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JP3616460B2 - シート搬送装置 - Google Patents

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JP3616460B2
JP3616460B2 JP18707096A JP18707096A JP3616460B2 JP 3616460 B2 JP3616460 B2 JP 3616460B2 JP 18707096 A JP18707096 A JP 18707096A JP 18707096 A JP18707096 A JP 18707096A JP 3616460 B2 JP3616460 B2 JP 3616460B2
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聡一 高田
極 森田
慎二 杉田
靖 松友
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置等に用いられるシート搬送装置にかかり、特に搬送されるシート後端の跳ね上がりにより生じる騒音を減少させるシート搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像形成装置、例えば電子写真方式を利用した画像形成装置においては、記録媒体である感光体上にトナー像を形成し、これを普通紙等のシート上に転写し、このシート上のトナー像を永久像としてシート上に保持させるために、例えば加熱定着装置を通過させることでトナーを定着したのち、装置本体外へと排出するようにしている。
【0003】
このような画像形成装置によれば、所望の画像をシート上に形成するために、シートを画像形成位置へと搬送する必要がある。例えば、シートは給紙カセットに多数収容されており、該カセットより1枚ずつ画像形成部、特に感光体に形成されたトナー像を転写する転写位置に通じる搬送経路へと送り出すようにシート搬送装置が設けられている。
【0004】
この場合、特開平5−32341号公報に記載されているように、画像形成装置全体を小型化、特に装置の設置面積を軽減するために、上述した多数のシートを収容する給紙カセット上に、感光体を含む画像形成部本体を載置できるように構成している。そして、給紙カセットを下部に順次積み重ねるようにして多数のシートサイズに対応できるようにする一方、その画像形成装置の設置面積については、全く変わることがないようにしている。
【0005】
そのため、シートは、給紙カセットから給紙され、上述した画像形成部へと送り出される搬送経路が、湾曲する反転部を経由する構成となっていることから、シート後端による跳ね上がりが生じ、その時にシートをガイドする部材等に衝突して、大きな音(騒音)が生じる。つまり、シートの腰の強さにより、シートが強制的に湾曲される時に、その反動で搬送経路を構成するガイド部材等に衝突する時に生じる音、またシート後端が湾曲した状態において、シートの腰の強さで元の状態に復帰しようとしてガイド等に衝突して発生する音等である。
【0006】
そこで装置の小型化を目的としない場合には、シートを直線的に送るように形成すれば、上述したように湾曲された案内されるシートが元の形状に復帰しようとすることがないため、上述した騒音の問題は生じない。
【0007】
従来では、上述したシートの跳ね上げによる騒音を防止するために、上述した特開平5−32341号公報に記載された構成が提案されている。これは、シートを収容した給紙カセット内のシートが送り出される給紙通路と、画像形成部へと通じる搬送経路との合流部に、シートを送り込むためのガイド面を、曲線状に合流させるように形成し、そのガイド面の先端を合流部に配置された搬送ローラの接触部近傍まで延長させることで、シート後端が曲線状のガイド面より離れた時に、上記搬送経路のガイド面に強く当たって大きな音を発するのを阻止するようにしている。
【0008】
また、給紙カセット側の排出口の壁面の高さを、上記曲線状ガイド面と一致させる一方、上記壁面の端部にゴム等のクッシュン部材を貼り付けることで、給紙カセットを出るシート後端と壁面との当接による騒音及び、ガイド面へと案内される時の衝突音を無くすようにしている。
【0009】
