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JP3599511B2 - 情報収集制御システム - Google Patents

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JP3599511B2
JP3599511B2 JP35060896A JP35060896A JP3599511B2 JP 3599511 B2 JP3599511 B2 JP 3599511B2 JP 35060896 A JP35060896 A JP 35060896A JP 35060896 A JP35060896 A JP 35060896A JP 3599511 B2 JP3599511 B2 JP 3599511B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば都市ガス供給網における複数のガバナ部を遠隔で監視、制御するシステムに係り、特に、ガバナ部とそれらを監視、制御するセンタ監視装置間の通信による情報収集制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ガス供給網を区分した複数のブロックにそれぞれ配置されている複数のガバナ部と、各ブロック内のガバナ部を監視するセンタ監視装置間の遠隔監視システムにおいて、通常、ガス供給網における必要な情報を収集及び監視するための通信を行うとき、ガバナ部であらかじめ設定された条件値に達したとき、ガバナ部に関する情報がガバナ部からセンタ監視装置に自動的に公衆回線を通じて送信され、それをセンタ監視装置が受信することにより、センタ監視装置はガバナ部の状態を監視している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、地震発生時のような緊急時においては、公衆の通信回線が輻輳し、また、各ガバナが所定の条件値に達すると、各ガバナが同時にセンタ監視装置と通信を行おうとするおそれがある。このような場合、センタ監視装置は、緊急時に収集したい各ガバナ部に関する情報を得られず、各ガバナ部の状況を正確に把握することができない。
【0004】
そこで、本発明の目的は、緊急時において、各ガバナ部の少なくとも遮断状態に関する情報を迅速に収集し、且つ各ガバナ部に対して的確な制御を行う情報収集制御システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、本発明の第一の発明によれば、ガス供給網における複数のガバナ部と該ガバナ部を監視するセンタとの間の通信による情報収集制御システムにおいて、
通常時は、前記ガバナ部であらかじめ設定された条件値に達したとき、前記ガバナ部から前記センタに自動的に情報を送信する通常通信モードによって情報が収集され、
災害発生時は、所定の条件値を検出した前記ガバナ部が所定状態であるか否かの特定情報のみを送信する特定モードに切り替わり、当該特定モードによって該ガバナ部から前記センタへ前記特定情報が送信され、
該送信された特定情報に基づいて、該センタ側が前記ガバナ部の状態を推定することを特徴とする情報収集制御システムを提供することにより達成される。
【0006】
また、上記目的は、本発明の第二の発明によれば、上記第一の発明において、
前記災害発生時に、前記センタから前記所定状態であるガバナ部のみ前記特定情報を送信することを要求する旨の第一の指令が前記ガバナ部すべてに対して一斉に送信され、
前記特定モードであるガバナ部からの送信は、該第一の指令が受信されたときを基準に、順次行われることを特徴とする情報収集制御システムを提供することにより達成される。
【0007】
また、上記目的は、本発明の第三の発明によれば、上記第一の発明において、
前記特定モードであるガバナ部からの送信は、前記特定モードに切り替わったときを基準に、順次行われることを特徴とする情報収集制御システムを提供することにより達成される。
【0008】
また、上記目的は、本発明の第四の発明によれば、上記第一乃至第三の発明において、
