JP3625109B2 - コネクタの結合構造 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等に使用されるコネクタの結合構造であり、詳しくは複数の接続端子をハウジング内に収容して接続電線と基板上の印刷回路、特にはフレキシブルプリント基板(以下、FPCと言う。)との接続用に使用されるコネクタの結合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から自動車等に搭載される電気機器には軽量化を図るために各種のFPCが使用されており、このFPCとワイヤハーネスから分岐された接続電線とが、接続端子を収容したFPC用コネクタによって導通接続されることが、米国特許5,051,100号明細書等に開示されている。
図10に示すようなFPC用コネクタは、一部分が切り欠けられた開口部33を有する複数の端子収容室39と接続端子30の後抜けを防ぐ肉厚のヒンジリヤホルダ37を備えたハウジング32と、ばね性を有する接触部を備えた接続端子30とから構成されている。このようなFPC用コネクタは、自動車等への組付けに先立って、接続端子30を予め端子収容室39内に嵌入しておき、これを組付工場に搬入して組付け作業が行われるのが一般的である。
【0003】
しかし、端子収容室39の上面に開口部33が形成されているため、接続端子30が端子収容室39内に収容された状態では、接続端子30の一部が開口部33から露出している。したがって、搬送時に接続端子30の露出している接触部分に他の部品等が接触または衝突するなどして、接続端子30の接触部が破損してしまうといった事故が起きる懸念がある。
この接触または衝突を回避する目的で、例えば図11に示すような開口部を被覆するカバー34が被嵌されている。この場合、接続電線31が接続された接続端子30がハウジング32の端子収容室39内に収容され、ハウジング32の前方から開口部分にカバー34を嵌め込んで接続端子30を保護するものである。したがって、前述したコネクタにおいては、カバー34をその都度装着および脱着せねばならず、しかもカバー34は使い捨てのため無駄である上に、コスト高になるという問題があった。
【0004】
そこで、上記問題を解決するためにそれぞれ開口部を有している2個のコネクタが、各々開口部を内側に対峙させて結合されることで開口部から露出した接続端子を保護するものである。この構成によってカバーが不要になりコスト削減を図ることができる。
図12および図13は、このような構成で使用される2個のコネクタの内の一方のコネクタの平面図および正面図である。このコネクタ35は、複数個の端子収容室39を有する中空の直方体であり、各々端子収容室39には、接続電線31が後端に接続された接続用端子30が嵌入されている。したがって、端子収容室39先端側がコネクタ35の先端側(図12中下方)となり、端子収容室39後端側がコネクタ35の後端側(図12中上方)となる。
【0005】
これら端子収容室39の上面である結合側のハウジング面36は、コネクタ35の前後方向に直角な横方向に帯状に形成されており、このハウジング面36の前端側には開口部38が形成され、また後端側には接続端子30の後抜けを防止する肉厚のヒンジリヤホルダ37が形成されている。
さらに、ハウジング面36上の中央には、凸状の主結合部5が設けられ、またこの主結合部5の後方のヒンジリヤホルダ37の部分には、主切欠部6が設けられている。
【0006】
図14および図15は、このような構成で使用される2個のコネクタの内の他方のコネクタの平面図および正面図を示している。このコネクタ40は、複数個の端子収容室49を有する中空の直方体であり、各々端子収容室49には、接続電線31が後端に接続された接続用端子30が嵌入されている。
【0007】
これら端子収容室49の上面である嵌合側のハウジング面41は、コネクタ40の前後方向に直角の横方向に帯状に形成されており、このハウジング面41の前端側には開口部48が形成され、また後端側には接続端子31の後抜けを防止する肉厚のヒンジリヤホルダ42が形成されている。
さらに、ハウジング面41上の中央には、凹状の主結合受部15が設けられ、また、この主結合受部15の後方のヒンジリヤホルダ42の部分には、主突起部16が設けられている。
【0008】
次に、2個のコネクタの結合手順を説明する。先ず、上記コネクタ35,40の各々ハウジング面36,41が対峙され、コネクタ35を後方に摺動させるか又はコネクタ40を前方に摺動させることにより、主結合部5を主結合受部15に嵌合させることができる。
したがって、図16に示すように両コネクタ35,40を結合させることができる。この結果、コネクタ35,40は各々開口部38,48を互いに内側に向けた状態で結合されるため、それぞれの接続端子30,30が非露出状態となり、搬送中に他の部品等が接続端子30の接触部等に接触または衝突するのを防止することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成のコネクタでは、図17に示すように結合している両コネクタ35,40の少なくともいずれか、例えばコネクタ35に、図中矢印Rで示すような外力が作用すると、コネクタ35には主結合部5を中心にして回動変位が生じる。この結果、両コネクタ35,40の結合部分が外れたり、破損されてしまうという問題がある。
しかも、このような外力は、接続電線が引っ張られる等といった原因により、コネクタ取り扱い中に頻繁に発生するものであり、その対策が待たれていた。
【0010】
本発明の目的は、上記課題や欠点を解決するためなされたものであり、一対のコネクタの少なくとも一方に外力が作用しても相対的な回動変位が発生せず、安定的な結合状態を維持することができ、接続端子の損傷を確実に防止できるコネクタの結合構造を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、複数の端子収容室の上面を形成する嵌合側のハウジング面の先端側に開口部を備え、一方のコネクタのハウジング面上の中央部に凸状の主結合部を備えると共に、他方のコネクタのハウジング面上の中央部に凹状の主結合受部を備えた一対のコネクタであり、各ハウジング面を対峙させて主結合部と主結合受部を係合させることで両コネクタを結合させるコネクタの結合構造において、一方のコネクタのハウジング面上に凸状係止部が設けられると共に、他方のコネクタのハウジング面上の対応した位置に凸状係止部と各々係合する凹状係止部が設けられていることを特徴とするコネクタの結合構造によって達成することができる。