一方、給紙カセットから上述したような給紙通路へとシートを送り出す時のシート後端が給紙通路のガイド面に当接する時の騒音を無くすために、例えば特開平6−255834号公報には、給紙カセット側の給紙通路に回転体、つまりローラを設け給紙通路を構成するガイド部材にシート後端が衝突する時の音を軽減するようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように従来の画像形成装置に備えられるシート搬送装置によれば、シートの後端の跳ね上げ等による騒音を軽減できる。
【0011】
しかしながら、特開平5−32341号公報によれば、給紙カセットの排出口の壁面に緩衝部材を設けており、この緩衝部材がシートの補充等により破損したり、剥がれたりする等の危険性に晒される。
【0012】
そこで、給紙カセットにシート後端が衝突するのを避けるようにすれば、該シート後端は給紙カセットの排出口の壁面に当接せずに、湾曲部の案内面に直接衝突するため、大きな音は発生することになる。このような場合にシート後端の跳ね上げによる騒音を防止することはできない。
【0013】
一方、特開平6−255834号公報によれば、回転体を余分に配置する必要性があるため、装置の小型化の問題が生じる一方、上記回転体を回転させる機構をも別途必要となり、装置が大型化する。
【0014】
しかも、シート後端が回転体より外れた時にシートを案内するガイド面に急激に衝突しないように回転体を半月形状に設け、この回転体の回転位置をシート後端に合わせて同期させるようにする必要があり、その制御が複雑になり、どうしてもコストアップになる。
【0015】
本発明は、上述のような問題点に鑑み、搬送されるシート後端による跳ね音を簡単な構成により解消してなるシート搬送装置を提供し、その画像形成装置全体の小型化に貢献できるようにしたことを目的とする。
【0016】
また、本発明の目的は、搬送されるシート後端により生じる跳ね音を、特にガイド面の形状を工夫することで大幅に軽減できるようにしたものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明による上述した目的を達成するためのシート搬送装置は、搬送手段を介して搬送されるシートを受け、所定の位置へと案内するガイド部材を備えたシート搬送装置において、
上記ガイド部材は、搬送されてくるシートを受け、上方へと案内するように上傾斜し、シート後端部分が当接する時の衝撃が分散するようにした平面形状に形成された案内面と、該案内面に継続し上方向へとさらに大きな傾斜形状となる湾曲形状に形成された第2案内面とを備えたことを特徴とする。
【0018】
また、本発明の目的を達成するためのシート搬送装置は、収容部に収容されたシートを最上部より送り出す給紙手段と、該給紙手段にて送り出されたシートを所定の位置へ案内するガイド部材とを備え、該ガイド部材に、送り出されたシート先端を受け上昇するように上傾斜た案内面が形成されており、該傾斜した案内面は給紙方向と該給紙方向と直交する方向のシート幅全域に対応した広い範囲において上記シート後端部分と接することができるように平面形状に形成されていることを特徴とする。
【0019】
上述の構成において、図1に示すように給紙ローラ10にて送り出されるシートPは、対向して配置されているガイド部材30(31)に達し、該ガイド部材の各案内面に沿って案内される。そしてシートPの後端が給紙部である例えば給紙カセットの載置板又は最上部のシートより外れると、シートPはその後端部がガイド部材のガイド面に当接する。ガイド部材のガイド面は、シートの搬送方向及び該方向と直交する方向に全域が平面形状に形成されている。そのため、その案内面30aの全域においてシート後端部分全体で接触するため、エアークッションの作用により、その時のシート後端による跳ね上げによる騒音がなくなる。
【0020】
そこで、上述した目的を達成するためのシート搬送装置において、ガイド部材に形成された平面形状の案内面に、シートにて閉鎖されることで空間が形成されるように一部に凹部を設けることで、該空間に空気が密閉される。これにより、エアークッションの作用がさらに助長され、よってシート後端による跳ね上げによる騒音を無くす効果が高まる。
【0021】
