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JP3656748B2 - ディスク記録再生装置のディスクローディング機構 - Google Patents

ディスク記録再生装置のディスクローディング機構 Download PDF

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JP3656748B2
JP3656748B2 JP2002009580A JP2002009580A JP3656748B2 JP 3656748 B2 JP3656748 B2 JP 3656748B2 JP 2002009580 A JP2002009580 A JP 2002009580A JP 2002009580 A JP2002009580 A JP 2002009580A JP 3656748 B2 JP3656748 B2 JP 3656748B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録再生媒体としてのDVD(デジタル・パーサタイル・ディスク)やCD(コンパクト・ディスク)などのディスクの記録再生装置において、ディスク装着位置とディスク排出位置との間を移動するディスクトレイにディスクを搭載して、ディスクを記録再生装置に対し搬入または搬出するためのディスクローディング機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ディスクをディスクトレイにより搬入または搬出するディスクローディング機構では、トレイ操作スイッチの押圧操作によって回転駆動するローディグ用モータを駆動源として移動するディスクトレイがディスク排出位置(EJECTポジション)またはディスク装着位置(INポジション)まで到達したのを検出して、その検出時点でディスクトレイを位置決め停止させる必要がある。従来では、ディスク排出位置とディスク装着位置とにそれぞれトレイ位置検出スイッチを配設して、何れかのトレイ位置検出スイッチがオンした時点でローディグ用モータの駆動を停止させることにより、ディスクトレイを位置決め停止させている。
【0003】
また、ディスクトレイの停止位置は、2個のうちのオン状態となったトレイ位置検出スイッチに基づき判別している。このようにディスクトレイの停止位置を判別しているのは、この種のディスクローディング機構におけるディスクトレイを駆動するための指令を入力する操作手段として、押圧操作および押圧解除によりそれぞれ単にオンおよびオフするだけのEJECT/INスイッチが一般に設けられて、このスイッチがオン操作されたときにディスクトレイを現在位置とは反対側に向け移動させるようになっているので、ディスクトレイの現在位置を常に把握しておく必要があるからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のディスクトレイの位置検出手段では、トレイ位置検出スイッチを2個配設することから、スイッチ2個分の配設スペースが必要であるとともに、スイッチ2個分の配線部材を含めた部品点数が多くなるために、装置構成が複雑化して製造コストが高くつく欠点がある。一方、従来では、ディスクトレイがディスク装着位置およびディスク排出位置にそれぞれ到達したのを1個のトレイ位置検出スイッチで検出するディスクローディング装置も存在する。しかし、上記トレイ位置検出スイッチとしては、第1接点と第2接点とを有する2接点型スイッチが用いられており、この2接点型のトレイ位置検出スイッチは、スイッチ本体が大型であることから、大きな配設スペースを必要とするだけでなく、周辺部材を含めた部品点数が多くなって製造コストが高くなるといった上述と同様の欠点がある。
【0005】
従来の他のディスクローディング機構としては、ディスクトレイの取り付けおよび取り外しを容易に行えることを目的として、ディスクトレイに設けた突起によりスイッチ操作用レバーの操作部を押し下げてスイッチ操作用レバーを回動させ、そのスイッチ操作用レバーの作用部によりディスク位置検出スイッチをオンさせる構成としたものが知られている(実開平7−10837号公報参照)。この装置では、ディスクトレイとディスク位置検出スイッチとの間にスイッチ操作用レバーが介設されるので、構成が一層複雑化するだけでなく、ディスクトレイを停止させるべき2つの位置のうちのディスク排出位置に到達したとにしかディスクトレイを検出することができない。
