JP3584965B2 - 光ラインプロテクション方式 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ラインプロテクションの方式に関し、一部は、SDH/SONET(synchronous digital hierarchy/synchronous optical network)における光ラインプロテクションの方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
SDH/SONETの光ラインプロテクションの方式において、従来、特に図15に示されるように主に集中的に管理・制御カード601が各物理インタフェースカードの制御やK1−K2制御情報の処理を行っていた。
【0003】
K1−K2制御情報はSDH/SONET信号のオーバーヘッドにあらかじめ埋め込まれており、その情報を抽出及び挿入することで光ラインを現用系から予備系へと切り替えの制御が行われる。図15において、自局側装置の現用系物理インタフェースカード201W上の物理層を終端する回路は、K1−K2制御情報をオーバーヘッドより抜き出しS501として管理・制御カード601に転送する。逆に管理・制御カード601からはS502を通しK1−K2制御情報を現用系物理インタフェースカード201W上のSDH/SONETのフレーム及びオーバーヘッドを終端する回路に挿入する。予備系物理インタフェースカード201PについてのK1−K2制御情報の転送についても同様であり信号線S503、S504を用いて情報のやり取りを行っている。光ライン信号受信サイドにおいて装置内の全ての物理インタフェースカードでSDH/SONETのフレーム及びオーバーヘッド情報が終端され個別に配備されている信号線を通しK1−K2制御情報のみが取り出され管理・制御カード(601)へと送られ、同様に信号送信サイドにおいては管理・制御カード(601)から個別に配備されている信号線を通しK1−K2制御情報のみを物理インタフェースカードへ送りSDH/SONETのフレーム上のオーバーヘッドに乗せる。つまり管理・制御カード(601)が全ての物理パネルからのK1−K2制御情報を終端処理し、またスイッチブロック(401)へ向かう信号(301)を通すゲートのトライステート制御(例えばS505、S506、S2505、S2506による制御)を行う事で各物理インタフェースカードからの信号の現用系から予備系、あるいは予備系から現用系への切り替えを制御している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ここで物理インタフェースカード上の光ラインポートが複数ある場合や複数の光ラインポートが実装された複数の物理インタフェースカードという構成を装置がとる場合、K1−K2制御情報処理の為の信号線を光ラインのポート別に配備する必要がある。またスイッチブロック401へ向かう信号線のゲートの開け閉めを行うトライステート制御のための信号線も同様に個別に持つ必要がある。このように光ラインプロテクションを行う専用のハードウェアやソフトウェアを管理・制御カード上に持つ必要があり、また切り替えを行うべき光ポートが増えれば増えるほど配備しなければならない信号線も増え、切り替えを行う為の処理も複雑化し結果として切り替えそのものの実行時間が増えてしまうという欠点があった。
【0005】
本発明の主な目的は装置の巨大化に伴い多数の光ポートを持つような構成の場合で物理インタフェースカードが複数実装されそのカード上の光ポートも複数存在していたとしても光伝送路の障害、エラーなどの劣化、上位の管理システムからのマニュアル操作での光ラインの切り替えコマンド等々が次々発生したとしても装置の構成を複雑化することなくシンプルな構成で、高速に光ラインの切り替えを行うことのできる光ラインプロテクション方式を提供することである。
【0006】
また使用帯域を増やす為にK1−K2制御情報やその他のオーバーヘッド信号を挿入する為のフレーム信号の無く連続するパケットデータが直接光化されライン信号として入出力がなされるような構成においても効率的でシンプルな装置構成で高速な光ラインの切り替えを行うことのできる光ラインプロテクション方式を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明による光ラインプロテクションは、パケットのペイロードに挿入されたK1−K2情報を用いて光ラインプロテクションを行うプロテクション手段を各物理インタフェースに備えることを特徴とする。
【0008】
