JP3598638B2 - スクロール型圧縮機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スクロール型圧縮機に係り、特に、体積効率の向上と円滑な運動を達成することができるスクロール型圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】
燃料電池用スクロール型圧縮機において、吐出空気へのオイルの混入を防ぐためバネ部材及び複数個のグリス封入された軸受けを用い、潤滑オイルが少ない場合の構造部材のフレーキングおよび摺動面の焼き付きなどの不具合の発生を防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ロータ回りにさらに大きなモーメントが発生する大容量、高圧力の圧縮機においては、軸受けを保持する弾性体のバネ定数を小さく設定した場合、弾性体はロータの遠心力と圧縮反力によるロータ中心回りのモーメントを受けて大きく変形し、ロータとステータのスクロール歯間のクリアランスが大きくなるため体積効率の低下の原因となり、逆に、バネ定数を大きくした場合、バネの変形に対し大きな負荷変動を生じる問題点がある。
【0004】
本発明は、叙上の問題点に鑑みて創出されたものであり、その目的とするところは、体積効率の向上及び円滑な運転を可能とするスクロール型圧縮機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1記載の手段を採用することができる。
この手段によると、スクロール型圧縮機は、クランクシャフトによって駆動されることにより可動スクロール部材がクランクシャフトの回りに公転すると、可動スクロール部材には公転運動に伴い作動室での圧力差によって生じる圧縮反力および遠心力が働く。
可動スクロールには該圧縮反力と遠心力との合力により、クランク部の周りに自転しようとするモーメントが生じる。そして、ハウジングに回転可能に支持された補助クランクシャフトは、可動スクロール部材に組み込まれた弾性体を介しこのモーメントを受けるため、可動スクロール部材に対する自転は防止され、可動スクロール部材は公転運動をする。そして、可動スクロール部材の渦巻体と固定スクロール部材の渦巻体の噛み合いによって形成される作動室は、外周部から次第に中心部へ移動しながら容積を連続的に縮小させる。それによって圧縮すべき空気を圧縮することができる。
この時、上記弾性体は、可動スクロール部材の中心に対し円周方向の力を受けるが径方向のバネ定数に対して円周方向の変形に対するバネ定数を大きく設定しているため、可動スクロール部材の自転量を小さく抑えることが可能である。また、クランクシャフトと補助クランクシャフトの加工誤差吸収手段として可動スクロール部材に組み込まれた上記弾性体は、円周方向のバネ定数に対して径方向のバネ定数を小さくしてあるため、弾性体の径方向の変形に必要な力は小さい。従って、弾性体は径方向に容易に変形し、円滑な運転が可能である。
以上のように、本発明は円滑な公転運動を可能にすると共に、可動スクロール部材の自転量を小さくできるので、可動スクロール部材と固定スクロール部材間のクリアランスを小さくすることができ、体積効率の低下を防止することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の第1実施形態を図1から図6に基づいて説明する。
図において、リアハウジング2の中央孔に保持された軸受7,21にはクランクシャフト4が回転自在に支持され、クランクシャフト4には回転軸より公転半径Rk1だけ偏心してクランク部15が形成されている(図2参照)。クランクシャフト4には偏心部分に作用する遠心力を相殺するためのバランスウエイト11,12が一体的に取付けられ可動スクロール3の動的バランスを取っている。可動スクロール3の中央孔には軸受6が配置されクランクシャフト4のクランク部15が回転自在に係合している。従って、クランクシャフト4の回転を受け可動スクロール3は半径Rk1を半径とした円軌跡で公転運動を行うことになる。可動スクロール3の端板3aの両側には渦巻状の歯3b,3cが形成されている。また、リアハウジング2とクランクシャフト4の間にはシャフトシール13が配置され、圧縮空気の漏洩を防止している。また、リアハウジング2とフロントハウジング1の周面には圧縮すべき空気を吸入する吸入ポート、上部には圧縮空気を吐出する吐出ポートが形成されており、可動スクロール3の公転運動に伴い空気を吸入、圧縮、吐出する。