【0006】
従来のさらに他のディスクローディング機構としては、特開平7−254200号公報に開示されたものも知られている。このディスクローディング機構は、ディスクの搬入動作中または搬出動作中のディスクトレイが手で押さえるなどの故意的な操作で停止されたのを1個のスイッチで検出できるが、ディスクトレイがディスク排出位置またはディスク装着位置の何れに移動した場合にもそのディスクトレイを検出することができない。
【0007】
そこで、本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたもので、簡単な構成によってディスクトレイがディスク装着位置とディスク排出位置との何れに移動したかを正確に検出することのできるディスク記録再生装置のディスクローディング機構を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明のディスク記録再生装置のディスクローディング機構は、記録再生媒体のディスクを搭載してディスク装着位置とディスク排出位置との間で直線移動可能に配設されたディスクトレイと、正逆回転可能なローディング用モータと、前記ローディング用モータの回転動力を前記ディスクトレイに対しこれの直線運動に変換して伝達するトレイ搬送機構と、前記ディスク装着位置およびディスク排出位置までそれぞれ移動された前記ディスクトレイを検出して検出信号を出力するトレイ位置検出スイッチと、トレイ操作スイッチが操作されたときに前記ディスクトレイを現在位置とは反対方向に搬送するよう前記ローディング用モータを回転駆動するとともに、前記トレイ位置検出信号から検出信号が入力した時点で前記ローディング用モータの回転駆動を停止させる制御部とを備えたディスク記録再生装置のディスクローディング機構において、前記トレイ位置検出スイッチは、1個のみが筐体における前記ディスクトレイの出入口の近傍箇所に配設され、前記ディスクトレイには、トリガ用大突部が前記ディスク装着位置またはディスク排出位置に到達した前記トレイ位置検出スイッチに検出される位置に配設され、且つ搬送方向に沿った長さが前記トリガ用大突部よりも短いトリガ用小突部がディスク排出位置または前記ディスク装着位置に到達する直前に前記トレイ位置検出スイッチで検出される位置に配設され、前記制御部は、電源投入時に前記トレイ位置検出スイッチのオンまたはオフの別により前記ディスクトレイの停止位置を判別して、前記トレイ操作スイッチが操作されたときに、前記判別した停止位置とは反対方向に前記ディスクトレイを搬送するように前記ローディング用モータを回転制御することを特徴としている。
【0009】
このディスク記録再生装置のディスクローディング機構では、単一接点型の機械的なトレイ位置検出スイッチまたは光学的に検出するトレイ位置検出スイッチを1個用いるだけの安価な構成としながらも、ディスク排出位置とディスク装着位置とで異なる形状としたディスクトレイのトリガ用小突部またはトリガ用大突部によってトレイ位置検出スイッチをオン操作するようにしたので、ディスクトレイの位置を正確、且つ確実に検出することができる。しかも、トレイ位置検出スイッチは、ディスク装着位置またはディスク排出位置の一方の検出時にオン状態を保持し、且つ他方の検出時にオフ状態に保持されるので、電源投入直後に、トレイ位置検出スイッチのオンまたはオフ状態の別によってディスクトレイの停止位置を即座に、且つ正確に判別することができるとともに、以後、トレイ操作スイッチがオン操作されるごとに、従来のようにローディング用モータへの電圧印加履歴を参照する必要がない。
【0010】
