JP3659892B2 - シャッターの施錠装置およびこの施錠装置を備えたシャッター - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シャッターを施錠する施錠装置およびこの施錠装置を備えるシャッターに関する。
【0002】
【背景技術】
従来より、シャッターには、防犯上、シャッターを閉めた際に、室外側から開かれないようにロックする施錠装置が組み込まれている。
例えば、図7に示すように、複数のスラット111を連結したシャッター本体110と、このシャッター本体110の両端を案内する断面コ字状の一対のガイドレール120とで構成されるシャッター100においては、シャッター本体110の閉鎖位置側の先端(図7に示すシャッター本体110を引き下げて閉鎖するタイプでは最下端)にあるスラットである座板111Aに組み込まれたラッチバー112と、ガイドレール120のシャッター閉鎖位置(図7では下端)に組み込まれた錠受部材130とでシャッター100の施錠装置150が構成されている。
【0003】
ラッチバー112は、バネなどの付勢手段によって、座板111Aの左右両端からガイドレール120内に突出されるように、常時付勢されている。
一方、錠受部材130は、図8,9にも示すように、斜面部131と係止部132とを備えて構成され、ガイドレール120のガイド溝内部にリベット等で固定されている。
これにより、シャッター本体110を下方に移動して全閉状態とする際には、座板111Aの下方への移動に伴ってラッチバー112は、斜面部131に当接し、徐々に座板111A内部側に押し込められる。そして、斜面部131を越えると、ラッチバー112は付勢手段によって係止部132の下側の空間に突出される。これにより、シャッター本体110を上方に上げようとしても、ラッチバー112が係止部132に係止されるので、シャッター本体110を開くことができず、施錠が行われる。
【0004】
なお、座板111Aの室内側には、ラッチバー112を座板111A内に引き込むレバー113が設けられ、このレバー113を操作してラッチバー112を引き込んだ状態にすることで、施錠装置150によるロックが解除され、シャッター本体110を開くことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような施錠装置150では、防犯上、室外側からの解錠行為を行えないようにする必要がある。従来の施錠装置150では、シャッター本体110とガイドレール120との隙間からドライバーなどを差し込んでガイドレール120がこじ開けられると、この隙間から先端が曲げられた道具などをラッチバー112の下方から端面側に差し込み、ラッチバー112を座板111A内に押し込むことができ、解錠が行われてしまう。
【0006】
このため、従来は、ガイドレール120を肉厚にして強度を高め、ドライバーなどでこじ開けられないように構成していた。
【0007】
しかしながら、ガイドレール120は押出成形などによって製造されるため、ガイドレール120下端の錠受部材130が組み込まれる部分のみを肉厚に形成すればよい場合であっても、ガイドレール120の全長に渡って肉厚に形成しなければならない。このため、材料が多く必要となり、コストが高くなると共に、ガイドレール120の重量も増えるという問題があった。
【0008】
本発明の目的は、ガイドレールの肉厚を厚くする必要が無く、かつ室外側からの解錠行為を防止できるシャッターの施錠装置およびこの施錠装置を備えたシャッターを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1発明であるシャッターの施錠装置は、シャッタースラットと、シャッタースラットを案内するガイドレールとを備えて構成されるシャッターに用いられる施錠装置であって、前記ガイドレール内に取り付けられる錠受部材と、シャッタースラットに組み込まれ、かつ前記ガイドレールの錠受部材に向かって出没可能とされて錠受部材に係止されるラッチバーとを備えて構成されるとともに、シャッタースラット端縁の室内側に設けられるガイドレールの室内面部と、シャッタースラット端部の室内面との間において、前記錠受部材が配置される部分(シャッター閉鎖位置)にはスペーサ部材が設けられ、他の部分にはシール材が設けられ、前記錠受部材は前記ラッチバーを係止位置に案内する傾斜面部を備えていることを特徴とするものである。
