JP3610194B2 - 印刷制御装置および印刷制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の通信媒体を介して複数のデータ処理装置と通信可能な印刷制御装置および印刷制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、印刷処理中に発生した印刷エラーログを内部の記憶装置に記憶させることが可能な印刷制御装置を備える印刷装置が提案されている。また、上記印刷エラーログをホストコンピュータに送信する手段を備えた印刷制御装置も知られている。
【0003】
しかし、従来の情報処理装置、例えばホストコンピュータにおける印刷装置の選択や、印刷装置での印刷処理の制御は、印刷装置に記憶されている印刷エラーログとは無関係であり、印刷エラーログの内容に関わらず、常に画一的な印刷処理が行われていた。
【0004】
また、複数の印刷装置が接続されているホストコンピュータにおいて、印刷データを送信する印刷装置の選択手段は、印刷装置に記憶されている印刷エラーログの内容とは無関係に行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来例では、特定のホストコンピュータからの印刷時における印刷エラーの発生頻度が他のホストコンピュータからの印刷時における印刷エラーの発生頻度に比べて著しく高い場合でも、特別な制御を用いずに印刷処理を行うため、印刷エラーの発生頻度の低いホストコンピュータからの印刷が、印刷エラー発生頻度の高いホストコンピュータからの印刷エラーによって阻害されてしまう確率が極めて高くなる場合があった。
【0006】
これは、ホストコンピュータによる発生頻度だけではなく、印刷データを作成したアプリケーションソフトウエアや印刷データに含まれる印刷装置の環境設定値による印刷エラーの発生頻度でも同様である。
【0007】
また、複数の印刷装置が接続されているホストコンピュータにおいて、出力を行う印刷装置を選択する際に、印刷エラーの発生頻度の高い印刷装置を選択してしまい、印刷エラーの発生頻度が却って高くなる場合があるという問題点もあった。
【0008】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、エラー発生頻度が低いデータ処理装置からの印刷情報を優先して処理して、先行して受信している印刷情報のエラーに阻害されることがないようにすることができる印刷制御装置および印刷制御方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る第1の発明は、所定の通信媒体を介して複数のデータ処理装置と通信可能な印刷制御装置であって、複数のデータ処理装置のそれぞれから受信した印刷情報に基づくエラー発生回数を複数のデータ処理装置のそれぞれ毎に記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている複数のデータ処理装置のそれぞれ毎のエラー発生回数に基づいてエラー発生頻度をそれぞれ算出する算出手段と、前記算出手段によりそれぞれ算出されたエラー発生頻度に基づいて、複数のデータ処理装置のそれぞれから受信した印刷情報のうち、エラー発生頻度が低いデータ処理装置から受信した印刷情報の印刷処理を優先する制御手段と、を有することを特徴とする。
【0010】
本発明に係る第2の発明は、複数のデータ処理装置のそれぞれから受信した印刷情報に基づく印刷回数を記憶する印刷回数記憶手段を有し、前記算出手段は、複数のデータ処理装置のそれぞれ毎に、前記記憶手段に記憶されているエラー発生回数を前記印刷回数記憶手段に記憶されている印刷回数で割って、エラー発生頻度を算出することを特徴とする。
【0011】
本発明に係る第3の発明は、前記記憶手段に記憶されている発生回数は、印刷処理がエラーの発生によって正常に終了しなかった場合、インクリメントされることを特徴とする。
【0012】
本発明に係る第4の発明は、複数のデータ処理装置のそれぞれから受信した印刷情報は印刷優先度を有しており、前記制御手段は、エラー発生頻度がより低いデータ処理装置から受信した印刷情報の印刷優先度を他の印刷情報の印刷優先度より高く設定することを特徴とする。
【0013】
本発明に係る第5の発明は、複数のデータ処理装置のそれぞれから受信した印刷情報は印刷優先度を有しており、前記制御手段は、エラー発生頻度がより高いデータ処理装置から受信した印刷情報の印刷優先度を他の印刷情報の印刷優先度より小さく設定することを特徴とする。
【0014】
本発明に係る第6の発明は、印刷情報のホストコンピュータ識別情報に対応する発生回数を前記記憶手段から検索する検索手段を有し、印刷処理がエラーの発生によって正常に終了しなかった場合、前記検索手段により検索された発生回数がインクリメントされることを特徴とする。
【0015】