また、請求項2に係る発明のディスク記録再生装置のディスクローディング機構は、正逆回転可能なローディング用モータにより作動されて、記録再生媒体のディスクを搭載したディスクトレイをディスク装着位置とディスク排出位置との間で直線移動させるトレイ搬送機構と、筐体における前記ディスクトレイの出入口の近傍箇所に配設されて、ディスク装着位置およびディスク排出位置までそれぞれ移動された前記ディスクトレイを検出して検出信号を出力する単一のトレイ位置検出スイッチと、トレイ操作スイッチが操作されたときに、前記ディスクトレイを現在位置とは反対方向に搬送するように前記ローディング用モータを回転制御するとともに、前記トレイ位置検出スイッチから検出信号が入力された時点で前記ローディング用モータの駆動を停止させる制御部とを備え、前記ディスクトレイには、これの搬送方向に沿った長さが異なるトリガ用小突部およびトリガ用大突部が、前記ディスク装着位置およびディスク排出位置まで移動した前記トレイ位置検出スイッチによって検出される各位置に配設されていることを特徴としている。
【0011】
この構成によれば、単一接点型の機械的なトレイ位置検出スイッチまたは光学的に検出するトレイ位置検出スイッチを1個用いるだけであるにも拘わらず、ディスク排出位置とディスク装着位置とで異なる形状としたディスクトレイのトリガ用小突部またはトリガ用大突部によってトレイ位置検出スイッチをオン操作するようにしたので、ディスクトレイの位置を正確、且つ確実に検出することができる。
【0012】
また、請求項3に係る発明のディスク記録再生装置のディスクローディング機構は、請求項2の発明において、前記トリガ用大突部は前記ディスク装着位置またはディスク排出位置に到達した前記トレイ位置検出スイッチに検出され続ける位置に配設されているとともに、前記トリガ用小突部がディスク排出位置または前記ディスク装着位置に到達する直前に前記トレイ位置検出スイッチで検出される位置に配設され、前記制御部は、電源投入時および/またはトレイ操作スイッチが操作されたときに、トレイ位置検出スイッチのオンまたはオフの別に基づき前記ディスクトレイの停止位置を判別する機能を有している。
【0013】
この構成によれば、トレイ位置検出スイッチは、ディスク装着位置またはディスク排出位置の一方の検出時にオン状態を保持し、且つ他方の検出時にオフ状態に保持されるので、電源投入直後またはトレイ操作スイッチの操作時に、トレイ位置検出スイッチのオンまたはオフ状態の別によってディスクトレイの停止位置を即座に、且つ正確に判別することができ、ディスクトレイの搬送方向を即座に判別することができる。
【0014】
また、請求項4に係る発明のディスク記録再生装置のディスクローディング機構は、請求項2または3の発明において、ディスクトレイには、これの搬送方向に沿った長さが異なる複数のトリガ用突部が、前記ディスク装着位置およびディスク排出位置を含む3箇所以上に配設され、前記制御部は、指定された前記トリガ用突部を前記トレイ位置検出スイッチが検出した時点で前記ローディング用モータの駆動を停止するよう制御する構成を有している。
【0015】
この構成によれば、トレイ位置検出スイッチを1個用いるだけであるにも拘わらず、このトレイ位置検出スイッチをオン操作するディスクトレイの突部を異なる形状とし、且つ所定の配置で設けるだけで、ディスクトレイの3箇所以上の位置を正確に検出して、その位置にディスクトレイを位置決め制御することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は本発明の一実施の形態に係るディスク記録再生装置のディスクローディング機構を示し、(a),(c)はそれぞれディスクトレイ1がディスク装着位置に位置した状態の蓋体8を除外した概略平面図および概略切断左側面図、(b),(d)はそれぞれディスクトレイ1がディスク排出位置に位置した状態の蓋体8を除外した概略平面図および概略切断左側面図である。
【0017】
ディスクトレイ1は、長方形の板状のほぼ中央部に、ほぼ長円形状の読み取り孔2が長手方向に沿った配置で穿設され、径の異なる2種のディスク(図示せず)をセットするための2種のディスク載置部3,4が上面に凹設されている。何れかのディスク載置部3,4にセットされたディスクは、ディスクトレイ1がディスク装着位置に位置決めされたときに、読み取り孔2の下方からこの読み取り孔2を通って上昇してくるディスク装着部(図示せず)によりディスクトレイ1の上方に持ち上げられて回転されるとともに、読み取り孔2に沿って移動する周知の光ピックアップ(図示せず)により読み取り孔2を通じて自体の記録情報を光学的に読み取られるか、情報を記録される。上記ディスクトレイ1は、シャーシ7に摺動自在に設けられて、(a),(c)のディスクの再生動作または記録動作を行えるディスク装着位置と、(b),(d)のディスクの取り外しまたは交換を行えるディスク排出位置との間で直線的に往復移動される。