また、本発明による光ラインプロテクション方式は、上記の光ラインプロテクション方式において、前記プロテクション手段は、受信したペイロード中のコントロール信号に応じてユーザーデータのペイロードとK1−K2情報を含むペイロードを分離するフィルタと、送信すべきユーザデータ又は送信すべきK1−K2情報をそれらに応じた値のコントロール信号を付して切り替えるセレクタと、前記フィルタから出力されたK1−K2情報を含むペイロード中のK1−K2情報を基にスイッチブロックへの出力バッファを制御し、送信すべきK1−K2情報を生成し、他の系の物理インタフェースカードと通信する制御手段を備えることを特徴とする。
【0009】
更に、本発明による光ラインプロテクション方式は、上記の光ラインプロテクション方式において、物理ポートの障害をペイロード長とそれについてのCRCコードを基にCRCチェックすることにより検出する手段を更に備えることを特徴とする。
【0011】
本発明によるSDH/SONETにおける光ラインプロテクション方式は、SDH/SONET (synchronous digital hierarchy/synchronous optical network) フレームのオーバーヘッドに挿入されたK1−K2情報を用いて光ラインプロテクションを行うプロテクション手段を備える光ラインプロテクション方式において、前記プロテクション手段は、受信したオーバヘッドから前記K1−K2情報を抽出する抽出手段と、送信するK1−K2情報をオーバヘッドに挿入する挿入手段と、前記抽出手段から出力されたK1−K2情報を基にスイッチブロックへの出力バッファを制御し、送信するK1−K2情報を生成し、他の系の物理インタフェースカードと通信する制御手段を備えることを特徴とする。
【0012】
更に、本発明によるSDH/SONETにおける光ラインプロテクションは、上記のSDH/SONETにおける光ラインプロテクション方式において、物理ポートの障害をペイロード長とそれについてのCRCコードを基にCRCチェックすることにより検出する手段を更に備えることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の方式全体の構成を示している。図1は、SDH/SONETのようなフレームやオーバーヘッド信号が無く連続するパケット(請求項1に記載のパケット)のデータ(図2参照)が直接光に変換された信号が各物理インタフェースカードの光ライン信号ポートへ入出力される例を示している。
【0014】
図12に示されるように現用系、予備系の各物理インタフェースカード(201W、201P)は光ラインを通し対向局側の装置の物理インタフェースカードにそれぞれ接続され、対向局側の装置との間でパケットデータの送受を行う。
【0015】
図11を参照すると、物理インタフェースカード(201)の光モジュール2011において光ライン受信信号(S101)は連続するパケットデータ(S2012)としての電気信号に変換される。その連続するパケットデータ信号S2012(信号フォーマットは図2)からは、ブロック2014にてクロックが再生され、パケットデータ信号S2012についてパケット長を示す先頭の2ByteごとのCRC(Cyclic Redundancy Check)をストリーム上の各バイトごとにすべて実施され、このことによりパケットデータ信号S2012の先頭が見つけられる。パケットの先頭にはペイロード長を示す情報(2Byte)が書きこまれており、このペイロード長を基に次のパケットの先頭を探し再びCRCチェックを行う。このようにしてパケットからパケットへと次々にパケットの先頭を見つけてCRCチェックを行う結果、同期引き込み状態とした後、その中のペイロード情報(S2015)(図3)をモジュール(2014)が出力する。
【0016】
逆に光ライン信号送信方向においてはモジュール(2014)はスイッチブロック(401)からのユーザーデータとしてのパケットデータ信号S302あるいは切り替え要求信号としてのパケットデータS2029(フォーマットは図3)に、ペイロード長を示す情報(2 Byte)、そのCRC情報及びトレイラーを付加(図2)して光モジュール2011へと出力する。光モジュール2011は、連続するパケットデータ信号S2013(フォーマット図2)の電気信号を光信号へ変換する。
【0017】
切り替え要求であるSONET/SDH信号のオーバーヘッドのK1−K2制御情報(図4、5参照)に相当する制御用パケットデータは物理インタフェースカード(201)で処理され、それ以外のデータは次のブロック(スイッチブロック:401)に入出力され処理される。ここでラインプロテクションを制御する切り替え信号(K1−K2制御情報)の物理パネル(201W、201P)での処理について図11及び図12を用いて説明する。
【0018】