本発明に係る第7の発明は、所定の通信媒体を介して複数のデータ処理装置と通信可能な印刷制御装置における印刷制御方法であって、複数のデータ処理装置のそれぞれから受信した印刷情報に基づくエラー発生回数を複数のデータ処理装置のそれぞれ毎に記憶手段に記憶する記憶ステップと、前記記憶手段に記憶されている複数のデータ処理装置のそれぞれ毎のエラー発生回数に基づいてエラー発生頻度をそれぞれ算出する算出ステップと、前記算出ステップによりそれぞれ算出されたエラー発生頻度に基づいて、複数のデータ処理装置のそれぞれから受信した印刷情報のうち、エラー発生頻度が低いデータ処理装置から受信した印刷情報の印刷処理を優先する制御ステップとを有することを特徴とする。
【0016】
本発明に係る第8の発明は、複数のデータ処理装置のそれぞれから受信した印刷情報に基づく印刷回数を印刷回数記憶手段に記憶する印刷回数記憶ステップを有し、前記算出ステップは、複数のデータ処理装置のそれぞれ毎に、前記記憶手段に記憶されているエラー発生回数を前記印刷回数記憶手段に記憶されている印刷回数で割って、エラー発生頻度を算出することを特徴とする。
【0017】
本発明に係る第9の発明は、前記記憶手段に記憶されている発生回数は、印刷処理がエラーの発生によって正常に終了しなかった場合、インクリメントされることを特徴とする。
本発明に係る第10の発明は、複数のデータ処理装置のそれぞれから受信した印刷情報は印刷優先度を有しており、前記制御ステップは、エラー発生頻度がより低いデータ処理装置から受信した印刷情報の印刷優先度を他の印刷情報の印刷優先度より高く設定することを特徴とする。
本発明に係る第11の発明は、複数のデータ処理装置のそれぞれから受信した印刷情報は印刷優先度を有しており、前記制御ステップは、エラー発生頻度がより高いデータ処理装置から受信した印刷情報の印刷優先度を他の印刷情報の印刷優先度より小さく設定することを特徴とする。
本発明に係る第12の発明は、印刷情報のホストコンピュータ識別情報に対応する発生回数を前記記憶手段から検索する検索ステップを有し、印刷処理がエラーの発生によって正常に終了しなかった場合、前記検索ステップにより検索された発生回数がインクリメントされることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
本実施形態の構成を説明する前に、本実施形態を適用するに好適なレーザビームプリンタの構成について図1を参照しながら説明する。なお、本実施形態を適用するプリンタは、レーザビームプリンタまたはインクジェットプリンタに限られるものではなく、他のプリント方式のプリンタでもよいことは言うまでもない。
【0019】
図1は、本発明を適用可能な第1の出力装置の構成を示す断面図であり、例えばレーザビームプリンタ(LBP)の場合を示す。
【0020】
図において、1000はLBP本体であり、外部に接続されているホストコンピュータから供給される印刷情報(文字コード等)やフォーム情報あるいはマクロ命令等を入力して記憶するとともに、それらの情報にしたがって対応する文字パターンやフォームパターン等を作成し、記録媒体である記録紙等に像を形成する。
【0021】
1012は操作パネルで、操作のためのスイッチおよびLED表示器等が配されている。1001はプリンタ制御ユニットで、LBP本体1000全体の制御およびホストコンピュータから供給される文字情報等を解析する。このプリンタ制御ユニット1001は、主に文字情報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換してレーザドライバ1002に出力する。
【0022】
レーザドライバ1002は半導体レーザ1003を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ1003から発射されるレーザ光1004をオン・オフ切り換えする。レーザ光1004は回転多面鏡1005で左右方向に振らされて静電ドラム1006上を走査露光する。これにより、静電ドラム1006上には文字パターンの静電潜像が形成されることになる。この潜像は、静電ドラム1006周囲に配設された現像ユニット1007により現像された後、記録紙に転写される。
【0023】
この記録紙にはカットシートを用い、カットシート記録紙はLBP本体1000に装着した用紙カセット1008に収納され、給紙ロータ1009および搬送ローラ1010と搬送ローラ1011とにより、装置内に取り込まれて、静電ドラム1006に供給される。またLBP本体1000には、図示しないカードスロットを少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオプションフォントカード,言語系の異なる制御カード(エミュレーションカード)を接続できるように構成されている。
【0024】
〔第1実施形態〕
図2は、本発明の第1実施形態を示す出力制御装置を適用可能なをプリンタ制御システムの構成を説明するブロック図である。ここでは、レーザビームプリンタ(図1)を例にして説明する。なお、本発明の機能が実行されるのであれば、単体の機器であっても、複数の機器からなるシステムであっても、LAN等のネットワークを介して処理が行われるシステムであっても本発明を適用できることは言うまでもない。
【0025】