【0014】
ここで、スペーサ部材は、シャッター閉鎖位置に設けられるが、より具体的には、ガイドレールの長手方向に沿った方向の位置が、前記錠受部材と同一あるいはその近傍となる位置に設けられていればよい。
また、スペーサ部材としては、シャッタースラットが室外側から押された場合でも、ガイドレールに対して室内外方向の所定位置よりも室内側にシャッタースラットが移動することを防止できるものであればよく、プラスチック等で構成された一般的な部材や、板バネ等の各種のバネ材で構成されたものでもよい。
【0015】
このような本発明によれば、ガイドレールの室内面部とシャッタースラット端部の室内面との間にスペーサ部材を配置したので、ガイドレールの開口部とシャッタースラットとの隙間をスペーサ部材の厚さによって所定寸法に調整することができる。これにより、ガイドレールの室外面部とシャッタースラットとの間の隙間を非常に小さくできるので、ドライバー等の道具自体をこの隙間に差し込むことが困難になり、ガイドレールのこじ開けによる解錠行為を防止することができる。このため、必ずしもガイドレール自体を肉厚にする必要がなく、コストを低減することができる。
さらに、スペーサ部材を設けてシャッタースラットとガイドレールとの隙間を非常に小さくすると、シャッタースラットとガイドレールとがぶつかってスムーズに移動させ難いが、このスペーサ部材は、錠受部材と同様に、例えばガイドレールの下端部等のシャッター閉鎖位置のみに配置され、ガイドレールの上端側などの他の部分は通常のモヘア等のシール材を配置すればよいため、シャッターの開閉動作が阻害されることもない。
【0016】
また、本発明の第2発明であるシャッターの施錠装置は、シャッタースラットと、シャッタースラットを案内するガイドレールとを備えて構成されるシャッターに用いられる施錠装置であって、前記ガイドレール内に取り付けられる錠受部材と、シャッタースラットに組み込まれ、かつ前記ガイドレールの錠受部材に向かって出没可能とされて錠受部材に係止されるラッチバーとを備えて構成されるとともに、前記ガイドレールは、少なくともシャッタースラット端縁の室外側に設けられる室外面部を備え、前記錠受部材とは、錠受部材に対して前記室外面部が室内外方向に移動不能に固定され、前記錠受部材は、前記シャッタースラットの端面に対向して設けられ、かつ前記ラッチバーが挿入可能な受孔が形成されたラッチ受板を備え、前記錠受部材のラッチ受板は、受孔の上端および下端からラッチバーの突出方向に延長された一対のガイド部を備え、シャッタースラット端縁の室内側に設けられるガイドレールの室内面部と、シャッタースラット端部の室内面との間において、前記錠受部材が配置される部分にはスペーサ部材が設けられ、他の部分にはシール材が設けられていることを特徴とするものでもよい。
ここで、ガイドレールと錠受部材との固定方法としては、溶接やリベット、ボルト・ナット、係合等の様々な固定方法が利用できる。
このような本発明によれば、ガイドレールおよび錠受部材が一体化されて強度を向上でき、受孔とラッチバーとの隙間を非常に小さくすることができ、ガイドレールの室外面部とシャッタースラットとの間の隙間も非常に小さくでき、さらにラッチバーがガイド部材でカバーされるのでラッチバーを座板内に押し込むことが困難となるため、防犯性能を向上することができる。
すなわち、ガイドレールの室外面部に錠受部材を固定し、室外面部と錠受部材とが室内外方向には互いに移動不能つまり一体化されているので、ガイドレールの室外面部をこじ開けようとしても、ガイドレールおよび錠受部材が一体化されて強度が向上し、変形し難くなっているため、こじ開けを防止することができる。このため、ガイドレール自体を肉厚にする必要が無いため、コストを低減することができ、かつ室外側からの解錠行為も防止することができる。