また、上述したシート搬送装置において、上記平面形状の案内面の一部に設けられる凹部が、搬送されるシートにて全域が覆われる大きさに形成されておれば、該凹部にて形成される空間がシート後端にて密閉できるため、エアークッションによる効果がさらに助長される。
【0022】
さらに本発明によるシート搬送装置において、ガイド部材の案内面は、平面形状の案内面に継続し所定の位置へと向けてシートを案内する形状に形成された第2の案内面を備え、該第2の案内面へと継続する位置に対応する近傍に、平面形状の案内面からのシートの浮き上がりを防止する浮上防止部材を設けておれば、シートが平面形状の案内面より浮き上がるのを阻止される。そのため、シート後端のみが平面形状の案内面の一部に衝突するのを防止し、案内面全域にシート後端部分が当接させ、この時の騒音を確実に防止できる。特に、シートの腰が強い、つまりシートが厚い場合には、図5に示すようにシートの腰の強さによりどうしても第2の案内面へと送り込まれる時に、平面形状の案内面より浮き上がろうとする。これを、浮上防止部材、例えばコロを設けて案内面に沿うようにシートを案内できるため、シートの厚いものにおいてシート後端による跳ね上げによる騒音を無くす効果が高まる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下に本発明による実施形態において図面に従って詳細に説明する。図1は、本発明によるシート搬送装置を構成するガイド部材の構造を示す断面図であり、図2は図1のガイド部材による案内面の形状を示す斜視図、図3は本発明のシート搬送装置を備えた画像形成装置の全体の構造を示す断面図である。
【0024】
まず図3においては、本発明にかかる画像形成装置について説明しておく。画像形成装置1本体は、図に示すように矢印方向に回転する表面に光導電層が形成されている記録媒体である感光体2に対し、その回転方向に沿って表面を均一に帯電する帯電器3、帯電後の表面を画像露光する露光部4、露光により形成された静電潜像を現像する現像器5、現像後のトナー像をシートに転写する転写器6、転写後の残留トナーを除去するクリーニング器7が対向して配置されている。
【0025】
上記感光体2表面に画像露光するための露光部4は、原稿が載置される第1の露光部である原稿台8上の原稿を光学的に走査する光学系9を介して行われる。この光学系9は、原稿台8面を走査するだけでなく、搬送される原稿の画像を感光体2に結像するために、第2の露光部10に保持される。
【0026】
光学系9は、原稿台8上の原稿を光学的に走査するために、露光ランプ9a及び第1反射ミラー9bを支持した第1支持体を、原稿台8面に沿って平行に移動可能に、例えば決められた速度Vで走行させる。第1反射ミラー9bの反射光像を反射する第2及び第3反射ミラー9c,9dを支持した第2支持体を、上記第1支持体同様に、原稿台8に沿って平行に、速度V/2で走行駆動する。さらに、第3反射ミラー9dからの反射光像を感光体2上に結像するためのレンズ9e及びレンズからの光像を最終的に感光体2へと導くための固定さた第4、5及び6反射ミラー9f,9g,9hが配置され光学系9が構成されている。
【0027】
これにより、原稿台8上の原稿の画像を第1支持体及び第2支持体が移動することで、光学系9によりスリット露光走査し、回転する感光体2上に順次画像照射を行う。これにより、帯電器3にて均一帯電された感光体2表面には、画像照射に応じて静電潜像が形成される。
【0028】
一方、第1露光部である原稿台8の左横には、原稿を搬送して原稿の画像を読取る第2露光部10が配置されており、該第2露光部10に原稿を搬送するための原稿トレイ11が第1露光部の原稿台8上に設けられている。この原稿トレイ11には、載置された原稿を最上部より1枚ずつ給紙する給紙ローラ12が設けられており、原稿トレイ11、給紙ローラ12、該給紙ローラ12に送り出された原稿を第2露光部10の透明プタテン10aに密着させて搬送する搬送ローラ13、露光後の原稿を排出する排出ローラ14及び排出される原稿を受ける排出トレイ15とから原稿送り装置が構成されている。
【0029】
