えるステップと、前記無線通信手段において、前記制御手段の前記切り替え制御に基づいて、前記スイッチ手段によって前記無線通信端末識別通信手段から前記無線通信手段へ切り替えられた後に、交換した前記無線通信用IDを用いて前記外部無線通信端末と無線通信するステップとを含むことを特徴とする。
【0017】
請求項10に記載の発明は、請求項6乃至9のいずれかに記載の無線通信方法であって、前記外部無線通信端末と無線通信する前記ステップは、音声信号、制御信号および/またはデータ信号のいずれかのうち少なくとも1つを送受信することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について詳細に説明する。
【0021】
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態が適用される無線通信端末の構成の一例を示す図であり、無線通信端末の構成のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。
【0022】
本実施形態の電波の強度および/または感度を制限した通信機能による接続相手特定機能付き無線通信端末10は、少なくとも、無線通信を切り替える制御を行う制御部1と、電波の強度および/または感度を制限した通信機能と無線通信の伝送路とを切り替えるスイッチ部2と、無線通信を行う対象となる外部無線通信端末を識別するために電波の強度および/または感度を制限した通信を行う機能、すなわち、例えば微弱電波により通信を行う機能を有する無線通信端末識別通信部20と、音声信号、制御信号またはデータ信号等を他の外部無線通信端末と送受信する無線通信機能を有する無線通信部30とから構成される。また、無線通信端末識別通信部20は、外部無線通信端末との電波の強度および/または感度を制限した通信機能を制御する無線通信端末識別通信制御部3と、外部無線通信端末との間で電波の強度および/または感度を制限した通信により信号を送受信する無線通信端末識別通信送受信部4とを含んで成る。また、無線通信部30は、無線通信用IDを用いて通信相手を特定して外部無線通信端末と無線通信を行うように無線送受信部6を制御する無線通信制御部5と、無線電波を送受信する機能を有する無線送受信部6とを含んで成る。
【0023】
次に、このように構成された本実施の形態における無線通信端末の動作の一例について、以下に図2を参照して詳細に説明する。
【0024】
図2は、本発明の第1実施形態における無線通信端末による接続手順の接続シーケンスを示す図である。本図においては、電波の強度および/または感度を制限した通信機能により特定の接続相手を識別して無線通信用IDを取得し、無線通信路を確立するまでの接続シーケンスを示す。
【0025】
通信相手の識別を行う場合、まず通信端末の無線通信端末識別通信部20同士を近接させると、微弱電波を受信できる程近距離に存在する外部無線通信端末に対し、定期的に外部無線通信端末情報を求める信号を送信し、接続可能な外部無線通信端末をリストアップする。制御部1から無線通信端末識別通信部20に対し、接続相手識別を行うよう指示が出されると(ステップS202)、リストアップされた外部無線通信端末情報の中から接続を求める端末を特定して接続要求信号が出され(ステップS204)、移動体識別機能による接続が確立される(ステップS206〜ステップS212)。この際に、無線通信端末識別機能用のIDアドレスとは別に、無線通信用のIDアドレスも同時に交換しておく。
【0026】
ついで、無線通信端末識別機能により接続相手を特定し、通信路を確立した後、制御部1はスイッチ部2に対し、通信路を無線通信に切り替えるよう指示を出す(ステップS214)。
【0027】
ついで、スイッチ部2は通信路を無線通信に切り替え(ステップS216)、切り替え完了を制御部1に通知する(ステップS218)。
【0028】
ついで、制御部1は無線通信に通信路が切り替わったことを認識し、無線通信部30に対し、無線通信を開始するよう指示を出す(ステップS220)。この時同時に、無線通信端末識別機能を用いて接続した際に得た、相手側の無線通信用のIDを通知する。
【0029】
ついで、無線通信部30は取得した相手側の無線通信用IDを用いることにより、接続相手を特定して無線通信機能による接続、通信を開始することが可能となる(ステップS222〜ステップS230)。
【0030】
(第2実施形態)