切り替え要求であるK1−K2制御情報に相当する制御用パケットデータは他のユーザーデータと同様に図2のフォーマットフレームにて装置間でやり取りされ、CPUモジュール(2021)やスイッチブロック(401)との間では図3のフォーマットでやり取りされる。
【0019】
制御用パケットデータとユーザーデータとしてのパケットは図3のフォーマットのControlフィールドに何らかの情報を書きこむことで容易に識別することができる。
【0020】
信号受信方向においてはFilterブロック(図11 2017)は信号S2015(図2のPDU部分)の先頭バイト(Address)の次のバイト(Control)を見つけその中のControlフィールドの値により制御用パケットデータかユーザーデータとしてのパケットかを識別して、制御用パケットデータの場合には信号S2015を信号S2030としてFIFO(2019)に書きこみ、そうでない場合には信号S2015をユーザーデータS2032としてそのままトライステートバッファ2034を通してスイッチブロック401に送出する。
【0021】
信号送出方向においては、スイッチブロック401から来たユーザデータ信号S302とCPUモジュール2021から来た制御用パケットデータ信号S2029(図2のPDU部分)をSelector2018にて選択して多重化して、信号S2016としてモジュール2014に送出し、モジュール2014がペイロード長、CRC、トレイラ−等々の情報を信号S2016に付加することにより図2の信号フォーマットを有する信号S2013を光モジュール2011に送出する。
【0022】
こうすることで、従来の方法によるSDH/SONETのフレーム中のオーバーヘッドからのK1−K2制御情報の抽出あるいはオーバーヘッドへのK1−K2制御情報の挿入を行う現用系/予備系の各ラインパネルの切り替えによる効果と同様の効果をあげることができる。
【0023】
次に二重化された光伝送路における現用系より予備系へのライン切り替えについて図4〜10及び図12を参照して説明する。
【0024】
図6〜10には、1+1に二重化された光ライン信号(155Mあるいは622Mに相当する信号)に障害(Signal Degrade with low priority)が発生し双方向(Bidirectionalとして光ライン信号送出と受信両方向についての切り替え)のプロテクションスイッチング手法を用いて各パネルで状態遷移が行われ現用系より予備系へ切り替えが行われるまでの様子が示されている。
【0025】
自局と対向局間の基本的なプロトコル(切り替え用K−K2制御情報の交換)のやり取りは全て予備系のラインを通して行われ、既に標準化(参考文献:Bellcore発行TR−NWT−000253)されているSONET/SDHフレームを用いたK1−K2制御情報のやり取りと同様である。
【0026】
そこでまず図6は定常状態でK1−K2制御情報は0000,0000−0000,0101(ビット詳細内容は図4、5参照)として何も障害の無い状態である。またライン切り替えするとしたら双方向(Bidirectional)で行われるように本情報が交換されており、切り替え要求があった場合、送信と受信ライン双方のラインの現用→予備への切り替えがなされる。
【0027】
図6において切り替え要求であるスイッチリクエスト(SW REQ)はどちらの局からも出力されていない。
【0028】
次に図7に示されるように現用系光ライン信号S102Wで信号エラー(Signal Degrade)が発生し対向局側装置▲2▼が検出する。その際対向局側装置▲2▼の物理インタフェースカード2201Wは各パケットデータごとの先頭ペイロード長(2Byte)のCRCチェック(図2参照)を行う事で本エラーを検出する。信号エラーは、LOS(loss of signal)又はLOF(loss of frame)などにより発生するが、これらを直接には検出しない。
【0029】
現用系物理インタフェースカード2201Wは予備系ラインパネル2201Pに現用系光ライン信号S102Wで信号エラー(ここではSignal Degrade with low priority)が発生した事を通知する。通知の仕方は図12において現用系物理インタフェースカード上のCPUモジュール(2021W)が予備系物理インタフェースカード上のDual Port RAM (2022P)にその旨を書きこみ、CPUモジュール2021Pに割り込みをかける事で知らせることができる。
【0030】
