JP3628688B2 - 水溶性パッケージ - Google Patents
水溶性パッケージ Download PDFInfo
- Publication number
- JP3628688B2 JP3628688B2 JP50717292A JP50717292A JP3628688B2 JP 3628688 B2 JP3628688 B2 JP 3628688B2 JP 50717292 A JP50717292 A JP 50717292A JP 50717292 A JP50717292 A JP 50717292A JP 3628688 B2 JP3628688 B2 JP 3628688B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- package
- soluble
- primary
- dispersible
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D65/00—Wrappers or flexible covers; Packaging materials of special type or form
- B65D65/38—Packaging materials of special type or form
- B65D65/46—Applications of disintegrable, dissolvable or edible materials
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Wrappers (AREA)
- Packages (AREA)
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Cultivation Of Plants (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
農業用薬品としては、しばしば有害物質である可能性があり、そして一般に有機液体中の濃縮溶液又は分散液として、ゲルとして又は固体形態で製造される農薬例えば除草剤が挙げられる。このような薬品は、一般に金属又は吹込成形プラスチック容器に入れて供給される。化学農業、例えば除草剤を用いるには、容器から出して濃縮形態で農薬の量を測定し、次に処置領域に又は植物上に噴霧する前に多量の水と混合する。このような濃縮物質はしばしば非常に毒性が高く、したがってこぼしたり濃縮農薬が人や動物に接触しないよう測定及び混合時には十分注意しなければならない。
使用時に容器の内容物が偶発的にこぼれ出すのを最小限にし、そして使用後に容器内に残留する残渣を低減するための容器の設計に努力が払われてきた。その内容物を注ぎ出し易くするための広口のプラスチック製容器が用いられてきた。柄のなかに物質が残らないようにするため容器本体から中空柄が取り外せる中空柄を有する吹込成形プラスチック製容器が製造された。
しかし、現在のパッケージでは、混合工程で内容物が比較的容易にこぼれ出て、その結果環境を汚染する危険性及び人又は動物と接触する危険性が生じる。さらに、容器を空にすることはかなりまれで、農業従事者及び他のユーザーが一部内容物の入った容器を辺りにそのままにしておきがちである。これらによりはさらなる危険が生じる。内容物をすべて用いた場合でさえ、空の容器を処分するのは難しい。濃縮農薬を取り扱った容器及び測定計器を十分洗浄するのも難しい。これらの装置は職員及び環境に対してさらなる危険性を生じる。
噴霧タンク上の対応する継ぎ手上のねじに適合するねじ込み継ぎ手を含む容器に農業用薬品を包装することが提案された。容器の内容物は、申し分ない封止装置がタンクと容器の間に存在する場合にのみ放出されるべきである。ねじ込み継ぎ手の標準化の必要性及び申し分ない密封が達成されない場合の漏出の可能性の点でこのような系の広範な使用を保証するのは実際には難しい。
水と接触後にのみ包装された化学物質を放出する水溶性容器内に化学物質を包装することも提案されている。欧州特許第155606号には、強酸に耐性である熱可塑性ポリビニルアルコール組成物が記載されている。しかしながら、このような用途は、しばしば非常に破裂しがちな公知の水溶性容器の能力によって限定された。内容物の漏出を引き起こす容器のヒートシール継目にピンホールができないようにし、ヒートシール継目に隣接する容器の材料が許容不可能なほど弱くならないようにするのは難しいということも立証されている。
本発明は、公知のパッケージの欠点を克服しようと、そして農薬組成物のような農業用薬品を含有し、1つ又はそれ以上の下記の有益な特徴を有するパッケージを提供しようとするものである:
包装薬品は水と接触後にのみ放出されて、溶解又は分散され、未希釈物質が環境あるいは人又は動物と偶発的に接触する可能性を最小限にする;
薬品は所定量の水で希釈するのに適した単位用量形態で提供されて、未希釈薬品を計り取る必要がない;
包装された薬品は使用が容易である:薬品の使用前に包装薬品を簡単に水に入れることができる;そして
安全に廃棄するために容器から残留薬品を洗い落とす必要がなくなる:包装薬品と接触した容器は汚染されないままいで、これにより廃棄を容易にする。
我々はここに水に溶解し、安価に且つ容易に製造できて、破壊又は破損に対して予期せぬほど強力で且つ耐性を有する新規のパッケージを発明した。
したがって、本発明は、非平面性水溶性又は水分散性物質の一次シート、及び一次シート上に重ねられ、累重シートの連続領域に沿って連続密着性水溶性又は水分散性シールによりそれに密封される水溶性又は水分散性物質の二次シートからなる農業用薬品、例えば農薬組成物を含有するパッケージを提供する。シールは溶媒、例えば水を用いて、又は超音波を用いて生成し得るが、しかし好ましくはヒートシールである。累重シートの連続領域は好ましくは実質的に平面である。
本発明はさらに、以下の:
水溶性又は水分散性物質の一次シートを成形して農業用薬品例えば農薬組成物を保持するために取りつけられる少なくとも1つのくぼみを包含し、上記くぼみが好ましくは実質的に平面であるフランジによって結合される非平面性シートを生成し;
農業用薬品例えば農薬組成物を少なくとも1つのくぼみに入れ;水溶性又は水分散性物質の二次シートをフランジに載せて、その又はすべてのくぼみに渡し;そして
フランジに沿って一次及び二次シートをシーリング(好ましくはヒートシーリング)して連続密着水溶性又は水分散性シールを形成する工程からなるこのようなパッケージの製造方法を提供する。
農業用薬品とは、例えば植物保護剤、植物成長調整剤又は植物栄養剤である。植物保護剤の例としては、農薬(例えば殺昆虫剤、殺カビ剤、除草剤、ダニ駆除剤又は線虫駆除剤)がある。
農薬組成物は液体形態、固体形態又はゲル形態である。それは任意の慣用的担体又は希釈剤又は界面活性剤を含有し得る。組成物が液体形態である場合、それは有機液中の溶液又は分散液の形態、例えば乳濁液又は懸濁液である。同時に、ゲル形態では、組成物は実質的にドライな媒質中に溶解又は分散される農薬を含有する。
本発明のパッケージは一般に、組成物が固体形態である場合には、0.1g〜7kg、好ましくは1g〜5kgを含有する。パッケージが液体又はゲル形態である場合は、パッケージは一般に1ml〜10l、好ましくは0.5〜5l(0.1〜1.5lが特に好ましい)を含有する;より小規模には5ml〜1lの範囲も有用である。
一般にパッケージは、パッケージ製造中に組成物がこぼれ出る可能性を最小限にするよう、少なくとも少量の、例えば少なくとも約5容量%の空隙を含有する。
特にパッケージの内容物が固体、例えば粉末又は顆粒である場合は、製造パッケージが空気を排出されるか又は内容物が減圧下にあることを保証することが有益である。このようにして製造されたパッケージは、例えば衝撃に対する耐性が実質的に増大するといった多数の利点を有する。このようなパッケージ中の粉末又は顆粒は圧縮され、フィルム内に有効にスキン包装される。生成物質を圧縮すると、水中に落とした場合にパッケージがより沈み易くなるし、貯蔵時にパッケージが占めるスペースが小さくて済む。したがって、減圧下でのパッケージングの利点を以下に示す:
a)農業用薬品組成物の周囲に気体が存在しないと、例えば低温でのパッケージ破損の可能性が減少する。普通低温、例えば0℃近くでは、パッケージを構成する水溶性可塑性フィルム、例えばポリビニルアルコールはもろくなり、したがってパッケージは破損し易くなる。パッケージに含入された農業用薬品組成物があちこち動ける空隙を減少させると、パッケージ破損の可能性が低減される;
b)農薬組成物が顆粒の形態である場合、パッケージ内で顆粒がつぶされてダストになる(これは、例えば活性成分の分解を引き起こし得る)可能性は、パッケージがスキンタイトであると低減される;
c)パッケージの密度は、パッケージが減圧下にある程度によって変わる。これは、例えば噴霧タンク中に入れた場合にパッケージが確実に沈むようにすることにより、例えばパッケージの溶解速度を増大させるに際してさらに利益を提供する;
d)農業用薬品が、例えば可塑剤のような結合剤を含有しない粒状固体である場合は、農業用薬品の分離及びおそらくは分解を防止するためにパッケージがパッケージ内の農業用薬品(これはある種の可塑剤とは不相溶性でありえる:農業用薬品中の可塑剤もまたフィルムと不相溶性であってもよい)を実質的に剛性に保持するのが有益である。
一般に、水溶性又は水分散性物質の2枚のシートは同一物質であるが、しかしそれらは異なることもある。水溶性又は水分散性物質の1枚のシートはその上に容易にプリントし得る。
農薬組成物が液体又はゲル形態であって、有機溶媒を含有する場合、水溶性又は水分散性物質は有機溶媒に不溶性のものである。
好適な水溶性又は水分散性物質としては、ポリエチレンオキシド及びメチルセルロースが挙げられる。さらに好ましくは、ポリビニルアルコール(PVOH)フィルムを用いる。このようなPVOHフィルムは、一部又は全部、例えば40〜99%、好ましくは70〜92%アルコール化又は加水分解化ポリビニルアセテートフィルムであり得る。フィルムはキャストフィルム又はさらに好ましくはインフレートフィルム又は押出フィルムであり得る。
ポリビニルアルコールフィルムは、非延伸、一軸延伸、又は二軸延伸性であり得る。廃棄の問題がほとんど生じないため、水溶性物質が好ましい。使用する物質は一般に冷水溶性である;冷水溶性ポリビニルアルコールが好ましい。パッケージが水又は温水に溶解又は分散される場合には他の物質を用い得ると理解されるべきである。一般に、水溶性又は水分散性物質は軟質である。
囲いの物質の最大引張強さは、好ましくは少なくとも20N/mm2、さらに好ましくは30〜80N/mm2であり、200N/mm2又はそれ以上という大きさであってもよい。破断時の伸び率は好ましくは200〜380%、さらに好ましくは220〜350%であって、500%又はそれ以上という大きさであってもよい。これらの値に関する試験は、一般に温度23℃、相対湿度50%で実施する。
農薬組成物が液体又はゲル形態である場合、組成物の漏出を起こし得るパッケージのピンホールが生じないようにすることが特に重要である。したがってこのような場合、ピンホールが2層の物質で一致するとは考えられないので、水溶性又は水分散性物質は典型的には、一般に異なるあるいは好ましくは同一の水溶性又は水分散性物質の2層からなるラミネートである。典型的にはラミネートは各々20μm〜1mm、好ましくは約40μmの厚さの2層から成る。しかしながら一般に層の厚さは、水溶性又は水分散性物質ができるだけ早く溶解又は分散し、次いで農薬が放出されるよう、パッケージの破壊を防止するのに必要な最小限に保たれる。
農薬組成物が固体形態である場合、水溶性又は水分散性物質のシートは典型的には単一層の物質で構成される。このような場合、物質は一般に20〜500μm、好ましくは30〜100μmの厚さである。しかしながら、例えば不愉快な臭いが漏れるのを防止するためにパッケージにピンホールができないようにすることが特に望ましい場合には、上記の種類のラミネート物質を用い得る。液体又はゲルを含有するパッケージを用いる場合は、水溶性又は水分散性物質の厚さは一般に固体組成物を含有するパッケージの最小値を保持する。
熱成形によりパッケージを製造する場合(この方法は好ましいのであるが)、一次シートの厚さは一般に20μ以上であり、そして(加工処理の容易性を維持するために)一般に1mmより大きくない。好ましい範囲は80〜400μ、例えば100〜400μ、最も好ましくは約250μである。
二次シートは一般にシートの局部的に薄い部分が生じないよう熱成形しないので、二次シートの厚さは一次シートの厚さより薄くてよい。二次シートの厚さは一般に10μ以上であり、好ましくは20μ以上である。加工処理を容易にするため、フィルムは一般にその厚さは1mmより大きくなく、好ましい範囲は20μ〜250μ、最も好ましくは約150μである。
特定の態様において、パッケージの残りの部分より容易に水に溶解する領域を有するパッケージが提供される。これは、例えばパッケージに含有される農業用薬品の分散のスピードアップという利点を有する。この領域は、例えば水溶性又は水分散性物質の一方のシートを他方より薄くすることにより、又はパッケージの一部分を残りの部分より薄くすることにより提供し得る。本発明のパッケージにおいては、パッケージはパッケージの両面の一方の中央を駆け降りる継ぎ目をもたない。パッケージの両面の一方の中央を駆け降りる継ぎ目を有するパッケージは必然的に2つ又はそれ以上のシールが交差する点を有し、この点の交差を有さない等価のパッケージより衝撃下で破損し易いため、これは例えば衝撃を受けた場合にパッケージに生じ得る破損の可能性を低減するという公知のパッケージを超える利点を提供する。
パッケージの2枚の水溶性又は水分散性シートは、密着性連続ヒートシールにより一緒にシールする。典型的には、シールが水溶性で漏出を蒙らないことを保証するためには、それは単一連続シールであって、幾何学的不連続性を有さない。即ち、それ自体とのいかなる角交点をも含有しない。したがって、ヒートシールは通常、少なくとも一部分、例えばパッケージの角で湾曲する。ヒートシールの曲率半径は一般に1mm以上、好ましくは5mm以上で、パッケージの幅の半分以下である。
本発明のパッケージ中に用い得る好適な農薬としては、殺カビ剤、殺昆虫剤及び除草剤(例えばヒドロキシベンゾニトリル除草剤、例えばブロモキシニル又はイオキシニル又はその誘導体、例えば塩又はエステル、例えばヘプタノエート又はオクタノエート)が挙げられる。例えば池又は川に添加するのに適した軟体動物駆除剤を用いてもよい。
本発明は特定の農薬用薬品に限定されない。本発明に用い得る農業用薬品の例を以下に挙げる:
殺カビ剤、例えばトリアジメフォン、テブコナゾール、プロクロラッツ、トリフォリン、トリデモルフ、プロピコナゾール、ピリミカルブ、イプロジオン、メタラキシル、ビテルタノール、イプロベンフォス、フルシラゾール、フォセチル、プロピザミド、クロロタロニル、ジクロン、マンコゼブ、アントラキノン、マネブ、ビンクロゾリン、フェナリモール、ベンジオカルブ、カプタフォール、ベナラキシル、チラム、カプタン、フォセチル−Al、ジネブ、イオウ、キントゼン、銅塩、チオファネート−メチル、トリシクラゾール、ジクロラン、クロロネブ、シプロコナゾール、ヘキサコナゾール、イマザリル、ドジン、ジニコナゾール、グアザチン、チアベンダゾール、カルボキシン、フェルバン、グリオジン、フェンチン(トリフェニルチン)、テラクロール、テラゾール及びベノミル;
除草剤(又は枯葉剤)、例えばキザロフォップ及びその誘導体、アセトクロール、メトラクロール、イマザプル及びイマザピル、グリポセート及びグルフォシネート、ブタクロール、アシフルオルフェン又はアシフルオルフェン−ナトリウム、オキシフルオルフェン、ブトラリン、フルアジフォップ−ブチル、ビフェノックス、ブロモキシニル及びイオキシニル及びそれらのエステル、ジフルフェニカン、フェンメジファム、デスメジファム、オキサジアゾン、メコプロプ、MCPA、MCPB、リヌロン、イソプロツロン、フラムプロプ及びその誘導体、エトフメセート、ジアルレート、カルベタミド、アラクロール、コルピラリド、2,4−D、トリブフォス、トリクロピル、ジクロフォップ−メチル、セトキシジム、ペンジメタリン、トリフルラリン、アメトリン、クロラムベン、アミトロール、アスラム、ジカンバ、ベンタゾン、アトラジン、シアナジン、チオベンカルブ、プロメトリン、2−(2−クロロベンジル)−4,4−ジメチル−1,2−オキサゾリジン−3−オン、フルオメツロン、ナプロパミド、パラクアト、ベンタゾン、モリネート、プロパクロール、イミザキン、メトリブジン、テブチウロン、オリザリン、プルスイト、ノルフルラゾン、シマジン、リヌロン、トリクロピル、アクロニフェン、フルタモン、スルホニルウレア例えばニコスルフロン、クロルスルフロン、スルホメツロン−メチル、メトスルフロン−メチル、ベンスルフロン−メチル、クロリムロン−エチル、トリベヌロン−メチル、チフェンスルフロン−メチル、ピリミスルフロン−メチル、エタメツルフロン−メチル及びリムスルフロン、並びにトリアルコキシジム;そして