図において、3000はホストコンピュータで、ROM3のプログラム用ROMに記憶された文書処理プログラム等に基づいて図形,イメージ,文字,表(表計算等を含む)等が混在した文書処理を実行するCPU1を備え、システムバス4に接続される各デバイスをCPU1が総括的に制御する。
【0026】
また、このROM3のプログラム用ROMには、図11のフローチャートで示されるようなCPU1の制御プログラム等を記憶し、ROM3のフォント用ROMには上記文書処理の際に使用するフォントデータ等を記憶し、ROM3のデータ用ROMは上記文書処理等を行う際に使用する各種データを記憶する。
【0027】
2はRAMで、CPU1の主メモリ,ワークエリア等として機能する。5はキーボードコントローラ(KBC)で、キーボード(KB)9や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。6はCRTコントローラ(CRTC)で、CRTディスプレイ(CRT)10の表示を制御する。
【0028】
7はメモリコントローラ(MC)で、ブートプログラム,種々のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル等を記憶するハードディスク(HD),フロッピーディスク(FD)等の外部メモリ11とのアクセスを制御する。
【0029】
8はプリンタコントローラ(PRTC)で、所定の双方向性インタフェース(インタフェース)21を介してプリンタ1000に接続されて、プリンタ1000との通信制御処理を実行する。なお、CPU1は、たとえばRAM2上に設定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上でのWYSIWYGを可能としている。
【0030】
また、CPU1は、CRT10上の不図示のマウスカーソル等で指示されたコマンドに基づいて登録された種々のウインドウを開き、種々のデータ処理を実行する。
【0031】
プリンタ1000において、12はプリンタCPU(CPU)で、ROM13のプログラム用ROMに記憶された制御プログラム等あるいは外部メモリ14に記憶された制御プログラム等に基づいてシステムバス15に接続される各種のデバイスとのアクセスを総括的に制御し、印刷部インタフェース16を介して接続される印刷部(プリンタエンジン)17に出力情報としての画像信号を出力する。
【0032】
また、このROM13のプログラム用ROMには、図6,図7,図10のフローチャートで示されるようなCPU12の制御プログラム等を記憶する。ROM13のフォント用ROMには上記出力情報を生成する際に使用するフォントデータ等を記憶し、ROM13のデータ用ROMにはハードディスク等の外部メモリ14がないプリンタの場合には、ホストコンピュータ上で利用される情報等を記憶している。
【0033】
CPU12は入力部18を介してホストコンピュータとの通信処理が可能となっており、プリンタ内の情報等をホストコンピュータ3000に通知可能に構成されている。19はRAMで、CPU12の主メモリ,ワークエリア等として機能し、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。
【0034】
なお、RAM19は、出力情報展開領域,環境データ格納領域,NVRAM等に用いられる。また、前述したハードディスク(HD),ICカード等の外部メモリ14は、メモリコントローラ(MC)20によりアクセスを制御される。
【0035】
14は外部メモリで、オプションとして接続され、フォントデータ,エミュレーションプログラム,フォームデータ等を記憶する。また、1012は前述した操作パネルで、操作のためのスイッチおよびLED表示器等が配されている。
【0036】
また、前述した外部メモリは1個に限らず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオプションフォントカード,言語系の異なるプリンタ制御言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数接続できるように構成されていてもよい。
【0037】
さらに、図示しないNVRAMを有し、操作パネル1012からのプリンタモード設定情報を記憶するよにしてもよい。
【0038】
このように構成されたプリンタ制御システムにおいて、本システムでは、この外部メモリ14もしくは内蔵RAM19に図3で示される印刷エラーログデータを記憶させることが可能に構成されている。
【0039】
図3は、図2に示したプリンタ1000内部の記憶装置に記憶されるエラーログ情報のデータ例を示す図である。
【0040】
図において、ELD−1〜ELD−4は印刷エラーログデータで、それぞれホスト識別情報印刷回数 ,エラー発生回数等から構成され、外部メモリ14もしくは内蔵RAM19に記憶される。
【0041】
図4は、図2に示したホストコンピュータ3000から転送される印刷データフォーマットの一例を示す図である。
【0042】
図において、PDは印刷データで、ホスト識別情報と画像データから構成されている場合に対応する。本フォーマットは、一般的に使用されている印刷データのフォーマットに、送信されたホストコンピュータを識別するための情報(ホストコンピュータ識別情報)が付加されている。