【0012】
また、本発明の上記目的は、複数の端子収容室の上面を形成する嵌合側のハウジング面の先端側に開口部を備え、端子収容室後端側に接続端子の後抜けを防ぐヒンジリヤホルダを備え、他方のコネクタのハウジング面上の中央部に凹状の主結合受部を備えた一対のコネクタであり、各ハウジング面を対峙させて主結合部と主結合受部を係合させることで両コネクタを結合させるコネクタの結合構造において、一方のコネクタのハウジング面上の一方側に凸状係止部と、他方側に凹状係止部を設けると共に、他方のコネクタのハウジング面の一方側の対応した位置に凸状係止部と係合する凹状係止部と、他方側の対応した位置に凹状係止部と係合する凸状係止部が設けられていることを特徴とするコネクタの結合構造によって達成することができる。
【0013】
また上記目的は、凸状係止部が係合方向に延伸した横断面同一形状で根本から先端に向かって拡大する形状の外周壁を備え、凹状係止部が凸状係止部の外周壁と摺動係合する内周壁を備えていることによって達成できる。
しかも、凸状係止部の外周壁の少なくとも一部が曲線状または直線状に形成されている。
【0014】
また上記目的は、一方のコネクタのヒンジリヤホルダの凸状係止部または凹状係止部から端子収容室後端側への延長部分に切欠部を設けたことによって達成できる。
【0015】
さらに上記目的は、一方のコネクタのヒンジリヤホルダの凸状係止部または凹状係止部から端子収容室後端側への延長部分に切欠部を設けると共に、他方のコネクタのヒンジリヤホルダに切欠部に対応した突起部を設けたことによって達成できる。
【0016】
本発明に係るコネクタの結合構造においては、一方のコネクタのハウジング面上に凸状係止部が設けられると共に、他方のコネクタのハウジング面上の対応した位置に凸状係止部と各々係合する凹状係止部が設けられている。または、一方のコネクタのハウジング面上の一方側に凸状係止部と、他方側に凹状係止部を設けると共に、他方のコネクタのハウジング面の一方側の対応した位置に凸状係止部と係合する凹状係止部と、他方側の対応した位置に凹状係止部と係合する凸状係止部が設けられている。
したがって、一体的に結合された両コネクタの結合箇所が、ハウジング面上の中央の主結合部と主結合受部の嵌合に加え、ハウジング面上の主結合部または主結合受部を中心にその両側に対称的に設けられた一対の凸状係止部と一対の凹状係止部の係合の計3箇所となる。この結果、外力による両コネクタの相対的な回動変位が確実に防止され、安定かつ強固な結合状態を得ることができる。
【0017】
また、凸状係止部が係合方向に延伸した横断面同一形状で根本から先端に向かって拡大する形状の外周壁を備え、凹状係止部が凸状係止部の外周壁と摺動係合する内周壁を備えている。
したがって、凸状係止部の根本から先端に向かい拡大する断面形状を有する外周壁が、凹状係止部の内周壁と摺動嵌合することによって、各々ハウジング面に作用する鉛直方向への変位や移動が規制される。すなわち、両コネクタの相対的な浮き上がりや沈み込み、およびリヤホルダの反り等を防止することができる。
【0018】
また、凸状係止部の外周壁の少なくとも一部が曲線状に形成されていることで、外力による局部的な応力集中を避けるとともに、結合時の摺動係合面の磨耗を最小限に抑えることができる。また、凸状係止部の外周壁の少なくとも一部が直線状に形成されていることで、摺動係合時の摺動性を良くすることができる。
【0019】
また、一方のコネクタのヒンジリヤホルダの凸状係止部または凹状係止部から端子収容室後端側への延長部分に切欠部を設けたことにより、コネクタの摺動結合時に他方のコネクタの凹状係止部または凸状係止部を容易に通過させることができる。
【0020】
さらに、一方のコネクタのヒンジリヤホルダの凸状係止部または凹状係止部から端子収容室後端側への延長部分に切欠部を設けると共に、他方のコネクタのヒンジリヤホルダに切欠部に対応した突起部を設けた。
したがって、コネクタの結合時に突起部が対応する切欠部に嵌まり込んでコネクタ相互の結合状態をさらに安定かつ強固にすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のコネクタの結合構造の第1実施の形態例を図1乃至図5に基づいて詳細に説明する。図1は本発明のコネクタの結合構造の一実施の形態例を示す正面図、図2は図1における第1コネクタの平面図、図3は図1における第2コネクタの平面図、図4は図1における結合完了状態を示す側面図、図5は図1における凸状係止部と凹状係止部の係合状態を説明する作用説明図である。
【0022】
図1に示すようにFPC用の第1コネクタA1と第2コネクタB1が結合されて一体的な結合コネクタC1が形成される。この第1コネクタA1には、図2に示すように中空直方体状のハウジング1内に形成された複数個の端子収容室8内に接続電線31の前端に接続された接続端子30が収容されている。
【0023】
この端子収容室8の上面である結合側のハウジング面3は、第1コネクタA1の横幅方向に帯状に形成されている。このハウジング面3から前端側には開口部4が形成されており、また後端側には接続端子30の後抜け防止用の肉厚のヒンジリヤホルダ2が形成されている。また、ハウジング面3上の中央には、凸状の主結合部5が設けられており、この主結合部5の後方のヒンジリヤホルダ2の一部分には、主切欠部6が設けられている。
【0024】
さらに、ハウジング面3の主結合部5の両側には、対称的に一対の凸状係止部7A,7Bが設けられている。この凸状係止部7A,7Bは、図5に示すように横断面が同一形状で摺動方向に延伸した外周壁9を備えた構成であり、この外周壁9は根本から先端に向かって拡大する形状を有している。
【0025】
次に、第2コネクタB1は、図3に示すように中空直方体状のハウジング11内に形成された複数個の端子収容室18内に接続電線31の前端に接続された接続端子30が収容されている。この端子収容室18の上面である結合側のハウジング面13は、第2コネクタB1の横幅方向に帯状に形成されている。
また、ハウジング面13から前端側には開口部14が形成されており、また後端側には接続端子30の後抜け防止用の肉厚のヒンジリヤホルダ12が形成されている。また、ハウジング面13上の中央には、凹状の主結合受部15が設けられており、この主結合受部15の後方のヒンジリヤホルダ12の部分には、主突起部16が設けられている。
