JP3611992B2 - パラジウムの抽出方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パラジウムを含有する水溶液から、高い純度でパラジウムを抽出し、回収する方法に関する。特に、本発明は、銅製錬工程において副生する貴金属含有残滓からパラジウムを選択的に高純度で抽出・回収する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
パラジウムを含有するとともに、他の白金属元素などを含有する水溶液からパラジウムを選択的に抽出するための方法としてジアルキルスルフィドを抽出溶剤とする方法が知られている(特開平10−130744号公報、特開平9−279264号公報参照)。
【0003】
特開平10−130744号公報には、金と白金族金属の塩化物含有水溶液から金をジブチルカルビトール(DBC)中へ抽出し、金を選択除去した溶液を塩酸で希釈して酸性溶液を得、この溶液中のパラジウムを硫化ジアルキル中に抽出し、塩酸を用いてスクラビングし、スクラビングを行った硫化ジアルキルからアンモニア水を用いてパラジウムを逆抽出する段階を含むパラジウムの抽出方法において、塩化物含有水溶液の塩酸酸度を4規定以上に調整し、かつ金抽出の後液[A]に対するジブチルカルビトール(DBC)[O]の比率(O/A)が1/2以上の条件で金の抽出を行うとともに、前記逆抽出後パラジウムを溶解したアンモニア水を濾過する段階を有することを特徴とする方法が記載されている。この方法は、鉄及びテルルによるパラジウムの純度低下を防止するものであって、その特徴とするところは、塩化物含有水溶液の塩酸酸度を4規定以上、好ましくは5規定以上に調整し、かつ金抽出の後液[A]に対するジブチルカルビトール(DBC)[O]の比率(O/A)が1/2以上の条件で金の抽出を行うとともに、前記逆抽出後パラジウムを溶解したアンモニア水を濾過する点にある。
【0004】
また、特開平9−279264号公報には、白金族元素を含有する貴金属溶液からパラジウムを連続的に選択抽出する方法であって、濃度40vol%以上のジアルキルスルフィドを含有する抽出液を、単位時間あたり、上記貴金属溶液中のパラジウム量に対して4モル倍以上のジアルキルスルフィド量となる範囲で、かつ数分以内の接触時間で、上記貴金属溶液に連続接触させることにより、パラジウムを他の白金族元素から選択的に抽出する方法が記載されている。このように通液量と接触時間を選択することにより、抽出速度の遅いオスミウムやルテニウム等の抽出が抑制され、パラジウムが選択的に抽出されることが記載されている。
【0005】
本発明者らは、従来のパラジウムの選択的抽出法によって得られたスポンジパラジウム中に、白金、セレン(Se)の品位が高くなり、規格に合格できないことがあることを見出した。
前記の先行技術はいずれも、パラジウム中のセレン含有量を抑制することは記載されていない。
また、本発明者らは、パラジウムを溶媒抽出する際に、多量のスラッジが発生し、スラッジ中にパラジウムが移行するので、パラジウムを高収率で回収できないという問題点があることを見出した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、白金、セレンを含有するパラジウム含有水溶液から、ジアルキルスルフィドを用いてパラジウムを抽出する際に、スラッジを多量に発生することなく、パラジウムを選択的に抽出・回収する方法を提供することを課題とする。さらに、本発明は、銅製錬工程において副生する貴金属含有残滓を塩酸で浸出して得られた浸出後液から金を抽出除去した水溶液から、白金、セレンの抽出を抑制し、パラジウムを選択的に抽出・回収する方法を提供することも課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、白金、セレンを含有するパラジウム含有水溶液から、ジアルキルスルフィドを用いてパラジウムを抽出する際に、抽出時の塩酸(HCl)濃度を3モル/L〜4モル/Lに調整することで、前記の課題を解決できることを見出し、本発明に至った。
さらに、本発明は、銅製錬工程において副生する貴金属含有残滓を塩酸で浸出して得られた浸出後液から金を抽出除去した水溶液から硫化ジアルキルによりパラジウムを抽出する際に、HCl濃度を3モル/L〜4モル/Lに調整することにより、白金及びセレンの抽出を抑制して、パラジウムを選択的に抽出できること見出したことにより、本発明に至った。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、図1に示す貴金属回収フローチャートに沿って説明する。
