JP3646201B2 - 車両用操舵装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、操舵輪に連結される操舵軸を、車輪の向きを変える舵取機構に機械的に切り離してある車両用操舵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用操舵装置は、操舵輪に連結される操舵軸を舵取機構に機械的に連結してあるリンク式と、前記操舵軸を前記舵取機構に機械的に切り離してあるリンクレス式とに大別される。
【0003】
後者のリンクレス式は、例えば、特開平1−153379号公報に記載されているように、操舵軸を舵取機構から切り離して配し、舵取機構の中途に操舵用のアクチュエータとしての舵取モータを設け、制御ユニットが、操舵用の車輪の実舵角と目標舵角との偏差に応じて前記アクチュエータを駆動制御することにより、操舵用の車輪を、目標舵角に調整する構成となっている。また、前記操舵軸には、軸長方向へ離隔して配置されて操舵輪を操舵中立点へ付勢する一対の圧縮コイルばねと、該圧縮コイルばねによる操舵輪の振動を流体の粘性抵抗で減衰するダンパとが設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、以上の如く構成された従来のリンクレスの操舵装置は、操舵輪を操舵中立点に位置させる弾性体が、操舵角に対し弾性復元力が直線的に漸増するようにしてあるため(図6の破線)、操舵輪に中立剛性感がなくて、高速での走行中に直進安定性が損なわれるという問題があった。
【0005】
また、操舵軸の軸芯周りに一対の圧縮コイルばねが軸長方向へ離隔して配置されているため、操舵軸の軸長が長くなり、装置全体が大形化することになるという問題があった。
【0006】
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであり、リンクレスの車両用操舵装置において、操舵輪を操舵中立点に復帰させるべく付勢するための弾性体に所定の弾性復元力を予圧することにより、操舵輪の中立剛性感を高めることができて、高速で走行中の直進安定性を良好にすることができ、また、操舵軸と連動する小径ギヤと噛合して減速回転される大径ギヤに突起を設けるとともに、該突起を両側から挾むための一対のコイルばねを用いて、これに弾性復元力を予圧することにより、操舵輪が360度以上に回転される場合においても、一対のコイルばねを小形にすることができる車両用操舵装置を構成することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係る車両用操舵装置は、静止側部材に回転自在に支持される操舵軸と連結されている操舵輪を操舵中立点に復帰させるべく前記操舵軸を回転方向へ付勢するための弾性体を備えた車両用操舵装置において、前記操舵軸と連動する小径ギヤと、該小径ギヤと噛合する歯をその外周部に有する大径ギヤと、該大径ギヤ又は該大径ギヤと連動する部材から径方向外方へ延びる突起と、該突起を前記大径ギヤ又は前記部材の回転方向両側から挾むための一対のコイルばねを用いてなる前記弾性体とを備え、操舵輪が操舵中立点にあるとき前記一対のコイルばねに所定の弾性復元力が予圧されていることを特徴とする。
【0008】
第1発明にあっては、操舵中立点から操舵角が増大するとき、操舵トルクがコイルばねの予圧された弾性復元力に達するまでの間、コイルばねの撓みが拘束され、中立剛性感を向上することができる。また、操舵トルクが予圧された弾性復元力を超えたとき、コイルばねが撓み始めることになるため、操舵輪に所定の操舵反力を付与することができる。しかも、操舵輪が360度以上に回転する場合においても、突起の回転角を小さくすることができるから、一対のコイルばねを小形にできるとともに、これらコイルばねが設けられる部材を小形化できる。また、一対のコイルばねは大径ギヤの径方向外方に配置することができるから、操舵軸の軸芯周りに一対の圧縮コイルばねが軸長方向へ離隔して配置されている従来例に比べて操舵軸の軸長を短くすることができ、全体として従来例に比べて小形化できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
図1は本発明に係る車両用操舵装置の操舵軸部分の断面図、図3は同操舵装置の模式図である。
【0012】
この車両用操舵装置は、図示しない車体の左右に配された一対の操舵用の車輪A,Aに操舵動作を行わせるための舵取機構1と、舵取機構1から機械的に切り離して配された回転自在の操舵軸2と、該操舵軸2の上端部に連結される操舵輪3と、該操舵輪3を操舵中立点に付勢する弾性体4と、操舵輪3の操舵中立点に対する左右への操舵限界角を設定する操舵限界角設定手段5と、マイクロプロセッサを用いてなる舵取制御部6と、前記舵取機構1の中途に配した舵取モータ7とを備え、操舵輪3の操舵に応じた舵取制御部6の動作により、舵取モータ7を駆動し、舵取機構1を作動させる構成となっている。
【0013】
舵取機構1は、公知のように、車体の左右方向に延設されて軸長方向へ摺動する舵取軸11の両端部と、車輪A,Aを支持するナックルアーム12,12とを各別のタイロッド13,13により連結し、舵取軸11の両方向への摺動によりタイロッド13,13を介してナックルアーム12,12を押し引きし、車輪A,Aを左右に操向させるものであり、この操向は舵取軸11の中途部に同軸的に構成された舵取モータ7の回転を、適宜の運動変換機構により舵取軸11の摺動に変換して行われる。
【0014】
舵取軸11は、舵取軸ハウジング14との間に介装された図示しない回転拘束手段により軸回りの回転を拘束されており、舵取モータ7は、舵取制御部6から与えられる駆動回路からの通電により回転し、その舵取モータ7の回転は、舵取軸11の軸長方向の摺動に変換され、舵取モータ7の回転に応じた操舵(操舵用の車輪A,Aの操向)が行われる。また、舵取軸ハウジング14には前記舵取モータ7の回転角を検出するための回転角センサ15を設けて、舵取モータ7の出力軸の回転位置を示す信号として前記舵取制御部6に与えられている。
【0015】
舵取モータ7には、前記舵取制御部6からの動作指令が、図示しない駆動回路を介して与えられており、この動作指令に従って舵取モータ7が駆動されるようになしてある。この駆動に応じた舵取機構1の動作量は、舵取軸11と一側のタイロッド13との連結部の変位を検出するタイロッド変位センサ16により検出され、舵取用の車輪A,Aの舵取角を示す信号として、舵取制御部6に与えられている。
【0016】
また、両側のタイロッド13,13には、これらの軸方向に作用する軸力(引張力又は圧縮力)を検出するタイロッド軸力センサ17,17が付設されており、これらの検出結果は、舵取に伴って舵取用の車輪A,Aに加わる路面反力を示す信号として、舵取制御部6に与えられている。
【0017】
操舵軸2及び該操舵軸2が支持される操舵軸ハウジング8間には、前記操舵軸2の回転角を検出する舵角センサ(図示せず)を設けて、操舵輪3の操舵角を示す信号として前記舵取制御部6に与えられている。
【0018】
また、操舵軸ハウジング8の外側には、図1のように操舵軸2と軸心を直交させた態様に反力モータ(DCモータ)9が取付けてある。
【0019】
該反力モータ9は、操舵軸ハウジング8の内部において、その出力端に連結されたウォーム30を操舵軸2の中間部外周に嵌着されたウォームホイール31に噛合させ、これらウォーム30及びウォームホイール31を介して操舵軸2に回転力を加え、操舵軸2の一端部に固定された操舵輪3に、その操作方向と逆向きの反力を付与するようになしてある。
【0020】
反力モータ9による操舵輪3への反力付与は、舵取に伴って舵取用の車輪A,Aに実際に加わる路面反力を操舵輪3に模擬的に加え、運転者に体感せしめるべく行われるものであり、反力モータ9には、前記舵取制御部6からの動作指令が、図示しない駆動回路を介して与えられており、この動作指令に従って駆動される。
【0021】
従って、操舵輪3の回転操作には、反力モータ9が発生する反力に抗する操舵トルクを加える必要があり、このようにして操舵輪3に加えられる操舵トルクは、操舵軸2の中間部と操舵軸ハウジング8の内周との間に設けられたトルクセンサ32により検出され、また操舵輪3の回転位置は、前記舵角センサにより、操作方向を含めて検出される。
【0022】
以上の如く舵取制御部6には、舵取機構1の側にて実際に生じている舵取の状態が、回転角センサ15、タイロッド変位センサ16及びタイロッド軸力センサ17,17からの入力として与えられ、また操舵輪3の操作の状態が、トルクセンサ32及び舵角センサからの入力として与えられており、これらに加えて舵取制御部6の入力側には、車両の走行速度を検出する車速センサ33の出力、車両のヨーレートを検出するヨーレートセンサ34の出力、車両の横加速度を検出する横加速度センサ35の出力、及び車両の前後加速度を検出する前後加速度センサ36の出力が夫々与えられている。
【0023】
車速センサ33は、例えば、車速に対応する前輪又は後輪の回転速度を検出する回転速度センサであればよい。また、ヨーレートセンサ34及び横加速度センサ35は、共に車両の旋回状態を知るためのものであり、これらは、一方の故障時に他方をフェイルセーフ用として用いるようにしてある。通常時には、ヨーレートセンサ34の出力を旋回状態を示す信号として用いる。
【0024】
一方、舵取制御部6の出力は、前述した如く、舵取機構1に舵取動作を行わせるための舵取モータ7及び操舵輪3に反力を付与する反力モータ9に各別の駆動回路を介して与えられており、舵取モータ7及び反力モータ9は、舵取制御部6からの動作指令に応じて各別に駆動されるようになしてある。
【0025】
以上の如き舵取動作をなす舵取機構1と機械的に切り離して配された操舵軸2は、図3中に模式的に示す如く操舵軸ハウジング8を介して、図示しない車体の適宜部に支持されている。
【0026】
操舵軸2は、一端部が操舵輪3に直結される第1操舵軸21と、該第1操舵軸21の他端部にダウエルピン2aにより結合される中実の第2操舵軸22(トーションバー)と、該第2操舵軸22の一端部外周に嵌合され一端部が前記ダウエルピン2aにより結合される筒状の第3操舵軸23と、該第3操舵軸23及び第2操舵軸22の他端部外周に夫々挿入され第2操舵軸22にダウエルピン2bにより結合される筒状の第4操舵軸24とを用いてなり、第4操舵軸24の一端部外周と中途部外周及び第3操舵軸23の一端部外周と操舵軸ハウジング8との間に、夫々軸受を介して操舵軸2を操舵軸ハウジング8に対し回転自在としている。
【0027】
第4操舵軸24の他端部外周と操舵軸ハウジング8との間には、操舵輪3の操舵限界角を設定する前記操舵限界角設定手段5が設けられている。また、第4操舵軸24の他端部にはウォーム(小径ギヤ)37を有するウォーム軸38が連結されている。
【0028】
このウォーム軸38は、前記操舵軸ハウジング8に一対の軸受を介して回転が可能に支持されており、また、前記ウォーム37と噛合する歯をその外周部に有するウォームホイール(大径ギヤ)39が軸受を介して前記操舵軸ハウジング8に回転が可能に支持されて、第4操舵軸24の回転を減速してウォームホイール39に伝達するようにしてある。
【0029】
このウォームホイール39の軸部の一端部には、これの径方向外方へ延びる板状の突起40が設けられており、また、この突起40と係合して前記操舵輪3を操舵中立点へ付勢する弾性体4,4が前記操舵軸ハウジング8に設けられている。尚、前記突起40は、前記軸部に設ける他、ウォームホイール39のホイール部又はウォームホイール39と連動する部材に設けてもよい。
【0030】
弾性体4,4は、前記突起40をウォームホイール39の回転方向両側から挾むための一対のコイルばねを用いてなり、これらコイルばね41,41の軸長方向への弾性復元力を前記突起40の両側面に作用させて操舵輪3を操舵中立点へ復帰させるべく付勢する。
【0031】
各コイルばね41,41は、その軸長方向への所定の弾性復元力が予圧されており、図6の実線に示す如く操舵輪3の操舵トルクが予圧された弾性復元力に達するまでの間、コイルばね41,41の撓みが拘束され、操舵トルクが予圧された弾性復元力を超えたとき、コイルばね41,41の一方が撓み始めるようにしてある。
【0032】
コイルばね41,41は、その軸長方向一端部が受止められるばね受け42,42を介して前記突起40を挾んでいる。また、コイルばね41,41を支持する前記操舵軸ハウジング8には前記コイルばね41,41の軸長方向他端部を押圧するねじ体43,43が螺着されており、該ねじ体43,43の回転操作により前記コイルばね41,41の予圧される弾性復元力を調節することができるようにしてある。尚、ねじ体43,43にはロックナット44,44を螺合して所定の弾性復元力に調節した位置でロックナット44,44を緊締することによりねじ体43,43を固定し、予圧された弾性復元力を保持することができるようにしてある。
【0033】
操舵限界角設定手段5は、操舵輪3の操舵限界角を操舵中立点から180度を越えて設定できるようにしたもので、第4操舵軸24に軸芯に対して偏倚して設けられる第1突起51と、操舵軸ハウジング8に設けられて第4操舵軸24の軸長方向へ突出する第2突起52と、これら第1及び第2突起51,52間における第4操舵軸24の周りに回転が可能に設けてあり、軸長方向一端から外方へ突出して前記第1突起51と係合が可能な第3突起53及び軸長方向他端から外方へ突出して前記第2突起52と係合が可能な第4突起54を有する回転環55とを備えている。
【0034】