【0018】
シャーシ7の上方は蓋体8で覆われて筐体が構成されており、その筐体の前端部((a),(b)における下端部で(c),(d)における右端部)にディスクトレイ1の出入口9が開口している。したがって、ディスクトレイ1は、出入口9を通過しながらディスク装着方向Aに移動されて筐体内部のディスク装着位置に収納され、また、出入口9を通過しながらディスク排出方向Bに向け移動されて筐体外部のディスク排出位置に突出されるようになっている。上述の構成は極めて周知であることから、その図示を敢えて省略している。
【0019】
シャーシ7における出入口9の近傍であってディスクトレイ1の下面に近接する箇所には、単一接点型のトレイ位置検出スイッチ10が配設されている。ディスクトレイ1におけるトレイ位置検出スイッチ10に対面する搬送方向に沿った下面には、ディスク装着位置に到達する直前にトレイ位置検出スイッチ10の接点アクチュエータ10aを所定区間の間だけ押圧操作できるトリガ用小突部11が、且つディスク排出位置に到達したときにトレイ位置検出スイッチ10の接点アクチュエータ10aを押圧操作し続けるトリガ用大突部12がそれぞれ突設されている。
【0020】
したがって、トレイ位置検出スイッチ10は、トリガ用大突部12で接点アクチュエータ10aがオン状態に操作され続けることによってディスクトレイ1がディスク装着位置に位置決めされたのを検出し、且つトリガ用小突部11で接点アクチュエータ10aが一定時間だけオン操作されたのちにオフ状態となった時点でディスクトレイ1がディスク排出位置に到達したのを検出することになる。但し、トレイ検出スイッチ10はトリガ用小突部11またはトリガ用大突部12を検出した時点でオンして例えばハイレベルの検出信号を検出するだけであり、このトレイ位置検出スイッチ10の検出信号に基づきディスクトレイ1の到達位置を検出するのは、後述する制御部である。
【0021】
図2は、上記ディスクローディング機構の作動制御系を示すブロック構成図である。マイコンからなる制御部13は、RAMに記憶の各種データに基づきROMに記憶の制御プログラムを実行することにより、ディスクローディング機構全体を制御するものである。すなわち、制御部13は、トレイ操作スイッチ17の操作による指令信号が入力されたときに、ローディング用モータ18に対し正方向または逆方向への回転を指令して、そのローディング用モータ18の駆動によりディスクトレイ搬送機構19を作動してディスクトレイ1をディスク排出方向Bまたはディスク装着方向Aへ向けて移動させるとともに、図1(c),(d)に示したトレイ位置検出スイッチ20から検出信号が入力された時点でローディングモータ18の回転を停止させてディスクトレイ1を位置決め停止するよう制御する。また、電源投入時にディスクトレイ1の停止位置を判別して、その判別結果をメモリ14に一時記憶するよう制御するが、これについての詳細は後述する。
【0022】
上記のディスクトレイ搬送機構19は、ロージィング用モータ18の回転を減速した上でディスクトレイ1に対しこれの直線運動に変換して伝達するもので、大小の歯車列からなる減速機構やプーリおよびベルトなどによる周知の構成になっている。トレイ操作スイッチ17は、従来機構に一般的に設けられているEJECT/INスイッチと同様のものであって、押圧操作および押圧解除によりそれぞれ単にオンおよびオフするだけのものであり、制御部13は、このトレイ操作スイッチ17のオン操作による指令信号が入力されたときに、ディスクトレイ1を現在位置とは反対側の位置に向け移動させるよう制御するが、これについての詳細は後述する。
【0023】