従って、原稿送り装置を利用して原稿の複写を行う場合には、原稿が原稿トレイ11に載置されることで、この状態が図示していない原稿検知センサにて検知され、コピースタートスイッチが操作されると、光学系9の特に露光ランプ9a、反射ミラー9b,9c,9dが図に示す位置に移動し、この位置に維持される。そして、原稿トレイ11上の最上部の原稿が給紙され第2露光位置へと送られてると、搬送ローラ13の作用により透明プタテン10aに密着される近傍で画像が走査され、順次感光体2上に照射されることで、静電潜像が形成される。露光
【0030】
一方、感光体2に形成された静電潜像は、現像器5にてトナーにて顕像化され、顕像化されたトナー像は、本発明にかかる搬送系を介して搬送されてくるシートに、転写器6の作用により転写される。
【0031】
次に上記搬送系について説明する。搬送系は、シートを上述したように転写器6と対向する転写位置へと送り込み、転写後には、感光体2より分離され加熱定着装置16を介して排出トレイ17へとシートを1枚ずつ搬送し排出するためのものである。
【0032】
そこで、転写位置へとシートを、感光体2の回転と同期させて送り込むためのレジストローラ18は、転写位置の手前(上流側)に配置されており、該レジストローラ18へとシートを送り込むための搬送経路19がさらに上流側に設けられている。
【0033】
この搬送経路19の途中には、搬送ローラ20が配置されており、この搬送経路19は、給紙カセットからの給紙されるシートを縦方向に直線状に搬送するための連通経路21に連通している。
【0034】
シートを上記搬送経路19へと送り出すための給紙カセットは、画像形成装置1本体に予め備えられている第1の給紙カセット22と、この図では第2の給紙カセット23とが設けられており、該給紙カセット23は給紙カセット台24に設けらている。予め備えられている第1の給紙カセット22は、画像形成装置1本体に対して着脱可能であり、該カセット22に対向して画像形成装置1本体側に半月形状の給紙ローラ25が設けられている。
【0035】
給紙カセット22は、例えば予め決められたサイズのシートを収容するように構成されており、収容するシートを載置する載置板22aを備えている。載置板22aは、給紙ローラ25と対向する位置と反対側で回転可能に支持されており、図示していないスプリング等からなる付勢手段にて常に上部へと付勢されるように回動されている。そして、載置板22aの給紙側先端の両角には、分離爪が設けらえており、載置板22a上のシートの浮上を規制し、シートの最上部位置が常に一定の高さに保持されている。
【0036】
非給紙状態においては、給紙ローラ25は、弦の部分が載置板22aと対向するようになっており、給紙カセット22は、この状態で着脱可能となる。そして、給紙状態になれば、給紙ローラ25の円弧の部分が載置板22a上の最上部シートと当接し、載置板22aが押下され、最上部のシートが給紙ローラ25の円弧の部分にて徐々に給送され、上述した分離爪を最上部シートの両角が乗り越え1枚給紙が行われる。
【0037】
これに対し、給紙カセット台24に設けられている第2の給紙カセット23は、該給紙カセット台24に対して着脱可能に設けられており、上記第1の給紙カセット22と全く同一の構造である。つまり、収容されるシートサイズが異なる以外は、全て同一であり、シートを載置し、回転可能な載置板23aを備え、図示していない付勢手段にて、常に載置されるシートを浮上され、分離爪にて浮上状態が規制され、最上部のシートの高さを常に一定の高さに保持させている。
【0038】
この給紙カセット台24には、給紙カセット23に収容されたシートを給紙するための半月形状の給紙ローラ26が対向して設けられている。給紙カセット台24は、画像形成装置1本体を載置することが可能なようになっており、このような給紙カセット台を重ねることで給紙カセットの数を増加でき、これにより処理できるシートサイズを増加できる一方、画像形成装置1本体に設置面積の増大を阻止できる。
【0039】
そのため、給紙カセット台24には、画像形成装置1本体側の連通経路21に対応するようにして、縦方向にほぼ直線形状の連通経路21aが形成されており、この連通経路21a上部の画像形成装置1本体側の連通経路21へ送り込むための搬送ローラ27が設けらている。この給紙カセット台24側の給紙ローラ26及び搬送ローラ27を駆動するために、図示していないが駆動用のモータ及び連結機構が設けれており、画像形成装置1本体と電力及び信号線とで結合されるようになっている。
【0040】