【0043】
図5は、図2に示したプリンタ1000のメモリ資源に蓄積される印刷待ちの受信データ群(印刷待ちキュー)の一例を示す図であり、通常、受信データは受信した順番に記憶装置に記憶されるが、各印刷データPD−1〜PD−3には印刷の優先順位を示すための値(以下、印刷優先度値PRO)が付加されている。複数の印刷待ちデータが印刷装置に存在する場合、印刷優先度値が小さい方が先に印刷処理が行われるものとする。
【0044】
なお、これらの情報は、印刷が行われる際に、後述する図7に示されるフロチャートの手順によって更新される。
【0045】
以下、本実施形態の特徴的構成について図2等を参照して説明する。
【0046】
上記のように構成された所定の通信媒体を介して複数のデータ処理装置と通信可能な印刷制御装置であって、各データ処理装置(図2においては、ホストコンピュータ3000とプリンタ1000とが1対1に接続される場合を示すがN対Nで接続される場合を含む)から受信した印刷情報に基づくエラー発生情報を各データ処理装置毎にエラー情報履歴(図3に示した印刷エラーログデータに対応する)として記憶する記憶手段(RAM19のNVRAM領域に確保される)と、前記記憶手段に記憶されている各データ処理装置毎のエラー情報に基づいてエラー発生頻度をそれぞれ算出する算出手段(CPU12がROM13に記憶される制御プログラムを実行して算出処理する)と、前記算出手段によりそれぞれ算出された各エラー頻度に基づいて各データ処理装置から順次受信する各印刷情報の出力順序を決定する制御手段(CPU12がROM13に記憶される制御プログラムを実行して決定処理する)とを有するので、各データ処理装置毎のエラー情報履歴と関連付けてより印刷情報を管理して後続する印刷情報であっても先行して受信している印刷情報よりも先行して印刷処理できる。
【0047】
また、CPU12は、それぞれ算出された各エラー頻度が低いデータ処理装置からの印刷情報を優先して出力するように前記出力順序を決定するので、各データ処理装置毎のエラー情報履歴と関連付けてよりエラー発生頻度が低い印刷情報を優先して処理して、後続する印刷情報であっても先行して受信している印刷情報の処理エラーに阻害されることなく先行して印刷処理できる。
【0048】
さらに、RAM19のNVRAM領域には、各データ処理装置から受信した印刷情報中で設定される各設定データに基づくエラー発生情報を各データ処理装置毎に記憶し、CPU12は、前記記憶手段に記憶されている各データ処理装置毎のエラー情報に基づいてエラー発生頻度をそれぞれ算出するので、各データ処理装置の印刷情報中で設定される設定データ毎のエラー情報履歴と関連付けてよりエラー発生頻度が低い印刷情報を優先して処理して、後続する印刷情報であっても先行して受信している印刷情報の処理エラーに阻害されることなく先行して印刷処理できる。
【0049】
また、各データ処理装置から受信した印刷情報を生成したアプリケーションプログラム情報を識別する識別手段(CPU12がROM13に記憶される制御プログラムを実行して識別処理する)を有し、RAM19は、識別したアプリケーションプログラム情報に基づくエラー発生情報を各データ処理装置毎に記憶し、CPU12は、RAM19に記憶されている各データ処理装置毎のエラー情報に基づいてエラー発生頻度をそれぞれ算出するので、各データ処理装置の印刷情報を生成したアプリケーションプログラム情報を識別して、各アプリケーションプログラム情報毎のエラー情報履歴と関連付けてよりエラー発生頻度が低い印刷情報を優先して処理して、後続する印刷情報であっても先行して受信している印刷情報の処理エラーに阻害されることなく先行して印刷処理できる。
【0050】
上記のように構成された所定の通信媒体を介して複数の印刷装置と通信可能な印刷制御装置(ホストコンピュータ3000側に設けられるが、プリンタドライバ等のソフトウエアであってもいいし、専用ハードとして構成してもよい)であって、各印刷装置に転送した印刷情報に基づくそれぞれのエラー発生情報を各印刷装置から取得する取得手段(CPU1がROM3または外部メモリ11に記憶される制御プログラムを実行して取得処理する)と、前記取得手段が取得した各印刷装置毎のエラー発生情報を解析してエラー発生頻度の低い選択可能な印刷装置を優先して選択する選択手段(CPU1がROM3または外部メモリ11に記憶される制御プログラムを実行して選択処理する)と、前記選択手段の選択結果に基づいて要求される印刷情報の転送先を切り替え制御する制御手段(CPU1がROM3または外部メモリ11に記憶される制御プログラムを実行して制御する)とを有するので、印刷情報を転送しても印刷処理エラーとならない確率の高い印刷装置を優先して選択しながら要求される印刷情報を最適な印刷装置に自動転送することができる。
【0051】
図6は、本発明に係る出力制御装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、ホストコンピュータ3000のような外部機器から印刷データを受信した際のプリンタ1000内部での印刷データ選択処理(以下、印刷前処理)に対応する。なお、本処理を簡潔に説明するために、ここでは、印刷待ちデータは1つだけしか存在しないものとする。また、(1)〜(8)は各ステップを示す。
