JP3653142B2 - 自走型茶園管理機の走行装置 - Google Patents
自走型茶園管理機の走行装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3653142B2 JP3653142B2 JP10937496A JP10937496A JP3653142B2 JP 3653142 B2 JP3653142 B2 JP 3653142B2 JP 10937496 A JP10937496 A JP 10937496A JP 10937496 A JP10937496 A JP 10937496A JP 3653142 B2 JP3653142 B2 JP 3653142B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- self
- wheel
- management machine
- tea garden
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 241001122767 Theaceae Species 0.000 title claims description 58
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 30
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 26
- 235000009024 Ceanothus sanguineus Nutrition 0.000 claims description 15
- 240000003553 Leptospermum scoparium Species 0.000 claims description 15
- 235000015459 Lycium barbarum Nutrition 0.000 claims description 15
- 230000008859 change Effects 0.000 description 10
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 6
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 4
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 4
- 235000009508 confectionery Nutrition 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000013138 pruning Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
Description
【産業上の利用分野】
本発明は、茶葉摘採機等の茶園管理装置に、駆動走行装置を備えて自走しながら茶葉の管理作業を行う自走型茶園管理機の走行装置に関し、さらに詳しくは茶樹畝を跨いだ一方の畝間に駆動方式のメイン走行装置と、他方の畝間にサブの側車装置とが配置された両支持方式の自走型茶園管理機において、サブの側車装置に回転駆動力を付与するための駆動手段に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば自走型の茶葉摘採機において、茶樹畝を跨ぐ一方の畝間と、他方の畝間とにそれぞれ走行装置を配置した両支持方式の自走型茶葉摘採機は従来より公知であり、この種の両支持方式の自走型茶葉摘採機において、左右に配置する走行装置を、いずれも駆動する方式にしたものも、例えば特開平7−289056号公報に記載された先行技術が提案されている。
【0003】
上述の特開平7−289056号公報に記載された先行技術では、一方の畝間を走行する走行車輪を旋回可能にし、摘採作業時に、茶樹畝の畝巾変化に対応して左右の走行車輪の間隔を調整操作する際に、旋回可能な走行車輪を進行方向に対して直交する方向に旋回させ、その旋回後に機枠の横巾を伸縮させて車輪間隔を調整操作する構成としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで自走型の茶葉摘採機が使用される茶園では、茶樹畝の畝巾が一定しておらず、左右の走行装置の間隔は、茶樹畝の畝巾に対応して調整操作する必要性が頻々に発生する。
このような調整操作を行う際に、前述の先行技術では摘採機の走行を一時停止して調整作業を行う必要があるために非能率的であった。
【0005】
また摘採作業時に、走行装置が進行する畝間には凹凸があったり茶園が傾斜している場合もあり、それに加えて摘採作業の進行中には、摘採した茶葉の収容袋に牽引抵抗も発生する等の事情から、摘採機の進行は必ずしも茶樹畝と平行状態に進行しない。
この場合に、茶樹畝が水平直線的に植生されている茶園では特に問題とならないとしても、茶樹畝がカーブしている場合、従来の先行技術ではそれに対応する調整操作が簡易に行なえないことから、茶樹畝に対する摘採機の左右ズレが発生して摘採面の刈り深さに悪影響を与える等の問題点もあった。
【0006】