上記ディスクローディング機構における上記制御部13の制御処理について、図3のタイミングチャートおよび部4のフローチャートを参照しながら説明する。図4において、制御部13は、電源が投入(ステップS1)されたときに、トレイ位置検出スイッチ10がオン状態であるか否かに基づき、ディスクトレイ1が電源投入時にディスク装着位置またはディスク判別位置の何れに位置決めされているかを判別する(ステップS2)。
【0024】
すなわち、ディスクトレイ1が図1(c)に示すディスク装着位置に位置決め停止されている場合にはトレイ位置検出スイッチ10がオン状態に保持されており、一方、ディスクトレイ1が図1(d)に示すディスク排出位置に位置決め停止されている場合にはトレイ位置検出スイッチ10がオフ状態に保持されている。これにより、このディスクローディング機構では、電源投入後のトレイ位置検出スイッチ10のオンまたはオフの別によりディスクトレイ1の位置を即座に判別できる。そして、トレイ位置検出スイッチ10がオンである場合には、「ディスクトレイ1がディスク装着位置に停止中」というトレイ位置情報をメモリ14に記憶し(ステップS3)、一方、トレイ位置検出スイッチ10がオフである場合には、「ディスクトレイ1がディスク排出位置に停止中」というトレイ位置情報をメモリ14に記憶する(ステップS4)。
【0025】
これに対し、従来では、トレイ操作スイッチがオンしたときのディスクトレイの位置を判別するに際して、トレイ位置検出スイッチとローディング用モータの電圧印加履歴に基づいて検出している。すなわち、従来のトレイ位置検出スイッチは、ディスクトレイがデイスク装着位置およびズィスク排出位置の何れに位置した場合にも共にオン状態とされるので、電源投入時にローディング用モータに対し例えばディスク排出方向に回転駆動する電圧を一定時間印加して、そのときのトレイ位置検出スイッチの出力の変化からディスクトレイの位置を特定している。そのため、デイスクトレイの位置検出までに時間がかかるだけでなく、ローディング用トレイは、回転不能方向へ回転駆動する電圧が印加されることもあるので、劣化し易い問題がある。
【0026】
続いて、制御部13は、トレイ操作スイッチ17がオン操作されるのを監視し(ステップS5)、図3のt1時に、同図(a)に示すようにトレイ操作スイッチ17がオン操作されたのを判別したときに、メモリ14からトレイ位置情報を読み出して、そのトレイ位置情報のトレイ停止位置とは反対方向に向けディスクトレイ1を搬送するようローディング用モータ18を駆動制御する(ステップS6)。制御部13は、ローディング用モータ18の駆動を指令した直後に、トレイ位置検出スイッチ10がトリガ用小突部11によりオン操作されてトリガ用小突部11におけるディスクトレイ1の移動方向に沿った幅に相当する時間長さの所定パルス幅P1のパルスが発生したか否かを判別する(ステップS7)。これは、ディスクトレイ1がディスク排出位置からディスク装着位置に向け搬送されるときに、ディスクトレイ1の搬送直後にトリガ用小突起11がトレイ位置検出スイッチ10で検出されて、それによりトレイ位置検出スイッチ10から出力される所定パルス幅P1のパルスによってローディング用モータ18の駆動が停止されるのを防止するためである。
【0027】
いま、図3(c)に示すように、t1時にはトレイ位置検出スイッチ10がオン状態であって、ローディング用モータ18は、図3(b)に示すように、t1時のトレイ操作スイッチ17のオン操作によって正方向に回転駆動され、ディスクトレイ1がディスク装着位置からディスク排出位置に向けて搬送される。したがって、制御部13は、ローディング用モータ18が駆動された時点から所定時間が経過するまでの時間の間に、所定パルス幅P1のパルスがトレイ位置検出スイッチ10から出力されず、トレイ位置検出スイッチ10がオン状態からオフ状態に変化しただけであると判別(ステップS7)して、つぎに、トレイ位置検出スイッチ10がトリガ用小突部12によりオン操作されて所定パルス幅P1のパルスが出力されるのを監視する(ステップS8)。
【0028】
そして、制御部13は、図3のt2時に所定パルス幅P1のパルスが出力されたと判別した時点で、同図(b)に示すように、ローディング用モータ18の駆動を停止させる(ステップS9)。これにより、ディスクトレイ1は図1(d)のディスク排出位置に位置決め停止される。そののち、制御部13は、メモリ14に記憶中のトレイ位置情報を「ディスクトレイ1がディスク排出位置に停止中」と更新してメモリ14に記憶する(ステップS11)。続いて、制御部13は、電源が遮断されたと判別するまで(ステップS12)、ステップS5にリターンしたのち、上述と同様の制御処理を繰り返す。