【0052】
まず、受信したデータが印刷データ(以下、受信データ)かどうかを判断し(1)、印刷データであると判断された場合には、プリンタ1000内部に印刷待ちのデータ(以下、印刷待ちデータ)があるか否かの判断を行い(2)、印刷待ちデータが印刷装置内部に存在していないと判断された場合には、印刷前処理は終了する。
【0053】
一方、ステップ(2)において、プリンタ1000内部に印刷待ちデータが存在すると判断された場合には、受信データと印刷待ちデータに含まれているホストコンピュータを示す情報(以下、ホストコンピュータ識別情報)をプリンタ1000内の第1,第2ホストコンピュータ識別レジスタ(RAM19または外部メモリ14に確保される)に記憶する(3)。
【0054】
次に、第1,第2ホストコンピュータ識別レジスタに格納されているホストコンピュータを識別し、対応する印刷回数とエラー発生回数を検索し、エラー発生回数/印刷回数の値(以下、エラー頻度情報)を第1,第2エラーレジスタ(RAM19または外部メモリ14に確保される)に記憶する(4)。
【0055】
次に、該第1,第2エラーレジスタに記憶されている各ホストコンピュータの各エラー頻度情報の比較を行い、第1エラーレジスタの値が第2エラーエラーレジスタの値より小さいかどうかを判断し(5)、小さいと判断した場合(ホストコンピュータ2のエラー発生率が高い場合)には、第1エラーデータの印刷優先度値(図5参照)を第2データの値よりも高く(小さく)設定して(6)、ステップ(8)へ進む。
【0056】
一方、ステップ(5)において、第1エラーエラーレジスタの値が第2エラーエラーレジスタの値より大きいと判断した場合(第1エラーホストコンピュータのエラー発生率が高い場合)には、第2エラーデータの印刷優先度値を第1エラーデータの値よりも高く(小さく)設定して(7)、ステップ(8)以降へ進む。
【0057】
次に、受信データを印刷待ちデータとして記憶装置の印刷キューに追加記憶させた後(8)、処理を終了する。
【0058】
このような手順によって、プリンタ1000のメモリ資源内に確保される印刷キューに記憶された印刷待ちデータは、データ中に含まれる印刷優先順位にしたがって印刷処理が行われる。
【0059】
以下、図7に示すフローチャートを参照して、(RAM19または外部メモリ14に確保される)印刷待ちデータの印刷処理について説明する。
【0060】
図7は、本発明に係る出力制御装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、印刷待ちデータの印刷処理に対応する。なお、(1)〜(5)は各ステップを示す。
【0061】
まず、印刷を行おうとする印刷データに含まれるホストコンピュータ識別情報を、例えばRAM19上に確保されるホストコンピュータレジスタに記憶する(1)。次に、ホストコンピュータレジスタに記憶されているホストコンピュータ識別情報に対応する印刷エラー情報をプリンタ1000のメモリ資源内に記憶される印刷エラーログ(図3参照)から検索し、印刷エラー情報に含まれている印刷回数の項目をインクリメントする(2)。そして、印刷データに含まれる画像印刷部の処理を行う(3)。
【0062】
次に、ステップ(3)の印刷処理が正常に終了したか否かを判断し(4)、印刷が正常に終了されたと判断された場合には、処理を終了する。
【0063】
一方、ステップ(4)で、ステップ(3)の印刷処理がエラー等の発生によって正常に終了しなかったと判断された場合には、ホストコンピュータレジスタに記憶されているホストコンピュータ識別情報に対応する印刷エラー情報を印刷エラーログから検索し、印刷エラー情報に含まれているエラー発生回数(図3参照)の項目をインクリメントして処理を終了する。
【0064】
これにより、プリンタ1000とホストコンピュータ3000との相性にしたがって印刷データの優先順位を制御することが可能となる。
【0065】
以下、本実施形態の特徴的構成についてさらに図6,図7等を参照して説明する。
【0066】
上記のように構成された所定の通信媒体(インタフェース,ネットワーク,イントラネットを含む)を介して複数のデータ処理装置と通信可能な印刷制御方法であって、あるいは所定の通信媒体を介して複数のデータ処理装置と通信可能なコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、各データ処理装置から受信した印刷情報に基づくエラー発生情報を各データ処理装置毎にメモリ資源に登録する登録工程(図6のステップ(4))と、前記メモリ資源に登録されている各データ処理装置毎のエラー情報に基づいてエラー発生頻度をそれぞれ算出する算出工程(図7のステップ(5))と、前記算出工程によりそれぞれ算出された各エラー頻度に基づいて各データ処理装置から順次受信する各印刷情報の出力順序を決定する決定工程(図6のステップ(5)〜(7))とを有するので、各データ処理装置毎のエラー情報履歴と関連付けて印刷情報を管理して後続する印刷情報であっても先行して受信している印刷情報よりも先行して印刷処理できる。