本発明は、上述した両支持方式の左右の走行装置を共に駆動するタイプの自走型茶園管理機において、左右の走行装置の間隔を茶樹畝の畝巾に対応して簡易に調整操作が行え、且つ茶樹畝の傾斜に対してもその調整操作が簡易に行える自走型茶園管理機の走行装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は、茶樹畝を跨いだ一方の畝間に駆動方式のメイン走行装置と、他方の畝間にサブの側車装置とが配置され、これらメイン走行装置とサブの側車装置とに支持された門型機枠の横巾を茶樹畝の畝巾方向に伸縮可能に構成し、この門型機枠に所要の茶葉管理装置を装備してなる自走型茶葉管理機を前提とする。
そして第1発明では、サブの側車装置の構成として、キャスター式の側車輪を垂直軸回りに回動自在に支持すると共に、側車輪に回転力を付与するための駆動源を備え、側車輪の進行する向きがメイン走行装置と略平行する状態になった場合にのみ、上記駆動源から側車輪に回転駆動力を付与する切換え手段を有してなることを特徴とするものである。
【0008】
また第2発明では、上述の第1発明を前提とし、上記側車輪に回転力を付与する伝動系には、側車輪の回転速度が、低速回転状態にあっては動力伝達し、高速回転状態にあっては自由回転となる一方向クラッチを介在させていることを特徴としている。
【0009】
さらに第3発明では、第1発明または第2発明を前提とし、上記側車輪に回転力を付与する駆動源には、電動モータあるいは油圧モータを装備し、該モータはメイン走行装置の駆動用原動機から、遠心クラッチを中継して動力伝達される発電モータあるいは油圧ポンプにより駆動力が得られる回路構成にしていることを特徴としている。
【0010】
さらに第4発明では、第1発明ないし第3発明を前提とし、上記側車輪に回転駆動力を付与する切換え手段には、側車輪を垂直軸回りに回動自在に支持する軸体に対し、側車輪の進行方向が前進方向,後退方向に対応して円周2個所に制御部を有するカムを取付け、該カムの制御部と接触するスイッチ機構を前記モータの駆動源回路中に配設していることを特徴としている。
【0011】
【作用】
上述の本発明の第1発明によると、サブの側車装置は、キャスター式の側車輪が垂直軸回りに回動自在に支持されているので、茶樹畝の畝巾に対応して左右のメイン走行装置とサブの側車装置との間隔調整を行う際、門型機枠の横フレームを伸縮させると、側車輪の進行する向きが自動的に変向し、この変向に伴なって側車輪はメイン走行装置との平行状態が解消されることから側車輪の回転駆動が停止し、側車輪は自由回転の状態で横フレームの伸縮動作が行われる。
この結果、横フレームに対して無理な力が作用しないから、横フレームの歪も少なくなり、また車輪間隔調整用として装備される駆動モータもその小型化が可能となる。
【0012】
また側車輪は、垂直軸回りに回動自在に支持する垂直軸に対してキャスター角が付与されているので、舵取りハンドルの操作に側車側が自動的に追従することから特別な操作レバーを要しないで茶葉の管理機を茶樹畝に平行状態で進行させることができる。
加えて側車輪は、進行方向がメイン走行装置と略平行する状態となった場合にのみ側車輪に回転駆動力が付与されるから、枕地での旋回時に、舵取りハンドルの向きを変えると側車輪の向きも変わり、この場合に側車輪への回転駆動が停止して側車輪を支点とした一点旋回が可能となり、茶園における枕地を狭くすることが可能となる。
【0013】
また第2発明によると、側車輪への伝動系には、側車輪の回転速度が、低速回転状態にあっては動力伝達し、高速回転状態にあっては自由回転となる一方向クラッチを設けているので、側車輪の駆動が必要となる低速の茶葉の管理作業時には所要の駆動力が得られ、管理機を路上移動する時や車両から降ろす際等の高速移動時には、一方向クラッチのオーバーラン機能が働き、移動用の高速回転に対して複雑な変速機構を用いることなく速やかに対応できる。
【0014】
さらに第3発明によると、メイン走行装置の駆動源となる原動機の回転を下げると遠心クラッチがOFFしてメイン側の走行装置とサブ側の側車装置とが同時に駆動停止するから、原動機のスロットルレバーだけの操作で管理機の走行を完全停止でき、作業者が後ろ向きの姿勢で走行操縦する自走型茶葉管理機の操縦の安全性を向上することができる。
【0015】
さらに第4発明によると、茶葉管理機の進行方向が前進方向,バック方向に方向変換すると側車輪もこれに追従して方向変換し、方向変換後に、側車輪の進行方向がメイン走行装置と略平行する状態になると即座に側車輪に回転駆動力が付与されるから、側車輪の回転駆動力を特別に切り変える必要がなくなる。
【0016】
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
図1および図2は自走型茶園管理機を全体的に示しており、図中1は茶樹畝を跨いで一方の畝間を走行するメイン走行装置であり、3は他方の畝間を走行するサブの側車装置で、これらメイン走行装置1とサブの側車装置3とによって門型機枠2が走行可能に支持され、この門型機枠2に茶葉の管理装置としての摘採装置4が装備された構成になっている。以下の説明では、茶葉管理装置は摘採装置を例にして説明する。
【0017】
メイン走行装置1は、進行方向(矢印Aに示す方向)に細長く形成された走行機体11をベースにして、走行機体11の前部下方にキャスター式の前輪12が配設され、後部には駆動輪13aと遊動輪13bとの間にゴムクローラ13を巻回してなるクローラ式の後部走行装置が装備されている。この後部の走行装置はクローラ式に限定されず、タイヤ車輪式であってもよい。
【0018】
