JP3612234B2 - 担体自動再生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンパクトディスク(以下CDと記す)等の複数の担体を収納する担体収納ラックから担体を自動的に選択して担体に記録されている情報を再生する担体自動再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
オートチェンジャ式の担体自動再生装置は、再生専用の光ディスクとしてのCD、或は記録、再生可能なカートリッジ内に収納されたミニディスク(MD)等の複数の担体を担体収納ラックに収納している。
【0003】
担体収納ラックに収納した任意の位置の担体は、操作手段を介して指定することで、指定した担体を担体収納ラックから坦体搬送手段を介して、坦体に情報を記録し、記録された情報を再生する担体再生手段及び記録手段(以下、再生手段及び記録手段を含めてディスク再生部として説明を進める。)に載置される。
【0004】
また、このディスク再生部に載置された担体をピックアップして、上記した担体搬送手段を介して、上記担体収納ラックに収納するようになっている。
【0005】
図6は本出願人が先に提案した上述した担体自動再生装置(以下オートチェンジャと記す)1の概略的な斜視図を示すものである。
【0006】
図6において、オートチェンジャ1のベースシャーシ2上にCD等の光ディスク(以下ディスクと記す)3を複数の仕切板間に並設収納した担体収納ラック(以下ディスク収納ラックと記す)3aが配設されている。
【0007】
このディスク収納ラック3aから所定のディスク3を再生のため取り出し、或は再生終了後に元位置に収納するためにディスク搬送装置4が矢印A方向に摺動自在にレール等に枢着されている。
【0008】
上述のディスク搬送装置4には、担体案内手段を構成するディスクローダ5が回動自在に枢着されている。
このディスクローダ5は、ディスク3を保持するとともにディスク3をディスク再生部6に載置することができ、ディスク再生部6に載置されたディスク3はディスク駆動手段上にクランプされて、再生又は記録状態となる。
【0009】
また、ベースシャーシ2とディスク搬送装置4との間に、輸送時の振動や衝撃でディスク搬送装置4が移動して摺動軸保持部7に衝突するのを防止するためのロックプレート9が設けられている。
図7から図9を用いて上記ロックプレート9によって上記ディスク搬送装置4を固定する輸送ロック機構について説明する。
【0010】
ロックプレート9は、断面が略L字状のプレートからなり、ディスク搬送装置4の移動方向に延出して、一方の端部に設けた孔がベースシャーシ2から突出する軸に遊嵌して支点となっている。
そして、もう一方の端部近傍にディスク搬送装置4を固定するための切り欠き端部9aがあって、先端部9bは、上部と下部とに係止するための突起2dを有するロック孔2cを設けたベースシャーシ2から立設する切換部20に挿通している。
【0011】
ディスク搬送装置4の正面側を摺動軸保持部7に当接し、ロックプレート9の先端部9bを切換部20の上部にあるロック位置に係止すると、ロックプレート9の切り欠き端部9aがディスク搬送装置4の後面側に当接してディスク搬送装置4を固定するようになっている。
【0012】
ロックプレート9の先端部9bを切換部20の下部にあるロック解除位置に係止すると、切り欠き端部9aがディスク搬送装置4の後面から外れて、ロックプレート9は、ベースシャーシ2とディスク搬送装置4との間に位置して、ディスク搬送装置4は、摺動軸8上を摺動可能となる。
【0013】
上述した輸送ロック機構では、図9に示すように、ディスク搬送装置4がロックプレート9に設けた切り欠き端部9aより支点に近い後方位置にあると、ロックプレート9の回動によって得られる変位が先端部9bの変位に比べて小さくなるため、ロックプレート9の切り欠き端部9aがディスク搬送装置4を固定しなくても、先端部9bを切換部20の上部にあるロック位置に係止することができてしまう輸送ロックの誤操作が起こる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ディスク搬送装置を固定する位置に移動したときだけロックプレートの先端部をロック位置に係止することができるようにして、輸送ロック機構の誤操作のないオートチェンジャを得ようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項1記載の発明は、本体と、複数の担体を収納した担体収納ラックと、担体を駆動し再生する担体駆動手段と、前記担体収納ラックから担体を選択し前記担体駆動手段に搬送する担体搬送手段を有する担体自動再生装置において、前記本体に設けられ前記担体搬送手段の固定及び固定解除をする固定操作手段と、前記固定操作手段の固定位置に前記担体搬送手段を移動したとき前記固定操作手段による前記担体搬送手段を固定する操作を可能にするストッパー手段とを備えたことを特徴としたものである。