そして予備系物理インタフェースカード2201Pは相手局(自局側装置▲1▼)に対し現用系光ライン信号でエラー(Signal Degrade with low priority)が発生している事を知らせる為に、K1−K2制御情報(1010,0000−0000,0101)を予備系光ライン信号S101Pを通して相手局に転送する。
【0031】
図8において自局側装置▲1▼の予備系物理インタフェースカード201PはK1−K2制御情報(1010,0000−0000,0101)を受信した後、本信号を受け取った事を対向局側装置▲2▼に示す為にK1−K2制御情報(0010,0001−0000,0101(チャネル1のリバースリクエスト))を対向局側装置▲2▼の予備系物理インタフェースカード2201Pに返す。
【0032】
図9において対向局側装置▲2▼の予備系物理インタフェースカード2201Pは本信号を受信した事を現用系パネル2201Wに通知すると共にK1−K2制御情報(1010,0001−0001,0101)を自局側装置▲1▼の予備系物理インタフェースカード201Pに返す。同様に自局側装置▲1▼の予備系物理インタフェースカードはK1−K2制御情報(0010,0001−0000,0101)を返す。
【0033】
この際、通知を受けたそれぞれの現用系パネル(201W、2201W)はSWモジュールに行く信号線S301、S2301のトライステートバッファ(2034W、対向局装置▲2▼でも同様のバッファ)を閉じる。
【0034】
図10においてそれぞれの局においてラインの現用系から予備系への切り替えを完了させるために予備系パネル(201P、2201P)は今まで閉じていたSWモジュールに行く信号線(S301、S2301)のトライステートバッファ(2034P、対向局装置▲2▼でも同様のバッファ)を開け信号出力することで切り替えを完了する。
【0035】
図11、12に本発明の第1の実施形態の構成を示し以下にそれら各構成の詳細な動作を示す。
【0036】
本構成は、連続するパケットデータ(図2参照)が直接光に変換された信号を入出力する物理インタフェースカード(図1では201Wを示す)の内容を示している。点線で囲まれた部分において、光モジュール2011は光ライン受信信号(S101)を電気信号として連続するパケットデータ(S2012)に変換する。モジュール(2014)はクロックを再生し、2ByteごとのCRCチェックをストリーム上の各バイトごとにすべて実施する事によりパケットの先頭を見つけ、パケット先頭のペイロード長を示す情報(2 Byte)により次のパケットの先頭を探し再びCRCチェックを行うことで同期引き込み状態とする。このようにしてパケットからパケットへと次々に先頭を見つけCRCチェック実施し同期引き込み状態となっている時に、その中のペイロード情報S2015(図3)を本ブロック(2014)より出力する。
【0037】
Filterブロック2017は先の信号S2015の中の先頭バイト(Address)の次のバイト(Control)を見つけペイロード中のControlフィールドにより制御用パケットデータ(切り替え要求であるK1−K2制御情報に相当)かユーザーデータとしてのパケットかをフィルタリングし制御用パケットの場合FIFO(2019)に書きこみ、そうでない場合ユーザーデータとしてそのままトライステートバッファ2034を通してスイッチブロック401にパケットデータS301として渡す。トライステートバッファ2034はCPUによる制御信号S2031によって開け閉めが制御される。
【0038】
トライステートバッファ2034は、通常物理インタフェースカード201が現用系の時は開いており予備系の時はハイインピーダンス出力となるように閉じている。またFIFO(2019)に書きこまれた制御用パケットデータはCPUモジュール(2021)によって随時読み出される。
【0039】
一方、Selectorブロック2018は、スイッチブロック401から来た信号S2033(S302と同じ)とCPUモジュール(2021)から出力されFIFO(2020)を通して来た制御パケット信号S2029を選択し多重して信号S2016(パケットフォーマットは図3参照)としてブロック(2014)に送出する。この際、信号S2015の第2バイトのコントロールの値を信号S2033を選択したか信号S2029を選択したかによって切り替える。
【0040】
前述してきたようにブロック(2014)はペイロード長、CRC、トレイラ−等々の情報を付加し図2の信号フォーマットとして光モジュール2011に送出する。
【0041】