殺昆虫剤、殺ダニ剤、ダニ駆除剤又は線虫駆除剤、例えばエブフォス、カルボスルファン、アミトラツ、バミドチオン、エチオン、トリアゾフォス、プロポクスル、フォサロン、ペルメトリン、シペルメトリン、パラチオン、メチルパラチオン、ジアジノン、メトミル、マラチオン、リンダン、フェンバレレート、エトプロフォス、エンドリン、エンドスルファン、ジメトエート、ジエルドリン、ジクロトフォス、ジクロロプロプ、ジクロルボス、アジノフォス及びその誘導体、例えばアジノフォス−メチル、アルドリン、シフルトリン、デルタメトリン、ジスルフォトン、クロルジメフォルム、クロロピリフォス、カルバリル、ジコフォール、チオジカルブ、プロパルジート、デメトン、フォサロン、アセフェート、カルボフラン、メタミドフォス、フェンブタリンオキシド、トリクロルフォン、アバメクチン、アルジカルブ、プレトロイド例えばアルファ−シペルメトリン及びバチルスツリンギエンシス。
植物成長調整剤、例えばジベレリン酸、エトレル又はエテフォン、シコセル、クロルメクアート、メフィクアート、チアジアズロン、トリブフォス及びジメチピン。
農薬組成物が液体形態である場合、農薬組成物中に担体として用い得る好適な有機溶媒としては石油ベースの溶媒、例えば石油エーテル、鉱油、脂肪族又は芳香族炭化水素、例えばヘキサン、オクタン、シクロヘキサン、ベンゼン、キシレン及びナフタレン、ハロゲン化脂肪族又は芳香族炭化水素、例えば四塩化炭素、クロロホルム、メチレンクロリド及びクロロベンゼン、エステル、例えばアミルアセテート、ケトン、例えばシクロヘキサノン、1−メチル−2−ピロリドン(NMP)、エーテル、又は高級アルコール(低級アルコールは上記の水溶性又は水分散性物質を通して移動し得る:これは囲いの外側に現れる物質を生じ得る)が挙げられる。溶媒の混合物、例えば炭化水素溶媒と別の溶媒、例えばケトン又は高級アルコールとの混合物を用いてもよいと理解されるべきである。有機液は適度にドライでなければならず、典型的には2〜3%未満の水を含有して、時期尚早にパッケージから漏出しないことを保証する。
このような組成物は、担体又は希釈剤としての有機溶媒に加えて、又はそれに代わるものとして、界面活性剤を含有し得るが、これは適度にドライであって、2〜3%未満の水を含有する。好適な界面活性剤は、イオン性又は非イオン性のものである。その例を以下に示す:スルホリシノレエート、第四アンモニウム誘導体、エチレンオキシドとアルキル及びポリアリールフェノール例えばノニル−又はオクチル−フェノールとの縮合体に由来する物質、又はエチレンオキシドとの縮合による遊離ヒドロキシ基のエーテル化により可溶性にさせたアンヒドロソルビトールのカルボン酸エステル、硫酸エステル及びスルホン酸のアルカリ及びアルカリ土類金属塩、例えばジノニル−及びジオクチル−ナトリウムスルホノスクシネート、及び高分子スルホン酸誘導体のアルカリ及びアルカリ土類金属塩、例えばリグノスルホン酸ナトリウム及びカルシウム並びにアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム及びカルシウム、そしてブロックエチレンオキシド/プロピレンオキシドコポリマー。
好適には、農薬組成物は10%まで、例えば0.05〜10%の界面活性剤を含有し得るが、しかし所望により高比率の、例えば液体乳化性懸濁濃縮物中に15%まで、及び水溶性濃縮物中に25%までの界面活性剤を含有し得る。
パッケージの内容物は、ゲルを提供するために増粘化されるか又はチキソトロープ性にされ得る。内容物の粘度が増大すると、パッケージが機械的衝撃を受けた場合に破壊する可能性が低減される。パッケージの内容物は、添加剤、例えば改質親有機性物質、又はベントナイト、レシチン、ポリメチレンオキシド又はシリカゲルを混入するとさらに粘性又はチキソトロープ性が高くなる。
有機液中又はゲル中に溶解又は分散される殺虫剤又は除草剤の濃度は、一般に、慣用的に用いられる濃度である:しかしながら、各々のパッケージの嵩を減らすためには、濃度を増加し得る。各パッケージは、好ましくは100ml〜1.5l、さらに好ましくは少なくとも約500mlを含有し、好ましくは便宜的標準容量、例えば500ml又は1lを含有するが、しかし任意の便宜的標準容量を選択し得ると考えられる。
農薬組成物が固体形態である場合には、それは適度にドライである慣用的担体又は希釈剤を含有し得るが、この場合2〜3%未満の水分を含有する。好適な固体希釈剤又は担体の例としては、珪酸アルミニウム、タルク、焼成マグネシア、多孔質珪藻土、リン酸三カルシウム、粉末コルク、吸着性カーボンブラック、並びにカオリン及びベントナイトのような粘土が挙げられる。固体組成物は、分散剤のような界面活性剤、例えば前述の界面活性剤を含有し得る。いくつかの場合、このような界面活性剤を希釈剤又は担体として用い得る。
液体形態の組成物を用いる場合、固体農薬組成物中の農薬の濃度は、慣用的に用いられる濃度である:しかしながら、パッケージの嵩を低減するために濃度を増大し得る。
本発明のパッケージ中に用いる農薬組成物は、慣用的方法により調製し得る。
本発明のパッケージは付加的外装容器を内部に有し得る。このような容器は付加的強度を提供し、耐水性であれば、水に偶発的に暴露された場合に本発明のパッケージを保護するのに役立つ。外装容器は好ましくは密封して、本発明のパッケージが水分に不適当に暴露されるのを防ぐ。
本発明のパッケージは、同一の又は異なる農薬組成物を含有する1個以上の区画を包含し得ると考えられる。このような多区画パッケージは、成分の組み合わせが一緒に用いられる場合に、そして例えばそれらが化学的に反応するなど、各成分が長期間配合できない場合に特に有用である。
好ましくは本発明のパッケージはその内容物を約10分未満で放出すべきである。典型的には、パッケージは慣用的噴霧器の噴霧タンク内に入れる。タンクは一般に水が部分的に入っていて、そこにパッケージを加える。タンクが水を攪拌するための手段を備えている場合は、袋の内容物はより迅速に放出される。放出は約1分で、例えば30〜40秒で起こるべきであるというのが好ましい。農薬の放出に要する時間は、水の温度及び攪拌レベルを含めた、袋の性質とは別の多数の因子に依っていると理解されるべきである。
本発明のパッケージは、先ず水溶性又は水分散性物質のシートを変形させて農薬組成物を保持するために取り付けるくぼみを形成することにより得られる。これは、例えば好適な金型の形に合致するようシートを変形する真空成形により達成されるし、所望により、シートを金型から放出後にその形を保持させる熱成形法でもよい。
変形が真空成形による場合、金型は、金型とシートとの間の空隙が排気されるピンホールを備える。
変形が熱成形による場合は、シートは真空成形により、又はシートの他の側に過圧を加えることにより(これは、例えば4 1/2〜6バールの操作圧を用いて実施する)、又はシートの機械的置換(プラグ成形)により金型に対して密着される。熱成形は一般に、40℃以上及び110℃以下の温度で実施する。70〜110℃の温度が好ましく、最も好ましいのは約90℃である。
水溶性又は水分散性物質の一次シートを変形後、農薬組成物を変形に依り生じたくぼみに入れ、次に水溶性又は水分散性の実質的に平坦な二次シートでくぼみを覆う。水溶性又は水分散性の2枚のシートを次にヒートシールして、連続密着ヒートシールを生成する。ヒートシールそれ自体の幅は、好ましくは1〜10mm、さらに好ましくは約5mmである。ヒートシールに対する滞留時間は、例えば使用物質、その厚さ及びヒートシール温度に依る。物質の厚さが約80μである場合に好適な滞留時間は一般に約3秒である。このようにして密封区画が形成される。