【0026】
さらに、ハウジング面13の両側には、対称的に一対の凸状係止部7A,7Bに各々係合可能な凹状係止部17A,17Bが設けられている。この凹状係止部17A,17Bは、図5に示すように第1コネクタA1の凸状係止部7A,7Bの外周壁9と摺動係合可能な内周壁19を備えた構成である。
【0027】
次に、結合コネクタC1の結合手順について説明する。先ず、図1に示すように第1および第2コネクタA1,B1の各々ハウジング面3,13が対峙するように位置決めする。すなわち、主結合部5と主結合受部15、凸状係止部7Aと凹状係止部17A、および凸状係止部7Bと凹状係止部17Bが各々対峙した位置に当接される。
【0028】
そして、図4に示すように、例えば第2コネクタB1を第1コネクタA1に対して前方向に、または第1コネクタA1を第2コネクタB1に対して後方向に移動させる。この相対的な移動により主結合部5が主切欠部6を通過して主結合受部15に係合する。また同時に、各々凹状係止部17A,17Bが、対応する凸状係止部7A,7Bに係合する。
したがって、これら3箇所の係合により、第1および第2コネクタA1,B1が結合されて一体化された結合コネクタC1の組付け行程が完了する。また、このとき主突起部16が主切欠部6内に嵌まり込み、結合状態をより安定化させる。
【0029】
上述したように本実施の形態例のコネクタの結合構造によれば、第1および第2コネクタA1,B1が、ハウジング面3,13上の中央の主結合部5と主結合受部15の嵌合によって結合されるとともに、主結合部5および主結合受部15の両側に対称的に設けられた一対の凸状係止部7A,7Bおよび凹状係止部17A,17Bの2箇所で結合されている。
したがって、第1または第2コネクタA1,B1の少なくとも一方に外力が作用しても一方のコネクタが相対的に回動変位するようなことはなく、また両コネクタA1,B1が容易に外れるようなこともない。よって、2個のコネクタの安定的な結合状態を得ることができる。
【0030】
また、凸状係止部7A,7Bがハウジング面3上の根本部分から先端に向かって先広状に拡大する外周壁9を備えており、凹状係止部17A,17Bが凸状係止部7A,7Bに摺動係合する内周壁19を備えているから、特にハウジング面3,13に対して鉛直方向への変位等が規制される。すなわち、結合状態にある両コネクタA1,B1の相対的な浮き上がりや沈み込み、およびリヤホルダの反り等を防止することができる。
【0031】
また、凸状係止部7A,7Bの横断面の輪郭形状は、外周壁9の先端部分の少なくとも一部を曲線状に構成することで、外力による局部的な応力集中を避けるとともに、結合時の摺動係合面の磨耗を最小限に抑えることができる。また、外周壁9の根本部分の少なくとも一部を直線状で構成することで、摺動係合時の摺動性を良くすることができる。
【0032】
さらに、本実施の形態例のコネクタの結合構造においては、特に搬送中における接続端子の損傷防止に効果を発揮するものである。そして、搬送終了後に第1および第2コネクタを別々に相手のコネクタ等に嵌合接続させる際に、容易に結合状態を解除させることができる。
しかし搬送後においても、結合状態を解くことなく、1個のコネクタとして相手のコネクタ等に配設されたFPCやリジッドな回路基板を開口部中に嵌合接続させることも実施可能である。
【0033】
なお、本発明は上記実施の形態例の構成に限定されるものではなく、上記実施の形態例では、凸状の主結合部5を備える第1コネクタAのハウジング面3に2個の凸状係止部7A,7Bを設け、凹状の主結合受部15を備える第2コネクタBのハウジング面13に2個の凹状係止部17A,17Bを設けた構成を示した。
しかしながら、別の実施の形態例として、例えば凸状の主結合部5を備える第1コネクタAのハウジング面3に2個の凹状係止部17A,17Bを設け、また凹状の主結合受部15を備える第2コネクタBのハウジング面13に2個の凸状係止部7A,7Bを設けた構成も可能である。
【0034】
あるいは、凸状の主結合部5を備える第1コネクタAのハウジング面3上に1個ずつの凸状係止部7Aと凹状係止部17Bを設け、また凹状の主結合受部15を備える第2コネクタBのハウジング面13に1個ずつの凹状係止部17Aと凸状係止部7Bを設けた構成でも良い。
【0035】
次に、本発明のコネクタの結合構造の第2実施の形態例を図6乃至図9に基づいて説明する。図6は本発明のコネクタの結合構造の第2実施の形態例を示す分解正面図、図7は図6における第1コネクタの平面図、図8は図6における第2コネクタの平面図、図9は図6における結合完了状態を示す側面図である。
【0036】
本実施の形態例は、前述した第1実施の形態例の構成に加えて、図6および図7に示すように第1コネクタA2のヒンジリヤホルダ2Aの凸状係止部7A,7Bから端子収容室8後端側への延長部分に切欠部21A,21Bが設けられている。この切欠部21A,21Bによって両コネクタA2,B2の摺動結合時に、第2コネクタB2の凹状係止部17A,17Bを容易に通過させることができる。
【0037】
また、図6および図8に示すように第2コネクタB2のヒンジリヤホルダ12Aの凹状係止部17A,17Bから端子収容室18後端側への延長部分に突起部22A,22Bが設けられている。この突起部22A,22Bが両コネクタA2,B2の結合完了時に、第1コネクタA2の対応する切欠部21A,21Bに嵌まり込んでコネクタ相互の結合状態をさらに安定かつ強固にすることができる。
【0038】
次に、結合コネクタC2の結合手順について説明する。先ず、図6に示すように第1および第2コネクタA2,B2の各々ハウジング面3,13を対峙させる。すなわち、主結合部5と主結合受部15、凸状係止部7Aと凹状係止部17A、および凸状係止部7Bと凹状係止部17Bが各々対峙した位置で当接させる。
【0039】
そして、図6および図9に示すように、例えば第2コネクタB2を第1コネクタA2に対して前方向に、または第1コネクタA2を第2コネクタB2に対して後方向に移動させる。この相対的な移動により主結合部5が主切欠部6を通過して主結合受部15に係合する。
