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JP3662411B2 - トリガ回路 - Google Patents

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JP3662411B2
JP3662411B2 JP02960598A JP2960598A JP3662411B2 JP 3662411 B2 JP3662411 B2 JP 3662411B2 JP 02960598 A JP02960598 A JP 02960598A JP 2960598 A JP2960598 A JP 2960598A JP 3662411 B2 JP3662411 B2 JP 3662411B2
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寿雄 中村
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、クロック信号と非同期でかつ任意パルス幅の入力トリガパルスに基づいて、所定パルス幅の出力トリガパルスを生成するトリガ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえばディジタイザなどの測定器においては、クロック信号と非同期でかつ任意パルス幅の入力トリガパルスに基づいて、所定パルス幅の出力トリガパルスを生成するトリガ回路を内蔵している。
【0003】
このような従来のトリガ回路は、図3に示すように、フリップフロップ回路31、可変抵抗器VR1 、およびキャパシタンスC1 を備えたモノマルチバイブレータにより実現されていた。
【0004】
しかし、上記従来のモノマルチバイブレータからなるトリガ回路では、可変抵抗器VR1 やキャパシタンスC1 などの外部部品が必要であり、これらの調整作業に多くの時間を要するとともに、動作が不安定になり易いという課題があった。さらには、外部部品を接続するための外部ピンを設置しなければならず、たとえばFPGA(field programmable gate array )などに内蔵するには不利であるという課題もあった。
【0005】
【発明の開示】
本願発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、外部部品を設けることなく、クロック信号と非同期でかつ任意パルス幅の入力トリガパルスに基づいて、所定パルス幅の出力トリガパルスを生成できるトリガ回路を提供することを、その課題とする。
【0006】
上記の課題を解決するため、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0007】
本願発明の第1の側面によれば、クロック信号と非同期でかつ任意パルス幅の入力トリガパルスに基づいて、所定パルス幅の出力トリガパルスを生成するトリガ回路であって、入力トリガパルスをラッチするラッチ回路と、複数段に縦続接続されてクロック信号に同期して動作する複数のフリップフロップ回路からなるとともにラッチ回路の出力を遅延させる遅延回路と、ラッチ回路の出力と遅延回路の出力とに基づいて、クロック信号の1周期分以上のパルス幅を有する出力トリガパルスを生成する論理回路とを備えており、論理回路は、ラッチ回路の出力と遅延回路の出力との排他的論理和を出力するEXOR回路と、ラッチ回路の出力とEXOR回路の出力との論理積を出力するAND回路とを有することを特徴とする、トリガ回路が提供される。
【0009】
本願発明によれば、ラッチ回路により入力トリガパルスをラッチし、遅延回路によりラッチ回路の出力を遅延させて、論理回路によりラッチ回路の出力と遅延回路の出力とに基づいて出力トリガパルスを生成するので、外部部品を設けることなく、クロック信号と非同期でかつ任意パルス幅の入力トリガパルスに基づいて、所定パルス幅の出力トリガパルスを生成できる。したがって、外部部品の調整作業をなくすことができるとともに、動作の安定化を図ることができ、さらには外部部品を接続するための外部ピンをなくすことができる。
【0010】
本願発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の好ましい実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0012】
図1は、本願発明に係るトリガ回路の回路ブロック図であって、このトリガ回路は、フリップフロップ回路1〜3、EXOR回路4、およびAND回路5を備えている。
【0013】
フリップフロップ回路1は、Dフリップフロップからなり、入力端Dは電源によりハイレベルに維持されている。クロック入力端には、外部から端子6を介して入力トリガパルスが入力され、リセット端RSTには、端子7を介してリセット信号♯RSTが入力される。なお、♯は反転を表す記号である。
【0014】
フリップフロップ回路2は、Dフリップフロップからなり、入力端Dにはフリップフロップ回路1の非反転出力端Qからの出力が入力され、クロック入力端には端子8を介してクロック信号CLKが入力される。
【0015】
フリップフロップ回路3は、Dフリップフロップからなり、入力端Dにはフリップフロップ回路2の非反転出力端Qからの出力が入力され、クロック入力端には端子8を介してクロック信号CLKが入力される。
【0016】
EXOR回路4は、一方の入力端にフリップフロップ回路1の非反転出力端Qからの出力が入力され、他方の入力端にフリップフロップ回路3の非反転出力端Qからの出力が入力される。
【0017】
AND回路5は、一方の入力端にフリップフロップ回路1の非反転出力端Qからの出力が入力され、他方の入力端にEXOR回路4の出力が入力される。AND回路5の出力端は端子9に接続されている。
【0018】
すなわち、フリップフロップ回路1は、入力トリガパルスをラッチするラッチ回路を構成している。フリップフロップ回路2,3は、複数段に縦続接続されてクロック信号に同期して動作する複数のフリップフロップ回路からなり、ラッチ回路の出力を遅延させる遅延回路を構成している。EXOR回路4およびAND回路5は、ラッチ回路の出力と遅延回路の出力とに基づいて、クロック信号の1周期分以上のパルス幅を有する出力トリガパルスを生成する論理回路を構成している。
