JP3573549B2 - 回線制御装置 - Google Patents
回線制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3573549B2 JP3573549B2 JP30958195A JP30958195A JP3573549B2 JP 3573549 B2 JP3573549 B2 JP 3573549B2 JP 30958195 A JP30958195 A JP 30958195A JP 30958195 A JP30958195 A JP 30958195A JP 3573549 B2 JP3573549 B2 JP 3573549B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line
- line control
- unit
- channels
- control unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 16
- 235000013902 inosinic acid Nutrition 0.000 description 10
- IYZMXHQDXZKNCY-UHFFFAOYSA-N 1-n,1-n-diphenyl-4-n,4-n-bis[4-(n-phenylanilino)phenyl]benzene-1,4-diamine Chemical compound C1=CC=CC=C1N(C=1C=CC(=CC=1)N(C=1C=CC(=CC=1)N(C=1C=CC=CC=1)C=1C=CC=CC=1)C=1C=CC(=CC=1)N(C=1C=CC=CC=1)C=1C=CC=CC=1)C1=CC=CC=C1 IYZMXHQDXZKNCY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 4
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
Description
(目次)
発明の属する技術分野
従来の技術(図11〜図13)
発明が解決しようとする課題(図12〜図14)
課題を解決するための手段(図1)
発明の実施の形態(図2〜図10)
発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回線制御装置に関し、特に、ISDN(Integrated Services Digital Network)回線を利用した交換機などに用いて好適な回線制御装置に関する。
【0003】
【従来の技術】
図11は一般的なISDNの交換ネットワークの一例を示す図で、この図11において、100は交換機、101は回線制御部(LC)、200−1〜200−N(Nは自然数)はそれぞれパソコンなどの端末である。そして、この図11に示すように、交換機100は、各端末200−1〜200−Nをそれぞれ複数の回線(物理的な回線)を介して回線制御部101にて収容しており、各端末200−1〜200−Nの端末データが、回線制御部101での回線制御により、それぞれ対応する回線を通じて遣り取りされるようになっている。
【0004】
図12は上述の回線制御部101の構成を示すブロック図で、この図12に示すように、回線制御部101は、RS232などの通常のシリアルインタフェースである回線インタフェース部102と、回線データ処理部103とをそなえて構成される。
ここで、回線インタフェース部102は、複数の端末(例えば、この場合は8台の端末)200−1〜200−8をそれぞれ8本の回線を介して収容しており、ここでは、各端末200−1〜200−8に対応して8つのドライバ/レシーバ部104を有して構成される。なお、これらの各ドライバ/レシーバ部104は、それぞれ、入力された端末データ(ディジタルデータ)に対して、その振幅(ディジタル値)を所要量だけ大きくするなどの電気的変換処理を行なうもので、これらの各ドライバ/レシーバ部104によって、各端末データの長距離伝送を可能にしている。
【0005】
一方、回線データ処理部103は、交換機100の内部バスからのシリアルデータを回線インタフェース部102側に送出したり、回線インタフェース部102において各回線を通じて受信された各端末200−1〜200−8毎のシリアルデータを内部バス側に送出したりして、回線インタフェース部102を通じて送受信される各端末200−1〜200−8の端末データに対して所要の処理を施すもので、この場合は、例えば、シリアルデータ処理用LSI105を用いてその機能が実現されている。
【0006】
このような構成により、上述の回線制御部(回線制御装置)101では、各端末200−1〜200−8の端末データが、それぞれ、対応するドライバ/レシーバ部104,シリアルデータ処理部105で上述のような各処理が施されて、各回線を通じて遣り取りされるようになっている。
なお、上述の回線制御部101は、各端末200−1〜200−8をそれぞれ複数の回線を介して収容しているが、他に、例えば図13に示すように、各端末200−1〜200−8をターミナルアダプタ(TA)201に収容することにより、各端末200−1〜200−8を1つの回線を介して収容するような回線制御部101′も存在する。なお、この場合の回線は物理的には1本であるが、各端末200−1〜200−8に対応して8つ分の仮想的なチャネルを有しており、各端末200−1〜200−8の端末データが多重化されて遣り取りされるようになっている。