銅製錬工程において副生する白金やパラジウムを含有する残滓に、塩化浸出を施し、貴金属類を水溶液中に溶出させる。この浸出後液からDBCによる金抽出を行う。金を抽出した抽出後液は純水を用いて酸調整してから、硫化ジアルキルによるパラジウム抽出を行う。この硫化ジアルキルによるパラジウム抽出工程においてHCl濃度(モル/L)を3〜4に調整することが本発明の特徴である。パラジウムを抽出した硫化ジアルキルは、HCl水溶液によりスクラビングを行い、随伴する不純物を除去した後、アンモニア水で逆抽出すると、パラジウムはジクロロアンミンパラジウム([Pd(NH3)2]Cl2)としてアンモニア水溶液中に溶解してくる。
硫化ジアルキルとしては、ジヘキシルスルフィド(DHS)、ジオクチルスルフィドなどが用いられるが、DHSが好ましい。
【0009】
以下、実施例により本発明をさらに詳しく説明する。
【実施例1】
DHS抽出時のHCl濃度(モル/L、以下単に「M」という)を3M〜6Mまで変化させてPd、Pt、及びSeの抽出挙動とスラッジの発生量とを測定した。
【0010】
1)抽出前工程
Au抽出後液は、図1のフローに沿って得たもので、5Cの濾紙にて濾過し、濾液を分析試料とした。試験に使用したAu蒸留後液は表1の組成を有するものである。
【表1】
Au抽出後液の液組成
【0011】
この液を、HCl濃度が3,4,5,6Mになるように純水にて希釈して、試験液を作成した。
HCl濃度が3Mより低くなるとPtがDHS抽出工程で抽出されるので好ましくない。よって、3Mより低いHCl濃度の試験液は作成しなかった。
【0012】
2)抽出工程
各HCl濃度に希釈したAu抽出後液450mlとDHS450mlを混合して3時間攪拌抽出した。抽出終了後、水相と有機相に分相して、両者の一部を分析試料にした。
【0013】
表2に、抽出前後における水相と有機相の分析値を示す。表3には、抽出後の分配率を示すが、ここでの分配率は、Au抽出後液中の各成分が水相と有機相に移行した率である。
【表2】
抽出工程における水相及び有機相の分析値
【0014】
【表3】
抽出工程における分配率
【0015】
表2より、抽出時のHCl濃度が3〜6Mの範囲であれば、DHS抽出において殆どのPt、Seは水相に残り、有機相には移行しないことが分かる。
また、表2によると、抽出時のHCl濃度が高いほど、抽出後のDHS中の各成分濃度は高くなるが、これは、DHSの抽出性能が抽出前液の各成分濃度に依存するためである。HCl濃度を高くするということは、Au抽出後液の希釈度を小さくすることであり、被抽出液中の各成分濃度が高くなるため、抽出時のHCl濃度が高いほど、DHS中の各成分濃度が高くなると言える。
表3によると、抽出時のHCl濃度が高くなると、有機相への Ptの分配率は低下し、僅かであるがSeの分配率が高くなることが分かる。
【0016】
抽出工程では、HCl濃度が3〜6Mのいずれの条件においても、エマルジョンが発生した。抽出後分相した状態で水相と有機相との中間に発生するスラッジ相の量を表4に示す。
【表4】
スラッジ発生量
【0017】
表4より、抽出時のHCl濃度を5M以上にすると、急激にスラッジ量が増加するため、抽出時のHCl濃度は4M以下にする必要がある。
【0018】
2)スクラビング工程
抽出後のスクラビング工程は、抽出後のDHS400mlを採取して、HCl溶液を用いて、O/A比=1、反応時間0.5時間の条件で行った。
抽出時のHCl濃度が3〜6Mのいずれにおいても、スクラビング工程でPt、Pdは全く溶出せず、また、分相状況も良好であった。
【0019】
3)逆抽出工程
逆抽出工程は、スクラビング後のDHS350mlを採集して、アンモニア水溶液525ml(O/A=1/1.5)を1時間かけて添加した後、30分間攪拌した。逆抽出終了後、分相して、水相と有機相の一部を分析試料とした。
分析の結果を表5に、分配率を表6に示す。ここでの分配率は、スクラビング工程でのDHS中の各成分量を100%とした。
【0020】
【表5】
逆抽出工程における水相及び有機相の分析値
【0021】
【表6】
逆抽出工程における分配率
【0022】