走行機体11には、前部上方に駆動源となる原動機14が搭載され、この原動機14の出力側には遠心クラッチ15が配置されてあり、この遠心クラッチ15を介して原動機14の回転力が、原動機14の下方に配置された変速機16(油圧式の無段変速機)と、発電モータ18とに伝達されている。
変速機16の出力動力は、その出力側プーリ16bから例えばベルトを介してチェーン伝動系17に伝達され、この伝動系17の出力側より前記駆動輪13aに回転力が伝達されてクローラ13を回転駆動するようにしている。
変速機16には、変速機の出力を入,切に操作する変速操作ロッド16cが設けてあり、変速機の回転速度調整および前後進の切換えは、後述する門型機枠2の支脚21より進行方向Aへ向けて突出した水平アーム21aの端部に装備している変速レバー16dで操作され、この水平アーム21aの端部には他に原動機14の停止スイッチ14bが装備されている。
【0019】
走行機体11には、その前後方向の略中央部に門型機枠2を形成する一方側の支脚21が立設されている。門型機枠2は、支脚21の上端部に横フレーム22が固設されてあり、この横フレーム22にはその端部に伸縮機構23を介して摺動横フレーム24が延長されている。この摺動横フレーム24にはその長さ方向に沿ってラック24aが形成されてあり、一方、伸縮機構23の上部には車輪間隔調整用の駆動モータ26が配設されていて、このモータ26に取付けたピニオン26aが前記ラック24aに噛み合って、モータ26を正転,逆転させた際に横フレーム22と摺動横フレーム24との相対的な長さが伸長,収縮することにより、後述するサブの側車装置3の車輪間隔が調整できる構成としている。なお上述のモータ26は図示省略したバッテリーを電源とし、バッテリーは前記発電モータ18よりの電力で充電する回路構成としてある。
【0020】
上記摺動横フレーム24の端部には、側車支持支脚25が、上下方向に向けて固設されている。この側車支持支脚25は、外筒25aの内部に、下方からスライド支脚25bが挿入され、この両者は、図3に示しているように外筒25aの内部に挿通した螺子シャフト25cを介して、螺子シャフト25cの回転によりスライド支脚25bが上下方向に伸縮する構成としてある。
このスライド支脚25bの伸縮動作は、外筒25aの上端に配設した傾斜調整用の駆動モータ27により操作されるもので、モータ27の出力軸に取付けたスプロケット27aから、チエーン27bを介して、螺子シャフト25cの上端に固定したスプロケット27cに回転力が伝達されることで螺子シャフト25cが回転駆動されるようにしている。なお、このモータ27も、図示省略したバッテリーを電源とし、バッテリーは前記発電モータ18よりの電力で充電する回路構成としてあり、また外筒25aとスライド支脚25bの両者は互いに角パイプを使用してその回り止めを図っている。
【0021】
上記スライド支脚25bの下端には、キャスター式の側車輪31が装備されてサブの側車装置3が構成されている。
上記側車輪31は、その車輪支持腕32が、前記スライド支脚25bの軸心線回り(垂直軸回り)で回動可能になっており、車輪支持腕32にはその上部に側車駆動モータ33が配置され、モータ33の出力軸プーリ33aと側車軸プーリ35との間に伝動ベルト34が巻回されている。
この側車駆動モータ33は、前記発電モータ18よりの電力で回転動作される回路構成にしてあり、メイン走行装置1の駆動源となる原動機14の回転を下げると、遠心クラッチ15が切れ、発電モータ18の回転が止まることで側車駆動モータ33への電力供給が停止する構成にしている。
なおこの側車輪31の回転駆動は、直進性を確保するためにメイン走行装置1の回転駆動と同速にする必要があり、この場合、前記した変速機16(無段変速機)に対応させるために発電モータ18と側車駆動モータ33との間の電源回路中には図示していないが電圧調整器等を介在させることが望ましい。
【0022】
上記側車輪31の回動軸心となるスライド支脚25bの下端には、図4に示されているように円周方向の2個所に凸部37aを形成したカム37と、このカム37の凸部37aが接触するスイッチ機構39(リミットスイッチ)とが配置されている。
カム37に形成した凸部37aは、側車輪31がキャスター式で進行する向きが前進方向,後退方向に反転するため、前進方向,後退方向に対応してカム37の円周2個所に対称的に形成してある。なおこのカム37に形成する凸部37aは、これを凹部に形成していてもよく、要するにスイッチ機構39を動作させる制御部に形成してあればよい。一方、スイッチ機構39(リミットスイッチ)は側車輪31の進行する向きが、メイン走行装置1のクローラ13の進行方向と略平行する状態となった場合に一方の凸部37aと接触するような位置を選んで車輪支持腕32の上部に固定されている。またこのスイッチ機構39は、前記側車駆動モータ33と発電モータ18とを結ぶ電源回路中に介在され、凸部37aがスイッチ機構39と接触している時のみ側車駆動モータ33に電力が給電されるようにしている。
なおカム37には、長穴38が形成され、これに嵌入するピン38aが車輪支持腕32の上部に固設されていて、車輪支持腕32が水平方向に半回転以上しないようにしてあり、半回転するとストッパー38bに当接して回転が停止するようにしている。
【0023】