【0016】
本願の請求項2記載の発明は、請求項1記載の担体自動再生装置において、前記本体から立設し中間部に突起を有する孔を設けた切換部を有し、前記固定操作手段は、略L字状の断面を有して前記担体搬送手段の移動方向に延出するプレートを有し、前記プレートの一方の端部が前記担体自動再生装置本体に回動自在に軸支され、他の端部の近傍に前記担体搬送手段を固定する切り欠き部を有し、前記他の端部が前記切換部に挿通され、当該他の端部を前記切換部の突起の上方へ移動すると前記切り欠き部は前記担体搬送手段を固定し、当該他の端部を前記切換部の突起の下方へ移動すると前記切り欠き部による前記担体搬送手段の固定を解除し、前記ストッパー手段は、前記プレートに立設して前記担体搬送手段の移動方向に回動自在に軸支されたストッパー部と、前記ストッパー部に一体に取付られたストッパーピンと、前記ストッパー部と係合する前記本体から立設した突起部を有し、前記担体搬送手段が前記切り欠き部に固定されない位置にある場合前記ストッパピンが前記突起部に係合し前記他の端部の上方への移動を阻止し、前記担体搬送手段が前記切り欠き部に固定される位置に移動すると前記ストッパピンが前記記担体搬送手段に当接して回動し前記ストッパー部と前記突起部との係合を解除し、前記他の端部の上方への移動の阻止を解除することを特徴としたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の担体自動再生装置の一実施例であるオートチェンジャを図1から図5によって説明する。
図1は本実施例のオートチェンジャの全体構成を示す斜視図である。
【0018】
図1において、オートチェンジャ1の本体を構成するベースシャーシ2上には、図面下側の正面側からベースシャーシ2上の奥行方向に向って少くとも1つのディスク3を再生するディスク再生部6が配設されている。
このディスク再生部6の左側に、正面側から奥行方向に向って複数のCD或はMDが並設可能なディスク収納ラック3aが配設されている。
【0019】
ディスク収納ラック3aは、複数の仕切板(図示せず)で形成される複数の溝部を有し、溝部にディスク3が各々収納保持され、ディスク収納ラック3aの前面側並びに上面側は開口部になっている。
【0020】
ディスク収納ラック3aは、正面側から奥行方向にベースシャーシ2に沿って摺動可能に載置されている。
ディスク3の交換は、ディスク収納ラック3aを手前(正面側)に引き出すことで簡単に行うことができるようになっている。
【0021】
ディスク収納ラック3aとディスク再生部6間には、正面側から奥行方向にベースシャーシ2の上面に沿って摺動軸8が配設され、この摺動軸8に沿ってディスク搬送装置4が摺動可能に配設されている。
そして、ディスク搬送装置4は、ベースシャーシ2の前後端に回動自在に枢着したプーリ10間に掛け渡されたワイヤ11の一端が固定され、一方のプーリ10を駆動装置18のモータで駆動することで、矢印A方向に移動する。
【0022】
ディスク搬送装置4は、摺動軸8に沿って摺動する摺動部8b(図2参照)と、この摺動部8bに対して回動可能となされたディスクローダ5と、ディスク収納ラック3aとディスク再生部6間を架橋するようなディスク搬送部となるディスクセレクタ12とから構成されている。
【0023】
ディスク搬送装置4の摺動部8bの上面には、ディスクローダ5内にディスク収納ラック3aからディスク3を搬出しやすくするガイド8c(図2参照)が形成されている。
また、ディスク搬送装置4には、摺動部8bに回動自在に枢着されているリフタ17(図2参照)を有し、このリフタ17は、図示しないモータ又はプランジャ等で駆動され、ディスク収納ラック3aの底面に設けた透孔内に挿入されて、仕切板間に保持したディスク3を上動させる。
【0024】
また、ディスク搬送装置4のディスクローダ5は、ディスク3が挿入可能な略正方形状になっていて、支軸を中心として、図1で矢印C―C’に示すように手前側に回動して、ディスク再生部6上にディスク3を載置、または取り出しができるようになっている。
【0025】
ディスクローダ5の中央部には、ディスク再生部6上に設けたターンテーブル6bへ、ディスク3とともにクランパーを載置する透孔5bが形成されている。
【0026】
ディスクローダ5の左側壁は、ディスク収納ラック3aに並設したディスク3が挿入できるようになっている。