図3は、本発明の第2実施形態が適用される無線通信端末の構成の一例を示す図であり、無線通信端末の構成のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。本実施形態において、電界強度制限による接続相手特定機能を有する無線通信端末を一例に説明する。
【0031】
無線通信端末10は、少なくとも制御部100と無線通信部101と電界強度測定部103とから構成させる。
【0032】
制御部100は、無線通信部101および電界強度測定部103に接続され、ある基準以上の電界強度で信号を送信してきた外部無線通信端末の中から接続相手を特定するように制御を行う機能を有する。
【0033】
無線通信部101は、制御部100および電界強度測定部103に接続され、無線通信制御部102と受信部104と送信部105とアンテナ部106とを含んで成り、無線通信を行う機能を有する。ここで、無線通信制御部102は、制御部100、受信部104および送信部105に接続され、無線通信の制御を行う機能を有する。また、受信部104は、無線通信制御部102、電界強度測定部103およびアンテナ部106に接続され、無線通信制御部102の制御下でアンテナ部106で受信した電波から信号を受信し、電界強度測定部103に送信する機能を有する。また、送信部105は、無線通信制御部102およびアンテナ部106に接続され、無線通信制御部102の制御下で信号をアンテナ部106に送信する機能を有する。また、アンテナ部106は、受信部104および送信部105に接続され、外部無線通信端末と電波を送受信する機能を有する。
【0034】
電界強度測定部103は、制御部100および受信部104に接続され、制御部100の制御下で受信部104から受信した信号の電界強度を測定する機能を有する。
【0035】
次に、このように構成された本発明の第2実施形態における無線通信端末の動作の一例について、以下に図4を参照して詳細に説明する。
【0036】
図4は、本実施の形態における無線通信端末による接続手順の接続シーケンスを示す図である。本図においては、電界強度測定により接続相手を特定し、無線通信路が確立されるまでの接続シーケンスを示す。
【0037】
通信相手の識別を行う場合、まず外部無線通信端末の端末属性情報要求が制御部100から無線通信制御部102へ指示され(ステップS402)、端末属性情報要求信号が外部無線通信端末に送信される(ステップS406)。同時に制御部1から電界強度制御部3へ、返答される信号の電界強度を測定するよう指示する(ステップS404)。
【0038】
ついで、外部無線通信端末からの応答信号(ステップS408〜ステップS412)の電界強度を電界強度測定部103で測定し(ステップS414)、測定結果を制御部100へ通知する(ステップS416)。同時に、無線通信制御部102を経由して制御部100に端末属性情報が通知される(ステップS418)。
【0039】
ついで、制御部100は、電界強度の測定結果を元に、ある基準以上の電界強度で応答信号を送信してきた外部無線通信端末を接続相手に特定し、接続要求を行うよう無線通信制御部102へ指示を行う(ステップS420)。
【0040】
ついで、無線通信制御部102は接続要求信号を送信するよう指示し、応答信号を得て(ステップS422〜ステップS430)、無線伝送路が確立される。
【0041】
(第3実施形態)
図5は、本発明の第3実施形態が適用される無線通信端末の構成の一例を示す図であり、無線通信端末の構成のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。本実施形態において、送信電力制御による接続相手特定機能を有する無線通信端末を一例に説明する。
【0042】
無線通信端末10は、少なくとも制御部100と無線通信部101と送信電力制御部107とから構成させる。
【0043】
制御部100は、無線通信部101および送信電力制御部107に接続され、信号を送信してきた外部無線通信端末の中から接続相手を特定するように制御を行う機能を有する。
【0044】