また側車輪31に回転力を付与する側車駆動モータ33の伝動系(図示の実施例では出力軸プーリ33a)には、図4に示されているように、一方向クラッチ36が設けられている。一方向クラッチ36は、側車輪31の回転速度が、低速回転状態にあっては動力伝達し、高速回転状態にあっては自由回転となる形式にしてあり、この一方向クラッチ36を介在させることで、側車輪31の駆動が必要となる低速の茶葉管理作業時には側車駆動モータ33による側車輪31の回転駆動が行われるものの、管理機を路上移動する時やトラックから降ろす際等の高速移動時には、一方向クラッチ36のオーバーラン機能が働くようにしている。
【0024】
上述の門型機枠2には茶葉の管理装置となる摘採装置4がセットされる。図示の実施例では、茶樹畝の畝巾略半分に対応する片面巾の摘採装置4を示し、摘採装置4は一端側が茶樹畝の頂部に、他端側が茶樹畝の裾部に対応するように傾斜してセットされる。
ここに摘採装置4は、その頂部側の一側端部に、摘採装置専用の駆動源となる原動機41と、フアン42と、刈刃駆動機構等が配置されてあり、機枠底部には刈刃43を備えていて、刈刃43にて摘採された茶葉は、フアン42よりダクト42aを介して多数のノズル42bから吹き出される送風により進行方向後方に装備された収容袋内に収容される構成となっており、このような摘採装置の構成は、従来より周知の可搬型二人用摘採機と同様のものである。
【0025】
上記摘採装置4は、門型機枠2に対してその頂部側と裾側とが独立して上下動調節可能に支持されている。
摘採装置4の頂部側は、上方向に延びるガイドパイプ46aが、その下端を摘採装置4の機枠にピン46bで枢支してあり、このガイドパイプ46aの上方部がコロを有する昇降ガイド機構46に案内されて上下動する構成としてある。
上記昇降ガイド機構46は、門型機枠2の横巾中央位置(前記伸縮機構23の位置)より突設している支持アーム45の先端に支持してあり、この昇降ガイド機構46の上部には、摘採装置4の頂部側上下調整用の駆動モータ44が装備され、このモータ44の駆動軸に取付けた巻取ドラム44aに連繋されているワイヤ44bの下端が、スプリング44cを介して頂部側の摘採装置4の機枠に接続されていて、モータ44が正転方向に回転するとワイヤ44bの巻取りによって摘採装置4の頂部側が上方向に引き上げられ、モータ44が逆転方向に回転するとワイヤ44bの巻き戻しによって摘採装置4がその自重により下降するような吊り下げ構成になっている。
【0026】
一方、摘採装置4の裾側は、摘採装置4の機枠端部に固設した水平方向の取付パイプ47に、横方向のガイド軸47aが挿入され、このガイド軸47aの端部に、螺子シャフト48aに螺合された雌ねじ部48bを有する昇降体48cが装備されている。
上記螺子シャフト48aは、前記支脚21に沿って上下方向にブラケットで回転可能に軸支されており、この螺子シャフト48aに雌ねじ部48bを介して螺合された昇降体48cは、支脚21をガイド部材にしてコロにより上下動する裾側の昇降ガイド機構48にセットされている。
そして螺子シャフト48aの上方に位置して、摘採装置4の裾側上下調整用の駆動モータ49が支脚21に固定され、モータ49はカップリング49aを介して螺子シャフト48aと接続されていて、このモータ49が正転方向に回転すると、螺子シャフト48aの正方向回転により昇降体48cが上動して摘採装置4の裾側が強制的に上動される一方、モータ49が逆転方向に回転すると、螺子シャフト48aの逆方向回転により昇降体48cが下動して摘採装置4の裾側が強制的に下動する支持構成としている。
【0027】
なお上述の摘採装置の上下調整用駆動モータ44,49は、図示省略したバッテリーを電源とし、そのバッテリーは前記発電モータ18よりの電力で充電する回路構成としてあるが、これらのモータは油圧ポンプを駆動源とする油圧モータにしてもよく、また頂部側および裾側の上下動機構は図示の実施例に限らず他の油圧シリンダー方式等に変更してもよい。
【0028】
前記メイン走行装置1の進行方向前側に配設されるキャスター式の前輪12には、この前輪12の車輪支持腕12aに固設した舵取りハンドル5が進行方向Aの前方へ向けて延設されている。
上記舵取りハンドル5は、2個の調節ノブ51,52によってハンドル先端の高さ方向における位置と、左右方向における位置とが調節可能にしてあり、この舵取りハンドル5の先端部には、メイン走行装置1の進行方向前側を後向きの姿勢で歩行する作業者に対し、1本は作業者の腰部に当接される位置に配置されて腰部で舵取り操作される第1の腰当てハンドル53と、他の1本は同作業者の右手位置に配置されて右手で舵取り操作される第2の右手用操作ハンドル54とが分岐形成されている。
【0029】
上記腰当てハンドル53は、作業者の腰部に当接されて舵取り操作される関係から特別の操作部は設けていないが、右手用操作ハンドル54には、前記メイン走行装置1の駆動源となる原動機14の回転制御を行うスロットルレバー14aと、前記摘採装置4の頂部側および裾側を独立的に上下動調整するための4方向切換スイッチ56と、前記サブの側車輪31に装備されたブレーキ機構(図示省略)を操作するブレーキレバー55とが装備されている。
上記スロットルレバー14aは、これに接続される操作ワイヤを原動機14の制御系に連繋してなるものであり、またブレーキレバー55は側車輪31に装備しているブレーキ機構が連繋される。
また4方向切換スイッチ56は、その操作ロッド56aを前後,左右の4方向に動作させる形式のもので、操作ロッド56aの動作は、電気的手段によって前記した摘採装置4の頂部側上下調整用駆動モータ44および裾側上下調整用駆動モータ49の回転方向を正,逆方向に切換え、摘採装置4の頂部側と裾側を上昇方向,下降方向にそれぞれ操作できるようにしている。
