JP3597120B2 - 電話帳機能付電話機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電話機に関し、特に名称(氏名を含む)と電話番号とを記憶する電話帳機能付電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】
電話機を利用して電話をする目的は、一般的には特定の相手と通話をすることであり、特定の相手と通話をするためには、特定の電話番号をダイヤルする必要がある。
【0003】
電話番号をダイヤルする際、頻繁に電話をかける相手であれば、オペレータ(電話機の利用者)が電話番号を記憶しており、ハンドセットを取り上げた状態でダイヤルボタンを直接押下して電話番号を入力しダイヤルすればよいが、たまに電話をかける相手の場合は、電話番号が書かれたメモを確認しながらダイヤルボタンを押下して電話番号を入力しダイヤルすることになる。このメモを確認する手間を省くために、名称と電話番号とを対応付けてメモリに記憶し、名称を選択してダイヤルすることが可能な電話帳機能付電話機がある。
【0004】
さらに、名称の選択方法として、ダイヤルボタンそれぞれに例えばア行、力行といったような名称の頭文字のグループを割り振っておき、まず、電話帳検索の開始を指示する機能キーを押下し、続けて所望の頭文字(名称の1文字目)の文字が割り振られたダイヤルボタンを押下した後、検索操作を行うことにより素早く選択できる電話帳機能付電話機がある。
【0005】
また、電話番号を直接ダイヤルする方法として、ダイヤルボタンを押して電話番号を先に入力し、その後ダイヤル発信操作を行ないダイヤルする機能(プリセットダイヤル)を備えた電話機もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の電話帳機能付電話機においては、プリセットダイヤルを実行する場合に、待受け状態から所望の番号のダイヤルボタンを押下するが、この場合に押下するダイヤルボタンは電話番号そのものである。
【0007】
一方、プリセットダイヤル実行時に押下されるダイヤルボタンは、相手名称を検索してダイヤルする場合に、相手名称の頭出しの機能も持っている。
【0008】
従って、待ち受け状態からのダイヤルボタンの押下で働く機能を、プリセットダイヤルとするか、または電話帳検索とするかを予め設定しておく必要がある。この設定例としては、待ち受け状態からのダイヤルボタンの押下で働く機能をプリセットダイヤルとし、電話帳検索を実行するときはダイヤルボタンの押下前に機能キーを押下するというものがある。そのため、プリセットダイヤル以外の機能を利用する場合にはまず機能キーを押下する必要があり、操作が複雑になるといった問題があった。
【0009】
本発明はこのような問題を解決すべく創案されたもので、ダイヤルボタン押下前に機能キーを押下することなく、複数の機能を実行できる電話帳機能付電話機を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の電話帳機能付電話機は、名称と読み仮名と電話番号とを関連付けて電話帳データとして記憶した記憶手段と、電話番号の入力および予め任意に割り振られた文字の選択に用いられるダイヤルボタンとダイヤル発信操作時に押下される機能キーと前記記憶手段から所望の電話帳データを検索する際に操作される検索手段とを備えた操作入力手段と、この操作入力手段による操作過程および操作結果を表示する表示手段と、前記各手段を含む電話機全体の動作制御を行う主制御手段とからなる電話帳機能付電話機であって、前記主制御手段は、待受け状態での第1の操作がダイヤルボタンの押下であり、続く第2の操作がダイヤルボタンの押下である場合には、ダイヤルボタンの押下による全ての電話番号の入力後に、電話回線を捕捉してダイヤル発信を行なうプリセットダイヤルモードを実行し、待受け状態での第1の操作がダイヤルボタンの押下であり、第2の操作が検索手段の操作である場合には、押下されたダイヤルボタンに割り振られた文字を頭文字とする読み仮名に関連付けられた電話番号を前記記憶手段から読み出し、この読み出した電話番号を前記表示手段に表示する頭文字検索モードを実行するものである。
【0011】
この発明によれば、ダイヤルボタンを押下しながら電話番号を入力している最中に検索手段の操作を行うことにより、いつでも電話帳機能を利用することができる。
【0012】
また、前記第1の操作におけるダイヤルボタンの押下に対応して、押下されたダイヤルボタンの番号とこの押下されたダイヤルボタンに割り振られた文字とが表示手段に同時に表示されるものであってもよい。
【0013】
この場合には、入力された番号に基づき電話帳機能を利用することも、入力された文字に基づき電話帳機能を利用することもできる。
【0014】
また、前記主制御手段は、前記プリセットダイヤルモード移行中において、電話番号の一部分が入力された状態で前記検索手段の操作が行われた場合には、ダイヤルボタンの押下により入力された番号から始まる電話番号を記憶手段から読み出し、この読み出した電話番号を表示手段に表示する電話帳検索モードを実行するものであってもよい。
【0015】
この場合には、途中までしか思い出せない電話番号に関しても、ダイヤルボタンを押下しながら電話番号を入力している最中に検索手段の操作を行うことにより、いつでも電話帳機能を利用することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の電話帳機能付電話機の実施の形態について説明する。
【0017】
図1は本発明の電話帳機能付電話機の電気的構成の一実施の形態を示すブロツク図である。
【0018】
この電話帳機能付電話機は、バッファ等で構成されており、名称と読み仮名と電話番号とを関連付けて電話帳データとして記憶するとともに、一時的なデータの記憶も行っている記憶部1と、電話番号の入力および予め任意に割り振られた文字の選択に用いられるダイヤルボタンとダイヤル発信操作時に押下される機能キーと記憶手段から所望の電話帳データを検索する際に操作される検索手段とを備えた操作入力部2と、ダイヤル発信操作に基づきダイヤル信号を発生するダイヤル信号発生器3と、操作入力部2による操作過程および操作結果を表示する表示部4と、音声入力用のマイクおよび音声出力用のスピーカーを備えた音声入出力手段としてのハンドセット5と、2線−4線変換を行ない、電話回線6からの信号を所定の電力に増幅してスピーカに送出するとともに、マイクからの信号およびダイヤル信号発生器3からのDTMF(Dual Tone MultiFrequency)信号を電話回線6に送出するスピーチネットワーク7と、これらの部位の動作制御を行う主制御部8とからなる。
【0019】
図2は本発明の電話帳機能付電話機の外観の一実施の形態を示す説明図である。
【0020】
ここでは、操作入力部2は、番号(0から9まで)、文字(50音や濁点および半濁点)および記号(♯および*)の入力に用いられる12個のダイヤルキーからなるダイヤルボタン2aと、電話機の各種機能を利用する際に押下される機能キー2bと、検索操作を行う際に用いられる検索ノブ2cと、図示されていない各種設定スイッチ(受話音量調節スイッチや着信音量調節スイッチ等)とで構成されている。ダイヤルボタンへの文字の割り当て例としては、例えば、番号「1」のダイヤルキーにはあ行の文字が割り当てられており、番号「2」のダイヤルキーにはか行の文字が割り当てられており、番号「3」のダイヤルキーにはさ行の文字が割り当てられており、番号「4」のダイヤルキーにはた行の文字が割り当てられており、番号「5」のダイヤルキーにはな行の文字が割り当てられており、番号「6」のダイヤルキーにはは行の文字が割り当てられており、番号「7」のダイヤルキーにはま行の文字が割り当てられており、番号「8」のダイヤルキーにはや行の文字が割り当てられており、番号「9」のダイヤルキーにはら行の文字が割り当てられており、番号「0」のダイヤルキーには[わ、を、ん、゛、゜、_(スペース)]が割り当てられている。また、本実施の形態においては、機能キー2bは4個設けられているが、機能キー2bの数はこれに限定されるものではなく、電話機が有する機能の数に応じて変更されるものである。そして、検索ノブ2cは、電話機の本体10の側面に形成された凹み部10aの対向面10a1,10a2から垂直に突出した状態で設けられた回転軸12,12によって回転可能に支持されている。なお、検索ノブ2cの代わりに検索キー(例えば、上方向を示す検索キーと下方向を示す検索キーとからなる)が設けられていてもよい。
【0021】
また、表示部4は、図示されていないLED(light emittingdiode)と、図示されていないLED用のドライバと、LCD(liquid crystal display)4aと、図示されていないLCD用のドライバーとを備えている。
【0022】
次に、図1および図2に示す電話帳機能付電話機の主制御部8による動作制御について、図3を参照しつつ説明する。
【0023】
図3は図1に示す電話帳機能付電話機の主制御部による動作制御(マイクロコントロ−ラによる擬似マルチタスク制御)の一例を示すフローチャートである。
【0024】
図3に示すフローチャートは、電話機が待ち受け状態になっているときにオペレータによる操作入力部2の操作があった場合に、この操作に基づき行われる処理について示している。
【0025】
なお、主制御部8は所定の周期にて操作入力部2から通知される操作入力(即ち、操作入力部2から出力される操作入力信号)を監視している。従って、オペレータが操作入力部2を操作すると操作入力部2が操作内容を主制御部8に通知し(即ち、操作入力部2から主制御部8に操作内容に応じた操作入力信号が出力され)、これを受けた主制御部8は図3に示すフローチャートの動作制御を実行する。
【0026】
まず初めに、オペレータが操作入力部2を操作する(ステップS1)と、主制御部8は操作入力部2から出力された操作入力信号を受信する(ステップS2)。
【0027】
主制御部8は、受信した操作入力信号を分析し、操作内容がダイヤルキーの押下であるか否かを判断する(ステップS3)。もし、操作内容がダイヤルキーの押下であるならば(ステップS3における判断結果がYesである場合は)、主制御部8はダイヤルキーの押下によって入力された番号を記憶部1のダイヤルバッファに記憶し(ステップS4)、さらに、記憶部1のダイヤルバッファを確認して、記憶されている番号の桁数が1桁目であるか否かを判断する(ステップS5)。すなわち、ダイヤルバッファに1桁の番号が記憶されているときは1桁目と判断し、ダイヤルバッファに2桁以上の番号が記憶されているときは1桁目でないと判断する。そして、ここで桁数が1桁目である場合は(ステップS5における判断結果がYesである場合は)、主制御部8は表示部4を駆動して、入力されダイヤルバッファに記憶された番号と、押下されたダイヤルキーに割り当てられた文字とを同時に表示して、図3に示すフローチャートを抜ける(終了する)。
【0028】
一方、記憶部1のダイヤルバッファに記憶されている番号の桁数が2桁目以上であった場合は(ステップS5における判断結果がNoであった場合は)、表示部4の表示をクリアした後、ダイヤルバッファに記憶されている全桁分の番号を表示部4に表示して、図3に示すフローチャートを抜ける(終了する)。
【0029】
また、オペレータによる操作の内容がダイヤルキーの押下でない場合は(ステップS3における判断結果がNoである場合は)、オペレータによる操作の内容が検索ノブ2cの操作であるか否かを判断する(ステップS8)。もし、オペレータによる操作の内容が検索ノブ2cの操作でない場合は(ステップS8における判断結果がNoである場合は)、図3に示すフローチャートを抜ける(終了する)。
【0030】
一方、オペレータによる操作の内容が検索ノブ2cの操作である場合は(ステップS8における判断結果がYesである場合は)、ダイヤルバッファの内容を確認し、ダイヤルバッファの内容に基づき記憶部1の電話帳データを検索する(ステップS9)。但し、検索ノブ2cが操作されたときにダイヤルバッファに電話番号が記憶されていなければ、記憶部1の電話帳データのすべての名称(通信先の会社名または氏名等)を、読み仮名に従って50音順にソートし、ア行から並べる。なお、表示する名称が多数有り表示部4に一度に表示できない場合は、表示部4の表示可能行数に応じた設定数分のみ表示され、検索ノブ2cを回転させることで名称をスクロールさせることができるようになっている。また、検索ノブ2cが操作されたときにダイヤルバッファに記憶されている番号が1桁である場合は、記憶部1の電話帳データのすべての名称を、読み仮名に従って50音順にソートし、ダイヤルバッファに記憶されている番号のダイヤルボタンに割り振られた文字を頭文字とする名称がトップにくるように並べる。さらにまた、検索ノブ2cが操作されたときにダイヤルバッファに記憶されている電話番号が2桁以上である場合は、記憶部1の電話帳データの電話番号を、数字の大小順にソートし、ダイヤルバッファの番号に一致する番号から始まる電話番号がトップにくるように並べる。
【0031】
そして、主制御部8は表示部4を駆動し、前述のステップS9において並び替えた順に電話番号または名称を所定のフォーマットに従って表示部4に表示し、図3に示すフローチャートを抜ける(終了する)。
【0032】
次に、図1および図2に示す電話帳機能付電話機の表示部4の表示内容の一例について、オペレータのダイヤル操作または検索操作に対応付けて説明する。
【0033】
図4は図1および図2に示す電話帳機能付電話機の表示部4の表示内容の一例を示す説明図である。
【0034】
まず、プリセットダイヤルモードについて説明する。このプリセットダイヤルモードとは、予め電話番号の入力が行われた状態でダイヤル発信操作を行うことにより電話回線を捕捉するステップと、ダイヤル発信を行なうステップとを実行するモードのことである。
【0035】
ここでは、オペレータが例えば「34−0986」に電話をかける場合について説明を行う。まず初めに、待受け状態で、第1の操作としてダイヤルボタンのうち「3」のダイヤルキーが押下されると、表示部4の表示内容が、現在時刻(1:20)を表示していた状態から、矢印D1で示すように、押下されたダイヤルキーと押下されたダイヤルキーに割り振られた文字とを示す「3(さ)」とともに、続けて電話番号を入力するならダイヤルキーを押下すればよいことを示す「ダイヤル:ダイヤルキー」と、検索を行う場合は検索ノブ2cを回転させればよいことを示す「検索:上下矢印」とが表示された状態に替わる。
【0036】
続く第2の操作以降もダイヤルボタンの押下による電話番号の入力であり、「3」のダイヤルキーに続けて「4」および「0」のダイヤルキーが押下されると、表示部4の表示内容が、矢印D2で示すように、押下されたダイヤルキーの番号を示す「340_」とともに、表示された番号を含む電話番号を検索する場合には検索ノブ2cを回転させればよいことを示す「番号検索:上下矢印」とが表示された状態に替わる。そして、電話番号のすべての桁が入力されたときには、表示部4の表示内容が、矢印D3で示すように、押下されたダイヤルキーの番号を示す「340986_」とともに、表示された番号を含む電話番号を検索する場合には検索ノブ2cを回転させればよいことを示す「番号検索:上下矢印」とが表示された状態に替わる。この状態で、例えば、発信キー(図示せず)の押下、ハンドセット3の取り上げ、またはスピーカホンキー(図示せず)の押下等を行なってオペレータが所定の発信操作を行った場合には、主制御部8は、ダイヤルバッファのデータを読出し、ダイヤル信号発生器3を駆動することにより、スピーチネットワーク7を介して電話回線1に選択信号(DTMF信号またはダイヤルパルス)を送出することにより、ダイヤル発信を行う。このダイヤル発信の動作は、前述の検索においても同様であり、表示部4に表示されている電話番号から通信先を選択して発信操作を行なうと選択された電話番号を用いてダイヤル発信する。
【0037】
次に、頭文字検索モードについて説明する。
【0038】
ここでは、オペレータが例えば「坂本 薫(さかもとかおる)」さんに電話をかける場合について説明を行う。まず始めに、待受け状態で、第1の操作としてダイヤルボタンうち「3」のダイヤルキーが押下されると、表示部4の表示内容が、現在時刻(1:20)を表示していた状態から、矢印D1で示すように、押下されたダイヤルキーと押下されたダイヤルキーに割り振られた文字とを示す「3(さ)」とともに、「ダイヤル:ダイヤルキー」と「検索:上下矢印」とが表示された状態に替わる。続けて、オペレータが検索ノブ2cを操作すると、矢印D4で示すように、さ行の文字を頭文字とする名称が表示され、検索ノブ2cにて黒三角のカーソルを坂本薫さんに移動させて発信操作をすると、主制御部8は選択された名称に関連づけられた電話番号を用いてダイヤル発信する。
。
【0039】
次に、電話番号検索モードについて説明する。
【0040】
ここでは、オペレータが、例えばうろ覚えの電話番号の相手に電話をする場合(具体的には、「34−0986」に電話しようとしているのだが、340までは記憶が明瞭であるがその後の部分に関しては自信がないといった場合)について説明する。なお、ダイヤルキーの押下を行っている最中に電話番号の記憶に自信がなくなった場合についても同様の操作が行われるので、表示部4の表示内容は同様のものになる。まず始めに、待受け状態で、第1の操作としてダイヤルボタンうち「3」のダイヤルキーが押下されると、表示部4の表示内容が、現在時刻(1:20)を表示していた状態から、矢印D1で示すように、押下されたダイヤルキーと押下されたダイヤルキーに割り振られた文字とを示す「3(さ)」とともに、「ダイヤル:ダイヤルキー」と「検索:上下矢印」とが表示された状態に替わる。続く第2の操作および第3の操作もダイヤルボタンの押下による電話番号の入力であり、「3」のダイヤルキーに続けて「4」および「0」のダイヤルキーが押下されると、表示部4の表示内容が、矢印D2で示すように、押下されたダイヤルキーの番号を示す「340_」とともに、表示された番号を含む電話番号を検索する場合には検索ノブ2cを回転させればよいことを示す「番号検索:上下矢印」とが表示された状態に替わる。そして、この状態でオペレータが検索ノブ2cを操作すると、矢印D5で示すように、「340」から始まる電話番号が表示部4に表示されるので、検索ノブ2cにて黒三角のカーソルを「34−0986」に移動させて発信操作を行うと、主制御部8は選択された電話番号を用いてダイヤル発信する。
【0041】
なお、「340」から始まる電話番号が表示部4に表示されるときに、各電話番号の後ろに「:」を介して名称(図4では「**」)を表示するようにすれば、さらに選択に誤りが無くなるため好ましい。
【0042】
なお、前記ダイヤルバッファにおける番号の記憶は、オペレータが、ハンドセット3を本体10のフックに戻すか、または機能キー2bを押下する等して操作を中断したときに消去されるものとする。また、電話機がリダイヤル機能を有している場合は、ダイヤル発信操作時に、ダイヤルバッファで記憶されているすべての番号(1つの電話番号)が記憶部1の所定の場所に移される。そして、リダイヤル機能が用いられるときには、この所定の場所から電話番号が読み出される。
【0043】
なお、本実施の形態では有線電話機において実施した場合について説明を行っているが、本発明は無線電話機においても応用できることは自明である。
【0044】
【発明の効果】
本発明の電話帳機能付電話機によれば、主制御手段は、待受け状態での第1の操作がダイヤルボタンの押下であり、続く第2の操作がダイヤルボタンの押下である場合には、ダイヤルボタンの押下による全ての電話番号の入力後に、電話回線を捕捉してダイヤル発信を行なうプリセットダイヤルモードを実行し、待受け状態での第1の操作がダイヤルボタンの押下であり、第2の操作が検索手段の操作である場合には、押下されたダイヤルボタンに割り振られた文字を頭文字とする読み仮名に関連付けられた電話番号を前記記憶手段から読み出し、この読み出した電話番号を前記表示手段に表示する頭文字検索モードを実行するものであり、この発明によれば、ダイヤルボタン押下前に機能キーを押下することなく、複数の機能を実行できる。
【0045】
また、第1の操作におけるダイヤルボタンの押下に対応して、押下されたダイヤルボタンの番号とこの押下されたダイヤルボタンに割り振られた文字とを表示手段に同時に表示する場合には、電話帳機能をより簡単な操作で利用することができる。
【0046】
また、プリセットダイヤルモード移行中において、電話番号の一部分が入力された状態で検索手段の操作が行われた場合には、ダイヤルボタンの押下により入力された番号から始まる電話番号を記憶手段から読み出し、この読み出した電話番号を表示手段に表示する電話帳検索モードを実行するように構成すれば、電話番号を途中まで入力した状態であっても、電話帳機能を利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電話帳機能付電話機の電気的構成の一実施の形態を示すブロツク図である。
【図2】本発明の電話帳機能付電話機の外観の一実施の形態を示す説明図である。
【図3】図1に示す電話帳機能付電話機の主制御部による動作制御の一例を示すフローチャートである。
【図4】図1および図2に示す電話帳機能付電話機の表示部の表示内容の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 記憶部
2 操作入力部
2a ダイヤルボタン
2b 機能キー
2c 検索ノブ
3 ダイヤル信号発生器
4 表示部
5 ハンドセット
6 電話回線
7 スピーチネットワーク
8 主制御部
10 本体
Claims (3)
- 名称と読み仮名と電話番号とを関連付けて電話帳データとして記憶した記憶手段と、電話番号の入力および予め任意に割り振られた文字の選択に用いられるダイヤルボタンとダイヤル発信操作時に押下される機能キーと前記記憶手段から所望の電話帳データを検索する際に操作される検索手段とを備えた操作入力手段と、この操作入力手段による操作過程および操作結果を表示する表示手段と、前記各手段を含む電話機全体の動作制御を行う主制御手段とからなる電話帳機能付電話機であって、
前記主制御手段は、
待受け状態での第1の操作がダイヤルボタンの押下であり、続く第2の操作がダイヤルボタンの押下である場合には、ダイヤルボタンの押下による全ての電話番号の入力後に、電話回線を捕捉してダイヤル発信を行なうプリセットダイヤルモードを実行し、
待受け状態での第1の操作がダイヤルボタンの押下であり、第2の操作が検索手段の操作である場合には、押下されたダイヤルボタンに割り振られた文字を頭文字とする読み仮名に関連付けられた電話番号を前記記憶手段から読み出し、この読み出した電話番号を前記表示手段に表示する頭文字検索モードを実行することを特徴とする電話帳機能付電話機。 - 前記第1の操作におけるダイヤルボタンの押下に対応して、押下されたダイヤルボタンの番号とこの押下されたダイヤルボタンに割り振られた文字とが前記表示手段に同時に表示される請求項1記載の電話帳機能付電話機。
- 前記主制御手段は、前記プリセットダイヤルモード移行中において、電話番号の一部分が入力された状態で前記検索手段の操作が行われた場合には、ダイヤルボタンの押下により入力された番号から始まる電話番号を記憶手段から読み出し、この読み出した電話番号を表示手段に表示する電話帳検索モードを実行する請求項1記載の電話帳機能付電話機。
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