無線通信部101は、制御部100および送信電力制御部107に接続され、無線通信制御部102と受信部104と送信部105とアンテナ部106とを含んで成り、無線通信を行う機能を有する。ここで、無線通信制御部102は、制御部100、受信部104および送信部105に接続され、無線通信の制御を行う機能を有する。また、受信部104は、無線通信制御部102およびアンテナ部106に接続され、無線通信制御部102の制御下でアンテナ部106で受信した電波から信号を受信する機能を有する。また、送信部105は、無線通信制御部102、アンテナ部106および送信電力制御部107に接続され、無線通信制御部102の制御下で送信電力制御部107により送信電力を制御された信号をアンテナ部106に送信する機能を有する。また、アンテナ部106は、受信部104および送信部105に接続され、外部無線通信端末と電波を送受信する機能を有する。
【0045】
送信電力制御部107は、制御部100および送信部105に接続され、制御部100の制御下で送信部105が送信する信号の送信電力制御を行う機能を有する。
【0046】
次に、このように構成された本発明の第3実施形態における無線通信端末の動作の一例について、以下に図6を参照して詳細に説明する。
【0047】
図6は、本実施の形態における無線通信端末による接続手順の接続シーケンスを示す図である。本図においては、送信電力制御により接続相手を特定し、無線通信路が確立されるまでの接続シーケンスを示す。
【0048】
通信相手の識別を行う場合、送信電力制御部107で電力を制御し、端末属性情報要求信号を送信する(ステップS602〜S606)。
【0049】
ついで、近距離に存在する外部無線通信端末から応答信号が送信され、受信部104で受信される(ステップS608〜ステップS612)。制御部100では、応答信号を送信してきた外部無線通信端末の中から接続を求める外部無線通信端末を選択し、通信を開始するよう無線通信制御部102に対し指示を行う(ステップS614〜ステップS616)。指示を受けて、無線通信制御部102から送信部に指示が出され(ステップS616)、接続要求信号が送信される(ステップS618)。
【0050】
ついで、応答信号を受信することにより(ステップS620〜ステップS626)、無線通信路が確立され、接続相手を特定して無線通信機能による接続、通信が可能となる。
【0051】
(第4実施形態)
図7は、本発明の第4実施形態が適用される無線通信端末の構成の一例を示す図であり、無線通信端末の構成のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。本実施形態において、受信感度制御による接続相手特定機能を有する無線通信端末を一例に説明する。
【0052】
無線通信端末10は、少なくとも制御部100と無線通信部101と受信感度制御部108とから構成させる。
【0053】
制御部100は、無線通信部101および受信感度制御部108に接続され、信号を受信した外部無線通信端末の中から接続相手を特定するように制御を行う機能を有する。
【0054】
無線通信部101は、制御部100および受信感度制御部108に接続され、無線通信制御部102と受信部104と送信部105とアンテナ部106とを含んで成り、無線通信を行う機能を有する。ここで、無線通信制御部102は、制御部100、受信部104および送信部105に接続され、無線通信の制御を行う機能を有する。また、受信部104は、無線通信制御部102、受信感度制御部108およびアンテナ部106に接続され、無線通信制御部102の制御下で受信感度制御部108により調節された受信感度で、アンテナ部106において受信した電波から信号を受信する機能を有する。また、送信部105は、無線通信制御部102およびアンテナ部106に接続され、無線通信制御部102の制御下で信号をアンテナ部106に送信する機能を有する。また、アンテナ部106は、受信部104および送信部105に接続され、外部無線通信端末と電波を送受信する機能を有する。
【0055】
受信感度制御部108は、制御部100および受信部104に接続され、制御部100の制御下で受信部104の受信感度を制御し、至近距離に存在する外部無線通信端末からの信号のみ検知可能に調節する機能を有する。
【0056】
次に、このように構成された本発明の第4実施形態における無線通信端末の動作の一例について、以下に図8を参照して詳細に説明する。
【0057】
図8は、本実施の形態における無線通信端末による接続手順の接続シーケンスを示す図である。本図においては、受信感度制御により接続相手を特定し、無線通信路が確立されるまでの接続シーケンスを示す。
【0058】