さらに、前記センタから前記所定状態か否かにかかわらず前記特定情報を送信することを要求する旨の第二の指令が前記ガバナ部すべてに対して一斉に送信され、
該第二の指令が受信されたときを基準に、前記特定モードであるガバナ部から前記特定情報の送信が順次行われることを特徴とする情報収集制御システムを提供することにより達成される。
【0009】
また、上記目的は、本発明の第五の発明によれば、上記第一乃至第四の発明において、
さらに、前記センタから、前記ガバナを前記所定状態にするための制御指令が前記ガバナ部すべてに対して一斉に送信され、
該制御指令を受信したガバナ部によりそのガバナ部が前記所定状態にされ、
さらに、該制御指令又は前記特定情報を送信することを要求する旨の一斉指令が受信されたときを基準に、前記特定モードであるガバナ部からの前記特定情報の送信が順次行われることを特徴とする情報収集制御システムを提供することにより達成される。
【0010】
また、上記目的は、本発明の第六の発明によれば、上記第一乃至第五の発明において、
前記ガバナ部は、第一の所定値以上の地震強度を検知したとき、遮断する所定状態になり且つ前記特定モードへ切り替わることを特徴とする情報収集制御システムを提供することにより達成される。
【0011】
また、上記目的は、本発明の第七の発明によれば、上記第一乃至第五の発明において、
前記ガバナ部は、第一の所定値以上の地震強度を検知したとき、遮断する所定状態にならないが前記特定モードへ切り替わり、第一の所定値より大きい第二の所定値以上の地震強度を検知したとき、前記遮断する所定状態になることを特徴とする情報収集制御システムを提供することにより達成される。
【0012】
また、上記目的は、本発明の第八の発明によれば、上記第一乃至第七の発明において、
前記複数のガバナ部それぞれの前記特定情報を送信する時刻は、前記第一及び第二の指令を受信したとき又は前記特定モードに切り替わったときを基準にあらかじめ設定されていることを特徴とする情報収集制御システムを提供することにより達成される。
【0013】
また、上記目的は、本発明の第九の発明によれば、上記第一乃至第八の発明において、
前記特定モードによる情報収集が終了した後、前記センタからの一斉指令により、又はあらかじめ設定された時間の経過によって自動的に、前記ガバナ部の特定モードが解除されることを特徴とする情報収集制御システムを提供することにより達成される。
【0014】
また、上記目的は、本発明の第十の発明によれば、上記いずれかの発明において、
前記複数のガバナ部と前記センタとの間の前記通常通信モード及び前記特定モードの通信は、公衆回線によって行われることを特徴とする情報収集制御システムを提供することにより達成される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。しかしながら、本発明の技術的範囲がこの実施の形態に限定されるものではない。
【0016】
図1は、複数のブロックに区分されたガス供給網の概念図である。図1によれば、ガス供給元管10内を流れるガスは、複数のブロックK(K1、・・・、Kn)毎に供給される。ブロックK毎に供給されたガスは、さらに複数に分割されたブロックL(L1、・・・、Ln)に供給される。そして、ブロックLは、例えば50のような多数のガバナ部を有しており(一部のみ図示)、それぞれのガバナ部にガスが供給される。ガバナ部に供給されたガスは、その中のガバナにより適切なガス圧に変換され、ガス需要者に供給される。
【0017】
図2は、上記ガバナ部の概略図を示す。ガバナ部1内には、高圧ガスを中圧又は低圧に変換するガバナ2と、それに供給されるガス圧を検知する一次圧力センサP1、ガバナ2からガス需用者に供給されるガス圧を検知する二次圧力センサP2及びガバナ2内を流れるガスの開度/流量計11が備えられている。また、番号3は、センタとの通信を行う通信装置である。
【0018】