最適加工性を保証するために、ヒートシールは一般に約15〜25℃で、15〜85%の相対湿度(RH)で実施する。相対湿度は好ましくは35〜55%である。パッケージ物質、例えば選定したPVOHの特定の等級及び厚さに応じた好適なヒートシールを得るためには、いくつかのルーチンの実験を要する。シールの質は、例えば不透明領域又は気泡に対する視覚的検査により検定し得る。シールの欠陥は、シールの水溶解性又は水分散性の不足を生じる。ヒートシール工程は、封止あご温度、あご圧及び滞留時間の変動を制御し得る慣用的ヒートシール装置で実施し得る。
以下の実施例で本発明をさらに説明する。実施例においては、引張強さに関する値は幅25mmで300mm/分のあご分離速度を有するシールに対する値である。
実施例
実施例1
ポリビニルアルコールの一次シート(Vinex 2144:厚さ225μ)を90℃で加熱し、次に絞り深さ80mmの金型で、成形時間6秒で熱成形した。パッケージすべき物質をこのようにして生じたくぼみに入れた。ポリビニルアルコール二次シート(Solublon KA40/KA40,各々40μの厚さの2層のラミネート:全厚80μ)をこのようにして生じたくぼみに被せ、シーリング温度180℃、滞留時間8秒でヒートシールした。熱成形装置の操作気圧は4.5バールであった。このようにして生成した水溶性袋におけるシールの引張強さは32.4N(平均)であった。水溶性袋の製造は、21℃(温度)で、相対湿度38%で実施した。
実施例2
ポリビニルアルコールの一次シート(Vinex 2144:厚さ225μ)を90℃で加熱し、次に絞り深さ80mmの金型で、成形時間6秒で熱成形した。パッケージすべき物質をこのようにして生じたくぼみに入れた。ポリビニルアルコール二次シート(Vinex 2144:厚さ75μ)をこのようにして生じたくぼみに被せ、シーリング温度200℃、滞留時間6秒でヒートシールした。熱成形装置の操作気圧は4.5バールであった。
このようにして生成した水溶性袋におけるシールの引張強さは28.7N(平均)であった。水溶性袋の製造は、21℃(室温)で、相対湿度38%で実施した。
Claims (9)
- 水溶性又は水分散性物質を成形して農業用薬品組成物を保持するための少なくとも1つのくぼみより成る非平面性一次シートを形成し、前記くぼみはフランジに結合されており;農業用薬品組成物を少なくとも1つのくぼみに配置し;水溶性又は水分散性物質の二次シートをフランジに載せて、その又はすべてのくぼみを覆い;及びフランジに沿って一次及び二次シートを単一 連続ヒートシールして、湾曲し且つ角交点を有しない連続水溶性又は水分散性ヒートシールを形成することより成る、農業用薬品を含有するパッケージの製造方法であ り、前記水溶性又は水分散性物質が40〜99%加水分解化 又はアルコール化ポリビニルアセテートである冷水溶性 ポリビニルアルコールであり、前記パッケージと水との 接触後10分未満でその内容物が放出され、前記パッケー ジの一部分がパッケージの残りの部分より容易に水に溶 解することを特徴とする、前記方法。
- くぼみが実質的に平面のフランジにより結合されている請求項1記載の方法。
- 水溶性又は水分散性の一次シートが真空成形により金型に合致するように変形される請求項1又は2記載の方法。
- 水溶性又は水分散性の一次シートが熱成形により変形される請求項1又は2記載の方法。
- 一次及び二次シートが140〜220℃のシーリング温度でシートシールされる請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
- 一次及び二次シートが1×10-4〜3.5×10-4kg/m2のシーリングあご圧でヒートシールされる請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
- 一次及び二次シートが0.2〜1.5秒の滞留時間でヒートシールされる請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
- 一次及び二次シートが15〜85%の相対湿度でヒートシールされる請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
- 請求項1〜8のいずれかに記載の方法で得られる、農業用薬品を含有するパッケージ。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB919107109A GB9107109D0 (en) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | Package for pesticides |
GB9107109.2 | 1991-04-05 | ||
GB9201806.8 | 1992-01-28 | ||
GB929201806A GB9201806D0 (en) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | Package for pesticides |
PCT/GB1992/000603 WO1992017382A1 (en) | 1991-04-05 | 1992-04-03 | Water soluble package |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001221715A Division JP2002128138A (ja) | 1991-04-05 | 2001-07-23 | 水溶性パッケージ |
JP2003097944A Division JP3693653B2 (ja) | 1991-04-05 | 2003-04-01 | 水溶性パッケージ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06506173A JPH06506173A (ja) | 1994-07-14 |
JP3628688B2 true JP3628688B2 (ja) | 2005-03-16 |
Family
ID=26298687
Family Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50717292A Expired - Lifetime JP3628688B2 (ja) | 1991-04-05 | 1992-04-03 | 水溶性パッケージ |
JP2001221715A Pending JP2002128138A (ja) | 1991-04-05 | 2001-07-23 | 水溶性パッケージ |
JP2003097944A Expired - Lifetime JP3693653B2 (ja) | 1991-04-05 | 2003-04-01 | 水溶性パッケージ |
Family Applications After (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001221715A Pending JP2002128138A (ja) | 1991-04-05 | 2001-07-23 | 水溶性パッケージ |
JP2003097944A Expired - Lifetime JP3693653B2 (ja) | 1991-04-05 | 2003-04-01 | 水溶性パッケージ |
Country Status (27)
Country | Link |
---|---|
EP (2) | EP0608910B1 (ja) |
JP (3) | JP3628688B2 (ja) |
CN (1) | CN1043419C (ja) |
AP (1) | AP348A (ja) |
AT (2) | ATE154565T1 (ja) |
AU (1) | AU663492B2 (ja) |
BR (1) | BR9205858A (ja) |
CA (2) | CA2433958C (ja) |
CZ (1) | CZ287886B6 (ja) |
DE (2) | DE69220501T2 (ja) |
DK (2) | DK0608910T3 (ja) |
ES (2) | ES2104906T3 (ja) |