ディスクローダ5の中央部には、ディスク3をターンテーブル6bに設けたマグネットに保持させる鉄等の円板で構成した図示していないクランパーを有する。また、ディスクローダ5には、ディスクローダ5内に挿入されたディスク3の外周を4ヶ所で保持する鼓状のガイドローラ5cが、透孔5bを中心に略4等分する角度位置に配設されている。
【0027】
これら4個のガイドローラ5cは弾性的に保持されていて、ディスク収納ラック3aから選択されたディスク3をディスクローダ5内に挿入する場合に、透孔5bの中心から放射状方向に移動するように構成されている。
【0028】
さらに、ディスク搬送装置4とともにディスク搬送部を構成するディスクセレクタ12は、オートチェンジャ1のベースシャーシ2の左右方向に架橋するように配設した直方体状で下面が開口部になっている。
【0029】
このディスクセレクタ12には、リフタ17によって上動したディスク3をディスクローダ5内に移動するためのガイドローラ19が設けられている。
このガイドローラ19は、ディスクセレクタ12の長手方向に沿って移動可能となされ、ディスク3をディスクローダ5内に押圧挿入するようになっている。
このディスクセレクタ12は、摺動部8bと同期して摺動軸8に沿ってディスク搬送装置4とともに移動する。
【0030】
摺動軸8は、ベースシャーシ2から立設する摺動軸保持部7に固定されており、摺動軸保持部7にディスク搬送装置4の正面側が当接して、ディスク搬送装置4の移動する終端が決められるとともに、ロックプレート9によって固定されてディスク搬送装置4の輸送ロック機構を形成する。
【0031】
ロックプレート9は、ベースシャーシ2とディスク搬送装置4との間で摺動軸8に略平行にベースシャーシ2の正面側から奥行き方向に向かって設けられ、奥行き側の端部は回動自在に軸支されている。
【0032】
ロックプレート9にはストッパー13が取り付けられて、ベースシャーシ2から立設する突起2aに当接し、ロックプレート9の先端部9bがベースシャーシ2から立設する切換部20のロック位置への切換ができないようになっている。
【0033】
ディスク搬送装置4の正面側が摺動軸保持部7に当接すると、ストッパー13と一体的に結合しているストッパーピン14がディスク搬送装置4に接触してストッパー13を回動して突起2aと接触しなくなり、ロックプレート9の先端部9bは、切換部20のロック位置への切換ができるようになる。
【0034】
そして、先端部9bを切換部20のロック位置に係止すると、ロックプレート9の切り欠き端部9aがディスク搬送装置4の後面側に当接して、ディスク搬送装置4を固定するようになっている。
【0035】
上述の構成で本発明のオートチェンジャ1の動作を説明する。
ディスク再生部6に指定したディスク3を載置して、再生を行なう指示がされると、ディスク搬送装置4を駆動するモータ(図示せず)が駆動される。
【0036】
このモータの駆動により後方のプーリ10が回転し、ワイヤ11を介してディスク搬送装置4は摺動部8bの軸受と摺動軸8間でスムースに摺動しA方向に高速で駆動制御される。
この際、図示しないがモータは搬送モータコントローラによってサーボコントロールされ指定位置のディスク3の位置で停止するようにサーボ制御される。
【0037】
正しい指定位置で停止したディスク搬送装置4のリフタ17は、ディスク収納ラック3aの下側に設けた透孔から押し上げられて、ディスク3を上動させる。
上動したディスク3は、ガイドローラ19によってガイドされて、ディスク搬送装置4のディスクセレクタ12に沿って矢印B方向に移動する。
ガイドローラ19によってガイドされて移動したディスク3はディスクローダ5に案内され、ディスクローダ5に設けられたクランパ(図示せず)にディスク3の中心孔が嵌合する。
この際、4つのガイドローラ5cが透孔5bの中心方向に移動してディスク3の外周を保持する。
【0038】
ディスクローダ5にディスク3が保持されたディスク搬送装置4は、モータの駆動によりワイヤ11によって、ディスク再生装置6上に高速に移動して停止する。
【0039】
次にディスクローダ5は支軸を中心として矢印C方向に回転してディスク3をディスク再生部6のターンテーブル6b上に載置する。
ディスクローダ5の4つのガイドローラ5cは、4つのガイドローラ5cで保持されたディスク3のクランプを解放すると同時に、ディスクローダ5はディスク3の中心孔に嵌合したクランパをターンテーブル6bに磁気的に吸着させてディスク3をターンテーブル6b上に載置する。
【0040】