図3は、1つのブロックL内のガバナ部1を監視するガバナ監視システムの概略図である。図3によれば、番号4はセンタ監視装置(以下センタという)であり、複数のガバナ2(2a、・・・、2n)の動作を例えば無線通信回線を介して遠隔監視及び制御する装置である。通信は、ガバナ部1にそれぞれ設置されているガバナ通信装置3(3a、・・・、3n)とセンタ4に設けられているセンタ通信装置9の間で、通常、無線公衆回線を介して行われる。
【0019】
そして、このシステムによって、例えば地震が発生した場合に、二次災害の未然防止などの観点から、ガバナ2へのガス供給の停止するため、後述するように、センタ4からガバナ部1にガバナ部1内のガス遮断電磁弁を遮断する指令などが送信されたり、また、ガバナ通信装置3からガス遮断電磁弁が遮断されたか否かの遮断情報などがセンタ4に送信される。
【0020】
図4は、地震発生時におけるガバナ部1の動作及び監視のブロック概略図である。ガバナ部1内に設けられた地震計6が地震を検知すると、検知された地震の強度を加速度(gal)及びSI値(カイン)としてガバナ通信装置3の入力部に入力され、さらに、その強度情報が図示されないセンタ4に通信部から送信される。また、上記SI値は、ガス遮断電磁弁8の遮断制御を行うSI遮断盤7に入力され、SI遮断盤7は、入力されたSI値が遮断条件である所定の設定閾値以上の場合は、ガス遮断電磁弁8を遮断する。また、SI遮断盤7は、センタ4からの遮断指令によってもガス遮断電磁弁8を遮断する。さらに、SI遮断盤7は、ガス遮断電磁弁8が遮断されたか否かの遮断情報をガバナ通信装置3に入力し、そこからセンタ4に送信することも可能である。
【0021】
このようなセンタ通信装置9とガバナ通信装置3との通信において、地震発生時のような場合は、様々な警報などの送信によって無線公衆回線が輻輳するおそれがあり、センタ4とすべてのガバナ2との間をそれぞれ別々の回線でつなぎ、各ガバナと個々に通信することが困難な場合がある。
【0022】
そこで、センタ4は、例えば、各ブロックL内のガバナ部1の遮断情報などをいち早く収集し、ガバナ部1に対して適切な指令を与える必要がある。そのために、センタ4が監視する1つのブロックL内の50のガバナのうち、適当に選ばれた例えば3つのガバナ2が、独自の自営無線回線によって、センタ4と結ばれている。
【0023】
これにより、地震発生時などの緊急時における無線公衆回線の輻輳と無関係に、素早く各ブロックL内の上記3つのガバナ2の遮断情報などを収集することができる。この自営無線回線はすべてのガバナに対して設けることが好ましいが、独自の無線回線を設けるには、高額な通信機器が必要であり、多大な費用がかかる。そこで、少ない自営無線回線網からの情報に基づいて、以下のような判断がなされる。
【0024】
センタ4に、3つのガバナのガス遮断電磁弁8すべてが遮断されている情報が収集された場合、そのブロックL内の他のガバナの多くが遮断されていると推定する。さらに、地震計6及びそれが設置されている地盤条件のばらつきなどにより、遮断していないガバナも存在する可能性もあると推定される。従って、安全確保の観点から、そのブロックL内すべてのガバナのガス遮断電磁弁8を遮断する旨の指令が後述する一斉同報指令によりセンタ4から送信される。
【0025】
また、3つのガバナのうち1つのガバナのみがそのガス遮断電磁弁を遮断した情報が収集された場合は、そのブロックL内の他のガバナ部1の多くは遮断されていないと推定する。この場合は、至急そのブロックL内のガバナ部1をすべて遮断するほどの緊急性はないと判断し、遮断していないガバナ部1に対してのガスの供給は継続され、また、遮断したガバナ部1に対しては、人による点検を行い、その開閉が判断される。
【0026】
しかしながら、3つのガバナのうち2つのガバナ部1が遮断されている情報が収集された場合は、そのブロックL内の他のガバナ部1の遮断状況を推定することが困難である。また、上記した1つのガバナが遮断されている場合であっても、他のガバナの実際の状態を把握することはできない。より安全サイドに立った観点からガバナ部1すべてを遮断してもよいが、地震による被害のない区域でのガス供給を停止することは好ましくない。そこで、本発明においては、図5に示すようなフローチャートに従って、公衆無線回線により、ガバナの遮断状況をより正確且つ迅速に把握する。