そして、操舵輪3が操舵中立点から左右へ操舵されるとき、操舵中立点の操舵軸2は、第1突起51が回転環55の第3突起53と係合するまでの間回転環55に対し回転し、第1突起51が回転環55の第3突起53と係合したとき、回転環55が第4操舵軸24と一体化して回転し、該回転環55の第4突起54が操舵軸ハウジング8の第2突起52と係合し、それ以上の回転が阻止されるようにしてある。このように回転環55を設けることにより、操舵限界角を180度以上であり、360度未満にすることができる。
【0035】
以上の如く構成された車両用操舵装置は、操舵輪3を操舵中立点へ復帰させるべく付勢するための一対のコイルばね41,41が設けられているため、操舵中立点から左右への操舵角が増大するとき、操舵トルクがコイルばね41,41の予圧された弾性復元力(図6のa)に達するまでの間、各コイルばね41,41の軸長方向への撓みが拘束され、中立剛性感を向上することができる。
【0036】
そして、操舵トルクがコイルばね41,41の予圧された弾性復元力を超えたとき、図6のbに示す如くコイルばね41,41の一方が撓み始めて、以後はコイルばね41,41の弾性復元力に抗して操舵することができるから、操舵輪3に所定の操舵反力を付与することができる。
【0037】
前記突起40は、第4操舵軸24と連動して回転するウォーム37と噛合して減速回転されるウォームホイール39に設けてあるから、操舵輪3を360度以上に回転させることができて、しかも、このときの突起40は1/10回転程度に移動させることができるのであり、従って、各コイルばね41,41を小形にでき、これらコイルばね41,41が設けられる操舵軸ハウジング8を小形化できる。
【0038】
また、第4操舵軸24と連動して回転するウォームホイール(回転部材)39から径方向外方へ延びる突起40を設けて、該突起40をウォームホイール39の回転方向両側から挾むための一対のコイルばね41,41を操舵軸ハウジング8に設けてあるから、第4操舵軸24等の操舵軸2の軸長を操舵軸の軸芯周りに一対の圧縮コイルばねが軸長方向へ離隔して配置されている従来例に比べて短縮できる。
【0039】
尚、以上説明した実施の形態は、小径ギヤとしてウォーム37を用い、大径ギヤとしてウォームホイール39を用いたが、その他一対の平歯車を用いてもよい。
【0040】
【発明の効果】
第1発明に係る車両用操舵装置によれば、操舵中立点から操舵角が増大するとき、操舵トルクがコイルばねの予圧された弾性復元力に達するまでの間、コイルばねの撓みが拘束され、中立剛性感を向上することができる。また、操舵トルクが予圧された弾性復元力を超えたとき、コイルばねが撓み始めることになるため、操舵輪に所定の操舵反力を付与することができる。しかも、操舵輪が360度以上に回転する場合においても、突起の回転角を小さくすることができるから、一対のコイルばねを小形にできるとともに、これらコイルばねが設けられる部材を小形化できる。また、一対のコイルばねは大径ギヤの径方向外方に配置することができるから、操舵軸の軸芯周りに一対の圧縮コイルばねが軸長方向へ離隔して配置されている従来例に比べて操舵軸の軸長を短くすることができ、全体として従来例に比べて小形化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用操舵装置の操舵軸部分の縦断正面図である。
【図2】図1のII−II線の断面図である。
【図3】本発明に係る車両用操舵装置の実施の形態を示す模式図である。
【図4】本発明に係る車両用操舵装置の平面図である。
【図5】本発明に係る車両用操舵装置の側面図である。
【図6】本発明に係る車両用操舵装置の操舵角に対する操舵トルクの特性図である。
【図7】本発明に係る車両用操舵装置の操舵限界角設定手段の斜視図である。
【図8】本発明に係る車両用操舵装置の操舵限界角設定手段の動作を示す模式図である。
【符号の説明】
1 舵取機構
2 操舵軸
3 操舵輪
4 弾性体
8 操舵軸ハウジング(静止側部材)
37 ウォーム(小径ギヤ)
39 ウォームホイール(大径ギヤ)
40 突起
41 コイルばね
Claims (1)
- 静止側部材に回転自在に支持される操舵軸と連結されている操舵輪を操舵中立点に復帰させるべく前記操舵軸を回転方向へ付勢するための弾性体を備えた車両用操舵装置において、前記操舵軸と連動する小径ギヤと、該小径ギヤと噛合する歯をその外周部に有する大径ギヤと、該大径ギヤ又は該大径ギヤと連動する部材から径方向外方へ延びる突起と、該突起を前記大径ギヤ又は前記部材の回転方向両側から挾むための一対のコイルばねを用いてなる前記弾性体とを備え、操舵輪が操舵中立点にあるとき前記一対のコイルばねに所定の弾性復元力が予圧されていることを特徴とする車両用操舵装置。
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