【0030】
一方、門型機枠2の横巾中央位置(前記伸縮機構23の位置)より上記後向きの姿勢で歩行する作業者の左手位置に向けて、第3の左手用操作ハンドル6が設けられている。この操作ハンドル6には、2個所に調節菊座61,62を設けていてハンドル6の先端が、作業者の左手位置に対応できるように調整可能にしている。
この左手用操作ハンドル6には、前記摘採装置4に具備している原動機41の回転制御を行うスロットルレバー41aと、同原動機の停止制御を行う停止スイッチ41bと、この他に、前記した車輪間隔調整用駆動モータ26および傾斜調整用駆動モータ27をそれぞれ操作ための4方向切換スイッチ63とが装備されている。
【0031】
上記4方向切換スイッチ63も、前述した右手用操作ハンドル54に装備される4方向切換スイッチ56と同形式のものであり、その操作ロッド63aの動作は、電気的手段によって、車輪間隔調整用駆動モータ26および傾斜調整用駆動モータ27の回転方向を正,逆方向に切換え、これにより横フレーム22と摺動横フレーム24との相対長さを伸長方向,収縮方向に操作でき、また側車支持支脚25の上下方向における長さを伸長方向,収縮方向にそれぞれ操作できるようにしている。
なお、左手用操作ハンドル6に具備されるスロットルレバー41aおよび停止スイッチ41bは、これらを操作部取付板64に取付け、その取付板64を固定具65によりハンドル6に着脱可能に取付けておくようにすれば、摘採装置4を他のアタッチメントに交換する場合等に、その交換作業が簡易に行える。
また図示の実施例では、右手用操作ハンドル54の側に対して摘採装置4の頂部側上下調整用駆動モータ44および裾側上下調整用駆動モータ49を操作する4方向切換スイッチ56を設け、他方の左手用操作ハンドル6の側に車輪間隔調整用駆動モータ26および傾斜調整用駆動モータ27を操作する4方向切換スイッチ63を設けているが、これらの操作部は、反対側のハンドルに変更して設けてもよい。
【0032】
以上のように構成された一実施例の自走型茶園管理機は、茶樹畝を跨ぐ一方の畝間にメイン走行装置1を、他方の畝間にサブの側車装置3を位置させて、門型機枠2が茶樹畝を跨いだ状態で走行させる。
この走行時に、作業者は、メイン走行装置1の進行方向前側の畝間を後向きの姿勢でバックしながら走行し、この際に、キャスター式の前輪12から突設している舵取りハンドル5に備えた第1の腰当てハンドル53を作業者の腰に当接させた状態にして舵取り操作しつつ、作業者の右手,左手により右手用操作ハンドル54と、左手用操作ハンドル6とを持って、それぞれのハンドル54,6に装備している操作部を操作しながら摘採作業を行う。
このような摘採作業を行うとき、メイン走行装置1およびサブの側車装置3は以下のような動作が行われる。
【0033】
(通常の直進走行時)
原動機14を始動した状態で、右手用操作ハンドル54に備えているスロットルレバー14aにより原動機14の回転を上げると、遠心クラッチ15がONになって原動機14の回転力が変速機16および発電モータ18に伝達される。
変速機操作ロッド16cを「入」に操作すると、変速機16の出力動力が伝動系17を経てクローラ13に伝達され、メイン走行装置1は駆動状態で走行される。この走行時の速度調整や前後進の切換えは、水平アーム21aに装備されている変速ロッド16dの操作により所望に調整される。
【0034】
一方、メイン走行装置1が走行状態の時、遠心クラッチ15がONしていて原動機14の回転力が発電モータ18に伝達されているから発電モータ18よりの電力により側車駆動モータ33が回転可能な状態にある。
キャスター式の側車輪31には、その回転軸支部に、側車輪31の進行する向きが前進方向,後退方向のいずれにおいても、メイン走行装置1のクローラ13の進行方向と略平行する状態で走行する場合(直進状態)に、上記カム37の凸部37aがスイッチ機構39に接触して発電モータ18と側車駆動モータ33との電源回路を閉に動作するから、側車駆動モータ33は回転駆動し、その回転駆動力が伝動ベルト34を介して側車軸プーリ35に伝達されることでサブの側車装置3の側車輪31が回転駆動される。
【0035】
この結果、摘採作業の直進走行時には、駆動方式のメイン走行装置1に加えてサブの側車装置3も回転駆動されるから、左右の走行装置が共に駆動状態になって走行の安定性が確保され、安定した摘採作業が遂行される。
なおスロットルレバー14aにより原動機14の回転を下げると、メイン走行装置1の進行が停止し、この際に、遠心クラッチ15がOFFになることから発電モータ18の回転が停止し、側車駆動モータ33への供給電力がOFFになるから特別の操作をすることなく側車輪31の回転駆動を自動的に停止することができる。
また進行方向が前進方向,バック方向に方向変換すると、側車輪31もこれに追従して方向変換し、方向変換後に、側車輪31の進行方向がメイン走行装置1のクローラ13と略平行状態になると即座に側車輪31に回転駆動力が付与されるから側車輪31の回転駆動力を特別に切り変える必要がなくなる。
【0036】
(枕地での旋回走行時)
また、枕地において旋回する場合、舵取りハンドル5の操作で進行方向を変換すると、キャスター式の側車輪31はこれに追従して進行する向きが自動的に変向してメイン走行装置1のクローラ13に対する平行状態が解消するから側車輪31の回転駆動が自動的に停止し、側車輪31は自由回転状態になる。