【0027】
図5によれば、地震が発生し、ガバナ部1内の地震計6が所定の条件設定値以上のgal値及びSI値を感知すると(ステップS1、2及び3)、センタ4との通信モードが通常通信モードから特定情報送信モード(以下特定モードという)に切り替わる(ステップS4)。
【0028】
通常通信モードとは、公衆無線回線を通じて、各ガバナ部1が所定の条件値に達したとき、同時にセンタ4に対して自動的に様々な情報を送信するときのモードをいう。また、特定モードとは、ガバナ部1がセンタ4に遮断したか否かなどの特定の情報のみを順次送信するモードである。地震発生時のような緊急事態発生時において、公衆無線回線が輻輳する可能性が高いので、1つ又は最小限の回線数によって必要最小限の特定情報をセンタ4に迅速に送信するためのモードである。
【0029】
この特定モードに切り替わったガバナの動作について、図5のフローチャートに基づいてさらに詳述する。特定モードに切り替わったガバナ部1は、センタ4からの一斉同報指令を受信する(ステップS5)。一斉同報指令は、センタ4からすべてのガバナ部1に対して送信される上記特定情報の送信を要求する指令である。即ち、通常通信モードにおいては、センタ4からは、各ガバナ部1の有する固有の局番宛に指令が送られ、その局番を有するガバナ部1のみが受信する。一方、一斉同報指令は、例えばブロックL内のガバナ部すべてが有する共通の局番宛に指令が送られ、ガバナ部すべてが受信するが、特定モードに切り替わったガバナ部のみがその一斉同報指令に対して応答する。
【0030】
また、センタ4に送信される特定情報は、例えば、ガバナ部1のガス遮断電磁弁8が遮断されたか否かの遮断情報である。この特定情報は、地震発生時のような緊急時において必要最小限の情報であって、それのみを収集することで、多数のガバナとの通信に要する時間を短縮して緊急時に即応することができる。
【0031】
そして、上記ステップS5における一斉同報指令は、例えば、遮断したガバナ2のみ遮断情報を送信することを要求する「遮断局のみ応答ガバナ遮断情報収集コマンド」である。これにより、ガス遮断電磁弁8が遮断されたガバナ部1のみが、遮断情報を送信する。即ち、センタ4が各ガバナ部1からの応答を受信した場合は、応答したガバナ部1はガス遮断電磁弁8が遮断していることを意味する。従って、例えば、ガバナ通信装置3の故障により、正確な通信データが送信できず、センタ4が正常な通信データを受信できなかった場合であっても、センタ4が何らかの応答信号を受信をした場合は、その信号を送信したガバナ部1は遮断されていると推定することができる。
【0032】
ステップS5において、センタ4からの一斉同報指令を受信すると、ガバナ部1は特定モードを所定時間経過後に自動的に解除するために、あらかじめ設定された解除時間をセットする(ステップS6)。また、特定モードを解除するための一斉指令をセンタ4から送信することにより特定モードを解除してもよく、その場合は、このステップは行われなくともよい。
【0033】
さらに、ステップS7において、ガバナ部1が遮断されている場合は、ガバナ部1は、上記一斉同報指令を受信したときを基準時として時刻合わせを行い、各ガバナ部1それぞれがセンタ4に特定情報を送信する時間即ち自局送信待時間をセットする(ステップS8)。具体的には、1つのブロックL内の複数のガバナ部1はそれぞれ例えば1a、1b、・・・のような固有の局番が付与されている。そして、図6のガバナ部1の局番と送信時間の関係を示す図のように、上記基準時から局番の若い順番に所定時間(例えばt秒間)、上記特定情報をセンタ4への送信を開始する。
【0034】
図6によれば、例えば、1番目に送信するガバナ部1aは待ち時間なしに上記一斉同報指令受信と同時に特定情報をt秒間送信する。続いて、2番目のガバナ部1bは上記基準時からt秒間の自局送信待時間経過後に特定情報を送信する。同様に、n番目のガバナ部1nは(n−1)t秒間の自局送信待時間が設定され、上記基準時から(n−1)t秒後に送信が開始される。
【0035】