【0067】
〔第2実施形態〕
上記実施形態では、印刷装置側で受信した印刷データの送付先のホストコンピュータを識別して、該ホストコンピュータからの印刷データ処理に伴って発生するエラー履歴を管理して、エラー頻度の低いホストコンピュータから受信した印刷データを優先して印刷処理させることにより、当該印刷装置を出力先として指定しているユーザからの印刷データを自動的に優先選択して円滑に処理する場合について説明したが、ホストコンピュータから印刷データを出力する際に、各印刷装置に対して当該ホストコンピュータからの印刷データに基づくエラー履歴情報を取得して、よりエラー頻度の低い印刷装置を当該印刷データの転送先に自動的に設定するように構成してもよい。以下、その実施形態について説明する。
【0068】
図8, 図9は、本発明の第2実施形態を示す出力制御装置のメモリ資源に管理されるエラー情報の一例を示す図であり、図8はホストコンピュータ3000からプリンタ1000へ送信されるエラーログ要求データのフォーマットの一例に対応し、図9はプリンタ1000からホストコンピュータ3000に送信される印刷エラーログ情報を示すデータフォーマットの一例に対応する。
【0069】
以下、図10,図11に示すフローチャートを参照して、本発明に係る出力制御装置におけるデータ処理について説明する。
【0070】
図10は、本発明に係る出力制御装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、印刷装置側のデータ処理に対応する。なお、(1)〜(5)は各ステップを示す。
【0071】
まず、データ受信待ちを行い(1)、データを受信したと判断した場合には、受信したデータがエラーログ要求データか否かを判断し(2)、受信したデータがエラーログ要求データ以外のデータであると判断された場合には、通常の印刷処理を行い(3)、処理を終了する。
【0072】
一方、ステップ(2)で、受信したデータがエラーログ要求データと判断された場合には、エラーログ要求データに含まれているホストコンピュータ情報に対応するエラーログ情報の検索を行い、エラーログ検索処理の結果、エラーログ要求データに含まれているホストコンピュータ情報に対応するエラーログ情報が存在するかどうかを判断し(4)、エラーログ情報が存在しないと判断した場合には、処理を終了する。
【0073】
一方、ステップ(4)で、エラーログ情報が存在すると判断した場合には、検索されたエラーログ情報を、エラーログ要求データに含まれているホストコンピュータ情報に対応するホストコンピュータに送信して、処理を終了する。
【0074】
図11は、本発明に係る出力制御装置における第4のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、第2実施形態におけるホストコンピュータ側の印刷開始時のデータ処理に対応する。ここでは本処理を簡潔に説明するために、ホストコンピュータの接続されている印刷装置は2台第1,第2(印刷装置)のみとする。なお、(1)〜(5)は各ステップを示す。
【0075】
まず、図8に示したエラーログ要求データをホストコンピュータに接続されているすべての印刷装置に送信する(1)。次に、第1,第2印刷装置送信されてくる、図9で示したエラーログ情報を受信する(2)。
【0076】
そして、第1,第2印刷装置のエラーログ情報を基に以下の計算式を用いてエラーの発生頻度を、エラー発生頻度(=エラー発生回数/印刷回数)を算出するとともに、該算出された第1,第2印刷装置のエラー発生頻度の比較を行い(3)、第1印刷装置のエラー発生頻度が低い(第1印刷装置のエラー発生頻度<第2印刷装置のエラー発生頻度)と判断された場合には、印刷データを第1印刷装置に送信し(4)、処理を終了する。
【0077】
一方、ステップ(3)で、第2印刷装置のエラー発生頻度が低い(第1印刷装置のエラー発生頻度>第2印刷装置のエラー発生頻度)と判断された場合には、印刷データを第2印刷装置に送信して(5)、処理を終了する。
【0078】
これにより、印刷エラーの少ない印刷装置をホストコンピュータ側で選択して印刷データを送信することが可能となる。
【0079】
以下、本実施形態の特徴的構成についてさらに図10等を参照して説明する。
【0080】
上記のように構成された所定の通信媒体(インタフェース,ネットワーク,イントラネット等を含む)を介して複数の印刷装置と通信可能な印刷制御方法であって、あるいは所定の通信媒体を介して複数の印刷装置と通信可能なコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、各印刷装置に転送した印刷情報に基づくそれぞれのエラー発生情報を各印刷装置から取得する取得工程(図11のステップ(1),(2))と、該取得した各印刷装置毎のエラー発生情報を解析してエラー発生頻度の低い選択可能な印刷装置を優先して選択する選択工程(図11のステップ(3))と、該選択結果に基づいて要求される印刷情報の転送先を切り替える切替え工程(図11のステップ(4),(5))とを有するので、印刷情報を転送しても印刷処理エラーとならない確率の高い印刷装置を優先して選択しながら要求される印刷情報を最適な印刷装置に自動転送することができる。