通信相手の識別を行う場合、まず外部無線通信端末の端末属性情報要求が制御部100から無線通信制御部102へ指示され(ステップS802)、端末属性情報要求信号が外部無線通信端末に送信される(ステップS806)。同時に制御部100から受信感度制御部108に対して、受信部104での受信感度を劣化させ、近距離に存在する一部の外部無線通信端末から送信された応答信号しか受信できないよう指示される(ステップS804)。
【0059】
ついで、近距離に存在する一部の外部無線通信端末の端末属性情報のみが無線通信制御部102を経由し制御部100へ通知される(ステップS808〜ステップS814)。
【0060】
ついで、制御部100は得た端末属性情報のリストの中から接続を求める外部無線通信端末を特定し、接続要求を行うよう無線通信制御部102へ指示を行う(ステップS816)。
【0061】
ついで、無線通信制御部102は接続要求信号を送信するよう指示し、応答信号を得て(ステップS818〜ステップS826)、無線伝送路が確立される。
【0062】
(第5実施形態)
図9は、本発明の第5実施形態が適用される無線通信端末の構成の一例を示す図であり、無線通信端末の構成のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。本実施形態において、受信感度制御による接続相手特定機能を有する無線通信端末を一例に説明する。
【0063】
無線通信端末10は、少なくとも制御部100と無線通信部101とから構成させる。
【0064】
制御部100は、無線通信部101に接続され、信号を受信した外部無線通信端末の中から接続相手を特定するように制御を行う機能を有する。
【0065】
無線通信部101は、制御部100に接続され、無線通信制御部102と受信部104と送信部105とアンテナ部106と誤り訂正方式変更部109とを含んで成り、無線通信を行う機能を有する。ここで、無線通信制御部102は、制御部100および誤り訂正方式変更部109に接続され、無線通信の制御を行う機能を有する。また、受信部104は、誤り訂正方式変更部109およびアンテナ部106に接続され、無線通信制御部102の制御下で、アンテナ部106において受信した電波から信号を受信する機能を有する。また、送信部105は、誤り訂正方式変更部109およびアンテナ部106に接続され、無線通信制御部102の制御下で信号をアンテナ部106に送信する機能を有する。また、アンテナ部106は、受信部104および送信部105に接続され、外部無線通信端末と電波を送受信する機能を有する。誤り訂正方式変更部109は、無線通信制御部102、受信部104および送信部105に接続され、送受信する信号の誤り訂正方式を変更する機能を有し、特に、送信する端末属性情報要求信号の誤り訂正方式を変更し、近距離に存在する一部の外部無線通信端末しか適切に受信できないように制御を行う機能を有する。
【0066】
次に、このように構成された本発明の第5実施形態における無線通信端末の動作の一例について、以下に図10を参照して詳細に説明する。
【0067】
図10は、本実施の形態における無線通信端末による接続手順の接続シーケンスを示す図である。本図においては、誤り訂正方式の変更により接続相手を特定し、無線通信路が確立されるまでの接続シーケンスを示す。
【0068】
通信相手の識別を行う場合、まず、誤り訂正方式変更部で誤り訂正方式を劣化させて端末属性情報要求信号を送信する(ステップS1002)。
【0069】
ついで、近距離に存在する外部無線通信端末から応答信号が返信され、受信部104で受信される(ステップS1004〜1010)。
【0070】
ついで、制御部100では、応答信号を送信してきた、近距離に存在する外部無線通信端末の中から接続を求める外部無線通信端末を選択し、通信を開始するよう無線通信制御部102に対し指示を行う(ステップS1012〜1014)。
【0071】
ついで、指示を受けて、無線通信制御部102から送信部105に指示が出され(ステップS1014)、接続要求信号が送信され(ステップS1016)、応答信号を受信することにより(ステップS1018〜1024)、無線通信路が確立され、接続相手を特定して無線通信機能による接続、通信が可能となる。
【0072】
(他の実施の形態)
上述した実施の形態においては、各実施形態を独立に実現する場合を一例に説明したが、本発明はこの場合に限定されるものではなく、他の実施の形態においては、各実施形態を適宜組み合わせて実施することができることは当業者にとって自明である。