特に給紙カセット台24には、画像形成装置1本体の支持部1aを載置支持する部分を備え、この支持部1aにて給紙カセット台24の位置決めを行う。これにより、画像形成装置1本体側の連通経路21と、給紙カセット台24側の連通経路21a及び搬送ローラ27とが対向するようになる。
【0041】
また給紙カセット台24には、同様に下部に重ねられる他の給紙カセット台上に支持されるように下面に、画像形成装置1の支持部1aと同様の支持部24aを設けている。そして、この支持部24aを他の給紙カセット台上にて載置支持する部分を備え、これにより互いの連通経路21a同士が対向するように位置決められるようになっている。
【0042】
(第1の実施形態)
以上の構成において、次に図1及び図2に示す構成図に従って本発明によるシートの跳ね上げにより生じる騒音を軽減、あるいは無くすシート搬送装置の一実施形態について説明する。
【0043】
そのまえに、画像形成装置1本体より給紙指令があれば、半月形状の給紙ローラ25が一回転駆動される。これにより、給紙カセット22内のシートPは、給紙ローラ25の円弧部分により、分離爪等の作用にて1枚給紙される。給紙されたシートは、画像形成装置1本体の上述したように連通経路21を経由し、搬送経路19へと送り込まれる。そのため、連通経路21へとシートを案内するために、給紙部に対向してガイド部材30が配置されている。
【0044】
また、給紙カセット23内のシートにおいても、該カセットが選択されることで、半月形状の給紙ローラ26が一回転駆動されることで、上述した連通経路21へと送り込まれる。そのため、給紙されたシートPを連通経路21aを経由して搬送ローラ27を介して連通経路21へと送り込むために、上記給紙カセット23に対向してガイド部材31が配置されている。
【0045】
上記ガイド30及び31は、図1に示すように、給紙されるシートPの先端を受け入れ、徐々に上昇するようにして案内するように上方向に傾斜した案内面30a,31aを有している。この案内面30a及び31aは、図に示すように給紙方向に沿って上昇するようにしてシートを案内するために平面形状に形成されており、図において右上がりに形成されている。
【0046】
そして、ガイド30及び31は、その案内面30a及び31aの給紙方向の下流側には、その先端部分が連通経路21又は連通経路21aへと延長され、シートPをその位置へと案内する第2の案内面30b及び31bを、上記案内面30a,31aに継続させて設けられている。そして、この第2の案内面30b及び31bは、例えば円弧形状に湾曲されており、その先端がシートを上記連通経路21あるいは21aに連通する搬送通路19へと送り込むように延長された状態で設けられている。
【0047】
上記傾斜形状の平面案内面30a及び31aは、シートの後端部全体が同時に接触するようにシート幅全域において平面状に形成されており、第2の案内面30b及び31bには、給紙され送られるシートと部分的に接して接触抵抗が小さくなるように、図2の斜視図に示すように複数のリブ29が形成されている。
【0048】
上述したように傾斜状の案内面30a(31a)は、図2に示すように、第2の案内面30b(31b)へと継続するまでの間は、全域において平面形状に形成されている。そして、第2案内面30b(31b)については、平面案内面30a(31a)に対し、上方向へとさらに大きな傾斜形状となるように湾曲形状に形成されている。
【0049】
以上のようにガイド部材30及び31が、給紙カセット22及び23の給紙部分に対向して配置されていることから、給紙指令に基づいて、給紙ローラ25又は26がシートサイズに応じて選択駆動される。例えば、給紙ローラ25が1回転駆動されると、給紙ローラ25の円弧部が最上部シートPと当接することで、該最上部シートPが給紙される。この時、最上部シートは給紙ローラ25の回転より徐々に下方に押下されつつ、ガイド部材30に向かって給紙されていく。図1において破線で示す位置は、最上部シートP(又は載置板22a)が最下部まで押下された位置を示
【0050】
上記給紙されたシートPは、その先端がガイド30の傾斜形状の平面案内面30aの例えば中間部に当接し、徐々に上方向に平面案内面30aに沿って案内される。そして、給紙ローラ25の給紙作用により徐々にシートPが給紙され、給紙ローラ25の弦の部分が徐々に載置板22aと対向することで、次の最上部シートP1(又は載置板22a)が上昇し、給紙ローラ25と最上部シートPとの当接が解除された後は実線で示す位置になる。そしてシートPの後端縁Peが、次の最上部シートP1(又は載置板22a)に掛かった状態で上昇する。