また、錠受部材においてラッチバーが係止される部分を、従来の錠受部材のように下方が開放された係止部で行うのではなく、ラッチ受板に形成された受孔で係止しているので、受孔とラッチバーとの隙間を非常に小さくすることができ、この隙間から道具を差し込んでラッチバーを移動させることは非常に困難であるから、室外側からの解錠行為を防止することができる。そして、このような構成を採用すれば、仮にガイドレールがこじ開けられても、それ以上の解錠行為を行うことはできないから、必ずしもガイドレール自体を肉厚にする必要がなく、コストを低減することができる。
【0017】
また、第1の発明において、前記錠受部材は、前記シャッタースラットの端面に対向して設けられ、かつ前記ラッチバーが挿入可能な受孔が形成されたラッチ受板を備えていることが好ましい。
このような構成であれば、受孔とラッチバーとの隙間を非常に小さくすることができ、この隙間から道具を差し込んでラッチバーを移動させることは非常に困難であるから、室外側からの解錠行為を防止することができる。そして、このような構成を採用すれば、仮にガイドレールがこじ開けられても、それ以上の解錠行為を行うことはできないから、必ずしもガイドレール自体を肉厚にする必要がなく、コストを低減することができる。
【0018】
また、第1発明において、前記錠受部材のラッチ受板は、受孔の上端および下端からラッチバーの突出方向に延長された一対のガイド部を備えていることが好ましい。
このようなガイド部材を備えていれば、錠受部材の上下が開放されており、それらの部分から仮にドライバー等の道具を差し込まれた場合でも、ラッチバーがガイド部材でカバーされるので、ラッチバーを座板内に押し込むことが困難となり、防犯性能をより一層向上することができる。
【0019】
さらに、前記錠受部材は、断面コ字状の錠受ベース部材と、断面コ字状に形成されかつ前記錠受ベース部材内に配置されて錠受ベース部材に固定された錠受本体とで構成されていることが好ましい。
錠受部材が錠受ベース部材および錠受本体の2部材で構成されていれば、錠受部材の強度をより向上することができ、ガイドレールのこじ開けをより一層確実に防止できる。
なお、錠受部材と錠受ベース部材との固定は、溶接、リベット止め、係合等の各種固定方法を採用できる。
【0021】
本発明のシャッターは、シャッタースラットと、シャッタースラットを案内するガイドレールと、前記のいずれかの施錠装置とを備えて構成されることを特徴とするものである。
【0022】
このような本発明によれば、ガイドレールの肉厚を厚くする必要が無く、かつ室外側からの解錠行為を防止できる防犯性能の高いシャッターとすることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施形態について図面に基づいて説明する。なお、各図面においては図面を見やすくするために、窓枠やガイドレール等の主要な構成部品は断面を示すハッチングを一部省略して記載している。
【0024】
図1,2に示すように、本実施形態のシャッター1は、建物の外壁開口に組み込まれた引違いサッシ5の上に一体的に組み込まれている。
すなわち、シャッター1は、引違いサッシ5の上枠51の上方に配置されたシャッターボックス10と、このシャッターボックス10内に回動自在に支持された巻取シャフト20と、複数のシャッタースラット31からなるシャッター本体30と、シャッター本体30(スラット31)を案内する一対のガイドレール40とを備えている。
シャッター本体30は、上端のスラット(トップスラット)31が巻取シャフト20にビス止めされ、手動により上下動されて巻取シャフト20に巻き取られて全開状態とされたり、巻き戻されて全閉状態とされるように構成されている。
【0025】
シャッター本体30の閉鎖位置である最下端のスラット31は、座板31Aとされ、シャッター1の全閉状態では、引違いサッシ5の下枠52に当接するように構成されている。
また、座板31Aには、突当てブロック34が取り付けられ、全開状態では、このブロック34が上枠51のストッパ片51Aに当接することで、シャッター本体30が停止するようにされている。
【0026】
シャッター1の各スラット31つまりシャッター本体30は、引違いサッシ5の各縦枠53の前面にビスなどで固定された一対のガイドレール40によって上下方向に移動可能に案内されている。
【0027】
ガイドレール40は、内側面側が開口された断面略コ字状に形成されている。すなわち、図3,4にも示すように、シャッター本体30の室外側に配置される室外面部41と、室内側に配置される室内面部42と、これらの室外面部41、室内面部42を連結する連結面部43とを備えて断面略コ字状に形成されている。