固定スクロールを構成するフロントハウジング1の端板上に形成される渦巻状の歯、即ち、渦巻体1aと、可動スクロール3に形成される渦巻状の歯、即ち、渦巻体3bは1個以上の三日月形の作動室16を形成している。また、固定スクロールを構成するリアハウジング2の端板上に形成される渦巻状の歯、即ち、渦巻体2aと、可動スクロール3に形成される渦巻状の歯、即ち、渦巻体3cは1個以上の三日月形の作動室17を形成している。
【0007】
可動スクロール3の端板3aには、複数の軸方向の円形穴22が円周方向に均等に配分して設けられており、図3に示されるように、円形穴22には弾性部材、好ましくは略波板状のバネ部材14を介して軸受10が配設されている。より詳しくは、円形穴22の内周と軸受10の外周との間には弾性部材、好ましくは略波板状のバネ部材14が介在配設されている。軸受10と同数の補助クランクシャフト13には、図4に示されるように、一方のピン部5bと他方のピン部5aが公転半径Rk2偏心した位置に反対向きになるよう形成され、他方のピン部5aは軸受10に回転自在に支持されている。通常、クランクシャフト4の公転半径Rk1と補助クランクシャフト5の公転半径Rk2は等しい。可動スクロール3の端板3aに対面したフロントハウジング1の複数の軸方向孔9には、補助クランクシャフト5の一方のピン部5bを回転自在に支持する軸受8が軸受10と同じ数だけ且つ軸受10と対をなし相対的に同じ位置関係となるよう配設されており、偏心した補助クランクシャフト5により可動スクロール3の自転を防止している。
ここで、軸受7,21,8,10はグリスが封入された軸受もしくはセラミック球などを用いたドライ軸受とすると好適である。
【0008】
上記略波板状の板バネ部材14は、図3に示すように、複数の湾曲部により構成され中心部の軸受10を保持できるよう湾曲部の頂点が同一円周上に配設されている。また、可動スクロール3の回転中心に対し板バネ部材14の径方向の湾曲は曲率を大きくしてバネ定数を小さくし、一方、円周方向の湾曲の曲率は小さくしてバネ定数を大きくしている。また、板バネ部材14は可動スクロール3の円形穴22内に設けた溝3dに一端を嵌合固定している。
【0009】
次に、本発明の第1実施形態の作用について説明する。
まず、スクロール型圧縮機は、クランクシャフト4によって駆動されることにより可動スクロール3がクランクシャフト4の回りに公転すると、可動スクロール3には公転運動に伴い作動室16または17での圧力差によって生じる圧縮反力およびロータに加わる遠心力が、図5に示すように働く。可動スクロール3には該圧縮反力と遠心力との合力により、クランク部15の周りに自転しようとするモーメントが生じる。そして、フロントハウジング1に回転可能に支持された補助クランクシャフト5は軸受10、板バネ部材14を介しこのモーメントを受けるため、可動スクロール3に対する自転は防止され、可動スクロール3は公転運動をする。そして、可動スクロール3の渦巻状の歯3b,3cとフロントハウジング1の渦巻状の歯1a、リアハウジング2の渦巻状の歯2aとの噛み合いによって形成される作動室16,17は、外周部から次第に中心部へ移動しながら容積を連続的に縮小させる。それによって圧縮すべき空気を圧縮することができる。この時板バネ部材14は、可動スクロール3の中心に対し円周方向の力を受けるが円周方向の変形に対するバネ定数を大きく設定しているため、可動スクロール3の自転量を小さく抑えることが可能である。
【0010】