【0051】
そして、シートPの後端縁Peが載置板22a(あるいは次の最上部シート)より外れると、ガイド30の平面案内面30aにシートPの腰の強さにより元の平面形状に復帰しようとして衝突する。この時のシートP後端による跳ね上げによる騒音が生じる。
【0052】
しかし、本発明においては、ガイド30の特にシートを案内する案内面30aが傾斜状にかつシート全面が当接するように平面形状に形成されているため、その平面案内面30aにシートP後端部分全域が同時に当接する。そのため、シートPの後端部分、特に平面案内面31a全域にシートPの後端部分が当接するため、その衝撃が分散する。特に、シートPの後端部分全域が、平面案内面30a全域に同時に当接するため、その重なる部分の空気によりエアークッションの作用が生じる。そのため、シート後端縁Peが弾かれてガイド面に接触する時の騒音が、ユーザ等では聞き取れない位に低下、あるいは無くなる。
【0053】
なお、給紙ローラ26が駆動された時においても上述した動作と全く同一であり、シートP後端縁Peが給紙部である給紙カセット23の特に最上部シートP1(又は載置板23a)より外れても、同様に跳ね上げによるガイト部材31との衝突による騒音が軽減、あるいは無くなる。
【0054】
(第2の実施形態)
次に、本発明による第2の実施形態について図4の断面図を参照に詳細に説明する。この実施形態においては、第1の実施形態によるシート後端縁Peによる跳ね上がりによる騒音が、さらに軽減あるいは、無くなるように工夫したものである。つまり、空間を利用し空気による緩衝作用、つまりエアークッションの作用を助長させて、さらにシート後端縁Peの跳ね上がりによる衝撃音(騒音)を軽減、あるいは無くすものである。
【0055】
図4に示すように、ガイド30及び31を構成する平面案内面30a及び31aの途中に凹部30c及び31cを設ける。特に、凹部30c及び31cは、平面案内面30a及び31aの一部に設けらており、複数に分割して設けても、一つをまとめて設けてもよい。また、給紙方向の沿って前後においては平面状態▲1▼及び▲2▼を形成しておくことが重要である。しかも、給紙されるシートサイズに応じて、給紙方向と直交する方向の幅においては、シート幅よりやや小さめに凹部30c及び31cを設けると効果的である。
【0056】
しかも、給紙カセット22又は23の着脱位置が決まっておらず、いずれの給紙カセットにおいても着脱可能であれば、給紙されるシートサイズがガイド30及び31において、一義的に決まらない。そのために、給紙されるシートサイズに応じて、最小サイズのシートにて上記凹部30c及び31cが全て覆われ、隠される大きさに形成させれば、以下に示す効果が助長されることになる。
【0057】
上記凹部30c(31c)は、1個のみ設ける場合においては、上述したように、該凹部がシートにて全てが覆われるように設けることがエアークッションによる作用が助長されることになる。しかし、凹部30c(31c)を複数個設ける場合においては、少なくとも一つの凹部が、シートにて全て覆われるように設ければ、エアークッションによる作用が助長されることになる。
【0058】
図4において、最上部のシートPが給紙されると、上述したようにまず平面案内面30a又は31aに沿って案内され、さらに円弧状の第2案内面30b又は31bに案内されて連通経路21又は21aへと送り込まれる。そして、シートPの後端縁Peが給紙カセット22又は23の次の最上部シートP1(載置板22a又は23a)より外れると、シート後端が平面案内面30a又は31aに当接する。この時、平面案内面30a(又は31a)に形成された凹部30c(又は31c)にて形成される空間が、瞬時にシート後端部分にて密閉されようになる。そのため、閉じ込められた空気が緩衝部材となって、シート後端部分が平面案内面30a(又は31a)に衝突する時に生じる音が、上記閉じ込められた空気によるエアークッションにより大きくやわらげられることになる。その結果、シート後端縁Peによる跳ね上がりによる騒音が大きく軽減され、ほとんど無くなる。