この結果、枕地での旋回時は、側車輪31を支点にして一点旋回が可能となるから狭い枕地においても旋回操作を軽快に行うことができるようになり、茶園の枕地を狭くすることが可能となる。
【0037】
(車輪間隔の調整操作時)
摘採作業の進行時に、茶樹畝の畝巾に対応してメイン走行装置1に対するサブの側車装置3の間隔を調整する必要が生じる。
この際、直進状態を維持したまま、左手用操作ハンドル6に装備している4方向切換スイッチ63の操作ロッド63aを操作して車輪間隔調整用の駆動モータ26を正転あるいは逆転に動作させる。
これにより門型機枠2の横フレーム22と摺動横フレーム24との相対長さが伸長方向,収縮方向に変化し、この変化に対応して、キャスター式の側車輪31はこれが垂直軸回りに回動自在に軸支されているので進行する向きがフレームの伸,縮方向に追従して自動的に変向し、側車輪31が変向すると同時に、メイン走行装置1のクローラ13に対する平行状態も解消するから、側車輪31の回転駆動も自動的に停止し、自由回転状態となる。
この結果、フレームの伸縮方向に対して、側車輪31の追従移動がスムーズになり、フレームに無理な力が作用しないからフレームの歪み等も防止され、また車輪間隔調整用として装備される駆動モータの小型化も可能となる。
【0038】
車輪間隔の調整動作後は、4方向切換スイッチ63の操作ロッド63aを正常位置に戻す操作をすると、側車輪31は、その進行する向きがメイン走行装置1のクローラ13と平行状態に戻り、再び側車輪31が回転駆動状態になるから摘採作業の中断がなく、連続作業の状態下で車輪間隔の調整動作が行われる。
【0039】
(傾斜調整の操作時)
また摘採作業が行われる茶園が傾斜している場合、左右のメイン走行装置1とサブの側車装置3とに支持されて走行する門型機枠2は、全体が傾いて摘採性能に悪影響が起るから、これを修正するように傾斜調整を行う必要が生じる。
この場合にも、左手用操作ハンドル6に装備している4方向切換スイッチ63の操作ロッド63aを操作して、側車支持支脚25の上部に備える傾斜調整用の駆動モータ27を正転あるいは逆転に動作させる。
これにより側車支持支脚25の外筒25aの内部に挿通している螺子シャフト25cが回転し、外筒25aに対してスライド支脚25bが伸長,収縮することから、側車支持支脚25の上下方向における長さが伸縮方向に動作して門型機枠2の傾斜を、茶園が傾斜に対応させるように調整可能となる。
この傾斜調整時には、側車輪3は進行する向きがメイン走行装置1のクローラ13に対して平行状態で前進するから、側車輪31は回転駆動状態に維持されて摘採作業を中断することなく傾斜調整操作が行える。
【0040】
(その他の走行時)
また側車輪31への伝動系(側車駆動モータ33の出力軸プーリ33a)には、側車輪31の回転速度が、低速回転状態にあっては動力伝達し、高速回転状態にあっては自由回転となる一方向クラッチ36を設けているので、側車輪31の駆動が必要な低速の摘採作業時には所要の駆動力が得られるものの、摘採機を路上移動する時や車両から摘採機を降ろす場合のように高速移動時には、一方向クラッチ36のオーバーラン機能が働き、移動用の高速回転に対して複雑な変速機構を用いることなく速やかに対応が可能となる。
【0041】
【発明の効果】
以上に説明したように本発明による自走型茶葉管理機の走行装置によると次の効果が得られる。
まず請求項1に記載された発明によると、サブの側車装置3は、キャスター式の側車輪31が垂直軸回りに回動自在に支持されているので茶樹畝の畝巾に対応して左右のメイン走行装置1とサブの側車装置3との間隔を変更調整する際に、門型機枠2の横フレーム22に対して摺動横フレーム24を伸縮させると側車輪31の進行する向きが自動的に変向し、この変向に伴なって側車輪31はメイン走行装置1との平行状態が解消して側車輪31の回転駆動が停止し、自由回転の状態で横フレームの伸縮動作が行われる結果、横フレームに対して無理な力が作用せず、横フレームの歪を防止できると共に、また車輪間隔調整用として装備される駆動モータの小型化も可能となる。
【0042】
また側車輪31は垂直軸回りに回動自在に支持する軸体に対してキャスター角が付与されているので、舵取りハンドル5の操作に対し側車側31が自動的に追従するから特別な操作レバーを要しないで茶葉管理機を茶樹畝に平行状態で進行させることができる。
加えて側車輪31は、その進行方向がメイン走行装置1と略平行状態となった場合にのみ側車輪31に回転駆動力が付与されるから、枕地での旋回時に、舵取りハンドル5の向きを変えると側車輪31の向きも変わり、この場合に、側車輪31への回転駆動がOFFとなって側車輪31を支点とした一点旋回が可能となることから、狭い枕地での旋回走行が可能になると共に、茶園における枕地を狭くすることも可能となる。
【0043】
また、請求項2に記載された発明によると、サブの側車装置3における側車輪31への伝動系には、側車輪31の回転速度が、低速回転状態にあっては動力伝達し、高速回転状態にあっては自由回転となる一方向クラッチ36を設けているので、側車輪31の駆動が必要となる低速の茶葉の管理作業時には所要の駆動力が得られるものの、管理機を路上移動する時や車両から降ろす際等の高速移動時には一方向クラッチ36のオーバーラン機能が働き、移動用の高速回転に対して複雑な変速機構を用いることなく速やかに対応できる。
【0044】