【0073】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、1つまたは2つ以上の無線通信端末との間で無線通信を行う無線通信手段と、無線通信手段により受信した信号の電界強度を測定する電界強度測定手段と、あらかじめ定めた閾値以上の電界強度で信号を送信してきた無線通信端末を接続相手として特定する接続相手特定手段とを備え、接続相手特定手段により特定された無線通信端末との間で、無線通信手段により無線通信を行うので、本端末と同等の無線通信機能を持つ外部無線通信端末との接続、通信を行う際に、電波の到達する範囲内に多くの無線通信端末の使用が想定される場合にも、電界強度を制限した通信機能を用いることにより容易に接続相手を発見、特定し通信を開始することができる。
【0074】
また、本発明によれば、1つまたは2つ以上の無線通信端末との間で無線通信を行う無線通信手段と、近距離に存在する無線通信端末のみが検知できるように、無線通信手段により送信する信号の送信電力を制御する送信電力制御手段とを備え、送信された信号を検知できる範囲内に存在する無線通信端末を接続相手として特定して、無線通信手段により無線通信を行うので、本端末と同等の無線通信機能を持つ外部無線通信端末との接続、通信を行う際に、電波の到達する範囲内に多くの無線通信端末の使用が想定される場合にも、送信電力を制限した通信機能を用いることにより容易に接続相手を発見、特定し通信を開始することができる。
【0075】
また、本発明によれば、1つまたは2つ以上の無線通信端末との間で無線通信を行う無線通信手段と、近距離に存在する無線通信端末から送信された信号のみを検知できるように、無線通信手段により受信する信号の受信感度を制御する受信感度制御手段とを備え、送信された信号を検知できる範囲内に存在する無線通信端末を接続相手として特定して、無線通信手段により無線通信を行うので、本端末と同等の無線通信機能を持つ外部無線通信端末との接続、通信を行う際に、電波の到達する範囲内に多くの無線通信端末の使用が想定される場合にも、受信感度を制限した通信機能を用いることにより容易に接続相手を発見、特定し通信を開始することができる。
【0076】
また、本発明によれば、1つまたは2つ以上の無線通信端末との間で無線通信を行う無線通信手段と、無線通信手段により送信する信号の誤り訂正方式を変更する誤り訂正方式変更手段とを備え、誤り訂正方式変更手段により送信する信号の誤り訂正方式を変更して誤り訂正後のエラー率を劣化させ、近距離に存在する無線通信端末以外は適切に信号を受信できないように制御を行うので、本端末と同等の無線通信機能を持つ外部無線通信端末との接続、通信を行う際に、電波の到達する範囲内に多くの無線通信端末の使用が想定される場合にも、誤り訂正を制限した通信機能を用いることにより容易に接続相手を発見、特定し通信を開始することができる。
【0077】
さらに、本発明によれば、微弱電波の信号を送信する微弱電波信号送信手段と、微弱電波信号送信手段により送信した信号を受信した無線通信端末から送信された応答信号を受信する応答信号受信手段と、応答信号を送信した無線通信端末を無線送信対象の無線通信端末として識別する無線通信端末識別手段と、無線通信端末識別手段により識別された無線通信端末との間で無線通信する無線通信手段とを備えたので、本端末と同等の無線通信機能を持つ外部無線通信端末との接続、通信を行う際に、電波の到達する範囲内に多くの無線通信端末の使用が想定される場合にも、電波強度を制限した通信機能を用いることにより容易に接続相手を発見、特定し通信を開始することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態が適用される無線通信端末の構成の一例を示す図である。
【図2】本発明の第1実施形態の無線通信端末による接続手順の接続シーケンスを示す図である。
【図3】本発明の第2実施形態が適用される無線通信端末の構成の一例を示す図である。
【図4】本発明の第2実施形態の無線通信端末による接続手順の接続シーケンスを示す図である。
【図5】本発明の第3実施形態が適用される無線通信端末の構成の一例を示す図である。
【図6】本発明の第3実施形態の無線通信端末による接続手順の接続シーケンスを示す図である。
【図7】本発明の第4実施形態が適用される無線通信端末の構成の一例を示す図である。