室内面部42には各縦枠53にビス止めや係止されるフランジ44A,44Bが形成されている。
【0028】
また、室外面部41の上端側は、図1,4に示すように、室内面部42よりも上方まで突出され、かつ室外側に折曲されている。これにより、図1に示すように、巻取シャフト20に巻き上げられたシャッタースラット31がガイドレール40に当接せずにスムーズに巻き戻されるように構成されている。
【0029】
また、各室外面部41、室内面部42のシャッタースラット31に対向する面(ガイドレール40のガイド溝側の面)には、2本の突条部45A,45Bがそれぞれ形成されている。突条部45Aは、各室外面部41、室内面部42の開口側端部から突設され、かつ断面略L字状に形成されている。
一方、突条部45Bは、突条部45Aよりも連結面部43側の位置で、室外面部41、室内面部42から突設され、断面略T字状に形成されている。
【0030】
従って、各突条部45A,45B間には、ガイドレール40の上下方向に連続する溝46がそれぞれ形成されている。また、突条部45Bと室外面部41、室内面部42との間にも、ガイドレール40の上下方向に連続する溝47がそれぞれ形成されている。
そして、各溝46には、図4に示すように、モヘアなどからなるシール材48が嵌挿されている。また、室外面部41の上端折曲部の溝46には、合成樹脂等で形成されたスライドバー49が嵌挿されている。
【0031】
一方、室内面部42の溝46のシャッター本体30の閉鎖位置である下端部には、合成樹脂製のスペーサ部材50が嵌挿されている。これらのシール材48、スライドバー49、スペーサ部材50は、各部材48〜50を溝46に嵌挿後、各突条部45A,45Bの上端および下端をかしめることで、溝46から抜け落ちないように固定される。
なお、スペーサ部材50の上端は、溝46の基端側から開口側に向かって傾斜する傾斜面とされ、シャッタースラット31が下降してきた際に、スペーサ部材50の上面に当接しても傾斜面に沿ってスムーズに移動できるように構成されている。
【0032】
ガイドレール40の下端(シャッター閉鎖位置)のガイド溝内には、錠受部材60が取り付けられている。具体的には、錠受部材60は、図4に示すように、ガイドレール40の室内面部42側だけから締結ができるブラインドリベット61を用いてガイドレール40に固定されている。
【0033】
錠受部材60は、図5にも示すように、錠受ベース部材62と、錠受本体65とを備えて構成されている。
錠受ベース部材62は、断面略コ字状に形成され、ガイドレール40のガイド溝内周面に沿って配置される。
錠受本体65は、断面略コ字状に形成されて錠受ベース部材62の内面にスポット溶接で固定される基端部66と、この基端部66の上端に連続し、斜め上方に傾斜された傾斜面部67とを備え、プレス加工等で構成されている。
【0034】
基端部66のガイドレール40の開口面に対向するラッチ受板66Aには、ラッチ受板66Aの両端部(基端部66の折曲部分)を一部切断し、その切断部分の上下中間部を切断し、上下の各片を開口とは反対側に折り曲げることで、受孔66Bが形成されている。また、前記折り曲げられた各片によってガイド部66Cが形成されている。
【0035】
傾斜面部67は、ラッチ受板66Aの上端から連続する板を斜め上方に折り曲げて形成されている。また、その両側面は傾斜面部67に対して直角に折曲されてフランジ67Aとされ、傾斜面部67を補強している。
【0036】
錠受本体65は、錠受ベース部材62に比べて見付寸法、つまりガイドレール40の開口から室内面部42に向かう方向の寸法が半分以下とされている。そして、錠受ベース部材62と錠受本体65とは、ガイドレール40の開口側の端部位置を略一致させて溶接している。このため、錠受本体65のラッチ受板66Aは、ガイドレール40の開口に近い位置に形成され、錠受ベース部材62の開口側端部が広げられる方向に力が加わっても、その力を錠受本体65で効果的に支持でき、強度を向上できるように構成されている。
【0037】
また、錠受ベース部材62の開口側端部は、錠受本体65から突出しており、この突出部62Aの上下両端は斜めに形成されている。