また、この時に第2コネクタB2の凹状係止部17A,17Bが第1コネクタA2のヒンジリヤホルダ2Aの切欠部21A,21Bを干渉することなく通過して、各々凹状係止部17A,17Bが、対応する凸状係止部7A,7Bに係合する。したがって、凹状係止部17A,17Bがヒンジリヤホルダ2Aに接触または衝突することがないので結合作業が容易になると共に、凹状係止部17A,17Bやヒンジリヤホルダ2A等の破損を防止することができる。
【0040】
さらに、この時に主突起部16が主切欠部6内に嵌まり込むと共に、第2コネクタB2のヒンジリヤホルダ12Aの突起部22A,22Bが、ヒンジリヤホルダ2Aの切欠部21A,21Bに嵌まり込むことで結合状態をさらに安定かつ強固にすることができる。これにより、これら3箇所の係合により、第1および第2コネクタA2,B2が結合されて一体化された結合コネクタC2の組付け行程が完了する。
【0041】
なお、本発明は上記実施の形態例の構成に限定されるものではなく、第2コネクタB2のヒンジリヤホルダ12Aに切欠部を設けるとともに、第1コネクタA2のヒンジリヤホルダ2Aに突起部を設けることも可能である。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のコネクタの結合構造においては、一方のコネクタのハウジング面上に凸状係止部が設けられると共に、他方のコネクタのハウジング面上の対応した位置に凸状係止部と各々係合する凹状係止部が設けられている。または、一方のコネクタのハウジング面上の一方側に凸状係止部と、他方側に凹状係止部を設けると共に、他方のコネクタのハウジング面の一方側の対応した位置に凸状係止部と係合する凹状係止部と、他方側の対応した位置に凹状係止部と係合する凸状係止部が設けられている
したがって、ハウジング面上の中央での主結合部と主結合受部との結合に加えて、各々一対の凸状係止部と凹状係止部との結合によって2個のコネクタを結合させるものである。よって、接続端子の損傷を確実に防止することができるとともに、外力による両コネクタの相対的な回動変位を確実に防止することができ、安定かつ強固な結合状態を得ることができる。
【0043】
また、凸状係止部が係合方向に延伸した横断面同一形状で根本から先端に向かって拡大する形状の外周壁を備え、凹状係止部が凸状係止部の外周壁と摺動係合する内周壁を備えている。
したがって、凸状係止部の外周壁が凹状係止部の内周壁と摺動係合することによって、各々ハウジング面に作用する鉛直方向への変位や移動が規制され、両コネクタの相対的な浮き上がりや沈み込み、およびリヤホルダの反り等を防止することができる。
よって、コネクタの搬送中等に結合状態にある両コネクタの結合状態が外力等により容易に外れることがなくなり、しかも接続端子の露出部分がなくなるので接続端子の損傷を確実に防止することができる。
【0044】
また、一方のコネクタのヒンジリヤホルダの凸状係止部または凹状係止部から端子収容室後端側への延長部分に切欠部を設けたことにより、コネクタの摺動結合時に他方のコネクタの凹状係止部または凸状係止部を容易に通過させることができる。したがって、凹状係止部がヒンジリヤホルダに接触または衝突することがないので結合作業が容易になると共に、凹状係止部やヒンジリヤホルダ等の破損を防止することができる。
【0045】
さらに、一方のコネクタのヒンジリヤホルダの凸状係止部または凹状係止部から端子収容室後端側への延長部分に切欠部を設けると共に、他方のコネクタのヒンジリヤホルダに切欠部に対応した突起部を設けた。したがって、コネクタの結合時に突起部が対応する切欠部に嵌まり込んでコネクタ相互の結合状態をさらに安定かつ強固にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクタの結合構造の第1実施の形態例を示す分解正面図である。
【図2】図1における第1コネクタの平面図である。
【図3】図1における第2コネクタの平面図である。
【図4】図1におけるコネクタの結合状態を示す側面図である。
【図5】図1における凸状係止部と凹状係止部の摺動係合を示す作用説明図である。
【図6】本発明のコネクタの結合構造の第2実施の形態例を示す分解正面図である。
【図7】図6における第1コネクタの平面図である。
【図8】図6における第2コネクタの平面図である。
【図9】図6におけるコネクタの結合途中の状態を示す側面図である。
【図10】従来のFPC用コネクタの一例を示す斜視図である。
【図11】従来のコネクタにカバーを付けた状態を示す断面図である。
【図12】従来の結合コネクタの一方側のコネクタを示す平面図である。
【図13】図12におけるコネクタの正面図である。
【図14】従来の結合コネクタの他方側のコネクタを示す平面図である。
【図15】図14におけるコネクタの正面図である。
【図16】従来の結合コネクタの結合状態を示す断面図である。
【図17】図16における外力が作用した状態を示す作用説明図である。
【符号の説明】
A1,A2 第1コネクタ
B1,B2 第2コネクタ
1,11 コネクタハウジング
2,2A,12,12A ヒンジリヤホルダ
5 主結合部
6 主切欠部
7A,7B 凸状係止部
8,18 端子収容室
9 外周壁
15 主結合受部
16 主突起部
17A,17B 凹状係止部
19 内周壁
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等に使用されるコネクタの結合構造であり、詳しくは複数の接続端子をハウジング内に収容して接続電線と基板上の印刷回路、特にはフレキシブルプリント基板(以下、FPCと言う。)との接続用に使用されるコネクタの結合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から自動車等に搭載される電気機器には軽量化を図るために各種のFPCが使用されており、このFPCとワイヤハーネスから分岐された接続電線とが、接続端子を収容したFPC用コネクタによって導通接続されることが、米国特許5,051,100号明細書等に開示されている。
図10に示すようなFPC用コネクタは、一部分が切り欠けられた開口部33を有する複数の端子収容室39と接続端子30の後抜けを防ぐ肉厚のヒンジリヤホルダ37を備えたハウジング32と、ばね性を有する接触部を備えた接続端子30とから構成されている。このようなFPC用コネクタは、自動車等への組付けに先立って、接続端子30を予め端子収容室39内に嵌入しておき、これを組付工場に搬入して組付け作業が行われるのが一般的である。
【0003】