【0081】
〔第3実施形態〕
上記第1実施形態では、印刷システム内に記憶される印刷エラーログ情報をホストコンピュータ単位で管理している場合について説明したが、印刷データが作成されたアプリケーションソフトウエア単位で管理することにより、アプリケーションと印刷装置との相性に対して印刷エラーの発生の頻度を制御することが可能となる。
【0082】
〔第4実施形態〕
上記第1実施形態では、印刷システム内に記憶される印刷エラーログ情報をホストコンピュータ単位で管理する場合について説明したが、印刷データ中に含まれる印刷環境を設定する変数単位で印刷エラーログを管理することにより、印刷環境と印刷装置との相性に対して印刷エラーの発生の頻度を制御することが可能となる。
【0083】
〔第5実施形態〕
上記各実施形態では、印刷エラーログ情報は印刷装置の記憶装置に記憶される場合について説明したが、印刷エラーログ情報はホストコンピュータを含む印刷システム内のあらゆる記憶装置に記憶させることができることは言うまでもない。
【0084】
以下、図12に示すメモリマップを参照して本発明に係る出力制御装置で読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
【0085】
図12は、本発明に係る出力制御装置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0086】
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0087】
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0088】
本実施形態における図6,図7,図10,図11に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0089】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0090】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0091】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM等を用いることができる。
【0092】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0093】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0094】
上記実施形態によれば、エラー発生頻度の低い印刷装置とホストコンピュータの組み合わせを印刷システム内で自動的に判断する機構を備えるので、印刷エラーの発生頻度の低減を図ることが可能となる。
【0095】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、エラー発生頻度が低いデータ処理装置からの印刷情報を優先して処理して、先行して受信している印刷情報のエラーに阻害されることがないようにすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な第1の出力装置の構成を示す断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す出力制御装置を適用可能なをプリンタ制御システムの構成を説明するブロック図である。
【図3】図2に示したプリンタ内部の記憶装置に記憶されるエラーログ情報のデータ例を示す図である。
【図4】図2に示したホストコンピュータから転送される印刷データフォーマットの一例を示す図である。
【図5】図2に示したプリンタのメモリ資源に蓄積される印刷待ちの受信データ群(印刷待ちキュー)の一例を示す図である。
【図6】本発明に係る出力制御装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る出力制御装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第2実施形態を示す出力制御装置のメモリ資源に管理されるエラー情報の一例を示す図である。
【図9】本発明の第2実施形態を示す出力制御装置のメモリ資源に管理されるエラー情報の一例を示す図である。
【図10】本発明に係る出力制御装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図11】本発明に係る出力制御装置における第4のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図12】本発明に係る出力制御装置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【符号の説明】
1 CPU
2 RAM
3 ROM
12 CPU
13 ROM