【0029】
制御部13は、図3のt3時に、トレイ操作スイッチ17がオン操作されたと判別すると、メモリ14からトレイ位置情報を読み出して、そのトレイ位置情報の位置とは反対方向に向けディスクトレイ1を搬送するようローディング用モータ18を駆動制御する(ステップS6)。このとき、メモリ14には上述の「ディスクトレイ1がディスク排出位置に停止中」のトレイ位置情報が記憶されているので、制御部13は、図3(b)に示すように、ローディング用モータ18を逆方向に回転駆動して、ディスクトレイ1をディスク排出位置からディスク装着位置に向けて搬送させる。このとき、制御部13は、ローディング用モータ18が駆動された時点から所定時間が経過するまでの時間の間に、図3(c)に示すように、所定パルス幅P1のパルスがトレイ位置検出スイッチ10から出力されたと判別する(ステップS7)が、このパルスは無視して、つぎに、所定パルス幅P1以上のバルス幅P2のパルスがトレイ位置検出スイッチ10から出力されるのを監視する(ステップS10)。
【0030】
そして、制御部13は、図3のt4時に、トレイ位置検出スイッチ10がオンとなってハイレベル信号の出力時間が所定パルス幅P1を超えた時点で、所定パルス幅P1以上のパルス幅P2のパルスが出力されたと判別し、その時点で、同図(b)に示すように、ローディング用モータ18の駆動を停止させる(ステップS9)。これにより、ディスクトレイ1は図1(c)のディスク装着位置に位置決め停止される。そののち、制御部13は、トレイ位置情報を「ディスクトレイ1がディスク装着位置に停止中」と更新してメモリ14に記憶する(ステップS11)。続いて、制御部13は、電源が遮断されたと判別するまで(ステップS12)、ステップS5にリターンしたのち、以後、上述と同様の制御処理を繰り返す。
【0031】
このディスクロディング機構では、単一接点型のトレイ位置検出スイッチ10を1個用いるだけであるにも拘わらず、このトレイ位置検出スイッチ10をオン操作するディスクトレイ1の突部11,12をディスク排出位置とディスク装着位置とで異なる形状としたので、ディスクトレイ1の位置を正確に検出することができる。しかも、トレイ位置検出スイッチ10は、ディスク装着位置のディスクトレイ1を検出時にオン状態を保持し、且つディスク排出位置のディスクトレイ1を検出時にオフ状態に保持されるので、電源投入直後に、トレイ位置検出スイッチ10のオンまたはオフ状態の別によってディスクトレイ1の停止位置を即座に、且つ正確に判別することができるとともに、以後、トレイ操作スイッチ17がオン操作されるごとに、従来のようにローディング用モータ18への電圧印加履歴を参照する必要がない。
【0032】
図5(a)は本発明の他の実施の形態に係るディスクローディング機構を示す切断概略左側面図であり、同図において、図1と同一若しくは同等のものには同一の符号を付してある。この実施の形態では、ターレットトレイ式チェンジャに適用したディスクローディング機構を示している。複数のディスク載置部を有するターレット(図示せず)が上面に回転自在に設けられたターレット式ディスクトレイ20は、シャーシ7と蓋体8とからなる筐体に対し出入口9を介して出入自在に設けられており、筐体内に収容されたディスク装着位置と、ほぼ全体を筐体の外部に引き出された第1排出位置と、ほぼ半部を筐体の外部に引き出された第2排出位置とに位置決め停止される。
【0033】
そのため、ターレット式ディスクトレイ20の下面には、その搬送方向の両端側に、上記一実施の形態と同様のトリガ用小突部11とトリガ用大突部12とが設けられているのに加えて、中間箇所に2つのトリガ用小突部11が所定の間隔で設けられている。ターレット式ディスクトレイ20が同図(a)の装着位置から第1排出位置に向けて搬送された場合には、同図(b)に示すように、トレイ位置検出スイッチ10がトリガ用大突部12によるオン操作を解除されたt5時にトレイ位置検出スイッチ10の出力がローレベルとなり、ターレット式ディスクトレイ20が第2排出位置まで引き出されるときに、トレイ位置検出スイッチ10が2つのトリガ用小突部11,11により順次オン操作されたt6時およびt7時に所定パルス幅のパルスが順次出力され、ターレット式ディスクトレイ20が第1排出位置まで引き出されたときに、トレイ位置検出スイッチ10がトリガ用小突部11によりオン操作されたt8時に所定パルス幅のパルスが出力される。