【0059】
この場合、シート後端部にて傾斜状案内面30a(31a)に形成された凹部30c(31c)が隠されて、全て覆われるような大きさに形成されておれば、上述したエアークッションによる作用が助長されることにもなり、シート後端がガイド30(31)に衝突することによる跳ね音を大幅に軽減することができる。
【0060】
(他の実施形態)
さらに、図5に従って、その他の実施形態について説明する。特に、図1及び図2に示すような場合、シートPの腰の強さが通常の場合であれば、それほど問題にはならない。しかし、シートPの腰が強い、例えば給紙するシートPが厚い場合には、シートPはガイド30(又は31)に沿って案内されることなく、図6に示すようにシートの腰の強さによりガイド30(又は31)より多少なりとも浮き上がることがある。
【0061】
そこで、図6においてガイド30(31)の案内面30a(31a)をシートPに沿うように傾斜角度を上げ、破線で示すシートPに一致する角度に形成することで、第1及び第2の実施形態において記述した効果を得ることができる。
【0062】
しかし、あまり傾斜角度を立ち上げると、シート先端が平面案内面30a(31a)に当接したのち、該平面案内面30aで引っ掛かり、給紙不能になることがある。つまり給紙ローラ25(26)による給紙力が弱いと、上記平面案内面30a(31a)が障害となり、給紙できない状態になる。そこで、この給紙不良を解消すべく、給紙力を上げればよいが、そのために給紙カセット22(23)の載置板22a(23a)を上昇させるスプリングの付勢力等を上げる等の条件変更が考えられる。しかし、給紙シートをカセット内にセットするために、上記スプリングに抗する押し下げ力が必要となり、そのセット作業が面倒、または困難になることもある。
【0063】
そこで、この実施形態においては、図5に示すように特に平面案内面30a(31a)と円弧状の第2案内面30b(31b)との継続する近辺に対向してシートを案内面30a(31a)側へと押さえながら案内し、シートの浮上を阻止する回転可能に設けらた案内コロ32(33)を設ける。この案内コロ32は、画像形成装置1の本体側のフレーム等に回転可能に設けらている。また、案内コロ33は、給紙カセット台24側に回転可能に設けられている。この案内コロ32及び33は、回転駆動されるものでなく、回転可能に支持されておればよい。あるいは、回転可能に設けられることなく、シートPの腰の強さによる浮上を阻止するように設けられていればよい。
【0064】
以上の構成において、シートPは腰の強さに関係なく、特にガイド30(31)の平面案内面30a(31a)に沿って案内され、シートの浮上が案内コロ32(33)の作用により阻止される。そのため、図6に示すようにシートP後端部分が給紙カセット22(23)の特に次の最上部シートP1より外れた時に、シート後端縁Peのみが平面案内面30a(31a)の一端縁に衝突して大きな音を発生する不具合がなくなり、シート後端部が平面案内面30a(31a)全面に同時に当接するため、上述した第1の実施形態において説明したように、シート端縁Peの跳ね上がりによる衝撃音が軽減、あるいは無くなる。
【0065】
上記案内コロ32(33)は、シートをガイド部材30(31)の案内面に沿ってシートを案内できるようにシートの浮上を阻止するために設けている。そのため、回転するコロ構成でなくとも、単なる押圧部材等を設けてシートの浮上を阻止するようにすればよいことである。ただ、回転するコロを設けることでシートの案内をより確実に行え、給紙されるシートを阻止することはなくなる。
【0066】
また、傾斜状案内面30a(31a)については、第2の実施形態において説明したように凹部30c(31c)を設けるようにしておけば、シート後端による傾斜状案内面30a(31a)との衝突状態において、空気によるエアークション作用が助長されるため、衝突音を大きく軽減できる効果を助長される。
【0067】
以上説明したように各実施形態においてガイド部材30においては、特に画像形成装置1本体の搬送通路19へとシートを案内するように設けられている。そのため、ガイド部材30の円弧状の第2案内面30bの先端部分を、搬送ローラ20の接触部近辺まで延長させると、シート後端縁Peが、案内面30bより外れた時に、搬送通路19を形成するガイド板19aに衝突する時の衝撃音を無くすことができる。これは、特開平5−32341号公報に記載されている通りである。