【図8】本発明の第4実施形態の無線通信端末による接続手順の接続シーケンスを示す図である。
【図9】本発明の第5実施形態が適用される無線通信端末の構成の一例を示す図である。
【図10】本発明の第5実施形態の無線通信端末による接続手順の接続シーケンスを示す図である。
【符号の説明】
1 制御部
2 スイッチ部
3 無線通信端末識別通信制御部
4 無線通信端末識別通信送受信部
5 無線通信制御部
6 無線送受信部
10 無線通信端末
20 無線通信端末識別通信部
30 無線通信部
100 制御部
101 無線通信部
102 無線通信制御部
103 電界強度測定部
104 受信部
105 送信部
106 アンテナ部
107 送信電力制御部
108 受信感度制御部
109 誤り訂正方式変更部
Claims (10)
- 無線通信を行う対象となる外部無線通信端末を識別するための無線通信端末識別通信手段と、他の外部無線通信端末と無線通信する無線通信手段と、前記無線通信端末識別通信手段と前記無線通信手段との切り替える制御を行う制御手段と、前記制御手段からの制御により前記無線通信端末識別通信手段と前記無線通信手段とを切り替えるスイッチ手段とを備えた無線通信端末において、
前記無線通信端末識別通信手段は、微弱電波により外部無線通信端末と信号を送受信する無線通信端末識別通信送受信手段を有し、前記無線通信端末識別通信送受信手段を用いて、外部無線通信端末情報を求める信号を送信し、前記信号を受信した外部無線通信端末からの応答信号を受信し、前記応答信号から外部無線通信端末情報をリストアップして接続可能な外部無線通信端末として識別し、
前記制御手段は、前記無線通信端末識別通信手段にリストアップされた外部無線通信端末から通信相手となる外部無線通信端末を識別させ、前記スイッチ手段に対し無線通信端末識別通信手段から前記無線通信手段に切り替え制御し、
前記無線通信手段は、前記制御手段の前記切り替え制御に基づいて、前記スイッチ手段によって無線通信端末識別通信手段から前記無線通信手段へ切り替えられた後に、前記無線通信端末識別通信手段により識別された前記外部無線通信端末と通信する
ことを特徴とする無線通信端末。 - 前記無線通信端末識別通信手段は、さらに、識別した前記外部無線通信端末に対して接続要求信号を送信し、前記外部無線通信端末と無線通信用IDを交換し、
前記無線通信手段は、交換した前記無線通信用IDを用いて前記外部無線通信端末と通信する
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信端末。 - 前記無線通信端末識別通信手段は、周期的に外部無線通信端末情報を求める信号を送信し、前記信号を受信した外部無線通信端末からの応答信号から外部無線通信端末情報をリストアップすることを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信端末。
- 無線通信を行う対象となる外部無線通信端末を識別するための無線通信端末識別通信手段と、他の外部無線通信端末と無線通信する無線通信手段と、前記無線通信端末識別通信手段と前記無線通信手段との切り替える制御を行う制御手段と、前記制御手段からの制御により前記無線通信端末識別通信手段と前記無線通信手段とを切り替えるスイッチ手段とを備えた無線通信端末において、
前記無線通信端末識別通信手段は、微弱電波により外部無線通信端末と信号を送受信する無線通信端末識別通信送受信手段を有し、前記無線通信端末識別通信送受信手段を用いて、外部無線通信端末からの外部無線通信端末情報を求める信号を受信し、前記信号を送信した前記外部無線通信端末へ外部無線通信端末情報を含む応答信号を送信し、および前記外部無線通信端末からの接続要求信号を受信し、前記接続要求信号を送信した前記外部無線通信端末と外部無線通信用の無線通信用IDを交換し、
前記制御手段は、前記スイッチ手段に対し、前記外部無線通信端末との通信を、無線通信端末識別通信手段から前記無線通信手段に切り替え制御し、
前記無線通信手段は、前記制御手段の前記切り替え制御に基づいて、前記スイッチ手段によって前記無線通信端末識別通信手段から前記無線通信手段へ切り替えられた後に、交換した前記無線通信用IDを用いて前記外部無線通信端末と通信する
ことを特徴とする無線通信端末。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載の無線通信端末において、