Dual Port RAM(2022)は予備系パネルと通信するためのものであり予備系物理インタフェースカード上のCPUモジュールより来たS2023としてのデータはDual Port RAM(2022)に書きこまれ、割り込み信号S2025によりCPUモジュールに対し書き込みがなされた事が示されS2026としてそのデータが読み出される。逆に相手パネルに情報を伝える為にCPUモジュール(2021)は予備系物理インタフェースカード上のDual Port RAMにS2024としてデータを書きこみ、同様に割り込み信号を発生させて予備系物理インタフェース上のCPUに書きこんだことを知らせる。このようにして現用系と予備系の物理インタフェースカードの間(詳細 図12)でデータの交換を行う。
【0042】
図13は本発明の第二の実施形態である。
【0043】
今まで説明してきたように第1の実施形態は、図2、3のようなパケットが連続し直接光ライン信号として図11の回路構成の装置に入力されるような方式で、ラインのプロテクションを行うものであるのに対し、第2の実施形態は、光の入出力信号が従来のSDH/SONETのフレーム構成(図14参照)である場合でも同様の効果が得られるものである。
【0044】
自局及び対向局の装置間の光ライン切り替えを行うK1−K2制御情報のやり取り(プロトコル)、現用系物理インタフェースカードと予備系物理インタフェースカード間のDual Port RAMを用いた情報のやり取り等々の装置全体の基本的動作は第一の実施形態と同じである。
【0045】
ここでは物理インタフェースカード内の光ライン切り替えのトリガとなるK1−K2制御情報の処理について説明する。物理インタフェースカード上の光モジュール2011においてSDH/SONETのフレームフォーマット(図14参照)を持った光ライン受信信号(S101)は電気信号に変換される。その電気信号S2012はモジュール2014に入力されてクロックが再生され、フレーム信号による同期引き込み、オーバーヘッド情報の終端がなされK1−K2制御情報の情報が分離されS2030としてFIFO(2019)に書きこまれる。一方フレーム信号等のオーバーヘッド信号が取り除かれたペイロード信号としてのユーザーデータはS2015としてスイッチブロック(401)に出力される。逆に光ライン信号送信方向においてスイッチブロック(401)からのユーザーデータとしてのペイロード信号S302はS2032としてモジュール2014に書きこまれそこでSDH/SONETのフレーム情報やポインタ値、その他のオーバーヘッド信号、K1−K2制御情報が挿入されて図14に示されるようなSDH/SONETのフレームを持った信号として光モジュール2011に出力され最終的に光ライン信号のS102として本物理インタフェースカードより出力される。
【0046】
ここでK1−K2制御情報はCPUモジュール2021によりS2027として出力しあらかじめFIFO(2020)に書きこまれておりオーバーヘッドとしてのK1−K2制御情報を出力するタイミングにて信号S2029として本FIFO(2020)より読み出すことにより先のSDH/SONETのフレーム内の情報(図14)として対向局に転送できる。CPUモジュール2021によるFIFO(2019)からのK1−K2制御情報の読み出し、FIFO(2020)への書きこみ、Dual Port RAM(2022)を用いた予備系物理インタフェースカードとの通信や自局及び対向局装置間のK1−K2制御情報交換による状態の遷移等々については第一の実施形態と同様なのであえてここでは説明しないが同様の効果つまり高速且つシンプルな装置構成でラインの切り替えを行う事ができる。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、図1に示されるようなシステムにおいて物理層である物理ポート(SDH/SONETライン)の障害(信号LOS(loss of signal)、LOF(loss of frame)、エラー等による)、あるいは相手局側からの切り替えコマンドによるラインプロテクションを行う装置において、従来、現用系/予備系の各物理インタフェースカードにおいてSDH/SONETフレームのオーバーヘッド信号より切り替え信号であるK1−K2制御情報を抽出し、それら信号を装置を集中的に管理する管理・制御カードに出力しその管理・制御カードにおいて処理がなされライン切り替えを行っていたのを、SDH/SONETフレームがなくパケットデータが直接光信号としてやり取りされる場合(図2、3参照)でも現用系/予備系の物理インタフェースカード間のみにおいて切り替え信号としてのK1−K2制御情報のやりとりを行うことで高速且つシンプルな装置の構成でラインの切り替えを行う事ができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるラインプロテクション方式の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態によるモジュール2014と光モジュール2011との間で入出力される信号のフォーマットを示す図である。
【図3】本発明の実施形態1によるモジュール2014からフィルタ2017に出力される信号及びセレクタ2018からモジュール2014に出力される信号のフォーマットを示す図である。
【図4】K1−K2制御情報のうちのK1情報のフォーマットを示す図である。
【図5】K1−K2制御情報のうちのK2情報のフォーマットを示す図である。
【図6】本発明の実施形態によるライン切り替え時のプロトコルを説明するための第1の図である。
【図7】本発明の実施形態によるライン切り替え時のプロトコルを説明するための第2の図である。
【図8】本発明の実施形態によるライン切り替え時のプロトコルを説明するための第3の図である。
【図9】本発明の実施形態によるライン切り替え時のプロトコルを説明するための第4の図である。
【図10】本発明の実施形態によるライン切り替え時のプロトコルを説明するための第5の図である。
【図11】本発明の実施形態1による物理インタフェースカードの構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の実施形態1による現用系物理インタフェースカード及び予備系物理インタフェースカードの構成並びにそれらの接続関係を示すブロック図である。
【図13】本発明の実施形態2による物理インタフェースカードの構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の実施形態2で使用するSDH/SONETのフレームフォーマットを示す図である。
【図15】従来例によるラインプロテクション方式の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
201W、201P、2201W、2201P 物理インタフェースカード
401 スイッチブロック
2011 光モジュール
2014 CLK再生、CRTエラー計算、同期引き込み、 パケット入出力モジュール
2017 フィルタ
2018 セレクタ
2019 FIFO
2020 FIFO
2021 CPU
2022 デュアルポートRAM
2034 バッファ
Claims (5)
- 光ラインプロテクションにおいて、パケットのペイロードに挿入されたK1−K2情報を用いて光ラインプロテクションを行うプロテクション手段を各物理インタフェースに備えることを特徴とする光ラインプロテクション方式。
- 請求項1に記載の光ラインプロテクション方式において、前記プロテクション手段は、受信したペイロード中のコントロール信号に応じてユーザーデータのペイロードとK1−K2情報を含むペイロードを分離するフィルタと、送信すべきユーザデータ又は送信すべきK1−K2情報をそれらに応じた値のコントロール信号を付して切り替えるセレクタと、前記フィルタから出力されたK1−K2情報を含むペイロード中のK1−K2情報を基にスイッチブロックへの出力バッファを制御し、送信すべきK1−K2情報を生成し、他の系の物理インタフェースカードと通信する制御手段を備えることを特徴とする光ラインプロテクション方式。
- 請求項1又は2に記載の光ラインプロテクション方式において、物理ポートの障害をペイロード長とそれについてのCRCコードを基にCRCチェックすることにより検出する手段を更に備えることを特徴とする光ラインプロテクション方式。
- SDH/SONET (synchronous digital hierarchy/synchronous optical network) フレームのオーバーヘッドに挿入されたK1−K2情報を用いて光ラインプロテクションを行うプロテクション手段を備える光ラインプロテクション方式において、前記プロテクション手段は、受信したオーバヘッドから前記K1−K2情報を抽出する抽出手段と、送信するK1−K2情報をオーバヘッドに挿入する挿入手段と、前記抽出手段から出力されたK1−K2情報を基にスイッチブロックへの出力バッファを制御し、送信するK1−K2情報を生成し、他の系の物理インタフェースカードと通信する制御手段を備えることを特徴とするSDH/SONETにおける光ラインプロテクション方式。
- 請求項4に記載のSDH/SONETにおける光ラインプロテクション方式において、物理ポートの障害をペイロード長とそれについてのCRCコードを基にCRCチェックすることにより検出する手段を更に備えることを特徴とするSDH/SONETにおける光ラインプロテクション方式。
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