【0034】
したがって、上記ディスクロディング機構では、単一接点型のトレイ位置検出スイッチ10を1個用いるだけであるにも拘わらず、このトレイ位置検出スイッチ10をオン操作するターレット式ディスクトレイ20の突部11,12を異なる形状とし、且つ所定の配置で設けるだけで、ターレット式ディスクトレイ20の3種の位置を正確に検出することができる。しかも、トレイ位置検出スイッチ10は、一実施の形態と同様に、装着位置のターレット式ディスクトレイ201を検出時にオン状態を保持し、且つ第1排出位置のターレット式ディスクトレイ20を検出時にオフ状態に保持されるので、電源投入直後に、トレイ位置検出スイッチ10のオンまたはオフ状態の別によってターレットトレイ201の停止位置を即座に、且つ正確に判別することができる。
【0035】
上記各実施の形態では、トレイ位置検出スイッチ10として、単一の接点アクチュェータ10aを機械的に作動させるものを用いる場合を例示しているが、図6に示すように、投光部21と受光部22とによってディスクトレイ1の一側面に設けたトリガ用小突部24およびトリガ用大突部27を光学的に検出するトレイ位置検出スイッチ23を用いても、上記各実施の形態で説明したと同様の効果を得ることができる。さらに、図示を省略しているが、投受光素子からなる反射型光学素子をトレイ位置検出スイッチとして用いることもできる。このような光学的に検出するトレイ位置検出スイッチ23を用いれば、単一接点型の機械的なトレイ位置検出スイッチ10の場合のような接点動作の経年劣化が生じないので、長期間にわたり高い信頼性を確保することができる。
【0036】
【発明の効果】
以上のように、本発明のディスク記録再生装置のディスクローディング機構によれば、トレイ位置検出スイッチを1個用いるだけの安価な構成としながらも、ディスク排出位置とディスク装着位置とで異なる形状としたディスクトレイのトリガ用小突部またはトリガ用大突部によってトレイ位置検出スイッチをオン操作するようにしたので、ディスクトレイの位置を正確、且つ確実に検出することができる。しかも、トレイ位置検出スイッチは、ディスク装着位置またはディスク排出位置の一方の検出時にオン状態を保持し、且つ他方の検出時にオフ状態に保持されるので、電源投入直後に、トレイ位置検出スイッチのオンまたはオフ状態の別によってディスクトレイの停止位置を即座に、且つ正確に判別することができるとともに、以後、トレイ操作スイッチがオン操作されるごとに、従来のようにローディング用モータへの電圧印加履歴を参照する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るディスク記録再生装置のディスクローディング機構を示し、(a),(c)はそれぞれディスクトレイがディスク装着位置に位置している状態の蓋体を除外した概略平面図および概略切断左側面図、(b),(d)はそれぞれディスクトレイがディスク排出位置に位置している状態の蓋体を除外した概略平面図および概略切断左側面図である。
【図2】同上の実施の形態の作動制御系を示すブロック構成図である。
【図3】同上の実施の形態のタイミングチャートである。
【図4】同上の実施の形態の制御処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の他の実施の形態に係るディスク記録再生装置のディスクローディング機構を示し、(a)は切断概略右側面図、(b)はトレイ位置検出スイッチの出力を示す波形図である。
【図6】本発明のさらに他の実施の形態に係るディスク記録再生装置のディスクローディング機構を示す切断概略右側面図である。
【符号の説明】
1,20 ディスクトレイ
7 シャーシ(筐体)
9 出入口
10,23 トレイ位置検出スイッチ