【0019】
図2は、図1に示すトリガ回路の動作を説明するためのタイミングチャートであって、このタイミングチャートを参照しながら上記トリガ回路の動作を説明する。
【0020】
端子7を介してフリップフロップ回路1のリセット端RSTに入力されているリセット信号♯RSTがハイレベルのときに、端子6を介してフリップフロップ回路1のクロック入力端に入力されている入力トリガパルスがハイレベルになると、その立上がりエッジに同期して、フリップフロップ回路1の非反転出力端Qから出力される信号がローレベルからハイレベルに反転する。
【0021】
フリップフロップ回路1の非反転出力端Qから出力されてフリップフロップ回路2の入力端Dに入力されている信号がハイレベルになると、端子8を介してフリップフロップ回路2のクロック入力端に入力されているクロック信号CLKの立上がりエッジに同期して、フリップフロップ回路2の非反転出力端Qから出力される信号がローレベルからハイレベルに反転する。
【0022】
フリップフロップ回路2の非反転出力端Qから出力されてフリップフロップ回路3の入力端Dに入力されている信号がハイレベルになると、端子8を介してフリップフロップ回路3のクロック入力端に入力されているクロック信号CLKの立上がりエッジに同期して、フリップフロップ回路3の非反転出力端Qから出力される信号がローレベルからハイレベルに反転する。すなわち、フリップフロップ回路3の非反転出力端Qから出力される信号は、フリップフロップ回路2の非反転出力端Qから出力される信号よりもクロック信号CLKの1周期分遅れてハイレベルになる。
【0023】
フリップフロップ回路3の非反転出力端Qから出力されてEXOR回路4の他方の入力端に入力されている信号がハイレベルになると、EXOR回路4の出力端から出力されている信号がハイレベルからローレベルに反転する。すなわち、EXOR回路4の出力端から出力される信号は、フリップフロップ回路1の非反転出力端Qから出力される信号がハイレベルになった時点から、フリップフロップ回路3の非反転出力端Qから出力される信号がハイレベルになった時点までの期間、ハイレベルを維持する。
【0024】
したがって、フリップフロップ回路1の非反転出力端Qから出力される信号が一方の入力端に入力され、EXOR回路4の出力端から出力される信号が他方の入力端に入力されているAND回路5は、端子6を介してフリップフロップ回路1のクロック入力端に入力されている入力トリガパルスがハイレベルになった時点から、フリップフロップ回路3の非反転出力端Qから出力される信号がハイレベルになった時点までの期間、ハイレベルの出力トリガパルスを端子9に出力する。なお、出力トリガパルスがハイレベルになる時点は、入力トリガパルスがハイレベルになった時点よりも、フリップフロップ回路1、EXOR回路4、およびAND回路5の通過ディレイ時間だけ遅延するが、この時間は極めて微小であり、実用上問題になることはない。
【0025】
端子7を介してフリップフロップ回路1のリセット端RSTに入力されているリセット信号♯RSTがローレベルになれば、フリップフロップ回路1の非反転出力端Qから出力される信号がローレベルになり、クロック信号CLKの立上がりエッジに同期して、フリップフロップ回路2,3の非反転出力端Qから出力される信号も順次ローレベルになる。
【0026】
このように、外部から端子6を介して入力される入力トリガパルスのパルス幅の大小に係わらず、クロック信号CLKの1周期分よりも大きく2周期分よりも小さいパルス幅の出力トリガパルスを端子9から出力できる。
【0027】
ここで、クロック信号CLKの周期をTCLK 、出力トリガパルスのパルス幅をTW 、遅延回路を構成するフリップフロップ回路2,3の段数をNとすると、下記数式1が成立する。本実施形態ではN=2である。
【0028】
【数1】
Figure 0003662411
【0029】
したがって、入力トリガパルスの入力タイミングに起因する出力トリガパルスのパルス幅TW のばらつきを小さくするには、クロック信号CLKの周期TCLK を十分に小さくすればよい。
【0030】
なお、上記実施形態においては、遅延回路を構成するフリップフロップ回路2.3を2段に設けたが、遅延回路を構成するフリップフロップ回路を3段以上設けてもよく、このフリップフロップ回路の段数により出力トリガパルスのパルス幅TW を任意に設定可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るトリガ回路の回路ブロック図である。
【図2】図1に示すトリガ回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図3】従来のトリガ回路の回路ブロック図である。
【符号の説明】
1 フリップフロップ回路
2 フリップフロップ回路
3 フリップフロップ回路
4 EXOR回路
5 AND回路

Claims (1)

  1. クロック信号と非同期でかつ任意パルス幅の入力トリガパルスに基づいて、所定パルス幅の出力トリガパルスを生成するトリガ回路であって、
    前記入力トリガパルスをラッチするラッチ回路と、
    複数段に縦続接続されて前記クロック信号に同期して動作する複数のフリップフロップ回路からなるとともに前記ラッチ回路の出力を遅延させる遅延回路と、
    前記ラッチ回路の出力と前記遅延回路の出力とに基づいて、前記クロック信号の1周期分以上のパルス幅を有する出力トリガパルスを生成する論理回路とを備えており、
    前記論理回路は、
    前記ラッチ回路の出力と前記遅延回路の出力との排他的論理和を出力するEXOR回路と、
    前記ラッチ回路の出力と前記EXOR回路の出力との論理積を出力するAND回路とを有することを特徴とする、トリガ回路
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