次に、クランクシャフトや補助クランクシャフト等の加工誤差による偏心量のばらつきの吸収について説明する。ここで、クランクシャフト4の中心をシャフト中心、クランク部15の中心をクランク中心、補助クランクシャフト5の一方のピン部5bの中心を補助シャフト中心、他方のピン部5aの中心を補助クランク中心、図2におけるクランクシャフト4の偏心量をRk1、図4における補助クランクシャフト5の偏心量をRk2とすると、通常、Rk1とRk2は等しい。しかし、図6において加工誤差によりRk1とRk2の大きさが異なる場合、クランク中心と補助クランクの間にバネを挿入し中心間の距離を伸縮可能としてあればクランク運動が可能である。即ち、バネ部材14が径方向に変形できれば可動スクロールの公転運動は可能であるが、バネ部材14の径方向のバネ定数は小さくしてあるのでバネ部材の径方向の変形に必要な力は小さい。従って、バネ部材は径方向に容易に変形し、円滑な運転が可能である。
以上の作用の一例として円周方向と半径方向のバネ定数を同一にした場合の可動スクロールの自転量は1.0°(度)なのに対し、円周方向より半径方向のバネ定数を小さくした場合の可動スクロールの自転量は0.1°(度)と小さくできる。
従って、本発明は円滑な公転運動を可能にすると共に、可動スクロールの自転量を小さくできるので、可動スクロールと固定スクロールの歯間クリアランスを小さくすることができ、体積効率の低下を防止することができる。
【0011】
図7に第2実施形態を示す。第1実施形態においては板バネ部材14は板に曲率の異なる湾曲を施して円周方向と半径方向のバネ定数を変えていた。一方、第2実施形態においては同じ曲率の湾曲を半径方向より円周方向に多く加工することにより半径方向より円周方向のバネ定数を大きく設定することができ、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0012】
図8に第3実施例を示す。第1実施形態においては板バネ部材14は板を曲率の異なる湾曲を施して円周方向と半径方向のバネ定数を変えていた。一方、第3実施形態においては外周が円形の軸受10を嵌込み、該円形の軸受10にて圧縮弾性変形されるべきつぶししろ23を三日月形に構成した楕円状のゴム材24を板バネ部材14の代りに使用し、半径方向よりも円周方向の上記つぶししろ23を大きくすることにより半径方向より円周方向のバネ定数を大きく設定することができ、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0013】
上記いずれの実施形態においては、軸受10を略波板状のバネ部材14又はゴム材24を介して円形穴22に配設する構成としたが、軸受10,8のいずれか一方に略波板状の板バネ部材14又はゴム部材24を介して円形穴22又は円形孔9に配設してもよく、また、軸受10,8の両方とも波板状のバネ部材14又はゴム部24を介して円形穴22及び軸方向孔9に配設する構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスクロール型圧縮機の第1実施形態を示す縦断面図である。
【図2】クランクシャフトの正面図である。
【図3】可動スクロール端板の円形穴内周に波板状の板バネ部材を介して軸受が配設されている状態を示す一部欠截正面図である。
【図4】補助クランクシャフトの正面図である。
【図5】図1の断面A−A線に沿って切断した断面図である。
【図6】第1実施形態の作動説明図である。
【図7】本発明の第2実施形態を示す要部正面図である。
【図8】本発明の第3実施形態を示す要部正面図である。
【符号の説明】
1…フロントハウジング
2…リアハウジング
3…可動スクロール
3a…端板
3b,3c…渦巻状の歯(渦巻体)
4…クランクシャフト
5…補助クランクシャフト
5a,5b…ピン部
6,7,8,10,21…軸受
9…軸方向孔
14…(略波板状の)板バネ部材
15…クランク部
16,17…作動室
22…軸方向の円形穴
23…つぶししろ
24…楕円状のゴム材
Claims (4)
- 吸入ポートと吐出ポートを有するハウジングと、端板上に形成された渦巻体からなり前記ハウジング内部に固定された固定スクロール部材と、端板上に形成された渦巻体からなり前記固定スクロール部材と中心をずらして噛み合うように組み込まれた可動スクロール部材と、前記固定スクロール部材と前記可動スクロール部材とから形成された複数の作動室と、前記フロントハウジングに回転自在に支持されるとともにクランクシャフト軸心に対して所定量偏心したクランク部を有し前記可動スクロール部材に公転運動を与えるクランクシャフトと、前記フロントハウジングに回転自在に支持され前記可動スクロール部材の公転のみを許容し自転を阻止するために設けられた補助クランクシャフトと、前記クランクシャフトと前記補助クランクシャフトの加工誤差吸収手段として前記可動スクロール部材に組み込まれた弾性体とを備えており、
該弾性体は前記可動スクロール部材の回転中心に対し径方向のバネ定数は小さく、且つ、円周方向のバネ定数は大きくなっていて、径方向より円周方向の曲率を大きくした湾曲した板バネ材を用いることを特徴とするスクロール型圧縮機。 - 吸入ポートと吐出ポートを有するハウジングと、端板上に形成された渦巻体からなり前記ハウジング内部に固定された固定スクロール部材と、端板上に形成された渦巻体からなり前記固定スクロール部材と中心をずらして噛み合うように組み込まれた可動スクロール部材と、前記固定スクロール部材と前記可動スクロール部材とから形成された複数の作動室と、前記フロントハウジングに回転自在に支持されるとともにクランクシャフト軸心に対して所定量偏心したクランク部を有し前記可動スクロール部材に公転運動を与えるクランクシャフトと、前記フロントハウジングに回転自在に支持され前記可動スクロール部材の公転のみを許容し自転を阻止するために設けられた補助クランクシャフトと、前記クランクシャフトと前記補助クランクシャフトの加工誤差吸収手段として前記可動スクロール部材に組み込まれた弾性体とを備えており、
該弾性体は前記可動スクロール部材の回転中心に対し径方向のバネ定数は小さく、且つ、円周方向のバネ定数は大きくなっていて、径方向より円周方向に多数の湾曲を設けた板バネ材を用いることを特徴とするスクロール型圧縮機。 - 吸入ポートと吐出ポートを有するハウジングと、端板上に形成された渦巻体からなり前記ハウジング内部に固定された固定スクロール部材と、端板上に形成された渦巻体からなり前記固定スクロール部材と中心をずらして噛み合うように組み込まれた可動スクロール部材と、前記固定スクロール部材と前記可動スクロール部材とから形成された複数の作動室と、前記フロントハウジングに回転自在に支持されるとともにクランクシャフト軸心に対して所定量偏心したクランク部を有し前記可動スクロール部材に公転運動を与えるクランクシャフトと、前記フロントハウジングに回転自在に支持され前記可動スクロール部材の公転のみを許容し自転を阻止するために設けられた補助クランクシャフトと、前記クランクシャフトと前記補助クランクシャフトの加工誤差吸収手段として前記可動スクロール部材に組み込まれた弾性体とを備えており、
該弾性体は前記可動スクロール部材の回転中心に対し径方向のバネ定数は小さく、且つ、円周方向のバネ定数は大きくなっていて、径方向より円周方向のつぶしろを大きくした楕円状ゴム材を用いることを特徴とするスクロール型圧縮機。 - 吸入ポートと吐出ポートを有するハウジングと、端板上に形成された渦巻体からなり前記ハウジング内部に固定された固定スクロール部材と、端板上に形成された渦巻体からなり前記固定スクロール部材と中心をずらして噛み合うように組み込まれた可動スクロール部材と、前記固定スクロール部材と前記可動スクロール部材とから形成された複数の作動室と、前記フロントハウジングに回転自在に支持されるとともにクランクシャフト軸心に対して所定量偏心したクランク部を有し前記可動スクロール部材に公転運動を与えるクランクシャフトと、前記フロントハウジングに回転自在に支持され前記可動スクロール部材の公転のみを許容し自転を阻止するために設けられた補助クランクシャフトと、前記クランクシャフトと前記補助クランクシャフトの加工誤差吸収手段として前記可動スクロール部材に組み込まれた弾性体とを備えており、
該弾性体は前記フロントハウジングに組み込まれたシャフト回転中心に対し径方向のバネ定数は小さく、且つ、円周方向のバネ定数は大きくなっていることを特徴とするスクロール型圧縮機。
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