11,24 トリガ用小突部(トリガ用突部)
12,27 トリガ用大突部(トリガ用突部)
13 制御部
17 トレイ操作スイッチ
18 ローディング用モータ
19 ディスクトレイ搬送機構

Claims (4)

  1. 記録再生媒体のディスクを搭載してディスク装着位置とディスク排出位置との間で直線移動可能に配設されたディスクトレイと、正逆回転可能なローディング用モータと、前記ローディング用モータの回転動力を前記ディスクトレイに対しこれの直線運動に変換して伝達するトレイ搬送機構と、前記ディスク装着位置およびディスク排出位置までそれぞれ移動された前記ディスクトレイを検出して検出信号を出力するトレイ位置検出スイッチと、トレイ操作スイッチが操作されたときに前記ディスクトレイを現在位置とは反対方向に搬送するよう前記ローディング用モータを回転駆動するとともに、前記トレイ位置検出信号から検出信号が入力した時点で前記ローディング用モータの回転駆動を停止させる制御部とを備えたディスク記録再生装置のディスクローディング機構において、
    前記トレイ位置検出スイッチは、1個のみが筐体における前記ディスクトレイの出入口の近傍箇所に配設され、
    前記ディスクトレイには、トリガ用大突部が前記ディスク装着位置またはディスク排出位置に到達した前記トレイ位置検出スイッチに検出される位置に配設され、且つ搬送方向に沿った長さが前記トリガ用大突部よりも短いトリガ用小突部がディスク排出位置または前記ディスク装着位置に到達する直前に前記トレイ位置検出スイッチで検出される位置に配設され、
    前記制御部は、電源投入時に前記トレイ位置検出スイッチのオンまたはオフの別により前記ディスクトレイの停止位置を判別して、前記トレイ操作スイッチが操作されたときに、前記判別した停止位置とは反対方向に前記ディスクトレイを搬送するように前記ローディング用モータを回転制御することを特徴とするディスク記録再生装置のディスクローディング機構。
  2. 正逆回転可能なローディング用モータにより作動されて、記録再生媒体のディスクを搭載したディスクトレイをディスク装着位置とディスク排出位置との間で直線移動させるトレイ搬送機構と、
    筐体における前記ディスクトレイの出入口の近傍箇所に配設されて、ディスク装着位置およびディスク排出位置までそれぞれ移動された前記ディスクトレイを検出して検出信号を出力する単一のトレイ位置検出スイッチと、
    トレイ操作スイッチが操作されたときに、前記ディスクトレイを現在位置とは反対方向に搬送するように前記ローディング用モータを回転制御するとともに、前記トレイ位置検出スイッチから検出信号が入力された時点で前記ローディング用モータの駆動を停止させる制御部とを備え、
    前記ディスクトレイには、これの搬送方向に沿った長さが異なるトリガ用小突部およびトリガ用大突部が、前記ディスク装着位置およびディスク排出位置まで移動した前記トレイ位置検出スイッチによって検出される各位置に配設されていることを特徴とするディスク記録再生装置のディスクローディング機構。
  3. 請求項2において、前記トリガ用大突部は前記ディスク装着位置またはディスク排出位置に到達した前記トレイ位置検出スイッチに検出され続ける位置に配設されているとともに、前記トリガ用小突部がディスク排出位置または前記ディスク装着位置に到達する直前に前記トレイ位置検出スイッチで検出される位置に配設され、
    前記制御部は、電源投入時および/またはトレイ操作スイッチが操作されたときに、トレイ位置検出スイッチのオンまたはオフの別に基づき前記ディスクトレイの停止位置を判別する機能を有しているディスク記録再生装置のディスクローディング機構。
  4. 請求項2または3において、ディスクトレイには、これの搬送方向に沿った長さが異なる複数のトリガ用突部が、前記ディスク装着位置およびディスク排出位置を含む3箇所以上に配設され、
    前記制御部は、指定された前記トリガ用突部を前記トレイ位置検出スイッチが検出した時点で前記ローディング用モータの駆動を停止するよう制御するディスク記録再生装置のディスクローディング機構。
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