【0007】
そして、この回線制御部(回線制御装置)101′も、上述の回線制御部101と同様に、回線インタフェース部102,回線データ処理部103をそなえて構成されるが、この場合は、回線インタフェース部102が、上述のドライバ/レシーバ部104に代えて、フレーマ106を有して構成される。
ここで、このフレーマ106は、回線からの多重化された端末データ(多重データ)に対して、各端末200−1〜200−8の端末データ毎のフレーム先頭位置を識別してデータ部分のみを抽出するなどのフレーム終端処理を行なったり、逆に、回線への端末データのフレームの組み立て処理を行なうものである。
【0008】
なお、回線データ処理部103のシリアルデータ処理用LSI105は、それぞれ図12により前述したものと同様のものであるが、この場合は、多重データ内において各端末データの先頭位置を認識する毎に、この多重データに対するデータ処理を施すことによって、交換機100の内部バスからの端末データを組み上げて回線インタフェース部102側に送出したり、回線インタフェース部102において回線を通じて受信された多重データを各端末200−1〜200−8毎のシリアルデータに分解して内部バス側に送出したりできるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図12又は図13により前述したような回線制御部(回線制御装置)101,101′は、いずれも、予め収容できる端末の数が設定(制限)されている(上述の場合は8台)ため、対応できるチャネル数を変更することは非常に困難である。例えば図14に示すように、回線制御部101′に、さらに8つの端末200−9〜200−16を収容して、チャネル数を「8」から「16」に増やした場合、回線インタフェース部102,回線データ処理部103ではそれぞれ8つのチャネル分の端末データしか扱えないので、これを超える分の端末データ(例えば、各端末200−9〜200−16の端末データ)は処理しきれなくなってしまう。
【0010】
そこで、従来は、例えば上述の回線制御部101又は101′を収容すべき端末数に応じて必要なだけ用意して、チャネル数の変更(増加)に対応することも考えられていたが、この場合は、非常にコストがかかるだけでなく、現実的に、回線制御部101又は101′が交換機100などの装置に収められた後では、このように回線制御部101又は101′の数を変更することは極めて困難である。
【0011】
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、1つの回線制御装置で、所定のチャネル数分を超える分の端末データを処理できるようにすることにより、低コストで、あらゆるチャネル数,回線速度にも対応できるようにした、回線制御装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明の原理ブロック図で、この図1において、1は回線制御装置、2は主回線制御部、3は副回線制御部、4はそれぞれ端末であり、さらに、主回線制御部2は、回線インタフェース部21と回線データ処理部22とをそなえ、副回線制御部3は、回線インタフェース部31と回線データ処理部32とをそなえて構成されている。
【0013】
ここで、主回線制御部2において、回線インタフェース部21は、複数の端末4を複数のチャネルを介して収容するものであり、回線データ処理部22は、この回線インタフェース部21を通じて送受信される所定チャネル数分の端末データに対して所要のデータ処理を施すものである。一方、副回線制御部3において、回線インタフェース部31は、この主回線制御部2に対してカスケード接続されうるものであり、回線データ処理部32は、この回線インタフェース部31を通じて送受信される所定チャネル数分の端末データに対して所要のデータ処理を施すものである。
【0014】
そして、この図1に示すように、主回線制御部2の回線インタフェース部21は、さらに、多重部211と分離部212とをそなえて構成されており、多重部211は、対応する回線データ処理部22で処理された連続する所定チャネル数分の端末データと、副回線制御部3の他の回線データ処理部32において所定チャネル数を超える分の端末データとして処理された連続する他の所定チャネル数分の端末データとを多重するものであり、分離部212は、入力された複数チャネル分の端末データのうち、所定チャネル数を超えない分の連続するチャネルの端末データを対応する回線データ処理部22で処理させる一方、所定チャネル数を超える分の連続する他のチャネルの端末データを副回線制御部3の他の回線データ処理部32で処理させるべく、上記の入力された複数チャネル分の端末データを分離しうるものである。
【0015】
このような構成により、上述の回線制御装置1では、入力された複数チャネル分の端末データのうち、所定チャネル数を超える分の連続するチャネルの端末データ、つまり、回線データ処理部22で処理できない端末データを分離して、他の(副回線制御部3の)回線データ処理部32で処理させることができるとともに、他の回線データ処理部32において所定チャネル数を超える分の端末データとして処理された連続する所定チャネル数分の端末データを、回線データ処理部22で処理された所定チャネル数分の端末データと多重して複数の端末4分の端末データとして送信することができる(請求項1)。
【0016】
なお、上述の副回線制御部3は複数そなえてもよく、この場合は、これら複数の副回線制御部3のうち、少なくとも1つの副回線制御部3の回線インタフェース部31が、主回線制御部2の回線インタフェース部21にカスケード接続されるとともに、他の副回線制御部3の回線インタフェース部31が、それぞれ、相互に順次カスケード接続される(請求項2)。
【0017】
また、この場合、複数の副回線制御部3の各回線インタフェース部31は、それぞれ主回線制御部2の回線インタフェース部21と同一の構成を有して構成される(請求項3)。
さらに、上述の回線制御装置1は、実際には、主回線制御部2の回線インタフェース部21が、自己が有する発振器のタイミングクロックに基づいて動作するように構成されるとともに、副回線制御部3が、主回線制御部2の動作タイミングに順次同期して動作するように構成され、これにより、副回線制御部3では、入力される所定チャネル数を超える分の端末データに対して、所要の処理を主回線制御部2の動作タイミングに順次同期した状態で行なうことができる(請求項4)。
【0018】
なお、この場合、主回線制御部2の回線インタフェース部21を、入力される端末データから抽出されるタイミングクロックに基づいて動作するように構成するとともに、副回線制御部3の回線インタフェース部31を、主回線制御部2の動作タイミングに順次同期して動作するように構成しても、副回線制御部3では、入力される所定チャネル数を超える分の端末データに対して、所要の処理を主回線制御部2の動作タイミングに順次同期した状態で行なうことができる(請求項5)。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図2は本発明の一実施形態としての回線制御装置が適用されるISDN回線を利用したネットワークの一例を示すブロック図で、この図2において、5は交換機、6はターミナルアダプタ(TA)、7はそれぞれパソコンなどの端末であり、この図2に示すように、複数の端末7は、それぞれターミナルアダプタ6に接続され、さらに、このターミナルアダプタ6が交換機5の回線制御部(LC)8に接続されることにより、複数のチャネルからなる1本の物理回線を介して交換機5に収容されている。
【0020】
図3は上述の回線制御部(回線制御装置)8の構成を示すブロック図で、この図3に示すように、回線制御部8は、主回線制御部8−1,副回線制御部8−2,8−3,・・・をそなえて構成され、主回線制御部8−1は、回線インタフェース部9,回線データ処理部10をそなえ、副回線制御部8−2,8−3,・・・は、それぞれ回線インタフェース部9′,回線データ処理部10をそなえて構成されている。
【0021】
ここで、主回線制御部8−1において、回線インタフェース部9は、上述のように、複数の端末7を複数のチャネルからなる1本の物理回線を介して収容しており、回線データ処理部10は、この場合もシリアルデータ処理用LSI14を有し、内部バス15からのデータをシリアルデータに組み上げて回線インタフェース部9側に送出したり、回線インタフェース部9で回線を通じて受信され各端末7毎に分解された端末データを受け取り内部バス15側に送出したりして、回線インタフェース部9を通じて送受信される8チャネル分の端末データに対して所要のデータ処理を施すようになっている。
【0022】
一方、副回線制御部8−2において、回線インタフェース部9′は、この主回線制御部8−1の回線インタフェース部9に対してカスケード接続されており、回線データ処理部10は、主回線制御部8−1におけるものと同様に、シリアルデータ処理用LSI14を有し、回線インタフェース部9を通じて送受信される8チャネル分の端末データに対して所要のデータ処理を施すようになっている。なお、副回線制御部8−3,・・・はそれぞれこの副回線制御部8−2と同一の構成を有して構成されるとともに、それぞれ回線インタフェース部9′がISDNインタフェースを介して順次相互にカスケード接続されている。
【0023】
さらに、この図3に示すように、主回線制御部8−1の回線インタフェース部9は、フレーマ11A,11B,発振器12,多重/分離部(MUX/DMUX)13を有し、副回線制御部8−2,8−3,・・・の各回線インタフェース部9′も、それぞれ、フレーマ11C,11D,多重/分離部(MUX/DMUX)13を有して構成される。
【0024】
ここで、回線インタフェース部9において、各フレーマ11A,11Bは、それぞれ、自己が有する発振器12から供給されるタイミングクロックに基づいて、回線を通じて受信された端末データ(多重データ)を、1フレーム毎、つまり、回線データ処理部10で処理できる8チャネル分の端末データ毎に、そのデータ部分のみを抽出するなどのフレーム終端処理を行なったり、逆に、回線へ送出すべき端末データに制御情報などを付加するなどのフレーム組み立て処理を行なうものである。
【0025】
つまり、本実施形態における回線制御部8は、回線インタフェース部9のフレーマ11Aを、回線に対して能動的にクロックを発して動作するいわゆる「NT」として定義し、回線上に対向する装置を回線から抽出したクロックにより動作するいわゆる「TE」と定義することにより相互の通信を可能にするとともに、フレーマ11Bをフレーマ11Aと同じ周波数源(発振器12),同じタイミングで動作する「NT」として定義することにより、フレーマ11A−フレーマ11B間の多重データを共有できるようにしている。
【0026】
なお、本実施形態では、フレーマ11Aから回線に対し送受信するデータと回線データ処理部10−回線インタフェース部9間の多重データは透過的である。また、多重/分離部13は、フレーマ11Aで終端された多重データをフレーマ11Bを通じて次段(副回線制御部8−2)の回線インタフェース部9′に渡したり、各シリアルデータ処理用LSI14−フレーマ11A,11B間の多重データの組み立て,分解機能を有するものである。
【0027】
具体的に、この多重/分離部13では、主回線制御部8−1の回線データ処理部10で処理された8チャネル分の端末データと、副回線制御部8−2の回線データ処理部10において8チャネルを超える分の端末データとして処理された端末データとが多重される一方、入力された複数チャネル分の端末データのうち、8チャネルを超えない分の端末データを主回線制御部8−1の回線データ処理部10で処理させ、8チャネルを超える分の端末データを副回線制御部8−2における他の回線データ処理部10で処理させるべく、受信した複数チャネル(例えば、24チャネル)分の端末データが分離されるようになっている。
【0028】
一方、各副回線制御部8−2,8−3,・・・の各回線インタフェース部9′において、フレーマ11C,11Dは、それぞれ上述のフレーマ11A,11Bと同様に、入力された端末データ(多重データ)を、1フレーム毎、つまり、回線データ処理部10で処理できる8チャネル分の端末データ毎に、そのデータ部分のみを抽出するなどのフレーム終端処理を行なったり、逆に、回線へ送出すべき端末データに制御情報を付加するなどのフレーム組み立て処理を行なうものであるが、この場合、副回線制御部8−2のフレーマ11Cは、「NT」として定義された主回線制御部8−1におけるフレーマ11Bに接続されているため、フレーマ11Bが送出するタイミングクロックを抽出して動作する「TE」と定義される。
【0029】
従って、副回線制御部8−2のフレーマ11Dは、フレーマCが抽出したクロックを受けて動作する「NT」として定義され、同様に、副回線制御部8−3のフレーマ11Cは「TE」、副回線制御部8−3のフレーマ11Dは「NT」として定義される。
つまり、本実施形態における回線制御部8は、主回線制御部8−1の回線インタフェース部9が、自己が有する発振器12のタイミングクロックに基づいて動作するように構成されるとともに、副回線制御部8−2,8−3,・・・が、主回線制御部8−1の動作タイミングに順次同期して動作するように構成されているのである。
【0030】
この結果、各回線インタフェース部9,9′におけるフレーマ11A〜11Dは全て発振器12から発振される同一の周波数のタイミングクロックで動作し、同じ多重データを取り扱うことが可能になる。
次に、図4は上述の回線インタフェース部9(又は9′),回線データ処理部10の詳細構成を示すブロック図で、この図4に示すように、まず、回線インタフェース部9(又は9′)において、フレーマ11A(又は11C)は、フレーマ処理部(FRAMER Main) 16A,発振器12が発振する周波数のタイミングクロックに相当するクロック(例えば、8kHz)を生成するDPLL(Digital Phase Locked−Loop) 部17Aを有して構成され、フレーマ11B(又は11D)は、フレーマ処理部(FRAMER Sub)16B,DPLL部16Aで生成されるクロックと同一の周波数をもつクロックを生成するDPLL部16B及びDPLL部16Aの出力の一部とDPLL部16Bの出力とを選択的に出力するセレクタ18を有して構成される。
【0031】
また、多重/分離部13は、多重部(MUX)19A,19B,分離部としての複数のセレクタ20及びチャネル割当信号生成部(STPA)23〜26を有して構成され、回線データ処理部10は、シリアルデータ処理用LSI14としてのIMP27〜30を有して構成される。
ここで、多重部19Aは、後述するチャネル割当信号(SYNC #A〜D) と、IMP27〜30が送出する端末データ(TDATA#A〜D)とのANDを取る(論理積演算を行なう)ことにより、IMP27〜30からの各データ(回線データ処理部10で処理された分のデータ)と、フレーマ処理部16Bからのデータ(他の回線データ処理部10で処理されたデータ)とを多重するもので、例えば、図5に示すように、ANDゲート191〜194,1入力反転型のANDゲート195及びORゲート196を用いて構成されている。
【0032】
そして、例えば図6(a)〜図6(e)に示すようなタイミングでデータが各IMP27〜30,フレーマ処理部16Bからそれぞれ送出されたとすると、この多重部19Aでは、図6(f)に示すような多重データ(DSTi)が得られるようになっている。
また、多重部19Bは、例えば、図7に示すように、多重部19Aと同様の構成を有して構成されるが、この場合は、各ANDゲート191〜194の1入力に「0」が入力されるように設定することにより、他の回線インタフェース部9′のフレーマ処理部16Aからのデータ(他の回線データ処理部10で処理されたデータ)のみがフレーマ処理部16Bへ出力されるように設定されており、例えば図8(a)〜図8(e)に示すようなタイミングで各IMP27〜30,フレーマ処理部19Bからデータが送出されたとすると、図8(f)に示すようなタイミングで多重データ(DSTi)がフレーマ処理部16Aへ出力されるようになっている。
【0033】
つまり、上述の多重部19A(19B)では、フレーマ11B(11A)に入力された端末データの多重も行なわれるようになっている。
さらに、各セレクタ20は、それぞれ前述のようなカスケード接続を実現するためのもので、任意のフレーマ(11A〜11D)に接続するよう設定することにより、2つの回線を制御できるようになっており、これにより、入力された複数チャネル分の端末データのうち、所定チャネル数(本実施形態では、後述するように8チャネル)を超えない分の端末データを回線データ処理部10で処理させる一方、所定チャネル数を超える分の端末データを他の回線データ処理部10で処理させるべく、入力された複数チャネル分の端末データが分離されるようになっている。
【0034】
また、チャネル割当信号生成部23〜26は、それぞれ、後述する回線データ処理部10におけるIMP27〜30とフレーマ11A,11B(又は11C,11D)間で送受信するデータ(RDATA#A〜D:フレーマ処理部16A,16Bでフレーム終端された後のデータ,TDATA#A〜D:各IMP27〜30が送出するデータ) と同期したチャネル割当信号(TDATA#A〜D)を生成するものである。
【0035】
なお、各IMP27〜30は、チャネル割当信号生成部23〜26が送出する信号(SYNC#A〜D)によりイネーブルされている期間のみデータの入出力を行なうように設定されている。また、この図4において、BCLK#A〜DはIMP27〜30とフレーマ11A,11B(又は11C,11D)間で送受信するデータ(RDATA,TDATA) と同期したクロックである。
【0036】
これにより、この多重/分離部13では、前述したごとく、回線データ処理部10で処理された端末データと、他の回線データ処理部10において処理できない端末データとして処理された端末データとが多重される一方、入力された複数チャネル分の端末データのうち、処理可能な分の端末データを回線データ処理部10で処理させ、処理不可能な分の端末データを分離して他の回線データ処理部10で処理させることができるようになる。
【0037】
以下、上述のごとく構成された本実施形態における回線制御部(回線制御装置)8の動作について詳述する。なお、以下では、最大24チャネルが使用可能なI431インタフェースの場合、つまり、図2において、例えば、交換機5がターミナルアダプタ6を介して1本の回線に64kbpsの端末7を24台収容している場合を例に説明する。
【0038】
まず、各端末7からターミナルアダプタ6を通じて本回線制御部8に、例えば、図9(a)に示すように24チャネル分のデータが時分割多重された多重データが入力されたとすると、本回線制御部8の主回線制御部8−1では、自己が有する発振器12から供給されるタイミングクロックに基づいて、フレーマ11Aにより、回線を通じて受信された端末データ(多重データ)に対してフレーム終端処理が施されて、フレーム終端後の(データ部分のみの)多重データが多重/分離部13へ出力される。
【0039】
そして、多重/分離部13では、これら24チャネル分の多重データのうち、対応する回線データ処理部10にて処理可能なチャネル番号1〜8の8チャネル分のデータ(チャネル)が識別され、それぞれ図9(b)〜図9(d)に示すようなタイミングで回線データ処理部10へ出力される一方、回線データ処理部10で処理できない8チャネルを超える分の端末データ(チャネル番号9〜24の16チャネル分の端末データ)が、各セレクタ20(分離部:図4参照)によって分離され、フレーマ11Bへ出力される。
【0040】
そして、これら16チャネル分の多重データは、フレーマ11Bによって、上述のフレーマ11Aでのフレーム終端処理とは逆にフレーム組み上げ処理などが行なわれて、ISDNインタフェースを通じて、他の(副回線制御部8−2の)回線インタフェース部9′へ出力される。なお、この時点での16チャネル分の多重データは、図9(e)のように表される。
【0041】
さらに、回線インタフェース部9′では、フレーマ11Cによって、この16チャネル分の多重データから発振器12のタイミングクロックが抽出され、この抽出したクロックに基づいて、フレーム終端処理などが行なわれたのち、同様に、対応する回線データ処理部10にて処理可能な8チャネル分の多重データ(チャネル番号9〜16の端末データ)が、例えば図9(f)〜図9(i)に示すようなタイミングで、多重/分離部13を通じて回線データ処理部10へ出力される。
【0042】
一方、この場合も、主回線制御部8−1から入力された16チャネル分の端末データのうち、対応する回線データ処理部10にて処理できない8チャネルを超える分の多重データ(チャネル番号17〜24の端末データ)が、多重/分離部13により分離されて、さらに、フレーマ11Dを通じて、他の(副回線制御部8−3の)回線インタフェース部9′のフレーマ11Cへ出力される。
【0043】
そして、以降は、副回線制御部8−2の回線インタフェース部9′で行なわれた処理と同様の処理が、副回線制御部8−3の回線インタフェース部9′でも行なわれることにより、図9(j)に示すようなチャネル番号17〜24の端末データが対応する回線データ処理部10に配信され、それぞれ処理される。
以上のように、本実施形態における回線制御部(回線制御装置)8によれば、主回線制御部8−1に入力された複数チャネル分(24チャネル分)の端末データのうち、所定チャネル数(8チャネル)を超える分の端末データ、つまり、内部の回線データ処理部10で処理できない端末データを分離して、他の(副回線制御部8−2,8−3の)回線データ処理部10で処理させることができる。
【0044】
従って、既存の回線データ処理部10をそのまま利用して、極めて容易に、1次群インタフェースの全てのチャネルのデータに対応することが可能になる。また、インタフェースに応じては、さらに副回線制御部8−2(又は8−3)を相互に順次カスケード接続していくことで、いかなるチャネル数にも拡張することができるので、回線制御部8の規模を最小限に抑えながらその汎用性を大幅に向上させることができる。
【0045】
なお、本実施形態では、図3に示すように、主回線制御部8−1の回線インタフェース部9において、回線に接続されるフレーマ11Aを、自己が有する発振器12から供給されるタイミングクロックに基づいて動作する「NT」と定義したが、回線インタフェース部9′におけるフレーマ11Cと同様に、「TE」と定義した場合でも上述と同様の作用・効果が得られる。
【0046】
例えば、この場合、回線制御部8は、図10に示すように、上述の発振器12を省略して構成され、フレーマ11AはISDN回線からクロックを抽出して動作する「TE」として定義される。そして、フレーマBは「NT」として定義され、フレーマ11Aが回線から抽出したクロックに基づいて動作するように設定され、これにより、各フレーマ11A,11Bは同じタイミングで動作するようになり、同じ多重データを取り扱うことが可能になる。
【0047】
なお、副回線制御部8−2,8−3の回線インタフェース部9′における各フレーマ11C,11Dは、それぞれ、図3におけるものと同様の設定で上述と同様の動作が可能になる。
つまり、この回線制御部8は、主回線制御部8−1の回線インタフェース部9が、入力される端末データから抽出されるタイミングクロックに基づいて動作するように構成されるとともに、副回線制御部8−2,8−3の回線インタフェース部9′が、この主回線制御部8−1の動作タイミングに順次同期して動作するように構成されている。
【0048】
従って、この場合も、副回線制御部8−2,8−3では、上述と同様に、入力される所定チャネル数(8チャネル)を超える分の端末データに対して、各処理を主回線制御部8−1の動作タイミングに順次同期した状態で行なうことができ、同様の効果ないし利点が得られる。
なお、本実施形態では、各端末7から回線インタフェース部9,9′を通じて回線データ処理部10に送受信されるデータを64kbpsの固定速度としたが、例えば、64kbps×n(ただし、n=0〜24)の任意の速度の回線に適用することが可能である。ただし、この場合、チャネル総数は「24」の固定であるため、収容可能な端末7の数は適用する回線速度に応じて減少する。
【0049】
例えば、端末7を接続する全ての回線の回線速度を128kbpsとすると、
64kbps×24÷128kbps=12
となり、この場合は、12台の端末7が収容可能である。
また、本実施形態では、適用インタフェースをI431インタフェースとしたが、本発明はこれに限定されず、例えば、I430インタフェース,I431−bインタフェースなどに対して適用することも可能である。なお、この場合の最大チャネル数はI430インタフェースで「2」,I431−bインタフェースでは「32」となる。
【0050】
さらに、本実施形態の回線制御部8は、交換機5に適用しているが、例えばターミナルアダプタ6などの装置に適用することも可能である。
【0051】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の回線制御装置によれば、主回線制御部に入力された複数チャネル分の端末データのうち、所定チャネル数を超える分の連続するチャネルの端末データ、つまり、内部の回線データ処理部で処理できない端末データを分離して、他の(副回線制御部の)回線データ処理部で処理させることができるので、既存の回線データ処理部をそのまま利用して、本来は処理できない所定チャネル数を超える分の端末データを、極めて容易に処理することができる(請求項1)。
【0052】
そして、上述の主回線制御部の回線インタフェース部と同一の構成を有する副回線制御部を複数そなえて、これら複数の副回線制御部のうち、少なくとも1つの副回線制御部の回線インタフェース部を、主回線制御部の回線インタフェース部にカスケード接続するとともに、他の副回線制御部の回線インタフェース部を、それぞれ、相互に順次カスケード接続すれば、あらゆるチャネル数,回線速度のデータにも対応することができ、その装置規模を最小限に抑えながら装置の汎用性を大幅に向上させることができる(請求項2,3)。
【0053】
また、このとき、主回線制御部の回線インタフェース部を、自己が有する発振器のタイミングクロック、あるいは、入力される端末データから抽出されるタイミングクロックに基づいて動作するように構成するとともに、副回線制御部の回線インタフェース部を、主回線制御部の動作タイミングに順次同期して動作するように構成すれば、副回線制御部では、入力される所定チャネル数を超える分の端末データに対して、多重又は分離などの所要の処理を確実に行なうことができる(請求項4,5)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態としての回線制御装置が適用されるISDN回線を利用したネットワークの一例を示すブロック図である。
【図3】本実施形態における回線制御部(回線制御装置)の構成を示すブロック図である。
【図4】本実施形態における回線インタフェース部,回線データ処理部の詳細構成を示すブロック図である。