FI (1) | FI934354L (ja) |
GR (2) | GR3024463T3 (ja) |
HU (1) | HU219180B (ja) |
IE (1) | IE81080B1 (ja) |
IL (1) | IL101490A (ja) |
MA (1) | MA22493A1 (ja) |
MX (1) | MX9201538A (ja) |
MY (1) | MY131091A (ja) |
NZ (1) | NZ242248A (ja) |
PL (1) | PL171812B1 (ja) |
PT (1) | PT100349A (ja) |
RU (1) | RU2099260C1 (ja) |
SK (1) | SK280565B6 (ja) |
TR (1) | TR27730A (ja) |
WO (1) | WO1992017382A1 (ja) |
Families Citing this family (75)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU661491B2 (en) | 1991-05-14 | 1995-07-27 | Ecolab Inc. | Two part chemical concentrate |
FR2686320B1 (fr) * | 1991-11-21 | 1996-12-13 | Rhone Poulenc Agrochimie | Composition agrochimique effervescence a l'etat pulverulent dans un sac hydrosoluble ou hydrodispersable . |
JPH072272A (ja) * | 1993-06-15 | 1995-01-06 | Nippon Chibagaigii Kk | 水溶性フィルムを用いた薬剤包装材料及び包装容器 |
US6258765B1 (en) | 1997-01-13 | 2001-07-10 | Ecolab Inc. | Binding agent for solid block functional material |
US6150324A (en) | 1997-01-13 | 2000-11-21 | Ecolab, Inc. | Alkaline detergent containing mixed organic and inorganic sequestrants resulting in improved soil removal |
CA2236869A1 (en) * | 1998-03-10 | 1999-09-10 | Howard Kimel | Soluble package or container |
GB9906169D0 (en) | 1999-03-17 | 1999-05-12 | Unilever Plc | A process for producing a water soluble package |
GB9906172D0 (en) * | 1999-03-17 | 1999-05-12 | Unilever Plc | A process for producing a water soluble package |
GB9906175D0 (en) | 1999-03-17 | 1999-05-12 | Unilever Plc | A water soluble package |
GB9906179D0 (en) | 1999-03-17 | 1999-05-12 | Unilever Plc | A process for producing a water soluble package |
GB9906176D0 (en) | 1999-03-17 | 1999-05-12 | Unilever Plc | Process for producing a water soluble package |
GB9906171D0 (en) | 1999-03-17 | 1999-05-12 | Unilever Plc | A process for producing a water soluble package |
ATE356045T1 (de) | 1999-11-17 | 2007-03-15 | Reckitt Benckiser Uk Ltd | Spritzgegossener wasserlöslicher behälter |
US6812199B2 (en) | 2000-04-28 | 2004-11-02 | The Procter & Gamble Company | Method for treating stained materials |
US7595290B2 (en) | 2000-04-28 | 2009-09-29 | The Procter & Gamble Company | Water-soluble stretchable pouches containing compositions |
GB2361687A (en) * | 2000-04-28 | 2001-10-31 | Procter & Gamble | Layered water soluble pouch for detergents |
WO2001083658A2 (en) * | 2000-04-28 | 2001-11-08 | The Procter & Gamble Company | Method for treating stained materials |
AU2001245614A1 (en) * | 2000-04-28 | 2001-11-12 | The Procter And Gamble Company | Pouched compositions |
US6831051B2 (en) | 2000-04-28 | 2004-12-14 | The Procter & Gamble Company | Pouched compositions |
GB2367828B (en) * | 2000-08-25 | 2002-10-09 | Reckitt & Colmann Prod Ltd | Water-soluble containers containing aqueous compositions |
JP2004507579A (ja) * | 2000-08-25 | 2004-03-11 | レキット ベンキサー ナムローゼ フェンノートシャップ | 液体組成物を含む水溶性パッケージ |
GB0021113D0 (en) | 2000-08-25 | 2000-10-11 | Reckitt & Colmann Prod Ltd | Improvements in or relating to containers |
WO2002016222A1 (en) * | 2000-08-25 | 2002-02-28 | Reckitt Benckiser (Uk) Limited | Water-soluble thermoformed containers comprising aqueous compositions |
GB0020964D0 (en) | 2000-08-25 | 2000-10-11 | Reckitt & Colmann Prod Ltd | Improvements in or relating to containers |
GB0021112D0 (en) * | 2000-08-25 | 2000-10-11 | Reckitt & Colmann Prod Ltd | Improvements in or relating to containers |
ATE305886T1 (de) * | 2000-10-18 | 2005-10-15 | Reckitt Benckiser Nv | Waschmittel verpackt mit ethoxyliertem polyvinylalkohol |
GB2369083A (en) * | 2000-11-17 | 2002-05-22 | Procter & Gamble | Process for preparing pouches |