このようにして、特定モードに切り替わり、且つ遮断されているガバナ部1は自局送信待時間経過したときに(ステップS9)、特定情報をセンタ4に送信する(ステップS10)。
【0036】
また、図6における3番目のガバナのように、送信が行われない場合がある。これは、ガバナ部1が特定モードに切り替わっていない(即ち遮断もされていない)か、又は特定モードに切り替わっているが遮断されていないかのいずれかである。従って、センタ4によって特定情報が受信されなかった時間から、どのガバナが遮断されていないかを推定することができる。但し、ガバナ通信装置3が故障し送信ができない場合も、センタ4はそのガバナ部1の送信時刻に特定情報を受信しない。
【0037】
このようにして、一斉同報指令に応答したガバナ部1の数から、ブロック内における遮断されたガバナ部1の数が概略把握することができる。即ち、一斉同報指令に対して応答をしないガバナ部1は、ガス遮断電磁弁8が遮断されていない、若しくはガバナ通信装置3が通信不能になっている場合のいずれかである。従って、50カ所のガバナ部1に対して応答したガバナ部1の数から、そのブロックすべてのガバナ部1を遮断すべきか否かを判断するためのより正確な情報を収集することができる。
【0038】
上述による情報収集において、例えば、応答したガバナ部1の数が少ない場合、ガバナ部1すべてを遮断すべきか否かの判断がまだ困難な場合がある。応答しなかったガバナ部1のガス遮断電磁弁8が遮断されているかどうかわからないからである。そこで、次に、再度、センタ4は一斉同報指令を送信し(ステップS11)、特定情報を収集する。この二回目の一斉同報指令は、「全局応答ガバナSI遮断情報収集コマンド」であり、センタ4は、ブロックL内のすべてのガバナ部1に対して、遮断されているか否かを応答することを要求する旨の指令を送信する。即ち、遮断しているガバナは再度遮断したという情報を送信するが、上述の一回目の特定情報収集と異なり、遮断していないガバナ部1は、遮断していない旨をセンタ4に送信する。
【0039】
従って、この二回目の特定情報収集は、一回目の情報収集におけるステップS7に該当する段階を経ずに、一斉同報指令を受信したガバナすべてが自局送信待ち時間をセットし(ステップS8)、各ガバナ部1毎の自局送信待ち時間経過後(ステップS9)、それぞれの遮断状況を送信する(ステップS10)。
【0040】
二回の情報収集が終了した後、所定の設定時間が経過すると(ステップS12)、特定モードが解除され(ステップS13)、通常通信モードに戻る。
【0041】
上述のようなフローによって得られた一回目の情報と二回目の情報とを照合すると、ガバナ部1の遮断状況を図7のように判断することができる。
【0042】
図7によれば、ガバナ部1aは、一回目が無応答であり、2回目が遮断していない旨の応答であるので、確実に遮断していないと判断される。
【0043】
ガバナ部1bは、一回目が応答有りで、2回目も遮断された旨の応答であるので、確実に遮断していると判断される。
【0044】
ガバナ部1cは、一回目が無応答であり、2回目も無応答である場合である。この場合は、一回目により、遮断していないと推定されるが、二回目の無応答により、特定モードに切り替わっていない(遮断もされていない)か、通信装置が故障していると推定され、ガバナの遮断状況は不明である。
【0045】
ガバナ部1dは、1回目が通信データが不完全な応答有りで、2回目が無応答である場合である。この場合は、一回目の応答により遮断されていると推定されるが、二回目の無応答により、通信装置の故障が発生していると判断され、その確度は高くない。
【0046】
ガバナ部1eは、一回目が応答有りで、2回目が無応答である場合である。この場合は、一回目に応答があるので、遮断されていると判断される。しかし、二回目が無応答であるので、その後又は時々通信不能に陥る通信装置の故障が推定される。
【0047】
ガバナ部1fは、一回目が通信データが不完全な応答有りで、2回目が遮断された旨の応答有りの場合である。この場合は、一回目の応答により、遮断されていることが推定されるが、2回目の応答によりそれが確認される。また、一回目の応答により、通信装置も故障している可能性があると推定される。