さらに請求項3に記載された発明によると、メイン走行装置1の駆動源となる原動機14の回転を下げると、遠心クラッチ15がOFFになってメイン側の走行装置1とサブ側の側車装置3とが同時に駆動停止することから、原動機14のスロットルレバー14aだけの操作で茶葉管理機の走行を完全停止でき、作業者が後ろ向きの姿勢で走行操縦する自走型茶葉管理機の操縦の安全性を向上することができる。
【0045】
さらに請求項4に記載された発明によると、サブの側車装置3はその進行方向が前進方向,バック方向に方向変換すると側車輪31もこれに追従して自動的に方向変換し、方向変換後に、側車輪31の進行方向がメイン走行装置1と略平行する状態になると即座に側車輪31に回転駆動力が付与されるから、側車輪31の回転駆動力を特別に切り変える必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による自走型茶葉摘採機全体の側面図である。
【図2】 同茶葉摘採機を進行方向前側から見た正面図である。
【図3】 サブの側車装置を示す側面図である。
【図4】 同側車輪の一部の平面図である。
【符号の説明】
1 メイン走行装置
11 走行機体
12 キャスタ式の前輪
13 駆動後輪となるクローラ
14 原動機
15 遠心クラッチ
16 変速機(油圧式無段変速機)
18 発電モータ
2 門型機枠
21 支脚
22 横フレーム
23 伸縮機構
24 摺動横フレーム
25 側車支持支脚
26 車輪間隔調整用の駆動モータ
27 傾斜調整用の駆動モータ
3 サブの側車装置
31 側車輪
32 側車支持アーム
33 側車駆動モータ
36 一方向クラッチ
37 カム
37a カムの凸部
39 スイッチ機構(リミットスイッチ)
4 茶葉の管理装置となる摘採装置
41 摘採装置駆動用の原動機
42 フアン
43 刈刃
44 摘採装置の頂部側上下調整用駆動モータ
44a 巻取ドラム
44b ワイヤ
44c スプリング
45 支持アーム
46 昇降ガイド機構
47 取付パイプ
47a ガイド軸
48 昇降ガイド機構
48a 螺子シャフト
49 摘採装置の裾側上下調整用の駆動モータ
5 舵取りハンドル
53 腰当てハンドル
54 右手用操作ハンドル
55 ブレーキレバー
56 4方向切換スイッチ
6 左手用操作ハンドル
63 4方向切換スイッチ
Claims (4)
- 茶樹畝を跨ぐ一方の畝間に駆動機からの動力伝達で走行するメイン走行装置と、他方の畝間にサブの側車装置とが配置され、上記メイン走行装置とサブ側車装置とに支持された門型機枠の横フレーム部を茶樹畝の畝巾方向に伸縮可能に構成し、該門型機枠に所要の茶葉管理装置を装備してなる自走型の茶園管理機であって、
上記サブの側車装置は、キャスター式の側車輪を垂直軸回りに回動自在に支持すると共に、側車輪に回転力を付与する駆動源を備え、側車輪の進行する向きがメイン走行装置と略平行状態になった場合にのみ、上記駆動源から側車輪に回転駆動力を付与する切換え手段を有してなることを特徴とする自走型茶園管理機の走行装置。 - 請求項1記載の自走型茶園管理機であって、上記側車輪に駆動源からの回転力を付与する伝動系には、側車輪の回転速度が、低速回転状態にあっては動力伝達し、高速回転状態にあっては自由回転となる一方向クラッチを介在させていることを特徴とする自走型茶園管理機の走行装置。
- 請求項1または2に記載の自走型茶園管理機であって、上記側車輪に回転力を付与する駆動源には、電動モータあるいは油圧モータを装備し該モータは、メイン走行装置の駆動用原動機から遠心クラッチを中継して動力伝達される発電モータあるいは油圧ポンプにより駆動力を得る回路構成にしていることを特徴とする自走型茶園管理機の走行装置。
- 請求項1〜3記載の自走型茶園管理機であって、上記側車輪に回転駆動力を付与する切換え手段には、側車輪を垂直軸回りに回動自在に支持する軸体に対し、側車輪の進行方向が前進方向,後退方向に対応して円周2個所に制御部を有するカムを取付け、該カムの制御部と接触するスイッチ機構を前記モータの駆動源回路中に配設していることを特徴とする自走型茶園管理機の走行装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10937496A JP3653142B2 (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 自走型茶園管理機の走行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10937496A JP3653142B2 (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 自走型茶園管理機の走行装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09294445A JPH09294445A (ja) | 1997-11-18 |
JP3653142B2 true JP3653142B2 (ja) | 2005-05-25 |
Family