GB2369094A (en) * | 2000-11-17 | 2002-05-22 | Procter & Gamble | Packaging assembly for sheets of water-soluble sachets |
PL362605A1 (en) | 2000-11-27 | 2004-11-02 | The Procter & Gamble Company | Dishwashing method |
US7125828B2 (en) | 2000-11-27 | 2006-10-24 | The Procter & Gamble Company | Detergent products, methods and manufacture |
US8283300B2 (en) | 2000-11-27 | 2012-10-09 | The Procter & Gamble Company | Detergent products, methods and manufacture |
DE60113308T2 (de) | 2000-11-27 | 2006-06-29 | The Procter & Gamble Company, Cincinnati | Verfahren zum Geschirrspülen |
US6624130B2 (en) | 2000-12-28 | 2003-09-23 | Unilever Home & Personal Care Usa Division Of Conopco, Inc. | Laundry product |
DE10300323A1 (de) * | 2003-01-09 | 2004-10-14 | Baxter Healthcare S.A. | Sicherheitsbehälter mit erhöhter Bruch und Splitterfestigkeit sowie kontaminationsfreier Außenfläche für biologisch aktive Substanzen und Verfahren zu deren Herstellung |
CA2430982C (en) | 2001-01-31 | 2008-07-29 | The Procter & Gamble Company | Process for making pouches |
BR0206924A (pt) | 2001-01-31 | 2004-07-06 | Procter & Gamble | Método e aparelho para a formação de pelìculas |
EP2559623B2 (en) * | 2001-01-31 | 2019-03-06 | The Procter and Gamble Company | Method and apparatus for forming films |
GB2373235A (en) | 2001-03-16 | 2002-09-18 | Reckitt Benckiser | Composition packaged in film |
GB2374830A (en) | 2001-04-20 | 2002-10-30 | Reckitt Benckiser | Improvements in or relating to compositions/components including a thermoforming step |
GB2374582A (en) | 2001-04-20 | 2002-10-23 | Reckitt Benckiser | Water soluble container containing a composition |
GB2362868B (en) * | 2001-05-14 | 2002-08-21 | Aquasol Ltd | Packaging systems |
EP1409352A2 (en) * | 2001-05-14 | 2004-04-21 | Aquasol Limited | Improvements in or relating to compositions |
GB2375515B (en) * | 2001-05-17 | 2003-11-19 | Reckitt Benckiser | Water-soluble containers |
GB2380463B (en) * | 2001-10-03 | 2003-09-24 | Reckitt Benckiser Nv | A Process for Producing a Sealed Water-Soluble Package |
DE10149143A1 (de) * | 2001-10-05 | 2003-04-30 | Henkel Kgaa | Wasserlöslicher Behälter mit umlaufendem Rand |
DE10152266C1 (de) * | 2001-10-20 | 2003-08-28 | Henkel Kgaa | Herstellung von befüllten Hohlkörpern mit Drehtischspritzgußautomaten |
DE10245262A1 (de) * | 2002-05-24 | 2004-04-08 | Henkel Kgaa | Einspülkammer-dosierbare Tabletten-Portionen II |
EP1394065A1 (en) * | 2002-06-17 | 2004-03-03 | Unilever N.V. | Detergent sachets |
GB2390998A (en) * | 2002-07-20 | 2004-01-28 | Reckitt Benckiser Nv | Use of a hygroscopic compound in the bonding of water soluble sheets |
GB2391532B (en) | 2002-08-07 | 2004-09-15 | Reckitt Benckiser | Water-soluble container with spacer between compartments |
ITMI20021865A1 (it) | 2002-08-30 | 2004-02-29 | Packaging Imolese S P A | Procedimento per la produzione in termoformatura di |
GB2392451A (en) | 2002-08-31 | 2004-03-03 | Reckitt Benckiser Inc | Liquid detergent compositions |
GB2392450A (en) | 2002-08-31 | 2004-03-03 | Reckitt Benckiser Inc | Liquid detergent compositions |
DE10244802B4 (de) | 2002-09-26 | 2011-12-22 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Pralle Waschmittelformkörper |
DE10305799B4 (de) * | 2003-02-12 | 2012-12-27 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Verfahren zur Herstellung eines blasgeformten Waschmittelkörpers |
GB2401848A (en) | 2003-05-20 | 2004-11-24 | Reckitt Benckiser | Two-compartment water-soluble container |
AU2003903116A0 (en) * | 2003-06-20 | 2003-07-03 | Plantic Technologies Ltd | Easy open package |