そして、この突出部62Aは、図3にも示すように、ガイドレール40の溝47に係合して固定されている。
【0038】
一方、シャッター本体30の座板31Aの両端部には、バネなどの付勢手段によってガイドレール40側に常時付勢されて突出されているラッチバー32が内蔵されている。
ラッチバー32は、座板31A内をスライド移動可能に設けられて、座板31Aの室内側に設けられた横長のロック解除レバー33を操作することで、付勢手段の付勢力に抗して座板31A側に引き込まれるように構成されている。
【0039】
このような本実施形態においては、シャッタースラット31が巻き上げられた全開状態から、座板31Aを下方に引き下げて全閉状態とする際には、図6に示すように、座板31Aのラッチバー32は、ガイドレール40内を下方に移動し、まず、錠受部材60の傾斜面部67に当接する。
さらに、座板31Aを引き下げると、ラッチバー32は傾斜面部67によって付勢手段の付勢力に抗して座板31A内に押し込まれる。さらに、座板31Aを引き下げると、ラッチバー32は傾斜面部67を越えてラッチ受板66A部分に移動し、受孔66Bに達すると付勢手段で自動的に受孔66B内に突出する。
【0040】
この際、座板31Aも下枠52に当接する最下端の位置(閉鎖位置)に達し、シャッター本体30は全閉状態となる。
また、ラッチバー32が受孔66B内に突出しているため、室外側からシャッター本体30を上に持ち上げようとしても、ラッチバー32が受孔66Bのガイド部66Cに当たって係止され、シャッター本体30は全閉状態でロックされる。従って、ラッチバー32および錠受部材60により、本発明の施錠装置が構成されている。
【0041】
一方、全閉状態からシャッター本体30を開く場合は、ロック解除レバー33に手を掛けて持ち上げると、リンク機構などを介してラッチバー32が付勢手段の付勢力に抗して座板31A側に引き込まれ、受孔66Bとの係合が解除される。
そして、そのまま、ロック解除レバー33を持ち上げるとシャッター本体30が上昇して巻取シャフト20に巻き取られる。
そして、図1に示すように、座板31Aに取り付けられた突当てブロック34が上枠51のストッパ片51Aに当接することで、シャッター本体30が停止し、シャッター1は全開状態となる。
【0042】
このような本実施形態によれば、次のような効果がある。
(1) 錠受部材60の錠受ベース部材62をガイドレール40の溝47に係合して固定し、ガイドレール40と錠受部材60とを一体化しているので、ガイドレール40の錠受部材60が配置された部分の強度を向上することができる。このため、仮に、室外側からガイドレール40およびシャッタースラット31間にドライバー等を差し入れてガイドレール40をこじ開けようとしても、錠受部材60で補強されているので、ガイドレール40の変形を防止できる。従って、ガイドレール40自体を肉厚に形成しなくても、こじ開けに対する強度を高くでき、防犯性も向上できる。
また、ガイドレール40を肉厚にする必要が無いため、材料費を低減でき、かつ軽量化できて施工時等の取り扱いも容易にできる。
【0043】
(2) さらに、錠受部材60を、錠受ベース部材62と錠受本体65との2部材で構成しているので、錠受部材60自体の強度も向上でき、錠受部材60の変形も防止することができる。このため、ガイドレール40のこじ開けに対してもより一層強度が増して防犯性を高めることができる。特に、錠受本体65は、ガイドレール40の開口端部に近い位置に設けられるため、ガイドレール40の開口端部を開こうとする口開き行為に対する強度を効果的に高めることができる。
【0044】
(3) ガイドレール40の下端部の錠受部材60が配置された部分(シャッター閉鎖位置)に対応して、室内面部42にスペーサ部材50を取り付けたので、スペーサ部材50の代わりにモヘア等のシール材48が取り付けられている場合に比べて、シャッタースラット31とガイドレール40との隙間を小さくすることができ、防犯性能を高めることができる。
すなわち、室外側から室内側に座板31Aを押し込んだ場合、室内面部42にモヘア等のシール材が取り付けられている場合には、そのシール材が潰されて座板31Aが室内面部42に当接する位置まで移動される。このため、室外面部41とシャッタースラット31(座板31A)との間には、室外面部41、室内面部42間の開口寸法から座板31Aの厚さ寸法(見込み寸法)を除いた寸法の隙間が発生する。