【0048】
ガバナ部1gは、一回目が無応答であり、2回目が通信データが不完全な応答である。この場合は、一回目が無応答であるので、遮断されていないと推定されるが、二回目も通信データエラーのため通信装置の故障の可能性も高く、その確度はあまり高くない。
【0049】
ガバナ部1hは、一回目が応答有りで、2回目が通信データが不完全な応答の場合である。この場合は、一回目の応答により、遮断されていると判断されるが、二回目の応答により、通信装置が時々通信不能に陥る程度の故障であることが推定される。
【0050】
ガバナ部1iは、一回目及び二回目ともに通信データが不完全な応答の場合である。この場合は、一回目に応答があるので、遮断されていると推定され、通信装置も正常通信ができない程度に故障していると推定される。
【0051】
地震発生直後の自営通信網による限定的な情報収集に続いて、最初に最も重要な遮断情報を遮断したガバナ部のみから収集する一回目の情報収集を行い、さらに、可能ならば上記二回目の情報収集を行う。このように、遮断情報を2回収集することにより、ガバナ部1のさらに正確な遮断状況を知ることができる。
【0052】
そして、一回の情報収集又は二回の情報収集によって、ブロック内の例えば半数以上のガバナ部1が遮断されていることが判明し、安全確保の観点からブロック内のガバナすべてを遮断することが好ましいと判断された場合、センタ4は、さらに、ブロック内のすべてのガバナ部1に対して、ガス遮断電磁弁8を遮断する旨の一斉制御指令を送信することが可能である。
【0053】
図8は、一回目の情報収集が終了した後、一斉制御指令が送信される場合のフローチャートを示す。図8におけるステップS1乃至ステップS10までは、図5の場合と同様であるので、その説明を省略する。
【0054】
ステップS21において、センタ4から送信された一斉制御指令が受信されると、この指令を受信した特定モードに切り替わっているガバナ部1のうちガス遮断電磁弁8が遮断されていないガバナ部1のみが上記指令受信と同時にガス遮断電磁弁8を遮断する(ステップS22)。そして、上述の二回目の情報収集と同様に、上記一斉制御指令を受信したときを基準時として、ブロックL内の特定モードに切り替わったすべてのガバナ部1の自局送信待ち時間がセットされ(ステップS8)、それぞれの送信待ち時間が経過すると(ステップS9)、センタ4に特定情報である遮断状況を送信する(ステップS10)。
【0055】
また、センタ4は上記一斉制御指令を送信した後に、一斉同報指令を送信してもよく、その場合は、その一斉同報指令を受信したときを基準に、上記ステップS8乃至ステップS10が行われるようにしてもよい。
【0056】
このとき応答がない時間に対応するガバナ部1は、二回目の情報収集と同様、特定モードに切り替わっていないか、或いは、ガバナ通信装置3の通信不能、遮断盤7の故障、若しくは、それら両方のいずれかであると推定される。
【0057】
一斉制御指令に対する応答が終了した後、所定の設定時間が経過すると(ステップS12)、特定モードが解除され(ステップS13)、通常通信モードに戻る。
【0058】
このように、ガバナ部1から情報を一斉収集するのみならず、遮断制御も一斉に行うことにより、より安全性の高い迅速なガバナ監視が可能となる。
【0059】
また、この一斉制御指令が送信されるのは、上記一回目の情報収集の後又は上記二回目の情報収集の後どちらでもよい。即ち、すべてのガバナ部1を遮断すべきと判断されたときでよい。図8のフローチャートのように上記一回目の情報収集の後に、この一斉制御指令が出された場合は、上記二回目の情報収集に代わって、ガバナ部1が遮断されたか否かの確認のための情報収集となる。
【0060】
一方、上記一回目の情報収集又は上記二回目の情報収集が終了し、ガバナを遮断する必要なしと判断された場合は、遮断されていないガバナ部1へのガス供給はそのまま継続し、遮断されているガバナ部1に対しては、人による点検を行ったのち、その開閉を判断する。
【0061】
ところで、上記本発明の実施の形態では、センタ4からの一回目の一斉同報指令によって、ガバナ部1は特定情報の送信を順次開始するが、本発明の別の実施の形態においては、特定モードに切り替わったときを基準時として、自動的に特定情報をセンタ4に送信するようなシステムにしてもよい。
【0062】
このような場合におけるフローチャートを図9に示す。図9は、図5及び8と同様に、ガバナ部1の地震計6が、所定の条件設定値以上の地震の強度をその加速度(gal)及びSI値(カイン)として検知すると、ガバナ部1自身が自動的に特定モードに切り替わる。そして、特定モードに切り替わったガバナ部1は、センタ4からの一斉同報指令を待たずに、特定モードに切り替わったときを基準時として、自局送信待ち時間をセットし、この自局送信待ち時間経過後に遮断情報を送信する。即ち図5及び8におけるステップS5の段階がない。
【0063】
そして、図9においては、上記一斉同報機能がない場合に全ガバナ部を遮断すべきと判断されたときにおける遮断制御の流れを示す。センタ4は遮断していない各ガバナ部1毎に順次遮断指令を送信する。各ガバナ部1によって各々の遮断指令が受信されると(ステップS31)、その遮断指令を受信したガバナ部1は、遮断後(ステップS32)、遮断確認情報をセンタ4に送信する(ステップS33)。センタ4は、これによって個々のガバナ部1の遮断を確認する。この遮断制御が終了し(ステップS34)、特定モード解除時間が経過すると(ステップS12)、特定モードは解除され(ステップS13)、通常通信モードに戻る。
【0064】
また、上記一回目の情報収集は、一斉同報指令なしに行われるが、一斉同報機能がある場合は、二回目の情報収集又は遮断制御は、上述の一斉指令(ステップS11又はステップS21)に基づいて行われてもよい。
【0065】
ここで、特定モードに切り替わるための所定の条件設定値は、上述のガス遮断電磁弁8を遮断するための遮断設定値と同じであってもよいし、遮断設定値より小さい値であってもよい。即ち、遮断設定値より小さいが切り替え設定値より大きい値を検知した場合は、そのガバナ部1のガス遮断電磁弁8は遮断されないが、そのガバナ部1は特定モードに切り替わる。これは、より多くのガバナを特定モードに切り替えることにより、上記一斉同報指令が出されたときに、より多くのガバナ部1から遮断及び非遮断の情報を収集するためである。
【0066】
また、本実施の形態のように特定モードに切り替わったガバナ部1が一斉同報指令を待たずに特定情報を送信する場合は、他のガバナ部1との時刻合わせができないので、上記特定モードに切り替わった時間を基準に各ガバナ部1それぞれが自局送信待ち時間を設定する。但し、各ガバナ部1によって切り替え設定値以上の地震強度を検知する時刻が異なる可能性があり、この自局送信待ち時間は、ある程度の幅をもって設定することが好ましい。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明によれば、コストのかかる自営無線通信網を設けることなく公衆無線回線を用いることにより、低価格でセンタ監視装置がガバナを監視する情報収集制御システムを構築することができる。
【0068】
さらに、本発明による情報収集制御システムにより、センタ監視装置が監視するガバナ部の重要性の高い情報から先に迅速に且つ比較的正確に把握することができる。これにより、地震発生時のような緊急時において迅速な判断が求められるガス供給遮断などの判断を、より正確に且つ迅速に行うことが可能である。
【0069】
さらに、情報収集終了後、特定モードが速やかに解除されることにより、さらに必要な情報を迅速に収集することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガス供給系統ブロックの概念図である。
【図2】ガバナの概略図を示す。
【図3】ガバナを監視するガバナ監視システムの概略図である。
【図4】地震発生時におけるガバナ部1の動作及び監視のブロック概略図である。
【図5】本発明の実施の形態を示すフローチャートである。
【図6】ガバナの局番と送信時間の関係を示す図である。
【図7】一回目及び二回目の情報収集により推定されるガバナの状態を示す図である。
【図8】本発明の別の実施の形態を示すフローチャートである。
【図9】本発明の更なる別の実施の形態を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ガバナ部
2 ガバナ
3 ガバナ通信装置
4 センタ監視装置
6 地震計
7 SI遮断盤
8 ガス遮断電磁弁

Claims (10)

  1. ガス供給網における複数のガバナ部と該ガバナ部を監視するセンタとの間の通信による情報収集制御システムにおいて、
    通常時は、前記ガバナ部であらかじめ設定された条件値に達したとき、前記ガバナ部から前記センタに自動的に情報を送信する通常通信モードによって情報が収集され、
    災害発生時は、所定の条件値を検出した前記ガバナ部が所定状態であるか否かの特定情報のみを送信する特定モードに切り替わり、当該特定モードによって該ガバナ部から前記センタへ前記特定情報が送信され、
    該送信された特定情報に基づいて、該センタ側が前記ガバナ部の状態を推定することを特徴とする情報収集制御システム。
  2. 請求項1において、
    前記災害発生時に、前記センタから前記所定状態であるガバナ部のみ前記特定情報を送信することを要求する旨の第一の指令が前記ガバナ部すべてに対して一斉に送信され、
    前記特定モードであるガバナ部からの送信は、該第一の指令が受信されたときを基準に、順次行われることを特徴とする情報収集制御システム。
  3. 請求項1において、
    前記特定モードであるガバナ部からの送信は、前記特定モードに切り替わったときを基準に、順次行われることを特徴とする情報収集制御システム。
  4. 請求項1乃至3において、
    さらに、前記センタから前記所定状態か否かにかかわらず前記特定情報を送信することを要求する旨の第二の指令が前記ガバナ部すべてに対して一斉に送信され、
    該第二の指令が受信されたときを基準に、前記特定モードであるガバナ部から前記特定情報の送信が順次行われることを特徴とする情報収集制御システム。
  5. 請求項1乃至4において、
    さらに、前記センタから、前記ガバナを前記所定状態にするための制御指令が前記ガバナ部すべてに対して一斉に送信され、
    該制御指令を受信したガバナ部によりそのガバナ部が前記所定状態にされ、
    さらに、該制御指令又は前記特定情報を送信することを要求する旨の一斉指令が受信されたときを基準に、前記特定モードであるガバナ部からの前記特定情報の送信が順次行われることを特徴とする情報収集制御システム。
  6. 請求項1乃至5において、
    前記ガバナ部は、第一の所定値以上の地震強度を検知したとき、遮断する所定状態になり且つ前記特定モードへ切り替わることを特徴とする情報収集制御システム。
  7. 請求項1乃至5において、
    前記ガバナ部は、第一の所定値以上の地震強度を検知したとき、遮断する所定状態にならないが前記特定モードへ切り替わり、第一の所定値より大きい第二の所定値以上の地震強度を検知したとき、前記遮断する所定状態になることを特徴とする情報収集制御システム。
  8. 請求項1乃至7において、
    前記複数のガバナ部それぞれの前記特定情報を送信する時刻は、前記第一及び第二の指令を受信したとき又は前記特定モードに切り替わったときを基準にあらかじめ設定されていることを特徴とする情報収集制御システム。
  9. 請求項1乃至8において、
    前記特定モードによる情報収集が終了した後、前記センタからの一斉指令により、又はあらかじめ設定された時間の経過によって自動的に、前記ガバナ部の特定モードが解除されることを特徴とする情報収集制御システム。
  10. 上記いずれかの請求項において、
    前記複数のガバナ部と前記センタとの間の前記通常通信モード及び前記特定モードの通信は、公衆回線によって行われることを特徴とする情報収集制御システム。
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