ID=14508626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10937496A Expired - Fee Related JP3653142B2 (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 自走型茶園管理機の走行装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3653142B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111133890A (zh) * | 2020-01-19 | 2020-05-12 | 浙江理工大学 | 一种基于圆柱凸轮的提拉式茶叶采摘机械手 |
CN111713257A (zh) * | 2020-07-03 | 2020-09-29 | 浙江理工大学 | 一种球形刀式自走名优茶采茶机 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4973791B2 (ja) * | 2011-02-14 | 2012-07-11 | 井関農機株式会社 | 植物剪断機 |
CN107364488B (zh) * | 2017-08-15 | 2023-10-17 | 湖南农业大学 | 农用全向轮 |
CN110249791B (zh) * | 2019-07-30 | 2024-01-12 | 陕西理工大学 | 一种茶叶芽头无人机采摘装置及方法 |
CN115211284B (zh) * | 2022-07-13 | 2024-05-28 | 湖州职业技术学院(湖州广播电视大学)(湖州社区大学) | 茶叶采收机行走机构 |
-
1996
- 1996-04-30 JP JP10937496A patent/JP3653142B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111133890A (zh) * | 2020-01-19 | 2020-05-12 | 浙江理工大学 | 一种基于圆柱凸轮的提拉式茶叶采摘机械手 |
CN111133890B (zh) * | 2020-01-19 | 2021-01-12 | 浙江理工大学 | 一种基于圆柱凸轮的提拉式茶叶采摘机械手 |
CN111713257A (zh) * | 2020-07-03 | 2020-09-29 | 浙江理工大学 | 一种球形刀式自走名优茶采茶机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09294445A (ja) | 1997-11-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3653142B2 (ja) | 自走型茶園管理機の走行装置 | |
KR20210058000A (ko) | 회전 가능한 캐스팅을 구비하는 가변형 농업용 로봇 | |
JPH09294447A (ja) | 自走型茶園管理機における管理装置の上下動装置 | |
JP3886849B2 (ja) | 茶園管理台車 | |
JPH09294446A (ja) | 自走型茶園管理機の操縦操作装置 | |
JP2858233B2 (ja) | レール走行式茶園管理台車における走行輪間の幅調整機構 | |
JP2000300041A (ja) | 自走式茶葉摘採機 | |
JP2557470Y2 (ja) | 半自走型茶葉摘採機 | |
JP3364647B2 (ja) | 歩行型管理機 | |
JPH11253030A (ja) | 自走型茶園管理機の走行装置 | |
JP3125088B2 (ja) | レール走行式茶園管理装置 | |
JP2005194005A (ja) | 農用高所作業車 | |
JP2883901B2 (ja) | 自走型茶園管理機 | |
JP2934150B2 (ja) | 半自走型摘採機における摘採装置の傾斜角度調節装置 | |
JP2794148B2 (ja) | レール走行式茶園管理台車 | |
JP4005284B2 (ja) | 茶葉摘採機等における操舵制御装置 | |
JP2630711B2 (ja) | 茶園管理装置 | |
JP4431220B2 (ja) | 押動式動力散布機 | |
JPH0441964Y2 (ja) | ||
JPS6137205Y2 (ja) | ||
JP2002234354A (ja) | Hst式変速装置を用いた動力伝達手段を具えた乗用式茶園管理機 | |
JP2549880Y2 (ja) | 移植機 | |
JPS6020528Y2 (ja) | 傾斜地用作業車の走行装置 | |
JPS6121934Y2 (ja) | ||
JPH1146545A (ja) | リールモーア |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040802 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040810 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040924 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050222 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050225 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110304 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |