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JP3583759B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はオート節電機能を有する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子写真方式のプリンタ部を有する画像形成装置は、用紙に転写されたトナー像を定着装置の内部にハロゲンランプなどの熱源を有する熱ローラと表面を弾性ゴムで覆われた圧ローラのニップに挟持、加熱することにより定着している。この方法であると定着装置の熱ローラに供給する電力が非常に多くなるので、所定の時間画像形成装置が使われないと自動的に節電状態に移行する。この仕組みは、画像形成装置の動作が終了するとタイマーをスタートさせて、この計時した時間が所定の時間以上になると節電状態へ移行する。またタイマーがスタートした後で節電状態に移行する前に新たな動作が行われると、タイマーの計時時間がクリアされて、この動作が終了すると再びタイマーがスタートする。この節電状態においてはコピー時の定着温度より低い温度に設定されいるプレヒートモードや、節電状態では定着装置への電力供給をカットするオートシャットオフモードなどがあり、いずれもユーザーがコピーをするために操作をすると定着装置の温度を所定のコピー時の温度に復帰するように制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ユーザーコピーをするために画像形成装置の設置場所へ行き節電状態を解除しても安定待機状態へ復帰するには時間がかかる。数枚のコピーをするのにはたとえ短い時間であっても待たされるのは嫌なものである。そこでネットワークに接続された画像形成装置の状態をパソコンのステータスモニタで確認し、安定待機状態ならそのままで、節電状態であったならパソコンから節電解除の指示を行いコピーをしに行く頃には安定待機状態に復帰しているというものもあるが、この場合もステータスモニタで確認したときには安定待機状態であったものがコピーをしに行った頃には節電移行時間が経過するか別のユーザーの節電キーの操作により節電状態になっていたり、パソコンから節電解除指示を行っていたときも同じく別のユーザーの節電キーの操作で既に節電状態になっていることがある。このよう場合はせっかくパソコンから確認してコピーをしに行っても結局待たされてしまう。本願の発明はこのような課題を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成するために本願第1の発明は、ネットワークに接続され、安定待機状態と節電状態の切り替え可能な画像形成装置において、この画像形成装置に対する動作、又は行われた動作を第1の動作群と第2の動作群とに分類し、この行われた動作を判別する動作群判別手段と、第1の動作群に含まれる動作の終了から計時を開始する第1のタイマーと、この第1のタイマーの計時時間が第1の所定時間以上経過すると第1の信号を出力する第1の信号検出手段と、第2の動作群に含まれる動作の終了から計時を開始する第2のタイマーと、この第2のタイマーの計時時間が第2の所定時間以上経過すると第2の信号を出力する第2の信号検出手段と、安定待機状態で節電キーが操作されると第3の信号を出力する第3の信号検出手段と、第1の動作群に含まれる動作があれば第1のタイマーをリセットし、第2の動作群に含まれる動作があれば第2のタイマーをリセットするタイマーリセット手段と、前記第1の信号検出手段が第1の信号を出力しているか前記第3の信号検出手段が第3の信号を出力している状態で、第2の信号検出手段が第2の信号を出力している場合に節電移行信号を出力する節電移行信号出力手段と、前記節電移行信号を検出すると節電状態へ移行する節電制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置を用いる。
【0005】
本願第2の発明は、前記第1の動作群に含まれる動作とは、電源投入動作の他、コピー動作、プリントアウト動作、ファクシミリ受信による印刷動作など定着装置の使用を伴う動作で、前記第2の動作群に含まれる動作とは、ネットワークを介して送られてくる節電解除コマンドであることを特徴とする第1の発明に記載の画像形成装置を用いる。
【0006】
本願第3の発明は、前記第2のタイマーが第2の所定時間以下のときに前記節電キーが操作されると、操作表示部に節電状態へは移行しない旨表示する節電移行不可表示手段を有することを特徴とする第1、2の発明に記載の画像形成装置を用いる。
【0007】
本願第4の発明は、前記安定待機状態とは定着装置の熱ローラを定着可能な温度に保ち、すぐに画像形成できる状態であり、節電状態とは前記熱ローラを定着可能な温度より低い温度にして消費電力を節約する状態であることを特徴とする第1〜3の発明に記載の画像形成装置を用いる。
【0008】
【作用】
本願第1の発明は、従来からあるコピーの終了などから第1の所定時間経過すると節電状態へ移行し、さらに安定待機状態で節電キーを操作しても節電状態になる画像形成装置に、第2の動作群に含まれる動作を行うと節電状態が解除されるとともに、第2の所定時間の間はたとえ節電キーを操作しても節電状態にならないようにすることで、ユーザーがコピーをしたいときに予め第2の動作群に含まれる動作をさせておけば無駄に待たされることはない。
【0009】
本願第2の発明は、前記第1の動作群に含まれる動作とは、電源投入動作の他、コピーなどの定着装置の使用を伴う動作で、第2の動作群に含まれる動作とは、ネットワークを介して接続されたパソコンから送られてくる節電解除コマンドなので、予めパソコンから節電解除コマンドを送っておけば、いざコピーするときに節電状態になっていることはないので、待たされることはない。
【0010】
本願第3の発明は、すでに節電解除コマンドが送られている状態の画像形成装置は、別のユーザーが節電状態にしたくて節電キーを操作したときに、節電状態に移行しないと故障と間違われるので、この間違いを回避できる。
【0011】
本願第4の発明は、前記節電状態の定着装置は安定待機状態より低い温度にして消費電力を節約しているので省エネルギーである。
【0012】
【実施例】
本件発明を採用する画像形成装置を図1の概略図に基づいて説明する。同図において画像形成装置1はプリンタ、コピー、ファクシミリの機能を有する複合装置で、CPU2、ROM3、RAM4、プリンタコントローラ5、受信情報記憶バッファ6、中間言語情報記憶バッファ7、プリンタ部8、定着装置9、電源装置10、メインSW11、操作表示部12、DF用I/F13、DF14、DF用ケーブル15、スキャナ装置16、画像処理部17、ビットマップメモリ18、CODEC19、画像メモリ20、ネットワークI/F21、モデム22、NCU23、バス24などから構成されている。またこの画像形成装置1はネットワークケーブル25を介してパソコン26と接続されている。
【0013】
詳しくは、前記CPU2は当該画像形成装置1の各構成を制御しており、各種プログラムを記憶した前記ROM3、ユーザーチョイスデータ、設定データ、トータルカウントデータ、各種フォントデータなどを記憶した前記RAM4に接続されている。本願発明の請求項に記載されている第1のタイマー、第2のタイマー、タイマーリセット手段、節電制御手段はこのROM3に格納されているプログラムであり、第1の所定時間、第2の所定時間はこのRAM4に記憶されている設定データである。
【0014】
前記プリンタコントローラ5は、接続されたパソコンから送信され、前記受信バッファ6に格納されているプリントコマンドやジョブ情報を解析し、中間言語情報を生成するものである。この中間言語情報は中間言語情報記憶バッファ7に格納される。
【0015】
前記プリンタ部8は給紙搬送手段(図示していない)、作像手段(図示していない)、定着装置9などから構成されており、給紙カセットから給紙された用紙は前記作像手段によりトナー像を転写され、これが定着手段の熱ローラと圧ローラのニップにより挟持、加熱されることによりトナー像を定着される。詳しくは当該定着装置9は、内部にハロゲンランプなどのヒータを内蔵する、アルミなどの熱伝導性に優れる基材からなる熱ローラと、熱伝導性のよいアルミなどのローラの周囲が耐熱性のウレタンゴムでできた弾性層で覆われ、さらに外周はPTFEなどのフッ素系樹脂の離型層を持った圧ローラと、前記熱ローラの表面温度を検知する温度検知手段と、ヒータの電源と、前記ヒータのオン/オフをするスイッチング手段、及びこれらを制御する定着温度制御手段から構成されている。この定着装置9の温度制御は、印刷時、及び通常の安定待機状態においては、180±5℃での設定温度で推移している。この場合は、前記温度検知手段の検知した値から換算される前記熱ローラの表面温度が、制御したい温度から決定される第1の定着閾値(この場合は175℃)を下回ったときは前記スイッチング手段をONして前記熱ローラの温度を上げ、制御したい温度から決定される第2の定着閾値(この場合は185℃)を上回ったときには前記スイッチング手段をOFFして前記熱ローラの温度が用紙や空気に熱を奪われて下がるという、スレッシュホールド制御を行っている。また節電状態に移行したときは、第4の発明に記載したように、上記設定温度より低く、あまり電力を消費しない温度で、かつ設定温度の185℃にすぐ立ち上がることのできる節電待機温度に維持される。定着手段9の熱容量が小さい場合や、節電状態での消費電力の節約を優先する場合は、電力を供給しない節電状態もあり得る。
【0016】
前記電源装置10は、外部のAC電源とコンセントで接続されており、上記各更生のAC、DCの電力を供給している。この電源装置10のオン/オフは、前記メインSW11で行えるほか、CPU2の制御によるソフトSWでのオン/オフもできる。
【0017】
前記操作表示部12は、操作キー、LDC表示部などから構成されている。この画像形成装置1は複合装置なので操作表示部12はコピー機能画面、プリンタ機能画面、ファクシミリ機能画面、スキャナ機能画面を切り替え可能である。節電状態へ移行させる節電キーもここに設けられている。
【0018】
DF用I/F13は、この画像形成装置1の上に置かれたDF14とケーブル15を介して接続し、このDF14を制御するためのインターフェースである
【0019】
前記スキャナ装置16は、DF14で1枚づつフィードされる原稿にハロゲンランプで光を当てその反射光をCCDセンサで読み取り、このアナログ信号をA/D変換でデジタル信号に変換し画像処理部17で画像処理をして後段のビットマップメモリ18に展開していく。このビットマップメモリ18は、前記スキャナ装置16からの画像データの他ネットワークなどを介して接続されたパソコンから転送されてくるプリントコマンドを前記プリンタコントローラ5で解析し生成される中間言語情報、相手方ファクシミリから公衆回線、NCU23、モデム22を介して送られてくる画像データを必要に応じてCODEC19で伸張しフルビットマップの画像データとして展開、保持する手段である。前記CODEC19は、プリントデータに含まれる画像データの符号化されたものを復号化するためのものである。
【0020】
前記画像メモリ20は、メモリコピーやファクシミリのメモリ送信、予約送信を行う場合に、スキャナ装置16で読み取った画像データをCODEC19で符号化して記憶する。また複合装置のスキャナ機能を用いる場合は、スキャナ装置16で読み取った画像データをCODEC19で符号化して記憶したものを外部のパソコンから読み取ることもできるし、同じようにファクシミリのポーリング機能では、相手方ファクシミリから読み出すことも可能である。近年は複合装置にそこそこの容量の画像データ格納用のハードディスクを用いて画像メモリとしているものも多い。
【0021】
ネットワークI/F21は、当該画像形成装置1をネットワークに接続するインターフェースである。ここではパソコン26や図示していないその他の接続機器とネットワークケーブル25を介して接続されている。
【0022】
前記モデム22は、公衆回線から送信されてくるアナログ信号をデジタル信号に変換し、また逆にデジタル信号をアナログ信号に変換して公衆回線で送信するためのものである。前記NCU23は、公衆回線への接続、ファクシミリと電話の切り替え、回線へのオンフック信号の送出、リング検出などを行う。
【0023】
バス24は、上述した各構成のデータや信号のやり取りを行うバスである。それぞれ画像データ用のバスや制御信号用のバスがあるが、ここでは略して1つで表している。
【0024】
パソコン26は、上記画像形成装置1にネットワークを介して接続されており、この画像形成装置1の状態をモニタで確認できるプログラムと、この画像形成装置1に対して節電解除コマンドを送信する節電解除コマンド送信手段を有する。
【0025】
本件発明を採用する画像形成装置1の、節電状態への移行、節電状態を解除するまでの処理を図2〜5のフローチャートを用いて説明する。図2は本願の第1のタイマーの処理を示すフローチャートである。まず画像形成装置1の電源を投入すると(S101)、第1のタイマーをリセット(t1=0にセット)するとともに、第1のタイマーをスタートする(S102)。次に第1のタイマーの計時時間が第1の所定時間T1以上かを判断し(S103)、まだ第1の所定時間を過ぎていなければ第1の動作群に含まれる動作があったかを動作群判別手段により判断し(S104)、無ければS103に戻り、あればS102に戻り再びカウンターはクリアされてから計時を開始する。S103で第1のタイマーが第1の所定時間以上経過すると、第1の信号検出手段が第1の信号を出力する(S105)。続いて第1の動作群に含まれる動作があったかを動作群判別手段により判断し(S106)、無ければそのままS106に戻り第1の信号の出力を継続し、あれば第1の信号の出力を停止し(S107)、S102に戻り再びカウンターはクリアされてから計時を開始する。ここで第1の動作群に含まれる動作は、第2の発明では電源投入動作の他、コピー動作、プリントアウト動作、ファクシミリ受信による印刷動作など、定着装置を使用する動作であるが、人体検知センサーを設けてこの検知を第1の動作に含めても良いし、DFの用紙検知を含めても良く、適宜選択して決めれば良い。一般的には節電状態を解除するトリガーとなるものと同じものをトリガーとして第1のタイマーをリセットするものである。
【0026】
図3は本願の第2のタイマーの処理を示すフローチャートである。まず画像形成装置1の電源を投入すると(S201)、第2のタイマーをリセット(t2=0にセット)するとともに、第2のタイマーをスタートする(S202)。次に第2のタイマーの計時時間が第2の所定時間T2以上かを判断し(S203)、まだ第2の所定時間を過ぎていなければ第2の動作群に含まれる動作があったかを動作群判別手段により判断し(S204)、無ければS203に戻り、あればS202に戻り再びカウンターはクリアされてから計時を開始する。S203で第2のタイマーが第2の所定時間以上経過すると、第2の信号検出手段が第2の信号を出力する(S205)。続いて第2の動作群に含まれる動作があったかを動作群判別手段により判断し(S206)、無ければそのままS206に戻り第2の信号の出力を継続し、あれば第2の信号の出力を停止し(S207)、S202に戻り再びカウンターはクリアされてから計時を開始する。S202では電源投入後に第2のタイマーをリセットしているが、最初はリセットしなくても良い。ここで第2の動作群に含まれる動作は、第2の発明ではパソコンから送信されてくる節電解除コマンドを受信する動作としている。
【0027】
図4は本願の節電キーを操作したときの第3の信号検出手段の処理フローを示している。まず画像形成装置が安定待機状態かを判断し(S301)、安定待機状態であれば節電キーは操作されたかを判断し(S302)、第3の信号検出手段が第3の信号を出力する(S303)。続いて、その他の条件などで節電が解除されると(S304)、第3の信号の出力を停止し(S305)、処理は終了する。本実施例では節電状態でこの節電キーが操作されると、この節電キーの操作が第1の動作群に含まれるので第1のタイマーがリセットされ、節電は解除されるようにしている。
【0028】
図5は本願節電制御手段の処理を示すフローチャートであり、節電移行信号出力手段そのものの処理である。節電移行信号出力手段は、第1〜3の信号検出手段に接続され、常時その信号を読み取っている。まず第1の信号を検出したかを判断し(S401)、検出しないと第3の信号を検出したかを判断し(S402)、検出しないと再びS401に戻る。これらはS401、402で第1の信号又は第3の信号を検出したときに、第2の信号を検出したかを判断し(S403)、第2の信号を検出すると節電移行信号検出手段は節電移行信号を出力し(S404)、処理は終了する。画像形成装置1はこの節電移行信号を出力したときのみ節電状態へ移行する。同様に先に第2の信号を検出してから、第1の信号又は第3の信号を検出する処理にしても結果は同じである。
【0029】
このように、常時図2〜図5に示すプログラムは並行して実行されている。この結果、第2の信号は第2の動作群に含まれる動作があって(例えば節電解除コマンドを受けて)所定時間経過するまで以外は常に出力されているので、第2の動作群の動作以外は従来の節電の処理と同じものを使用できる。
【0030】
本願第3の発明の節電移行手段の処理のフローチャートを図6に示す。まず第2の信号を検出したかを判断し(S501)、第2の信号を検出していない場合、つまり第2の動作群に含まれる動作があって第2の所定時間以内のときは、次に第3の信号を検出したかを判断(S502)、つまり節電キーが操作されたかを判断し、第3の信号を検出した場合は、操作表示部に節電状態へ移行しない旨表示しS501に戻る。S501で第2の信号を検出している場合は第1の信号を検出したかを判断し(S504)、検出しないと第3の信号を検出したかを判断し(S505)、検出しないと再びS501に戻り、S504、S505のいずれかで信号を検出すると節電移行信号検出手段は節電移行信号を出力し(S506)、処理は終了する。画像形成装置1はこの節電移行信号を出力したときのみ節電状態へ移行する。
【0031】
【発明の効果】
本願第1の発明を用いれば、従来からあるコピーの終了などから第1の所定時間経過すると節電状態へ移行し、さらに安定待機状態で節電キーを操作しても節電状態になる画像形成装置に、第2の動作群に含まれる動作を行うと節電状態が解除されるとともに、第2の所定時間の間はたとえ節電キーを操作しても節電状態にならないようにすることで、ユーザーがコピーをしたいときに予め第2の動作群に含まれる動作をさせておけば無駄に待たされることはない。
【0032】
本願第2の発明を用いれば、前記第1の動作群に含まれる動作とは、電源投入動作の他、コピーなどの定着装置の使用を伴う動作で、第2の動作群に含まれる動作とは、ネットワークを介して接続されたパソコンから送られてくる節電解除コマンドなので、予めパソコンから節電解除コマンドを送っておけば、いざコピーするときに節電状態になっていることはないので、待たされることはない。
【0033】
本願第3の発明を用いれば、すでに節電解除コマンドが送られている状態の画像形成装置は、別のユーザーが節電状態にしたくて節電キーを操作したときに、節電状態に移行しないと故障と間違われるので、この間違いを回避できる。
【0034】
本願第4の発明を用いれば、前記節電状態の定着装置は安定待機状態より低い温度にして消費電力を節約しているので省エネルギーである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明を採用する画像形成装置及び周辺機器の概略図である。
【図2】図2は本願の第1のタイマーの処理を示すフローチャートである。
【図3】本願の第2のタイマーの処理を示すフローチャートである。
【図4】本願の節電キーを操作したときの第3の信号検出手段の処理フローを示している。
【図5】本願の節電制御手段の処理を示すフローチャート
【図6】本願第3の発明の節電移行手段の処理のフローチャート
【符号の説明】
1;画像形成装置
2;CPU
3;ROM
4;RAM
5;プリンタコントローラ
6;受信情報記憶バッファ
7;中間言語情報記憶バッファ
8;プリンタ部
9;定着装置
10;電源装置
11;メインSW
12;操作表示部
13;DF用I/F
14;DF
15;DF用ケーブル
16;スキャナ装置
17;画像処理部
18;ビットマップメモリ
19;CODEC
20;画像メモリ
21;ネットワークI/F
22;モデム
23;NCU
24;バス
25;ネットワークケーブル
26;パソコン

Claims (4)

  1. ネットワークに接続され、安定待機状態と節電状態の切り替え可能な画像形成装置において、
    この画像形成装置に対する動作、又は行われた動作を第1の動作群と第2の動作群とに分類し、この行われた動作を判別する動作群判別手段と、第1の動作群に含まれる動作の終了から計時を開始する第1のタイマーと、この第1のタイマーの計時時間が第1の所定時間以上経過すると第1の信号を出力する第1の信号検出手段と、第2の動作群に含まれる動作の終了から計時を開始する第2のタイマーと、この第2のタイマーの計時時間が第2の所定時間以上経過すると第2の信号を出力する第2の信号検出手段と、安定待機状態で節電キーが操作されると第3の信号を出力する第3の信号検出手段と、第1の動作群に含まれる動作があれば第1のタイマーをリセットし、第2の動作群に含まれる動作があれば第2のタイマーをリセットするタイマーリセット手段と、前記第1の信号検出手段が第1の信号を出力しているか前記第3の信号検出手段が第3の信号を出力している状態で、第2の信号検出手段が第2の信号を出力している場合に節電移行信号を出力する節電移行信号出力手段と、前記節電移行信号を検出すると節電状態へ移行する節電制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1の動作群に含まれる動作とは、電源投入動作の他、コピー動作、プリントアウト動作、ファクシミリ受信による印刷動作など定着装置の使用を伴う動作で、前記第2の動作群に含まれる動作とは、ネットワークを介して送られてくる節電解除コマンドであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2のタイマーが第2の所定時間以下のときに前記節電キーが操作されると、操作表示部に節電状態へは移行しない旨表示する節電移行不可表示手段を有することを特徴とする請求項1、2に記載の画像形成装置。
  4. 前記安定待機状態とは定着装置の熱ローラを定着可能な温度に保ち、すぐに画像形成できる状態であり、節電状態とは前記熱ローラを定着可能な温度より低い温度にして消費電力を節約する状態であることを特徴とする請求項1〜3に記載の画像形成装置。
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