【図5】本実施形態における回線インタフェース部,回線データ処理部の要部の概略構成を示すブロック図である。
【図6】(a)〜(f)はそれぞれ本実施形態における回線インタフェース部,回線データ処理部の動作を説明するためのタイムチャートである。
【図7】本実施形態における回線インタフェース部,回線データ処理部の要部の概略構成を示すブロック図である。
【図8】(a)〜(f)はそれぞれ本実施形態における回線インタフェース部,回線データ処理部の動作を説明するためのタイムチャートである。
【図9】(a)〜(l)はそれぞれ本実施形態における回線制御部(回線制御装置)の動作を説明するためのタイムチャートである。
【図10】本実施形態における回線制御部(回線制御装置)の他の構成を示すブロック図である。
【図11】一般的なISDNの交換ネットワークの一例を示す図である。
【図12】従来の回線制御部(回線制御装置)の構成を示すブロック図である。
【図13】従来の回線制御部(回線制御装置)の他の構成を示すブロック図である。
【図14】従来の回線制御部(回線制御装置)の課題を説明するための図である。
【符号の説明】
1 回線制御装置
2,8−1 主回線制御部
3,8−2,8−3 副回線制御部
4,7 端末
5 交換機
6 ターミナルアダプタ
8 回線制御部(回線制御装置:LC)
9,9′,21,31 回線インタフェース部
10,22,32 回線データ処理部
11A〜11D フレーマ
12 発振器
13 多重/分離部(MUX/DMUX)
14 シリアルデータ処理用LSI
15 内部バス
16A,16B フレーマ処理部(FRAMER Main,Sub)
17A,17B DPLL(Dgital Phase Locked−Loop)部
18,20 セレクタ
19A,19B 多重部(MUX)
23〜26 チャネル割当信号生成部(STPA)
27〜30 IMP
191〜194 ANDゲート
195 1入力反転型ANDゲート
196 ORゲート
211 多重部
212 分離部
Claims (5)
- 複数の端末を複数のチャネルを介して収容する回線インタフェース部、及び該回線インタフェース部を通じて送受信される所定チャネル数分の端末データに対して所要のデータ処理を施す回線データ処理部を有する主回線制御部と、
該主回線制御部に対してカスケード接続されうる回線インタフェース部、及び当該回線インタフェース部を通じて送受信される所定チャネル数分の端末データに対して所要のデータ処理を施す回線データ処理部を有する副回線制御部とをそなえ、
該主回線制御部において、該回線インタフェース部が、
対応する該回線データ処理部で処理された連続する該所定チャネル数分の端末データと、該副回線制御部の他の回線データ処理部において該所定チャネル数を超える分の端末データとして処理された連続する他の該所定チャネル数分の端末データとを多重する多重部と、
入力された複数チャネル分の端末データのうち、該所定チャネル数を超えない分の連続するチャネルの端末データを対応する該回線データ処理部で処理させる一方、該所定チャネル数を超える分の連続する他のチャネルの端末データを該副回線制御部の他の回線データ処理で処理させるべく、上記の入力された複数チャネル分の端末データを分離しうる分離部とをそなえて構成されたことを特徴とする、回線制御装置。 - 該副回線制御部を複数そなえ、これら複数の副回線制御部のうち、少なくとも1つの副回線制御部の回線インタフェース部が、該主回線制御部の該回線インタフェース部にカスケード接続されるとともに、他の副回線制御部の回線インタフェース部が、それぞれ、順次相互にカスケード接続されていることを特徴とする、請求項1記載の回線制御装置。
- 該複数の副回線制御部の各回線インタフェース部が、それぞれ該主回線制御部の該回線インタフェース部と同一の構成を有して構成されたことを特徴とする、請求項2記載の回線制御装置。
- 該主回線制御部の回線インタフェース部が、自己が有する発振器のタイミングクロックに基づいて動作するように構成されるとともに、該副回線制御部の回線インタフェース部が、該主回線制御部の動作タイミングに順次同期して動作するように構成されたことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の回線制御装置。
- 該主回線制御部の回線インタフェース部が、入力された端末データから抽出されるタイミングクロックに基づいて動作するように構成されるとともに、該副回線制御部の回線インタフェース部が、該主回線制御部の動作タイミングに順次同期して動作するように構成されたことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の回線制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30958195A JP3573549B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 回線制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30958195A JP3573549B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 回線制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09154192A JPH09154192A (ja) | 1997-06-10 |