前記無線通信手段は、音声信号、制御信号および/またはデータ信号のいずれかのうち少なくとも1つを送受信することを特徴とする無線通信端末。 - 無線通信を行う対象となる外部無線通信端末を識別するための無線通信端末識別通信手段と、他の外部無線通信端末と無線通信する無線通信手段と、前記無線 通信端末識別通信手段と前記無線通信手段との切り替える制御を行う制御手段と、前記制御手段からの制御により前記無線通信端末識別通信手段と前記無線通信手段とを切り替えるスイッチ手段とを備えた無線通信端末の無線通信方法であって、
前記無線通信端末識別通信手段は、微弱電波により外部無線通信端末と信号を送受信する無線通信端末識別通信送受信手段を有し、前記無線通信端末識別通信手段において、前記無線通信端末識別通信送受信手段を用いて、
外部無線通信端末情報を求める信号を送信するステップと、
前記信号を受信した外部無線通信端末からの応答信号を受信し、外部無線通信端末情報をリストアップして接続可能な外部無線通信端末として識別するステップと、
前記制御手段において、前記無線通信端末識別通信手段にリストアップされた外部無線通信端末から通信相手となる外部無線通信端末を識別させ、前記スイッチ手段に対し無線通信端末識別通信手段から前記無線通信手段に切り替え制御するステップと、
前記スイッチ手段において、前記制御手段の前記切り替え制御に基づいて、前記無線通信端末識別通信手段から前記無線通信手段へ切り替えるステップと、
前記無線通信手段において、前記無線通信端末識別手段により識別された前記外部無線通信端末と無線通信するステップと
を含むことを特徴とする無線通信方法。 - 前記無線通信端末識別通信手段において、識別前記外部無線通信端末に対して接続要求信号を送信し、前記外部無線通信端末と無線通信用IDを交換するステップをさらに含み、
前記無線通信手段における前記外部無線通信端末と無線通信する前記ステップは、交換した前記無線通信用IDを用いて行われる
ことを特徴とする請求項6に記載の無線通信方法。 - 前記無線通信端末識別通信手段における、外部無線通信端末情報を求める信号を送信する前記ステップと、前記信号を受信した外部無線通信端末からの応答信号を受信し、外部無線通信端末情報をリストアップして接続可能な外部無線通信端末として識別する前記ステップは、周期的に行われることを特徴とする請求項6または7に記載の無線通信方法。
- 無線通信を行う対象となる外部無線通信端末を識別するための無線通信端末識別通信手段と、他の外部無線通信端末と無線通信する無線通信手段と、前記無線通信端末識別通信手段と前記無線通信手段との切り替える制御を行う制御手段と、前記制御手段からの制御により前記無線通信端末識別通信手段と前記無線通信手段とを切り替えるスイッチ手段とを備えた無線通信端末の無線通信方法であって、
前記無線通信端末識別通信手段において、微弱電波により外部無線通信端末と信号を送受信する無線通信端末識別通信送受信手段を有し、前記無線通信端末識別通信手段において、前記無線通信端末識別通信送受信手段を用いて、
外部無線通信端末からの外部無線通信端末情報を求める信号を受信し、前記信号を送信した外部無線通信端末へ外部無線通信端末情報を含む応答信号を送信するステップと、
前記外部無線通信端末から接続要求信号を受信し、前記接続要求信号を送信した前記外部無線通信端末と外部無線通信用の無線通信用IDを交換するステップと、
前記制御手段において、前記スイッチ手段に対し、前記外部無線通信端末との通信を、無線通信端末識別通信手段から前記無線通信手段に切り替え制御するステップと、
前記スイッチ手段において、前記制御手段の前記切り替え制御に基づいて、前記無線通信端末識別通信手段から前記無線通信手段へ切り替えるステップと、
前記無線通信手段において、前記制御手段の前記切り替え制御に基づいて、前記スイッチ手段によって前記無線通信端末識別通信手段から前記無線通信手段へ切り替えられた後に、交換した前記無線通信用IDを用いて前記外部無線通信端末と無線通信するステップと
を含むことを特徴とする無線通信方法。 - 請求項6乃至9のいずれかに記載の無線通信方法において、
前記外部無線通信端末と無線通信する前記ステップは、音声信号、制御信号および/またはデータ信号のいずれかのうち少なくとも1つを送受信することを特徴とする無線通信方法。
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