ディスク再生部6でディスク3の再生等が行なわれて終了すると、ディスクローダ5は、ディスクローダ5の支軸を中心として矢印C方向に回転させてディスク3に接近させ、4つのガイドローラ5cでディスク3の外周を保持するとともに、ターンテーブル6b上のクランパをディスクローダ5内に収納する。
【0041】
ディスク3を保持したディスクローダ5は、支軸を支点に矢印C’方向に回動し、ディスク搬送装置4の垂直部と平行になり、元のディスク保持状態になる。
ディスク搬送装置4は、元のディスク3の収納位置まで高速移動し、ディスク搬送装置4のディスクセレクタ12上を摺動して、矢印Bと逆方向に移動可能なガイドローラ19に保持されたディスク3をディスク収納ラック3aの元のディスク収納位置へ戻すようになっている。
【0042】
上述したオートチェンジャ1に用いるディスク搬送装置4の輸送ロック装置について説明する。
【0043】
図5によって、ロックプレート9の構成を説明する。
ロックプレート9は、ベースシャーシ2上の正面側から奥行方向に向って配設された摺動軸8と略略平行で、平面部と立ち上がり部を有する断面が略L字状のプレートで、奥行き側の端部がベースシャーシ2から突出する軸16に遊嵌している。
【0044】
そして、ロックプレート9の正面側の平面部には、摺動軸保持部7にディスク搬送装置4の正面部が当接したときにディスク搬送装置4の後面側と当接するように切り欠き端部9aを設けている。
切り欠き端部9aを設けたロックプレート9の立ち上がり部には、ディスク搬送装置4の移動方向に回動するストッパー13が取り付けられている。
また、ロックプレート9の正面側の立ち上がり部の先端部9bは、ベースシャーシ2から立設する切換部20のロック孔2cから突出している。
【0045】
ストッパー13について図2によって説明する。
ストッパー13は、ロックプレート9の立ち上がり部に回転軸15によって軸支され、略L字状に曲げられた突出部13aを有し、突出部13aと反対方向にはストッパー13に一体的に取り付けられディスク搬送装置4の正面部と接触するストッパーピン14を有する。そして、ストッパー13は、突出部13a側に常時傾いている。
そして、傾いた状態では突出部13aが、ベースシャーシ2から立設する突起2aと当接して、後述するがロックプレート9を左右に動かすことができないようになっている。
【0046】
ベースシャーシ2の正面部から立設する切換部20について図2によって説明する。
切換部20は、ロック孔2cを有し、ロックプレート9の正面側の立ち上がり部の先端部9bを遊挿している。
ロック孔2cには中間部に突出部2dがあって、先端部9bを突出部2dの上に係止する輸送ロック位置と、ロック孔2cの下部に係止する輸送ロック解除位置に切り換えられるようになっている。
そして、先端部9bを突出部2dの上に係止するためには突出部2dを迂回するように先端部9bを左右に移動しながら上下に動かすようになっている。
【0047】
ディスク搬送装置4を輸送ロックする動作について説明する。
図2は、オートチェンジャ1が動作してディスク3を搬送しているときのディスク搬送装置4の位置を示しており、ディスク搬送装置4の正面部は摺動軸保持部7から離れた位置にあって、ストッパー13は、突出部13aを有する奥行き方向に傾いている。
【0048】
ストッパー13の突出部13aが奥行き方向に傾いているため、ロックプレート9の先端部9bを右方向(矢印P)に動かそうとすると、ベースシャーシ2から立設している突起2aに当接して動かすことができない。したがって、ロックプレート9の先端部9bを輸送ロック位置である突出部2dの上に係止することができず、誤作動を防止する。
【0049】
図3は、ディスク搬送装置4を輸送ロック位置に移動している状態を示す。
ディスク搬送装置4を摺動保持部7に当接するように、奥行き方向から正面方向に移動すると、奥行き方向に傾いているストッパー13のストッパーピン14に接触して、ストッパー13を反時計方向(矢印L)に回動させる。
【0050】
そして、ディスク搬送装置4が移動してディスク搬送装置4の後面側がロックプレート9の切り欠き端部9aと当接できる位置に来ると、ストッパー13の突出部13aが略垂直になって、ベースシャーシ2から立設している突起2aと略平行状態になって突起2aから離れる。
【0051】
ストッパー13の突出部13aが突起2aから離れると、ロックプレート9の先端部9bを右方向に動かすことができるようになり、輸送ロック位置である突出部2dの上に係止することができるようになる。
【0052】
図4は、ディスク搬送装置4を輸送ロックした状態を示す。
ディスク搬送装置4が摺動保持部7に当接して停止すると、ストッパー13の突出部13aが略垂直になって、ベースシャーシ2から立設している突起2aと略平行状態になって突起2aから離れ、先端部9bを輸送ロック位置である突出部2dの上に係止することができる。
【0053】
そして、先端部9bを輸送ロック位置に係止すると、ロックプレート9の切り欠き端部9aも上動してディスク搬送装置4の後面側に当接する。
したがって、摺動保持部7とロックプレート9の切り欠き端部9aとでディスク搬送装置4を挟持したことになり、ディスク搬送装置4を固定することができる。
【0054】
なお、先端部9bを輸送ロック解除位置にすると、ロックプレート9の切り欠き端部9aがディスク搬送装置4の後面側から離れ、ロックプレート9は、ディスク搬送装置4とベースシャーシ2との間に位置して、ディスク搬送装置4が摺動可能になる。
【0055】
【発明の効果】
本発明の坦体自動再生装置によれば、ディスク搬送装置が固定する位置に移動したときだけロックプレートの先端部をロック位置に係止することができるので、誤操作のない輸送ロック機構を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の担体自動再生装置の斜視図である。
【図2】本発明の一実施例の担体自動再生装置の要部拡大図である。
【図3】本発明の一実施例の担体自動再生装置の動作状態を説明する説明図である。
【図4】本発明の一実施例の担体自動再生装置の動作状態を説明する説明図である。
【図5】本発明の一実施例の担体自動再生装置の要部斜視図である。
【図6】従来の担体自動再生装置の斜視図である。
【図7】従来の担体自動再生装置の動作状態を説明する説明図である。
【図8】従来の担体自動再生装置の動作状態を説明する説明図である。
【図9】従来の担体自動再生装置の動作状態を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 オートチェンジャ 2 ベースシャーシ
2a 突起 2c ロック孔
2d 突出部
3 ディスク 3a ディスク収納ラック
4 ディスク搬送装置 5 ディスクローダ
5b 透孔 5c ガイドローラ
6 ディスク再生部 6b ターンテーブル
7 摺動軸保持部 8 摺動軸
8b 摺動部 8c ガイド
9 ロックプレート 9a 切り欠き端部
9b 先端部 10 プーリ
11 ワイヤ 12 ディスクセレクタ
13 ストッパー 13a 突出部
14 ストッパーピン 15 回転軸
16 軸 17 リフタ
18 駆動装置 19 ガイドローラ
20 切換部
Claims (2)
- 本体と、複数の担体を収納した担体収納ラックと、担体を駆動し再生する担体駆動手段と、前記担体収納ラックから担体を選択し前記担体駆動手段に搬送する担体搬送手段を有する担体自動再生装置において、
前記本体に設けられ前記担体搬送手段の固定及び固定解除をする固定操作手段と、
前記固定操作手段の固定位置に前記担体搬送手段を移動したとき前記固定操作手段による前記担体搬送手段を固定する操作を可能にするストッパー手段とを備えたことを特徴とする担体自動再生装置。 - 請求項1記載の担体自動再生装置において、前記本体から立設し中間部に突起を有する孔を設けた切換部を有し、
前記固定操作手段は、略L字状の断面を有して前記担体搬送手段の移動方向に延出するプレートを有し、前記プレートの一方の端部が前記担体自動再生装置本体に回動自在に軸支され、他の端部の近傍に前記担体搬送手段を固定する切り欠き部を有し、前記他の端部が前記切換部に挿通され、当該他の端部を前記切換部の突起の上方へ移動すると前記切り欠き部は前記担体搬送手段を固定し、当該他の端部を前記切換部の突起の下方へ移動すると前記切り欠き部による前記担体搬送手段の固定を解除し、
前記ストッパー手段は、前記プレートに立設して前記担体搬送手段の移動方向に回動自在に軸支されたストッパー部と、前記ストッパー部に一体に取付られたストッパーピンと、前記ストッパー部と係合する前記本体から立設した突起部を有し、
前記担体搬送手段が前記切り欠き部に固定されない位置にある場合前記ストッパピンが前記突起部に係合し前記他の端部の上方への移動を阻止し、
前記担体搬送手段が前記切り欠き部に固定される位置に移動すると前記ストッパピンが前記記担体搬送手段に当接して回動し前記ストッパー部と前記突起部との係合を解除し、前記他の端部の上方への移動の阻止を解除することを特徴とする担体自動再生装置。
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R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
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