JP3573549B2 true JP3573549B2 (ja) | 2004-10-06 |
Family
ID=17994760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30958195A Expired - Fee Related JP3573549B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 回線制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3573549B2 (ja) |
-
1995
- 1995-11-28 JP JP30958195A patent/JP3573549B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09154192A (ja) | 1997-06-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20030091059A1 (en) | Master-slave communications system and method for a network element | |
JPS61135243A (ja) | 多重伝送方法 | |
US5805601A (en) | System for controlling signal transfer between a plurality of devices | |
US4970719A (en) | Digital signal multiplexing apparatus | |
JP2915216B2 (ja) | 光学スイッチング装置 | |
JP3573549B2 (ja) | 回線制御装置 | |
JP3649877B2 (ja) | 時分割多重システムにおけるハイブリッド タイムスロット及びサブタイムスロット動作 | |
JP2626487B2 (ja) | 伝送装置 | |
EP1298867B1 (en) | Master-slave communication system and method for a network element | |
KR100208196B1 (ko) | 셀프간 인터페이스장치 | |
JPH0834461B2 (ja) | フレ−ムアライナ回路 | |
KR100237389B1 (ko) | 근원지 동기 전송 방식을 사용하는 독립 동기 방식 시스템의 상호 연결망 | |
JP3009901B2 (ja) | Isdnインターフェース方式 | |
JPH0787055A (ja) | インタフェース装置 | |
JPS6039937A (ja) | 同期方式 | |
JPS6360636A (ja) | 多重分離方式 | |
JPH0482338A (ja) | 多重分離装置 | |
JPS62151045A (ja) | 多重変換装置の同期信号伝送方式 | |
JPH033032A (ja) | インターフェース回路 | |
JPH04302551A (ja) | 多重化装置 | |
JPH0520011B2 (ja) | ||
JPH06177850A (ja) | Adm装置 | |
JPH0548559A (ja) | 多重化装置 | |
JPS63227229A (ja) | 多重化伝送方法および多重化伝送装置 | |
JP2004040475A (ja) | データバス処理回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040308 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040316 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040512 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040622 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040629 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080709 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090709 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100709 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100709 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110709 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110709 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120709 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120709 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |