JP3591617B2 - コンベヤ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動倉庫などにおいて各種の物品を搬送するために用いるコンベヤ装置、より詳しくは、物品を搬送する第一コンベヤと、前記第一コンベヤに対してその搬送方向とほぼ直交する方向から物品を搬入または搬出する第二コンベヤとを備え、平面視において前記第二コンベヤの一部分を第一コンベヤと干渉しない状態で重複配置し、この重複配置した第二コンベヤの前記一部分の搬送面を第一コンベヤの搬送面より上方に位置する搬送姿勢と下方に位置する非搬送姿勢とに切り替え可能に構成してあるコンベヤ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような構成のコンベヤ装置では、第一コンベヤと重複する第二コンベヤの一部分を、第二コンベヤとは別体に構成し、その別体に構成した第二コンベヤの一部分全体を上下昇降可能に構成して、その上下昇降によって搬送面を第一コンベヤの搬送面より上方に位置する搬送姿勢と下方に位置する非搬送姿勢とに切り替えるのが一般的であった。
ところが、このような構成では、別体に構成した第二コンベヤの一部分全体を、その上に物品を載置した状態で上下に昇降させるものであるから、その上下方向への昇降操作に大きな動力を要するという欠点があった。
【0003】
そこで、実開平4−68023号公報に開示のように、第一コンベヤと重複する第二コンベヤの一部分を、第二コンベヤに対して揺動可能に構成して、その揺動によって搬送面を搬送姿勢と非搬送姿勢とに切り替えるように構成したコンベヤ装置が提案された。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に開示のコンベヤ装置においては、図14の(ロ)に示すように、第一コンベヤ6と重複する第二コンベヤ7’の一部分のみを揺動させるものであるから、その揺動中心B’が、第一コンベヤ6の横脇に近接することになる。そのため、前記一部分を揺動させて搬送面を搬送姿勢と非搬送姿勢とに切り替えるのに要する揺動角が大きくなり、それに伴って揺動を許容するために必要な空間も大きくなって、装置全体が上下方向に嵩の高いものとなる欠点があった。
【0005】
本発明は、このような従来技術の欠点に着目したもので、その目的は、比較的小さな動力で第二コンベヤの搬送面を搬送姿勢と非搬送姿勢とに切り替えることができ、しかも、上下方向の高さも比較的低くすることの可能なコンベヤ装置の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、請求項1に記載の発明によれば、第一コンベヤに対して物品を搬入または搬出する第二コンベヤ全体を一体的に揺動可能にし、第二コンベヤ全体を揺動させることによって、第一コンベヤと重複する第二コンベヤの一部分の搬送面を第一コンベヤの搬送面より上方に位置する搬送姿勢と下方に位置する非搬送姿勢とに切り替えるものであるから、第二コンベヤの揺動中心が第一コンベヤから比較的離れた箇所に位置することになる。
したがって、第二コンベヤの一部分の搬送面を搬送姿勢と非搬送姿勢とに切り替えるための揺動角が比較的小さくて済み、装置全体の高さを低くすることができる。
【0007】
また、請求項1に記載の発明によれば、第二コンベヤの搬送方向の一端部分を第一コンベヤに対してその端部が搬送方向に突出しない状態で重複配置し、他端部分を揺動中心として揺動させるものであるから、第二コンベヤの搬送方向の長さをそのまま利用して、第二コンベヤの揺動中心を第一コンベヤからさらに遠ざけることができ、第二コンベヤの揺動角を一層小さくして、装置全体の高さをより一層低くすることができる。
【0008】
また、請求項1に記載の発明によれば、上述のように第二コンベヤの揺動角を小さくできるがために、第二コンベヤを揺動駆動するための装置として、例えば駆動ストロークの長い高価なシリンダなどを必要とせず、安価な偏芯カム機構によって揺動駆動することが可能となり、かつ、その偏芯カム機構を第一コンベヤとの重複配置箇所、換言すると、第二コンベヤの揺動中心から離れた箇所に設けるものであるから、てこの原理の応用で比較的小さな動力で第二コンベヤを揺動駆動することができ、ランニングコストの低下を図ることができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、第二コンベヤを駆動するモータをその第二コンベヤに直接取り付けることにより、第二コンベヤの駆動系との連動連結や取り合わせを簡単、確実にでき、しかも、その第二コンベヤの揺動中心の近傍に取り付けるものであるから、第二コンベヤの揺動駆動時におけるモータの上下方向への移動量を極力少なくすることができ、第二コンベヤの揺動駆動に要する動力を一層小さくすることができる。
特に、第二コンベヤの搬送方向の一端部分を第一コンベヤに重複配置して他端部分を揺動中心とし、その揺動中心の近傍に前記モータを取り付け、さらに、第二コンベヤを揺動駆動するための偏芯カム機構を第二コンベヤの揺動中心から離れた箇所に設ける場合にあっては、てこの原理によって偏芯カム機構に作用するモータの重量を極力小さくすることができ、極力小さな動力で合理的に第二コンベヤを揺動駆動することができる。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、第二コンベヤをチェンやベルトなどの駆動用無端帯により駆動するものであるから、例え第二コンベヤが長いものであってもその駆動系を簡単な構造にすることができ、しかも、その駆動用無端帯を第二コンベヤの搬送方向の全長にわたって一連に構成するものであるから、2つ以上の駆動用無端帯を搬送方向に直列に配して互いに連動する場合のように、直列に配した駆動用無端体同士を連動する機構が不要となり、駆動系を簡単、軽量に構成することができ、それだけ第二コンベヤの揺動駆動に要する動力を低減することができる。
【0010】
請求項3に記載の発明によれば、第一コンベヤが、複数のローラを備えたローラコンベヤで、第二コンベヤが、左右一対のチェンを備えたチェンコンベヤであるから、ローラコンベヤのローラ間にチェンコンベヤのチェンを配設することによって、両コンベヤを互いに干渉しない状態で容易に重複配置することができ、しかも、ローラコンベヤに較べて重量の軽いチェンコンベヤの方を揺動することになるので、第二コンベヤの揺動駆動に要する動力が小さくて済む。
【0013】
請求項4に記載の発明によれば、前記第二コンベヤの揺動によって第一コンベヤ上の物品を第二コンベヤ上へ搬出するように構成し、かつ、第一コンベヤ上の物品を検出する物品検出手段を設け、第二コンベヤを駆動するコンベヤ駆動装置と第二コンベヤを揺動させる揺動駆動装置との作動を制御する制御手段が、前記物品検出手段の検出情報に基づいてコンベヤ駆動装置と揺動駆動装置とを制御するように構成するものであるから、第一コンベヤにより搬送されてくる物品の位置に対応して、タイミングを図りながら揺動駆動装置によって第二コンベヤを上方へ揺動させることができ、第二コンベヤによる物品の掬い取りをタイミング良く、かつ、確実に行うことができる。
さらに、第一コンベヤにより搬送されてくる物品の位置に対応して、第二コンベヤを上方へ揺動される前に予めコンベヤ駆動装置によって第二コンベヤを駆動させておくこともでき、その場合には、第二コンベヤによる物品の掬い取りと同時に搬送可能となり、第一コンベヤから第二コンベヤへの物品の受け渡し搬送に要する時間を短縮することも可能となる。
【0014】
請求項5に記載の発明によれば、第一コンベヤと干渉しない状態で重複配置した第二コンベヤ部分のうち、第一コンベヤの搬送方向下手側に第一コンベヤによる搬送物品に当接するストッパを設け、第二コンベヤの上方への揺動に伴って、前記ストッパが第一コンベヤ上の搬送物品に当接して、第一コンベヤによる物品の搬送を阻止するように構成するものであるから、第一コンベヤから第二コンベヤへの物品受け渡しの際に、第二コンベヤに対する物品のオーバーランを防止して、第二コンベヤによる物品を掬い取りをより確実に行うことができる。
【0015】
請求項6に記載の発明によれば、前記ストッパを第一コンベヤの搬送方向に直交する方向に延びる板状体で構成するものであるから、上述した物品のオーバーランを一層確実に防止し得るのみならず、前記揺動駆動装置による第二コンベヤの上方への揺動を若干遅れぎみに作動制御することにより、第一コンベヤにより搬送されてくる物品を第一コンベヤの搬送力を利用して搬送方向に直交する方向に延びるストッパに当接させて沿わせることができ、したがって、物品に多少の姿勢乱れがあっても、ストッパにより物品の姿勢乱れを矯正し、その後の第二コンベヤによる物品の掬い取りと搬送とを所望の姿勢で行うことができる。
【0016】
請求項7に記載の発明によれば、前記ストッパへの物品の乗り上げを検出する物品検出器を設け、その物品検出器がストッパへの物品の乗り上げを検出すると、前記制御手段がコンベヤ駆動装置を停止するように構成するものであるから、何らかの理由で第二コンベヤの上方への揺動タイミングがずれたり、荷崩れなどによって物品がストッパ上に乗り上げるなどの不測の事態が発生しても、第二コンベヤの駆動を停止することにより、不測の事態を最小限に留めて以後の処置を適切に行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明によるコンベヤ装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
このコンベヤ装置は、図1に示すような自動倉庫などに使用されるもので、この自動倉庫は、各種の物品AをパレットP上に載置した状態で収納保管するための保管棚1を備えている。この保管棚1は、パレットPを載置保持する収納部を上下方向と横方向とに複数個ずつ並べた構造で、相対向する一対を一組として複数組配設されている。
各組の相対向する保管棚1の間には、上下方向に昇降可能な昇降台やフォークなどを備えたスタッカークレーン2がレール3に沿って移動可能に設けられ、このスタッカークレーン2によって、保管棚1の入口側に設けられた搬入用リフタ4上の物品AをパレットP上に載置した状態で保管棚1の収納部に搬入したり、収納部の物品Aを搬出用リフタ5上にまで搬出するように構成されている。
【0018】
各組の保管棚1の入口側の前部にわたっては、第一コンベヤとしてのメインコンベヤ6が配設され、このメインコンベヤ6によって搬送されてきた物品AをパレットP上に載置した状態で搬入用リフタ4上にまで搬送する第二コンベヤとしての搬入コンベヤ7と、逆に、搬出用リフタ5上の物品AをパレットPに載置してメインコンベヤ6にまで搬送する第二コンベヤとしての搬出コンベヤ8とが、各組の保管棚1の入口側に一対ずつ配設されている。
このメインコンベヤ6の搬送方向上手側には、同じく第二コンベヤとしての物品搬入用コンベヤ9が配設され、物品搬入部10にある物品AをパレットPに載置してメインコンベヤ6にまで搬送するように構成され、メインコンベヤ6の搬送方向下手側には、物品搬出部11が設けられている。
【0019】
図2〜図8は、本発明によるコンベヤ装置の第一の実施形態を示し、第一コンベヤとしてのメインコンベヤ6は、図2に示すように、左右一対のフレーム12と左右のフレーム12間に回転可能に保持された複数のローラ13などから構成されるローラコンベヤで、各ローラ13は、図外の駆動装置によって回転駆動されるように構成されている。
他方、第二コンベヤとしての搬入コンベヤ7、搬出コンベヤ8、ならびに、物品搬入用コンベヤ9は、左右一対のフレーム14と左右のフレーム14に回転駆動可能に保持された左右一対のチェン15などから構成されるチェンコンベヤで、搬入コンベヤ7は、メインコンベヤ6に対してその搬送方向とほぼ直交する方向へ物品Aを搬出し、搬出コンベヤ8と物品搬入用コンベヤ9とは、メインコンベヤ6に対してその搬送方向とほぼ直交する方向から物品Aを搬入するように構成され、各コンベヤ7,8,9の一部分は、メインコンベヤ6と干渉しない状態で、平面視においてメインコンベヤ6に重複するように構成されている。
【0020】
前記搬入コンベヤ7と搬出コンベヤ8とは、互いに平行に配設されていて、搬入コンベヤ7の搬送方向の終端部に前記搬入用リフタ4が、搬出コンベヤ8の搬送方向の始端部に前記搬出用リフタ5が、それぞれ配設されている。
この搬入コンベヤ7と搬出コンベヤ8とは、搬送方向つまりチェン15の回転方向が異なるだけでほぼ同じ構成であり、また、前記物品搬入用コンベヤ9は、搬出コンベヤ8と配設位置が異なるだけでほぼ同じ構成であるので、以後、搬入コンベヤ7についてのみ説明する。
【0021】
前記搬入コンベヤ7は、左右一対のフレーム14と両フレーム14を連結する複数本の補助フレーム16とによって全体が枠組みされ、左右のフレーム14は、アルミ製の押出し成形品で、図6に示すように、上下に2個の空間を有する左右対称の断面形状を備えている。
各フレーム14の両横側部には、各種の部品などを取り付けるための断面T字型のスリット17が全長にわたって2個ずつ設けられ、フレーム14の上部と上方の空間の底部とには、チェン15を保持するチェン保持部材18,19がフレーム14のほぼ全長にわたって取り付けられている。
【0022】
各フレーム14は、継ぎ目のない状態で全長にわたって一体的に構成され、その両端部においては、上部の一部が切り欠かれ、図3に示すように、その両端部の切り欠き部分のうち、搬送方向の始端部には駆動スプロケット20が、搬送方向の終端部には遊転スプロケット21が、それぞれその上部をフレーム14の上面よりも若干突出する状態でフレーム14の上方空間内に軸支されている。
そして、前記駆動スプロケット20と遊転スプロケット21とにわたっては、チェン15が1本だけ、つまり一連に掛張されている。このチェン15は、物品Aを搭載したパレットPを搬送すると同時に、搬入コンベヤ7を駆動する駆動用無端帯としても作用するもので、前記駆動スプロケット20には、そのチェン15を駆動するためのコンベヤ駆動装置としての電動式のチェン駆動用モータ22が連動連結され、そのチェン駆動用モータ22がスリット17を利用して各フレーム14に固着されている。
【0023】
前記搬入コンベヤ7を構成する左右一対のフレーム14は、搬送方向の始端部に取り付けられた前記チェン駆動用モータ22の直下方に位置する揺動中心Bの周りに揺動可能に構成され、かつ、メインコンベヤ6との重複配設箇所には、その搬入コンベヤ7のフレーム14を強制的に揺動駆動するための偏芯カム機構23が設けられている。
この偏芯カム機構23と昇降用モータ24とは、搬入コンベヤ7を揺動駆動するための揺動駆動装置を構成し、図4や図5に詳しく示すように、固定枠側に設置の正逆転可能な電動式の昇降用モータ24とこの昇降用モータ24により回転駆動される左右一対の偏芯カム25を備え、各偏芯カム25が左右フレーム14の下面に当接していて、昇降用モータ24により偏芯カム25を正逆転することで、搬入コンベヤ7全体を揺動中心B周りに揺動させて、メインコンベヤ6と重複する搬入コンベヤ7の一部分の搬送面Cをメインコンベヤ6の搬送面Dより上方に位置する搬送姿勢と、前記一部分の搬送面Cをメインコンベヤ6の搬送面Dより下方に位置する非搬送姿勢とに切り替え可能に構成されている。
【0024】
前記搬入コンベヤ7のうち、メインコンベヤ6から適当距離離れた箇所には、物品Aの存在を検出する物品検出手段としての在荷検出手段26が設けられている。
この在荷検出手段26は、図6および図7に示すように、取り付け用プレート27に揺動可能に枢着されたアーム28や、同じく取り付け用プレート27に固着されたリミットスイッチ29などから構成され、アーム28には、在荷検出用の遊転輪30が回転可能に取り付けられている。
さらに、前記アーム28にはカム部材31が、取り付け用プレート27にはストッパ32が設けられ、かつ、アーム28と取り付け用プレート27との間には、引っ張りスプリング33が介装されていて、このスプリング33によって、カム部材31がストッパ32に当接して、それ以上の回動が阻止されるように構成されている。
【0025】
前記カム部材31がストッパ32に当接した状態においては、在荷検出用の遊転輪30がチェン15の上面、つまり、搬入コンベヤ7の搬送面Cよりも若干上方に突出するように構成され、チェン15によって物品Aを載置したパレットPが搬送されてくると、パレットPとの当接によって遊転輪30が自転しながら下降し、それに伴ってアーム28がスプリング33の弾性力に抗して揺動し、カム部材31がリミットスイッチ29の作動部34に当接して物品Aの存在を検出するように構成されている。
そして、この在荷検出手段26を保持する取り付け用プレート27も、フレーム14のスリット17を利用して取り付けられ、この在荷検出手段26のケーブルや昇降用モータ24のケーブルなどが、フレーム14の下方の空間内に内装されている。
【0026】
以上の構成は搬出コンベア8や物品搬入用コンベヤ9においてもほぼ同様で、主たる相違は前述したように搬送方向つまりチェン15の回転方向が異なる点である。それ以外に、在荷検出手段26の取り付け位置や数が異なり、搬出コンベア8と物品搬入用コンベヤ9においては、図2において搬出コンベヤ8に図示したように、メインコンベヤ6との重複箇所の手前と搬送方向の終端部とに、それぞれ在荷検出手段26が設けられている。
そして、この在荷検出手段26は、メインコンベヤ6にも設けられていて、図2に示すように、各搬入コンベヤ7との重複箇所に設けられている。なお、このメインコンベヤ6のフレーム12も搬入コンベヤ7などのフレーム14と全く同じ構造であるため、メインコンベヤ6への在荷検出手段26の取り付けも、前述のようにフレーム12のスリットを利用して取り付けられる。
【0027】
この自動倉庫の物品保管状態や各コンベヤ6,7,8,9の作動などは、図8に示すマイクロコンピュータからなる制御手段としての制御部Hによって、全て記憶管理されるとともに作動制御され、適宜箇所に設けられた操作装置35によって制御部Hに操作指令可能に構成されている。
【0028】
すなわち、オペレータが操作装置35を操作して入庫を指令し、かつ、入庫する物品Aについての必要な情報を入力すると、制御部Hが、入庫するべき保管棚1の収納部を検索するとともに、チェン駆動用モータ22を作動して、物品搬入用コンベヤ9により物品搬入部10にある物品AをパレットPに搭載した状態でメインコンベヤ6にまで搬送する。
その際、物品搬入用コンベヤ9は、偏芯カム機構23によって非搬送姿勢に切り替えられていて、メインコンベヤ6との重複箇所の手前にある在荷検出手段26が物品Aの存在を検出すると、偏芯カム機構23によって搬送姿勢に切り替えられ、かつ、搬送方向終端部にある在荷検出手段26が物品Aの存在を検出すると、再び非搬送姿勢に切り替えられる。
【0029】
その後、物品Aはメインコンベヤ6によって、その物品Aを収納するべき保管棚1の前まで搬送され、その保管棚1の入口側の搬入コンベヤ7とメインコンベヤ6との重複箇所にある在荷検出手段26が在荷を検出すると、チェン駆動用モータ22を作動して、非搬送姿勢にある搬入コンベヤ7のチェン15を予め駆動し、かつ、昇降用モータ24を作動して、図3の(イ)、(ロ)に示すように、偏芯カム機構23により搬入コンベヤ7を搬送姿勢に切り替えて物品AをパレットPごと掬い取る。
そして、搬入コンベヤ7側の在荷検出手段26が物品Aの存在を検出すると、昇降用モータ24を逆転作動して、搬入コンベヤ7を非搬送姿勢に切り替え、その状態で物品Aを搬入用リフタ4の上まで搬送し、チェン駆動用モータ22の作動を停止するとともに、搬入用リフタ4によって物品Aを持ち上げる。
【0030】
この搬入コンベヤ7の揺動による物品Aの掬い取りにおいては、搬入コンベヤ7が完全に搬送姿勢に切り替えられる前に、予め搬入コンベヤ7のチェン15が駆動されているので、メインコンベヤ6から搬入コンベヤ7への物品Aの受け渡し搬送を短時間で行うことができる。さらに、搬入コンベヤ7の揺動においては、その揺動中心Bがメインコンベヤ6から離れた箇所に位置するため、図14の(イ)に示すように、揺動角が小さくて済むのである。
その後、スタッカークレーン2が所定の保管棚1の収納部に物品AをパレットPごと収納するのであり、逆に、物品Aを搬出する場合には、搬入時と逆の作動で、スタッカークレーン2が搬出用リフタ5にまで搬送し、引き続いて搬出コンベヤ8がメインコンベヤ6にまで搬送し、最終的に物品AはパレットPとともに物品搬出部11に搬出される。
【0031】
以上のように、搬入コンベヤ7の揺動による物品Aの掬い取りは、在荷検出手段26による物品Aの存在検出に基づいて行うもので、そのため、在荷検出手段26による物品Aの検出時と昇降用モータ24の作動開始時との間でタイミングを図る必要がある。
つまり、昇降用モータ24の作動開始時期が早過ぎたり遅過ぎたりすると、搬入コンベヤ7によってパレットPを所望の姿勢で掬い取ることができず、場合によっては、パレットP上の物品Aが荷崩れをおこす虞れもある。
このような虞れを回避し、昇降用モータ24の作動開始時期のタイミングを取り易くしたのが、図9〜図11に示す第二の実施形態である。
なお、この第二の実施形態におけるコンベヤ装置の構成ならびに作動は、先に説明した第一の実施形態と同じなので、主として第一の実施形態と異なる点についてのみ説明する。
【0032】
第二の実施形態においては、図9に示すように、第二コンベヤとしての搬入コンベヤ7の左右一対のフレーム14のうち、第一コンベヤとしてのメインコンベヤ6の搬送方向下手側に位置するフレーム14の外側に、金属製の板状体からなるストッパ36が取り付けられている。
このストッパ36は、メインコンベヤ6の左右一対のフレーム12の内面間の距離よりも多少短い長さを有し、図11に示すように、その上縁が搬入コンベヤ7のチェン15の上面、つまり、搬入コンベヤ7の搬送面Cよりも適当距離上方に位置する状態で、フレーム14のスリット17を利用して取り付けられ、搬入コンベヤ7を揺動中心B周りに揺動させることにより、図10の(ハ)に示すように、メインコンベヤ6と重複する搬入コンベヤ7の一部分の搬送面Cをメインコンベヤ6の搬送面Dより上方に位置する搬送姿勢と、図10の(イ)に示すように、前記ストッパ36の上縁をメインコンベヤ6の搬送面Dより下方に位置する非搬送姿勢とに切り替え可能に構成されている。
そして、搬入コンベヤ7のメインコンベヤ6との重複箇所より搬送方向下手側の左右フレーム14には、金属製の板状のガイド37が、やはりフレーム14のスリット17を利用してそれぞれ取り付けられ、これら左右のガイド37の上縁も、搬入コンベヤ7の搬送面Cより上方に位置するように構成されている。
【0033】
この第二の実施形態によれば、搬入コンベヤ7とメインコンベヤ6との重複箇所にある在荷検出手段26の在荷検出に伴って、搬入コンベヤ7を上方へ揺動させて物品Aを掬い取る際、図10の(ロ)に示すように、まずストッパ36の上縁がメインコンベヤ6の搬送面Dよりも上方に突出し、その突出したストッパ36に物品Aを載置したパレットPが当接し、その状態でメインコンベヤ6によって、物品AがパレットPごとストッパ36側に搬送され、パレットPの姿勢がストッパ36に沿うように矯正される。
したがって、搬入コンベヤ7の揺動タイミングに多少のずれがあっても、物品Aを載置したパレットPは、確実に所望の姿勢に維持されて、搬入コンベヤ7により掬い取られる。
【0034】
この第二の実施形態に改良を加えたのが、図12に示す第三の実施形態で、この第三の実施形態においては、ストッパ36の外側に物品検出器としてのリミットスイッチ式の在荷検出器38が設けられ、ストッパ36を設けたにもかかわらず、タイミングのずれなどに起因してパレットPがストッパ36上に乗り上げると、在荷検出器38が検出し、その検出結果に基づいて、制御部Hがチェン駆動用モータ22を停止してチェン15の回転駆動を止め、かつ、図外の警報手段で報知するとともに、必要に応じてメインコンベヤ6をも停止するように構成されている。
さらに、ストッパ36には、その長手方向の全長にわたってチェン15側に向けて突出するチェン外れ防止部材40が一体的に設けられ、そのチェン外れ防止部材40によってチェン15の外れを防止するように構成されている。
【0035】
〔別実施形態〕
これまで説明した第一から第三の実施形態においては、第二コンベヤである搬入コンベヤ7、搬出コンベヤ8、ならびに、物品搬入用コンベヤ9のフレーム14として、図6に示す構造のものを使用したが、このフレーム14としては各種の構造のものを使用することができ、例えば、図13に示す構造のもので実施することもできる。
この図13に示すフレーム14も、左右対称の断面形状を備えたアルミ製の押出し成形品で、その両横側部には、先の実施形態のもとの同様の断面T字型のスリット17が全長にわたって2個ずつ設けられ、フレーム14の上部と空間の底部にはチェン保持部材18,19が取り付けられ、先の実施形態で示したフレーム14から下方の空間を取り除いたような構造となっている。
【0036】
したがって、この図13に示すフレーム14は、全体が軽量で、コンベヤ全体を揺動駆動させるのに好都合であり、反面、コンベヤがある程度長い場合には、強度的に問題となる。その場合には、フレーム14の必要箇所にフレーム14とは別体の補強フレーム39を取り付けることにより、必要な強度を持たせて実施することができる。
この補強フレーム39もフレーム14のスリット17を利用して取り付けることができ、かつ、断面形状がU字型に構成されているので、その内部空間内に在荷検出手段26や昇降用モータ24などのケーブルを内装することができる。
【0037】
第一から第三の実施形態においては、前記搬入コンベヤ7や搬出コンベヤ8などの第二コンベヤを揺動させるにあたって、第一コンベヤとの重複箇所と反対側の端部近くに設けた揺動中心B周りに揺動させるものを示したが、第二コンベヤの中間部に揺動中心Bを設けて実施することもできる。
また、これまでの実施形態とは逆に、第一コンベヤをチェンコンベヤで構成し、第二コンベヤの方をローラコンベヤで構成して実施することもできる。その場合、第二コンベヤの全ローラを1本のチェンかベルトで、あるいは、左右各1本ずつのチェンかベルトで駆動するようにして一連に構成することができる。
【0038】
さらに、第二と第三の実施形態において、ストッパ36をメインコンベヤ6の搬送方向に直交する長尺状の板状体で構成した例を示したが、メインコンベヤ6の搬送方向に直交する方向において、その両端近くに2つの突起を設けたり、あるいは、前記直交する方向に3つ以上の突起を並設してストッパを構成することもできる。
また、第三の実施形態において、チェン外れ防止部材40をストッパ36から一体的に突設した例を示したが、ストッパ36と別体に構成してストッパ36に取り付けて実施することもでき、また、同じようなチェン外れ防止部材40を図9に示したガイド37に設けて、物品搬送の際にパレットPを案内するガイド37によって、チェン15の外れ防止を兼用することもできる。
【0039】
また、在荷検出手段26としては、必ずしも遊転輪30を備えたアーム28やリミットスイッチ29などから構成する必要はなく、光電式のものや磁気式のものなど、種々の構成のものを用いることができ、同様に、第三の実施形態において示した在荷検出器38についても、光電式や磁気式などの検出器を用いて実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動倉庫全体の概略平面図
【図2】第一実施形態におけるメインコンベヤと搬出入コンベヤの斜視図
【図3】第一実施形態における搬入コンベヤの作動を示す側面図
【図4】第一実施形態における偏芯カム機構を示す正面図
【図5】第一実施形態における偏芯カムを示す斜視図
【図6】第一実施形態における在荷検出手段を取り付けたフレームの断面図
【図7】第一実施形態における在荷検出手段の正面図
【図8】第一実施形態における制御装置のブロック図
【図9】第二実施形態におけるメインコンベヤと搬入コンベヤの斜視図
【図10】第二実施形態における搬入コンベヤの作動を示す正面図
【図11】第二実施形態における要部の断面図
【図12】第三実施形態における要部の断面図
【図13】別の実施形態を示すフレームの断面図
【図14】本件と従来技術とを比較するための第二コンベヤの側面図
【符号の説明】
6 第一コンベヤ
7,8,9 第二コンベヤ
13 ローラ
15 チェン
22 コンベヤ駆動装置
23 揺動駆動装置を構成する偏芯カム機構
26 物品検出手段
36 ストッパ
38 物品検出器
A 物品
B 揺動中心
C 第二コンベヤの搬送面
D 第一コンベヤの搬送面
H 制御手段
Claims (7)
- 物品を搬送する第一コンベヤと、前記第一コンベヤに対してその搬送方向とほぼ直交する方向から物品を搬入または搬出する第二コンベヤとを備え、平面視において前記第二コンベヤの一部分を第一コンベヤと干渉しない状態で重複配置し、この重複配置した第二コンベヤの前記一部分の搬送面を第一コンベヤの搬送面より上方に位置する搬送姿勢と下方に位置する非搬送姿勢とに切り替え可能に構成してあるコンベヤ装置であって、
前記第二コンベヤ全体を一体的に揺動可能に構成し、この第二コンベヤの揺動によって前記一部分の搬送面を前記搬送姿勢と非搬送姿勢とに切り替えるように構成し、
前記第二コンベヤの搬送方向の一端部分を前記第一コンベヤに対してその端部が搬送方向に突出しない状態で重複配置し、他端部分を揺動中心として揺動可能に構成し、
前記第二コンベヤを偏芯カム機構により揺動駆動するように構成し、その偏芯カム機構を前記第一コンベヤとの重複配置箇所に設け、
前記第二コンベヤを駆動するモータを前記第二コンベヤの揺動中心の近傍において前記第二コンベヤに取り付けてあるコンベヤ装置。 - 前記第二コンベヤを駆動用無端帯により駆動するように構成し、その駆動用無端帯を第二コンベヤの搬送方向の全長にわたって一連に構成してある請求項1に記載のコンベヤ装置。
- 前記第一コンベヤが、複数のローラを備えたローラコンベヤであり、前記第二コンベヤが、左右一対のチェンを備えたチェンコンベヤである請求項1または2に記載のコンベヤ装置。
- 前記第二コンベヤの揺動によって第一コンベヤ上の物品を第二コンベヤ上へ搬出するように構成し、かつ、前記第一コンベヤ上の物品を検出する物品検出手段を設け、前記第二コンベヤを駆動するコンベヤ駆動装置と前記第二コンベヤを揺動させる揺動駆動装置との作動を制御する制御手段が、前記物品検出手段の検出情報に基づいて前記コンベヤ駆動装置と揺動駆動装置とを制御するように構成してある請求項1に記載のコンベヤ装置。
- 前記第一コンベヤと干渉しない状態で重複配置した第二コンベヤ部分のうち、第一コンベヤの搬送方向下手側に第一コンベヤによる搬送物品に当接するストッパを設け、前記第二コンベヤの上方への揺動に伴って、前記ストッパが第一コンベヤ上の搬送物品に当接して、第一コンベヤによる物品の搬送を阻止するように構成してある請求項4に記載のコンベヤ装置。
- 前記ストッパを第一コンベヤの搬送方向に直交する方向に延びる板状体で構成してある請求項5に記載のコンベヤ装置。
- 前記ストッパへの物品の乗り上げを検出する物品検出器を設け、その物品検出器がストッパへの物品の乗り上げを検出すると、前記制御手段がコンベヤ駆動装置を停止するように構成してある請求項5または6に記載のコンベヤ装置。
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