逆抽出時にも中間相スラッジが発生したため、その容積と発生重量を測定し、分析した結果を表7に示す。
【表7】
逆抽出工程にて発生したスラッジ容量、重量及び分析値
【0023】
表5表6によると、逆抽出工程ではPdは水相中に移行するが、その分配率は、抽出時のHCl濃度が5M以上になると低下している。これは、表7の結果から分かるように、抽出時のHCl濃度を高くすると、スラッジの発生量が増加してスラッジへのPd移行率が増えるためである。したがって、逆抽出時のPdの損失を避けるためには、抽出時のHCl濃度は、4M以下でなければならない。
Pt、Seは抽出時のHCl濃度が高いほど、有機相への分配率は低下するが、その分スラッジへの分配が高くなる。
表7から、逆抽出工程においても、抽出工程と同様に、抽出時のHCl濃度が5M以上になると、スラッジ発生量が顕著に多くなるため、この濃度より低い濃度にて抽出する必要があることが分かる。
4)Pd晶析工程
逆抽出工程により水相中に移行したPdは、HCl水溶液を添加することで、塩化パラジウム酸アンモニウムとして晶析させた。晶析物を分析した結果を表8に示す。
【表8】
パラジウム晶析物の分析値
表8から、晶析物中のPt、Seはいずれも5ppm以下であり、Pdが高純度で回収できていることが分かる。
【0024】
【実施例2】
Pt、Seの形態による、DHSへの抽出挙動の影響を測定した。
Ptは、Pt(II)、Pt(IV)として存在するため、PtCl2,PtCl4・2H2Oの試薬を用い、SeはSe(IV)、Se(VI)として存在するため、H2SeO3、H2SeO4の試薬を用いて、DHS抽出時のHCl濃度と形態の影響について試験した。被抽出液は、3,5,7MHCl溶液に、各成分濃度が500mg/L相当になるように調整して作成した。ただし、Pt(II)はHClに対する溶解度が小さく、Pt(II)濃度は3MHClでは98mg/L、5MHClでは237mg/L,7MHClでは421mg/Lであった。
抽出は、O/A=1、抽出時間3時間、室温で行った。
【0025】
結果を表9に示す。
【表9】
抽出工程の初期濃度と抽出後液中の液濃度
【0026】
表9の結果から、Seは形態にかかわらず、抽出時の濃度が5Mまでは、殆ど抽出されず、5Mを超えて7Mになると数%から約20%抽出されることが分かる。
このことから、Seの抽出を抑えるためには、抽出時のHCl濃度が、4M以下の方が良いということになる。
【0027】
以上の実施例1,2の結果から、DHS抽出工程において、抽出時のHCl濃度が3〜4Mの範囲であると、抽出工程における有機相へのPd分配率、及び逆抽出工程における水相へのPd分配率が共に良好で、Seの抽出も抑制され、スラッジの発生量も少ないことが分かる。
それに対して、抽出時のHCl濃度が5M以上になると、抽出時、逆抽出時のいずれにおいてもスラッジの発生量が急激に多くなり、Se抽出率も上昇するため、不適当であることが分かった。
【0028】
【発明の効果】
本発明において、パラジウムを含有する水溶液から硫化ジアルキルによりパラジウムを抽出する際に、塩酸濃度を3モル/L〜4モル/Lとすることによって、Pt、Seを含有する溶液からであっても、Pdを高純度で抽出・回収できるという効果が奏される。また、塩酸濃度を3モル/L〜4モル/Lにすることによって、スラッジ発生量が少なく、したがって、Pdを高収率で回収できるという効果も奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による貴金属回収フローチャートを示す。
Claims (3)
- パラジウム及びセレンを含有する水溶液からパラジウムを有機相に移行させ、セレンを水相に残すことによりパラジウムを抽出した後、パラジウムを回収する方法において、硫化ジアルキルによりパラジウムを抽出する際に、塩酸濃度を3モル/L〜4モル/Lにしてパラジウムを回収した後、アンモニア水溶液により逆抽出することを特徴とするパラジウムの回収方法。
- パラジウム及びセレンを含有する水溶液が、パラジウム、白金、およびセレンの塩化物を含有する水溶液である請求項1に記載の方法。
- パラジウム及びセレンを含有する水溶液が、銅精錬工程において副生する貴金属含有残滓を塩酸で浸出して得られた浸出後液から金を抽出除去した水溶液である請求項1または請求項2に記載の方法。
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