しかし、端子収容室39の上面に開口部33が形成されているため、接続端子30が端子収容室39内に収容された状態では、接続端子30の一部が開口部33から露出している。したがって、搬送時に接続端子30の露出している接触部分に他の部品等が接触または衝突するなどして、接続端子30の接触部が破損してしまうといった事故が起きる懸念がある。
この接触または衝突を回避する目的で、例えば図11に示すような開口部を被覆するカバー34が被嵌されている。この場合、接続電線31が接続された接続端子30がハウジング32の端子収容室39内に収容され、ハウジング32の前方から開口部分にカバー34を嵌め込んで接続端子30を保護するものである。したがって、前述したコネクタにおいては、カバー34をその都度装着および脱着せねばならず、しかもカバー34は使い捨てのため無駄である上に、コスト高になるという問題があった。
【0004】
そこで、上記問題を解決するためにそれぞれ開口部を有している2個のコネクタが、各々開口部を内側に対峙させて結合されることで開口部から露出した接続端子を保護するものである。この構成によってカバーが不要になりコスト削減を図ることができる。
図12および図13は、このような構成で使用される2個のコネクタの内の一方のコネクタの平面図および正面図である。このコネクタ35は、複数個の端子収容室39を有する中空の直方体であり、各々端子収容室39には、接続電線31が後端に接続された接続用端子30が嵌入されている。したがって、端子収容室39先端側がコネクタ35の先端側(図12中下方)となり、端子収容室39後端側がコネクタ35の後端側(図12中上方)となる。
【0005】
これら端子収容室39の上面である結合側のハウジング面36は、コネクタ35の前後方向に直角な横方向に帯状に形成されており、このハウジング面36の前端側には開口部38が形成され、また後端側には接続端子30の後抜けを防止する肉厚のヒンジリヤホルダ37が形成されている。
さらに、ハウジング面36上の中央には、凸状の主結合部5が設けられ、またこの主結合部5の後方のヒンジリヤホルダ37の部分には、主切欠部6が設けられている。
【0006】
図14および図15は、このような構成で使用される2個のコネクタの内の他方のコネクタの平面図および正面図を示している。このコネクタ40は、複数個の端子収容室49を有する中空の直方体であり、各々端子収容室49には、接続電線31が後端に接続された接続用端子30が嵌入されている。
【0007】
これら端子収容室49の上面である嵌合側のハウジング面41は、コネクタ40の前後方向に直角の横方向に帯状に形成されており、このハウジング面41の前端側には開口部48が形成され、また後端側には接続端子31の後抜けを防止する肉厚のヒンジリヤホルダ42が形成されている。
さらに、ハウジング面41上の中央には、凹状の主結合受部15が設けられ、また、この主結合受部15の後方のヒンジリヤホルダ42の部分には、主突起部16が設けられている。
【0008】
次に、2個のコネクタの結合手順を説明する。先ず、上記コネクタ35,40の各々ハウジング面36,41が対峙され、コネクタ35を後方に摺動させるか又はコネクタ40を前方に摺動させることにより、主結合部5を主結合受部15に嵌合させることができる。
したがって、図16に示すように両コネクタ35,40を結合させることができる。この結果、コネクタ35,40は各々開口部38,48を互いに内側に向けた状態で結合されるため、それぞれの接続端子30,30が非露出状態となり、搬送中に他の部品等が接続端子30の接触部等に接触または衝突するのを防止することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成のコネクタでは、図17に示すように結合している両コネクタ35,40の少なくともいずれか、例えばコネクタ35に、図中矢印Rで示すような外力が作用すると、コネクタ35には主結合部5を中心にして回動変位が生じる。この結果、両コネクタ35,40の結合部分が外れたり、破損されてしまうという問題がある。
しかも、このような外力は、接続電線が引っ張られる等といった原因により、コネクタ取り扱い中に頻繁に発生するものであり、その対策が待たれていた。
【0010】
本発明の目的は、上記課題や欠点を解決するためなされたものであり、一対のコネクタの少なくとも一方に外力が作用しても相対的な回動変位が発生せず、安定的な結合状態を維持することができ、接続端子の損傷を確実に防止できるコネクタの結合構造を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、複数の端子収容室の上面を形成する嵌合側のハウジング面の先端側に開口部を備え、一方のコネクタのハウジング面上の中央部に凸状の主結合部を備えると共に、他方のコネクタのハウジング面上の中央部に凹状の主結合受部を備えた一対のコネクタであり、各ハウジング面を対峙させて主結合部と主結合受部を係合させることで両コネクタを結合させるコネクタの結合構造において、一方のコネクタのハウジング面上に凸状係止部が設けられると共に、他方のコネクタのハウジング面上の対応した位置に凸状係止部と各々係合する凹状係止部が設けられていることを特徴とするコネクタの結合構造によって達成することができる。
【0012】
また、本発明の上記目的は、複数の端子収容室の上面を形成する嵌合側のハウジング面の先端側に開口部を備え、端子収容室後端側に接続端子の後抜けを防ぐヒンジリヤホルダを備え、他方のコネクタのハウジング面上の中央部に凹状の主結合受部を備えた一対のコネクタであり、各ハウジング面を対峙させて主結合部と主結合受部を係合させることで両コネクタを結合させるコネクタの結合構造において、一方のコネクタのハウジング面上の一方側に凸状係止部と、他方側に凹状係止部を設けると共に、他方のコネクタのハウジング面の一方側の対応した位置に凸状係止部と係合する凹状係止部と、他方側の対応した位置に凹状係止部と係合する凸状係止部が設けられていることを特徴とするコネクタの結合構造によって達成することができる。
【0013】
また上記目的は、凸状係止部が係合方向に延伸した横断面同一形状で根本から先端に向かって拡大する形状の外周壁を備え、凹状係止部が凸状係止部の外周壁と摺動係合する内周壁を備えていることによって達成できる。
しかも、凸状係止部の外周壁の少なくとも一部が曲線状または直線状に形成されている。
【0014】
また上記目的は、一方のコネクタのヒンジリヤホルダの凸状係止部または凹状係止部から端子収容室後端側への延長部分に切欠部を設けたことによって達成できる。
【0015】
さらに上記目的は、一方のコネクタのヒンジリヤホルダの凸状係止部または凹状係止部から端子収容室後端側への延長部分に切欠部を設けると共に、他方のコネクタのヒンジリヤホルダに切欠部に対応した突起部を設けたことによって達成できる。
【0016】
本発明に係るコネクタの結合構造においては、一方のコネクタのハウジング面上に凸状係止部が設けられると共に、他方のコネクタのハウジング面上の対応した位置に凸状係止部と各々係合する凹状係止部が設けられている。または、一方のコネクタのハウジング面上の一方側に凸状係止部と、他方側に凹状係止部を設けると共に、他方のコネクタのハウジング面の一方側の対応した位置に凸状係止部と係合する凹状係止部と、他方側の対応した位置に凹状係止部と係合する凸状係止部が設けられている。
したがって、一体的に結合された両コネクタの結合箇所が、ハウジング面上の中央の主結合部と主結合受部の嵌合に加え、ハウジング面上の主結合部または主結合受部を中心にその両側に対称的に設けられた一対の凸状係止部と一対の凹状係止部の係合の計3箇所となる。この結果、外力による両コネクタの相対的な回動変位が確実に防止され、安定かつ強固な結合状態を得ることができる。
【0017】
また、凸状係止部が係合方向に延伸した横断面同一形状で根本から先端に向かって拡大する形状の外周壁を備え、凹状係止部が凸状係止部の外周壁と摺動係合する内周壁を備えている。
したがって、凸状係止部の根本から先端に向かい拡大する断面形状を有する外周壁が、凹状係止部の内周壁と摺動嵌合することによって、各々ハウジング面に作用する鉛直方向への変位や移動が規制される。すなわち、両コネクタの相対的な浮き上がりや沈み込み、およびリヤホルダの反り等を防止することができる。
【0018】
また、凸状係止部の外周壁の少なくとも一部が曲線状に形成されていることで、外力による局部的な応力集中を避けるとともに、結合時の摺動係合面の磨耗を最小限に抑えることができる。また、凸状係止部の外周壁の少なくとも一部が直線状に形成されていることで、摺動係合時の摺動性を良くすることができる。
【0019】
また、一方のコネクタのヒンジリヤホルダの凸状係止部または凹状係止部から端子収容室後端側への延長部分に切欠部を設けたことにより、コネクタの摺動結合時に他方のコネクタの凹状係止部または凸状係止部を容易に通過させることができる。
【0020】
さらに、一方のコネクタのヒンジリヤホルダの凸状係止部または凹状係止部から端子収容室後端側への延長部分に切欠部を設けると共に、他方のコネクタのヒンジリヤホルダに切欠部に対応した突起部を設けた。
したがって、コネクタの結合時に突起部が対応する切欠部に嵌まり込んでコネクタ相互の結合状態をさらに安定かつ強固にすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のコネクタの結合構造の第1実施の形態例を図1乃至図5に基づいて詳細に説明する。図1は本発明のコネクタの結合構造の一実施の形態例を示す正面図、図2は図1における第1コネクタの平面図、図3は図1における第2コネクタの平面図、図4は図1における結合完了状態を示す側面図、図5は図1における凸状係止部と凹状係止部の係合状態を説明する作用説明図である。
【0022】
図1に示すようにFPC用の第1コネクタA1と第2コネクタB1が結合されて一体的な結合コネクタC1が形成される。この第1コネクタA1には、図2に示すように中空直方体状のハウジング1内に形成された複数個の端子収容室8内に接続電線31の前端に接続された接続端子30が収容されている。
【0023】
この端子収容室8の上面である結合側のハウジング面3は、第1コネクタA1の横幅方向に帯状に形成されている。このハウジング面3から前端側には開口部4が形成されており、また後端側には接続端子30の後抜け防止用の肉厚のヒンジリヤホルダ2が形成されている。また、ハウジング面3上の中央には、凸状の主結合部5が設けられており、この主結合部5の後方のヒンジリヤホルダ2の一部分には、主切欠部6が設けられている。
【0024】
さらに、ハウジング面3の主結合部5の両側には、対称的に一対の凸状係止部7A,7Bが設けられている。この凸状係止部7A,7Bは、図5に示すように横断面が同一形状で摺動方向に延伸した外周壁9を備えた構成であり、この外周壁9は根本から先端に向かって拡大する形状を有している。
【0025】
次に、第2コネクタB1は、図3に示すように中空直方体状のハウジング11内に形成された複数個の端子収容室18内に接続電線31の前端に接続された接続端子30が収容されている。この端子収容室18の上面である結合側のハウジング面13は、第2コネクタB1の横幅方向に帯状に形成されている。
また、ハウジング面13から前端側には開口部14が形成されており、また後端側には接続端子30の後抜け防止用の肉厚のヒンジリヤホルダ12が形成されている。また、ハウジング面13上の中央には、凹状の主結合受部15が設けられており、この主結合受部15の後方のヒンジリヤホルダ12の部分には、主突起部16が設けられている。
【0026】
さらに、ハウジング面13の両側には、対称的に一対の凸状係止部7A,7Bに各々係合可能な凹状係止部17A,17Bが設けられている。この凹状係止部17A,17Bは、図5に示すように第1コネクタA1の凸状係止部7A,7Bの外周壁9と摺動係合可能な内周壁19を備えた構成である。
【0027】
次に、結合コネクタC1の結合手順について説明する。先ず、図1に示すように第1および第2コネクタA1,B1の各々ハウジング面3,13が対峙するように位置決めする。すなわち、主結合部5と主結合受部15、凸状係止部7Aと凹状係止部17A、および凸状係止部7Bと凹状係止部17Bが各々対峙した位置に当接される。
【0028】
そして、図4に示すように、例えば第2コネクタB1を第1コネクタA1に対して前方向に、または第1コネクタA1を第2コネクタB1に対して後方向に移動させる。この相対的な移動により主結合部5が主切欠部6を通過して主結合受部15に係合する。また同時に、各々凹状係止部17A,17Bが、対応する凸状係止部7A,7Bに係合する。
したがって、これら3箇所の係合により、第1および第2コネクタA1,B1が結合されて一体化された結合コネクタC1の組付け行程が完了する。また、このとき主突起部16が主切欠部6内に嵌まり込み、結合状態をより安定化させる。
【0029】
上述したように本実施の形態例のコネクタの結合構造によれば、第1および第2コネクタA1,B1が、ハウジング面3,13上の中央の主結合部5と主結合受部15の嵌合によって結合されるとともに、主結合部5および主結合受部15の両側に対称的に設けられた一対の凸状係止部7A,7Bおよび凹状係止部17A,17Bの2箇所で結合されている。
したがって、第1または第2コネクタA1,B1の少なくとも一方に外力が作用しても一方のコネクタが相対的に回動変位するようなことはなく、また両コネクタA1,B1が容易に外れるようなこともない。よって、2個のコネクタの安定的な結合状態を得ることができる。
【0030】
また、凸状係止部7A,7Bがハウジング面3上の根本部分から先端に向かって先広状に拡大する外周壁9を備えており、凹状係止部17A,17Bが凸状係止部7A,7Bに摺動係合する内周壁19を備えているから、特にハウジング面3,13に対して鉛直方向への変位等が規制される。すなわち、結合状態にある両コネクタA1,B1の相対的な浮き上がりや沈み込み、およびリヤホルダの反り等を防止することができる。
【0031】
また、凸状係止部7A,7Bの横断面の輪郭形状は、外周壁9の先端部分の少なくとも一部を曲線状に構成することで、外力による局部的な応力集中を避けるとともに、結合時の摺動係合面の磨耗を最小限に抑えることができる。また、外周壁9の根本部分の少なくとも一部を直線状で構成することで、摺動係合時の摺動性を良くすることができる。
【0032】
さらに、本実施の形態例のコネクタの結合構造においては、特に搬送中における接続端子の損傷防止に効果を発揮するものである。そして、搬送終了後に第1および第2コネクタを別々に相手のコネクタ等に嵌合接続させる際に、容易に結合状態を解除させることができる。
しかし搬送後においても、結合状態を解くことなく、1個のコネクタとして相手のコネクタ等に配設されたFPCやリジッドな回路基板を開口部中に嵌合接続させることも実施可能である。
【0033】
なお、本発明は上記実施の形態例の構成に限定されるものではなく、上記実施の形態例では、凸状の主結合部5を備える第1コネクタAのハウジング面3に2個の凸状係止部7A,7Bを設け、凹状の主結合受部15を備える第2コネクタBのハウジング面13に2個の凹状係止部17A,17Bを設けた構成を示した。
しかしながら、別の実施の形態例として、例えば凸状の主結合部5を備える第1コネクタAのハウジング面3に2個の凹状係止部17A,17Bを設け、また凹状の主結合受部15を備える第2コネクタBのハウジング面13に2個の凸状係止部7A,7Bを設けた構成も可能である。
【0034】
あるいは、凸状の主結合部5を備える第1コネクタAのハウジング面3上に1個ずつの凸状係止部7Aと凹状係止部17Bを設け、また凹状の主結合受部15を備える第2コネクタBのハウジング面13に1個ずつの凹状係止部17Aと凸状係止部7Bを設けた構成でも良い。
【0035】
次に、本発明のコネクタの結合構造の第2実施の形態例を図6乃至図9に基づいて説明する。図6は本発明のコネクタの結合構造の第2実施の形態例を示す分解正面図、図7は図6における第1コネクタの平面図、図8は図6における第2コネクタの平面図、図9は図6における結合完了状態を示す側面図である。
【0036】
本実施の形態例は、前述した第1実施の形態例の構成に加えて、図6および図7に示すように第1コネクタA2のヒンジリヤホルダ2Aの凸状係止部7A,7Bから端子収容室8後端側への延長部分に切欠部21A,21Bが設けられている。この切欠部21A,21Bによって両コネクタA2,B2の摺動結合時に、第2コネクタB2の凹状係止部17A,17Bを容易に通過させることができる。
【0037】
また、図6および図8に示すように第2コネクタB2のヒンジリヤホルダ12Aの凹状係止部17A,17Bから端子収容室18後端側への延長部分に突起部22A,22Bが設けられている。この突起部22A,22Bが両コネクタA2,B2の結合完了時に、第1コネクタA2の対応する切欠部21A,21Bに嵌まり込んでコネクタ相互の結合状態をさらに安定かつ強固にすることができる。
【0038】
次に、結合コネクタC2の結合手順について説明する。先ず、図6に示すように第1および第2コネクタA2,B2の各々ハウジング面3,13を対峙させる。すなわち、主結合部5と主結合受部15、凸状係止部7Aと凹状係止部17A、および凸状係止部7Bと凹状係止部17Bが各々対峙した位置で当接させる。
【0039】
そして、図6および図9に示すように、例えば第2コネクタB2を第1コネクタA2に対して前方向に、または第1コネクタA2を第2コネクタB2に対して後方向に移動させる。この相対的な移動により主結合部5が主切欠部6を通過して主結合受部15に係合する。
また、この時に第2コネクタB2の凹状係止部17A,17Bが第1コネクタA2のヒンジリヤホルダ2Aの切欠部21A,21Bを干渉することなく通過して、各々凹状係止部17A,17Bが、対応する凸状係止部7A,7Bに係合する。したがって、凹状係止部17A,17Bがヒンジリヤホルダ2Aに接触または衝突することがないので結合作業が容易になると共に、凹状係止部17A,17Bやヒンジリヤホルダ2A等の破損を防止することができる。
【0040】
さらに、この時に主突起部16が主切欠部6内に嵌まり込むと共に、第2コネクタB2のヒンジリヤホルダ12Aの突起部22A,22Bが、ヒンジリヤホルダ2Aの切欠部21A,21Bに嵌まり込むことで結合状態をさらに安定かつ強固にすることができる。これにより、これら3箇所の係合により、第1および第2コネクタA2,B2が結合されて一体化された結合コネクタC2の組付け行程が完了する。
【0041】
なお、本発明は上記実施の形態例の構成に限定されるものではなく、第2コネクタB2のヒンジリヤホルダ12Aに切欠部を設けるとともに、第1コネクタA2のヒンジリヤホルダ2Aに突起部を設けることも可能である。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のコネクタの結合構造においては、一方のコネクタのハウジング面上に凸状係止部が設けられると共に、他方のコネクタのハウジング面上の対応した位置に凸状係止部と各々係合する凹状係止部が設けられている。または、一方のコネクタのハウジング面上の一方側に凸状係止部と、他方側に凹状係止部を設けると共に、他方のコネクタのハウジング面の一方側の対応した位置に凸状係止部と係合する凹状係止部と、他方側の対応した位置に凹状係止部と係合する凸状係止部が設けられている
したがって、ハウジング面上の中央での主結合部と主結合受部との結合に加えて、各々一対の凸状係止部と凹状係止部との結合によって2個のコネクタを結合させるものである。よって、接続端子の損傷を確実に防止することができるとともに、外力による両コネクタの相対的な回動変位を確実に防止することができ、安定かつ強固な結合状態を得ることができる。
【0043】
また、凸状係止部が係合方向に延伸した横断面同一形状で根本から先端に向かって拡大する形状の外周壁を備え、凹状係止部が凸状係止部の外周壁と摺動係合する内周壁を備えている。
したがって、凸状係止部の外周壁が凹状係止部の内周壁と摺動係合することによって、各々ハウジング面に作用する鉛直方向への変位や移動が規制され、両コネクタの相対的な浮き上がりや沈み込み、およびリヤホルダの反り等を防止することができる。
よって、コネクタの搬送中等に結合状態にある両コネクタの結合状態が外力等により容易に外れることがなくなり、しかも接続端子の露出部分がなくなるので接続端子の損傷を確実に防止することができる。
【0044】
また、一方のコネクタのヒンジリヤホルダの凸状係止部または凹状係止部から端子収容室後端側への延長部分に切欠部を設けたことにより、コネクタの摺動結合時に他方のコネクタの凹状係止部または凸状係止部を容易に通過させることができる。したがって、凹状係止部がヒンジリヤホルダに接触または衝突することがないので結合作業が容易になると共に、凹状係止部やヒンジリヤホルダ等の破損を防止することができる。
【0045】
さらに、一方のコネクタのヒンジリヤホルダの凸状係止部または凹状係止部から端子収容室後端側への延長部分に切欠部を設けると共に、他方のコネクタのヒンジリヤホルダに切欠部に対応した突起部を設けた。したがって、コネクタの結合時に突起部が対応する切欠部に嵌まり込んでコネクタ相互の結合状態をさらに安定かつ強固にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクタの結合構造の第1実施の形態例を示す分解正面図である。
【図2】図1における第1コネクタの平面図である。
【図3】図1における第2コネクタの平面図である。
【図4】図1におけるコネクタの結合状態を示す側面図である。
【図5】図1における凸状係止部と凹状係止部の摺動係合を示す作用説明図である。
【図6】本発明のコネクタの結合構造の第2実施の形態例を示す分解正面図である。
【図7】図6における第1コネクタの平面図である。
【図8】図6における第2コネクタの平面図である。
【図9】図6におけるコネクタの結合途中の状態を示す側面図である。
【図10】従来のFPC用コネクタの一例を示す斜視図である。
【図11】従来のコネクタにカバーを付けた状態を示す断面図である。
【図12】従来の結合コネクタの一方側のコネクタを示す平面図である。
【図13】図12におけるコネクタの正面図である。
【図14】従来の結合コネクタの他方側のコネクタを示す平面図である。
【図15】図14におけるコネクタの正面図である。
【図16】従来の結合コネクタの結合状態を示す断面図である。
【図17】図16における外力が作用した状態を示す作用説明図である。
【符号の説明】
A1,A2 第1コネクタ
B1,B2 第2コネクタ
1,11 コネクタハウジング
2,2A,12,12A ヒンジリヤホルダ
5 主結合部
6 主切欠部
7A,7B 凸状係止部
8,18 端子収容室
9 外周壁
15 主結合受部
16 主突起部
17A,17B 凹状係止部
19 内周壁
Claims (7)
- 複数の端子収容室の上面を形成する嵌合側のハウジング面の先端側に開口部を備え、一方のコネクタの前記ハウジング面上の中央部に凸状の主結合部を備えると共に、他方のコネクタの前記ハウジング面上の中央部に凹状の主結合受部を備えた一対のコネクタであり、前記各ハウジング面を対峙させて前記主結合部と前記主結合受部を係合させることで両コネクタを結合させるコネクタの結合構造において、
前記一方のコネクタの前記ハウジング面上に凸状係止部が設けられると共に、前記他方のコネクタの前記ハウジング面上の対応した位置に前記凸状係止部と各々係合する凹状係止部が設けられていることを特徴とするコネクタの結合構造。 - 複数の端子収容室の上面を形成する嵌合側のハウジング面の先端側に開口部を備え、一方のコネクタの前記ハウジング面上の中央部に凸状の主結合部を備えると共に、他方のコネクタの前記ハウジング面上の中央部に凹状の主結合受部を備えた一対のコネクタであり、前記各ハウジング面を対峙させて前記主結合部と前記主結合受部を係合させることで両コネクタを結合させるコネクタの結合構造において、
前記一方のコネクタの前記ハウジング面上の一方側に凸状係止部と、他方側に凹状係止部を設けると共に、他方のコネクタの前記ハウジング面の一方側の対応した位置に前記凸状係止部と係合する凹状係止部と、他方側の対応した位置に前記凹状係止部と係合する凸状係止部が設けられていることを特徴とするコネクタの結合構造。 - 前記凸状係止部が、前記係合方向に延伸した横断面同一形状で根本から先端に向かって拡大する形状の外周壁を備え、前記凹状係止部が、前記凸状係止部の外周壁と摺動係合する内周壁を備えていることを特徴とする請求項1または2記載のコネクタの結合構造。
- 前記凸状係止部の外周壁の少なくとも一部が曲線状に形成されていることを特徴とする請求項3記載のコネクタの結合構造。
- 前記凸状係止部の外周壁の少なくとも一部が直線状に形成されていることを特徴とする請求項3記載のコネクタの結合構造。
- 前記一方のコネクタのヒンジリヤホルダの前記凸状係止部または前記凹状係止部から前記端子収容室後端側への延長部分に切欠部を設けたことを特徴とする請求項1乃至5記載のコネクタの結合構造。
- 前記一方のコネクタのヒンジリヤホルダの前記凸状係止部または前記凹状係止部から前記端子収容室後端側への延長部分に切欠部を設けると共に、他方のコネクタのヒンジリヤホルダに前記切欠部に対応した突起部を設けたことを特徴とする請求項1乃至5記載のコネクタの結合構造。
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