GB0321410D0 (en) * | 2003-09-12 | 2003-10-15 | Reckitt Benckiser Nv | Improvements in or relating to compositions |
DE502004006862D1 (de) * | 2003-10-07 | 2008-05-29 | Henkel Kgaa | Folienverpackte mittelportion sowie verfahren zu ihrer herstellung |
GB2414958A (en) | 2004-06-11 | 2005-12-14 | Reckitt Benckiser Nv | A process for preparing a water soluble article. |
CA2600298C (en) | 2005-03-10 | 2015-05-19 | Reckitt Benckiser N.V. | Process for the preparation of a package containing compacted composition and the package obtained with this process |
GB0523336D0 (en) | 2005-11-16 | 2005-12-28 | Reckitt Benckiser Uk Ltd | Injection moulding |
EP2063757A1 (en) | 2006-09-15 | 2009-06-03 | Reckitt Benckiser Inc. | Cleaning article comprising melamine foam sponge |
DE102012212842A1 (de) * | 2012-07-23 | 2014-01-23 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Wasserlösliche Verpackung und Verfahren dessen Herstellung |
CA2909375A1 (en) | 2013-04-19 | 2014-10-23 | Rideau Machinery, Inc | Making water soluble pouches |
CN104119484B (zh) * | 2014-06-23 | 2016-10-05 | 金华市至美包装有限公司 | 一种羟丙基甲基纤维素复合薄膜材料及其制备方法 |
WO2017180883A1 (en) | 2016-04-13 | 2017-10-19 | Monosol, Llc | Water soluble film, packets employing the film, and methods of making and using same |
EP3443060A1 (en) | 2016-04-13 | 2019-02-20 | The Procter and Gamble Company | Container systems with water-soluble pouches |
JP7204488B2 (ja) | 2016-06-13 | 2023-01-16 | モノソル リミテッド ライアビリティ カンパニー | 水溶性パケット |
CN109153950A (zh) * | 2016-06-13 | 2019-01-04 | 宝洁公司 | 由不同膜的组合制成的且含有家用护理组合物的水溶性单位剂量制品 |
US10443024B2 (en) | 2016-06-13 | 2019-10-15 | Monosol, Llc | Water-soluble unit dose articles made from a combination of different films |
EP3469063A1 (en) | 2016-06-13 | 2019-04-17 | Monosol, LLC | Use of a first film and a second film to improve seal strength of a water-soluble |
ES2953446T3 (es) | 2016-06-13 | 2023-11-13 | Procter & Gamble | Artículos de dosis unitaria solubles en agua fabricados a partir de una combinación de diferentes películas y que contienen composiciones para el cuidado doméstico |
EA201991479A1 (ru) | 2016-12-19 | 2019-11-29 | Влагонепроницаемая упаковка | |
KR20210059523A (ko) * | 2019-11-15 | 2021-05-25 | 엘지전자 주식회사 | 파드 및 파드가 구비된 식물 재배장치 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3218776A (en) * | 1961-09-11 | 1965-11-23 | Cloud Machine Corp | Packaging method and apparatus |
DE1278502B (de) * | 1965-12-09 | 1968-09-26 | Siemens Ag | Schaltungsanordnung zum Zeitvergleich mit von vorausgegangenen Zeitablaeufen unabhaengiger Vergleichszeit |
US3661695A (en) * | 1970-05-19 | 1972-05-09 | M D Ind Inc | Two water soluble films connected to each side of a water impervious synthetic membrane |
US3759375A (en) * | 1971-05-21 | 1973-09-18 | J Nappi | Disposable swab-type applicator package |
BE788975A (fr) * | 1972-02-07 | 1973-01-15 | Mayer & Co Inc O | Emballage perfectionne et procede pour le fabriquer |
US4372943A (en) * | 1981-01-26 | 1983-02-08 | Zoecon Corporation | Novel pesticidal formulation |
US4544693A (en) * | 1984-01-03 | 1985-10-01 | Monsanto Company | Water-soluble film |
US4498588A (en) * | 1984-05-03 | 1985-02-12 | Champion International Corporation | Reclosable packaging system and method for forming same |
GB8607934D0 (en) * | 1986-04-01 | 1986-05-08 | Ball A C | Packaging |
GB8726096D0 (en) * | 1987-11-06 | 1987-12-09 | Koska & Watts Ltd | Packages of sugar syrups &c |
IL90584A (en) * | 1988-06-15 | 1994-12-29 | May & Baker Ltd | Package releasing its contents on contact with water |
JPH02108534A (ja) * | 1988-10-19 | 1990-04-20 | Kao Corp | 冷水可溶性多層フィルム |
-
1992
- 1992-04-02 TR TR00312/92A patent/TR27730A/xx unknown