14 外部メモリ
19 RAM
1000 プリンタ
1001 プリンタ制御ユニット
3000 ホストコンピュータ
Claims (12)
- 所定の通信媒体を介して複数のデータ処理装置と通信可能な印刷制御装置であって、
複数のデータ処理装置のそれぞれから受信した印刷情報に基づくエラー発生回数を複数のデータ処理装置のそれぞれ毎に記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている複数のデータ処理装置のそれぞれ毎のエラー発生回数に基づいてエラー発生頻度をそれぞれ算出する算出手段と、
前記算出手段によりそれぞれ算出されたエラー発生頻度に基づいて、複数のデータ処理装置のそれぞれから受信した印刷情報のうち、エラー発生頻度が低いデータ処理装置から受信した印刷情報の印刷処理を優先する制御手段と、を有することを特徴とする印刷制御装置。 - 複数のデータ処理装置のそれぞれから受信した印刷情報に基づく印刷回数を記憶する印刷回数記憶手段を有し、
前記算出手段は、複数のデータ処理装置のそれぞれ毎に、前記記憶手段に記憶されているエラー発生回数を前記印刷回数記憶手段に記憶されている印刷回数で割って、エラー発生頻度を算出することを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。 - 前記記憶手段に記憶されている発生回数は、印刷処理がエラーの発生によって正常に終了しなかった場合、インクリメントされることを特徴とする請求項1或いは2に記載の印刷制御装置。
- 複数のデータ処理装置のそれぞれから受信した印刷情報は印刷優先度を有しており、
前記制御手段は、エラー発生頻度がより低いデータ処理装置から受信した印刷情報の印刷優先度を他の印刷情報の印刷優先度より高く設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の印刷制御装置。 - 複数のデータ処理装置のそれぞれから受信した印刷情報は印刷優先度を有しており、
前記制御手段は、エラー発生頻度がより高いデータ処理装置から受信した印刷情報の印刷優先度を他の印刷情報の印刷優先度より小さく設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の印刷制御装置。 - 印刷情報のホストコンピュータ識別情報に対応する発生回数を前記記憶手段から検索する検索手段を有し、
印刷処理がエラーの発生によって正常に終了しなかった場合、前記検索手段により検索された発生回数がインクリメントされることを特徴とする請求項3に記載の印刷制御装置。 - 所定の通信媒体を介して複数のデータ処理装置と通信可能な印刷制御装置における印刷制御方法であって、
複数のデータ処理装置のそれぞれから受信した印刷情報に基づくエラー発生回数を複数のデータ処理装置のそれぞれ毎に記憶手段に記憶する記憶ステップと、
前記記憶手段に記憶されている複数のデータ処理装置のそれぞれ毎のエラー発生回数に基づいてエラー発生頻度をそれぞれ算出する算出ステップと、
前記算出ステップによりそれぞれ算出されたエラー発生頻度に基づいて、複数のデータ処理装置のそれぞれから受信した印刷情報のうち、エラー発生頻度が低いデータ処理装置から受信した印刷情報の印刷処理を優先する制御ステップと、を有することを特徴とする印刷制御方法。 - 複数のデータ処理装置のそれぞれから受信した印刷情報に基づく印刷回数を印刷回数記憶手段に記憶する印刷回数記憶ステップを有し、
前記算出ステップは、複数のデータ処理装置のそれぞれ毎に、前記記憶手段に記憶されているエラー発生回数を前記印刷回数記憶手段に記憶されている印刷回数で割って、エラー発生頻度を算出することを特徴とする請求項7に記載の印刷制御方法。 - 前記記憶手段に記憶されている発生回数は、印刷処理がエラーの発生によって正常に終了しなかった場合、インクリメントされることを特徴とする請求項7或いは8に記載の印刷制御方法。
- 複数のデータ処理装置のそれぞれから受信した印刷情報は印刷優先度を有しており、
前記制御ステップは、エラー発生頻度がより低いデータ処理装置から受信した印刷情報の印刷優先度を他の印刷情報の印刷優先度より高く設定することを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の印刷制御方法。 - 複数のデータ処理装置のそれぞれから受信した印刷情報は印刷優先度を有しており、
前記制御ステップは、エラー発生頻度がより高いデータ処理装置から受信した印刷情報の印刷優先度を他の印刷情報の印刷優先度より小さく設定することを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の印刷制御方法。 - 印刷情報のホストコンピュータ識別情報に対応する発生回数を前記記憶手段から検索する検索ステップを有し、
印刷処理がエラーの発生によって正常に終了しなかった場合、前記検索ステップにより検索された発生回数がインクリメントされることを特徴とする請求項9に記載の印刷制御方法。
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