これに対し、前記実施形態のようにスペーサ部材50を設けておけば、座板31Aを押し込んでも、座板31Aはスペーサ部材50に当接する位置までしか移動しない。このため、室外面部41とシャッタースラット31との間には、室外面部41、室内面部42間の開口寸法から、スペーサ部材50の室内面部42からの突出寸法と座板31Aの厚さ寸法(見込み寸法)とを除いた寸法の狭い隙間しか発生しない。
これにより、シャッター本体30とガイドレール40との隙間にドライバー等の道具を差し込むことが難しくなり、また仮に差し込めるとしても、厚さが薄く強度が小さな道具しか差し込むことができないため、その分、ガイドレール40がこじ開けられ難くなり、防犯性を向上できる。
【0045】
(4) さらに、スペーサ部材50は、ガイドレール40の下端部のみに設けられ、ガイドレール40の上端側などの他の部分は通常のモヘア等のシール材48が配置されているので、スペーサ部材50でシャッタースラット31の開閉動作が阻害されることもなく、シャッター本体30をスムーズに開閉することができる。
【0046】
(5) ラッチバー32を、錠受部材60の受孔66Bに挿入するように構成したので、従来の錠受部材のように下方が開放された係止部でラッチバーを係止する場合に比べて、受孔66Bとラッチバー32との隙間から道具を差し込んでラッチバー32を移動させることは非常に困難であり、室外側からの解錠行為を効果的に防止することができる。
また、ガイドレール40の下端は、引違いサッシ5の下枠52が差し込まれているので、その下端からガイドレール40内に道具を差し込むことは非常に困難であるが、仮に道具を差し込んだとしても、ガイド部66Cが設けられてラッチバー32をカバーしているので、この点でも解錠行為を効果的に防止することができる。
【0047】
(6) 錠受部材60を錠受ベース部材62および錠受本体65の2部材で構成したので、ガイド部66Cや傾斜面部67等を備えた比較的複雑な形状の錠受部材60であっても、プレス加工と溶接作業とで容易に製造することができる。このため、錠受部材60の製造コストを低減でき、従来の錠受部材と比較しても僅かなコスト増に抑えることができる。
【0048】
なお、本発明は、前述の実施形態に限定されない。
例えば、錠受部材60としては、前記実施形態の構成に限らない。すなわち、前記実施形態の錠受部材60は、(A)ガイドレール40の溝47に係合されることなどで固定されてガイドレール40と一体化され、(B)ラッチバー32が挿入される受孔66Bが形成されたラッチ受板66Aを備え、(C)シャッタースラット31(座板31A)と室内面部42との間に配置されたスペーサ部材50を備えていたが、これらの各構成(A)〜(C)のすべてを備えるものでなくてもよく、これらの各構成要件(A)〜(C)の少なくとも1つを備えるものであればよい。
【0049】
すなわち、錠受部材がガイドレール40に係合等で固定される構造(構成A)のみを有する場合には、錠受部材でガイドレール40を補強することができるので、ガイドレール40を肉厚にすることなく、ガイドレール40の口開き行為を防止できることで、防犯性を向上できる。
【0050】
また、錠受部材に受孔66Bを形成し、この受孔66Bにラッチバー32を挿入する構造(構成B)のみを有する場合には、仮にガイドレール40がこじ開けられたとしても、受孔66Bから道具を差し込んでラッチバー32を座板31A内に押し込むことができないため、ガイドレール40を肉厚にしない場合であっても、防犯性を向上できる。
【0051】
さらに、シャッタースラット31と室内面部42との間にスペーサ部材50を配置した構造(構成C)のみを備えた錠受部材であれば、シャッタースラット31とガイドレール40との間にドライバー等の道具を差し込むことが困難になり、ガイドレール40のこじ開けを防止できるため、ガイドレール40を肉厚にしない場合であっても、防犯性を向上できる。
【0052】
但し、前記実施形態の錠受部材60のように、各構成A〜Cのすべてを備えていれば、各構成による相乗効果が得られ、非常に防犯性能の高いシャッター1を構成できる。
なお、本発明としては、構成A、Bを備える錠受部材、構成B、Cを備える錠受部材、構成A、Cを備える錠受部材を用いてもよく、これらの錠受部材を用いた場合でも防犯性能の高いシャッターを提供できる。
【0053】
さらに、錠受部材の具体的な構造は、前記実施形態に限らない。例えば、錠受部材としては、前記実施形態のように、錠受ベース部材62および錠受本体65の2部材で構成されたものに限らず、例えば、錠受本体65のみの1部材で構成されたものでもよい。特に、錠受部材としては、受孔66Bを有し、かつガイドレール40に係合されるように構成されていることが好ましい。
但し、錠受部材60を、錠受ベース部材62および錠受本体65の2部材で構成すれば、錠受部材60自体の強度を向上できる点で有利である。
【0054】
また、錠受部材60に受孔66Bを形成した場合には、必ずしもガイド部66Cを備えていなくてもよいが、ガイド部66Cを備えていれば、解錠行為をより一層効果的に防止できる利点がある。
さらに、ガイド部66Cは、受孔66Bの上下の両方に形成されたものに限らず、一方のみでもよい。特に、受孔66Bの上方は傾斜面部67でカバーされているので、ガイド部66Cは下方のみに形成してもよい。
【0055】
また、前記実施形態では、錠受部材60を室外面部41、室内面部42の各溝47に係合していたが、室外面部41の溝47のみに係合して固定してもよい。この場合でも、こじ開け行為時に荷重が加わるガイドレール40の室外面部41は、錠受部材60で補強されて強度を向上できるため、こじ開けを防止することができる。但し、錠受部材60を室外面部41、室内面部42の両方の溝47に係合して固定すれば、室外面部41に加わる荷重を室内面部42側でも支持できるため、ガイドレール40の強度をより一層向上できる点で有利である。
さらに、錠受部材60とガイドレール40の室外面部41との固定の仕方は、前記実施形態のように互いに係合させる方法に限らず、リベットや溶接等の他の方法で固定してもよい。但し、溝47等を用いた係合により固定すれば、その固定作業を簡単に行うことができる利点がある。
【0056】
さらに、前記実施形態では、錠受ベース部材62や錠受本体65とは別体のスペーサ部材50を用いていたが、錠受ベース部材62や錠受本体65を延長して形成される一体型のスペーサ部材を利用してもよい。但し、スペーサ部材50を別体にできれば、錠受ベース部材62や錠受本体65と異なる合成樹脂等で容易に製造できる利点がある。
また、スペーサ部材50としては、前記実施形態のように合成樹脂製の部材で構成されたものに限らず、板バネ等で構成されたものでもよい。要するに、シャッター本体30を全閉状態とした際に、座板31A(スラット31)とガイドレール40の室内面部42間に配置されて座板31Aつまりスラット31を室内外方向の所定位置よりも室内側に移動しないように保持できるものであればよい。
【0057】
また、シャッター1としては、サッシ5の上方に巻取シャフト20が配置されたものに限らず、サッシ5の下方に配置されたものでもよい。この場合には、シャッターの閉鎖位置となるガイドレール40の上端側に、前記実施形態の錠受部材60を上下逆にして、つまり傾斜面部67がラッチ受板66Aの下側になるように配置すればよい。
また、ガイドレール40を上下に配置してシャッタースラット31を左右方向に移動して開閉するシャッターに適用してもよい。
【0058】
また、シャッター1としては、手動で開閉されるものに限らず、電動で開閉される電動シャッターでもよい。この場合には、必要に応じてスイッチ操作によって、ラッチバー32が出没されるように構成すればよい。また、傾斜面部67でラッチバー32を押し込める必要がないため、傾斜面部67を無くした錠受部材60を利用することもできる。
【0059】
【発明の効果】
このような本発明のシャッターの施錠装置およびこの施錠装置を備えたシャッターによれば、ガイドレールの肉厚を厚くする必要が無く、かつ室外側からの解錠行為を防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のシャッターを示す縦断面図である。
【図2】本実施形態のシャッターを示す横断面図である。
【図3】本実施形態の施錠装置の要部を示す横断面図である。
【図4】本実施形態のガイドレールおよび錠受部材を示す分解斜視図である。
【図5】本実施形態の錠受部材を示す斜視図である。
【図6】本実施形態の施錠装置の動作を示す概略図である。
【図7】本発明の従来例のシャッターを示す正面図である。
【図8】従来例の施錠装置の要部を示す横断面図である。
【図9】従来例の錠受部材を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…シャッター、5…サッシ、10…シャッターボックス、20…巻取シャフト、30…シャッター本体、31…スラット、31A…座板、32…ラッチバー、33…ロック解除レバー、34…突当てブロック、40…ガイドレール、41…室外面部、42…室内面部、43…連結面部、44A,44B…フランジ、45A,45B…突条部、46,47…溝、48…シール材、49…スライドバー、50…スペーサ部材、51…上枠、51A…ストッパ片、52…下枠、53…縦枠、60…錠受部材、61…ブラインドリベット、62…錠受ベース部材、62A…突出部、65…錠受本体、66…基端部、66A…ラッチ受板、66B…受孔、66C…ガイド部、67…傾斜面部、67A…フランジ、100…シャッター、101A…座板、110…シャッター本体、111…スラット、111A…座板、112…ラッチバー、113…レバー、120…ガイドレール、130…錠受部材、131…斜面部、132…係止部、150…施錠装置。
Claims (6)
- シャッタースラットと、シャッタースラットを案内するガイドレールとを備えて構成されるシャッターに用いられる施錠装置であって、
前記ガイドレール内に取り付けられる錠受部材と、シャッタースラットに組み込まれ、かつ前記ガイドレールの錠受部材に向かって出没可能とされて錠受部材に係止されるラッチバーとを備えて構成されるとともに、
シャッタースラット端縁の室内側に設けられるガイドレールの室内面部と、シャッタースラット端部の室内面との間において、前記錠受部材が配置される部分にはスペーサ部材が設けられ、他の部分にはシール材が設けられ、
前記錠受部材は前記ラッチバーを係止位置に案内する傾斜面部を備えているシャッターの施錠装置。 - シャッタースラットと、シャッタースラットを案内するガイドレールとを備えて構成されるシャッターに用いられる施錠装置であって、
前記ガイドレール内に取り付けられる錠受部材と、シャッタースラットに組み込まれ、かつ前記ガイドレールの錠受部材に向かって出没可能とされて錠受部材に係止されるラッチバーとを備えて構成されるとともに、
前記ガイドレールは、少なくともシャッタースラット端縁の室外側に設けられる室外面部を備え、前記錠受部材とは、錠受部材に対して前記室外面部が室内外方向に移動不能に固定され、
前記錠受部材は、前記シャッタースラットの端面に対向して設けられ、かつ前記ラッチバーが挿入可能な受孔が形成されたラッチ受板を備え、
前記錠受部材のラッチ受板は、受孔の上端および下端からラッチバーの突出方向に延長された一対のガイド部を備え、
シャッタースラット端縁の室内側に設けられるガイドレールの室内面部と、シャッタースラット端部の室内面との間において、前記錠受部材が配置される部分にはスペーサ部材が設けられ、他の部分にはシール材が設けられているシャッターの施錠装置。 - 前記錠受部材は、前記シャッタースラットの端面に対向して設けられ、かつ前記ラッチバーが挿入可能な受孔が形成されたラッチ受板を備えている請求項1に記載のシャッターの施錠装置。
- 前記錠受部材のラッチ受板は、受孔の上端および下端からラッチバーの突出方向に延長された一対のガイド部を備えている請求項3に記載のシャッターの施錠装置。
- 前記錠受部材は、断面コ字状の錠受ベース部材と、断面コ字状に形成されかつ前記錠受ベース部材内に配置されて錠受ベース部材に固定された錠受本体とを備えて構成されている請求項1〜4のいずれかに記載のシャッターの施錠装置。
- シャッタースラットと、シャッタースラットを案内するガイドレールと、請求項1〜5のいずれかに記載の施錠装置とを備えて構成されるシャッター。
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