- 1992-04-02 AP APAP/P/1992/000374A patent/AP348A/en active
- 1992-04-02 MY MYPI92000574A patent/MY131091A/en unknown
- 1992-04-02 IL IL10149092A patent/IL101490A/en not_active IP Right Cessation
- 1992-04-03 SK SK1074-93A patent/SK280565B6/sk not_active IP Right Cessation
- 1992-04-03 CZ CS19932063A patent/CZ287886B6/cs not_active IP Right Cessation
- 1992-04-03 AT AT94103286T patent/ATE154565T1/de active
- 1992-04-03 MA MA22774A patent/MA22493A1/fr unknown
- 1992-04-03 MX MX9201538A patent/MX9201538A/es unknown
- 1992-04-03 PL PL92300774A patent/PL171812B1/pl unknown
- 1992-04-03 DE DE69220501T patent/DE69220501T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-03 BR BR9205858A patent/BR9205858A/pt not_active IP Right Cessation
- 1992-04-03 ES ES92907889T patent/ES2104906T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-03 ES ES94103286T patent/ES2106388T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-03 DK DK94103286.4T patent/DK0608910T3/da active
- 1992-04-03 CA CA002433958A patent/CA2433958C/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-03 HU HU9302799A patent/HU219180B/hu unknown
- 1992-04-03 DK DK92907889.7T patent/DK0577693T3/da active
- 1992-04-03 AU AU15334/92A patent/AU663492B2/en not_active Expired
- 1992-04-03 EP EP94103286A patent/EP0608910B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-03 JP JP50717292A patent/JP3628688B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-03 AT AT92907889T patent/ATE154564T1/de active
- 1992-04-03 DE DE69220483T patent/DE69220483T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-03 CA CA002107341A patent/CA2107341C/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-03 RU RU9393058271A patent/RU2099260C1/ru active
- 1992-04-03 WO PCT/GB1992/000603 patent/WO1992017382A1/en active IP Right Grant
- 1992-04-03 EP EP92907889A patent/EP0577693B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-03 PT PT100349A patent/PT100349A/pt not_active Application Discontinuation
- 1992-04-04 CN CN92102228A patent/CN1043419C/zh not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-06 NZ NZ242248A patent/NZ242248A/xx unknown
- 1992-04-06 IE IE921094A patent/IE81080B1/en not_active IP Right Cessation
-
1993
- 1993-10-04 FI FI934354A patent/FI934354L/fi unknown
-
1997
- 1997-08-14 GR GR970402101T patent/GR3024463T3/el unknown
- 1997-09-04 GR GR970402281T patent/GR3024643T3/el unknown
-
2001
- 2001-07-23 JP JP2001221715A patent/JP2002128138A/ja active Pending
-
2003
- 2003-04-01 JP JP2003097944A patent/JP3693653B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3628688B2 (ja) | 水溶性パッケージ | |
EP0608340B1 (en) | Water soluble package | |
US5224601A (en) | Water soluble package | |
US5279421A (en) | Packaging for hazardous compositions | |
HU213873B (en) | Packing for pesticides and herbicides | |
EP0607316B1 (en) | Sealed package | |
US20040031717A1 (en) | Water soluble package |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041021 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041209 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071217 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081217 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091217 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101217 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101217 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111217 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111217 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121217 Year of fee payment: 8 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121217 Year of fee payment: 8 |