【0068】
そのため、給紙カセット台24側の給紙カセット23に対応して設けられているガイド部材31においても、案内面31bの先端は、搬送ローラ27の接触部近傍まで延長させて設けるとよい。
【0069】
【発明の効果】
本発明のシート搬送装置によれば、シート後端部分が平面案内面に衝突しても、この時の衝撃を大きく軽減できるため、非常に簡単な構成により跳ね上げ等による騒音が大幅に軽減でき、その音による煩わしさを無くすことができる。
【0070】
また、このシート搬送装置を画像形成装置等に組み込んでも、装置全体を大型化することはなく、設置面積等をも広くすることもない。
【0071】
ここで、空気によるエアークッションの作用を助長させるために平面案内面に凹部を設けるといった簡単な構成により、シート後端の跳ね上げ等による騒音をさらに軽減、あるいは無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシート搬送装置を構成するシートの案内面の一例を示す断面図である。
【図2】図1におけるシートのガイド部材を構成する案内面の一例を示す斜視図である。
【図3】本発明によるシート搬送装置を備えた画像形成装置、特に複写機の全体的な構造を示した断面図である。
【図4】本発明によるシート搬送装置の第2の実施形態にかかるシートの案内面を示す断面図である。
【図5】本発明のシート搬送装置において、シートを案内面に案内するための他の実施形態を示すための断面図である。
【図6】シートの浮上による不具合を説明するためのシート搬送装置のシート案内部分を示す断面図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置
2 感光体
19 搬送経路
20 搬送ローラ
21 連通経路
22 給紙カセット
23 給紙カセット
25 給紙ローラ
26 給紙ローラ
30 ガイド部材
30a 平面案内面
30b 円弧状の第2の案内面
30c 凹部
31 ガイド部材
31a 傾斜状案内面
31b 円弧状案内面
31c 凹部
32 案内コロ(シートの浮上防止部材)
33 案内コロ(シートの浮上防止部材)

Claims (3)

  1. 搬送手段を介して搬送されるシートを受け、所定の位置へと案内するガイド部材を備えたシート搬送装置において、
    上記ガイド部材は、搬送されてくるシートを受け、上方へと案内するように上傾斜し、シート後端部分が当接する時の衝撃が分散するようにした平面形状に形成された案内面と、該案内面に継続し上方向へとさらに大きな傾斜形状となる湾曲形状に形成された第2案内面とを備え、
    上記ガイド部材を構成する平面形状の案内面に、シート後端部分で閉鎖され空間となる凹部を設けたことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 収容部に収容されたシートを最上部より送り出す給紙手段と、該給紙手段にて送り出されたシートを所定の位置へ案内するガイド部材とを備え、該ガイド部材に、送り出されたシート先端を受け上昇するように上傾斜した案内面が形成されており、該傾斜した案内面は給紙方向と該給紙方向と直交する方向のシート幅全域に対応した広い範囲において上記シート後端部分と接することができるように平面形状に形成され、
    上記ガイド部材を構成する平面形状の案内面に、シート後端部分で閉鎖され空間となる凹部を設けたことを特徴とするシート搬送装置。
  3. 搬送手段を介して搬送されるシートを受け、所定の位置へと案内するガイド部材を備えたシート搬送装置において、
    上記ガイド部材は、搬送されてくるシートを受け、上方へと案内するように上傾斜し、シート後端部分が当接する時の衝撃が分散するようにした平面形状に形成された案内面と、該案内面に案内されたシートをさらに案内し、上方向へと上記案内面よりさらに大きな傾斜形状となる湾曲形状に形成された第2案内面とを備え、
    上記第2の案内面には、シートと部分的に接触するようにした複数のリブが形成されていることを特徴とするシート搬送装置。
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